JP2015225601A - 情報提供システム、サーバ、端末、情報提供方法、およびプログラム - Google Patents

情報提供システム、サーバ、端末、情報提供方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】購入履歴に応じた優待情報を、最適のタイミングで提供できる情報提供システムを提供する。【解決手段】サーバ1は、端末3を利用するユーザの購入履歴を、POSレジスタ2から取得する。端末3において広告が表示されたときに、当該広告中のある商品が一定時間以上表示され、そして、当該商品が当該端末3のIDに関連付けられた購入履歴に含まれる場合、サーバ1は、当該商品についての優待情報を生成して、端末3へ送信する。【選択図】図1

Description

本開示は、広告に関連する優待情報の提供に関する。
従来、ユーザに広告などの情報を提供するためのさまざまな方法が提案されている。
たとえば、特開2003−248774号公報(特許文献1)には、顧客の購買実績に応じて、当該顧客にクーポン情報を送信するシステムが開示されている。特開2002−259821号公報(特許文献2)には、携帯電話のユーザーが希望する商品広告のみをユーザーが移動しているエリアと連動した形で、自動的に入手できるようにするための、広告の配布方法が開示されている。特開2002−312856号公報(特許文献3)には、利用者毎の購買履歴に基づいて、利用者毎の個別クーポン券を発行する、クーポン券発行方法が開示されている。
特開2003−248774号公報 特開2002−259821号公報 特開2002−312856号公報
従来の技術では、クーポン等の情報の提供に際し、提供のタイミングについては考慮がなされていない。一方で、ユーザは、そのときの気分で、商品を購入するかどうか決める場合も少なくない。したがって、情報の提供のタイミングは、提供された情報によってユーザが実際に商品を購入するかどうかを左右する、重要な要素であると考えられる。特に、スーパーマーケットなど、ユーザが直接足を運ぶ必要がある店舗にとっては、クーポン等の情報の提供によってユーザ(顧客)の購買意欲を向上させ、それによってユーザを店舗へと誘導することに、大きな意義があると考えられる。
本開示は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、購入履歴に応じた優待情報を、最適のタイミングで提供することである。
本開示において提供される情報提供システムは、端末上の広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品についての優待情報を提供する。
好ましくは、情報提供システムでは、端末および購入履歴は、同一の識別情報に関連付けられており、優待情報は、当該識別情報に対して提供される。
好ましくは、情報提供システムでは、優待情報は、端末上の広告に含まれる商品と、当該商品に関連付けられた商品とを組み合わせた購入についての優待を提供する情報である。
好ましくは、情報提供システムでは、優待情報は、端末上の広告に含まれる商品の購入を条件として、特典を付与する情報である。
好ましくは、情報提供システムでは、閲覧対象となった商品は、購入履歴に含まれる商品に対して、分類および種類が共通する商品である。
好ましくは、情報提供システムでは、閲覧対象となった商品は、購入履歴に含まれる商品に対して、少なくとも分類が共通する商品である。
好ましくは、情報提供システムでは、優待情報は、端末において、購入履歴に含まれる商品が一定時間以上閲覧対象となったことを条件として提供される。
好ましくは、情報提供システムでは、優待情報は、端末に表示された広告において、購入履歴に含まれる商品に対する操作がなされたことを条件として提供される。
好ましくは、情報提供システムは、端末に、広告を提供するための提供手段と、端末上の広告において閲覧対象となっている商品を特定するための特定手段と、特定手段によって特定された商品が購入履歴に含まれている場合に、当該商品についての優待情報を生成するための生成手段とを備える。
好ましくは、情報提供システムでは、端末と、端末と通信可能なサーバとを備え、サーバは、提供手段と、特定手段と、生成手段とを含み、生成手段によって生成された優待情報を端末へ送信するための優待情報送信手段をさらに含む。
好ましくは、情報提供システムでは、端末と、端末と通信可能なサーバとを備え、サーバは、提供手段を含み、端末は、特定手段と、生成手段とを含む。
好ましくは、情報提供システムでは、端末は、広告において、購入履歴に含まれる商品を、当該広告中の他の商品と異なる態様で表示する。
好ましくは、情報提供システムでは、端末は、提供された優待情報を表示する。
好ましくは、情報提供システムでは、端末は、優待情報の表示態様を、時間の経過とともに変更する。
情報提供システムでは、優待情報の内容が、時間の経過とともに変更される。
本開示において提供されるサーバは、端末に情報を提供するためのサーバであって、端末において表示された広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する。
本開示において提供される端末は、広告を表示する端末であって、当該広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する。
本開示において提供される情報提供方法は、端末上の広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する。
本開示において提供されるプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、コンピュータに、端末上の広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供するための処理を実行させる。
本開示によれば、優待情報が、ユーザに、当該商品の購入を決定させる可能性の高いタイミングで提供される。
情報提供システムの利用態様の一例を模式的に示す図である。 広告の閲覧およびクーポンの取得について、端末の動作を説明するための図である。 情報提供システムの構成の一例を示す図である。 情報提供システムの機能的な構成の一例を示す図である。 情報提供システムにおいて優待情報が生成される際に利用される情報の具体例を示す図である。 情報提供システムにおいて優待情報が生成される際に利用される情報の具体例を示す図である。 情報提供システムにおいて優待情報の生成のために実行される処理の一例の流れを説明するための図である。 第4の実施の形態の優待情報において閲覧対象商品と組み合わされる商品を示す情報(組み合わせ情報)の一例を示す図である。 当該情報の一例を示す図である。 第7の実施の形態における、端末での表示画面の遷移を説明するための図である。 第8の実施の形態の情報提供システムの機能構成の一例を示す図である。 第8の実施の形態の情報提供システムにおいて、優待情報の生成のために実行される処理の一例の流れを説明するための図である。 第10の実施の形態における広告の表示態様の一例を示す図である。 第11の実施の形態における優待情報の表示態様の変化の一例を説明するための図である。 第11の実施の形態における優待情報の表示態様の変化の他の例を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<情報提供システムの利用態様の一例>
図1は、情報提供システムの利用態様の一例を模式的に示す図である。情報提供システムでは、図1において場面ST01,ST02,ST03として示される、3つの場面が想定される。以下、各場面の内容を説明する。
(場面ST01)
まず場面ST01において、ユーザは、店舗において商品を購入する。そして、ユーザは、当該購入のレシートを、POS(Point Of Sale)レジスタ2から、電子レシートとして受領する(図1中の「(1)」)。取得された電子レシートは、端末3に保存される。一方、POSレジスタ2は、当該購入の履歴を、サーバ1に送信する。図1および以下の説明では、端末3は、特定のユーザに対応することを示すために、「端末A」とも記載される。端末3は、たとえば、タブレット型の携帯端末、スマートフォン、携帯電話機などの情報処理装置であって、電子広告を表示する機能を有する。
上記電子レシートの受領の際、端末3(端末A)は、POSレジスタ2に対して、端末3(端末A)のIDを送信する。POSレジスタ2は、電子レシートを端末3(端末A)に送信するとともに、上記購入の履歴を端末3(端末A)のIDに関連付けて、サーバ1へ送信する。POSレジスタ2からの購入の履歴の送信に応じて、サーバ1は、端末3(端末A)のIDに関連付けて、上記購入の履歴を格納する。
第1の実施の形態では、端末3のIDは、購入履歴の管理の対象である識別情報の一例である。情報提供システムでは、識別情報ごとに購入履歴が管理され、また、識別情報ごとに優待情報が生成される。
図1では、購入履歴RCとして、端末のIDごとの購入履歴の一例が示されている。購入履歴は、購入の日付とともに、商品名(「卵」「牛乳」「魚」等)を含む。
(場面ST02)
場面ST02は、場面ST01より後に生じる場面の一例である。場面ST02では、端末3は、サーバ1から、店舗からの電子広告を受信する(図1中の「(2)」)。ユーザは、当該電子広告を、端末3で閲覧する(図1中の「(3)」)。本明細書において、「閲覧」とは、端末3の表示部306に表示させることなどによって、ユーザが視認可能な状態とすることを意味する。
サーバ1は、上記電子広告に加えて、端末3(端末A)に対して、当該端末3(端末A)に関連付けられた購入履歴に基づいて作成された優待情報を表示する。優待情報とは、クーポンなどの、商品の購入に際して割引を得るための情報を含む。「商品」とは、物理的な実体を有する物品に加えて、物理的な実体のないサービスをも含むことが意図される。また、優待情報は、ユーザを優待するための情報であれば、限定商品の購入の権利の付与、商品の開発秘話などの情報の付与など、商品購入の割引以外の情報も含み得る。たとえば、優待情報は、広告上の商品を購入することにより、販売数量が限定された特別な商品を購入する権利を付与するものであってもよい。これにより、限定商品の購入を所望するユーザの商品の購入および来店を促進できる。
さて、図1の例において、サーバ1は、購入履歴RCに含まれる各商品について、優待情報を生成する。たとえば、サーバ1は、優待情報として、購入履歴RCに含まれる「卵」という商品について、当該「卵」と同日に購入された頻度の高い「牛乳」とともに購入することにより、最初に配信された広告に記載されているよりもさらに割引を提供する、クーポンを生成する。
そして、サーバ1は、端末3(端末A)において、配信された広告中の「卵」が、一定時間以上閲覧されたことを条件として、端末3(端末A)に、上記のように「卵」という商品について生成されたクーポンを送信する(図1中の「(4)」)。なお、「一定時間以上閲覧」という条件は、「一定回数以上閲覧」という条件に変更されてもよい。図1の例では、当該クーポンは、「卵」と「牛乳」との組み合わせの購入に対して、「20円」の割引を提供する。ユーザは、端末3が受信したクーポンを、たとえば当該端末3に保存する。
(場面ST03)
場面ST03は、場面ST02より後に生じる場面の一例である。場面ST03では、ユーザは、店舗において、図1中の「(4)」において端末3に保存したクーポンを利用して、商品(卵と牛乳)を購入する(図1中の「(5)」)。
POSレジスタ2は、当該購入の履歴も、端末3(端末A)と関連付けて、サーバ1に送信する。サーバ1は、新たに受信した購入の履歴を、端末3(端末A)と関連付けられた購入履歴RCに追加する。このようにして、サーバ1では、購入の履歴が蓄積される。
情報提供システムでは、場面ST01〜ST03が繰り返されることにより、端末3のIDごとに購入履歴が蓄積され、また、クーポンが生成された場合は、当該クーポンが端末3へ送信(提供)される。
<クーポン取得時の端末における表示態様の一例>
図2は、上記の場面ST02における、広告の閲覧およびクーポンの取得について、端末3の動作を説明するための図である。図2には、端末3に表示される4パターンの画像を表示する画面(画面330〜360)が示されている。
画面330は、端末3にインストールされている、広告を表示するためのアプリケーション(以下、「広告アプリ」ともいう)によって表示される画面の一例である。画面330は、広告を表示する店舗を選択するための画面である。表示欄331には、選択される店舗の候補が列挙されている。ユーザは、列挙されている店舗から1つ以上の店舗を選択し、選択ボタン332を操作することにより、表示させる広告を指定する。
画面340は、広告の表示の一例を示す。画面に対してユーザがスワイプ操作をすることにより、広告中の表示される部分が変更される。図中の手Hは、スワイプ操作をするユーザの手を示す。
画面350は、画面340から、スワイプ操作による変更後の広告の表示部分を表示する。画面350は、端末3(端末A)の購入履歴に含まれる商品「卵」についての広告欄351を含む。広告欄351は、文字列「たまご100円」を含む。広告欄351が端末3において一定時間(たとえば、5秒間)以上表示されたことが検出されると、サーバ1は、上記したように、「卵」についてのクーポン(優待情報)を端末3に送信する。
画面360は、送信されたクーポン361を表示する。クーポン361によって特定される優待情報は、端末3において保存される。一例では、端末3は、当該優待情報の受信を条件として、当該優待情報を保存する。他の例では、端末3は、当該優待情報の受信後、積極的な操作(たとえば、保存ボタンへのタッチ)を条件として、当該優待情報を保存する。
<情報提供システムのハードウェア構成>
図3は、情報提供システムの構成の一例を示す図である。図3を参照して、本実施の形態に係る情報提供システムは、広告を配信するサーバ1、ならびに、サーバ1と通信ネットワークNTを介して通信する複数のPOSレジスタ2および複数の端末3を含む。通信ネットワークNTは、インターネットを含む各種ネットワークを含む。サーバ1、POSレジスタ2、および端末3のそれぞれについて、構成を説明する。
(サーバ1)
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)101、記憶部110、および通信ネットワークNTを介して外部装置と通信するための通信部105を備える。記憶部110は、ハードディスク、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)など各種記憶デバイスからなる。記憶部110には、広告コンテンツDB(データベースの略)111、プロモーション情報DB112、およびユーザ情報DB113が格納される。
広告コンテンツDB111は、端末3において表示される広告のコンテンツを格納する。広告コンテンツDB111には、2以上の店舗の広告のコンテンツが格納され得る。プロモーション情報DB112は、上記した優待情報を作成する際に利用される情報が格納される。格納される情報の具体的な例は、後述される。ユーザ情報DB113は、図1の購入履歴RC等の、端末3(および、そのユーザ)に関する情報が格納される。
通信部105は、たとえばIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11a/b/g/nなどの規格に従う無線LAN(Local Area Network)または、有線LANによりインターネットに接続する。
サーバ1は、I/F(インターフェイス)121をさらに含む。I/F121は、CD(Compact Disc)−ROM等の記憶媒体122が着脱自在に装着され、記憶媒体122のデータにアクセスする。CPU101によって実行されるプログラムは、記憶媒体122に記憶されている場合もある。
(POSレジスタ2)
複数のPOSレジスタ2のそれぞれは同様の構成を有する。POSレジスタ2は、CPU201、プログラムおよびデータを格納するための不揮発性メモリを含む記憶部203、作業領域およびデータの一時記憶領域として利用される一時記憶部204、ユーザが情報を入力するために操作する操作部205、情報を表示するための表示部206、通信部209、I/F(インターフェイス)210、および、タイマ212を備える。
操作部205は、ユーザによる情報の入力操作を受付けるための機能を有し、ボタン、キー、タッチパネル、バーコードリーダなどからなる。通信部209は、通信部105と同様に、たとえばIEEE802.11a/b/g/nなどの規格に従う無線LANまたは、有線LANによりインターネットに接続する。I/F210は、CD−ROM等の記憶媒体211が着脱自在に装着され、記憶媒体211のデータにアクセスする。CPU201によって実行されるプログラムは、記憶媒体211に記憶されている場合もある。タイマ212は、時間を計測する。
(端末3)
複数の端末3のそれぞれは同様の構成を有する。端末3は、CPU301、プログラムおよびデータを格納するための不揮発性メモリを含む記憶部303、作業領域およびデータの一時記憶領域として利用される一時記憶部304、ユーザが情報を入力するために操作する操作部305、情報を表示するための表示部306、通信部309、I/F(インターフェイス)310、および、タイマ312を備える。
操作部305は、ユーザによる情報の入力操作を受付けるための機能を有し、ボタン、キー、トラックボール、タッチパネルなどからなる。通信部309は、通信部105および通信部209と同様に、たとえばIEEE802.11a/b/g/nなどの規格に従う無線LANまたは、有線LANによりインターネットに接続する。I/F310は、CD−ROM等の記憶媒体311が着脱自在に装着され、記憶媒体311のデータにアクセスする。CPU301によって実行されるプログラムは、記憶媒体311に記憶されている場合もある。タイマ312は、時間を計測する。
<情報提供システムの機能構成>
図4は、情報提供システムの機能的な構成の一例を示す図である。
(サーバ1)
サーバ1は、購入履歴取得部151と、購入履歴格納部152とを含む。購入履歴取得部151は、複数のPOSレジスタ2のそれぞれからユーザ(顧客)の購入履歴を取得(受信)する。購入履歴格納部152は、当該購入履歴を、ユーザ情報DB113に、購入履歴RC(図1参照)として格納する。購入履歴取得部151は、たとえば所定のプログラムを実行するCPU101と、通信部105とによって実現される。購入履歴格納部152は、たとえば所定のプログラムを実行するCPU101によって実現される。
また、サーバ1は、広告提供部161を含む。広告提供部161は、広告コンテンツDB111に格納された広告用のコンテンツを、複数の端末3に配信する。また、広告提供部161は、端末3において指定された広告を、広告コンテンツDB111から抽出して、端末3に送信する。広告提供部161は、たとえば所定のプログラムを実行するCPU101と、通信部105とによって実現される。
また、サーバ1は、閲覧位置取得部171と、閲覧対象商品特定部172と、優待情報生成部173と、優待情報送信部174とを含む。閲覧位置取得部171は、端末3において閲覧の対象となっている位置(広告の中で、実際に画面に表示されている部分)を特定する情報を取得する。閲覧対象商品特定部172は、表示対象となっている広告のコンテンツ情報(たとえば、広告コンテンツDB111に格納されている)を参照することにより、広告において、閲覧位置取得部171が取得した位置(部分)に含まれる商品を特定する。優待情報生成部173は、閲覧対象商品特定部172によって特定された商品について、購入履歴RCを利用して、上記したクーポン等の優待情報を生成する。優待情報送信部174は、優待情報生成部173が生成した優待情報を、端末3へ送信する。
閲覧位置取得部171および優待情報送信部174は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU101と、通信部105とによって実現される。閲覧対象商品特定部172および優待情報生成部173は、たとえば所定のプログラムを実行するCPU101によって実現される。
(POSレジスタ2)
POSレジスタ2は、購入履歴取得部221と購入履歴送信部222とを含む。購入履歴取得部221は、ユーザ(顧客)による商品の購入の際の決済情報に基づいて、購入履歴を生成する。購入履歴取得部221は、また、決済の際に提示された端末3のIDを取得する。上記購入履歴は、端末3のIDに関連付けられる。購入履歴送信部222は、購入履歴取得部221によって生成された購入履歴を、端末3のIDとともにサーバ1へ送信する。
購入履歴取得部221は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU201と、通信部209とによって実現される。購入履歴送信部222は、所定のプログラムを実行するCPU201によって実現される。
(端末3)
端末3は、広告取得部321と、情報表示部322と、閲覧位置特定部323と、閲覧位置送信部324とを含む。広告取得部321は、サーバ1から広告コンテンツを受信する。情報表示部322は、広告および優待情報を表示部306に表示する。閲覧位置特定部323は、広告において実際に表示部306に表示されている位置(部分)を特定する。閲覧位置送信部324は、閲覧位置特定部323によって特定された位置(部分)をサーバ1へ送信する。
広告取得部321および閲覧位置送信部324は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU301と、通信部309とによって実現される。情報表示部322および閲覧位置特定部323は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU301によって実現される。
<情報の具体例>
図5および図6は、情報提供システムにおいて優待情報が生成される際に利用される情報の具体例を示す図である。
図5には、ユーザ情報DB113に格納される購入履歴の一例が示されている。図1を参照して説明されたように、購入履歴は、端末3ごとに、各日に購入された商品の名称を含む。購入履歴における商品の格納態様は、図5に示されたものに限定されない。購入履歴では、購入された商品が、日ごとに格納されていてもよいし、各日の取引ごとに格納されていてもよい。
また、購入履歴は、購入された各商品の賞味期限など、各商品に付随する情報を含んでていてもよい。端末3において閲覧対象となった広告上の商品が購入履歴に含まれる場合、当該購入履歴中の商品の賞味期限が到来していることを条件として、当該商品の優待情報が提供されてもよい。
図6には、プロモーション情報DB112に格納される割引額情報の一例が示されている。割引額情報は、商品ごとに、どの商品と組み合わされたときに優待情報においていくらの割引が与えられるかを特定する情報である。図6に示された例は、商品「卵」についての割引額情報を示す。図6に示されるように、商品「卵」について優待情報が生成される場合、商品「卵」が商品「牛乳」と組み合わされたときの割引額は「20円」であり、商品「卵」が商品「ヨーグルト」と組み合わされたときの割引額は「30円」である。
<処理の流れ>
図7は、情報提供システムにおいて優待情報の生成のために実行される処理の一例の流れを説明するための図である。図7を参照して、処理の流れを説明する。図7には、サーバ1、POSレジスタ2、および、端末3のそれぞれにおいて実行される処理のフローチャートが記載されている。サーバ1、POSレジスタ2、および、端末3における処理は、たとえば、それぞれのCPU(CPU101,201,301)が所定のプログラムを実行することによって、つまり、ハードウェアがソフトウェアと協働することによって、実行される。
POSレジスタ2は、ステップSA10で、顧客の取引に応じて購入履歴を取得(生成)する。また、POSレジスタ2は、当該購入履歴を、端末3のIDに関連付ける。そして、POSレジスタ2は、サーバ1へ、当該購入履歴を送信する。
サーバ1は、ステップSB10で、POSレジスタ2から受信した購入履歴を取得し、ユーザ情報DB113に格納する。
端末3は、ステップSC10で、広告の指定を受付け(図2の画面330参照)、当該広告の送信をサーバ1へ要求する。
当該要求に応じて、サーバ1は、ステップSB20で、端末3に広告を送信する。
当該送信に応じて、端末3は、ステップSC20で、サーバ1から受信した広告を表示する(図2の画面340,350)。そして、端末3における制御は、ステップSC30へ進められる。なお、端末3は、広告の表示に際し、図2が参照されて説明されたように、ユーザからのスワイプ操作等に応じて、表示される内容を適宜変更する。
端末3は、ステップSC30で、広告のうち、表示部306において表示の対象となっている位置(部分)を特定する。そして、端末3は、当該位置(部分)をサーバ1へ、当該端末3のIDとともに送信する。
当該送信に応じて、サーバ1は、ステップSB30で、一定時間以上表示部306に表示された広告上の商品が、送信元の端末3のIDに関連付けられた購入履歴中に存在するかどうかを判断する。そして、サーバ1は、存在すると判断すると(ステップSB30でYES)、ステップSB40へ制御を進め、存在しないと判断すると(ステップSB30でNO)、ステップSB30の制御を続行する。
なお、端末3は、たとえば、所定時間(5秒程度)ごとに、ステップSC30における位置の送信を実行する。送信される位置は、たとえば当該所定時間内の、特定時間(たとえば、1秒程度)ごとに特定された位置の履歴を含む。サーバ1は、端末3から位置を受信するたびに、ステップSB30の制御を実行する。また、サーバ1は、端末3ごとに、そして、広告ごとに、端末3においてすでに表示された位置に含まれる商品と、各商品が表示された時間の累積とを蓄積している。そして、当該蓄積している情報と新しく端末3から受信した情報とに基づいて、ステップSB30における判断を実行する。
そして、サーバ1は、ステップSB40で、ステップSB30において購入履歴に含まれると判断された商品について、優待情報を生成し、端末3へ送信する。
当該送信に応じて、端末3は、ステップSC40で、サーバ1から受信した優待情報を表示部305に表示させる。そして、制御は、ステップSC50へ進められる。
端末3は、ステップS50で、優待情報を保存するための操作がなされたかどうかを判断する。そして、当該操作がなされたと判断するとステップSC60へ制御を進める(ステップS50でYES)。
端末3は、ステップSC60で、上記のように保存した優待情報を記憶部303に格納して、ステップSC30へ制御を戻す。
一方、端末3は、ステップS50において、優待情報を保存しないことを示す操作がなされたと判断すると、ステップSC30へ制御を戻す(ステップSC50でNO)。
以上、第1の実施の形態では、端末3において広告が表示されたときに、当該広告中のある商品が一定時間以上表示部306上に表示され、そして、当該商品が当該端末3のIDに関連付けられた購入履歴に含まれる場合、サーバ1は、当該商品についての優待情報を生成して、端末3へ送信する。
これにより、ユーザによる購入の実績がある商品について、当該ユーザが広告において当該商品の購入を検討している可能性の高い状況において、当該商品についての優待情報が提供される。つまり、優待情報が、ユーザに、当該商品の購入を決定させる可能性の高いタイミングで提供される。
また、第1の実施の形態の優待情報は、広告上の商品と、購入履歴において当該商品とともに購入される頻度が高かった商品とを組み合わせた購入を優待する。これにより、優待情報による店舗側の売り上げへの貢献の度合いが向上される。
なお、第1の実施の形態では、優待情報は、広告において閲覧(表示)の対象となった商品(たとえば、「卵」)が、ある程度の頻度で当該商品と一緒に購入されている商品(たとえば、「牛乳」)と組合わされた購入について、割引を与えるものである。
本明細書では、広告において一定時間以上閲覧の対象となった商品を「閲覧対象商品」という。そして、第1の実施の形態の優待情報において、閲覧対象商品と組み合わされる商品は、他の態様で決定される場合もあり得る。
一例として、組み合わされる商品は、たとえば、図5に例示されたような購入履歴において、ある程度の頻度で購入されており、かつ、賞味期限が数日内に到来することが予測される商品である。賞味期限が数日内に到来するかどうかは、購入履歴における当該商品の最新の購入日の日付に基づいて判断される。
なお、各商品の賞味期限は、上記のように購入履歴において格納されていてもよいし、記憶部110において各商品を管理する情報の一部として各商品のシリアルナンバと関連付けられる等して格納されていてもよい。
他の例として、サーバ1は、購入履歴に基づいて、商品ごとの購入の周期性を算出する。たとえば、卵については「1週間に一度」、パンについては「3日に一度」といった情報が算出される。そして、サーバ1は、各商品の最新の購入日に基づいて、数日内(または、本日)に、購入されることが予測される商品を、優待情報において、閲覧対象商品と組み合わせる。
また、閲覧対象商品のうち、購入履歴に含まれるすべての商品について、優待情報が生成されない場合もあり得る。たとえば、購入履歴において特定の回数以上の購入が記録されている商品、または、最新の購入日からある程度の期間(たとえば、1か月)が経過している商品に限定され得る。
優待情報における割引の額は、たとえば、図6に例示されたような割引額情報に基づいて決定される。より具体的には、サーバ1は、閲覧対象商品と、図5に例示されたような購入履歴に基づいて組み合わされた商品との組み合わせについて、割引額情報において設定されている割引額を、優待情報における割引の額として決定する。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第2の実施の形態の情報提供システムでは、購入履歴として、商品について、図5に示されたものと比較して、より詳細な情報が格納される。より具体的には、図5では、各商品について、その種類(卵、牛乳、等)のみが登録されている。第2の実施の形態では、各商品について、そのメーカまで登録される。つまり、メーカが異なる2つの商品は、異なる商品として識別される。たとえば、A社から販売されている牛乳は、B社から販売されている牛乳とは異なる商品として識別される。
第2の実施の形態では、端末3において、広告上のA社の牛乳が一定時間以上表示された場合、購入履歴がA社の牛乳を含むときには、サーバ1は、A社の牛乳についての優待情報を生成し、端末3へ送信する。
一方、同じ場合であっても、購入履歴が、B社の牛乳を含むが、A社の牛乳を含まないときには、サーバ1は、A社の牛乳についての優待情報を生成しない。広告中の閲覧対象となった商品が、購入履歴に含まれないからである。
これにより、端末3において広告を閲覧するユーザの嗜好に沿った優待情報を提供できる。
また、購入履歴における「商品」の情報は、一例として、商品の分類を特定する情報のみを含む。他の例として、上記「商品」の情報は、同じ分類の商品の中の個々の商品の種類を特定する情報をも含む。
商品の分類を特定する情報の一例は、「パン」である。また、同じ分類の商品の中の、個々の商品の種類を特定する情報の例は、「ジャムパン」「メロンパン」「あんぱん」および「クリームパン」である。
購入履歴における「商品」の情報として、商品の分類を特定する情報のみが含まれる場合、端末3において表示された広告上の商品が、購入履歴に含まれる商品に対して少なくとも商品の分類が共通すれば、優待情報は生成される。より具体的には、購入履歴における「商品」の情報として分類「パン」という情報のみが含まれる場合、ユーザが、端末3で、「ジャムパン」の広告を閲覧すれば「ジャムパン」についての優待情報を提供され、「メロンパン」の広告を閲覧すれば「メロンパン」についての優待情報を提供される。
これにより、過去に購入した実績のある商品と同じ分類に属する商品についての広告を閲覧しているユーザに対して、当該広告上の商品についての優待情報が提供される。これにより、ユーザが、過去に購入した商品と同じ分類であって異なる種類の商品の購入を検討しているタイミングで、優待情報が提供され得る。したがって、過去の購入実績と同じ分類の中で異なる種類の商品の購入を検討するユーザに対して、当該商品の購入を効果的に後押しするタイミングで、上記優待情報が提供される。
一方、購入履歴における「商品」の情報として、商品の分類を特定する情報に加えて、商品の種類を特定する情報までが含まれる場合、端末3において表示された広告上の商品の種類が、購入履歴に含まれる商品の種類と一致しなければ、優待情報は生成されない。より具体的には、購入履歴における「商品」の情報として、分類「パン」に加えて、種類「メロンパン」が含まれる場合、ユーザが、端末3で、「ジャムパン」の広告を閲覧しても当該「ジャムパン」についての優待情報を提供されないが、「メロンパン」の広告を閲覧すれば「メロンパン」についての優待情報を提供される。
これにより、過去に購入した実績のある商品と同じ分類に属しかつ同じ種類の商品の広告を閲覧しているユーザに対して、当該商品についての優待情報が提供される。ユーザは、過去に購入したものと同じ種類の商品を購入する可能性が高い。したがって、広告を閲覧しているユーザは、閲覧対象の商品の購入をかなり高い確率で検討しているタイミングで、当該商品の購入を後押しする情報(優待情報)を提供される。
なお、購入履歴において、上記のような分類および/または種類を特定する情報は、各分類および/または種類の名称そのものであってもよいし、各分類および/または種類を表す識別子であってもよい。
なお、各商品がメーカまで識別される場合であっても、優待情報の生成においては、メーカが異なる同じ種類の商品が同じ商品であるとして取り扱われてもよい。たとえば、広告上のA社の「メロンパン」が一定時間以上表示された場合、購入履歴が、A社の「メロンパン」を含むときには、サーバ1は、A社の「メロンパン」についての優待情報を生成し、端末3へ送信する。また、広告上のA社の「メロンパン」が一定時間以上表示された場合、購入履歴が、A社の「メロンパン」を含まなくても、B社の「メロンパン」を含むときには、サーバ1は、A社の「メロンパン」(広告上の商品)についての優待情報がを生成し、端末3へ送信する。これにより、端末3において広告を閲覧するユーザに対して、広い範囲の商品の購入を促進できる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第3の実施の形態の情報提供システムでは、優待情報は、閲覧対象商品のみの購入を優待する。つまり、閲覧対象商品が、他の商品と組み合わされることがない。より具体的には、端末3において、広告上の商品「卵」が一定時間以上閲覧の対象となり、当該商品「卵」が、端末3に関連付けられた購入履歴に含まれる場合、優待情報は、当該商品「卵」の購入についてのクーポンである。
優待情報は、閲覧対象商品を他の商品と組み合わせないことにより、ユーザは、閲覧対象商品のみを購入すれば優待を受けることができる。つまり、ユーザは、閲覧対象商品の広告を閲覧しているタイミングで、当該閲覧対象商品のみを購入することによって優待され得る情報を取得する。これにより、効果的なタイミングで、ユーザに対して、閲覧対象商品に関する情報が提供される。また、優待情報は、より容易に、ユーザの購入意欲を増進し得る。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第4の実施の形態の情報提供システムでは、優待情報において閲覧対象商品と組み合わされる商品は、購入履歴に関係なく、予め設定されている。図8は、第4の実施の形態の優待情報において閲覧対象商品と組み合わされる商品を示す情報(組み合わせ情報)の一例を示す図である。
図8の組み合わせ情報において、「広告上の商品」は、閲覧対象商品を示す。また、図8中の「組み合わせられる商品」は、優待情報において閲覧対象商品と組み合わされる商品を示す。より具体的には、たとえば、広告中の「パン」が一定時間以上端末3において表示され、「パン」が当該端末3に対応する購入履歴に含まれる場合、サーバ1は、「パン」、および、組み合わせ情報において「パン」と関連付けられている「ヨーグルト」を組み合わせて購入することに対する割引を提供するための優待情報を生成する。
第4の実施の形態では、たとえば店舗側が組み合わせ情報を生成し、サーバ1に蓄積しておくことができる。これにより、ユーザに効果的なタイミングで優待情報を提供しつつ、優待情報によって、店舗側が望む商品の売上を促進することができる。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第5の実施の形態では、ユーザは、店舗での商品の購入におけるPOSレジスタ2への識別情報の入力、広告の閲覧、および、優待情報の取得に、それぞれ異なる機器(またはカード)を利用する。より具体的には、ユーザは、店舗が発行する会員カードで、当該店舗での商品の購入において、POSレジスタ2へ識別情報を入力する。また、ユーザは、端末3で、広告を閲覧する。また、ユーザは、電子メールで、優待情報を取得する。
第5の実施の形態では、サーバ1は、ユーザ情報DB113において、上記したような会員カード、端末3、および、電子メールのメールアドレスを、特定のユーザに関連付けるための情報を格納する。図9は、当該情報の一例を示す図である。
図9に示された「ユーザID情報」は、ユーザIDと、カードIDと、端末アドレスと、メールアドレスとを関連付ける。ユーザIDは、ユーザを識別する。カードIDは、店舗が発行する会員カードを識別する。端末アドレスは、たとえば端末3のIP(Internet Protocol)アドレス等の、端末3を識別する情報である。メールアドレスは、ユーザIDで識別されるユーザの電子メールのアドレスである。
第5の実施の形態では、サーバ1は、たとえばカードIDと関連付けて、購入履歴を格納する。POSレジスタ2は、店舗において、カードIDとともに購入履歴を取得する。そして、POSレジスタ2は、カードIDとともに購入履歴をサーバ1へ送信する。
端末3は、当該端末3の端末アドレスとともに、サーバ1へ広告を要求する。これに応じて、サーバ1は、端末アドレス宛てで、広告を送信する。また、サーバ1は、端末3での、広告における閲覧対象の位置を取得する。サーバ1は、取得した閲覧対象の位置について、まず、当該位置に含まれる商品(閲覧対象商品)を特定する。また、サーバ1は、ユーザID情報において、閲覧対象の位置の送信元の端末アドレスに関連付けられたカードIDを抽出し、そして、抽出されたカードIDに関連付けられた購入履歴を選択する。そして、サーバ1は、選択された購入履歴において、上記のように特定した閲覧対象商品が含まれる場合に、優待情報を生成する。そして、サーバ1は、生成した優待情報を、閲覧対象の位置の送信元の端末アドレスに関連付けられたメールアドレスへ送信する。ユーザは、当該メールアドレス宛てに送信された優待情報を印刷する等して店舗に持参することにより、または、当該優待情報の受信画面を表示させた端末3を店舗において提示することにより、優待を受けることができる。これにより、ユーザに対して、効果的なタイミングでかつ柔軟な態様で、優待情報が提供される。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第6の実施の形態では、優待情報は、サーバ1に格納される。より具体的には、サーバ1は、端末3に対して優待情報を送信するとともに、ユーザ情報DB113において、端末3のIDに関連付けて、優待情報を格納する。
図1の場面ST03において示されたように、優待情報(クーポン)を獲得した後、ユーザは、端末3とともに店舗に行く。そして、ユーザは、POSレジスタ2に対して、たとえば端末3を用いて、当該端末3のIDを入力する。POSレジスタ2は、サーバ1に対して、当該端末3のIDに関連付けられた優待情報が格納されているかどうかを問い合わせる。サーバ1は、上記のように優待情報を格納していれば、POSレジスタ2に対して、当該端末3のIDに関連付けられた優待情報が格納されていることを返信する。これに応じて、POSレジスタ2は、優待情報によって提供される優待を、店舗でのユーザによる商品の購入に適用する。これにより、ユーザは、サーバ1に格納された優待情報を用いて、店舗における優待を受けることができる。したがって、ユーザに対して、効果的なタイミングでユーザ側に優待情報の保存等によって課される負担を軽減された態様で、優待情報が提供される。
[第7の実施の形態]
第7の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第7の実施の形態では、サーバ1において広告が更新された場合、サーバ1は、端末3に対して当該更新を通知する。図10は、第7の実施の形態における、端末3での表示画面の遷移を説明するための図である。図10には、画面610,620,630として、3つの表示画面の例が示されている。
図10を参照して、端末3の表示部306には、画面610として、アイコン611を含む画像が表示される。アイコン611は、第1の実施の形態において言及された「広告アプリ」を起動させるためのアイコンである。第7の実施の形態の端末3は、広告アプリが起動される前に、サーバ1から上記した、広告が更新されたことの通知を受ける場合がある。画面620は、当該通知を受けたことに応じた、表示部306における表示態様を表す。画面620は、表示欄622を含む。表示欄622は、広告が更新されたことを示すメッセージと、更新後の広告の表示を指示するためのボタン623とを含む。ボタン623が操作されると、端末3は、サーバ1に対して、更新された広告を要求する。これに応じて、サーバ1は、端末3に、更新後の広告(広告コンテンツ)を送信する。これに応じて、端末3は、広告アプリを起動し、受信した広告を表示する。画面630は、受信した広告を表示する表示部306の表示態様を表す。
第7の実施の形態では、サーバ1において広告が更新された場合、更新後の広告の閲覧をユーザに促進することができる。また、第7の実施の形態のサーバ1は、第1の実施の形態のサーバ1と同様に、端末3における広告の閲覧態様に基づいて、優待情報を生成し、端末3に送信できる。これにより、情報提供システムは、広告の効果をより一層高めることができる。
なお、サーバ1は、更新された広告に含まれる商品を含む購入履歴に関連付けられた端末に対してのみ、広告の更新を報知してもよい。より具体的には、CPU101は、広告コンテンツDB111内の広告が更新されたことを検知すると、ユーザ情報DB113において、当該更新された広告に含まれる商品と一致する商品を含む購入履歴を検索する。そして、検索結果として得られた購入履歴に関連付けられた端末に対して、当該広告の更新を報知する。これにより、ユーザは、購入実績のある商品を含む広告が含まれる広告についてのみ、更新を報知される。したがって、ユーザに対して、報知される情報の量を抑えつつ、効果的なタイミングで情報が提供される。
[第8の実施の形態]
第8の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第8の実施の形態の情報提供システムでは、端末3は、広告に加えて、購入履歴を、サーバ1から取得する。そして、サーバ1の代わりに端末3が、優待情報を生成する。
図11は、第8の実施の形態の情報提供システムの機能構成の一例を示す図である。図11の構成は、図4の構成と比較して、サーバ1は、閲覧位置取得部171、閲覧対象商品特定部172、優待情報生成部173、および、優待情報送信部174を備えていない。また、サーバ1は、広告提供部161の代わりに、情報提供部181を備える。
また、端末3は、情報取得部325、情報表示部326、閲覧位置特定部327、閲覧対象商品特定部328、および、優待情報生成部329を含む。
情報取得部325は、サーバ1から、広告とともに、端末3に関連付けられた購入履歴を取得する。情報表示部326は、情報取得部325が取得した広告を表示部306に表示する。閲覧位置特定部327は、広告のうち、表示部306において実際に表示されている位置を特定する。閲覧対象商品特定部328は、表示対象となっている広告のコンテンツ情報を参照することにより、広告のうち実際に表示されている位置に含まれる商品を特定する。広告のコンテンツ情報は、たとえば、広告コンテンツDB111に格納されており、情報取得部325によって広告とともに取得される。優待情報生成部329は、第1の実施の形態の優待情報生成部173(図4参照)と同様に、閲覧対象商品特定部328によって特定された商品について、購入履歴を利用して、優待情報を生成する。また、優待情報生成部329は、情報表示部326に、生成した優待情報を(表示部306上に)表示させる。
情報取得部325は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU301と、通信部309とによって実現される。情報表示部326、閲覧位置特定部327、閲覧対象商品特定部328、および、優待情報生成部329は、たとえば、所定のプログラムを実行するCPU301によって実現される。
図12は、第8の実施の形態の情報提供システムにおいて、優待情報の生成のために実行される処理の一例の流れを説明するための図である。図12には、図7と同様に、サーバ1、POSレジスタ2、および、端末3のそれぞれにおいて実行される処理のフローチャートが記載されている。
図12に示された処理では、端末3は、ステップSC10で、広告を指定し、サーバ1に対して当該広告を要求する。
当該要求に応じて、サーバ1は、ステップSB21で、要求された広告とともに、端末3に関連付けられた購入履歴を端末3に送信する。
当該送信に応じて、端末3は、ステップSC20で、サーバ1から受信した広告を表示する。そして、端末3は、ステップSC31で、広告中の閲覧対象商品を特定する。閲覧対象商品は、広告において閲覧対象となっている位置を特定し、さらに、当該位置に含まれる商品を特定することによって、特定される。
そして、端末3は、ステップSC33で、一定時間以上閲覧対象商品となった商品が、購入履歴に含まれているかどうかを判断する。そして、当該商品が購入履歴に含まれていると判断するとステップSC35へ制御を進める(ステップSC33でYES)。一方、当該商品が購入履歴に含まれないと判断するとステップSC31へ制御を戻す(ステップSC33でNO)。
端末3は、ステップSC35で、一定時間以上閲覧対象商品となった商品について、優待情報を生成し、表示部306に表示する(図2の画面360参照)。そして、制御は、ステップS40へ進められる。
以上説明した第8の実施の形態では、一度、サーバ1から端末3に、広告と購入履歴がダウンロードされると、ユーザが、端末3とサーバ1とが通信できない環境において広告を閲覧したときにも、ユーザに、優待情報を提供できる。
[第9の実施の形態]
第9の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第9の実施の形態では、優待情報は、端末3において、広告の閲覧対象商品が一定時間以上閲覧されたことではなく、表示された広告中の商品に対応する部分に対して積極的な操作がなされたことに応じて、生成される。
積極的な操作の例としては、たとえば、表示された広告中の商品に対応する部分に対するタッチ操作が挙げられる。
これにより、ユーザが、広告中の各商品が表示されている部分に対して順に上記積極的操作を行なった場合、操作された商品の中で優待情報の生成の対象となる商品があれば、当該商品について、優待情報を取得することができる。したがって、広告の閲覧に一種の遊戯性を付与することができ、これにより、ユーザによる広告の閲覧を促進できる。なお、優待情報の生成の対象となる商品とは、たとえば、広告が閲覧されている端末3に関連付けられた購入履歴に含まれる商品である。
[第10の実施の形態]
第10の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第10の実施の形態の情報提供システムでは、広告において、優待情報の生成の対象となる商品が、他の商品とは異なる態様で表示される。
図13は、第10の実施の形態における広告の表示態様の一例を示す図である。図13に示された画面350Aは、図2の画面350と比較して、優待情報の生成の対象となる商品(たまご)が、他の商品と比較して異なる態様(太線で囲われてる)で表示されている。
第10の実施の形態では、上記のような表示が行われるために、端末3に送信される広告は、購入履歴に基づいて加工される。より具体的には、サーバ1は、広告を端末3に送信するとき、広告の送信先の端末3に対応する購入履歴を抽出し、広告に含まれる商品のうち、当該購入履歴に含まれる商品について、広告中の残りの商品と異なる態様で表示されるように、広告(広告コンテンツ)を加工する。そして、サーバ1は、加工後の広告を端末3へ送信する。
これにより、端末3で広告を閲覧するユーザに対して、より確実に、優待情報が提供され得ることを知らせることができる。
[第11の実施の形態]
第11の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第11の実施の形態では、優待情報の表示態様が、時間の経過とともに優待情報の存在感が低くなるように変更される。図14は、第11の実施の形態における優待情報の表示態様の変化の一例を説明するための図である。
図14には、画面370,380,390として、端末3の表示部306の3つの表示態様が示されている。画面370は、図2の画面360と同様に、優待情報の一例であるクーポン371を表示する。表示部306における表示は、時間の経過とともに、画面370から画面380へ変化し、さらに、画面390へ変化する。画面380中のクーポン381の大きさは、画面370中のクーポン371より小さい。画面390中のクーポン391の大きさは、画面380中のクーポン381より小さい。つまり、第11の実施の形態では、時間の経過とともに、クーポンの表示が小さくなる。
また、時間の経過とともに、優待情報による優待の度合いが低下してもよい。図15は、第11の実施の形態における優待情報の表示態様の変化の他の例を説明するための図である。変化の態様を特定する情報は、たとえばサーバ1において予め格納されている。サーバ1は、当該情報を利用して、優待情報を生成する。
図15には、画面375,385,395として、端末3の表示部306の3つの表示態様が示されている。画面375は、図2の画面360と同様に、優待情報の一例であるクーポン376を表示する。表示されるクーポンにおける割引額は、時間の経過とともに、画面375から画面385へ変化し、さらに、画面395へ変化する。画面385中のクーポン386における割引額(15円)は、画面375中のクーポン376における割引額(20円)より低い。画面395中のクーポン396の割引額(10円)は、画面380中のクーポン381における割引額(15円)より小さい。つまり、第11の実施の形態では、時間の経過とともに、クーポンにより割引額が低くなる。割引額の変更の態様を特定する情報は、たとえばサーバ1において予め格納されている。サーバ1は、当該情報を利用して、優待情報を生成する。
これにより、ユーザに対して、心理的に、表示されているクーポンの保存を促進できる。
なお、優待情報の表示は、時間の経過とともに、小さくなる代わりに、または小さくなることに加えて、透過度が高くなるように(つまり表示色が薄くなるように)変化してもよい。また、優待情報の表示は、時間の経過とともに、色や形状を変えることなく、他の情報を示す情報へと変更されてもよい。さらに、優待情報の表示は、特定の時間が経過したときには無くなる場合もあり得る。
[第12の実施の形態]
第12の実施の形態の情報提供システムにおける構成は、図3を参照して説明された第1の実施の形態の情報提供システムの構成と同様のものとすることができる。第12の実施の形態では、端末3に、商品の購入履歴を管理する家計簿アプリケーションがインストールされている。そして、サーバ1は、POSレジスタ2からの購入履歴の取得に加えて、端末3から購入履歴を取得する。
これにより、店舗における購入実績を生成される前のユーザに対しても、優待情報を提供することができる。したがって、店舗における新規の顧客の開拓を促進できる。
[まとめ]
(1)情報提供システムは、端末3上の広告に含まれる商品が、購入履歴RCに含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品についての優待情報を提供する。これにより、ユーザによる購入の実績がある商品について、当該ユーザが広告において当該商品の購入を検討している可能性の高い状況において、当該商品についての優待情報が提供される。つまり、優待情報が、ユーザに、当該商品の購入を決定させる可能性の高いタイミングで提供される。
(2)情報提供システムでは、端末3および購入履歴RCは、同一の識別情報に関連付けられており、優待情報は、当該識別情報に対して提供される。これにより、識別情報ごとに特化した優待情報を提供することができる。
(3)情報提供システムでは、優待情報は、端末3上の広告に含まれる商品と、当該商品に関連付けられた商品とを組み合わせた購入についての優待を提供する情報である。これにより、優待情報による店舗側の売り上げへの貢献の度合いが向上される。
(4)情報提供システムでは、優待情報は、端末3上の広告に含まれる商品の購入を条件として、特典を付与する情報である。これにより、特典の付与を所望するユーザの商品の購入や来店を促進できる。
(5)情報提供システムでは、閲覧対象となった商品は、購入履歴RCに含まれる商品に対して、製造元が共通する同じ種類の商品である。これにより、端末3において広告を閲覧するユーザの嗜好に沿った優待情報を提供できる。
(6)情報提供システムでは、閲覧対象となった商品は、購入履歴RCに含まれる商品に対して、製造元が異なる同じ種類の商品である。これにより、端末3において広告を閲覧するユーザに対して、広い範囲の商品の購入を促進できる。
(7)情報提供システムでは、優待情報は、端末3において、購入履歴RCに含まれる商品が一定時間以上閲覧対象となったことを条件として提供される。これにより、優待情報が、ユーザに、当該商品の購入を決定させる可能性の高いタイミングで提供される。
(8)情報提供システムでは、優待情報は、端末3に表示された広告において、購入履歴RCに含まれる商品に対する操作がなされたことを条件として提供される。これにより、ユーザが、広告中の各商品が表示されている部分に対して順に上記積極的操作を行なった場合、操作された商品の中で優待情報の生成の対象となる商品があれば、当該商品について、優待情報を取得することができる。したがって、広告の閲覧に一種の遊戯性を付与することができ、これにより、ユーザによる広告の閲覧を促進できる。
(9)情報提供システムは、端末3に、広告を提供するための提供手段(広告提供部161,情報提供部181)と、端末3上の広告において閲覧対象となっている商品を特定するための特定手段(閲覧対象商品特定部172,328)と、特定手段によって特定された商品が購入履歴RCに含まれている場合に、当該商品についての優待情報を生成するための生成手段(優待情報生成部173,329)とを備える。
(10)情報提供システムでは、端末3と、端末3と通信可能なサーバ1とを備え、サーバ1は、提供手段(広告提供部161)と、特定手段(閲覧対象商品特定部172)と、生成手段(優待情報生成部173)とを含み、生成手段によって生成された優待情報を端末3へ送信するための優待情報送信手段(優待情報送信部174)をさらに含む。
(11)情報提供システムでは、端末3と、端末3と通信可能なサーバ1とを備え、サーバ1は、提供手段(情報提供部181)を含み、端末3は、特定手段(閲覧対象商品特定部328)と、生成手段(優待情報生成部329)とを含む。
(12)サーバは、広告を格納する広告格納手段(広告コンテンツDB111)を含み、提供手段(CPU101)は、広告格納手段に格納された広告が更新された場合に、当該更新された広告に含まれる商品を含む購入履歴に関連付けられた端末に対して、当該広告の更新を報知する。これにより、ユーザに対して、報知される情報の量を抑えつつ、効果的なタイミングで情報が提供される。
(13)情報提供システムでは、端末3は、広告において、購入履歴RCに含まれる商品を、当該広告中の他の商品と異なる態様で表示する(図13)。
(14)情報提供システムでは、端末3は、提供された優待情報を表示する(図2の画面360)。
(15)情報提供システムでは、端末3は、優待情報の表示態様を、時間の経過とともに変更する(図14)。
(16)情報提供システムでは、優待情報の内容が、時間の経過とともに変更される(図15)。
(17)サーバ1は、端末3に情報を提供するためのサーバ1であって、端末3において表示された広告に含まれる商品が、購入履歴RCに含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する。
(18)端末3は、広告を表示する端末3であって、当該広告に含まれる商品が、購入履歴RCに含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する。
(19)情報提供方法は、端末3上の広告に含まれる商品が、購入履歴RCに含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する。
(20)プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、コンピュータに、端末3上の広告に含まれる商品が、購入履歴RCに含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供するための処理を実行させる。
今回開示された実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ、2 POSレジスタ、3 端末、105,209,309 通信部、110,203,303 記憶部、151,221 購入履歴取得部、152 購入履歴格納部、161 広告提供部、171 閲覧位置取得部、172,328 閲覧対象商品特定部、173,329 優待情報生成部、174 優待情報送信部、181 情報提供部、204,304 一時記憶部、205,305 操作部、206,305,306 表示部、211,311 記憶媒体、212,312 タイマ、222 購入履歴送信部、321 広告取得部、322,326 情報表示部、323,327 閲覧位置特定部、324 閲覧位置送信部、325 情報取得部、330,340,350,350A,360,370,380,390,610,620,630 画面、331,622 表示欄、332 選択ボタン、351 広告欄、361,371,381,391 クーポン、611 アイコン、623 ボタン。

Claims (20)

  1. 端末上の広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品についての優待情報を提供する、情報提供システム。
  2. 前記端末および前記購入履歴は、同一の識別情報に関連付けられており、
    前記優待情報は、当該識別情報に対して提供される、請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記優待情報は、前記端末上の広告に含まれる商品と、当該商品に関連付けられた商品とを組み合わせた購入についての優待を提供する情報である、請求項1または請求項2に記載の情報提供システム。
  4. 前記優待情報は、前記端末上の広告に含まれる商品の購入を条件として、特典を付与する情報である、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  5. 前記閲覧対象となった商品は、前記購入履歴に含まれる商品に対して、分類および種類が共通する商品である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  6. 前記閲覧対象となった商品は、前記購入履歴に含まれる商品に対して、少なくとも分類が共通する商品である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  7. 前記優待情報は、前記端末において、前記購入履歴に含まれる商品が一定時間以上閲覧対象となったことを条件として提供される、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  8. 前記優待情報は、前記端末に表示された前記広告において、前記購入履歴に含まれる商品に対する操作がなされたことを条件として提供される、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  9. 前記端末に、前記広告を提供するための提供手段と、
    前記端末上の広告において閲覧対象となっている商品を特定するための特定手段と、
    前記特定手段によって特定された商品が前記購入履歴に含まれている場合に、当該商品についての前記優待情報を生成するための生成手段とを備える、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  10. 前記端末と、前記端末と通信可能なサーバとを備え、
    前記サーバは、
    前記提供手段と、前記特定手段と、前記生成手段とを含み、
    前記生成手段によって生成された前記優待情報を前記端末へ送信するための優待情報送信手段をさらに含む、請求項9に記載の情報提供システム。
  11. 前記端末と、前記端末と通信可能なサーバとを備え、
    前記サーバは、前記提供手段を含み、
    前記端末は、前記特定手段と、前記生成手段とを含む、請求項9に記載の情報提供システム。
  12. 前記サーバは、広告を格納する広告格納手段を含み、
    前記提供手段は、前記広告格納手段に格納された広告が更新された場合に、当該更新された広告に含まれる商品を含む購入履歴に関連付けられた端末に対して、当該広告の更新を報知する、請求項10または請求項11に記載の情報提供システム。
  13. 前記端末は、前記広告において、前記購入履歴に含まれる商品を、当該広告中の他の商品と異なる態様で表示する、請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  14. 前記端末は、提供された前記優待情報を表示する、請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  15. 前記端末は、前記優待情報の表示態様を、時間の経過とともに変更する、請求項14に記載の情報提供システム。
  16. 前記優待情報の内容が、時間の経過とともに変更される、請求項14に記載の情報提供システム。
  17. 端末に情報を提供するためのサーバであって、
    前記端末において表示された広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する、サーバ。
  18. 広告を表示する端末であって、
    当該広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する、端末。
  19. 端末上の広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供する、情報提供方法。
  20. コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、端末上の広告に含まれる商品が、購入履歴に含まれ、かつ、閲覧対象となったことに応じて、当該商品について、優待情報を提供するための処理を実行させる、プログラム。
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