JP2015226343A - 車両用地絡検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アルミ電解コンデンサの絶縁レベルを高く維持して長期信頼性を向上させる車両用地絡検出装置を提供する。【解決手段】アルミ電解コンデンサC1、C2、C3を備えるカップリングコンデンサ部15の一端側に高電圧電源の正極端子または負極端子を接続し、カップリングコンデンサ部の他端側となる測定点に、矩形波パルス信号を印加し、測定点に発生する電圧信号を検出して、直流電源の地絡を検出する車両用地絡検出装置10であって、直流電源の地絡を検出していないときに、カップリングコンデンサ部を充放電させる充放電部(CPU13)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、精度を高めた車両用地絡検出装置に関する。
例えば電気自動車等の車両には高電圧の電源が設けられることがある。従来から、車両の高電圧部分(以下、強電側ともいう)と車体との地絡を検出することが行われている。地絡がある場合、車体の電位(ボディアース)が安定せず、車両の低電圧部分(以下、弱電側ともいう)の動作に影響する可能性がある。
例えば、特許文献1は、強電側に一端を接続したコンデンサに、抵抗を介してパルス電圧を印加し、コンデンサと抵抗との接続点における電圧波形を監視することで、地絡を検出する手法を開示する。特許文献1の手法は、車体自体が有する容量により生じるインピーダンスの影響を低減して、高精度に地絡を検出することが可能である。
特開2003−250201号公報
ここで、特許文献1に開示される構成において、コンデンサの種類は特に限定されるものではない。しかし、コンデンサが強電側と弱電側との境界に配置されること、および車両において地絡検出装置を設置できるエリアが限られることから、単体で大容量化が可能なコンデンサが用いられる傾向がある。そのため、アルミ電解コンデンサが選択されることも多い。
一般的な性質として、アルミ電解コンデンサは、無負荷のまま長期間放置されると漏れ電流が増加する可能性を有する。強電側と車体との地絡がない場合に、地絡検出装置で使用されるアルミ電解コンデンサは、長期間無負荷の状態となって漏れ電流が増加するおそれがある。
そのため、地絡検出装置は、アルミ電解コンデンサを用いる場合でも長期信頼性を確保できるような構成であることが好ましい。本発明の目的は、アルミ電解コンデンサの絶縁レベルを高く維持して長期信頼性を向上させる車両用地絡検出装置を提供することにある。
前記課題を解決するために第1の発明に係る車両用地絡検出装置は、アルミ電解コンデンサを備えるカップリングコンデンサ部の一端側に高電圧電源の正極端子または負極端子を接続し、前記カップリングコンデンサ部の他端側となる測定点に、矩形波パルス信号を印加し、前記測定点に発生する電圧信号を検出して、直流電源の地絡を検出する車両用地絡検出装置であって、前記直流電源の地絡を検出していないときに、前記カップリングコンデンサ部を充放電させる充放電部を備える。
また、第2の発明に係る車両用地絡検出装置は、充電後に前記カップリングコンデンサ部の電圧を測定する電圧測定部を備える。
また、第3の発明に係る車両用地絡検出装置は、前記電圧測定部が車両駆動用の電池の電圧も測定することを特徴とする。
また、第4の発明に係る車両用地絡検出装置は、前記カップリングコンデンサ部の充電に用いる電源に、車両駆動用の電池を用いることを特徴とする。
また、第5の発明に係る車両用地絡検出装置は、前記カップリングコンデンサ部の放電を行う回路に、電圧検出用抵抗を用いることを特徴とする。
また、第6の発明に係る車両用地絡検出装置は、前記カップリングコンデンサ部の充放電を、イグニッションがオフの状態で行うことを特徴とする。
また、第7の発明に係る車両用地絡検出装置は、前記カップリングコンデンサ部は、複数のアルミ電解コンデンサを備えることを特徴とする。
また、第1の発明に係る車両用地絡検出装置によれば、直流電源の地絡を検出していないときに、カップリングコンデンサ部を充放電する充放電部を備える。そのため、第1の発明に係る車両用地絡検出装置は、アルミ電解コンデンサを長期間無負荷の状態とすることはなく、アルミ電解コンデンサの絶縁レベルを高く維持して長期信頼性を向上させることができる。
また、第2の発明に係る車両用地絡検出装置によれば、電圧測定部によってカップリングコンデンサ部の電圧を測定することで、例えばアルミ電解コンデンサのオープン故障等を検出できる。つまり、第2の発明に係る車両用地絡検出装置は、地絡検出に加えて、アルミ電解コンデンサの故障検出が可能である。
また、第3の発明に係る車両用地絡検出装置によれば、電圧測定部として、既存の車両駆動用の電池の電圧を測定する回路を用いるので、回路規模の増大を抑制することができる。
また、第4の発明に係る車両用地絡検出装置によれば、カップリングコンデンサ部の充電に用いる電源として、既存の車両駆動用の電池を用いるので、回路規模の増大を抑制することができる。
また、第5の発明に係る車両用地絡検出装置によれば、カップリングコンデンサ部の放電を行う回路の放電抵抗として、既存の電圧検出用抵抗を用いるので、回路規模の増大を抑制することができる。
また、第6の発明に係る車両用地絡検出装置によれば、地絡検出を実行しないときにカップリングコンデンサ部の充放電が可能である。車両の動作中(イグニッションがオンの状態のとき)は地絡検出が実行される可能性があるが、この期間を避けてアルミ電解コンデンサの充放電が実行される。そのため、地絡検出を阻害することなく、アルミ電解コンデンサの絶縁レベルを高く維持することが可能になる。
また、第7の発明に係る車両用地絡検出装置によれば、例えばいくつかのアルミ電解コンデンサがショートした場合でも、残りのアルミ電解コンデンサで耐圧を確保することが可能になる。よって、故障耐性のあるカップリングコンデンサ部を実現できる。
絶縁レベル検知時の本実施形態の車両用地絡検出装置を示す図である。 矩形波パルス信号および測定点Aにおける電圧信号を示すタイミングチャートである。 コンデンサ充電時の本実施形態の車両用地絡検出装置を示す図である。 コンデンサ放電時の本実施形態の車両用地絡検出装置を示す図である。 本実施形態に係る車両用地絡検出装置の処理を示すフローチャートである。 従来例の車両用地絡検出装置を示す図である。
(全体構成)
以下、本発明の実施の形態について説明する。まず、本実施形態の地絡検出装置10の全体構成を、図1を参照しながら説明する。本実施形態における地絡検出装置10は、例えば自動車等の車両に搭載される車両用地絡検出装置である。本実施形態では、地絡検出装置10が電気自動車に搭載されているとして説明する。
図1に示されるように、地絡検出装置10は電池1に接続されている。本実施形態における電池1は、直流電源であって、電気自動車の車両駆動用の高電圧電源として用いられる。電池1は、例えばオルタネーターで変換して得られる電気エネルギーを蓄積(充電)し、例えば駆動モータへ電気エネルギーを供給(放電)する。地絡検出装置10は、車両の動作中に、電池1の地絡の発生を検出する。ここで、車両の動作中とは、車両のイグニッションがオンされてからオフされるまでの間をいう。以下では、車両の動作中をイグニッションがオンの状態ともいい、車両が動作中でないことをイグニッションがオフの状態ともいう。
ここで、図1のように、電池1、スイッチSW1、抵抗Ra、Rbで構成される回路が強電側に設けられている。電池1は前記のように電気自動車の車両駆動に用いられる高電圧(例えば数百ボルト)の蓄電池である。また、抵抗Ra、Rbは電池1の電圧検出用抵抗であって、抵抗分圧回路を構成する。抵抗分圧回路は、電池1の高電圧を分圧して後段の回路で扱える電圧レベルまで下げてから出力する。出力される電圧(図1のB点における電圧)は、後段の回路(例えばA/D変換器)でデジタル信号に変換され、そのデジタル値に基づいて電池1の充電状態が判定されてもよい。また、スイッチSW1は、電池1と抵抗Ra、Rbで構成される抵抗分圧回路との接続を制御するためのスイッチである。スイッチSW1は、例えば暗電流が流れるのを防止するときにオフにされる。
この強電側の構成要素のうち、スイッチSW1、抵抗Ra、Rbは地絡検出装置10の一部として使用される。つまり、地絡検出装置10は、後述する弱電側の構成要素に加えて、強電側のこれらの構成要素も含む。後述するように、抵抗Ra、Rbによって構成される抵抗分圧回路は、充電後にカップリングコンデンサ部15の電圧を測定する電圧測定部に対応する。また、スイッチSW1のオン、オフは、CPU13によって制御される。なお、強電側において、電池1の極性は逆(スイッチSW1が低電位側と接続)であってもよい。
地絡検出装置10は、前記の強電側の構成要素の他に、弱電側の構成要素として、出力部11、CPU13、カップリングコンデンサ部15、フィルタ部17、抵抗R1を備える。また、地絡検出装置10は、強電側との接続を切り替えるスイッチSW2、SW3を備える。後述するように、地絡検出装置10はスイッチSW2、SW3および強電側のスイッチSW1を適切に制御することにより、高精度に地絡を検出するだけでなく、カップリングコンデンサ部15のアルミ電解コンデンサが無負荷のまま長期間放置されることを回避する。なお、弱電側では、電池1に比べて十分に低い電源電圧(例えば3.3ボルト)を用いる。
出力部11は、CPU13の指示により矩形波パルス信号を出力する。矩形波パルス信号は抵抗R1を経由してカップリングコンデンサ部15の一端側(測定点A)に至る。
CPU13は、出力部11より出力される矩形波パルス信号の周波数、デューティー比を設定すると共に、フィルタ部17経由で取得する測定点Aにおける電圧信号に基づいて、電池1の地絡を検出する。
フィルタ部17は測定点Aにおける電圧信号の波形整形を行うフィルタであり、本実施形態ではローパスフィルタである。なお、フィルタ部17は例えばオペアンプ等の帰還回路を含む構成であってもよい。
カップリングコンデンサ部15は複数のアルミ電解コンデンサを接続した構成を有する。本実施形態では、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3が直列に接続されている。また、カップリングコンデンサ部15の一端側(アルミ電解コンデンサC3のアルミ電解コンデンサC2とは反対の端子側)は、電池1の負極端子と接続されている。また、カップリングコンデンサ部15の他端側(アルミ電解コンデンサC1のアルミ電解コンデンサC2とは反対の端子側)は、スイッチSW3を介して測定点Aと接続されている。
スイッチSW2は、一端側がスイッチSW3を介して測定点Aと接続されており、他端側がスイッチSW1を介して電池1の正極端子と接続されている。
ここで、CPU13は、スイッチSW1、SW2、SW3のオン、オフを制御する。CPU13は、充放電部に対応し、直流電源である電池1の地絡を検出していないときにカップリングコンデンサ部15を充放電させる。また、CPU13は、イグニッションがオンの状態か、オフの状態か、を含む車両の状態についてのデータを取得する。
(地絡検出)
以下では、最初に地絡検出装置10の地絡の検出についての説明を行ってから、カップリングコンデンサ部15の充放電の制御について説明する。
CPU13は、図1に示されるように、地絡の検出の際にはスイッチSW1およびスイッチSW3をオンにして、スイッチSW2をオフにする。前記のようにCPU13は、出力部11より出力される矩形波パルス信号の周波数、デューティー比を設定するが、以下の例では周波数をT、デューティー比を50%とする。
出力部11はCPU13からの指示に基づき矩形波パルス信号を生成する。CPU13は、例えばカウンタを有しており、カウンタにて計時される時間に応じて出力部11に矩形波パルス信号を生成させる。この例においてCPU13は、まず予め設定した周期T、及びデューティー比となる矩形波パルス信号の「H」レベルとなる信号を出力部11に出力させる。そして、カウンタにて計時される時間が周期Tの1/2、即ち、T/2の時間が経過する直前となると測定点Aの電圧値を取得する。このときの電圧値をVHとする。なお、CPU13は例えば内蔵する電圧センサ等により測定点Aの電圧値を検出してもよいし、例えばフィルタ部17の出力段にA/D変換器等が備えられており、測定点Aの電圧値を示すデジタル信号を取得してもよい。
続いて、CPU13は、矩形波パルス信号の「L」レベルとなる信号を出力部11に出力させる。そして、カウンタにて計時される時間が周期Tの直前となると測定点Aの電圧値を取得する。このときの電圧値をVLとする。
その後、CPU13は、取得した電圧値VHと、電圧値VLとの差分(VH−VL)を求める。以下では、この差分電圧をVp−pとする。
CPU13は、差分電圧Vp−pと第1のしきい値V1とを比較し、差分電圧Vp−pの方が第1のしきい値V1よりも大きい場合には異常がない(即ち、地絡していない)と判定する。第1のしきい値V1、及び後述する第2のしきい値V2は、電池1の絶縁抵抗が低下した場合に生じる差分電圧の変化に基づいて定められる。差分電圧の変化は、例えばシミュレーション、実験等によって把握可能である。
差分電圧Vp−pが第1のしきい値V1以下の場合には、第2のしきい値V2(但しV2<V1)と差分電圧Vp−pとを比較する。V2の方が小さい場合には、CPU13は、軽微な地絡、或いは車両容量の増大のいずれかであると判定する。このとき、CPU13は、車両のユーザーに対して例えば音や表示等による警告をしてもよい。
差分電圧Vp−pが第2のしきい値V2以下の場合には、CPU13は、重度の地絡、或いは車両容量の増大のいずれかであると判定する。このとき、CPU13は、これ以上車両の運転を継続することは良くないと判定して、例えば車両のモータの停止を促す旨の表示をしてもよい。
図2(a)は出力部11より出力される矩形波パルス信号を例示するタイミングチャートである。図2(b)、(c)は測定点Aにおける電圧信号を例示するタイミングチャートである。また、図中のS1、S2、・・・は、CPU13が測定点Aの電圧値を取得するサンプリングのタイミングを示している。サンプリングのタイミングS1、S2、・・・は、矩形波パルス信号の後縁(立ち下がり点)のやや手前、及び前縁(立ち上がり点)のやや手前に設定されている。即ち、サンプリングのタイミングS1、S2、・・・は、T/2毎に設定されており、矩形波パルス信号が「H」レベル、及び「L」レベルの時点を交互にサンプリングしている。タイミングS1、S3、・・(奇数回目)にて、CPU13は電圧値VHを取得し、タイミングS2、S4、・・(偶数回目)にて、CPU13は電圧値VLを取得している。
図2(b)は、正常時、即ち、地絡が発生していないときの、測定点Aに発生する電圧波形の例を示している。図2(b)に示されるように、測定点Aにおける電圧波形は、矩形波パルスの前縁、及び後縁にて若干滑らかに丸みをおびているものの、例えばタイミングS1で測定される電圧値VHと、タイミングS2で測定される電圧値VLとの差分電圧Vp−p(=VH−VL)は十分に大きな値となっている。
図2(c)は、地絡が発生している場合の、測定点Aに発生する電圧波形の例を示している。地絡が発生している場合には、電池1の絶縁抵抗が低下するため、タイミングS1、S3、・・(奇数回目)で測定される電圧値VHは低い値となる。従って、差分電圧Vp−p(=VH−VL)は低い値となる。前記のように、CPU13は、差分電圧Vp−pが第1のしきい値V1以下で第2のしきい値V2よりも大きい場合には地絡の可能性があることを警告し、差分電圧Vp−pが第2のしきい値V2よりも小さい場合には、車両の停止を促す旨の表示をしてもよい。
ここで、車両容量が増加するような場合、測定点Aに発生する電圧波形の前縁付近で大きく変化するが、後縁付近ではあまり変化しない。従って、サンプリングのタイミングS1、S2、・・・を、パルス波形の後縁付近となるように設定することで、車両容量の影響を低減することができる。このように、本実施形態の地絡検出装置10は、高精度な地絡検出が可能である。
(カップリングコンデンサ部の充放電)
前記のように、カップリングコンデンサ部15はアルミ電解コンデンサC1、C2、C3を備える。電池1の地絡がない場合、強電側と弱電側とは分離されており、カップリングコンデンサ部15の両端が無負荷状態となる。
ここで、一般にアルミ電解コンデンサを無負荷のまま長期間放置すると漏れ電流が増加することがある。漏れ電流の増加は、陽極箔の酸化皮膜が電解液と反応して、耐電圧が低下することが原因である。そのため、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3を無負荷のまま長期間放置する事態を回避することで、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3の絶縁レベルを高く維持し、長期信頼性を向上させることができる。
アルミ電解コンデンサC1、C2、C3に代えて、例えばセラミックコンデンサ等を用いても絶縁レベルを維持することは可能である。しかし、セラミックコンデンサ単体の容量をアルミ電解コンデンサと同程度に大きくすることは困難である。そのため、多数のセラミックコンデンサを用いる必要があり、回路規模が増大するため現実的ではない。
後述するように、地絡検出装置10のCPU13は、スイッチSW1、SW2、SW3のオン、オフを適切に制御することでアルミ電解コンデンサC1、C2、C3を充放電できる。アルミ電解コンデンサC1、C2、C3の電解液は、電圧を印加されると修復作用により元の状態に戻る。このことにより、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3の漏れ電流が増加する事態を回避可能である。
図3は、カップリングコンデンサ部15の充電時の地絡検出装置10を示す図である。なお、図1と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。CPU13は、図3に示されるように、カップリングコンデンサ部15の充電時にはスイッチSW1およびスイッチSW2をオンにして、スイッチSW3をオフにする。前記のように、カップリングコンデンサ部15の一端側は、電池1の負極端子と接続されている。そして、カップリングコンデンサ部15の他端側は、スイッチSW1およびスイッチSW2がオンであることにより電池1の正極端子と接続される。このとき、スイッチSW3がオフであることにより弱電側と強電側が切り離され、車両駆動用の電池1によってアルミ電解コンデンサC1、C2、C3が充電される。
図4は、カップリングコンデンサ部15の放電時の地絡検出装置10を示す図である。なお、図1と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。CPU13は、図4に示されるように、カップリングコンデンサ部15の放電時にはスイッチSW2をオンにして、スイッチSW1およびスイッチSW3をオフにする。このとき、スイッチSW1がオフで、スイッチSW2がオンであることにより、カップリングコンデンサ部15の一端側と他端側とは抵抗Ra、Rbを介して接続される。また、スイッチSW3がオフであることにより弱電側と強電側が切り離され、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3が放電される。ここで、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3が充電された状態でスイッチSW3がオンとなると、弱電側に大きな電流が流れて地絡検出装置10に悪影響を及ぼす可能性がある。そのため、CPU13は、カップリングコンデンサ部15を放電させてから、スイッチSW3をオンにする。
このように、CPU13がスイッチSW1、SW2、SW3のオン、オフを適切に切り替えることで、地絡検出装置10は、電池1の地絡を検出することも、カップリングコンデンサ部15の充放電をすることも可能である。ここで、一般に車両のイグニッションがオンの状態のとき(車両の動作中)には電池1の地絡を検出し続ける必要がある。そこで、地絡検出装置10は、図5のフローチャートに従う制御を実行することで、地絡検出を行いつつ、合間にカップリングコンデンサ部15を充放電してアルミ電解コンデンサC1、C2、C3の長期信頼性を向上させることができる。
(地絡検出装置の処理)
図5は、本実施形態に係る地絡検出装置10の処理を示すフローチャートである。まず、地絡検出装置10は、初期状態のときに、または車両のイグニッションがオンの状態でなく(ステップS2のNo)、かつコンデンサの活性化が必要でもないとき(ステップS4のNo)に、スイッチSW1、SW2、SW3を全てオフにする(ステップS1)。ここで、コンデンサの活性化とは、カップリングコンデンサ部15を充放電することである。この例では、車両の動作が終わってイグニッションがオンからオフになったときに、コンデンサの活性化が必要である。地絡検出装置10は、スイッチSW1、SW2、SW3をすべてオフにすることで、車両が動作していないときに、暗電流等によって電池1の充電率が低下することを防止する。
地絡検出装置10は、ステップS1の後に、車両のイグニッションがオンの状態か否かを判定する(ステップS2)。車両のイグニッションがオンの状態であれば(ステップS2のYes)、車両の動作中に地絡を検出し続けるように、地絡検出装置10は、スイッチSW1、SW3をオンに、スイッチSW2をオフにする(ステップS3)。このとき、地絡検出装置10は、図1に示される状態となり、差分電圧Vp−pと第1のしきい値V1、第2のしきい値V2とを比較することで地絡を検出できる。ステップS3を実行すると、地絡検出装置10は再びステップS2に戻る。
地絡検出装置10は、車両のイグニッションがオンの状態でなければ(ステップS2のNo)、コンデンサの活性化が必要か否かを判定する(ステップS4)。本実施形態では、地絡検出装置10は、動作していた車両が停止するときに、カップリングコンデンサ部15の充放電を実行し、カップリングコンデンサ部15が無負荷のまま長期間放置される事態を回避する。つまり、前記のように、地絡検出装置10はイグニッションがオンからオフになることを検出して、コンデンサの活性化が必要であると判定する。
地絡検出装置10は、コンデンサの活性化が必要であると判定すると(ステップS4のYes)、以下のようにカップリングコンデンサ部15を充放電する。まず、地絡検出装置10は、スイッチSW1、SW2をオンに、スイッチSW3をオフにする(ステップS5)。このとき、地絡検出装置10は、図3に示される状態となり、車両駆動用の電池1によってアルミ電解コンデンサC1、C2、C3が充電される。
次に、地絡検出装置10は、コンデンサの放電が必要か否かを判定する(ステップS6)。地絡検出装置10は、コンデンサの放電が必要と判定するまで(ステップS6のNo)、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3の充電を続ける。地絡検出装置10は、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3の電解液が修復作用により元の状態に戻るのに十分な電圧を印加された場合に、コンデンサの充電は十分であって、放電が必要であると判定する。このとき、地絡検出装置10は、例えばコンデンサの充電時間、カップリングコンデンサ部15の端子間電圧等に基づいて、コンデンサの放電が必要かを判定してもよい。
地絡検出装置10は、コンデンサの放電が必要であると判定すると(ステップS6のYes)、スイッチSW2をオンに、スイッチSW1、SW3をオフにする(ステップS7)。このとき、地絡検出装置10は、図4に示される状態となり、カップリングコンデンサ部15の一端側と他端側とが抵抗Ra、Rbを介して接続されて放電が始まる。このとき、抵抗Ra、Rbは放電抵抗として用いられる。
次に、地絡検出装置10は、コンデンサが十分に放電されたか否かを判定する(ステップS8)。地絡検出装置10は、カップリングコンデンサ部15の放電が終わるまで、放電を継続する(ステップS8のNo)。カップリングコンデンサ部15の放電が終わると(ステップS8のYes)、カップリングコンデンサ部15から弱電側に大きな電流が流れることはないため、スイッチSW3をオンとすることが可能になる。その後、地絡検出装置10の処理はステップS1に戻る。
以上のように、本実施形態の地絡検出装置10によれば、高精度に地絡を検出するだけでなく、カップリングコンデンサ部15のアルミ電解コンデンサC1、C2、C3が無負荷のまま長期間放置されることを回避できる。ここで、図6は従来例の地絡検出装置10Aを示す図である。本実施形態に係る地絡検出装置10は、従来例の地絡検出装置10Aと比べて、スイッチSW2、SW3を備える点で異なる。
図6に示される従来例の地絡検出装置10Aの回路構成では、高精度に電池1の地絡を検出することができる。しかし、従来例の地絡検出装置10Aは、スイッチSW2、SW3を備えない。そのため、従来例の地絡検出装置10Aは、カップリングコンデンサ部15のアルミ電解コンデンサC1、C2、C3の充放電を効率的に行う地絡検出装置10の回路構成(図3、図4)をとることができない。
一方で、本実施形態の地絡検出装置10は、回路規模をほとんど増大させずに、高精度の地絡検出だけでなく、地絡を検出していないときにカップリングコンデンサ部15を充放電させることが可能である。そのため、カップリングコンデンサ部15がアルミ電解コンデンサで構成される場合でも、漏れ電流が増加する前に充放電することができ、アルミ電解コンデンサの絶縁レベルを高く維持して、長期信頼性を向上させることが可能である。
また、本実施形態の地絡検出装置10は、従来例でも用いられている抵抗Ra、Rbで構成される抵抗分圧回路を備える。この抵抗分圧回路は、地絡を検出する際には電池1の電圧を測定するのに用いられる。ここで、本実施形態の地絡検出装置10では、例えば図4に示されるように、同じ抵抗分圧回路を、カップリングコンデンサ部15の電圧を測定する電圧測定部として用いることが可能である。電圧測定部によって、例えばカップリングコンデンサ部15の充電後の電圧を測定することで、アルミ電解コンデンサC1、C2、C3の一部または全部のオープン故障を検出可能である。このとき、カップリングコンデンサ部15の電圧を測定する専用の電圧測定部を設ける必要はないため、地絡検出装置10の回路規模の増大を抑制することができる。
また、本実施形態の地絡検出装置10は、従来例でも用いられている車両駆動用の電池1を備える。例えば図3に示されるように、カップリングコンデンサ部15は電池1を電源として充電される。このとき、カップリングコンデンサ部15を充電するために、専用の電池を設ける必要はないため、地絡検出装置10の回路規模の増大を抑制することができる。
また、本実施形態の地絡検出装置10は、従来例でも用いられている抵抗Ra、Rbを備える。前記のように、抵抗Ra、Rbは、電池1の電圧を測定するために用いられる電圧検出用抵抗である。ここで、例えば図4に示されるように、電圧検出用抵抗である抵抗Ra、Rbは、カップリングコンデンサ部15の放電の際には放電抵抗として用いられる。このとき、カップリングコンデンサ部15の放電を行う回路に、専用の負荷を設ける必要はないため、地絡検出装置10の回路規模の増大を抑制することができる。
また、本実施形態の地絡検出装置10は、カップリングコンデンサ部15の充放電をイグニッションがオフの状態で行うことができる。イグニッションがオンの状態(車両の動作中)においては地絡検出が実行される可能性があるが、地絡検出装置10は、地絡検出を阻害することなく、アルミ電解コンデンサの絶縁レベルを高く維持することが可能になる。
また、本実施形態の地絡検出装置10は、カップリングコンデンサ部15は複数のアルミ電解コンデンサを備える。そのため、例えばいくつかのアルミ電解コンデンサがショートした場合でも残りのアルミ電解コンデンサで耐圧を確保することが可能になる。よって、故障耐性のあるカップリングコンデンサ部15を実現できる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各ブロック及びステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数のブロック及びステップを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、前記の実施形態における地絡検出装置10は、カップリングコンデンサ部15の電圧を測定する電圧測定部として電池1の電圧を測定する抵抗分圧回路を用いている。しかし、地絡検出装置10は固有の電圧測定部を備えていてもよい。また、前記の実施形態における地絡検出装置10は、カップリングコンデンサ部15を充電する電源として車両駆動用の電池1を用いている。しかし、地絡検出装置10は固有の電源を備えていてもよい。また、前記の実施形態における地絡検出装置10は、カップリングコンデンサ部15の放電抵抗として電圧検出用抵抗である抵抗Ra、Rbを用いている。しかし、地絡検出装置10は固有の放電抵抗を備えていてもよい。また、カップリングコンデンサ部15は、複数のアルミ電解コンデンサを並列に接続した構成であってもよいし、直列接続と並列接続とを組み合わせた構成であってもよい。
1 電池
10、10A 地絡検出装置
11 出力部
13 CPU
15 カップリングコンデンサ部
17 フィルタ部
C1、C2、C3 アルミ電解コンデンサ
R1、Ra、Rb 抵抗
SW1、SW2、SW3 スイッチ

Claims (7)

  1. アルミ電解コンデンサを備えるカップリングコンデンサ部の一端側に高電圧電源の正極端子または負極端子を接続し、前記カップリングコンデンサ部の他端側となる測定点に、矩形波パルス信号を印加し、前記測定点に発生する電圧信号を検出して、直流電源の地絡を検出する車両用地絡検出装置であって、
    前記直流電源の地絡を検出していないときに、前記カップリングコンデンサ部を充放電させる充放電部を備える車両用地絡検出装置。
  2. 請求項1に記載の車両用地絡検出装置において、
    充電後に前記カップリングコンデンサ部の電圧を測定する電圧測定部を備える車両用地絡検出装置。
  3. 請求項2に記載の車両用地絡検出装置において、
    前記電圧測定部が車両駆動用の電池の電圧も測定することを特徴とする車両用地絡検出装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用地絡検出装置において、
    前記カップリングコンデンサ部の充電に用いる電源に、車両駆動用の電池を用いることを特徴とする車両用地絡検出装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用地絡検出装置において、
    前記カップリングコンデンサ部の放電を行う回路に、電圧検出用抵抗を用いることを特徴とする車両用地絡検出装置。
  6. 請求項1乃至5に記載の車両用地絡検出装置において、
    前記カップリングコンデンサ部の充放電を、イグニッションがオフの状態で行うことを特徴とする車両用地絡検出装置。
  7. 請求項1乃至6に記載の車両用地絡検出装置において、
    前記カップリングコンデンサ部は、複数のアルミ電解コンデンサを備えることを特徴とする車両用地絡検出装置。
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