JP2015217052A5 - Ｘ線診断装置 - Google Patents

Description

本発明の実施形態は、Ｘ線診断装置に関する。

本発明は、被検体の主に呼吸による動きの影響を低減させたロードマップ画像を撮影することが可能なＸ線診断装置を提供することを目的とする。

本発明の実施形態に係るＸ線診断装置は、位置補正量取得部、位置補正部及び表示画像生成部を有する。位置補正量取得部は、デバイスが挿入された被検体のＸ線画像から順次検出した前記デバイスの位置に基づいて位置補正量を求める。位置補正部は、前記デバイスの挿入対象となった血管が描出され、前記Ｘ線画像が収集される前に生成された血管画像と前記Ｘ線画像との間における位置補正を前記位置補正量に基づいて順次行う。表示画像生成部は、前記位置補正後の前記Ｘ線画像及び前記血管画像に基づいて、前記デバイス及び前記血管が描出された表示画像を生成する。

本発明の実施形態に係るＸ線診断装置について添付図面を参照して説明する。

Claims (11)

1. デバイスが挿入された被検体のＸ線画像から順次検出した前記デバイスの位置に基づいて位置補正量を求める位置補正量取得部と、
   前記デバイスの挿入対象となった血管が描出され、前記Ｘ線画像が収集される前に生成された血管画像と前記Ｘ線画像との間における位置補正を前記位置補正量に基づいて順次行う位置補正部と、
   前記位置補正後の前記Ｘ線画像及び前記血管画像に基づいて、前記デバイス及び前記血管が描出された表示画像を生成する表示画像生成部と、
   を有するＸ線診断装置。
2. 前記表示画像を表示する表示部を更に備え、
   前記血管画像は、３次元の画像であり、
   前記表示画像は、前記Ｘ線画像に前記血管画像を重畳させた３次元のロードマップ画像である請求項１記載のＸ線診断装置。
3. 前記Ｘ線画像は、前記被検体の腹部を含み、
   順次収集される前記Ｘ線画像において、前記被検体の呼吸性の動きの影響で前記デバイスの前記位置が順次変化する請求項１又は２記載のＸ線診断装置。
4. 前記位置補正量取得部は、時系列の複数フレームのＸ線画像に対応する前記デバイスの複数の位置を検出し、前記デバイスの前記複数の位置間の相対的な距離に基づいて前記位置補正量を求めるように構成される請求項１又は２記載のＸ線診断装置。
5. 前記位置補正量取得部は、時系列の複数フレームのＸ線画像に対応する前記デバイスの複数の位置を検出し、前記デバイスの前記複数の位置と前記血管画像に描出された前記デバイスに対応する血管の位置との間における相対的な距離に基づいて前記位置補正量を求めるように構成される請求項１又は２記載のＸ線診断装置。
6. 前記位置補正量取得部は、前記被検体の体軸方向における前記デバイスの位置を検出し、前記被検体の体軸方向における前記デバイスの位置に基づいて呼吸性の動きによる位置補正用の位置補正量を求めるように構成される請求項１又は２記載のＸ線診断装置。
7. 前記位置補正量取得部は、前記被検体の体軸方向、前記体軸方向に垂直な方向及び角度方向における非呼吸性の動きによる位置補正用の位置補正量を求めるように構成される請求項１又は２記載のＸ線診断装置。
8. 前記位置補正部は、前記被検体の体軸方向における前記デバイスの位置に基づいて求められた位置補正量に基づく呼吸性の動きによる位置補正と、前記被検体の構造物の位置に基づいて求められた位置補正量に基づく非呼吸性の動きによる位置補正とを、入力装置から入力された指示情報又は撮影条件に応じて切換えて実行するように構成される請求項１又は２記載のＸ線診断装置。
9. 前記表示画像生成部は、入力装置から指示情報の入力があった場合には、前記位置補正が行われていない前記Ｘ線画像及び前記血管画像に基づいて前記デバイス及び前記血管が描出された表示画像を生成するように構成される請求項１又は２記載のＸ線診断装置。
10. 前記位置補正量取得部は、過去に収集された複数フレームのＸ線画像から検出した前記デバイスの各位置に基づいて将来の前記デバイスの位置を予測し、予測した前記将来の前記デバイスの位置に基づいて前記位置補正量を求めるように構成される請求項１又は２記載のＸ線診断装置。
11. 前記位置補正量取得部は、前記体軸方向のみにおける前記デバイスの位置を検出する請求項６記載のＸ線診断装置。