JP2015227237A - 群管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】乗客の体重を考慮した上で効率的なかごの割り当てを行うことができる群管理システムを提供する。
【解決手段】エレベータの乗場2に読取装置3が設けられる。読取装置3より乗場2から離れた位置に読取装置6が設けられる。記憶装置7に、識別情報に体重情報と行先階情報とが紐付けて記憶される。報知制御部9は、読取装置3が読み取った識別情報に対して割り当てられているかごの情報を報知装置5から報知させる。割り当て決定部8は、読取装置6が識別情報を読み取ると、読取装置6によって読み取られた識別情報で且つ割り当てられているかごの情報が報知装置5から報知されていない識別情報のそれぞれに対して割り当てるかごを決定する。
【選択図】図1
【解決手段】エレベータの乗場2に読取装置3が設けられる。読取装置3より乗場2から離れた位置に読取装置6が設けられる。記憶装置7に、識別情報に体重情報と行先階情報とが紐付けて記憶される。報知制御部9は、読取装置3が読み取った識別情報に対して割り当てられているかごの情報を報知装置5から報知させる。割り当て決定部8は、読取装置6が識別情報を読み取ると、読取装置6によって読み取られた識別情報で且つ割り当てられているかごの情報が報知装置5から報知されていない識別情報のそれぞれに対して割り当てるかごを決定する。
【選択図】図1
Description
この発明は、複数台のエレベータを群管理するシステムに関する。
特許文献1に、複数台のエレベータを群管理するシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムでは、乗客の体重を考慮してかごの割り当てを行う。これにより、乗客が乗場で割り当てられたかごに乗ることができなくなることを防止している。
特許文献1に記載されたシステムでは、後から来た乗客の体重を考慮して割当かごの変更を行うことができない。このため、効率的な割り当てを実施することができないといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、乗客の体重を考慮した上で効率的なかごの割り当てを行うことができる群管理システムを提供することである。
この発明に係る群管理システムは、エレベータの乗場に設けられ、情報記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る第1読取装置と、第1読取装置より乗場から離れた位置に設けられ、情報記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る第2読取装置と、識別情報に体重情報と行先階情報とが紐付けて記憶された記憶装置と、記憶装置に記憶されている情報に基づいて識別情報に対して割り当てるかごを決定する割り当て決定手段と、乗場に設けられた報知装置と、第1読取装置が読み取った識別情報に対して割り当てられているかごの情報を報知装置から報知させる報知制御手段と、を備え、割り当て決定手段は、第2読取装置が識別情報を読み取ると、第2読取装置によって読み取られた識別情報で且つ割り当てられているかごの情報が報知装置から報知されていない識別情報のそれぞれに対して割り当てるかごを決定する。
また、この発明に係る群管理システムは、エレベータの乗場に設けられ、情報記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る第1読取装置と、第1読取装置より乗場から離れた位置に設けられ、情報記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る第2読取装置と、識別情報に体重情報と行先階情報とが紐付けて記憶された記憶装置と、記憶装置に記憶されている情報に基づいて識別情報に対して割り当てるかごを決定する割り当て決定手段と、乗場に設けられた報知装置と、報知装置を制御する報知制御手段と、を備え、割り当て決定手段は、第2読取装置が識別情報を読み取ると、当該識別情報に対して割り当てるかごを決定し、第1読取装置が識別情報を読み取ると、第2読取装置によって既に読み取られた識別情報で且つ割り当てられているかごの情報が報知装置から報知されていない識別情報のそれぞれに対して割り当てるかごを再決定し、報知制御手段は、第1読取装置が識別情報を読み取ると、当該識別情報に対して割り当てるかごが再決定された後に当該識別情報に割り当てられているかごの情報を報知装置から報知させる。
この発明に係る群管理システムであれば、乗客の体重を考慮した上で効率的なかごの割り当てを行うことができる。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における群管理システムの構成を示す図である。群管理装置1は、ビル等に設置された複数台のエレベータを一群として管理する。図1は、群管理装置1が4台のエレベータを管理する場合を一例として示している。
図1はこの発明の実施の形態1における群管理システムの構成を示す図である。群管理装置1は、ビル等に設置された複数台のエレベータを一群として管理する。図1は、群管理装置1が4台のエレベータを管理する場合を一例として示している。
エレベータの乗場2に、読取装置3が設けられる。読取装置3は、乗場2のある範囲に存在するタグ4から識別情報を読み取る。識別情報は、タグ4を識別するための情報である。タグ4のそれぞれに、個別の識別情報が記憶される。読取装置3は、タグ4から識別情報を読み取ると、読み取った識別情報を群管理装置1に送信する。
タグ4は、識別情報を有する情報記憶媒体の一例である。タグ4の例として、パッシブ型のICタグ、アクティブ型のICタグ、RFタグ等が挙げられる。また、情報記憶媒体は、識別情報を有していれば、タグ以外の媒体であっても良い。情報記憶媒体は、例えば、携帯電話或いは専用の端末であっても良い。
エレベータの乗場2に、報知装置5が設けられる。報知装置5は、乗場2にいる人に情報を報知する。報知装置5として、音声によって情報を報知するアナウンス装置を採用することができる。報知装置5として、文字等を表示する表示装置を採用しても良い。
乗場2から離れた場所に、読取装置6が設けられる。読取装置6は、少なくとも読取装置3より乗場2から離れた位置に配置される。読取装置6は、例えば、乗場2に通じる通路に設けられる。読取装置6が有する機能は、読取装置3が有する機能と同じである。読取装置6は、通路のある範囲に存在するタグ4から識別情報を読み取る。読取装置6は、タグ4から識別情報を読み取ると、読み取った識別情報を群管理装置1に送信する。
群管理装置1は、乗客の体重を考慮した上でかごの割り当てを行う機能を有する。このような機能を実現するため、群管理装置1は、記憶装置7と割り当て決定部8と報知制御部9とを備える。
記憶装置7に、1つ或いは複数の識別情報が記憶される。また、記憶装置7に、各識別情報に紐付けて行先階情報が記憶される。タグ4は、エレベータを使用する人に付与される。行先階情報は、タグ4を所持する人の行先階を示す情報である。下記表1は、記憶装置7に記憶された内容の一部を示す。表1は、ID(識別情報)−行先階登録テーブルの例を示している。
記憶装置7に、各識別情報に紐付けて体重情報が記憶される。体重情報は、タグ4を所持する人の体重を示す情報である。下記表2は、記憶装置7に記憶された内容の一部を示す。表2は、ID(識別情報)−体重登録テーブルの例を示している。
割り当て決定部8は、識別情報に対して割り当てるかご(割当かご)を決定する。また、割り当て決定部8は、識別情報に対する割当かごを一旦決定した後、必要に応じて割当かごの見直しを行う。割り当て決定部8は、記憶装置7に記憶されている情報に基づいて割当かごを決定する。
報知制御部9は、報知装置5を制御する。例えば、報知制御部9は、読取装置3によって識別情報が読み取られると、その識別情報に対して割り当てられているかごの情報を報知装置5から報知させる。
割り当て決定部8及び報知制御部9は、群管理装置1が有する機能を示す。群管理装置1は、ハードウェア資源として、例えば入出力インターフェースとCPUとメモリとを含む回路を備える。記憶装置7は、上記メモリの一部の機能を示している。群管理装置1は、メモリに記憶されたプログラムをCPUによって実行することにより、割り当て決定部8及び報知制御部9が有する各機能を実現する。割り当て決定部8及び報知制御部9が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。なお、後述する体重登録部11についても同様である。
次に、図2も参照し、本群管理システムの動作について具体的に説明する。図2はこの発明の実施の形態1における群管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。
以下の説明においては、タグ4aに識別情報Iaが記憶されているものとする。また、タグ4bに識別情報Ibが記憶されているものとする。識別情報を個別に特定する必要がない場合、単に「識別情報」と表記する。
以下の説明においては、タグ4aに識別情報Iaが記憶されているものとする。また、タグ4bに識別情報Ibが記憶されているものとする。識別情報を個別に特定する必要がない場合、単に「識別情報」と表記する。
<タグ4aを所持する人のみがエレベータを利用する場合>
タグ4aを所持する人が読取装置6に接近すると、読取装置6によって識別情報Iaが読み取られる(S101のYes)。読取装置6は、読み取った識別情報Iaを群管理装置1に送信する。群管理装置1では、読取装置6から識別情報Iaを受信すると、割り当て決定部8が識別情報Iaに対して割り当てるかごを決定する。
タグ4aを所持する人が読取装置6に接近すると、読取装置6によって識別情報Iaが読み取られる(S101のYes)。読取装置6は、読み取った識別情報Iaを群管理装置1に送信する。群管理装置1では、読取装置6から識別情報Iaを受信すると、割り当て決定部8が識別情報Iaに対して割り当てるかごを決定する。
具体的に、割り当て決定部8は、読取装置6から識別情報Iaを受信すると、識別情報Iaに紐付けて記憶されている体重情報と行先階情報とを記憶装置7から取得する(S102)。また、割り当て決定部8は、読取装置6から識別情報Iaを受信すると、その時点で確定しているかご負荷の情報を各かごについて取得する(S104)。
「確定しているかご負荷」には、乗場2でそのかごの到着を待っている人の体重が含まれる。「乗場2でそのかごの到着を待っている人」には、乗場2で割当かごの情報を報知装置5から報知された人が含まれる。「乗場2でそのかごの到着を待っている人」に、割当かごの情報を報知装置5から報知されていない人は含まれない。なお、本実施の形態では、エレベータの各乗客がタグ4を所持している場合を想定している。このため、エレベータの乗客とタグ4の識別情報とは1対1で対応する。例えば、割り当て決定部8は、その時点で確定しているかご負荷の情報として、報知装置5から割当かごの情報が報知された人の体重情報をかご毎に加算した値を取得する。
割り当て決定部8は、取得した情報に基づいて、識別情報Iaに対して割り当てるかごを決定する(S105)。
その後、タグ4aを所持する人が乗場2に到着すると、読取装置3によって識別情報Iaが読み取られる。読取装置3は、読み取った識別情報Iaを群管理装置1に送信する。群管理装置1では、読取装置3から識別情報Iaを受信すると、識別情報Iaに対して割り当てられているかごの情報を報知装置5から報知させる。タグ4aを所持する人は、報知装置5からの報知によって自分が乗るべきかごを知ることができる。タグ4aを所持する人は、自分に割り当てられたかごが乗場2に到着すると、そのかごに乗って移動する。
<タグ4aを所持する人及びタグ4bを所持する人がエレベータを利用する場合>
タグ4aを所持する人が読取装置6に接近すると、読取装置6によって識別情報Iaが読み取られる。読取装置6は、読み取った識別情報Iaを群管理装置1に送信する。群管理装置1では、読取装置6から識別情報Iaを受信すると、上述したように割り当て決定部8が識別情報Iaに対して割り当てるかごを決定する。
タグ4aを所持する人が読取装置6に接近すると、読取装置6によって識別情報Iaが読み取られる。読取装置6は、読み取った識別情報Iaを群管理装置1に送信する。群管理装置1では、読取装置6から識別情報Iaを受信すると、上述したように割り当て決定部8が識別情報Iaに対して割り当てるかごを決定する。
その後、読取装置3によって識別情報Iaが読み取られる前にタグ4bを所持する人が読取装置6に接近すると、読取装置6によって識別情報Ibが読み取られる(S101のYes)。読取装置6は、読み取った識別情報Ibを群管理装置1に送信する。群管理装置1では、読取装置6から識別情報Ibを受信すると、割り当て決定部8が識別情報Ibに対して割り当てるかごを決定する。また、割り当て決定部8は、必要に応じて識別情報Iaに対して割り当てるかごを変更する。
具体的に、割り当て決定部8は、読取装置6から識別情報Ibを受信すると、識別情報Ibに紐付けて記憶されている体重情報と行先階情報とを記憶装置7から取得する(S102)。また、割り当て決定部8は、読取装置6から識別情報Ibを受信すると、その時点で割当かごが確定していない識別情報のうち識別情報Ib以外の識別情報について体重情報と行先階情報とを記憶装置7から取得する(S103)。
「割当かごが確定していない識別情報」とは、読取装置6によって既に読み取られた識別情報で且つ報知装置5から割当かごの情報が報知されていない識別情報のことである。本実施の形態では、読取装置3によって識別情報が読み取られると、その識別情報に割り当てられているかごの情報が報知装置5から報知される。このため、本実施の形態では、「割当かごが確定していない識別情報」は、読取装置3によって読み取られたが、読取装置6によって読み取られていない識別情報と同義である。割り当て決定部8は、読取装置6から識別情報Ibを受信すると、S103において、識別情報Iaに紐付けて記憶されている体重情報と行先階情報とを記憶装置7から取得する。
また、割り当て決定部8は、読取装置6から識別情報Ibを受信すると、その時点で確定しているかご負荷の情報を各かごについて取得する(S104)。割り当て決定部8は、取得した情報に基づいて、識別情報Ibに対して割り当てるかごを決定する(S105)。また、割り当て決定部8は、取得した情報に基づいて、識別情報Iaに対して割り当てるかごを再決定する(S105)。即ち、S105において、割当かごが確定していない識別情報のそれぞれに対して割当かごが決定される。
その後、タグ4aを所持する人が乗場2に到着すると、読取装置3によって識別情報Iaが読み取られる。群管理装置1では、読取装置3から識別情報Iaを受信すると、その時点で識別情報Iaに対して割り当てられているかごの情報を報知装置5から報知させる。また、タグ4bを所持する人が乗場2に到着すると、読取装置3によって識別情報Ibが読み取られる。群管理装置1では、読取装置3から識別情報Ibを受信すると、その時点で識別情報Ibに対して割り当てられているかごの情報を報知装置5から報知させる。
なお、読取装置3によって識別情報Iaが読み取られた後に読取装置6によって識別情報Ibが読み取られた場合、識別情報Iaは、識別情報Ibが読取装置6に読み取られた時点で「割当かごが確定していない識別情報」に該当しない。かかる場合、識別情報Iaに紐付けて記憶されている体重情報は、S104において「確定しているかご負荷の情報」の一部として割り当て決定部8に取得される。
タグ4を所持する多数の人がエレベータを利用する場合も、上記と同様の動作が行われる。
次に、割り当て決定部8が割当かごを決定する方法について、一例を挙げて説明する。
以下の説明においては、表1に示す内容及び表2に示す内容が記憶装置7に記憶されているものとする。また、群管理装置1がエレベータAとエレベータBとを管理するものとする。エレベータAのかごAは、かご負荷が200kgの時につり合いおもりと均衡する。エレベータBのかごBは、かご負荷が200kgの時につり合いおもりと均衡する。
以下の説明においては、表1に示す内容及び表2に示す内容が記憶装置7に記憶されているものとする。また、群管理装置1がエレベータAとエレベータBとを管理するものとする。エレベータAのかごAは、かご負荷が200kgの時につり合いおもりと均衡する。エレベータBのかごBは、かご負荷が200kgの時につり合いおもりと均衡する。
ID「001」、ID「002」、ID「003」、ID「004」及びID「005」がこの順番で読取装置6によって読み取られた場合を考える。なお、ID「001」が読取装置3によって読み取られる前にID「005」が読取装置6によって読み取られたものとする。
割り当て決定部8が単に読取装置6によって読み取られた順にかごの割り当てを行うと、例えば、ID「001」及びID「002」に対してかごAが割り当てられる。ID「003」、ID「004」及びID「005」に対しては、かごBが割り当てられる。この場合、全ての乗客が降りるまでに、かごAは2回停止する。同様に、かごBは3回停止する。また、かごAに関しては、つり合いおもりの重量より80kg少ない状態で7階から18階まで走行する。かごBに関しては、つり合いおもりの重量より120kg少ない状態で8階から18階まで走行する。
一方、記憶装置7に記憶されている情報に基づく割り当てが行われると、ID「005」が読取装置6によって読み取られた時にID「001」、ID「003」及びID「004」に対してかごAが割り当てられる。ID「002」及びID「005」に対しては、かごBが割り当てられる。
かかる場合、全ての乗客が降りるまでに、かごAは2回停止する。かごBは、全ての乗客が降りるまでに1回しか停止しない。したがって、かごの停止数を減少させて効率的な運行を実現することが可能となる。また、かごAに関しては、つり合いおもりと均衡した状態で1階から7階までの長い距離を走行する。かごBに関しては、つり合いおもりと均衡した状態で1階から18階まで走行する。かごとつり合いおもりとを均衡させることによって駆動装置の負荷を低減させることができる。また、かごとつり合いおもりとが均衡している区間では高速走行が可能となる。
上記例は、かごとつり合いおもりとが均衡するように割当かごを決定する方法を示している。記憶装置7に記憶されている情報に基づいて回生運転が効率的に実施されるように割当かごを決定しても良い。かかる場合、割り当て決定部8は、上昇するかごについてはかご負荷が小さくなるように割り当てを決定する。例えば、割り当て決定部8は、上昇するかごについてはかご負荷がつり合いおもりの重量より小さくなるように割り当てを決定する。また、割り当て決定部8は、下降するかごについてはかご負荷が大きくなるように割り当てを決定する。例えば、割り当て決定部8は、下降するかごについてはかご負荷がつり合いおもりの重量より大きくなるように割り当てを決定する。
このように、上記構成を有する群管理システムであれば、乗客の体重を考慮した上で効率的なかごの割り当てを行うことができる。
本実施の形態では、読取装置6によって識別情報が読み取られた際に割当かごを決定する場合について説明した。これは一例である。例えば、読取装置3によって識別情報が読み取られた際に割当かごの見直しを行っても良い。
かかる場合、割り当て決定部8は、読取装置6によって識別情報が読み取られると、その識別情報に対して割り当てるかごのみを決定する。例えば、読取装置6によって識別情報Iaが読み取られると、割り当て決定部8は、識別情報Iaに対する割当かごを決定する。
割り当て決定部8は、読取装置3によって識別情報が読み取られると、割当かごが確定していない識別情報のそれぞれに対して割り当てるかごを再決定する。割り当て決定部8は、記憶装置7に記憶されている情報に基づいて割当かごの再決定を行う。例えば、読取装置6によって識別情報Iaが読み取られた後、読取装置3によって識別情報Iaが読み取られる前に読取装置6によって識別情報Ibが読み取られた場合を考える。この場合、識別情報Iaが読取装置3によって読み取られると、割り当て決定部8は、識別情報Iaに対する割当かごと識別情報Ibに対する割当かごとを再決定する。
割り当て決定部8による割当かごの再決定が行われると、報知制御部9は、読取装置3が読み取った識別情報に対する割当かごの情報を報知装置5から報知させる。例えば、
上記例であれば、読取装置3が識別情報Iaを読み取ることによって識別情報Iaに対する割当かごと識別情報Ibに対する割当かごとが再決定されると、識別情報Iaに対する割当かごの情報が報知装置5から報知される。
上記例であれば、読取装置3が識別情報Iaを読み取ることによって識別情報Iaに対する割当かごと識別情報Ibに対する割当かごとが再決定されると、識別情報Iaに対する割当かごの情報が報知装置5から報知される。
このような構成を有する群管理システムであっても、乗客の体重を考慮した上で効率的なかごの割り当てを行うことが可能である。また、上記構成の群管理システムでは、乗場2に乗場呼び登録装置或いは乗場行先呼び登録装置を設置しても良い。乗場呼び登録装置は、UP釦及びDOWN釦を備える。乗場行先呼び登録装置は、行先階を入力するための複数の釦を備える。例えば、割り当て決定部8は、このような呼びを登録するための装置が操作された時に読取装置3が識別情報を読み取ると、割当かごの再決定を行う。
また、本群管理システムに、タグ4を所持する人の体重を自動で登録する機能を備えても良い。かかる場合、例えば、読取装置6の近傍に秤装置10が設けられる。図1に示す例であれば、秤装置10は、乗場2に通じる通路に設けられる。秤装置10は、読取装置6がタグ4から識別情報を読み取ることができる位置に設けられる。
群管理装置1に、体重登録部11が備えられる。体重登録部11は、タグ4を所持する人の体重を、そのタグ4の識別情報に紐付けて記憶装置7に記憶させる。例えば、タグ4aを所持する人が読取装置6に接近すると、読取装置6によって識別情報Iaが読み取られる。読取装置6は、読み取った識別情報Iaを群管理装置1に送信する。また、タグ4aを所持する人の体重が秤装置10によって測定される。秤装置10は、測定した値Waを群管理装置1に送信する。体重登録部11は、秤装置によって測定された値Waを識別情報Iaに紐付けて記憶装置7に記憶させる。
上記構成を有する群管理システムであれば、体重情報の自動登録及び自動更新が可能となる。
なお、秤装置10は、読取装置3がタグ4から識別情報を読み取ることができる位置に設けられていても良い。かかる場合、体重登録部11は、秤装置10によって測定された値を読取装置3によって読み取られた識別情報に紐付けて記憶装置7に記憶させる。
1 群管理装置、 2 乗場、 3 読取装置、 4 タグ、 5 報知装置、 6 読取装置、 7 記憶装置、 8 割り当て決定部、 9 報知制御部、 10 秤装置、 11 体重登録部
Claims (5)
- エレベータの乗場に設けられ、情報記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る第1読取装置と、
前記第1読取装置より前記乗場から離れた位置に設けられ、情報記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る第2読取装置と、
識別情報に体重情報と行先階情報とが紐付けて記憶された記憶装置と、
前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて識別情報に対して割り当てるかごを決定する割り当て決定手段と、
前記乗場に設けられた報知装置と、
前記第1読取装置が読み取った識別情報に対して割り当てられているかごの情報を前記報知装置から報知させる報知制御手段と、
を備え、
前記割り当て決定手段は、前記第2読取装置が識別情報を読み取ると、前記第2読取装置によって読み取られた識別情報で且つ割り当てられているかごの情報が前記報知装置から報知されていない識別情報のそれぞれに対して割り当てるかごを決定する群管理システム。 - エレベータの乗場に設けられ、情報記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る第1読取装置と、
前記第1読取装置より前記乗場から離れた位置に設けられ、情報記憶媒体に記憶された識別情報を読み取る第2読取装置と、
識別情報に体重情報と行先階情報とが紐付けて記憶された記憶装置と、
前記記憶装置に記憶されている情報に基づいて識別情報に対して割り当てるかごを決定する割り当て決定手段と、
前記乗場に設けられた報知装置と、
前記報知装置を制御する報知制御手段と、
を備え、
前記割り当て決定手段は、
前記第2読取装置が識別情報を読み取ると、当該識別情報に対して割り当てるかごを決定し、
前記第1読取装置が識別情報を読み取ると、前記第2読取装置によって既に読み取られた識別情報で且つ割り当てられているかごの情報が前記報知装置から報知されていない識別情報のそれぞれに対して割り当てるかごを再決定し、
前記報知制御手段は、前記第1読取装置が識別情報を読み取ると、当該識別情報に対して割り当てるかごが再決定された後に当該識別情報に割り当てられているかごの情報を前記報知装置から報知させる
群管理システム。 - 前記乗場に設けられた呼び登録装置と、
を更に備え、
前記割り当て決定手段は、前記呼び登録装置が操作された時に前記第1読取装置が識別情報を読み取ると、割り当てるかごの再決定を行う請求項2に記載の群管理システム。 - 前記第2読取装置が情報記憶媒体から識別情報を読み取ることができる位置に設けられた秤装置と、
前記秤装置によって測定された値を前記第2読取装置によって読み取られた識別情報に紐付けて前記記憶装置に記憶させる体重登録手段と、
を更に備えた請求項1から請求項3の何れか一項に記載の群管理システム。 - 前記第1読取装置が情報記憶媒体から識別情報を読み取ることができる位置に設けられた秤装置と、
前記秤装置によって測定された値を前記第1読取装置によって読み取られた識別情報に紐付けて前記記憶装置に記憶させる体重登録手段と、
を更に備えた請求項1から請求項3の何れか一項に記載の群管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016103352A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | エレベーター群管理装置 |
-
2014
- 2014-06-02 JP JP2014114014A patent/JP2015227237A/ja active Pending
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JPWO2016103352A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | エレベーター群管理装置 |
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