JP2015513274A - 干渉キャンセル手順を改善する方法、装置及びコンピュータプログラム製品 - Google Patents

干渉キャンセル手順を改善する方法、装置及びコンピュータプログラム製品 Download PDF

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Abstract

本発明は、ターミナル装置の態様のもとで、コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備えた装置であって、コントロールモジュールは、トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を報告し、及びトランシーバモジュールを経てハンドオーバーインストラクションを受け取る、ように構成され、ハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するためメモリモジュールに情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含むものである、装置を提案する。又、ネットワークトランシーバデバイスの態様の下では、コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備えた装置であって、コントロールモジュールは、トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を表わすレポートを受け取り、そしてそのレポートを処理する際に、トランシーバモジュールを経てハンドオーバーインストラクションを発生し、そのハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するためターミナル装置のメモリモジュールに情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含むものである、装置が提案される。同様に、本発明は、それに対応する方法、及び各々のコンピュータプログラム製品を包含する。更に、ハンドオーバーが遂行される装置に関連したネットワークトランシーバデバイスも包含される。【選択図】 図3

Description

本発明は、干渉キャンセル手順を改善する方法、装置及びコンピュータプログラム製品に関する。より詳細には、本発明は、セル間干渉が生じ得るセルラーネットワーク環境で動作する移動通信システムに適用できるそのような方法、装置及びコンピュータプログラム製品に関する。
移動データ送信及びデータサービスは絶えず進歩している。そのようなサービスが益々浸透するにつれて、ユーザ装置UE(又は移動ステーションMS、等;規格が異なると、異なる名前が適用される)のようなターミナル装置は、セルラーネットワーク環境内で通信することができる。例えば、ターミナル装置UEは、サービングネットワークトランシーバステーション(例えば、ベースステーションBS又はNodeB又は進化型NodeB、eNB)により一般的に採用された利用可能なシステムコンフィギュレーション及びそれに関連したネットワークアーキテクチャーに基づいてそれが配備されるか又は「キャンピング」するネットワーク環境内で通信を行う。
しかしながら、典型的に、それらのセルラーネットワーク環境は、干渉を生じる傾向があり、又、ネットワークトランシーバ装置(例えば、ベースステーション、NodeB、又は進化型NodeB、eNB)のようなあるネットワークエンティティが別のネットワークトランシーバ装置との送信と干渉する限り、セル間干渉が生じ得る。そのような干渉現象は、ネットワークトランシーバ装置が異なる送信電力を適用し、ひいては、それらが表わすセルのカバレージエリアが異なる場合に、増加し及び/又はより顕著となる。1つの典型的なそして規範的な手順は、例えば、いわゆるマクロセル(マクロeNBに関連し/それにより画成される)を、そのマクロセルのカバレージ内に配備される1つ以上のピコ又はフェムトセル(ピコ/フェムトeNBに関連し/それにより画成される)と一緒に採用するセルラーネットワーク環境である。
以下、そのような手順を参照して、本発明の態様を例示的に述べる。本発明を分かり易くそして理解し易くするために、説明上、LTE又はLTE−A(長期進化、LTEアドバンスト)の通信システムを参照する。しかしながら、そのような特定のシステムを参照しそして特定のシグナリング名又はチャンネル名、或いはそのような通信ネットワーク又は部分ネットワーク環境を構成するエンティティの名前を使用することは、本発明をそれらの特定例に限定することを意図するものではない。むしろ、本発明の原理は、LTE/LTE−Aに比して異なるチャンネル/シグナリング/エンティティ名を採用する他の通信システムに適用することもできる。
又、マクロ/ピコセル環境も一例として使用されるものであり、そして(セル間)干渉が生じるか又は各セル間に生じると予想される限り、例えば、複数のマクロセル/マクロeNB及び/又はマクロセル内の複数のピコ/フェムトeNBを有する環境のような他の環境も使用できる。
UEのようなターミナルが「移動」しながらそのような環境で通信し、従って、ネットワーク環境及び1つ以上のセルのカバレージ内を移動する場合に、ターミナルは、時間と共に異なるネットワークトランシーバ装置eNBによるサービスを受ける。サービングネットワークトランシーバ装置を切り換えるために、ターミナルは、最初のサービングネットワークトランシーバ装置(ソース)からターゲットネットワークトランシーバ装置(ハンドオーバー時に、新たなサービングネットワークトランシーバ装置となる)へハンドオーバーされねばならない。
従って、ターミナルUEがセルレンジ拡張エリアにおいてマクロセルからピコセルへのハンドオーバーを行うときには、ターミナルUEは、セル特有の参照信号(CRS)干渉キャンセル(IC)を行う上でそれ自身の助けとなるように何らかのシグナリングを必要とする。この点に関して、例えば、ネットワークがレンジ拡張(RE)を使用してセルを配備する状況では優れた全体的性能を可能にするためにUEの進歩型受信器において3GPP(第三世代パートナーシッププロジェクト)で既に研究が進められている。これまで、それらの研究では、セル特有の参照信号干渉キャンセル(CRS IC)は、UEによって接続モードで使用されねばならず、且つ理想的モードのUEがCRS ICを適用する必要があるとは思われないという理解である。改善型ICIC(eICIC)が使用されそしてネットワークがピコ/マクロ整合のほぼブランクサブフレーム(ABS)ミューティングの概念を使用することによってレンジ拡張(RE)を適用するようなネットワークでも、eNBからダウンリンク(DL)のほぼブランクサブフレーム(ABS)には、ある程度の情報が依然送信される。例えば、レガシーUEのサポートにより、ABS及び他のDL信号、例えば、一次ブロードキャストコントロールチャンネルPBCHには、CRSが依然送信される。ABSにおけるこれらの送信は、干渉を引き起こし、従って、CRS ICの適用によりこの干渉をキャンセルできる進歩型受信器形式を適用することでこの干渉からUE側への影響をどのように制限するかの研究が進められている。
しかしながら、CRS ICを適用するには、UEは、どのCRSを打ち消すか、及び1つ以上の干渉するeNBからの送信に関する他の基本的な情報を知る必要がある。又、最も効率的なシステム解決策を得るために、ネットワークからのサポートは、そのような関連情報の形態でUEに与えなければならない。
現在、eICICは、UEにより接続モードのみにおいて使用されている。ほとんどのケースでは、ピコRE領域のUEは、マクロセルに先ずアイドルモードでキャンプし、次いで、接続設定後に、eNBは、UEをピコセルへハンドオーバーする。このように、マクロeNBがUE通信の「取り扱い」をピコeNBへ移管すると、マクロから(ピコへ)のオフロード利得に到達する。
関連するネットワークシグナリングは、専用無線リソースコントロール(RRC)シグナリングによるか、又はハンドオーバー(HO)コマンドに情報を含ませる、等の多数の別々の仕方で、行うことができる。
しかしながら、HOコマンドに情報を含ませることに伴う問題は、このコマンドが通常セルの縁で送信されることである。しかしながら、セルの縁(即ち、隣接セルの境界)では、UE側の受信が不成功になる確率が若干高くなる(例えば、縁ではサービングeNBの信号強度が低く及び/又は潜在的なターゲットeNBからの干渉が増加するために)。それに加えて、(最も)干渉するセルの1つ(又は少なくとも打ち消すべき顕著な干渉点(DIP))が、HOを遂行する(サービング)セルになると予想される。
従って、CRS ICに関するそのような手順においてターミナルの適切な動作を可能にするようにそのようなシステムを更に改善する必要があると共に、対応するターミナル及びネットワークトランシーバ装置のための改善された方法、装置及びコンピュータプログラム製品を提供する必要がある。
本発明の種々の態様は、特許請求の範囲に規定される。
本発明の第1の態様によれば、次のものが提供される。
請求項6に記載の装置;
請求項15に記載の装置;及び
請求項21に記載の装置。
本発明の第2の態様によれば、次のものが提供される。
請求項1に記載の方法;
請求項11に記載の方法;及び
請求項18に記載の方法。
各装置/方法の更に別の効果的な展開は、各従属請求項に規定される。
本発明の第3の態様によれば、コンピュータにおいてプログラムが実行されるときに、上述した方法の態様を遂行するよう構成されたコンピュータ実行可能なコンポーネントを含むコンピュータプログラム製品が提供される。そのコンピュータプログラム製品(1つ又は複数)は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体として実施される。
従って、性能の改善は、少なくとも規範的な実施形態において、UEが少なくともサービングセルの必要な情報を記憶すべきとの指示、即ちターゲットセル内でCRS ICを遂行するに必要な少なくともサービングマクロeNB(そこからHOコマンドが受け取られる)の情報を記憶すべきとの指示、をHOコマンドに採用する方法、装置及びコンピュータプログラム製品をベースとする。
従って、少なくとも規範的な実施形態では、実際の情報がHOコマンドに含まれるのではなく、UEがHOターゲットセルに使用するためのそのような情報(少なくともその一部分)を記憶すべきとの指示だけが含まれる。
UEがターゲットセル、例えば、ピコeNBへのハンドオーバーを実行した後に、付加的な干渉キャンセルが必要となる場合に、ピコeNBは、以前のマクロeNB情報を除いて、CRS干渉を打ち消す必要のあるセルに関するより多くのセル情報をUEに与える。
或いは又、HOコマンドは、UEがサービングセルのCRS IC情報より多くの情報をサービングセル即ちマクロeNBに関連したCRS IC情報の1つとして同様に記憶すべきであることをネットワークがUEに指示するように設計される。即ち、そのような別の態様では、HOコマンドは、ハンドオーバー後にターゲットセルに使用するためにUEに記憶されるべき1つ以上の特定のセル情報(例えば、サービングセル内の先のポイントにおいて受け取られた)をより詳細に指示する。
本発明の少なくとも規範的な態様によれば、次の効果の1つ以上を達成することができる。
−ターミナルUEの実施が容易であり/複雑でない;
−優れた干渉キャンセル性能が得られる;
−シグナリングされる情報のサイズ即ち量をできるだけ低く保持でき、情報がHO手順において送信されるときに正しく受信される確率を高める;
−HOコマンドにおいてUEへシグナリングされる必要のあるCRS IC情報の量がここに提案する手段により減少される;
−効率的なシグナリング;
−低いシグナリングオーバーヘッド;
−HOコマンドサイズの減少;及び
−加えて、いずれの場合も、以前のサービングマクロセルは、顕著な干渉ポイント(DIP)であり、且つ多くの場合に、UEでこのDIP CRS干渉を打ち消すのに充分なものであり、これは、単一のセル干渉を打ち消す必要があるか複数のセル干渉を打ち消す必要があるかに関わらず、どんな状況にあっても、本発明の態様が重要であることを意味する。
本発明の規範的な実施形態を完全に理解するために、添付図面を参照して、以下に詳細に説明する。
ターミナルUEのブロック回路図である。 マクロeNB又はピコ/フェムトeNBのブロック回路図である。 本発明が適用される、セル間干渉が生じ得るセルラーネットワーク環境の一例を示す。 本発明の一実施形態によりターミナルUEと規範的なマクロeNB及びピコeNBとの間で交換される信号のシグナリングである。
本発明の規範的な態様/実施形態を以下に説明する。
図1Aは、ターミナルUEのブロック回路図であり、そして図1Bは、マクロeNB又はピコ/フェムトeNBのブロック回路図である。
本発明の態様は、少なくとも規範的態様のもとで、UE10aのようなターミナル装置において又はUEのデバイス11aのようなその一部分において実施されることに注意されたい。ターミナルUEの対応するブロック回路図が図1Aに示されている。そのようなデバイス11aは、装置110aのチップ又はチップセット或いは別のサブユニット、等である。デバイス11aは、少なくともメモリモジュールMEM111aを備え、ここにはソフトウェアコード部分及び/又はデータが記憶される。メモリモジュール111aは、プロセッサ又はCPU又はASICのようなコントロールモジュール112aに接続される。コントロールモジュール112aは、トランシーバモジュール113aに接続される。トランシーバモジュール113aは、ネットワークトランシーバデバイスのようなネットワークエンティティを経て他のターミナルと通信するように構成され、即ちLTE又はLTE−Aのような関連サービスのために構成される。
同様に、本発明の少なくとも別の規範的態様のもとで、eNB10bのような装置は、本発明の態様に基づくデバイス11bを備えている。マクロeNB及び/又はピコ/フェムトeNBの対応するブロック回路図が図1Bに示されている。そのようなデバイス11bは、装置110bのチップ又はチップセット或いは別のサブユニット、等である。デバイス11bは、少なくともメモリモジュールMEM111bを備え、ここにはソフトウェアコード部分及び/又はデータが記憶される。メモリモジュール111bは、プロセッサ又はCPU又はASICのようなコントロールモジュールctrl 112bに接続される。コントロールモジュール112bは、トランシーバモジュール113bに接続される。トランシーバモジュール113bは、(任意であるが、更に別のネットワークエンティティを経て)UEと通信するように構成され、即ちLTE又はLTE−Aのような関連サービスのために構成される。
ハードウェア「中心」ではなくソフトウェア「中心」である本発明の実施形態のもとでは、各モジュールは、対応する機能的手段として実施される(本発明の要旨から逸脱せずに)ことに注意されたい。
図2は、本発明の実施形態が適用される、セル間干渉が生じ得るセルラーネットワーク環境の一例を示す。
図2に示すように、マクロeNBは、ソースセルを画成し、それと共に/その中でターミナルUEが通信し、即ち通信のための接続状態にある。(外側の太い線で表わされた)マクロセルのカバレージエリア内では、ピコeNBが存在してピコセルを画成する。ピコeNB(ピコセル)は、ターミナルUEがマクロeNB(マクロセル)からハンドオーバーされるところのターゲットeNB又はセルを表わす。ピコセルのカバレージエリアは、小さな丸い太線で現される。ピコセルは、図2に示すように、レンジ拡張RE領域により取り巻かれている。レンジ拡張RE領域は、例えば、ネットワーク最適化、及び/又はマクロeNBとピコeNBとの間の干渉バランスのためにマクロeNBがハンドオーバーオフセットを調整する場合に「付加的な」カバレージ又は拡張カバレージを表わす。本発明の態様では、フェムトセル/eNBも適用できることに注意されたい。というのは、フェムトeNBは、カバレージエリアが依然小さい以外は、ピコeNBと同様とみなされるからである。
そのような手順/環境は、eICICを検討するとき多くのケースに存在し、即ち使用ケースがマクロセルのカバレージ内のREを使用するピコセルであるとき存在する。そのような手順における顕著な干渉ポイントは、ピコセルが下に配備されるマクロセルである。これは、もちろん、1つの状況に過ぎない。他のものもあるが、この手順を使用して、少なくとも本発明の態様がどのように実現されるか説明する。又、更なるDIPキャンセルの複雑さに比して、即ち4つ以上の顕著な干渉ポイント(DIP)の打ちし消しに比して、2から3の最も強いDIPを打ち消すだけで充分であることが示されていることに注意されたい。
別の使用ケース又は実施手順は、小さなセルが配備されてREが使用される同期型FDD E−UTRAN(FDD:周波数分割デュープレックス、E−UTRAN:エンハンストユニバーサル地上無線アクセスネットワーク)ネットワークでターミナルUEが動作される手順により表わされる。(HOコマンドが受け取られる)現在サービングセルから必要な情報をUEが記憶すべきであることをHOコマンドに示す別の例は、少なくともそのような同期型ネットワークに対して、CRS IC目的のために必要な情報を(サービング)セルからターミナルUEが一般的に記憶することを明示する際に存在し、これは、例えば、ターミナルがそのようなネットワークに加入/アクセスするときに実行され/シグナリングされる。別の態様は、例えば、測定コンフィギュレーションRRCConectionReconfigurationにおいて他のRRCシグナリングメッセージを使用してUEへこれをシグナリングすることである。しかしながら、ここに述べるこれらの全ての例は、非限定例であることに注意されたい。
又、本発明の適用は、REの使用に関連したピコセル構成及びICICに限定されない。むしろ、これは、本発明の態様を述べる一例に過ぎず、本発明は、セル間干渉キャンセルICICのための他のセル手順/コンフィギュレーションに適用でき、例えば、セル特有の参照信号干渉キャンセルCRS ICに適用できるだけでなく、一例として、一次ブロードキャストチャンネルPBCHキャンセルにも適用できる。干渉キャンセルに関連した他の使用ケースも考えられるので、上述した例も、本発明を限定するものではない。
図2に示す手順/環境を参照して、本発明の態様を以下に説明する。
UEは、それがマクロeNBによってサービスされるとき、UEが別のセル(例えば、ピコセル)によりサービスされるときにそのマクロセルから生じるCRS ICを遂行するために、マクロeNB/セルに関する全ての必要な情報を有する。更に、UEは、それがマクロセルにある間にピコセル(或いは別のマクロ又はピコセル)から生じるCRS ICを可能にするため必要な情報で予め構成されてもよい。一般的に、CRS ICは、ここでは、一例として参照されるものに過ぎず、本発明の態様は、例えば、PBCH干渉キャンセルにも適用でき、又はより一般的には、他のセルからの干渉ソースに向けられた干渉キャンセル(セル間干渉キャンセルICIC)にも適用できる。
例えば、セルからのCRS ICを遂行するために必要とされる情報は、少なくとも、次のうちの1つ以上である。
−セルCRSポート情報;
−セルマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)コンフィギュレーション情報;及び
−セル繰り返しプレフィックスCPも有用である。
UEがピコセルを検出しそしてHO候補としてマクロeNBへ報告したときに、ネットワークは、UEがピコセルのREにある間にUEをピコeNBへハンドオーバー(HO)することができる(図2を参照)。この場合に、全体的な性能を改善しそしてREからの利益を最大にするためにUEがREにある間にCRS ICを行わせるのが有益である。打ち消す必要のある1つの「明らかな」候補セル(最も強い干渉貢献の責任があるために)は、先のサービングマクロセルである。上述したように、UEは、ピコセルへのインバウンドHOの前にマクロセルに関する全ての必要な情報を有する。
シグナリングのオーバーヘッドを低下すると共に、整列したUE実施も保証するため、本発明の態様によれば、eNBは、HOコマンドが受け取られるセルからのCRS IC関連情報(即ち、HOコマンドを発生するセル/eNBの)をUEが記憶すべきであることをHOコマンドにおいて指示することができる。指示されると、UEは、HOターゲットセルに「キャンプ」するときにCRS IC処理に使用する情報を記憶する。
技術的仕様(TS)においてこれを実施する1つの方法は、例えば、簡単な「サービングセルCRS IC記憶」インジケータをHOコマンドに設けることである。これは、ターゲットセルに使用するための情報をUEが記憶すべきであることをネットワークが特に指示すると共に、整列実施を行うように特定の振舞いをUEに指示することを許す。
ピコeNBへのUEハンドオーバーが行われた後に、ピコeNBは、どのセルの干渉をそしてどれほど多くのセルのCRS干渉をUEにより打ち消すべきか決定する。従って、これは、HOコマンドサイズを節減するための効率的な方法である。というのは、マクロeNBは、ピコセル(ピコeNB)の「ニーズ」を厳密に知らないからである。
HOコマンドが受け取られるところのセルからのCRS IC当該情報を記憶することだけをサポートする別の仕方は、ネットワーク(例えば、eNB、又は移動管理エンティティMMEのような他のエンティティ)がハンドオーバーの前にCRS ICを使用するようにUEを構成する又は構成したことにあり、ネットワークは、少なくともサービングセルより多くの(例えば、全部、即ち全ての既知の/構成されたマクロ及び/又はピコセル/eNBからの)CRS IC情報をターゲットセルにおけるCRS ICにも適用すべきであることを指示する。
又、もちろん、HO状態においてどの情報を記憶すべきかをより詳細に(例えば、ポート番号に関して現在CRS ICコンフィギュレーションの粒度まで)通知すべき手段をネットワークにもたせることもできる。
上述した特徴は、それがなければ、HOコマンドに必要とされる所要CRS IC関連情報の量を減少し(HO直後のターゲットセルにおける高速で且つ効率的なCRS ICを可能にするために)、そしてHO直後に新たなピコセルにおけるUEへ時間に厳密なCRS ICコンフィギュレーションメッセージを送信する必要性を低減させる。
本発明の態様に関連したシグナリング図について以下に説明する。これは、図3を参照して述べる。
図3は、本発明の一実施形態によりターミナルUEと規範的なマクロeNB及びピコeNBとの間で交換されるシグナリングを示す図である。含まれるエンティティは、横方向に示されており、そしてそれらの間で交換されるシグナリング/それらにおいて行われる処理は、縦方向に示されている。ターミナルUEは、ピコeNBレンジ拡張REエリア、即ちピコeNB「通常」カバレージへの拡張に存在するように示されている。更に、UEは、マクロeNBカバレージにある。
ステップS1において、マクロeNBは、マクロeNBコンフィギュレーション情報をUEに与え、少なくとも、それらの情報で、UEは時間ドメインICIC処理(例えば、CRS ICのような)を遂行することができる。それらの情報は、隣接セル測定制限のためのマクロeNB ABSパターン、即ちMBSFNコンフィギュレーション情報を含む。任意であるが、及び/又はそれとは別に、ステップS1aにおいて、UEは、マクロeNBだけではなく、他のピコeNBにも関連した時間ドメインICIC処理のためのコンフィギュレーション情報、例えば、RRM測定のためのピコeNBアンテナ(ポート)番号情報が与えられ/それを学習するように構成される。
ステップS2において、UEは、この情報、例えば、UEが時間ドメインICIC処理(例えば、CRS IC)を遂行できるようにするコンフィギュレーション情報に気付き、この情報は、少なくともマクロeNBがソースとして働くときにそこから発生され、そして任意であるが、他のマクロeNB及び/又は1つ以上のピコeNBから発生される。
ステップS3において、UEは、例えば、検出又は測定された干渉状態に基づき或いは他の処理又は受信情報に基づいてピコeNBをハンドオーバー候補として検出する。
ステップS4において、UEは、HO候補として検出されたピコeNBを、マクロeNBで表わされるネットワークのようなネットワークへレポートする。又、このレポートは、(マクロeNBを経て)移動管理エンティティ(図3には示さず)へも送られ又は転送される。
ステップS5において、ネットワーク、即ちサービングマクロeNB及び/又はMME(図示せず)は、候補のピコeNBへのハンドオーバーHOを遂行すべきかどうかを、例えば、ハンドオーバー基準に基づいて判断し、そのハンドオーバー基準は、HO判断がなされる限り、本発明及びその態様の目的にとって特に重要でない。
ステップS6において、マクロeNBは、ターゲットピコeNBに向かってHOコマンドを発生する。そのようなコマンドは、UEがターゲットセルにおいてCRS ICのような時間ドメインICICを遂行できるようにする情報であって、コマンドが受信され及び/又は発信されるところのネットワークトランシーバ装置(即ち、(マクロ)eNB)に少なくとも関連している情報を記憶するための指示(又はインストラクション)を少なくとも含む。即ち、ステップS6aに示すように、任意であるが、CRS ICイネーブル情報を記憶するための指示/インストラクションは、UEで利用できる情報の複数のセット、例えば、ステップS1aでUEに対して構成された情報に関連している。この点に関して、CRS ICイネーブル情報を記憶するための指示/インストラクションは、少なくとも、サービングマクロeNB、他の非サービングマクロeNB、1つ以上のピコeNB(HOが遂行されるターゲットピコeNBとは異なる)に関連した時間ドメインICICイネーブル情報(例えば、CRS IC)に関するものである。記憶すべき情報のセットは、これら全てのセットであるか、或いは、例えば、セルアイデンティティ(ID)又はeNB ID又は物理的セルアイデンティティ(PCI)を使用することにより選択された複数の選択されたセットである。
ステップS7において、UEは、ハンドオーバー後にUEが(ピコeNBの)ターゲットセルにキャンプするときにICICを遂行できるようにする情報(情報のセット、即ち情報の1つ、それ以上又は全部のセット)を記憶する。
ステップS8において、UEは、ピコeNBへのHOを遂行し、そして任意のステップS8aにおいて、UEは、記憶された情報を使用してCRS ICを実行し、ステップS9において、例えば、ピコeNBに、経験した(測定された)干渉状態のレポートで通知する。
ステップS10において、ターゲットeNB(ピコeNB)は、新たに指定されたサービングeNBであり、そしてUEにより遂行されるべきCRS ICを、セルの数に関して、及びどの特定の個々のセルについて(例えば、それらのセルID/PCIに関して)CRS ICを遂行すべきかに関して、判断する。
ステップS11において、ピコeNBは、セルの数及びそのセルID/PCI、並びにキャンセルを遂行するのに必要な他の関連情報をUEに与えることにより、UEに適宜に指令する。
ステップS12において、UEは、(ステップS6及び/又はS6aで指令された)そのような使用及び/又は目的のためにUEに記憶され及び/又は配布された情報を使用して、指令されたセルに対するCRS ICを遂行する。例えば、記憶された情報セットは、セルID又はPCIに基づいて選択することができ、それらは、セルID又はPCIに基づくアドレススキームに基づいてUEのメモリMEMに記憶されている。しかし、記憶及び検索の詳細は、本発明の主要な問題ではない。
従って、少なくとも規範的な態様の以上の詳細な説明から、それらの態様によれは、本発明は、ハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を報告し、そしてハンドオーバーインストラクションを受け取り、そのハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するために情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含むものである方法(並びにそれに対応するよう構成された装置)を包含する。更に、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための情報を受け取ることを含み、その受け取られる情報は、少なくともサービングネットワークトランシーバデバイスのコンフィギュレーションに関連したコンフィギュレーション情報である。ハンドオーバー後に適用される処理は、例えば、CRS干渉キャンセル処理である。ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための情報は、セルのセル特有参照信号CRS、ポート情報、セルのマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワークMBSFN、コンフィギュレーション情報、及びセルの繰り返しプレフィックスCP、の少なくとも1つを含む。ターミナルの態様は、更に、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するため情報を記憶することも含む。
又、コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備え、コントロールモジュールは、トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を報告し、そしてトランシーバモジュールを経てハンドオーバーインストラクションを受け取るように構成され、そのハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するためメモリモジュールに情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含む。装置の他の態様は、ターミナルの態様に関する関連する方法の態様と同様である。
又、少なくとも規範的な態様の以上の詳細な説明から、それらの態様によれば、本発明は、ネットワークトランシーバデバイス及び方法に関連して、ターミナルに関する態様に比して同様の且つ対応的な「鏡像」特徴を包含する。
特に、関連ネットワークトランシーバデバイスの一例として働くいわゆるピコeNBに関して、本発明は、そのような態様のもとで、ターミナルから経験される干渉状態についてのレポートを受け取り(従って、前記一例として選択されたハンドオーバーに限定されず、そのような態様は、(ハンドオーバーに直面していない)他のUEにも適用でき)、そしてそのレポートに含まれた情報に基づいてターミナルにより遂行される干渉キャンセルを判断することを含む方法を包含する。そのような判断は、任意に又は代替的に、ピコeNB収集の干渉情報に基づいて行われる。ピコeNBは、どのセルがCRS ICを実行するかを、例えば、そのローカル情報、即ち他のセルとの干渉状態に基づいて判断できることに注意されたい。これは、UEのレポートに依存する。この方法は、更に、遂行すべき干渉キャンセル処理に関してターミナルに命令することを含み、遂行すべき干渉キャンセル処理に関してターミナルに命令することは、更に、干渉キャンセルを遂行すべきセルの数、セルのセル特有参照信号CRS、ポート情報、セルのマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワークMBSFN、コンフィギュレーション情報、及びセルの繰り返しプレフィックスCP、の少なくとも1つを含む。
同様に、そのようなピコeNBは、装置の態様のもとで、コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備えたデバイスにより表わされ、コントロールモジュールは、対応する方法の態様に基づき上述した処理を遂行するように構成される。
他のシステムも、例えば、ターミナルがハンドオーバーされるセルに使用するためにターミナルの(既に利用できる)どの情報を保存又は「受け継ぐ」べきかの指示を含むハンドオーバーコマンドに関して、それらが同一又は同様の特性を有する限り、ここに提示される原理から利益が得られる。
本発明の実施形態は、ソフトウェア、ハードウェア、アプリケーションロジック或いはそれらソフトウェア、ハードウェア及びアプリケーションロジックの組み合わせで実施される。ソフトウェア、アプリケーションロジック及び/又はハードウェアは、一般的に、メモリモジュールに存在する。メモリモジュールは、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、又はハードディスク、等の揮発性又は不揮発性メモリモジュールである。規範的な実施形態において、アプリケーションロジック、ソフトウェア又はインストラクションセットは、種々の従来のコンピュータ読み取り可能な媒体のいずれかに維持される。本書の文脈において、「コンピュータ読み取り可能な媒体」とは、コンピュータ又はスマートホン、又はユーザ装置、或いはネットワークデバイス、例えば、進化型NodeB即ちeNB(マクロeNBであるかピコeNBであるかに関わらず)のようなインストラクション実行システム、装置又はデバイスにより使用するために又はそれらに関連して使用するためにインストラクションを収容し、記憶し、通信し、伝播し又は搬送することのできる媒体又は手段である。
本発明は、これに限定されないが、特に、移動通信、例えば、LTE、LTE−A及びその後に公表されるもののもとでの環境に関連し、そしてそのようなネットワークに接続できるユーザ装置又はスマートホン或いはパーソナルコンピュータにおいて効果的に実施することができる。例えば、少なくとも1つのマクロeNB及び1つ以上のピコeNB(レンジ拡張REも任意に伴う)を適用するいわゆるCRS IC可能な手順に関与するターミナル又は装置に対して特に有用性が示される。
即ち、それは、接続される装置及び/又はそのモデムに対するチップセットとして/チップセットにおいて実施される。より一般的には、同様の環境を受ける全ての製品は、本発明が実施されることで性能の改善を見る。
要望があれば、ここに述べる異なる機能は、互いに異なる順序で及び/又は同時に遂行されてもよい。更に、要望があれば、上述した機能の1つ以上は、任意であってもよいし又は結合されてもよい。
本発明の種々の態様が独立請求項に規定されるが、本発明の他の態様は、請求項に明確に規定された組み合わせだけではなく、ここに述べる実施形態及び/又は従属請求項からの特徴と、独立請求項の特徴との他の組み合わせも包含する。
本発明の規範的な実施形態を上述したが、それらの説明は、本発明を限定するものではないことに注意されたい。むしろ、特許請求の範囲に規定する本発明の範囲から逸脱せずに、多数の変更や修正がなされ得る。
本発明は、ターミナル装置の態様のもとで、コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備えた装置であって、コントロールモジュールは、トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を報告し、及びトランシーバモジュールを経てハンドオーバーインストラクションを受け取る、ように構成され、ハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するためメモリモジュールに情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含むものである、装置を提案する。又、ネットワークトランシーバデバイスの態様の下では、コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備えた装置であって、コントロールモジュールは、トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を表わすレポートを受け取り、そしてそのレポートを処理する際に、トランシーバモジュールを経てハンドオーバーインストラクションを発生し、そのハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するためターミナル装置のメモリモジュールに情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含むものである、装置が提案される。同様に、本発明は、それに対応する方法、及び各々のコンピュータプログラム製品を包含する。更に、ハンドオーバーが遂行される装置に関連したネットワークトランシーバデバイスも包含される。
使用する規範的な略語及び頭字語のリスト
UE ユーザ装置
MS 移動ステーション
BS ベースステーション
eNB 進化型NodeB/エンハンストNodeB
LTE 長期進化
LTE−A LTEアドバンスト
HO ハンドオーバー
DIP 顕著な干渉ポイント
CRS セル特有の参照信号
CP 繰り返しプレフィックス
IC 干渉キャンセル
PBCH 一次ブロードキャストチャンネル
RE レンジ拡張
DL ダウンリンク
UL アップリンク
ABS ほぼブランクサブフレーム
ICIC セル間干渉キャンセル
eICIC エンハンストICIC(時間ドメインICIC)
FeICIC 更なるeICIC
3GPP 第三世代パートナーシッププロジェクト
RRC 無線リソースコントロール
MBSFN マルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MME 移動管理エンティティ
10a:ターミナル装置(UE)
10b:装置(eNB)
11a:デバイス
11b:デバイス
111a、b:メモリモジュール(MEM)
112a、b:コントロールモジュール(ctrl)
113a、b:トランシーバモジュール

Claims (26)

  1. ハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を報告し、及び
    ハンドオーバーインストラクションを受け取る、
    ことを含み、前記ハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するために情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含む、方法。
  2. ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための情報を受け取ることを更に含み、前記受け取られる情報は、少なくともサービングネットワークトランシーバデバイスのコンフィギュレーションに関連したコンフィギュレーション情報である、請求項1に記載の方法。
  3. ハンドオーバー後に適用される処理は、セル間干渉キャンセル処理である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための情報は、
    −セルのセル特有参照信号CRS、アンテナポート情報、
    −セルのマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワークMBSFN、コンフィギュレーション情報、及び
    −セルの繰り返しプレフィックスCP、
    の少なくとも1つを含む、請求項1、2又は3に記載の方法。
  5. ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するため情報を記憶することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備え、前記コントロールモジュールは、
    前記トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を報告し、及び
    前記トランシーバモジュールを経てハンドオーバーインストラクションを受け取る、
    ように構成され、前記ハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するため前記メモリモジュールに情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含む、装置。
  7. 前記コントロールモジュールは、更に、
    前記トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための情報を受け取る、
    ように構成され、前記受け取られる情報は、少なくともサービングネットワークトランシーバデバイスのコンフィギュレーションに関連したコンフィギュレーション情報である、請求項6に記載の装置。
  8. 前記コントロールモジュールは、更に、セル間干渉キャンセル処理を遂行するように構成される、請求項6又は7に記載の装置。
  9. ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための前記情報は、
    −セルのセル特有参照信号CRS、ポート情報、
    −セルのマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワークMBSFN、コンフィギュレーション情報、及び
    −セルの繰り返しプレフィックスCP、
    の少なくとも1つを含む、請求項6、7又は8に記載の装置。
  10. 前記コントロールモジュールは、更に、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するため情報を前記メモリモジュールに記憶するように構成された、請求項6に記載の装置。
  11. ハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を指示するレポートを受け取り、及び
    それに応答して、ハンドオーバーインストラクションを発生し、そのハンドオーバーインストラクションは、ターミナル装置のハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するためにターミナル装置のメモリに情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含むものである、方法。
  12. ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための情報を送信することを更に含み、受け取られる情報は、少なくともサービングネットワークトランシーバデバイスのコンフィギュレーションに関連したコンフィギュレーション情報である、請求項11に記載の方法。
  13. ハンドオーバー後に適用すべき処理は、セル間干渉キャンセル処理である、請求項11又は12に記載の方法。
  14. ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための前記情報は、
    −セルのセル特有参照信号CRS、ポート情報、
    −セルのマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワークMBSFN、コンフィギュレーション情報、及び
    −セルの繰り返しプレフィックスCP、
    の少なくとも1つを含む、請求項11、12又は13に記載の方法。
  15. コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備え、前記コントロールモジュールは、
    前記トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に使用するためのトランシーバデバイス候補を指示するレポートを受け取り、及び
    前記レポートを処理すると、前記トランシーバモジュールを経てハンドオーバーインストラクションを発生し、そのハンドオーバーインストラクションは、ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するためにターミナル装置のメモリモジュールに情報を記憶すべきであるとの指示を少なくとも含むものである、装置。
  16. 前記コントロールモジュールは、更に、
    前記トランシーバモジュールを経てハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための情報を送信する、
    ように構成され、送信される情報は、少なくともサービングネットワークトランシーバデバイスのコンフィギュレーションに関連したコンフィギュレーション情報である、請求項15に記載の装置。
  17. ハンドオーバー後に適用すべき処理に使用するための前記情報は、
    −セルのセル特有参照信号CRS、ポート情報、
    −セルのマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワークMBSFN、コンフィギュレーション情報、及び
    −セルの繰り返しプレフィックスCP、
    の少なくとも1つを含む、請求項15又は16に記載の装置。
  18. ターミナルから経験される干渉状態についてのレポートを受け取り、及び
    そのレポートに含まれた情報に基づいてターミナルにより遂行されるべき干渉キャンセルを判断する、
    ことを含む方法。
  19. 前記遂行されるべき干渉キャンセルに関して前記ターミナルに命令することを更に含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記遂行されるべき干渉キャンセルに関して前記ターミナルに命令することは、干渉キャンセルが遂行されるべきセルの数、
    −セルのセル特有参照信号CRS、ポート情報、
    −セルのマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワークMBSFN、コンフィギュレーション情報、及び
    −セルの繰り返しプレフィックスCP、
    の少なくとも1つを含む、請求項19に記載の方法。
  21. コントロールモジュール、メモリモジュール及びトランシーバモジュールを備え、前記コントロールモジュールは、
    ターミナルから経験される干渉状態についてのレポートを受け取り、及び
    そのレポートに含まれた情報に基づいてターミナルにより遂行されるべき干渉キャンセルを判断する、
    ように構成される、装置。
  22. 前記コントロールモジュールは、更に、前記遂行されるべき干渉キャンセルに関して前記ターミナルに命令するように構成された、請求項21に記載の装置。
  23. 前記コントロールモジュールは、更に、干渉キャンセルが遂行されるべきセルの数、
    −セルのセル特有参照信号CRS、ポート情報、
    −セルのマルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワークMBSFN、コンフィギュレーション情報、及び
    −セルの繰り返しプレフィックスCP、
    の少なくとも1つをインストラクションに含ませるように構成される、請求項22に記載の装置。
  24. コンピュータにおいてプログラムが実行されるときに、請求項1から5のいずれかに記載の方法ステップを遂行するように構成されたコンピュータ実行可能なコンポーネントを含むコンピュータプログラム製品。
  25. コンピュータにおいてプログラムが実行されるときに、請求項11から14のいずれかに記載の方法ステップを遂行するように構成されたコンピュータ実行可能なコンポーネントを含むコンピュータプログラム製品。
  26. コンピュータにおいてプログラムが実行されるときに、請求項18から20のいずれかに記載の方法ステップを遂行するように構成されたコンピュータ実行可能なコンポーネントを含むコンピュータプログラム製品。
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