JP2015223717A - 検査装置、検査方法及び検査プログラム - Google Patents

検査装置、検査方法及び検査プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷品質の検査の精度を向上させることを課題とする。【解決手段】検査装置は、特定部と、マスタ画像生成部と、検査部とを有する。特定部は、印刷物を読み取った読取画像から、印刷物の種類を特定する。マスタ画像生成部は、印刷物の印刷に利用された印刷画像データを、読取画像と同一形式に変換し、マスタ画像を生成する。検査部は、特定された種類に対応する判定基準をもとに、読取画像とマスタ画像との差分データから印刷物の印刷品質を検査する。【選択図】図3

Description

本発明は、検査装置、検査方法及び検査プログラムに関する。
従来、プロダクションプリンティングにおいては、プリンタの印刷出力に対して何らかの検査を行なう要求がある。かかる要求に対応するための検査装置は、プリンタの印刷出力を、カメラやスキャナのラインセンサ等で読み取り、読み取り結果から印刷が正常に行われているか否かを検査する。このような検査装置において、印刷品質の検査は、読み取りによって得られる検査画像と、ユーザが用意した原稿画像データのRIP(Raster Image Processor)処理、印刷及び読み取りを想定したマスタ画像との比較によって行なわれることが多い。
近年、印刷出力で利用される用紙は、様々な品質・種類のものが存在する。ユーザは、異なる品質・種類の用紙を、用途や状況に応じて使い分けている。このような状態において、印刷品質の検査では、異なる品質・種類の用紙に対して検査の判定基準を同一にすると、誤判定が発生する可能性がある。そこで、最近では、トレイに用紙の紙種を登録し、検査の判定基準をトレイ毎に切り替える技術がある。
しかしながら、上述した従来技術は、印刷品質の検査の精度が低くなる可能性がある。具体的には、従来技術は、登録された紙種ではない用紙がトレイに入っている場合や、複数の紙種がトレイに混在している場合に、印刷品質の検査の精度が低くなる。例えば、従来技術では、印刷品質の検査の判定基準をトレイ毎に登録しているために、トレイに登録された紙種よりも品質の悪い用紙が入っていれば、印刷品質が悪いという判定結果に成り得る。同様に、従来技術では、印刷品質の検査の判定基準をトレイ毎に登録しているために、トレイに登録された紙種よりも品質の良い用意が入っていれば、印刷品質が良いという判定結果に成り得る。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、印刷品質の検査の精度を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る検査装置は、印刷物を読み取った読取画像から、前記印刷物の種類を特定する特定部と、前記印刷物の印刷に利用された印刷画像データを、前記読取画像と同一形式に変換し、マスタ画像を生成するマスタ画像生成部と、特定された前記種類に対応する判定基準をもとに、前記読取画像と前記マスタ画像との差分データから前記印刷物の印刷品質を検査する検査部とを有する。
本発明の一つの様態によれば、印刷品質の検査の精度を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る印刷システムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る検査装置のハードウェア構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1に係る各装置の機能構成例を示すブロック図である。 図4は、実施の形態1に係る用紙情報テーブルに記憶された情報例を説明する図である。 図5は、実施の形態1に係る判定基準情報テーブルに記憶された情報例を説明する図である。 図6は、実施の形態1に係るマスタ画像生成部の詳細な構成例を示す図である。 図7Aは、実施の形態1に係る読取画像とマスタ画像との差分データを求めるイメージの例を示す図である。 図7Bは、実施の形態1に係る読取画像とマスタ画像との差分データを求めるイメージの例を示す図である。 図8は、判定基準情報の例を説明する図である。 図9は、実施の形態1に係る検査処理の流れの例を示すフローチャートである。 図10は、G成分を利用して差分データを求める場合の例を説明する図である。 図11は、L成分を利用して差分データを求める場合の例を説明する図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る検査装置、検査方法及び検査プログラムの実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
[システム構成]
図1を用いて、実施の形態1に係る印刷システムの構成を説明する。図1は、実施の形態1に係る印刷システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、印刷システムは、プリンタ10と、検査装置30と、スタッカ40とを有する。また、プリンタ10には、操作部20が接続される。例えば、プリンタ10は、印刷画像を含む印刷情報(印刷ジョブ)に応じた実行指示を、操作部20に対するユーザ操作により受け付けると、印刷ジョブの内容に従って印刷処理を実行する。なお、印刷ジョブについては、外部から供給されても良いし、プリンタ10が有する記憶部に記憶されていても良い。
プリンタ10は、印刷処理の実行において、給紙部11から印刷媒体である用紙を取得する。用紙は、図1中の破線で示される経路において、矢印に示された方向に搬送される。ドラム12、ドラム13、ドラム14及びドラム15は、それぞれK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)及びY(イエロー)のトナー像をベルト16上に重ね、トナー画像を形成する。ベルト16上に形成されたトナー画像は、ローラ17により、搬送されてきた用紙に転写される。転写されたトナー像は、ローラ18により、用紙上に定着する。ここで、片面印刷である場合には、トナー像が定着した用紙がそのまま排紙される。また、両面印刷である場合には、用紙を反転させ、トナー像が転写・定着されてから排紙される。排紙された用紙は、印刷品質の検査のために検査装置30に供給される。以下では、排紙された用紙を「印刷物」と呼ぶ場合がある。
検査装置30は、プリンタ10から供給された印刷物に対する印刷品質の検査を実行する。検査装置30は、プリンタ10から供給された印刷物を、読取装置31及び読取装置32により両面の画像を読み取って排紙する。例えば、読取装置31及び読取装置32は、CCD(Charge Coupled Device)等の光学センサと光源とを有する。そして、読取装置31及び読取装置32は、光源光を出射し、印刷物で反射された反射光をCCDで受光して電気信号に変換することにより、印刷物上の画像を読み取る。検査装置30は、読取装置31及び読取装置32によって読み取られた画像に基づいて、プリンタ10から供給された印刷物に対する印刷品質の検査を実行する。実行される検査の内容については後述する。以下では、読取装置31や読取装置32によって読み取られた印刷物の画像を「読取画像」と呼ぶ場合がある。
スタッカ40は、検査装置30から排紙された印刷物をトレイ41にスタックする。
[ハードウェア構成]
次に、図2を用いて、実施の形態1に係る検査装置30のハードウェア構成を説明する。図2は、実施の形態1に係る検査装置30のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、検査装置30は、バス301に接続された、CPU(Central Processing Unit)302と、RAM(Random Access Memory)303と、ROM(Read Only Memory)304とを有する。また、検査装置30は、読取装置305を有する。
CPU302は、検査装置30の動作を統括的に制御する。CPU302は、RAM303をワークエリア(作業領域)として、ROM304等に格納されたプログラムを実行することで、検査装置30全体の動作を制御する。読取装置305は、CCD等の光学センサと光源とを有し、これらを利用して印刷物の両面を読み取る。なお、読取装置305は、上述した読取装置31及び読取装置32に相当する。
[機能構成]
次に、図3を用いて、実施の形態1に係る各装置の機能構成を説明する。図3は、実施の形態1に係る各装置の機能構成例を示すブロック図である。なお、図3では、主に、プリンタ10と検査装置30との機能構成について説明する。
図3に示すように、プリンタ10は、印刷画像生成部110と、分配部120と、画像処理部130とを有する。なお、上記各部については、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
印刷画像生成部110は、PostScript等のPDLやTIFF等の画像を外部から受け取り、CMYKのRIP画像を生成する。かかるCMYKのRIP画像は、印刷の対象となる印刷画像である。分配部120は、印刷画像生成部110によって生成されたRIP画像を、画像処理部130と、検査装置30との双方に分配する。画像処理部130は、分配部120によって分配されたRIP画像を受け付けると、所定の画像処理等を施し、印刷処理を実行する。上述したように、印刷処理によって得られた印刷物は、検査装置30に供給される。
また、検査装置30は、読取装置310と、記憶部320と、特定部330と、マスタ画像生成部340と、検査部350とを有する。なお、上記各部については、これらの一部又は全てがソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
読取装置310は、プリンタ10から供給された印刷物を読み取る。そして、読取装置310は、読み取った印刷物を読取画像として特定部330に対して出力する。なお、読取装置310は、上述した読取装置31、読取装置32及び読取装置305に相当する。
記憶部320は、用紙情報や判定基準情報を記憶する。より具体的には、記憶部320は、印刷処理に利用される用紙に関し、登録された紙種の数に対応する数の用紙情報を記憶する用紙情報テーブルを有する。すなわち、用紙情報は、印刷物の種類を特定するための情報である。また、記憶部320は、印刷品質の検査に関し、登録された紙種の数に対応する数の判定基準情報を記憶する判定基準情報テーブルを有する。すなわち、判定基準情報は、印刷物の種類の数だけ存在する。
図4は、実施の形態1に係る用紙情報テーブルに記憶された情報例を説明する図である。図4に示すように、用紙情報テーブルには、用紙コードと、用紙平均値と、用紙標準偏差と、用紙サイズと、用紙サイズ補正情報と、色変換テーブルとの項目に対応する情報が含まれる。用紙コードは、用紙の種類を識別するための識別情報である。用紙平均値は、用紙の紙白部の輝度の平均値を表す情報である。用紙標準偏差は、用紙の紙白部の輝度の標準偏差を表す情報である。用紙サイズは、用紙のサイズを表す情報である。用紙サイズ補正情報は、後述するマスタ画像の生成に用いられる解像度変換の補正係数を表す情報である。色変換テーブルは、マスタ画像の生成に用いられる色変換テーブルを表す情報である。
図5は、実施の形態1に係る判定基準情報テーブルに記憶された情報例を説明する図である。図5に示すように、判定基準情報テーブルには、用紙コードと、地肌濃度と、孤立点濃度と、孤立点サイズと、バンディングと、文字太りと、文字かすれとの項目に対応する情報が含まれる。用紙コードは、用紙情報テーブルに記憶された用紙コードと同一の情報であり、用紙の種類を識別するための識別情報である。地肌濃度は、マスタ画像と読取画像との紙白部の値の差の限界値を表す情報である。孤立点濃度は、読取画像の孤立点濃度の限界値を表す情報である。孤立点サイズは、読取画像の孤立点サイズの限界値を表す情報である。バンディングは、読取画像の許容できるバンディング度合いの限界値を表す情報である。文字太りは、マスタ画像と読取画像との文字領域の画素数の差の限界値を表す情報である。文字かすれは、マスタ画像と読取画像との文字領域の画素数の差と、画素値の差との限界値を表す情報である。なお、図5に示した検査画像は、読取画像の一例である。
なお、図4に示した用紙情報テーブルと、図5に示した判定基準情報テーブルとは、用紙コードによって紐付けられているため、ひとつのテーブルとして構成しても良い。また、図4に示した用紙情報テーブルは、印刷物の種類を特定するための情報(例えば、用紙平均値、用紙標準偏差、用紙サイズ)と、印刷物の読取画像と同一形式に変換するために利用される情報(例えば、用紙サイズ補正情報、色変換テーブル)とに分けて構成しても良い。
特定部330は、読取画像から印刷物の種類を特定する。より具体的には、特定部330は、読取装置310から読取画像を受け付けると、記憶部320に記憶された用紙情報テーブルを参照し、読取画像の元となる印刷物に対応する用紙情報を特定する。例えば、特定部330は、読取画像から紙白平坦領域を抽出する。そして、特定部330は、紙白平坦領域における輝度の平均値を算出する。続いて、特定部330は、紙白平坦領域における輝度の標準偏差を算出する。その後、特定部330は、用紙情報テーブルを参照し、用紙情報の中から、紙白平坦領域の輝度の平均値や、紙白平坦領域の輝度の標準偏差がより近い用紙情報を取得する。以下に具体的な例を挙げる。
特定部330は、算出した紙白平坦領域における輝度の平均値と、用紙情報テーブルに記憶された用紙平均値との差分を求める。かかる差分を「diffave」とすると、diffave=|輝度の平均値−用紙平均値|となる。また、特定部330は、算出した紙白平坦領域における輝度の標準偏差と、用紙情報テーブルに記憶された用紙標準偏差との差分を求める。かかる差分を「diffstd」とすると、diffstd=|輝度の標準偏差−用紙標準偏差|となる。特定部330は、「diffave」と「diffstd」とを、用紙情報テーブルに記憶された用紙コード全て(全ての紙種)について求める。そして、特定部330は、求めた「dffave」、「dffstd」を用いて、読取画像の元となる印刷物に対応する用紙情報を特定する。
例を挙げると、特定部330は、「dffave」と「dffstd」との合計「dffsum(=dffave+dffstd)」を算出し、より小さい値となったときに利用した用紙情報を、印刷物に対応する用紙情報として特定する。なお、「dffave」と「dffstd」とは、印刷物により近い用紙情報を特定するために、どのように用いられても良い。例えば、特定部330は、「diffstd」のみを用いて、用紙情報を特定しても良い。特定部330は、特定した用紙情報の用紙コードをマスタ画像生成部340と検査部350とに対して出力する。また、特定部330は、用紙情報を特定した読取画像を検査部350に対して出力する。
マスタ画像生成部340は、印刷物の印刷に利用された印刷画像データを、読取画像と同一形式に変換し、マスタ画像を生成する。図6は、実施の形態1に係るマスタ画像生成部340の詳細な構成例を示す図である。図6に示すように、マスタ画像生成部340は、少値多値変換処理部341と、解像度変換処理部342と、色変換処理部343とを有する。
少値多値変換処理部341は、プリンタ10の分配部120によって分配されたRIP画像を受け付けると、受け付けたRIP画像を多値bit化する。例えば、少値多値変換処理部341は、RIP画像を各画素1bitのハーフトーン画像として、各画素8bitの画像にする。つまり、少値多値変換処理部341は、ハーフトーン画像を、0は0に、1は255に変換する8bit拡張処理を実行する。また、多値bit化されたRIP画像に対しては、任意のフィルタを用いて平滑化処理を施し、平滑化処理後の画像の全画素に対して階調補正処理を行なう。
解像度変換処理部342は、少値多値変換処理部341によって多値bit化されたRIP画像の解像度を変換する。解像度変換処理部342は、解像度の変換において、特定部330によって出力された用紙コードに対応する解像度変換の補正係数(用紙サイズ補正情報)を記憶部320の用紙情報テーブルから取得して利用する。色変換処理部343は、解像度変換処理部342によって解像度変換されたRIP画像の色変換処理を実行する。色変換処理部343は、色変換において、特定部330によって出力された用紙コードに対応する色変換テーブルを記憶部320の用紙情報テーブルから取得して利用する。例えば、色変換処理部343は、色変換テーブルを用いて、CMYKからRGBへ色変換処理を行なう。これらにより、マスタ画像生成部340では、読取画像と同一形式に変換されたマスタ画像が生成される。その後、マスタ画像生成部340は、生成したマスタ画像を検査部350に対して出力する。
検査部350は、特定された印刷物の種類に対応する判定基準情報をもとに、読取画像とマスタ画像との差分データから印刷物の印刷品質を検査する。より具体的には、検査部350は、特定部330によって出力された読取画像と、該読取画像に対応する用紙コードとを受け付ける。また、検査部350は、マスタ画像生成部340によって出力されたマスタ画像を受け付ける。そして、検査部350は、読取画像とマスタ画像との差分データを求める。例えば、差分データは、「読取画像の輝度値−マスタ画像の輝度値」によって求める。8bit画像であれば、輝度は黒が0となり、白が255となる。
図7A及び図7Bは、実施の形態1に係る読取画像とマスタ画像との差分データを求めるイメージの例を示す図である。図7A及び図7Bでは、左側を読取画像とし、中央をマスタ画像とし、右側を差分画像(差分データに対応)として説明する。図7Aに示す例では、印刷物(紙)における各画素の輝度値(トナー)が、読取画像とマスタ画像とで同一であるため、輝度値の差分データは0となる。図7Aに示すような例では、プリンタ10によって出力された印刷物に対応する読取画像と、該印刷物を出力するために利用された印刷画像データをもとに生成されたマスタ画像とで、差分が出現していないため、印刷品質は良好という結果になる可能性が高い。
一方、図7Bに示す例では、印刷物における各画素の輝度値が、読取画像とマスタ画像とで異なるため、輝度値の差分データは0ではない値となる。なお、図7Bでは、プリンタ10による印刷処理の過程で、印刷物に「キズ」が混在している場合を例に挙げており、「キズ」により差分データが発生している。図7Bに示すような例では、プリンタ10によって出力された印刷物に対応する読取画像と、該印刷物を出力するために利用された印刷画像データをもとに生成されたマスタ画像とで、差分が出現しているため、印刷品質は良好でない結果になる可能性がある。
そして、検査部350は、記憶部320の判定基準情報テーブルを参照し、用紙コードに対応する各項目をもとに、求めた差分データから印刷物の印刷品質を検査する。図8は、判定基準情報の例を説明する図である。図8に示すように、用紙の種類によって各項目の判定基準は異なる。例えば、印刷品質に係る判定基準は、良質な用紙(良質紙)であるほど厳しくする。また、バンディング(スジ)のランクは、バンディングの太さや出現頻度、長さ等から計算によって求められる。バンディング以外の項目の値については、実験によって求めても良いし、用紙の紙白部の標準偏差や平均値等から計算によって求めても良い。
例を挙げると、検査部350は、地肌濃度に関して、差分データの地肌部分が良質紙で±3画素値以内であれば、印刷品質が良好であると判定する。また、検査部350は、孤立点濃度に関して、差分データの地肌部分の孤立点が良質紙で±5画素値以内であれば、印刷品質が良好であると判定する。また、検査部350は、孤立点サイズに関して、差分データの地肌部分の孤立点サイズが良質紙で3×3画素以内に収まるのであれば、印刷品質が良好であると判定する。つまり、検査部350は、孤立点サイズに関して、差分データの地肌部分の孤立点サイズが良質紙で3×3画素以内に収まらない塊で存在するのであれば、印刷品質が不良であると判定する。
また、検査部350は、文字太りに関して、文字部の差分データと、文字太りに関して定められた閾値とを比較し、閾値以下の画素が良質紙で3画素以内であれば、印刷品質が良好であると判定する。また、検査部350は、文字かすれに関して、文字部の差分データと、文字かすれに関して定められた閾値とを比較し、閾値以上の画素が良質紙で2画素以内であれば、印刷品質が良好であると判定する。
ここで、文字太りに関する閾値との比較では閾値以下とし、文字かすれに関する閾値との比較では閾値以上としている理由を説明する。文字太りでは、文字の太った部分では差分データがマイナス値になり、文字かすれでは、文字かすれが存在する部分では差分データがプラス値になるためである。例えば、文字の輝度を0として、地肌の輝度を255とすると、文字太りが生じている場合の差分データは、マイナス値「0−255=−255」となる。同様に、文字の輝度を0として、地肌の輝度を255とすると、文字かすれが生じている場合の差分データは、プラス値「255−0=+255」となる。これらにより、文字太りでは、負の値となる何らかの閾値と差分データとを比較して、閾値よりも小さい画素を文字太りの画素として判定する。また、文字かすれでは、正の値となる何らかの閾値と差分データとを比較して、閾値よりも大きい画素を文字かすれの画素として判定する。
なお、検査部350は、検査結果の出力において、上述してきた項目に関する印刷品質の状態を出力しても良いし、複数の項目を組み合わせて印刷品質の状態を出力しても良い。複数の項目を組み合わせて印刷品質の状態を出力する場合は、全項目数に対して印刷品質が良好であると判定された項目数の割合が大きければ、印刷品質が良好であるものとして出力しても良い。この他、複数の項目を組み合わせて印刷品質の状態を出力する場合は、全項目数に対して印刷品質が良好であると判定された項目数の割合を、そのまま出力しても良い。なお、複数の項目を組み合わせて印刷品質の状態を出力する場合は、各項目に重み付けをしたうえで、印刷品質が良好であるか否かを出力したり、印刷品質が良好である割合を出力したりしても良い。
[検査処理フロー]
次に、図9を用いて、実施の形態1に係る検査処理の流れを説明する。図9は、実施の形態1に係る検査処理の流れの例を示すフローチャートである。なお、検査処理とは、主に、検査装置30による処理を指す。
図9に示すように、マスタ画像生成部340は、プリンタ10の分配部120によって分配されたRIP画像を多値bit化する(ステップS101)。例えば、マスタ画像生成部340は、RIP画像を各画素1bitのハーフトーン画像として、各画素8bitの画像にするために、0は0に、1は255に変換する8bit拡張処理を実行する。そして、マスタ画像生成部340は、多値bit化したRIP画像に対して、任意のフィルタを用いて平滑化処理を施し(ステップS102)、平滑化処理後の画像の全画素に対して階調補正処理を行なう(ステップS103)。ここで、マスタ画像生成部340は、階調補正処理後のデータをバッファ等に一時的に記憶させておいても良い。
また、特定部330は、読取装置310によって印刷物が読み取られることによって得られた読取画像を取得した場合に(ステップS104:Yes)、読取画像から紙白平坦領域を抽出する(ステップS105)。一方、特定部330は、読取画像を取得していない場合に(ステップS104:No)、読取装置310による印刷物の読み取り処理待ちの状態となる。そして、特定部330は、紙白平坦領域における輝度の平均値を算出する(ステップS106)。続いて、特定部330は、紙白平坦領域における輝度の標準偏差を算出する(ステップS107)。その後、特定部330は、記憶部320に記憶された用紙情報テーブルを参照し、用紙情報の中から、紙白平坦領域の輝度の平均値や、紙白平坦領域の輝度の標準偏差等を用いて、用紙情報を特定する(ステップS108)。特定部330は、特定した用紙情報の用紙コードをマスタ画像生成部340と検査部350とに対して出力するとともに、用紙情報を特定した読取画像を検査部350に対して出力する。
マスタ画像生成部340は、読取画像に対応させるために、特定部330によって出力された用紙コードに対応する解像度変換の補正係数を用紙情報テーブルから取得し、バッファ等に一時的に記憶させた階調補正処理後のデータに対して、解像度変換処理を実行する(ステップS109)。そして、マスタ画像生成部340は、特定部330によって出力された用紙コードに対応する色変換テーブルを用紙情報テーブルから取得し、解像度変換されたデータの色変換処理を実行する(ステップS110)。これらにより、マスタ画像生成部340は、読取画像と同一形式に変換されたマスタ画像を生成する。マスタ画像生成部340は、生成したマスタ画像を検査部350に対して出力する。
検査部350は、特定部330によって出力された用紙コードに対応する判定基準情報テーブルの判定基準情報を取得する(ステップS111)。そして、検査部350は、取得した判定基準情報をもとに、特定部330によって出力された読取画像と、マスタ画像生成部340によって出力されたマスタ画像との差分データから、印刷物の印刷品質を検査する(ステップS112)。
[実施の形態1による効果]
検査装置30は、実際に出力された印刷物を読み取った読取画像と、印刷物の印刷に利用された印刷画像データを読取画像と同一形式に変換したマスタ画像との差分データを求め、読取画像から特定した用紙情報に対応する判定基準をもとに、求めた差分データから印刷物の印刷品質を検査する。この結果、検査装置30は、印刷品質の検査の精度を向上させることができる。換言すると、検査装置30は、実際に出力された印刷物1枚ごとに判定基準を切り替えて、読取画像とマスタ画像との差分データから印刷品質を検査するので、予め定められた判定基準を全ての印刷物に適用して印刷品質を検査する従来技術と比較して、印刷品質の検査の精度を向上させることができる。
(実施の形態2)
さて、これまで本発明に係る検査装置30の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態以外にも種々の異なる形態にて実施されて良いものである。そこで、(1)差分データ、(2)構成、(3)プログラム、について異なる実施の形態を説明する。
(1)差分データ
上記実施の形態では、印刷品質の検査で利用する差分データを求めるために、読取画像の輝度値やマスタ画像の輝度値を利用する場合を説明した。かかる差分データについては、カラー画像を考慮して求めることもできる。
図10は、G成分を利用して差分データを求める場合の例を説明する図である。検査部350は、特定部330によって出力された読取画像と、該読取画像に対応する用紙コードとを受け付ける。また、検査部350は、マスタ画像生成部340によって出力されたマスタ画像を受け付ける。そして、検査部350は、読取画像とマスタ画像との差分データを求める。例えば、図10に示すように、差分データは、「読取画像のG成分−マスタ画像のG成分」によって求める。つまり、本実施の形態では、上記実施の形態1で用いられた輝度値の代わりに、G信号を用いて差分データを求める。その他の処理については実施の形態1と同様である。
図11は、L成分を利用して差分データを求める場合の例を説明する図である。検査部350は、特定部330によって出力された読取画像と、該読取画像に対応する用紙コードとを受け付ける。また、検査部350は、マスタ画像生成部340によって出力されたマスタ画像を受け付ける。そして、図11に示すように、検査部350は、読取画像とマスタ画像とを、RGB画像からLに変換する。続いて、検査部350は、読取画像とマスタ画像との差分データを求める。例えば、図11に示すように、差分データは、「読取画像のL成分−マスタ画像のL成分」によって求める。つまり、本実施の形態では、上記実施の形態1で用いられた輝度値の代わりに、L信号を用いて差分データを求める。その他の処理については実施の形態1と同様である。
なお、差分データを求める手法は、上記のものに限られるわけではなく、読取画像とマスタ画像との差が検出可能な方法であればいかなる方法であっても良い。例えば、差分データについては、RGBやLの他にも、MAX(R,G,B)、SQRT(R^2+G^2+B^2)、SQRT(L^2+a^2+b^2)等を用いても良い。これらにより、カラー画像にも対応した印刷物の印刷品質を高精度に検査することが可能となる。
(2)構成
また、上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタ等を含む情報は、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散又は統合の具体的形態は、図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負担や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に、分散又は統合することができる。
(3)プログラム
また、検査装置30で実行される検査プログラムは、一つの様態として、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、検査装置30で実行される検査プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。また、検査装置30で実行される検査プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。また、検査装置30で実行される検査プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成しても良い。
検査装置30で実行される検査プログラムは、上述した各部(特定部330、マスタ画像生成部340、検査部350)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が記憶媒体から検査プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、特定部330、マスタ画像生成部340、検査部350が主記憶装置上に生成されるようになっている。
30 検査装置
310 読取装置
320 記憶部
330 特定部
340 マスタ画像生成部
350 検査部
特許第4470500号公報

Claims (10)

  1. 印刷物を読み取った読取画像から、前記印刷物の種類を特定する特定部と、
    前記印刷物の印刷に利用された印刷画像データを、前記読取画像と同一形式に変換し、マスタ画像を生成するマスタ画像生成部と、
    特定された前記種類に対応する判定基準をもとに、前記読取画像と前記マスタ画像との差分データから前記印刷物の印刷品質を検査する検査部と
    を有することを特徴とする検査装置。
  2. 前記特定部は、前記読取画像から紙白平坦領域を抽出し、抽出した紙白平坦領域の輝度の標準偏差をもとに前記種類を特定することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記特定部は、前記読取画像から紙白平坦領域を抽出し、抽出した紙白平坦領域の輝度の平均値をもとに前記種類を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記検査部は、前記標準偏差がより小さい種類ほど、印刷品質の検査結果が良好に成りにくくなるように設定された前記判定基準をもとに、前記印刷物の印刷品質を検査することを特徴とする請求項2に記載の検査装置。
  5. 前記検査部は、前記平均値がより大きい種類ほど、印刷品質の検査結果が良好に成りにくくなるように設定された前記判定基準をもとに、前記印刷物の印刷品質を検査することを特徴とする請求項3に記載の検査装置。
  6. 前記検査部は、前記読取画像の輝度値と、前記マスタ画像の輝度値との差である前記差分データを求めることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の検査装置。
  7. 前記検査部は、RGB画像である前記読取画像のG成分と、RGB画像である前記マスタ画像のG成分との差である前記差分データを求めることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の検査装置。
  8. 前記検査部は、RGB画像である前記読取画像と前記マスタ画像とを、Lに変換し、変換した前記読取画像のL成分と、変換した前記マスタ画像のL成分との差である前記差分データを求めることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の検査装置。
  9. 印刷物を読み取った読取画像から、前記印刷物の種類を特定するステップと、
    前記印刷物の印刷に利用された印刷画像データを、前記読取画像と同一形式に変換し、マスタ画像を生成するステップと、
    特定された前記種類に対応する判定基準をもとに、前記読取画像と前記マスタ画像との差分データから前記印刷物の印刷品質を検査するステップと
    を含むことを特徴とする検査方法。
  10. 印刷物を読み取った読取画像から、前記印刷物の種類を特定するステップと、
    前記印刷物の印刷に利用された印刷画像データを、前記読取画像と同一形式に変換し、マスタ画像を生成するステップと、
    特定された前記種類に対応する判定基準をもとに、前記読取画像と前記マスタ画像との差分データから前記印刷物の印刷品質を検査するステップと
    をコンピュータに実行させるための検査プログラム。
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