JP2015219957A - 電源回路遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レバーの回動操作の後、持ち手を替えることなく、カバーをハウジングから引き離すことができる。
【解決手段】本明細書によって開示される技術は、電源回路を開閉可能なサービスプラグPであって、カバー20と、このカバー20に取り付けられ、仮係止位置と本係止位置の間を移動可能なレバー30と、レバー30の移動操作に伴ってカバー20と嵌合および離脱可能に設けられ、レバー30を本係止位置から仮係止位置へ移動させることによってカバー20が離脱するハウジング90とを備え、仮係止位置におけるレバー30は、カバー20の外縁よりもカバー20の離脱方向に突出する形態とされている構成とした。
【選択図】図7

Description

本明細書によって開示される技術は、電源回路を開閉可能な電源回路遮断装置に関する。
従来、この種の電源回路遮断装置として、特開2013−4261号公報(下記特許文献1)に記載のサービスプラグが知られている。このサービスプラグは、カバー側コネクタと待受け側コネクタとからなり、カバー側コネクタは、カバーと、レバーとを備えて構成されている。このレバーを回動操作することによってカバーが待受け側コネクタに対して嵌合および離脱可能とされている。レバーにはストッパが装着されており、離脱過程では、レバーを所定の位置まで回動させると、カバーに設けられた規制壁にストッパが当接することでレバーの回動が停止される。そこで、ストッパを移動させると、規制壁との当接が解除され、再びレバーの回動が許容される。
特開2013−4261号公報
しかしながら、上記のサービスプラグでは、レバーがカバーの背面に対して直角をなす位置を超えてさらに回動するため、カバー側コネクタを待受け側コネクタから引き離すには、一旦レバーから手を離してカバーを持ち直す必要がある。すなわち、レバーの回動操作の後、レバーを持ったままカバー側コネクタを引き離す操作を行うことができないため、持ち手をレバーからカバーに替えるという作業が必要にある。
本明細書によって開示される技術は、電源回路を開閉可能な電源回路遮断装置であって、カバーと、このカバーに取り付けられ、仮係止位置と本係止位置の間を移動可能なレバーと、前記レバーの移動操作に伴って前記カバーと嵌合および離脱可能に設けられ、前記レバーを前記本係止位置から前記仮係止位置へ移動させることによって前記カバーが離脱するハウジングとを備え、前記仮係止位置における前記レバーは、前記カバーの外縁よりも前記カバーの離脱方向に突出する形態とされている構成とした。
このような構成によると、レバーを手に持って同レバーを仮係止位置から本係止位置へ移動させることでカバーをハウジングから離脱させ、レバーを持った手を持ち替えることなくそのままレバーを引っ張ることでカバーをハウジングから引き離すことができる。
本明細書によって開示される電源回路遮断装置の態様として、以下の構成としてもよい。
前記レバーは、前記カバーに対して回動可能に取り付けられており、前記レバーを前記本係止位置から前記仮係止位置まで回動させるのに必要な角度が90°である構成としてもよい。
このような構成によると、レバーの回動角度が90°未満の場合と比較して、カムの軌道を長くすることができ、レバー操作力を小さくすることができる。
前記カバーに設けられた規制壁に当接することで前記仮係止位置から前記本係止位置へ向かう前記レバーの移動を停止させるストッパを備え、このストッパは、前記レバーに対して、前記レバーの移動を許容する初期位置と前記レバーの移動を規制する最終位置との間で移動可能に組み付けられている構成としてもよい。
このような構成によると、カバーの離脱過程でストッパを規制壁に当接させてレバーの移動を停止させるようにしたから、例えばリレーによる電源回路の切り替え時間を稼ぐことができる。
前記ストッパは、前記カバーの離脱方向に対して鋭角をなす方向に押圧されることで前記初期位置から前記最終位置へ移動する構成としてもよい。
このような構成によると、レバーを手にもって同レバーを回動させつつ、持ち手を替えることなくストッパを移動させることができる。
本明細書によって開示される技術によれば、レバーの回動操作の後、持ち手を替えることなく、カバーをハウジングから引き離すことができる。
レバーが本係止位置にあるサービスプラグの正面図 図1におけるサービスプラグの内部構造を示した断面図 ストッパが規制壁に当接してレバーの回動が停止した状態におけるサービスプラグの正面図 図3におけるサービスプラグの内部構造を示した断面図 レバーが仮係止位置にあるサービスプラグの正面図 カバーをハウジングから引き離した状態におけるサービスプラグの正面図 図6におけるサービスプラグの内部構造を示した断面図
<実施形態>
実施形態を図1から図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態のサービスプラグPは、図6に示すように、カバー側コネクタ10と、待受け側コネクタ80とからなる。このカバー側コネクタ10は、カバー20と、レバー30とを備えて構成されている。このレバー30を回動操作することによってカバー20が待受け側コネクタ80に対して嵌合および離脱可能とされている。なお、以下の説明においては、カバー側コネクタ10と待受け側コネクタ80の嵌合面側を正面側とし、カバー側コネクタ10を待受け側コネクタ80に嵌合させる途中の工程をカバー20の嵌合過程と略し、カバー側コネクタ10を待受け側コネクタ80から離脱させる途中の工程をカバー20の離脱過程と略していう。
待受け側コネクタ80は、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両に設けられたバッテリ(図示せず)からの電力を供給する電源回路に接続されている。この種のバッテリは、通常のガソリンエンジン車に比べて大容量であるため、電気系統のメンテナンスをするような場合には、カバー側コネクタ10を車両から取り外すことによって電源回路を開いた状態にした上でメンテナンスを行う。すなわち、電源回路は、待受け側コネクタ80に設けられた強電端子50を備えて構成されており、カバー側コネクタ10を車両から取り外すと、電源回路が開いた状態となってバッテリからの電力供給が遮断されるため、メンテナンスを安全に行うことができる。
ここで、電源回路が閉じたままカバー側コネクタ10を車両から取り外すと、強電端子50でスパークが発生するおそれがあるため、カバー側コネクタ10を車両から取り外す前に予め電源回路を遮断する手段として、リレー(図示せず)が電源回路に設けられている。このリレーは、図4や図7等に示すように待受け側コネクタ80に設けられた検知端子60がOFF状態となることで電源回路を遮断し、図2に示すように検知端子60がON状態となることで電源回路を通電可能な状態にする。これにより、カバー20の離脱過程では電源回路が開く前に検知端子60がOFF状態となることで電源回路が遮断され、カバー20の嵌合過程では電源回路が閉じた後に検知端子60がON状態となることで電源回路が通電可能な状態となる。
また、電源回路は、カバー側コネクタ10に設けられたヒューズ70を備えて構成されている。このヒューズ70は可溶体(図示せず)を有し、カバー側コネクタ10が車両に取り付けられた状態で電源回路に定格以上の大電流が流れた場合に、可溶体が溶けることで電源回路を遮断し、この電源回路に接続された各電気機器を保護するようになっている。ヒューズ70は、強電端子50と直列に接続されているため、強電端子50が電源回路に接続されていても、ヒューズ70が切れた場合には、電源回路が遮断されることになる。
カバー20は、その外周面を構成する外周壁21を有し、この外周壁21には、図6に示すように、支持ピン22が突出して設けられている。この支持ピン22は、外周壁21のうち平行に配された一対の側壁(図示紙面手前側の側壁と奥側の側壁)の外面からそれぞれ反対方向に突出して一対設けられている。一方、レバー30は、対向状態で配された一対のカム板31を有し、両カム板31には、両支持ピン22によって軸支される一対の支持孔32がそれぞれ設けられている。これにより、レバー30は、カバー20に対して仮係止位置(図5および図6に示すレバー30の位置)と本係止位置(図1に示すレバー30の位置)との間を回動可能に支持されている。
待受け側コネクタ80は、図6に示すように、合成樹脂製のハウジング90を備えている。このハウジング90は、カバー20が内部に嵌合するフード部91を備えている。このフード部91は、正面側に開口する形態をなし、フード部91の外周面には、一対のカムピン92が設けられている。両カムピン92は、フード部91の軸心を中心として対称に配置されている。一方、レバー30の両カム板31には、一対のカム溝33が切り欠かれている。カム溝33は、カム板31の外周縁に開設された入口部分から支持孔32に向けて弧状をなして近づく形態とされている。
レバー30が仮係止位置にあるときには、図6に示すように、両カム溝33の入口部分が両カムピン92と嵌合方向に整合する位置に配されており、カバー20を待受け側コネクタ80に浅く嵌合させると、両カムピン92が両カム溝33の入口部分に進入する。引き続き、レバー30を仮係止位置から本係止位置へ回動させると、両カムピン92と両カム溝33の係合によるカム作用によって、カバー側コネクタ10が待受け側コネクタ80に引き寄せられ、カバー20の外周壁21がフード部91の外周側に対して正規に嵌合する。
レバー30は、図7に示すように、各カム板31から略長方形状をなして突出した一対の操作板36と、これらの操作板36の突出端部同士を連結する操作部34とを有している。したがって、レバー30の回動操作は、両操作板36と操作部34によって全体として略門形をなす部分によって行われる。操作部34は、レバー30の回動操作をする際に、例えば人差し指や中指等を宛てがう部分である。操作部34は、図2に示すように、レバー30が本係止位置にあるときに、カバー20の外周壁21と対向する配置とされている。
カバー20の外周壁21には、片持ち状をなすレバーロック部23が設けられている。このレバーロック部23は、外周壁21に沿って突出する形態をなし、カバー20の外周壁21に対して接近しまたは離れる方向に撓み可能とされている。レバーロック部23の先端側における外面には、本係止突起24が設けられている。この本係止突起24は、操作部34に設けられた被係止突起35と係止可能とされている。したがって、レバー30を仮係止位置から本係止位置へ回動させると、本係止突起24と被係止突起35が干渉し、レバーロック部23を外周壁21側へ撓み変形させ、被係止突起35が本係止突起24を乗り越えると、レバーロック部23が弾性的に復帰して本係止突起24と被係止突起35が係止することによってレバー30が本係止位置にロックされる。
図7に示すように、カバー20は、アッパー部材25とロアー部材26の2部材からなり、アッパー部材25とロアー部材26の間にヒューズ70が収容されており、ロアー部材26に設けられたランス27によってヒューズ70がロアー部材26に保持されている。ヒューズ70は、図示しない可溶体を有する本体部71と、導電性の金属板からなる一対の端子部72とを備えて構成されている。各端子部72は、本体部71の左右両端部に接続されており、前記可溶体を通じて互いに導通可能に接続されている。また、端子部72は、本体部71の左右両端部から略L字状をなして下方(嵌合面側)に延出されている。
一方、待受け側コネクタ80のハウジング90には、一対の端子部72に接続される一対の強電端子50が備えられている。これらの強電端子50は雌型の端子であって、電線Wの端末にそれぞれ圧着されており、フード部91の奥壁93を貫通して配された左右一対の端子収容部94の内部にそれぞれ収容されている。端子収容部94内には、強電端子50を保持するランス95が設けられている。また、フード部91内には、検知端子60が1つだけ備えられている。この検知端子60は雌型の端子であって、カバー20に配設されたピン端子28と接続されるようになっている。
ピン端子28と検知端子60が接続状態になると(ON状態)、リレーによって電源回路が通電可能な状態に切り替えられる。一方、ピン端子28と検知端子60が非接続状態になると(OFF状態)、リレーによって電源回路が遮断された状態に切り替えられる。また、各端子部72と各強電端子50が接続状態になると、電源回路が閉じられた状態になり、各端子部72と各強電端子50が非接続状態になると、電源回路が開いた状態になる。
図3に示すように、レバー30の内側には、ストッパ40が装着されている。このストッパ40は、操作板36の内面に沿って配される一対のスライド板41を備えている。さらに、ストッパ40は、図4に示すように、両スライド板41の端部同士を互いに連結した連結部42を備えている。したがって、ストッパ40は、両スライド板41と連結部42によって全体として略門形に形成されている。また、ストッパ40は、図7に示す初期位置と、図4に示す最終位置との間を、スライド可能とされている。
カバー20の離脱過程では、図3に示すように、ストッパ40の一部が、カバー20に設けられた規制壁29と当接してレバー30の回動操作が停止するようになっている。詳細にはストッパ40のスライド板41の端部に、略三角形状をなす引掛け部43が設けられており、この引掛け部43がカバー20の規制壁29と当接することでレバー30の回動操作が停止することになる。このとき、ストッパ40のスライド板41は、カバー20の離脱方向に対して鋭角をなす配置とされている。したがって、ストッパ40は、カバー20の離脱方向に対して鋭角をなす方向に押圧されることで初期位置から最終位置へ移動することになる。
レバー30の回動操作が再開するには、ストッパ40を最終位置から初期位置へ戻す必要があり、ストッパ40を初期位置へスライドさせると、引掛け部43が規制壁29を乗り越え可能な位置へと移動する。そして、レバー30を再び回動させると、引掛け部43が規制壁29を乗り越えてレバー30が仮係止位置に至る。レバー30の回動操作が停止してから再開するまでの時間(遅延時間)は、検知端子60がOFF状態となってリレーによって電源回路が遮断されるまでの時間よりも長めとされている。
また、カバー20の外周壁21には、図4の破線で示すように、弧状をなす係合壁部21Aが設けられている。カバー20の嵌合過程では、初期位置にあるストッパ40が係合壁部21Aに係合可能とされている。引き続き、レバー30を回動させると、ストッパ40と係合壁部21Aの係合によって、ストッパ40が最終位置側に押し込まれ、レバー30が本係止位置に至ると、ストッパ40が最終位置に至る。また、図5の破線で示すように、レバー30が仮係止位置にあってストッパ40が最終位置にある場合において、レバー30を本係止位置へ回動させると、ストッパ40が規制壁29に乗り上げて最終位置から初期位置へ戻るようになっている。
さて、本実施形態のレバー30は、図5に示すように、仮係止位置にあるときにカバー20の離脱方向に突出する形態とされている。レバー30の操作板36は、カバー20の背面20Aよりも背面側(待受け側コネクタ80と反対側)に突出しており、操作板36の両側縁とカバー20の背面20Aとは直交する配置とされている。一方、図2に示すように、本係止位置にあるときには、操作板36の両側縁とカバー20の背面20Aとは平行をなす配置とされている。また、操作板36の両側縁のうち待受け側コネクタ80から見て背面側に位置する側縁は、カバー20の背面20Aと面一をなす。したがって、レバー30を本係止位置から仮係止位置まで回動させるのに必要な角度は90°となる。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、カバー20の嵌合過程について説明する。図7の状態からカバー側コネクタ10を待受け側コネクタ80に浅く嵌合させ、レバー30を仮係止位置から本係止位置へ回動させると、図4に示すように、ヒューズ70の各端子部72が各強電端子50に接続された状態になり、電源回路が閉じた状態になる。そして、レバー30をさらに回動させると、ピン端子28が検知端子60に接続された状態になり、リレーが電源回路を通電可能な状態に切り替える。引き続き、レバー30を回動させると、図2に示すように、ストッパ40が係合壁部21Aに係合することで初期位置から最終位置へ強制的に移動させられ、レバー30の操作部34の被係止突起35がレバーロック部23の本係止突起24に係止することでレバー30が本係止位置においてロック状態で保持される。
次に、カバー20の離脱過程について説明する。レバー30に上から手を載せて、例えば人差し指を使ってレバーロック部23をカバー20の外周壁21側に撓ませることで本係止突起24と被係止突起35の係止状態を解除させる。そのままレバー30を手でつかんで本係止位置から仮係止位置へ回動させていくと、図3に示すように、ストッパ40の引掛け部43が規制壁29に当接することでレバー30の回動が規制される。この時点では、図4に示すように、ピン端子28と検知端子60が非接続状態となっており、リレーが電源回路を遮断した状態に切り替える。リレーによって電源回路が遮断された状態に切り替わるには、わずかながらの切り替え時間を要し、この切り替え時間を確保するために、レバー30の回動を一旦停止させている。
次に、レバー30の回動を再開させるべく、例えば親指を両スライド板41の間に差し込んで連結部42を操作部34側へ押圧することでストッパ40をスライドさせながら最終位置から初期位置へ移動させる。これにより、レバー30の回動が許容され、再び、レバー30の回動が行われる。レバー30が仮係止位置に至ると、図5に示すように、カバー20の背面20Aに対して直交する姿勢となる。この時点では、親指が両スライド板41の間に差し込まれたままであり、そのまま親指をフックとして連結部42に引っ掛けることによってカバー側コネクタ10を待受け側コネクタ80から離脱させる。すると、図6に示すように、カバー側コネクタ10が待受け側コネクタ80から引き離された状態となり、図7に示すように、各端子部72と各強電端子50が非接続状態となって電源回路が開いた状態となる。
このように、レバー30を本係止位置から仮係止位置へ回動させる間、ずっと手をレバー30に載せたまま回動操作を行うことができ、持ち手を替える必要がない。さらに、レバー30の回動操作が終了してから、カバー側コネクタ10を待受け側コネクタ80から引き離す際にも、続けてレバー30を手でつかんで引き離し作業を行うことができるため、持ち手を替える必要がない。したがって、持ち手を替える必要がなく、レバー30の回動操作が極めて容易になる。
以上のように本実施形態では、レバー30を手に持って同レバー30を仮係止位置から本係止位置へ移動させることでカバー20をハウジング90から離脱させ、レバー30を持った手を持ち替えることなくそのままレバー30を引っ張ることでカバー20をハウジング90から引き離すことができる。
レバー30は、カバー20に対して回動可能に取り付けられており、レバー30を本係止位置から仮係止位置まで回動させるのに必要な角度が90°である構成としてもよい。
このような構成によると、レバー30の回動角度が90°未満の場合と比較して、レバー操作力を小さくすることができる。
カバー20に設けられた規制壁29に当接することで仮係止位置から本係止位置へ向かうレバー30の移動を停止させるストッパ40を備え、このストッパ40は、レバー30に対して、レバー30の移動を許容する初期位置とレバー30の移動を規制する最終位置との間で移動可能に組み付けられている構成としてもよい。
このような構成によると、カバー20の離脱過程でストッパ40を規制壁29に当接させてレバー30の移動を停止させるようにしたから、例えばリレーによる電源回路の切り替え時間を稼ぐことができる。
ストッパ40は、カバー20の離脱方向に対して鋭角をなす方向に押圧されることで初期位置から最終位置へ移動する構成としてもよい。
このような構成によると、レバー30を手にもって同レバー30を回動させつつ、持ち手を替えることなくストッパ40を移動させることができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では回動式のレバー30を例示しているものの、スライド式のレバーをスライドさせて仮係止位置に至ったときに、レバーがカバーの離脱方向に突出する形態としてもよい。
(2)上記実施形態では仮係止位置におけるレバー30がカバー20の離脱方向にほぼ一致しているものの、仮係止位置におけるレバーがカバー20の離脱方向よりもレバーロック部23側もやや傾いたものでもよい。
(3)上記実施形態ではストッパ40を備えたレバー30を例示しているものの、ストッパを備えていないレバーとしてもよい。
(4)上記実施形態ではストッパ40をレバー30の操作板36に沿ってスライドさせているものの、ストッパと規制壁29の当接を解除できる方向であれば操作板に沿った方向以外にストッパを移動させてもよく、ストッパの移動方法もスライドに限定されない。
10…カバー側コネクタ
20…カバー
20A…背面(外縁)
29…規制壁
30…レバー
40…ストッパ
90…ハウジング
P…サービスプラグ(電源回路遮断装置)
W…電線

Claims (4)

  1. 電源回路を開閉可能な電源回路遮断装置であって、
    カバーと、
    このカバーに取り付けられ、仮係止位置と本係止位置の間を移動可能なレバーと、
    前記レバーの移動操作に伴って前記カバーと嵌合および離脱可能に設けられ、前記レバーを前記本係止位置から前記仮係止位置へ移動させることによって前記カバーが離脱するハウジングとを備え、
    前記仮係止位置における前記レバーは、前記カバーの外縁よりも前記カバーの離脱方向に突出する形態とされている電源回路遮断装置。
  2. 前記レバーは、前記カバーに対して回動可能に取り付けられており、前記レバーを前記本係止位置から前記仮係止位置まで回動させるのに必要な角度が90°である請求項1に記載の電源回路遮断装置。
  3. 前記カバーに設けられた規制壁に当接することで前記仮係止位置から前記本係止位置へ向かう前記レバーの移動を停止させるストッパを備え、
    このストッパは、前記レバーに対して、前記レバーの移動を許容する初期位置と前記レバーの移動を規制する最終位置との間で移動可能に組み付けられている請求項1または請求項2に記載の電源回路遮断装置。
  4. 前記ストッパは、前記カバーの離脱方向に対して鋭角をなす方向に押圧されることで前記初期位置から前記最終位置へ移動する請求項3に記載の電源回路遮断装置。
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