JP2015226178A - 無線lan通信システムおよび無線lan通信方法 - Google Patents

無線lan通信システムおよび無線lan通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015226178A
JP2015226178A JP2014109683A JP2014109683A JP2015226178A JP 2015226178 A JP2015226178 A JP 2015226178A JP 2014109683 A JP2014109683 A JP 2014109683A JP 2014109683 A JP2014109683 A JP 2014109683A JP 2015226178 A JP2015226178 A JP 2015226178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless lan
connection
lan access
access point
access points
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014109683A
Other languages
English (en)
Inventor
藤田 賢一
Kenichi Fujita
賢一 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2014109683A priority Critical patent/JP2015226178A/ja
Publication of JP2015226178A publication Critical patent/JP2015226178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 電波の輻輳状態や無線LANアクセスポイントに接続済み台数などを確認して、安定した無線接続で、通信速度の速い無線LANアクセスポイントを特定して接続可能にする。【解決手段】 複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントとで構成される無線LAN通信システムにおいて、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントは、それぞれ、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントの接続情報を管理する情報管理部を有し、複数の無線LANアクセスポイントは、複数の無線LANアクセスポイントを互いに有線LANに接続する有線LANインターフェイスを有している。【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LAN(Local Area Network)通信システムに関し、特に無線LANクライアントの自動接続可能な通信システムに関する。
近年、無線LANクライアントが、無線LANアクセスポイントと自動的に接続できる技術が開発されている。しかしながら、複数の無線LANアクセスポイントが存在する環境では、ユーザは、電波の輻輳状態や無線LANアクセスポイントに接続済み台数などを確認できないため、無線接続後の動作が不安定であったり、あるいは無線接続後の通信速度が遅かったりする場合がある。
また、複数の無線LANアクセスポイントが存在し、かつ、多くの無線LANクライアントが接続する環境では、特定の無線LANアクセスポイントに接続が集中したり、接続する日時によって接続が集中する無線LANアクセスポイントが変わる場合があり、実際に接続して通信する際、無線接続後の動作が不安定であったり、無線接続後の通信速度が遅い場合がある。そして、その場合に、安定した無線接続で、通信速度の速い無線LANアクセスポイントを特定することは容易ではなかった。
上記に関連する技術として、特許文献1には、無線クライアントと、無線通信システムの構成要素である無線アクセスポイントを含む無線アクセスポイントとの間の電波到達性を無線アクセスポイント毎に判定し、さらに、無線アクセスポイントの無線資源使用状態を無線アクセスポイント毎に算定し、電波到達性の判定結果および無線資源使用状態の算定結果を含む情報にもとづき、通信セッションの発信・着信を制御する技術が開示されている。
国際公開第2007/074679号
特許文献1に記載の技術では、無線アクセスポイントと無線クライアントとの各々の電波到達性や無線資源使用状況を判定して発信・着信を制御できる。しかし、複数の無線アクセスポイントが存在する環境では、ユーザは、どのアクセスポイントが通信速度が速いのか確認できない、という課題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、安定した無線接続で、通信速度の速い無線LANアクセスポイントを特定して接続することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントとで構成される無線LAN通信システムにおいて、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントは、それぞれ、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントの接続情報を管理する情報管理部を有し、複数の無線LANアクセスポイントは、複数の無線LANアクセスポイントを互いに有線LANに接続する有線LANインターフェイスを有することを特徴としている。
また、本発明は、上記課題を解決するために、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントの接続情報を管理する情報管理部と、複数の無線LANアクセスポイントを互いに有線LANに接続する有線LANインターフェイスと、無線LANの通信規格とは別の通信規格の近距離通信インターフェイスとを有することを特徴としている。
また、本発明は、上記課題を解決するために、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントとで構成される無線LAN通信システムの無線LAN通信方法において、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントは、複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントの接続情報を管理するステップと、無線LANの通信規格とは別の通信規格の近距離通信するステップとを有し、複数の無線LANアクセスポイントは、複数の無線LANアクセスポイントを互いに有線LANに接続するステップを有することを特徴としている。
本発明によれば、通信速度の速い無線LANアクセスポイントを特定して接続できるという効果がある。
本発明の第1の実施形態における無線LAN通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における無線LAN通信システムの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における無線LAN通信システムの各装置のシーケンスを示す図であり、無線LANアクセスポイント200のシーケンスである。 本発明の第1の実施形態における無線LAN通信システムの各装置のシーケンスを示す図であり、無線LANアクセスポイント210のシーケンスである。 本発明の第1の実施形態における無線LAN通信システムの各装置のシーケンスを示す図であり、無線LANアクセスポイント200のシーケンスである。 本発明の第1の実施形態における無線LAN通信システムの各装置のシーケンスを示す図であり、無線LANアクセスポイント210のシーケンスである。 本発明の第1の実施形態における無線LAN通信システムの各装置のシーケンスを示す図であり、図5Aは、無線LANアクセスポイント200と無線LANクライアント230間のシーケンスである。 本発明の第1の実施形態における無線LAN通信システムの各装置のシーケンスを示す図であり、無線LANアクセスポイント210と無線LANクライアント230間のシーケンスである。 本発明の第2の実施形態における無線LAN通信システムの各装置のシーケンスを示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1を用いて、本発明の第1の実施形態である無線LAN通信システムの構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態である無線LAN通信システムの構成を示すブロック図である。
無線LANアクセスポイント100、110は、無線LANアクセスポイントの構成である有線LANインターフェイス101、111と無線LANインターフェイス104、114に加えて、情報管理部として情報管理アプリケーション103、113と、近距離通信インターフェイス102、112とを有している。
情報管理アプリケーション103、113は、無線LANインターフェイス104、114から使用無線チャンネル/SSID(Service Set Identifier)や認証方式などの接続情報/無線LANアクセスポイントの推奨接続台数、および、自身に接続されている無線LANクライアントの接続台数を取得する。また、有線LANインターフェイス101、111を経由して自身以外の無線LANアクセスポイントの使用無線チャンネル/SSIDや認証方式などの接続情報/無線LANアクセスポイントの推奨接続台数、および、無線LANクライアントの接続台数を取得する。
情報管理アプリケーション103、113は、これらの取得した情報をもとに接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントの接続情報を選択する。選択した接続情報は、近距離通信インターフェイス102、112を経由して、無線LANクライアントに送信される。
また、無線LANクライアント130は、無線LANクライアントの構成にある無線LANインターフェイス133に加えて、情報管理アプリケーション132と近距離通信インターフェイス131を有する。情報管理アプリケーション132は、近距離通信インターフェイス131を経由して接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントの接続情報を取得する。情報管理アプリケーション132は、この取得した無線LANアクセスポイントの接続情報を無線LANインターフェイス133へ設定する。
接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントは、現在近距離通信インターフェイス131で接続している無線LANアクセスポイント自身である場合もあれば、別の無線LANアクセスポイントである場合もある。
無線LANアクセスポイント100は、有線LANインターフェイス101と近距離通信インターフェイス102と無線LANインターフェイス104と情報管理アプリケーション103を有している。有線LANインターフェイス101、近距離通信インターフェイス102、無線LANインターフェイス104は、それぞれの一般的な通信機能を有している。情報管理アプリケーション103は、無線LANアクセスポイント100自身の使用無線チャンネル/SSIDや認証方式などの接続情報/無線LANアクセスポイント100の推奨接続台数を保持する機能を有している。
また、無線LANインターフェイス104に接続中の無線LANクライアントの台数(図1の場合は無線LANクライアント120、121の2台)を取得及び保持する機能や、有線LANインターフェイスを経由して他の無線LANアクセスポイント110の使用無線チャンネル/SSIDや認証方式などの接続情報/無線LANアクセスポイント110の推奨接続台数を取得及び保持する機能を有している。さらに、取得済みの情報から、無線の輻輳が発生しておらず、かつ、接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントの接続情報を選択し保持する。選択した接続情報は、近距離通信インターフェイス102を経由して送信する。
無線LANアクセスポイント110は、無線LANアクセスポイント100と同様に、有線LANインターフェイス111と近距離通信インターフェイス112と無線LANインターフェイス114と情報管理アプリケーション113を有している。有線LANインターフェイス111、近距離通信インターフェイス112、無線LANインターフェイス114は、それぞれの一般的な通信機能を有している。情報管理アプリケーション113は、無線LANアクセスポイント110自身の使用無線チャンネル/SSIDや認証方式などの接続情報/無線LANアクセスポイント100の推奨接続台数を保持する機能を有している。
また、無線LANインターフェイス114に接続中の無線LANクライアント122の台数を取得及び保持する機能を有している。さらに、有線LANインターフェイスを経由して他の無線LANアクセスポイント100の使用無線チャンネル/SSIDや認証方式などの接続情報/無線LANアクセスポイント100の推奨接続台数を取得及び保持する機能を有している。さらに、取得済みの情報から、無線の輻輳が発生しておらず、かつ、接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントの接続情報を選択し保持する。選択した接続情報は、近距離通信インターフェイス112を経由して、対象となる無線LANクライアントへ送信する。
無線LANクライアント130は、近距離通信インターフェイス131と情報管理アプリケーション132と無線LANインターフェイス133を有している。近距離通信インターフェイス131、無線LANインターフェイス133は、それぞれ一般的な通信機能を有している。情報管理アプリケーション132は、近距離通信インターフェイス131を経由して無線LANアクセスポイント100、無線LANアクセスポイント110のいずれかと通信し、最適な接続先の情報を取得及び保持する。取得した接続先の情報を無線LANインターフェイス133に設定することで、無線LAN接続が完了する。
このようにして、本発明では、無線未接続の無線LANクライアント130は、無線の輻輳が少なく、かつ、接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントと接続が可能となる。
図2を用いて、本発明の第1の実施形態である無線LAN通信システムのより具体的な構成を説明する。図2は、本発明の第1の実施形態である無線LAN通信システムの詳細な構成を示すブロック図である。図2において、近距離通信(NFC:Near Field Communication)として、Bluetooth(登録商標)や、ZigBee(登録商標)を用いている。近距離通信は、Bluetooth、ZigBee等の電波を用いた方式でもよいし、IrDA(Infrared Data Association)等の光ワイヤレス通信技術を用いてもよい。
無線LANアクセスポイント200は、有線LANインターフェイス201、Bluetoothインターフェイス202、無線LANインターフェイス204、情報管理アプリケーション203を有している。有線LANインターフェイス201、Bluetoothインターフェイス202、無線LANインターフェイス204は、それぞれの一般的な通信機能を持ち、データ通信を行う。
情報管理アプリケーション203は、無線LANアクセスポイント200自身の使用無線チャンネル/SSIDや認証方式などの接続情報/無線LANアクセスポイント200の推奨接続台数を保持し、かつ、無線LANインターフェイス204と通信し接続中の無線LANクライアントの台数(図2の場合は無線LANクライアント220、221の2台)を取得、かつ、有線LANインターフェイス201と通信し無線LANアクセスポイント210に接続中の無線LANクライアントの台数を取得する。さらに、取得済みの情報から、無線の輻輳が発生しておらず、かつ、接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントの接続情報を選択し保持する。選択した接続情報は、Bluetoothインターフェイス202を経由して、対象となる無線LANクライアントへ送信する。
接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントは、Bluetoothインターフェイス231で現在接続している無線LANアクセスポイント自身である場合もあれば、別の無線LANアクセスポイントである場合もある。
無線LANアクセスポイント210は、有線LANインターフェイス211、Bluetoothインターフェイス212、無線LANインターフェイス214、情報管理アプリケーション213を備えている。
有線LANインターフェイス211、Bluetoothインターフェイス212、無線LANインターフェイス214は、それぞれの一般的な通信機能を持ち、データ通信を行う。
情報管理アプリケーション213は、無線LANアクセスポイント210自身の使用無線チャンネル/SSIDや認証方式などの接続情報/無線LANアクセスポイント210の推奨接続台数を保持している。また、無線LANインターフェイス214と通信し、接続中の無線LANクライアント222の接続台数を取得する。さらに、有線LANインターフェイス211と通信して無線LANアクセスポイント200に接続中の無線LANクライアントの接続台数を取得する。さらに、取得済みの情報から、無線の輻輳が発生しておらず、かつ、接続の混み具合が最少の無線LANアクセスポイントの接続情報を選択し保持する。選択された接続情報は、Bluetoothインターフェイス212へ送られ、Bluetoothによって接続先へ送信される。
まだ、無線LAN接続していない無線LANクライアント230は、Bluetoothインターフェイス231、情報管理アプリケーション232、無線LANインターフェイス233を備えている。
Bluetoothインターフェイス231、無線LANインターフェイス233は、それぞれの一般的な通信機能を持ち、データ通信を行う。
情報管理アプリケーション232は、Bluetoothインターフェイス231と通信し、Bluetoothによって送信された無線LANアクセスポイントの接続情報を取得する。取得した接続情報は、無線LANインターフェイス233へ設定され、無線LANアクセスポイントとの接続に利用される。
次に、図2、図3、図4、図5を参照して本発明の第1の実施形態の動作について詳細に説明する。
図3、図4、図5は、図2の本発明の第1の実施形態の構成の無線LAN通信システムの各装置の動作を示すシーケンス図である。
図3Aにおいて、無線LANアクセスポイント200が、自身の使用無線チャンネル/SSID/認証方式/暗号モード/暗号鍵、推奨接続台数、接続中台数を取得し、他の無線LANアクセスポイントへ情報送信する手順を示す。
まず、自身の使用無線チャンネル/SSID/認証方式/暗号モード/暗号鍵などの無線設定の情報を取得する。このとき、情報管理アプリケーション203は、無線LANインターフェイス204へ無線設定取得要求(A1)する。無線LANインターフェイス204は、無線設定取得(A2)し、情報管理アプリケーション203へ無線設定取得応答(A3)する。
次に、自身に接続されている無線LANクライアントの接続台数を取得する。このとき、情報管理アプリケーション203は、無線LANインターフェイス204へ接続台数取得要求(A4)する。無線LANインターフェイス204は、接続台数を取得(A5)し、情報管理アプリケーション203へ接続台数取得応答(A6)する。
最後に、情報管理アプリケーション203は、あらかじめ情報管理アプリケーションが保持している推奨接続台数、取得した無線設定、および、接続台数の情報を接続情報として統合(接続情報統合(A7))し、有線LANインターフェイス201へ接続情報送信(A8)する。
有線LANで接続している別の無線LANアクセスポイント210の動作は、図3Aの無線LANアクセスポイント200の(A1)から(A8)の動作と同じとなり、図3Bの(A9)から(A16)で示す。
図4Aにおいて、無線LANアクセスポイント200が、他の無線LANアクセスポイントの使用無線チャンネル/SSID/認証方式/暗号モード/暗号鍵、推奨接続台数、接続中台数を取得し、接続が混み合っていない無線LANアクセスポイントを検索する手順を示す。
有線LANインターフェイス201は、他の無線LANアクセスポイントから受信した接続情報を、情報管理アプリケーション203へ接続情報送信(B1)する。
情報管理アプリケーション203は、取得した他の無線LANアクセスポイントの接続情報と、自身の接続情報を比較し、電波の輻輳が少なく、接続が混み合っていない無線LANアクセスポイントを検索するため、接続推奨AP(Access Point)検索(B2)する。接続推奨AP検索(B2)した情報は、無線LANクライアントとの通信時に使用するため、接続推奨AP保存(B3)を行う。
本実施形態においては、サーバ等を用いることなく、無線LANアクセスポイント同士で、自身以外のアクセスポイント情報を有線LANを経由して入手する。また、接続推奨AP検索にて、推奨できるAPが複数存在する場合は、最も近いAPを選択する。
有線LANで接続している別の無線LANアクセスポイント210の動作は、図4Aの無線LANアクセスポイント200の(B1)から(B3)の動作と同じとなり、図4Bの(B4)から(B6)で示す。
図5Aにおいて、まだ無線LAN接続していない無線LANクライアント230が、無線LANアクセスポイント200から無線LANの接続情報を取得し、無線LANネットワーク接続を実行する手順を示す。
まず、電波の輻輳が少なく、接続が混み合っていない無線LANアクセスポイントの接続情報を取得する。このとき、無線LANクライアント230の接続管理アプリケーション232は、Bluetoothインターフェイス231へ接続推奨AP情報取得要求(C1)を行う。Bluetoothインターフェイス231は、無線LANアクセスポイント200にあるBluetoothインターフェイス202へ接続推奨AP情報取得要求(C2)を行う。
無線LANアクセスポイント200のBluetoothインターフェイス202は、無線LANクライアント230にあるBluetoothインターフェイス231から受信した接続推奨AP情報取得要求(C2)を受信する。Bluetoothインターフェイス202は、情報管理アプリケーション203へ接続推奨AP情報取得要求(C3)を行う。情報管理アプリケーション203は、図4のB3/B6で事前に保存している情報から接続推奨AP情報取得(C4)し、Bluetoothインターフェイス202へ接続推奨AP情報取得応答(C5)する。
本実施形態における接続推奨APの情報は、クライアントからのAPへのアクセスとは無関係に、定期的に更新されるが、アクセスを契機にしてAPが接続推奨AP情報取得(C4)を行う方式も可能である。この場合、C4の分だけ遅延が発生するが、得られた推奨APの情報を共有して適当な時間だけ保持すればよい。
また、適度な頻度でクライアントからのアクセスがある場所であれば、APから自発的に接続推奨APを更新しなくてもよい。アクセス頻度が低い場所では、消費電力の削減になる。また、繁華街などアクセス頻度が多い場所では、適当に間引きすればよい。すなわち、アクセス数回毎または数十回毎に一回だけすることも可能となる。
Bluetoothインターフェイス202は、無線LANクライアント230にあるBluetoothインターフェイス231へ接続推奨AP情報取得応答(C6)を行う。
無線LANクライアント230のBluetoothインターフェイス231は、無線LANアクセスポイント200にあるBluetoothインターフェイス202から受信した接続推奨AP情報取得応答(C6)を受信する。Bluetoothインターフェイス231は、情報管理アプリケーション232へ接続推奨AP情報取得応答(C7)を行う。接続推奨APは、現在Bluetoothインターフェイス231で接続している無線LANアクセスポイント200自身である場合もあれば、別の無線LANアクセスポイントである場合もある。
最後に、受信した接続推奨AP情報を無線LANクライアントに設定するため、情報管理アプリケーション232は、無線LANインターフェイス233へネットワーク接続要求(C8)する。無線LANインターフェイス233は、受信情報をもとにネットワーク設定(C9)し、情報管理アプリケーション232へ接続結果としてネットワーク接続応答(C10)する。接続推奨APがBluetoothインターフェイスで接続した無線LANアクセスポイント200自身である場合もあるし、それ以外の無線LANアクセスポイントである場合もある。
無線LANクライアント230が、無線LANアクセスポイント200からではなく、無線LANアクセスポイント210から無線LANの接続情報を取得する場合の動作は、図5Bの(C11)から(C20)の動作となる。
以上のように、本実施形態では、無線LANアクセスポイント間で接続情報の共有を行い、無線LANアクセスポイントで選択された接続情報を取得して無線接続するため、あらかじめ電波の輻輳が発生せず、接続が混み合っていない無線LANアクセスポイントを選択することが可能である。無線LANクライアントは、複数の無線LANアクセスポイントの内で、安定して通信可能な1つを選択して通信可能である。また本実施形態では無線LANクライアントと無線LANアクセスポイントの間の接続推奨AP情報のやり取りをBluetoothインターフェイスで行う。そのため無線LAN接続に輻輳等の悪影響を与えることがない。
(第2の実施の形態)
無線LANアクセスポイントに接続されるクライアントの台数や輻輳状況は時間と共に変動する。そのため数分毎または数十分毎といった適宜の時間間隔で、複数の無線LANアクセスポイントの間で接続情報をやり取りし、接続推奨アクセスポイントが変われば情報管理アプリケーション中の該当データを更新する。
もし別の無線LANアクセスポイントに接続していた別の無線LANクライアントが切断されたりした場合その別の無線LANアクセスポイントが、無線LANクライアントが現在接続中の無線LANアクセスポイントより接続が混み合っていない状態になることがある。その場合その空いている別の無線LANアクセスポイントに接続を変更(再接続)する。本実施形態はその場合を説明するものである。
以下図6を用いて動作を説明する。図6は、接続が混み合っていない別の無線LANアクセスポイントに再接続する場合の動作を示すシーケンス図である。基本構成は、図2を用いて説明する。
まず、無線LANアクセスポイント200が、他無線LANアクセスポイントの使用無線チャンネル/SSID/認証方式/暗号モード/暗号鍵、推奨接続台数、接続中台数を取得し、接続が混み合っていない無線LANアクセスポイントを検索する。このとき、(D1)から(D3)の動作は、図4Aの(B1)から(B3)の動作と同じとなる。
このとき、情報管理アプリケーション203は、「以前に検索した接続が混み合っていない無線LANアクセスポイント」つまり無線LANクライアントが今接続している無線LANアクセスポイントと「今回検索した接続が混み合っていない無線LANアクセスポイント」つまり上述の別の無線LANアクセスポイントを比較し異なっていた場合、無線LANインターフェイス204へ接続先変更要求(D4)する。無線LANインターフェイス204は、無線LANクライアント230にある無線LANインターフェイス233へ接続先変更要求(D5)する。
無線LANアクセスポイント230の無線LANインターフェイス233は、無線LANアクセスポイント200にある無線LANインターフェイス204から受信した接続先変更要求(D5)を受信する。無線LANインターフェイス233は、情報管理アプリケーション232へ接続先変更要求(D6)する。情報管理アプリケーション232は、接続先情報保存(D7)し、無線LANインターフェイス233へ接続先変更応答(D8)を行う。無線LANインターフェイス233は、無線LANアクセスポイント200にある無線LANインターフェイス204へ接続先変更応答(D9)を行う。
無線LANアクセスポイント200の無線LANインターフェイス204は、無線LANクライアント230にある無線LANインターフェイス233から受信した接続先変更応答(D9)を受信する。無線LANインターフェイス204は、情報管理アプリケーション203へ接続先変更応答(D10)する。これにより、情報管理アプリケーション203は、無線LANクライアント230が接続情報を正しく受信したことを認識できる。
最後に、無線LANクライアント630では、情報管理アプリケーション232が接続先変更応答(D8)の送信完了を確認後、接続先情報保存(D7)した情報をもとにネットワーク接続(D11)を行う。
このように、本実施例では、無線LANクライアントと無線LANアクセスポイントが接続後に、無線LANクライアントが、現在接続中の無線LANアクセスポイントより接続が混み合っていない別の無線LANアクセスポイントに再接続できる、という効果が得られる。
以上説明したように、第1および第2の実施形態によれば、電波の輻輳状態や無線LANアクセスポイントに接続済み台数などを、情報管理アプリケーションによって確認することができるので、安定した無線接続で、通信速度の速い無線LANアクセスポイントを特定して接続できる。
尚、本願発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更、変形して実施することが出来る。
本発明は、無線LAN通信システムにおいて、無線LANクライアントの自動接続可能な通信システムに利用可能である。
100、110、200、210 無線LANアクセスポイント
101、111、201、211 有線LANインターフェイス
102、112、131 近距離通信インターフェイス
103、113、132、203、213、232 情報管理アプリケーション
104、114、133、204、214、233 無線LANインターフェイス
120、121、122、130、220、221、222、230 無線LANクライアント
202、212、231 Bluetoothインターフェイス

Claims (10)

  1. 複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントとで構成される無線LAN通信システムにおいて、
    前記複数の無線LANアクセスポイントと前記複数の無線LANクライアントは、
    それぞれ、前記複数の無線LANアクセスポイントと前記複数の無線LANクライアントの接続情報を管理する情報管理部を有し、
    前記複数の無線LANアクセスポイントは、
    前記複数の無線LANアクセスポイントを互いに有線LANに接続する有線LANインターフェイスを有することを特徴とする無線LAN通信システム。
  2. 前記複数の無線LANアクセスポイントと前記複数の無線LANクライアントとは、各々に無線LANの通信規格とは別の通信規格の近距離通信インターフェイスを有することを特徴とする請求項1に記載の無線LAN通信システム。
  3. 前記情報管理部は、前記接続情報を、前記近距離通信インターフェイスを用いて、前記無線LANアクセスポイントと前記無線LANクライアントの間で通信することを特徴とする請求項1または2に記載の無線LAN通信システム。
  4. 前記有線LANインターフェイスを用いて、前記複数の無線LANアクセスポイント間で互いの前記接続情報を送受信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線LAN通信システム。
  5. 前記無線LANクライアントが前記近距離通信インターフェイスで接続した無線LANアクセスポイントは、前記近距離通信インターフェイスを用いた接続の前に接続を推奨する無線LANアクセスポイントの接続情報を保有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線LAN通信システム。
  6. 前記情報管理部は、
    前記無線LANクライアントからのアクセスを契機として接続推奨無線LANアクセスポイントの接続情報を収集することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の無線LAN通信システム。
  7. 前記情報管理部は、
    以前に検索した接続が混み合っていない無線LANアクセスポイントと現時点で検索した接続が混み合っていない無線LANアクセスポイントとを比較し異なっていた場合、前記現時点で検索した接続が混み合っていない無線LANアクセスポイントに接続を変更するよう要求することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の無線LAN通信システム。
  8. 前記近距離通信インターフェイスは、無線または光を用いて通信することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の無線LAN通信システム。
  9. 複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントの接続情報を管理する情報管理部と、
    前記複数の無線LANアクセスポイントを互いに有線LANに接続する有線LANインターフェイスと、
    無線LANの通信規格とは別の通信規格の近距離通信インターフェイスと、
    を有することを特徴とする無線LANアクセスポイント。
  10. 複数の無線LANアクセスポイントと複数の無線LANクライアントとで構成される無線LAN通信システムの無線LAN通信方法において、
    前記複数の無線LANアクセスポイントと前記複数の無線LANクライアントは、
    前記複数の無線LANアクセスポイントと前記複数の無線LANクライアントの接続情報を管理するステップと、
    無線LANの通信規格とは別の通信規格の近距離通信するステップと、
    を有し、
    前記複数の無線LANアクセスポイントは、
    前記複数の無線LANアクセスポイントを互いに有線LANに接続するステップを有することを特徴とする無線LAN通信方法。
JP2014109683A 2014-05-28 2014-05-28 無線lan通信システムおよび無線lan通信方法 Pending JP2015226178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014109683A JP2015226178A (ja) 2014-05-28 2014-05-28 無線lan通信システムおよび無線lan通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014109683A JP2015226178A (ja) 2014-05-28 2014-05-28 無線lan通信システムおよび無線lan通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015226178A true JP2015226178A (ja) 2015-12-14

Family

ID=54842671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014109683A Pending JP2015226178A (ja) 2014-05-28 2014-05-28 無線lan通信システムおよび無線lan通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015226178A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6233901B1 (ja) * 2016-08-26 2017-11-22 Necプラットフォームズ株式会社 無線lanシステム及び接続先選定方法
JPWO2017208299A1 (ja) * 2016-05-30 2019-02-28 三菱電機株式会社 通信システム、および、通信システムの制御方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002051368A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Mitsubishi Materials Corp 基地局、移動端末、無線データ通信システム、無線データ通信網構築方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003110569A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Ricoh Co Ltd 無線通信方式切替装置
JP2003324446A (ja) * 2001-12-17 2003-11-14 Sony Corp 通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2004221684A (ja) * 2003-01-09 2004-08-05 Canon Inc 無線システムにおける負荷分散方法
JP2005192187A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Korea Electronics Telecommun 複数の無線lan接続装置が設置された環境でユーザ端末と無線lan接続装置との間のチャンネル連結設定方法
JP2006067103A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Sanyo Electric Co Ltd 無線lanシステム及びそれに用いられる無線lan端末、管理サーバ
JP2007067745A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Fujitsu Ltd 無線端末、管理装置、無線lanの制御方法、無線lanシステム
JP2007300369A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toshiba Corp 情報処理装置および接続制御方法
JP2008283590A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Sony Corp 無線通信端末、通信方法および無線通信システム
JP2009141535A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Silex Technology Inc 無線lanシステムおよび接続方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002051368A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Mitsubishi Materials Corp 基地局、移動端末、無線データ通信システム、無線データ通信網構築方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003110569A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Ricoh Co Ltd 無線通信方式切替装置
JP2003324446A (ja) * 2001-12-17 2003-11-14 Sony Corp 通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2004221684A (ja) * 2003-01-09 2004-08-05 Canon Inc 無線システムにおける負荷分散方法
JP2005192187A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Korea Electronics Telecommun 複数の無線lan接続装置が設置された環境でユーザ端末と無線lan接続装置との間のチャンネル連結設定方法
JP2006067103A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Sanyo Electric Co Ltd 無線lanシステム及びそれに用いられる無線lan端末、管理サーバ
JP2007067745A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Fujitsu Ltd 無線端末、管理装置、無線lanの制御方法、無線lanシステム
JP2007300369A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toshiba Corp 情報処理装置および接続制御方法
JP2008283590A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Sony Corp 無線通信端末、通信方法および無線通信システム
JP2009141535A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Silex Technology Inc 無線lanシステムおよび接続方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017208299A1 (ja) * 2016-05-30 2019-02-28 三菱電機株式会社 通信システム、および、通信システムの制御方法
US10750549B2 (en) 2016-05-30 2020-08-18 Mitsubishi Electric Corporation Communication system and method of controlling communication system
JP6233901B1 (ja) * 2016-08-26 2017-11-22 Necプラットフォームズ株式会社 無線lanシステム及び接続先選定方法
JP2018033088A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 Necプラットフォームズ株式会社 無線lanシステム及び接続先選定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10313862B2 (en) System and method of bluetooth pairing with a group of bluetooth devices
EP3641365B1 (en) Device access method, device and system
EP3363162B1 (en) Smart channel selection for autonomous group initiators
KR101453364B1 (ko) 사물인터넷 환경에서 디바이스의 동적 식별 시스템 및 그 방법
CN105122893B (zh) 用于实现多频段服务发现的***和方法
US11336513B2 (en) Network nodes with intelligent integration
JP6338229B2 (ja) D2d通信発見方法、装置およびシステム
CN110166414B (zh) 一种通信方法、装置及***
KR20110126359A (ko) 단말기 및 그 단말기에서 테더링 서비스 수행 방법
JP2021510997A (ja) Ueのためにポリシーを構成するための方法、装置、及びシステム
EP3244645B1 (en) Pairing procedure
US20180317271A1 (en) Local connection establishment
JP2016033811A (ja) セッション管理方法、セッション管理装置、セッション管理プログラム、および通話処理方法
CN106688243B (zh) 装置对装置内容提供方法
US20170346891A1 (en) Communication method
WO2019032205A1 (en) VIRTUAL PROFILE FOR BLUETOOTH
US20120226787A1 (en) Optimizing use of internet protocol addresses
JP2015226178A (ja) 無線lan通信システムおよび無線lan通信方法
US10349387B2 (en) Enhanced and/or adaptive communication between a telecommunications network and at least one secondary communication device via or using a primary communication device
US20150327056A1 (en) Wireless communication apparatus, communication system, wireless communication apparatus control method, and program
KR20160039382A (ko) 네트워크 특성을 반영한 서비스 지향 아키텍처 프로토콜 동적 구성 시스템 및 이의 방법
JP2015176536A (ja) 通信装置、通信方法、通信プログラムおよび記憶媒体
WO2016177135A1 (zh) 资源管理方法、装置及控制终端
JP6101197B2 (ja) ネットワーク接続管理システム及び方法並びに無線端末装置
JP6098283B2 (ja) 通信速度制限プログラム、通信速度制限装置、及び通信速度制限方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170221