JP2015230448A - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メインカメラ部およびサブカメラ部を備える撮像装置において、サブカメラ部で得られた画像に係る被写体の検出処理を確実に行う。
【解決手段】CPU115は焦点検出回路116による焦点調節が開始される前においては顔検出回路107を制御してメインカメラ部101Aで得られた第1の画像データに対する被写体の検出処理を行い、焦点検出回路による焦点調節が開始されると顔検出回路を制御して第2の画像データに対する被写体の検出処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、複数の撮像部を備える撮像装置における被写体の検出処理に関する。
従来、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラなどの撮像装置において、複数の撮像部を備えるものが知られている。この種の撮像装置では、一方の撮像部で被写体を撮影するとともに、他方の撮像部で撮像装置を操作する撮影者を撮影する。
例えば、撮像装置が2系統の撮像部を備えて、メインカメラ部で被写体を撮影し、サブカメラ部で撮影者を被写体として撮影する撮像装置がある(特許文献1参照)。ここでは、メインカメラ部およびサブカメラ部で得られた映像信号(つまり、画像データ)を合成処理して記録媒体に保存するようにしている。
特開平6−165029号公報
ところで、メインカメラ部およびサブカメラ部で撮影を行う際、被写体および撮影者顔領域を適正な露出で撮影するため顔領域を検出することがある。さらには、被写体が赤ん坊である場合にフラッシュ発光を禁止したり、女性である場合にノイズ抑圧処理を強く設定したりするなど、被写体毎に適切なパラメータで撮影を行うために個人認証を行うことがある。そして、メインカメラ部およびサブカメラ部で得られた画像データを、画像データに含まれる被写体の人物ごとに関連付けて保存するために、個人認証を行うことがある。
顔領域を検出する際には、メインカメラ部およびサブカメラ部の各々に、つまり、カメラ部毎に顔検出回路を備えれば、それぞれの撮像部の撮影のタイミングに合わせて顔領域の検出処理を行うことができる。ところが、撮像部毎に顔検出回路を備えるとなると、顔検出回路の個数が増えてしまい、撮像装置自体がコスト高となってしまう。
コスト高を抑えるためには、顔検出回路の数を少なくして、複数のカメラ部で得られた画像データについて顔領域の検出処理を行う必要がある。例えば、1つの顔検出回路によってメインカメラ部およびサブカメラ部でそれぞれ得られた画像データについて、時分割で顔領域の検出処理を行う構成が考えられる。
ここで、メインカメラ部においては、サブカメラ部に比べて被写体である人物が変化するので、メインカメラ部で得られた画像については優先的に顔検出処理する必要がある。このため、メインカメラ部で得られた画像に係る顔検出処理の頻度を、サブカメラ部で得られた画像に係る顔検出処理の頻度を多くすること必要がある。
しかしながら、メインカメラ部で得られた画像において顔の数が多いと、メインカメラ部で得られた画像に係る顔検出処理時間が長くなる。そのため、メインカメラ部で得られた画像に対して所定の周期で顔検出処理を行おうとすると、サブカメラ部で得られた画像に対して顔検出処理を行う時間を確保することができなくなる。
本発明の目的は、サブカメラ部で得られた画像に係る被写体の検出処理を確実に行うことのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、被写体を撮像して第1の画像データを得る第1の撮像手段と、前記被写体と異なる他の被写体を撮像して第2の画像データを得る第2の撮像手段とを有する撮像装置であって、前記第1の撮像手段における焦点調節を行う焦点調節手段と、前記第1の画像データおよび前記第2の画像データにおいて被写体の検出を検出する被写体の検出処理を行う検出手段と、前記焦点調節手段による焦点調節が開始される前においては前記検出手段を制御して前記第1の画像データに対する被写体の検出処理を行い、前記焦点調節手段による焦点調節が開始されると、前記検出手段を制御して前記第2の画像データに対する被写体の検出処理を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、焦点調節が開始される前においては第1の画像データに対する被写体の検出処理を行い、焦点調節が開始されると第2の画像データに対する被写体の検出処理を行う。これによって、第2の画像データに対する被写体の検出処理を確実に行うことができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示すカメラにおける撮影処理を説明するためのタイミング図である。 図1に示すサブカメラ部の動作の一例を説明するためのタイミング図である。 図1に示すメインカメラ部の撮影処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示すサブカメラ部の撮影処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置は、例えば、デジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、第1の撮像部(以下メインカメラ部と呼ぶ)101Aおよび第2の撮像部(以下サブカメラ部と呼ぶ)121Aを有している。ここでは、メインカメラ部101Aは撮影者以外の被写体を撮影する際に用いられ、サブカメラ部121Aは被写体の一つである撮影者を撮影するために用いられる。
メインカメラ部101Aは撮影レンズユニット(以下単に撮影レンズと呼ぶ)101、CCD又はCMOSイメージセンサなどの撮像素子102、A/D変換回路103、および信号処理回路104を有している。同様に、サブカメラ部121Aは撮影レンズ121、撮像素子122、A/D変換回路123、および信号処理回路124を有している。そして、撮影レンズ101および121はそれぞれカメラの正面側および背面側に配置されている。
メインカメラ部101Aおよびサブカメラ部121Aの構成は同様であるので、ここではメインカメラ部101Aに注目して説明する。撮影レンズ101は複数枚のレンズ(フォーカスレンズを含む)、シャッター、および絞りを備えており、撮影レンズを通過した光学像(ここでは、被写体像)は撮像素子102に結像する。撮像素子102は被写体像に応じた電気信号(アナログ画像信号)を出力する。そして、A/D変換回路103は撮像素子102の出力であるアナログ信号をデジタル画像信号に変換する。信号処理回路104はA/D変換回路103の出力であるデジタル画像信号に対して補間処理および色変換処理などの画像処理を施して画像データを出力する。以下の説明では、信号処理回路104の出力である画像データを第1の画像データと呼ぶ。
同様に、サブカメラ部121Aは撮影者を撮像して、撮影者に係る画像データを出力する。以下の説明では、信号処理回路124の出力である画像データを第2の画像データと呼ぶ。なお、第1および第2の画像データは静止画又は動画である。
図示のように、信号処理回路104および124はバス105に接続されている。そして、このバス105には、変倍回路106、顔検出回路107、外部入力部108、表示出力制御回路109、圧縮伸長回路111、メモリカードI/F112、ROM114、CPU115、およびメモリコントローラ117が接続されている。メモリコントローラ117は、CPU115の制御下でDRAM118に画像処理後の静止画又は動画のストリーム(つまり、第1および第2の画像データ)を一時的に記憶する。この際、メモリコントローラ117はDRAM118とバス105に接続されたモジュールとのバスアービトレーションを行う。
変倍回路106は、CPU115の制御下で第1および第2の画像データのサイズを縮小又は拡大処理する。顔検出回路107は、CPU115の制御下で第1および第2の画像データについて顔検出、顔追尾、および個人認証などの顔検出処理を行う。
図示はしないが、外部入力部108は少なくともレリーズボタンおよび動画ボタンが備えられている。撮影者によるレリーズボタンの操作によって、CPU115は焦点検出回路116によってメインカメラ部101Aの焦点検出(以下AFと呼ぶ)、静止画又は動画の撮影を開始する。また、動画撮影の際に動画ボタンを1度操作すると、AFおよび動画撮影の開始をCPU115に指示することができる。
表示出力制御回路109は、CPU115の制御下で第1又は第2の画像データを表示部110に出力する。これによって、表示部110には第1又は第2の画像データに応じた画像が表示される。
圧縮伸長回路111は、CPU115の制御下で第1および第2の画像データを、静止画の場合には所定の静止画圧縮方式(例えば、JPEG圧縮方式)で圧縮伸長する。また、圧縮伸長回路111は、第1および第2の画像データを、動画データの場合には所定の動画圧縮方式(例えば、MPEG圧縮方式)で圧縮伸長する。
メモリカードI/F112にはSDカード又はCFカードなどのメモリカード113が接続され、例えば、圧縮処理後の第1および第2の画像データがメモリカード113に記録される。
CPU115は、ROM114に記録された動作用定数およびプログラムなどに応じてカメラ全体の制御を行う。なお、ここでは、CPU115は焦点検出回路116によって、例えば、コントラストAFを行う。
図2は、図1に示すカメラにおける撮影処理を説明するためのタイミング図である。
図1および図2を参照して、まずメインカメラ部101Aの動作について説明する。メインカメラ部101Aの動作(メインカメラ動作)を開始すると、まず、カメラで得られた動画をリアルタイムで表示部110に表示させるEVF(電子ビューファインダー)動作が行われる。CPU115は、撮影レンズ101を介して被写体像を撮像素子102に結像させる。これによって撮像素子102は被写体像に応じたアナログ信号を出力する(メインカメラ露光)。
A/D変換回路103は、撮像素子102の出力であるアナログ信号をA/D変換によってデジタル画像信号に変換する。そして、信号処理回路104はデジタル画像信号に対して所定の画像処理を施して第1の画像データを出力する。CPU115はメインカメラ部101Aの出力である第1の画像データを、メモリコントローラ117によってDRAM118に格納する。
変倍回路106は、DRAM118に格納された第1の画像データを、表示部110に表示するためのサイズに縮小して表示用画像データを生成して、当該表示用画像データをDRAM118に格納する(メインカメラ画像処理)。
表示出力制御回路109は、CPU115の制御下でDRAM118に格納された表示用画像データに応じた表示用画像を表示部110に表示する。一方、変倍回路106は、DRAM118に格納した第1の画像データを、顔検出処理(つまり、被写体の検出処理)を行うためのサイズに縮小して、顔検出用画像データとしてDRAM118に格納する。
顔検出回路107は、CPU115の制御下で顔検出用画像データにおいて顔検出、顔追尾、および個人認証などの顔検出処理を行って、顔の大きさ、顔の数、顔検出用画像データにおける座標、および個人を特定する個人データなどの評価値データ(顔検出結果、つまり、被写体の検出結果)を求める。そして、顔検出回路107は当該評価値データをDRAM118に格納する(メインカメラ顔検出処理)。
CPU115は、DRAM118から評価値データを読み出して、表示出力制御回路109によって表示部110に、評価値データに応じて顔枠および個人データを、表示用画像に重ねて表示する(つまり、EVFが実行される)。
いま、時刻T211において、レリーズボタンが半押しされてSW1スイッチがオンとなると、CPU115はメインカメラ部101AのAF動作を開始する。まず、CPU115は顔検出回路107で得られた評価値データに応じて、焦点検出回路116によって顔の位置および大きさで規定される領域範囲(AF領域:焦点検出領域)でAF動作を行う。ここでは、CPU115は焦点検出回路116によって撮影レンズ101を調整する。
この際、CPU115は、撮影レンズ101を介して高フレームレートである第1のフレームレートで被写体像をキャプチャする(メインカメラ露光)。これによって、メインカメラ画像処理は高フレームレートで行われることになる。
AF動作の際には、撮影レンズ101を駆動しつつ、焦点検出回路116によって前後のフレームにおけるコントラスト差を検出する。このコントラスト差の検出は数フレームに亘って行われるので、ここでは高フレームレートで被写体像をキャプチャする。なお、評価値データが変化するとAF領域が変化するので、AF動作の際にはメインカメラ部101Aで得られた第1の画像データに関しては評価値データを更新しない。つまり、時刻T211からAF動作が終了する時刻T212の間、メインカメラ顔検出処理は行われないことになる。
時刻T212になると、CPU115は時刻T213までEVF動作を行う。時刻T212においてAF動作が完了すると、CPU115はメインカメラ露光およびメインカメラ画像処理を、時刻T211以前におけるEVF動作と同一のフレームレートに戻す。
EVF動作を開始すると、CPU115の制御下で変倍回路106はAF動作の最後に画像処理された第1の画像データに応じて顔検出用画像データを生成する。そして、顔検出処理回路107はメインカメラ顔検出処理を再開する。その後、顔検出処理回路107はEVF動作と同一のフレームレートで動作するメインカメラ画像処理において顔検出用画像データに応じてメインカメラ顔検出処理をフレーム毎に実行する。
時刻T213において、撮影者がレリーズスイッチを全押ししてスイッチSW2がオンとなると、CPU115はメインカメラ露光を行う。つまり、撮影レンズ101を介して被写体像が撮像素子102に結像する。その後、CPU115の制御下でメインカメラ画像処理が行われる。ここでは、第1の画像データはメモリコントローラ117によってDRAM118に格納される。そして、CPU115は第1の画像データを変倍する必要があると判定すると、変倍回路106によって第1の画像データを記録サイズに変倍して、DRAM118に格納する。その後、CPU115は圧縮伸長回路111によって、第1の画像データをJPEG形式にエンコードしてメモリカードI/F112を介して圧縮後の第1の画像データをメモリカード113に格納する。
時刻時間T214において、メインカメラ画像処理が完了すると、CPU115はメインカメラ顔検出処理を実行する。そして、CPU115はEVF動作におけるメインカメラ露光、メインカメラ画像処理、およびメインカメラ顔検出処理を再開する。
なお、上述の説明では、メニュー設定などによって予め撮影後の画像を確認しない設定になっているものとする。撮影後の画像を確認する設定になっている場合は、CPU115はメインカメラ画像処理で得られた画像データを表示部110に数秒表示した後、EVF動作におけるメインカメラ露光201を再開する。
続いて、サブカメラ部121Aの動作(ここでは、動画撮影動作)について説明する。サブカメラ部121Aにおいては、連続的に動画撮影が行われ、ここでは、サブカメラ部121Aは動画撮影に応じたフレームレートで動作する。
時刻T211において撮影者がレリーズボタンを半押しして、スイッチSW1がオンとなると、前述のようにメインカメラ顔検出処理が停止する。そして、CPU115はサブカメラ顔検出処理を1回のみ許可する。時刻T211において、サブカメラ画像処理が完了状態であると、CPU115はサブカメラ顔検出処理を開始する。
図3は、図1に示すサブカメラ部121Aの動作の一例を説明するためのタイミング図である。
焦点検出回路116による焦点調節が開始された時点で、サブカメラ画像処理が完了していないと、つまり、サブカメラ画像処理が行われていると、CPU115はサブカメラ画像処理が完了状態になるまで待機して、サブカメラ画像処理が完了するとサブカメラ顔検出処理を開始する。
さらに、時刻T212に示すAF動作完了がサブカメラ顔検出処理の終了よりも早いと、CPU115はサブカメラ顔検出処理が完了するまでメインカメラ顔検出処理を開始しないようにする。そして、サブカメラ顔検出処理の処理が完了すると、CPU115はメインカメラ顔検出処理を再開する。なお、ここではサブカメラ顔検出処理が1回である例をあげて説明を行ったが、顔検出処理に失敗した場合には、上限回数(例えば3回)に達するまで、サブカメラ顔検出処理を繰り返すように構成してもよい。
図4は、図1に示すメインカメラ部101Aの撮影処理を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理はCPU115の制御下で行われる。
メインカメラ部101Aの撮影処理を開始すると、CPU115はメインカメラ部101AによるEVF動作を開始する。そして、CPU115は顔検出回路107によってメインカメラ顔検出処理をフレーム毎に行う(ステップS401)。
続いて、CPU115はレリーズボタンの半押しによってスイッチSW1がオンとなったか否かを判定する(ステップS402)。スイッチSW1がオフであると(ステップS402において、NO)、CPU115はステップS401の処理に戻って、EVF動作およびメインカメラ顔検出処理を行う。
一方、スイッチSW1がオンとなると(ステップS402において、YES)、CPU115はAF動作を開始して、メインカメラ顔検出処理を停止させる(ステップS403)。続いて、CPU115はAF動作が完了したか否かを判定する(ステップS404)。AF動作が完了しないと(ステップS404において、NO)、CPU115はステップS403の処理を継続する。
AF動作が完了すると(ステップS404において、YES)、CPU115はEVF動作を行う(ステップS405)。この際、メインカメラ顔検出処理は停止状態である。
次に、CPU115はサブカメラ顔検出処理が完了しているか否かを判定する(ステップS406)。サブカメラ顔検出処理が完了していないと(ステップS406において、NO)、CPU115はステップS405の処理を継続する。一方、サブカメラ顔検出処理が完了すると(ステップS406において、YES)、CPU115はメインカメラ顔検出処理を再開する(ステップS407)。
続いて、CPU115はレリーズボタンが全押しされてスイッチSW2がオンとなったか否かを判定する(ステップS408)。スイッチSW2がオンであると(ステップS408において、YES)、CPU115はメインカメラ部101Aによって静止画撮影動作に移って、前述のようにして静止画の露光および画像処理を行う(ステップS409)。
スイッチSW2がオフであると(ステップS408において、NO)、CPU115はSW1保持の状態であるか否か、つまり、スイッチSW1がオンであるか否かを判定する(ステップS410)。SW1保持の状態であると(ステップS410において、YES)、CPU115はステップS407の処理に戻ってEVF動作およびメインカメラ顔検出処理を継続する。一方、SW1保持の状態でないと(ステップS410において、NO)、CPU115はステップS401の処理に戻ってEVF動作を開始してメインカメラ顔検出処理を行う。
ステップS409の処理の後、CPU115はメインカメラ部101AによるEVF動作を行う。そして、CPU115は静止画撮影に応じて得られた顔検出用画像データについて顔検出処理を行った後、EVF動作における顔検出処理をフレーム毎に行う(ステップS411)。
その後、CPU115は撮影者による撮影終了の指示があったか否かを判定する(ステップS412)。撮影終了指示かあると(ステップS412において、YES)、CPU115はメインカメラ部101Aによる撮影処理を終了する。一方、撮影終了指示かないと(ステップS412において、NO)、CPU115はステップS401の処理に戻って、メインカメラ部101AによるEVF動作およびメインカメラ顔検出処理を行う。
図5は、図1に示すサブカメラ部121Aの撮影処理を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理はCPU115の制御下で行われる。また、図5において、図4に示すフローチャートと同一のステップについては同一の参照符号を付す。
サブカメラ部121Aによる撮影処理を開始すると、CPU115はサブカメラ部121Aで得られた動画(第2の画像データ)をDRAM118に記録する(ステップS421)。この際には、CPU115はサブカメラ顔検出処理を停止状態とする。なお、このサブカメラ部121Aで得られた動画のサイズを小さくして、メインカメラ部101Aで得られた動画の一部に重畳させて、メインカメラ部101Aで得られた動画とともにEVF動作に用いてもよい。
続いて、ステップS402において、スイッチSW1がオフであると、CPU115はステップS421の処理を継続する。一方、スイッチSW1がオンであると、CPU115はサブカメラ画像処理が完了しているか否かを判定する(ステップS422)。
サブカメラ画像処理が完了していないと(ステップS422において、NO)、CPU115は待機する。サブカメラ画像処理が完了すると(ステップS422において、YES)、CPU115はサブカメラ顔検出処理を1回行う(ステップS423)。その後、CPU115はステップS412において撮影終了指示ないと、ステップS421の処理に戻る。一方、撮影終了指示があると、CPU115はサブカメラ部121Aによる撮影処理を終了する。
上述の例では、メインカメラ部101Aによって静止画撮影を行う場合について説明したが、メインカメラ部101Aによって動画撮影を行う場合についても静止画撮影と同様にして、メインカメラ部101AのAF動作期間においてサブカメラ顔検出処理を行うことになる。
さらに、1回の操作(例えば、押下げ)によってAF動作および動画撮影開始の指示を行うことができる動画ボタンを用いた場合には、メインカメラ部101AにおけるAF動作の直後に動画記録が行われる。この場合においても、サブカメラ顔検出処理およびメインカメラ顔検出処理については静止画撮影の場合と同様に行われる。
また、サブカメラ部121Aで得られた動画については、メインカメラ部101Aで得られた静止画又は動画と関連付けて保存されるが、その手法については既知であるので説明を省略する。そして、メインカメラ部101Aで得られた第1の画像データのエンコードおよびサブカメラ部121Aで得られた第2の画像データのエンコードについても、ここでは説明を省略する。
このように、本発明の実施の形態では、メインカメラ部101Aで得られた第1の画像データに対する顔検出処理結果を更新する必要性が低い期間であるAF動作の際に、サブカメラ部121Aで得られた第2の画像データに対する顔検出処理を行う。これによって、第2の画像データに対する被写体の検出処理を確実に行うことができる。サブカメラ部121Aで撮影される撮影者が、AF動作後に入れ替わる可能性は限りなく低いと思われるため、AF動作の際に得られた顔検出処理結果は、メインカメラ露光を行った際も同じ結果が得られるものとして処理することができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例では、CPU115および焦点検出回路116が焦点調節手段として機能し、CPU115および顔検出回路107が検出手段として機能する。また、CPU115は制御手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
上記の制御方法および制御プログラムの各々は、少なくとも焦点調節ステップ、検出ステップ、および制御ステップを有している。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101A メインカメラ部
121A サブカメラ部
101、121 撮影レンズ
102、122 撮像素子
103、123 A/D変換回路
104、124 信号処理回路
107 顔検出回路
115 CPU
116 焦点検出回路
117 メモリコントローラ

Claims (9)

  1. 被写体を撮像して第1の画像データを得る第1の撮像手段と、
    前記被写体と異なる他の被写体を撮像して第2の画像データを得る第2の撮像手段とを有する撮像装置であって、
    前記第1の撮像手段における焦点調節を行う焦点調節手段と、
    前記第1の画像データおよび前記第2の画像データにおいて被写体の検出を検出する被写体の検出処理を行う検出手段と、
    前記焦点調節手段による焦点調節が開始される前においては前記検出手段を制御して前記第1の画像データに対する被写体の検出処理を行い、前記焦点調節手段による焦点調節が開始されると、前記検出手段を制御して前記第2の画像データに対する被写体の検出処理を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記焦点調節手段による焦点調節が開始された時点で、前記第2の画像データに係る画像処理が完了していると、前記検出手段による前記第2の画像データに対する被写体の検出処理を行い、前記第2の画像データに係る画像処理が完了していないと、前記検出手段による前記第2の画像データに対する被写体の検出処理を待機させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記焦点調節手段による焦点調節が完了した際、前記検出手段による前記第2の画像データに対する被写体の検出処理が完了していると、前記検出手段による前記第1の画像データに対する被写体の検出処理を再開することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第2の撮像手段は、連続的に動画撮影を行って前記第2の画像データを得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段はレリーズボタンの操作によって第1のスイッチがオンとなると、前記焦点調節手段による焦点調節を行うとともに、前記検出手段による前記第1の画像データに対する被写体の検出処理を停止することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記検出手段による被写体の検出結果に応じて前記第1の画像データが示す画像に焦点検出領域を設定し、
    前記焦点調節手段は前記焦点検出領域において焦点調節を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記焦点調節手段による焦点調節が行われている際には、前記被写体の検出結果に応じて設定される前記焦点検出領域の更新を行わないことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 被写体を撮像して第1の画像データを得る第1の撮像手段と、前記被写体と異なる他の被写体を撮像して第2の画像データを得る第2の撮像手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記第1の撮像手段における焦点調節を行う焦点調節ステップと、
    前記第1の画像データおよび前記第2の画像データにおいて被写体の検出を検出する被写体の検出処理を行う検出ステップと、
    前記焦点調節ステップによる焦点調節が開始される前においては前記検出ステップによる前記第1の画像データに対する被写体の検出処理を行い、前記焦点調節ステップによる焦点調節が開始されると、前記検出ステップによって前記第2の画像データに対する被写体の検出処理を行う制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. 被写体を撮像して第1の画像データを得る第1の撮像手段と、前記被写体と異なる他の被写体を撮像して第2の画像データを得る第2の撮像手段とを有する撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記第1の撮像手段における焦点調節を行う焦点調節ステップと、
    前記第1の画像データおよび前記第2の画像データにおいて被写体の検出を検出する被写体の検出処理を行う検出ステップと、
    前記焦点調節ステップによる焦点調節が開始される前においては前記検出ステップによる前記第1の画像データに対する被写体の検出処理を行い、前記焦点調節ステップによる焦点調節が開始されると、前記検出ステップによって前記第2の画像データに対する被写体の検出処理を行う制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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