JP2015509845A - 水銀捕捉システム及び湿式煙道ガス脱硫システムのための方法 - Google Patents

水銀捕捉システム及び湿式煙道ガス脱硫システムのための方法 Download PDF

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Abstract

湿式煙道ガス脱硫(WFGD)システムは、吸着容器に供給された煙道ガスから汚染物を除去するように働く吸着容器を備える。吸着容器は、その中に試薬スラリーを収容するためのスラリー区分とスラリー区分に流体接続された出口とを有する。WFGDシステムは、出口に流体接続された水銀除去容器を備える。水銀除去容器は、その中に配置された活性炭を含む。

Description

本発明は、概して、湿式煙道ガス脱硫(WFGD)システムの水銀捕捉に関し、特に、WFGD吸着容器から供給された試薬スラリーから水銀を吸着するための、その中に配置された活性炭を含む別の容器に流体接続された出口を有するWFGD吸着容器に関する。
背景技術
幾つかの火力発電プラントは、蒸気を発生させるために石炭を燃焼させる。蒸気は、次に電気の発生に用いられる。石炭は、硫黄を含有する。石炭の燃焼の結果、硫黄の一部は酸素と反応し、二酸化硫黄(SO2)を生成する。二酸化硫黄は、石炭の燃焼により発生させられる煙道ガス内に存在する。二酸化硫黄は、周知の汚染物である。煙道ガスは、同様に、パティキュレート、窒素酸化物(NOx)、水銀、二酸化炭素(CO2)等を含むがこれに制限されない汚染物質を含有することがある。水銀、特に有機的に結合された水銀は、人の重大な健康危害を引き起こす。
従って、幾つかの国では、大気に放出される煙道ガス中の二酸化硫黄及び水銀の量を制限する環境規制が制定されている。放出前に煙道ガス中の二酸化硫黄を減らす又は除去する1つの方法は、脱硫吸着塔において煙道ガスを処理することである。煙道ガスは、吸着塔内で湿石灰石のスラリー(CaCO3)と反応することができ、これにより、亜硫酸カルシウム(CaSO3)や硫酸カルシウム(CaSO4)が生成される。イオン化水銀(つまりHg2+)のような水銀の一部は、初めに脱硫吸着塔において除去することができる。しかし、脱硫吸着塔における化学反応の結果、捕捉されたHg2+の一部は、変態して元素状水銀(つまりHg0)に戻って煙道ガスに戻されることがあり、「再放出された」水銀と云われる。そのような再放出は、規制された境界を超えて煙道ガス中の水銀レベルを増やすことがある。
発明の概要
本明細書に開示された態様に基づいて、吸着容器に供給された煙道ガスから汚染物を除去するように働く吸着容器を備える湿式煙道ガス脱硫(WFGD)システムが提供される。吸着容器は、その中の試薬スラリーを収容するためのスラリー区分を画定する。吸着容器は、スラリー区分に流体接続された出口を有する。加えて、WFGDシステムは、出口に流体接続された水銀除去容器を備える。水銀除去容器は、その中に配置された活性炭を含む。1つの態様では、活性炭は、水銀除去容器内で、堆積物として、かつ/又は移動床として、かつ/又は流動床として、かつ/又は水銀を多く含有する排出液と混合して、配置されている。
本明細書に規定された別の態様によれば、活性炭は、水銀除去容器内に受け取られた試薬スラリーからほぼ全ての水銀を除去するように働く。1つの態様では、活性炭は、細片及び/又は粒の状態で存在する。
本明細書に開示された更に別の態様によれば、吸着容器に供給された煙道ガスから汚染物を除去するように働く吸着容器を備えるWFGDシステムが提供される。吸着容器は、その中に試薬スラリーを収容するためのスラリー区分を画定する。吸着容器は、スラリー区分に流体接続された出口を有する。WFGDシステムは、出口に流体接続された脱水システムを備える。WFGDシステムは、脱水システムに流体接続されかつ脱水システムの下流側に位置決めされた水銀除去容器を備える。水銀除去容器は、その中に配置された活性炭を含む。1つの態様によれば、活性炭は、水銀除去容器内で、堆積物として、かつ/又は移動床として、かつ/又は流動床として、かつ/又は水銀を多く含有する排出液と混合して、配置されている。
同様に、本明細書においてWFGDシステムを運転する方法が開示されている。本方法は、その中に試薬スラリーを収容するためのスラリー区分を画定する吸着容器を設けることを含む。吸着容器は、スラリー区分に流体接続された出口を有する。出口は、水銀除去容器と流体接続されている。水銀除去容器は、その中に配置された活性炭を含む。試薬及び水が吸着容器に供給される。水銀を含む煙道ガスは、吸着容器に導入され、これに試薬スラリーが接触させられる。試薬スラリーは、水銀を吸着し、水銀を多く含有する(つまり水銀を多く含有する試薬スラリー)。水銀を多く含有する試薬スラリーの一部は、水銀除去容器に供給される。活性炭が、水銀を多く含有するスラリーから水銀を吸着し、これにより、処理済みの試薬スラリーが生成される。処理済みの試薬スラリーは、吸着容器に戻される。
同様に、本明細書においてWFGDシステムを運転する別の方法が開示されている。この別の方法は、その中に試薬スラリーを収容するためのスラリー区分を画定する吸着容器を設けることを含む。吸着容器は、スラリー区分に流体接続された出口を有する。脱水システムが、出口に流体接続されている。水銀除去容器が、脱水システムの下流側に位置決めされていてかつ脱水システムに流体接続されている。水銀除去容器は、その中に配置された活性炭を含む。本方法は、吸着容器に試薬及び水を供給することを含む。水銀を含む煙道ガスが、吸着容器に導入され、これに試薬スラリーが接触させられる。試薬スラリーは、水銀を吸着し、水銀を多く含有する(つまり水銀を多く含有する試薬スラリー)。水銀を多く含有するスラリーの一部は、脱水システムに導入される。固形物が、水銀を多く含有する試薬スラリーから分離され、これにより、脱水システムに導入される水銀を多く含有する試薬スラリーよりも極めて低いレベルの浮遊物を含む、水銀を多く含有する排出液の流れが形成される。水銀を多く含有する排出液は、水銀除去容器に供給され、そこで、活性炭が、水銀を多く含有する排出液から水銀を吸着し、これにより、処理済みの排出液が生成される。処理済みの排出液は、吸着容器又はWFGDシステムの別の位置に戻される。処理済みの排出液の一部は、排出又は他の目的のために更に処理するために、WFGDシステムから送出される。
以下に、図面を参照すると、全ての同等の構成要素には関連する符号が付されている。
本明細書において開示される湿式煙道ガス脱硫システムの概略横断面図である。 本明細書において開示される別の湿式煙道ガス脱硫システムの概略横断面図である。
詳細な説明
図1に示されているように、煙道ガス流から二酸化硫黄(SO2)及び水銀のような汚染物を除去するのに使用するための湿式煙道ガス脱硫(WFGD)システムには、総じて符号10が付されている。湿式煙道ガス脱硫システムは、内部域12Aを有する吸着容器12を備える。内部域の一部は、試薬スラリー16を収容するためのスラリー区分14を画定する。スラリー区分14は、吸着容器12の底部18から境界面20に向けて上方に延在している。境界面20は、試薬スラリー16(つまりフォーム、エアレーションされたスラリー及び/又はスラリーの状態の石灰石CaCO3のような試薬23)と、内部域12Aの処理域15内で流れる煙道ガス34Aとを区切る。境界面20は、内部域12Aにおいて吸着容器12の上端部26から距離Dを置いて位置する。距離Dの大きさは、WFGDシステム10の運転状況に依存し、運転状況と共に変化してよい。WFGDシステム10は、吸着容器12のスラリー区分14に流体接続された水銀除去容器28を備える。水銀除去容器28は、その中に配置された活性炭30を含む内部域28Aを備える。1つの態様では、活性炭30は、本明細書に記載のように、堆積物の状態で、水銀除去容器28内に配置されている。活性炭30は、後述のように、水銀除去容器28に受け取られた試薬スラリー16からほぼ全ての水銀を除去するように働く。
吸着容器12は、吸着容器12の底部18から境界面20(境界面20は試薬スラリー16と煙道ガス34Aとを区切る)に向けて上方に延在する、試薬スラリー16を収容するためのスラリー区分14を画定して図示されかつ説明されているが、本開示はこれに制限されるものではなく、煙道ガス34Aと試薬スラリー16との間の効果的な接触のためにその中に所定の区分を画定する構成を含むがこれに制限されない他の吸着器構造を用いてよい。
吸着容器12は、吸着容器の内部域12Aにおいて処理するために、煙道ガス34を受け取るための第1の入口32を有する。吸着容器12は、同様に、試薬スラリー16をエアレーションするために、圧縮機40により供給される空気38を内部域12Aに受け取るための第2の入口36を有する。吸着容器12は、内部域12Aに試薬23を受け取るための第3の入口48を有し、そして、水銀除去容器28の出口53から排出される処理済みのスラリー52を内部域12Aに受け取るための第4の入口50を有する。1つの態様では、水銀除去容器28は、吸着容器12から分離されている。
吸着容器12は、第1の入口32、第2の入口36、第3の入口48及び第4の入口50を有して図示されかつ説明されているが、吸着容器は、あらゆる数の入口をあらゆる位置に有してよい。1つの態様では、処理済みのスラリーは、吸着器12に戻される前に別の容器に導かれる。
吸着容器12は、同様に、内部域12Aから処理済みの煙道ガス24を排出するための第1の出口54を有する。吸着容器12は、更に、内部域12Aから試薬スラリー16をポンプ58の入口58Aに排出するためにスラリー区分14に流体接続された第2の出口56を有する。ポンプ58の出口58Bは、水銀除去容器28の入口60に流体接続されている。ポンプ58は、ポンプ58を通して水銀除去容器28の内部域28Aに試薬スラリーを圧送するように構成されている。1つの態様では、ポンプ58は、遠心ポンプである。吸着容器12の第2の出口56は、吸着容器12のスラリー区分14に(つまり境界面20の下側に)位置するので、試薬スラリー16は、水銀除去容器28における処理(つまり水銀除去)のために吸着容器12から排出することができる。スラリー区分14に第2の出口56を配置することにより、処理済みの煙道ガス24が第2の出口を通して吸着容器12から退出することが阻止される。加えて、第2の出口56は、煙道ガス34が水銀除去容器28にガスとして流れるのではなく、吸着容器12において処理されるように十分な距離D1だけ境界面20から離間している。1つの態様では、第2の出口56は、水銀除去容器28の入口60に流体接続されている。1つの態様では、水銀除去容器28の入口60は、第2の出口56の下流側に位置決めされている。ポンプ58は、吸着容器12と水銀除去容器28との間に設置されるように図示されかつ説明されているが、本開示はこれに制限されるものではなく、吸着容器及と銀除去容器とは、ポンプを設けずに、第2の出口56と入口60との間で相互に直接に接続してもよい。
再循環ループ51が、吸着容器をポンプ57に流体連結する管路55を介して、吸着容器12に流体接続されている。別の管路59が、ポンプ57を吸着容器12に流体連結する。試薬スラリー16は、管路59を通して分配ヘッダ59Aに圧送され、試薬滴16Aとして、複数のノズル59Bを介して吸着器12の処理域15内に分散される。試薬滴16Aは、煙道ガス34に接触し、煙道ガス34から汚染物を吸着する。試薬スラリー16は、分配ヘッダ59Aに圧送され、試薬滴としてノズル59Bを介して吐出されるように図示されかつ説明されているが、本開示はこれに制限されるものではなく、煙道ガスと試薬スラリー16との間の接触を生じさせるための別の構成を用いてよく、この別の構成は、煙道ガスと試薬とを吸着容器内に配置されたバッフルプレート、混合ブレード及び/又はスクリーンを通してクロスフローさせることを含むが、これに制限されない。
1つの態様では、活性炭30は、水銀除去容器28の内部域28Aに堆積物の状態で配置されており、活性炭の小片は上下に重なり合っている。細片、砂及び/又は粒の状態の活性炭30を用いてよい。活性炭30の個々の細片及び/又は粒は、自己支持構造を形成しつつ相互に支持されている。1つの態様では、活性炭30の細片及び/又は粒は、繊維の網状体、メッシュ、織物、1つ又は2つ以上のスクリーン等に埋め込まれておらず、取り付けられておらず又は支持されていない。1つの態様では、活性炭30は、活性炭を容器内に留めおく一方で試薬スラリーを通流させることができるようなサイズの通路を有する透過性のコンテナ28B(例えばネット、孔付きのバスケット又はケージ)内に配置されている。1つの態様では、活性炭30は、試薬スラリー16がこれを通流するときに、定位置である。更に別の1つの態様では、活性炭30は、コンテナ28B又は水銀除去容器28の内側において、試薬スラリーがこれを通流するかつ/又は水銀を多く含有する排出液と混ざり合う間、流動床として移動する。
1つの態様では、スクリーン62が、出口53にかつ/又は出口53に近接して水銀除去容器28に配置されている。スクリーン62は、活性炭30が水銀除去容器28から退出する又は処理された試薬スラリー16に連行されることを阻止するように構成されている。従って、活性炭30は、水銀除去容器28の内部域28Aに保持される。十分な量の活性炭30が水銀除去容器28内に配置されており、これにより、水銀除去容器に搬送された試薬スラリー16に含まれるほぼ全ての水銀(つまり少なくとも90%)が捕捉される。1つの態様では、水銀除去容器28は、入口60及び出口53に近接して位置決めされた連結装置64を有する筒型金属容器の態様で構成されており、これにより、活性炭30が水銀で飽和するときに水銀除去容器28の交換が容易になる。1つの態様では、水銀除去容器28は、使い捨てに構成されている。1つの態様では、活性炭30は、例えば移動床を介して水銀容器28の中へかつ水銀容器28から外へ搬送される。活性炭の移動床は、水銀除去プロセスを停止又は中断する必要なく、水銀除去のために適量の活性炭の供給と、水銀を多く含有する活性炭の十分な除去率とを提供する。
活性炭30の細片及び/又は粒の堆積物が水銀除去容器28内に配置されていると記載されているが、本開示はこれに制限されるものではなく、繊維の網体、メッシュ、織物、1つ又は2つ以上のスクリーン又はこれらの組み合わせを使用してよく、これにより、細片及び/又は粒が相互に支持される、位置決めされる、かつ/又は離間して配置する、又は、水銀除去容器28の中へのかつ水銀除去容器28から外への活性炭30の配置及び/又は除去が容易になる。
本開示は、WFGDシステム10を運転する方法を含み、この方法では、吸着容器12に、スラリー区分14に含まれる試薬スラリー16が供給される。水銀除去容器28は、第2の出口56に流体接続されている。水銀除去容器28は、その中に配置された活性炭30を含む。1つの態様では、活性炭30の堆積物が水銀除去容器28内に配置されている。本方法は、第4の入口48を介して吸着容器12に試薬23を供給することを含む。煙道ガス34は、第1の入口32を介して吸着容器12に運ばれる。煙道ガス34は、試薬スラリー16と混合して化学反応し、これにより、煙道ガス34から水銀と二酸化硫黄とを含む汚染物が除去される。その結果、試薬スラリー16は、水銀を多く含有する。水銀を多く含有する試薬スラリー16の一部は、ポンプ58を介して吸着容器12から水銀除去容器28に導かれる。水銀除去容器28内に配置された活性炭30は、水銀を多く含有する試薬スラリー16から水銀を吸着し、処理済みの試薬スラリー52が生成される。1つの態様では、活性炭は、水銀を多く含有する試薬スラリー16から水銀を吸着する。その中に極めて低いレベルの水銀を含む(試薬スラリー16の容積に対して)反応済みの試薬スラリー52は、水銀除去容器28から吸着容器12に排出される。1つの態様では、試薬スラリー16は、圧縮空気38を第2の入口36を通して吸着容器12に流すことによりエアレーションされる。
図2のWFGDシステム110は、図1に示されたWFGDシステム10と同様であり、従って、同一の要素は、符号1を前に付けた同一の符号で示されている。WFGDシステム110は、そこに供給された煙道ガス134から汚染物を除去するように働く吸着容器112を有する。吸着容器112は、内部域112Aを有し、内部域112Aの一部は、試薬スラリー116を収容するためのスラリー区分114を画定する。吸着容器112は、スラリー区分114に流体接続された第2の出口156を備える。WFGDシステム110は、脱水システム170を備える。脱水システム170は、第2の出口156に流体接続されている。WFGDシステム110は、脱水システム170の下流側に位置決めされ脱水システム170に流体接続された水銀除去容器128を備える。水銀除去容器128の出口153は、吸着容器112に処理済みの排出液152を供給するために、吸着容器112の第4の入口150に流体接続されている。水銀除去容器128は、水銀除去容器128の内部域128A内に配置された活性炭130を含む。1つの態様では、活性炭130の堆積物は、水銀除去容器128の内部域128A内に配置されている。
図2に示されているように、脱水システム170は、ポンプ172を備える。ポンプ172は、管路174を介して第2の出口156に流体接続された入口172Aを有する。脱水分級機176が、ポンプ172の下流側に位置決めされている。脱水分級機176の入口176Aは、管路178を介してポンプ172の出口172Bに流体接続されている。脱水分級機176は、試薬スラリーから固形物を分離するように構成されている。例えば、脱水分級機176は、試薬スラリー116を脱水するように構成されており、これにより、約50パーセントの固形物の下流への流れ182が形成される。1つの態様では、脱水分級機176は、1つ又は2つ以上のハイドロサイクロンを備える。脱水システム170は、脱水分級機176の下流側に位置決めされた固形物移送タンク180を備える。固形物移送タンク180は、入口180Aを備える。入口180Aは、管路182を介して脱水分級機176の出口178Bに流体接続されている。脱水システム170は、固形物移送タンク180の下流側に位置決めされた別のポンプ184を備える。このポンプ184は、入口184を備える。入口184Aは、管路186を介して固形物移送タンク180の出口180Bに流体接続されている。脱水システム170は、ポンプ184の下流側に位置決めされたフィルタ188を備える。フィルタ188は、入口188Aを備える。入口188Aは、ポンプ184の出口184Bに流体接続されている。フィルタ188は、液体出口188Bを備える。液体出口188Bは、排出液容器175に流体接続されている。排出液容器175は、出口175Aを有する。出口175Aは、ポンプ158の入口158Aに流体接続されている。フィルタ188は、更に、これに制限されるものではないが石膏のような固形物を排出するための固形物出口188Cを備える。フィルタ188は、更に、石膏を洗浄しかつ作り出すための水供給部189を備える。脱水分級機176は、出口176Cを備える。出口176Cは、管路177を介して排出液容器175の入口175Bに流体接続されている。1つの態様では、排出液の流れ116Aの一部が、管路190Aを介して吸着機112に戻される。WFGDシステム110は、ポンプ158を備えて図示されかつ説明されているが、本開示はこれに制限されるものではなく、ポンプ158を設ける必要はない。
水銀除去容器128は、ポンプ158の下流側に位置決めされている。水銀除去容器128の入口160は、管路190を介してポンプ158の出口158Bに流体接続されている。水銀除去容器128は、吸着容器112に流体接続されている。特に、水銀除去容器128の出口153は、導管152を介して吸着容器112の第4の入口150に流体接続されている。加えて、バイパス管路190Aが、管路190及び管路152に流体接続されており、これにより、排出液116Aの一部は水銀除去容器128をバイパスすることができる。
脱水システム170は、ポンプ172と、固形物移送タンク180と、フィルタ188と、水供給部189と、脱水分級機176とを備えるように図示されかつ説明されているが、本開示はこれに制限されるものではなく、ポンプを有しないもの及び/又はフィルタ及び水洗浄システムだけを有するものを含むがこれに制限されない別の脱水システム構造を使用してよい。
本開示は、WFGDシステム110を運転する方法を含む。本方法は、吸着容器112を提供することを含む。吸着容器112は、スラリー区分114に収容される試薬スラリー116を含む。吸着容器112は、内部域112Aのスラリー区分114に流体接続された第2の出口156を備える。更に、第2の出口156に流体接続された脱水システム170が設けられている。水銀除去容器128は、脱水システム170の下流側に位置決めされていて、脱水システム170に流体接続されている。水銀除去容器128は、水銀除去容器128の内部域128A内に配置された活性炭130を含む。1つの態様では、活性炭130は、水銀除去容器128内で自己支持されている。本方法は、第3の入口148を介して吸着容器112に試薬123を供給することを含む。試薬116は、第2の入口136を通して吸着容器112に圧縮空気138を流すことによりエアレーションされる。煙道ガス134は、第1の入口132を介して吸着容器112に運ばれる。煙道ガス134は、試薬スラリー116と混合して化学反応し、煙道ガス134から水銀と二酸化硫黄とを含む汚染物が除去される。その結果、試薬スラリー116は、水銀を多く含有する。水銀を多く含有する試薬スラリー116の一部は、吸着容器112から脱水システム170に導かれる。脱水システム170は、水銀を多く含む試薬スラリー116から固形物を分離して、これにより、水銀を多く含有する排出液116Aが生成される。水銀を多く含有する排出液又は排出液の一部は、ポンプ158を介して水銀除去容器128に運ばれる。水銀除去容器128内に配置された活性炭130は、水銀を多く含有する排出液116Aから水銀を吸着し、これにより、処理済みの排出液152が生成される。その中に極めて低いレベルの水銀を含む処理済みの排出液152は、水銀除去容器128から吸着容器112に排出される。1つの態様では、処理済みの排出液152は、吸着容器112に戻される前に、WFGDシステムに設けられた別の容器に運ばれる。1つの態様では、固形物が、水銀を多く含有する試薬スラリー116から分離され、これにより、水銀を多く含有する排出液の流れが形成される。この水銀を多く含有する排出液は、脱水システム170に導入される、水銀を多く含有する試薬スラリーよりも極めて低いレベルの浮遊物を有する。
本開示は、例示的な様々な態様に関して説明されているが、当業者により、本発明の範疇から逸脱することなく様々な変化形態を作り出したり、同等の形態を様々な変化形態の要素に代用したりしてよいことが理解される。加えて、実質的な本発明の範疇から逸脱することなく本発明の思想に対する特別な状況や実態に適応させるために多くの改良形態を作り出すことができる。ゆえに、本発明は、本発明を実施するために予想される最良の形態として開示された特別な態様に限定されるものではなく、従属請求項の範疇に含まれる全ての態様を含むことが意図されている。

Claims (19)

  1. 湿式煙道ガス脱硫システムであって、
    吸着容器に供給された煙道ガスから汚染物を除去するように働き、試薬スラリーを収容するためのスラリー区分と該スラリー区分に流体接続された出口とを有する、吸着容器と、
    前記出口に流体接続され、その中に配置された活性炭を含む、水銀除去容器と、
    を備えることを特徴とする、煙道ガス脱硫システム。
  2. 活性炭は、堆積物、移動床、流動床のうちの1つとして前記水銀除去容器内に配置されていて、水銀を多く含有する排出液と混合される、請求項1記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  3. 活性炭は、前記水銀除去容器に受け取られた試薬スラリーからほぼ全ての水銀を除去するように働く、請求項1記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  4. 活性炭は、細片及び/又は粒の状態で存在する、請求項1記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  5. 前記水銀除去容器は、当該湿式煙道ガス脱硫システム内に取外し可能に位置決めされている、請求項1記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  6. 前記水銀除去容器は、前記吸着容器に流体接続された出口を有する、請求項1記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  7. 湿式煙道ガス脱硫システムを運転する方法であって、
    吸着容器を設け、該吸着容器は、試薬スラリーを収容するためのスラリー区分と、該スラリー区分に流体接続された出口とを有し、該出口は、水銀除去容器に流体接続されており、該水銀除去容器は、その中に配置された活性炭を含み、
    前記吸着容器に試薬及び水を供給し、
    水銀を含む煙道ガスを前記吸着容器に流し、
    試薬スラリーが水銀を吸着し、水銀を多く含有する試薬スラリーを生成し、
    水銀を多く含有する試薬スラリーの一部を前記水銀除去容器に供給し、
    前記水銀除去容器内に配置された活性炭により、水銀を多く含有する試薬から水銀を吸着し、これにより、処理済みの試薬スラリーを生成する、
    ことを特徴とする、湿式煙道ガス脱硫システムを運転する方法。
  8. 処理済み試薬スラリーを前記吸着容器に供給する、請求項7記載の方法。
  9. 活性炭を、堆積物、移動床、流動床のうちの1つとして前記水銀除去容器内に配置し、水銀を多く含有する排出液と混合させる、請求項7記載の方法。
  10. 湿式煙道ガス脱硫システムであって、
    吸着容器に供給された煙道ガスから汚染物を除去するように働き、試薬スラリーを収容するためのスラリー区分と該スラリー区分に流体接続された出口とを有する、吸着容器と、
    前記出口に流体接続された脱水システムと、
    前記脱水システムに流体接続されかつ前記脱水システムの下流側に位置決めされた、その中に配置された活性炭を含む、水銀除去容器と、
    を備えることを特徴とする、湿式煙道ガス脱硫システム。
  11. 活性炭は、堆積物、移動床、流動床のうちの1つとして前記水銀除去容器内に配置されていて、水銀を多く含有する排出液と混合される、請求項10記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  12. 活性炭は、前記水銀除去容器に受け取られた試薬スラリーからほぼ全ての水銀を除去するように働く、請求項10記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  13. 活性炭は、細片及び/又は粒の状態で存在する、請求項10記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  14. 前記水銀除去容器は、当該湿式煙道ガス脱硫システム内に取外し可能に位置決めされている、請求項10記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  15. 前記水銀除去容器は、前記吸着容器に流体接続された出口を有する、請求項10記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  16. 前記脱水システムは、脱水分級機と、固形物移送タンクと、排出液容器と、フィルタとを備え、前記脱水分級機は、前記吸着容器の下流側に位置決めされかつ前記吸着容器に流体接続されており、前記固形物移送タンクは、前記脱水分級機の下流側に位置決めされかつ前記脱水分級機に流体接続されており、前記フィルタは、前記固形物移送タンクの下流側に位置決めされかつ前記固形物移送タンクに流体接続されており、前記排出液容器は、前記フィルタ及び前記脱水分級機の下流側に位置決めされかつ前記フィルタ及び前記脱水分級機に流体接続されており、前記水銀除去容器は、前記排出液容器の下流側に位置決めされかつ前記排出液容器に流体接続されていてかつ前記吸着容器に流体接続されている、請求項10記載の湿式煙道ガス脱硫システム。
  17. 湿式煙道ガス脱硫システムを運転する方法であって、
    吸着容器を設け、該吸着容器は、試薬スラリーを収容するためのスラリー区分と、該スラリー区分に流体接続された出口とを有し、
    前記出口に流体接続された脱水システムを設け、
    水銀除去容器を設け、該水銀除去容器は、前記脱水システムに流体接続されかつ前記脱水システムの下流側に位置決めされており、前記水銀除去容器は、その中に配置された活性炭を含み、
    前記吸着容器に試薬及び水を供給し、
    水銀を含む煙道ガスを前記吸着容器に流し、
    水銀を吸着して、水銀を多く含有する試薬スラリーを生成し、
    水銀を多く含有する試薬スラリーの一部を前記脱水システムに供給し、水銀を多く含有するスラリーから固形物を分離して、水銀を多く含有する排出液を生成し、
    水銀を多く含有する排出液を前記水銀除去容器に供給し、
    前記水銀除去容器において活性炭により水銀を多く含有する排出液から水銀を吸着し、これにより、処理済みの排出液を生成する、
    ことを特徴とする、湿式煙道ガス脱硫システムを運転する方法。
  18. 処理済みの排出液を前記吸着容器に供給する、請求項17記載の方法。
  19. 活性炭を、堆積物、移動床、流動床のうちの1つとして前記水銀除去容器内に配置し、水銀を多く含有する排出液と混合させる、請求項17記載の方法。
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