JP2015221705A - シート排出装置 - Google Patents

シート排出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015221705A
JP2015221705A JP2014106654A JP2014106654A JP2015221705A JP 2015221705 A JP2015221705 A JP 2015221705A JP 2014106654 A JP2014106654 A JP 2014106654A JP 2014106654 A JP2014106654 A JP 2014106654A JP 2015221705 A JP2015221705 A JP 2015221705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
partition
unit
stacking
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014106654A
Other languages
English (en)
Inventor
豊 淵
Yutaka Fuchi
豊 淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komori Corp filed Critical Komori Corp
Priority to JP2014106654A priority Critical patent/JP2015221705A/ja
Publication of JP2015221705A publication Critical patent/JP2015221705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

【課題】運転を継続しつつ積載台上からのシートの搬出作業を安全にできるようにする。
【解決手段】排紙チェーン134と排紙台135A,135Bとの間の仕切位置Ppに配設可能なガードバー146A,146Bと、積載装置II,IIIの内部空間への侵入を検知する受光器152A,152Bと、ガードバー146A,146Bの仕切位置Ppへの配設を検知するリミットスイッチ153A,153Bと、リミットスイッチ153A,153Bがガードバー146A,146Bの仕切位置Ppへの配設を検知していないときに発光器151A,151Bの光線が遮られると、本機モータ158の作動を停止させるように制御すると共に、リミットスイッチ153A,153Bがガードバー146A,146Bの仕切位置Ppへの配設を検知すると、受光器152A,152Bとは無関係に本機モータ158を作動可能とする制御装置150とを備える排紙装置130とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートを搬送して積載台上に排出して積載するシート排出装置に関し、特に、枚葉印刷機の排出部に適用すると、極めて有効なものである。
例えば、枚葉印刷機において、印刷部で印刷されたシートは、シート排出装置である排出部の搬送チェーンの爪竿のくわえ爪に一枚ずつくわえられて搬送され、積載台上でくわえ爪から解放されることにより、当該積載台上に一枚ずつ排出されて積載され、当該積載台上に規定枚数されると、他の積載台上に排出されるように切り替えた後に、上記積載台上から搬出されるようになっている。
このような枚葉印刷機の排出部において、例えば、下記特許文献1では、積載板上に規定枚数積載されたシートを搬出するとき、積載されたシートの上方と走行する搬送チェーンの下方との間に、新たな積載板を位置させることにより、作業者がシートの搬出作業を安全に実施できるようにすることを提案している。
特開2013−035622号公報 特開平9−309660号公報
しかしながら、前記特許文献1で提案されている排出部は、積載板を上方から下降させながらシートを積載し、シートが比較的少量積載された時点で、その上方に新たな積載板を配設していくことを繰り返すことにより、複数の積載板にシートを比較的少量ずつ積載していくいわゆる「循環式」のものであるため、単一の積載台を上方から下方にまで降ろしながらシートを比較的多量に一括して積載するいわゆる「昇降式」ものに適用することができなかった。
前述した課題を解決するための、本発明に係るシート排出装置は、昇降可能に配設されてシートを積載する積載台を具えたシート積載手段と、前記シート積載手段の上方に配設されてシートを前記積載台上へ排出する搬送手段と、前記搬送手段を作動させる駆動手段とを備えているシート排出装置において、前記シート積載手段の内部空間から前記搬送手段への侵入を遮断するように当該搬送手段の下方と前記積載台に積載されるシートの上方との間を仕切る仕切位置に配設可能な仕切手段を有すると共に、前記シート積載手段の内部空間への侵入又は前記シート積載手段の内部空間へ侵入可能な状態を検知する侵入検知手段と、前記仕切手段の前記仕切位置への配設を検知する仕切検知手段と、前記仕切検知手段が前記仕切手段の前記仕切位置への配設を検知していないときに前記侵入検知手段が検知すると、前記駆動手段の作動を停止させるように当該駆動手段を制御すると共に、前記仕切検知手段が前記仕切手段の前記仕切位置への配設を検知すると、前記検知手段とは無関係に前記駆動手段を作動可能とする制御手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明に係るシート排出装置は、上述したシート排出装置において、前記仕切手段が、前記積載台の上方と前記搬送手段の下方との間から離反した待機位置と前記仕切位置との間を走行可能な走行チェーンと、前記仕切位置に位置するときに前記積載台の上方と前記搬送手段の下方との間を仕切るように前記走行チェーンに所定の間隔で複数取り付けられたガードバーとを備えていることを特徴とする。
本発明に係るシート排出装置によれば、仕切検知手段が仕切手段の仕切位置への配設を検知していないときに、シート積載手段の内部空間への侵入又はシート積載手段の内部空間へ侵入可能な状態を侵入検知手段が検知すると、制御手段が、駆動手段の作動を停止させるように駆動手段を制御すると共に、仕切検知手段が仕切手段の仕切位置への配設を検知すると、制御手段が、検知手段とは無関係に駆動手段を作動可能とすることから、運転を継続しつつ、積載台上からのシートの搬出作業を安全に行うことができる。
本発明に係るシート排出装置を枚葉印刷機の排紙部に適用した場合の主な実施形態の全体概略構成図である。 図1の矢線II部の抽出拡大図である。 図1の矢線 III部の抽出拡大図である。 図1の枚葉印刷機の要部の制御ブロック図である。
本発明に係るシート排出装置の実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
〈主な実施形態〉
本発明に係るシート排出装置を枚葉印刷機の排出部に適用した場合の主な実施形態を図1〜4に基づいて説明する。
図1に示すように、シート1を一枚ずつ供給するシート供給部(給紙部)である給紙装置110の給紙台111上には、シート1が積載されている。前記給紙装置110のフィーダボード112のシート搬送方向下流側(先端側)の端部近傍には、渡胴120Aが配設されている。前記フィーダボード112のシート搬送方向下流側(先端側)の端部近傍と前記渡胴120Aとの間には、当該フィーダボード112上のシート1を当該渡胴120Aへ一枚ずつ受け渡すスイング装置113が配設されている。
前記渡胴120Aには、印刷部である印刷装置120の圧胴121が対接している。前記圧胴121には、凹版胴122が対接している。前記凹版胴122には、インキ集合胴123が対接している。前記インキ集合胴123には、シャブロン胴124が当該インキ集合胴123の周方向に沿って複数(本実施形態では5つ)対接している。これらシャブロン胴124には、各シャブロン胴124へインキを供給するインキ供給装置125がそれぞれ設けられている。
前記凹版胴122の、前記インキ集合胴123との対接位置よりも回転方向下流側と、前記圧胴121との対接位置よりも回転方向上流側との間には、ワイピングローラ126が対接している。前記ワイピングローラ126は、ワイピング液を内部に貯留するワイピングタンク127に入れられている。
前記圧胴121の、前記凹版胴122との対接位置よりも回転方向下流側と、前記渡胴120Aとの対接位置よりも回転方向上流側との間には、シート1を一枚ずつ排出して積載するシート排出装置である排紙部(シート排出部)となる排紙装置130の排紙胴131が対接している。前記排紙胴131の軸方向両端側には、図示しないスプロケットが同軸をなしてそれぞれ設けられている。
前記スプロケットには、エンドレスタイプの排紙チェーン134がそれぞれ巻き掛けられている。これら排紙チェーン134は、上記スプロケットから離反する位置に配設された一対のスプロケット133にそれぞれ巻き掛けられている。これら排紙チェーン134間には、くわえ爪を有する図示しない爪竿が当該排紙チェーン134の走行方向に沿って所定の間隔ごとに複数設けられている。
前記排紙チェーン134の下方位置には、シート1を積載するシート積載手段である積載装置II,IIIが当該排紙チェーン134の走行方向に沿って複数(本実施形態では2つ)配設されている。前記積載装置II,IIIの内部空間には、シート1を積載する積載台である排紙台135A,135Bがそれぞれ昇降移動可能に配設されている。前記積載装置II,IIIには、その内部空間へフォークリフトや作業者等の進入を可能とする開口が設けられている。
図2,3に示すように、前記排紙台135A,135Bの近傍には、前記排紙胴131の軸方向両端側に対をなすようにしてそれぞれ配設されたスプロケット141A〜144A,141B〜144Bが、本体フレームに対して回転可能に各々支持されている。前記スプロケット141A〜144A,141B〜144Bには、エンドレスタイプの走行チェーン145A,145Bが前記排紙胴131の軸方向で対をなすようにそれぞれ巻き掛けられている。
前記走行チェーン145A,145B間には、当該間を連結するように前記排紙胴131の軸方向へ長手方向を向けた遮蔽部材であるガードバー146A,146Bが当該走行チェーン145A,145Bの走行方向の所定の範囲内に当該走行方向に沿って所定の狭い間隔で複数取り付けられており、当該ガードバー146A,146Bは、前記スプロケット141A〜144A,141B〜144Bの回転による前記走行チェーン145A,145Bの走行により、前記排紙台135A,135Bに積載されるシート1の上方と前記排紙チェーン134の下方との間を仕切る仕切位置Pp(図3参照)と、前記仕切位置Ppから退去した待機位置Pw(図2参照)との間を走行移動して切り換えられるようになっている。
つまり、前記ガードバー146A,146Bは、前記仕切位置Ppに位置するときに、前記積載装置II,IIIの内部空間の上方を覆って、当該積載装置II,IIIの内部空間と前記走行チェーン145A,145Bの走行する搬送空間との領域の間に境界を形成することにより、当該内部空間から当該搬送空間への工具や作業者等の侵入を防止できるように、その形状や隣り合う間隔(ピッチ)が設定されているのである。
また、図2,3において、151A,151Bは発光器、152A,152Bは受光器であり、当該発光器151A,151Bと当該受光器152A,152Bとは、前記積載装置II,IIIの内部空間と外部空間との間に介在するように、当該積載装置II,IIIの前記開口部分に互いに対向して配設され、発光器151A,151Bからの光線を受光器152A,152Bで受けることにより、当該光線によって上記内部空間と上記外部空間との領域の間に境界を形成することができるようになっている。
つまり、前記積載装置II,IIIの外部空間から内部空間へフォークリフトや作業者等が進入、すなわち、前記境界をフォークリフトや作業者等が通過すると、前記発光器151A,151Bからの光線が遮られ、前記受光器152A,152Bが受光できないように設定されているのである。
そして、図2,3において、153A,153Bはリミットスイッチであり、前記ガードバー146A,146Bが前記仕切位置Ppに位置すると、当該ガードバー146A,146Bが接触することにより、当該ガードバー146A,146Bが当該仕切位置Ppに位置したことを検知できるように設定されている。
図4に示すように、前記発光器151A,151Bは、制御手段である制御装置150の出力部にそれぞれ電気的に接続している。また、前記受光器152A,152B、前記リミットスイッチ153A,153Bは、前記制御装置150の入力部にそれぞれ電気的に接続している。
前記制御装置150の入力部には、前記給紙装置110から供給されたシート1の枚数、すなわち、前記排紙装置130の前記排紙台135A,135B上に積載されるシート1の枚数を計測するシート枚数計測手段であるカウンタ154が電気的に接続されている。
前記制御装置150の出力部は、前記排紙装置130の前記排紙チェーン134で搬送されているシート1を排出する前記排紙台135A,135Bを切り換える切換手段155と、前記排紙台135A,135Bをそれぞれ昇降させる昇降手段であるモータ156A,156Bと、前記走行チェーン145A,145Bを介して前記ガードバー146A,146Bを移動させるように前記スプロケット141A,141Bを回動させるアクチュエータ157A,157Bと、前記給紙装置110や前記印刷装置120の前記胴120A,121〜124等や前記排紙装置130の前記胴131及び前記スプロケット133等を作動させる本機モータ158とにそれぞれ電気的に接続しており、当該制御装置150は、前記カウンタ154からの情報に基づいて、前記切換手段155、前記モータ156A,156B、前記アクチュエータ157A,157Bの作動をそれぞれ制御し、前記受光器152A,152Bからの情報に基づいて、前記本機モータ158の作動を制御し、前記リミットスイッチ153A,153Bからの情報に基づいて、前記受光器152A,152Bからの情報を無効にすることができるようになっている(詳細は後述する)。
なお、本実施形態においては、前記排紙胴131、前記スプロケット133、前記排紙チェーン134等によりシート排出装置の搬送手段を構成し、前記排紙台135A,135B、前記モータ156A,156B等によりシート排出装置のシート積載手段である積載装置II,IIIを構成し、前記本機モータ158等によりシート排出装置の駆動手段を構成し、前記スプロケット141A〜144A,141B〜144B、前記走行チェーン145A,145B、前記ガードバー146A,146B、前記アクチュエータ157A,157B等により仕切手段を構成し、前記発光器151A,151B、前記受光器152A,152B等により侵入検知手段を構成し、前記リミットスイッチ153A,153B等により仕切検知手段を構成している。
このような本実施形態に係る枚葉印刷機100の作動を次に説明する。
当初、前記ガードバー146A,146Bは、前記待機位置Pw(図2参照)に位置するように設定されている。
また、前記制御装置150により、前記排紙装置130の前記排紙台135A,135Bの一方(例えば、排紙台135B)にシート1を排出させるように前記切換手段155の作動を制御すると共に、前記発光器151A,151Bから光線を発するように当該発光器151A,151Bの作動を制御し、前記本機モータ158を作動させる。
そして、前記給紙装置110の前記給紙台111上のシート1が前記フィーダボード112上に一枚ずつ送給され、前記スイング装置113から前記渡胴120Aを介して前記圧胴121に受け渡される。他方、各前記インキ供給装置125の各インキが各前記シャブロン胴124から前記インキ集合胴123を介して前記凹版胴122に供給され、余剰なインキが前記ワイピングローラ126で除去される。
これにより、前記圧胴121に保持されたシート1は、前記凹版胴122との対接位置を通過することにより、当該凹版胴122の凹版に形成された絵柄に対応するインキが転写された後、前記排紙装置130の前記排紙胴131を介して前記排紙チェーン134の前記爪竿のくわえ爪にくわえ替えされて搬送される。
前記排紙チェーン134で搬送されているシート1は、前記切換手段155により、他方である前記排紙台135A上で排紙されることなく、一方である前記排紙台135Bの上方まで搬送され、当該排紙台135B上で排紙されて積載される。そして、前記制御装置150は、前記カウンタ154からの情報に基づいて、前記排紙台135B上に積載されるシート1の枚数に応じて当該排紙台135Bを下降させるように前記モータ156Bの作動を制御することにより、当該排紙台135B上に積載されるシート1の高さ位置を一定に保持する。
このようにしてシート1を前記排紙台135B上に積載しているときに、万が一、フォークリフトや作業者等が前記積載装置II,IIIの内部空間に誤って侵入すると、前記発光器151A,151Bからの光線がフォークリフトや作業者等によって遮られて、前記受光器152A,152Bが受光しなくなることから、前記制御装置150は、当該受光器152A,152Bからの情報に基づいて、印刷運転を停止させるように前記本機モータ158の作動を制御する。これにより、前記排紙チェーン134の走行が停止する。
そして、前記排紙台135B上に積載されたシート1が規定枚数に達すると、前記制御装置150は、前記カウンタ154からの情報に基づいて、前記排紙チェーン134で搬送しているシート1を一方である当該排紙台135B上から他方である前記排紙台135A上に排紙させるように前記切換手段155の作動を制御して、シート1の上記排紙台135A上への積載を開始すると共に、前記ガードバー146Bを前記待機位置Pwから前記仕切位置Ppに位置させるように(図3参照)前記アクチュエータ157Bの作動を制御して、前記スプロケット141Bを介して前記走行チェーン145Bを走行させる。
上記ガードバー146Bの前記仕切位置Ppへの移動に伴って、当該ガードバー146Bが前記リミットスイッチ153Bに接触することにより、前記制御装置150は、当該リミットスイッチ153Bからの情報に基づいて、前記受光器152Bからの情報のみを無効にする。
これにより、前記排紙台135B上に積載された規定枚数のシート1を当該排紙台135B上から搬出するためにフォークリフトや作業者等が前記積載装置IIIの内部空間に進入して、前記発光器151Bからの光線を遮断して前記受光器152Bが受光しなくなっても、前記本機モータ158の作動がそのまま継続されるので、印刷運転を継続しながらも当該排紙台135B上のシート1を当該積載装置IIIの前記開口から搬出することができる。
このとき、前記ガードバー146Bが前記仕切位置Ppに位置して前記積載装置IIIの内部空間の上方を覆うように前記排紙台135B上のシート1の上方と前記排紙チェーン134の下方との間を仕切って遮蔽しているので、当該積載装置IIIの内部空間から前記搬送空間への工具や作業者等の侵入を防止することができる。
他方、前記排紙チェーン134で前記排紙台135Aの上方まで搬送されて排紙されたシート1が当該排紙台135A上に積載されると、前記制御装置150は、前記カウンタ154からの情報に基づいて、前記排紙台135A上に積載されるシート1の枚数に応じて当該排紙台135Aを下降させるように前記モータ156Aの作動を制御することにより、当該排紙台135A上に積載されるシート1の高さ位置を一定に保持する。
このとき、万が一、フォークリフトや作業者等が前記積載装置IIに誤って侵入すると、前記発光器151Aからの光線がフォークリフトや作業者等によって遮られて、前記受光器152Aが受光しなくなるため、前記制御装置150は、当該受光器152Aからの情報に基づいて、印刷運転を停止させるように前記本機モータ158の作動を制御する。
このようにして一方である前記排紙台135B上からのシート1の搬出作業を終えて、他方である前記排紙台135A上に積載されたシート1が規定枚数に達すると、前記制御装置150は、前記カウンタ154からの情報に基づいて、前記ガードバー146Bを前記仕切位置Ppから前記待機位置Pwに退去させるように(図2参照)前記アクチュエータ157Bの作動を制御して、前記スプロケット141Bを介して前記走行チェーン145Bを走行させると共に、前記排紙チェーン134で搬送しているシート1を他方である前記排紙台135Aの上方から一方である前記排紙台135B上方で排紙させるように前記切換手段155の作動を制御して、シート1を上記排紙台135B上への積載に切り換えると共に、前記ガードバー146Aを前記待機位置Pwから前記仕切位置Ppに位置させるように(図3参照)前記アクチュエータ157Aの作動を制御して、前記スプロケット141Aを介して前記走行チェーン145Aを走行させる。
前記ガードバー146Bの前記待機位置Pwへの移動に伴って、当該ガードバー146Bが前記リミットスイッチ153Bから離反することにより、前記制御装置150は、当該リミットスイッチ153Bからの情報に基づいて、前記受光器152Bからの情報を有効にすると共に、前記ガードバー146Aの前記仕切位置Ppへの移動に伴って、当該ガードバー146Aが前記リミットスイッチ153Aに接触することにより、前記制御装置150は、当該リミットスイッチ153Aからの情報に基づいて、前記受光器152Aからの情報のみを無効にする。
これにより、前記排紙台135A上に積載された規定枚数のシート1を当該排紙台135A上から搬出するためにフォークリフトや作業者等が前記積載装置IIの内部空間に進入して、前記発光器151Aからの光線を遮断して前記受光器152Aが受光しなくなっても、前記本機モータ158の作動がそのまま継続されるので、印刷運転を継続しながらも当該排紙台135A上のシート1を当該積載装置IIの前記開口から搬出することができる。
このとき、前記ガードバー146Aが前記仕切位置Ppに位置して前記積載装置IIの内部空間の上方を覆うように前記排紙台135A上のシート1の上方と前記排紙チェーン134の下方との間を仕切って遮蔽しているので、当該積載装置IIの内部空間から前記搬送空間への工具や作業者等の侵入を防止することができる。
他方、前記排紙チェーン134で前記排紙台135Bの上方まで搬送されて排紙されたシート1が当該排紙台135B上に積載されると、先の説明と同様に、前記制御装置150は、前記カウンタ154からの情報に基づいて、前記排紙台135B上に積載されるシート1の枚数に応じて当該排紙台135Bを下降させるように前記モータ156Bの作動を制御することにより、当該排紙台135B上に積載されるシート1の高さ位置を一定に保持する。
このとき、万が一、フォークリフトや作業者等が前記積載装置IIIに誤って侵入すると、前記発光器151Bからの光線がフォークリフトや作業者等によって遮られて、前記受光器152Bが受光しなくなるため、先の説明と同様に、前記制御装置150は、当該受光器152Bからの情報に基づいて、印刷運転を停止させるように前記本機モータ158の作動を制御する。
このようにして他方である前記排紙台135A上からのシート1の搬出作業を終えて、一方である前記排紙台135B上に積載されたシート1が規定枚数に達すると、前記制御装置150は、前記カウンタ154からの情報に基づいて、前記ガードバー146Aを前記仕切位置Ppから前記待機位置Pwに退去させるように(図2参照)前記アクチュエータ157Aの作動を制御して、前記スプロケット141Aを介して前記走行チェーン145Aを走行させると共に、前記排紙チェーン134で搬送しているシート1を一方である前記排紙台135Bの上方から他方である前記排紙台135Aの上方で排紙させるように前記切換手段155の作動を制御して、シート1を上記排紙台135A上への積載に切り換えると共に、前記ガードバー146Bを前記待機位置Pwから前記仕切位置Ppに位置させるように(図3参照)前記アクチュエータ157Bの作動を制御して、前記スプロケット141Bを介して前記走行チェーン145Bを走行させる。
以下、前記制御装置150は、上述した制御を繰り返す。
したがって、本実施形態に係る枚葉印刷機100によれば、前記排紙装置130が、前記排紙台135A,135Bを上方から下方にまで降ろしながらシート1を比較的多量に一括して積載するいわゆる「昇降式」であっても、印刷運転を継続しつつ、当該排紙台135A,135B上からのシート1の搬出作業を安全に行うことができる。
〈他の実施形態〉
なお、前述した実施形態においては、図1〜3に示したように、前記ガイドバー146A,146Bの前記待機位置Pwを前記積載装置II,IIIのシート搬送方向下流側に位置させるように設定した場合について説明したが、他の実施形態として、例えば、前記ガイドバー146A,146Bの前記待機位置Pwを、前記積載装置II,IIIの、シート搬送方向上流側や、シート搬送方向と直交する水平方向側(図中、紙面垂直方向側)に位置させるように設定することも可能である。
また、前述した実施形態においては、仕切検知手段として、前記ガードバー146A,146Bが接触することにより当該ガードバー146A,146Bを検知する接触型のリミットスイッチ153A,153Bを適用した場合について説明したが、他の実施形態として、例えば、前記ガードバー146A,146Bに接触することなく当該ガードバー146A,146Bを検知する近接スイッチ等の非接触型のものや、前記走行チェーン145A,145Bに設けた被検体を検知するセンサや、前記アクチュエータ157A,157Bの状態(モータ等であれば位相、シリンダであればロッドの位置)を検知するセンサ等を適用することも可能である。
また、前述した実施形態においては、前記ガードバー146A,146Bの前記仕切位置Ppと前記待機位置Pwとの間の移動を前記アクチュエータ157A,157Bで行うようにした場合について説明したが、他の実施形態として、例えば、前記アクチュエータ157A,157Bを省略して、作業者が手動で前記ガードバー146A,146Bを移動させるようにすることも可能である。
また、前述した実施形態においては、遮蔽部材として前記ガードバー146A,146Bを適用した場合について説明したが、他の実施形態として、前記ガードバー146A,146Bに代えて、例えば、遮蔽板を適用することも可能である。
また、前述した実施形態においては、侵入検知手段として、前記発光器151A,151B及び前記受光器152A,152Bを適用した場合について説明したが、他の実施形態として、例えば、前記積載装置II,IIIの前記開口の開放及び閉鎖を行う扉の閉鎖状態を検知する開閉検知センサを適用することも可能である。
この場合には、例えば、仕切検知手段が仕切手段の仕切位置への配設を検知していないときに前記開閉検知センサが前記扉の閉鎖を検知しない、すなわち、前記扉が少しでも開放し、前記積載装置II,IIIの内部空間へ侵入可能な状態を検知すると、制御手段が駆動手段の作動を停止させるように当該駆動手段を制御すると共に、前記仕切検知手段が仕切手段の仕切位置への配設を検知していると、制御手段が前記開閉検知センサから情報を出力させないように当該開閉検知センサを制御して当該開閉検知センサとは無関係に駆動手段を作動可能にするのである。
また、前述した実施形態においては、前記排紙装置130が、前記排紙台135A,135Bを上方から下方にまで降ろしながらシート1を比較的多量に一括して積載するいわゆる「昇降式」の枚葉印刷機の場合について説明したが、他の実施形態として、例えば、前記特許文献1に記載されているように、積載板を上方から下降させながらシートを積載し、シートが比較的少量積載された時点で、その上方に新たな積載板を配設していくことを繰り返すことにより、複数の積載板にシートを比較的少量ずつ積載していくいわゆる「循環式」の排出部とした枚葉印刷機の場合であっても、前述した実施形態の場合と同様に適用することができる。
また、前述した実施形態においては、枚葉印刷機の排出部に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、昇降可能に配設されてシートを積載する積載台を具えたシート積載手段と、シート積載手段の上方に配設されてシートを積載台上へ排出する搬送手段と、搬送手段を作動させる駆動手段とを備えているシート排出装置であれば、前述した実施形態の場合と同様に適用することができる。
本発明に係るシート排出装置は、運転を継続しつつ、積載台上からのシートの搬出作業を安全に行うことができるので、例えば、枚葉印刷機の排出部に適用することにより、印刷産業等において極めて有効に利用することができる。
1 シート
100 枚葉印刷機
110 給紙装置
111 給紙台
112 フィーダボード
113 スイング装置
120 印刷装置
120A 渡胴
121 圧胴
122 凹版胴
123 インキ集合胴
124 シャブロン胴
125 インキ供給装置
126 ワイピングローラ
127 ワイピングタンク
130 排紙装置
131 排紙胴
133 スプロケット
134 排紙チェーン
135A,135B 排紙台
141A〜144A,141B〜144B スプロケット
145A,145B 走行チェーン
146A,146B ガードバー
150 制御装置
151A,151B 発光器
152A,152B 受光器
153A,153B リミットスイッチ
154 カウンタ
155 切換手段
156A,156B モータ
157A,157B アクチュエータ
158 本機モータ

Claims (2)

  1. 昇降可能に配設されてシートを積載する積載台を具えたシート積載手段と、
    前記シート積載手段の上方に配設されてシートを前記積載台上へ排出する搬送手段と、
    前記搬送手段を作動させる駆動手段と
    を備えているシート排出装置において、
    前記シート積載手段の内部空間から前記搬送手段への侵入を遮断するように当該搬送手段の下方と前記積載台に積載されるシートの上方との間を仕切る仕切位置に配設可能な仕切手段を有すると共に、
    前記シート積載手段の内部空間への侵入又は前記シート積載手段の内部空間へ侵入可能な状態を検知する侵入検知手段と、
    前記仕切手段の前記仕切位置への配設を検知する仕切検知手段と、
    前記仕切検知手段が前記仕切手段の前記仕切位置への配設を検知していないときに前記侵入検知手段が検知すると、前記駆動手段の作動を停止させるように当該駆動手段を制御すると共に、前記仕切検知手段が前記仕切手段の前記仕切位置への配設を検知すると、前記侵入検知手段とは無関係に前記駆動手段を作動可能とする制御手段と
    を備えていることを特徴とするシート排出装置。
  2. 請求項1に記載のシート排出装置において、
    前記仕切手段が、
    前記積載台の上方と前記搬送手段の下方との間から退去した待機位置と前記仕切位置との間を走行可能な走行チェーンと、
    前記仕切位置に位置するときに前記積載台の上方と前記搬送手段の下方との間を仕切るように前記走行チェーンに所定の間隔で複数取り付けられたガードバーと
    を備えていることを特徴とするシート排出装置。
JP2014106654A 2014-05-23 2014-05-23 シート排出装置 Pending JP2015221705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106654A JP2015221705A (ja) 2014-05-23 2014-05-23 シート排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106654A JP2015221705A (ja) 2014-05-23 2014-05-23 シート排出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015221705A true JP2015221705A (ja) 2015-12-10

Family

ID=54784981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014106654A Pending JP2015221705A (ja) 2014-05-23 2014-05-23 シート排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015221705A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090095178A1 (en) Sheet-Fed or Web-Fed Printing Machine
US9969593B2 (en) Sheet ejection device and sheet ejection method
JP2007223171A (ja) 印刷機および印刷機の排紙装置
RU2415018C2 (ru) Металлографская печатная машина
JP5922299B2 (ja) 押箔を供給するための送給モジュール
JP2015221705A (ja) シート排出装置
JPH11321830A (ja) ウェブ巻装ロールの包装材除去装置
ITMI20121379A1 (it) Macchina per la sfogliatura di cartoni
KR101438757B1 (ko) 시트 반입 및 반출용 셀프레임 및 이를 이용한 인조네일 인쇄시스템 장치
CN110683401A (zh) 用于输送用于承印材料页张的托架的装置
KR101589875B1 (ko) 드럼인쇄기로부터 인쇄된 골판지를 로터리 슬로터로 운반하기 위한 골판지 운반장치
KR101789645B1 (ko) 반전이 가능한 급지장치
JP2019155510A (ja) ダイカッター装置
JP5763421B2 (ja) 給紙装置および印刷機
JP2014169157A (ja) 印刷機
JP2009040609A (ja) 用紙処理機の紙受装置
JP2008296939A (ja) 容器整列装置
JP5801643B2 (ja) シート排出装置における積載シート排出方法
JP5763448B2 (ja) 給紙装置および印刷機
JP3468846B2 (ja) 印刷機の排紙紙揃え装置
JP2015160728A (ja) 印刷機
JPH0761818B2 (ja) 枚葉印刷機の給紙紙積装置
JP5872819B2 (ja) 凹版印刷機
JP5745968B2 (ja) 凹版印刷機
KR200413637Y1 (ko) 원단 자동포장기의 입출 자동 제어장치