JP2015214265A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンおよびモータジェネレータを備えたハイブリッド車両において、SOC回復モードの実行中にエンジンの燃料消費を抑えつつSOCを回復させる。
【解決手段】エンジンと、バッテリと、モータジェネレータと、回生レベル調整装置とを備えたハイブリッド車両において、ECUは、SOC回復モード(バッテリのSOCを回復させるためのモード)の実行中において、回生レベル調整装置から受信する要求回生レベルが所定レベルよりも大きいか否かを判定する(S12)。ECUは、要求回生レベルが所定レベルよりも小さい場合(S12にてNO)はエンジンの間欠運転を禁止(S13)し、要求回生レベルが所定レベルよりも大きい場合(S12にてYES)はエンジンの間欠運転を許容する(S14〜S16)。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンおよびモータジェネレータを備え、エンジンおよびモータジェネレータの少なくとも一方の動力で走行可能な車両に関する。
特開2011−219039号公報(特許文献1)には、エンジンと、バッテリと、バッテリに蓄えられた電力で駆動可能なモータジェネレータと、充電優先ボタンとを備えるハイブリッド車両が開示されている。このハイブリッド車両は、充電優先ボタンがオン操作された場合、急速充電走行モードで走行する。急速充電走行モードでは、エンジンの出力をユーザの要求駆動力よりも高くし、エンジンの動力の一部を用いて駆動力を発生しつつ、エンジンの動力の残部を用いてモータジェネレータが発電した電力でバッテリを急速充電することでバッテリの蓄電量(以下「SOC」ともいう)を回復させる。
特開2011−219039号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたハイブリッド車両においては、充電優先ボタンがオン操作された場合、仮にエンジンの動力を用いることなくモータジェネレータの回生電力のみでSOCの回復が見込める状況であっても、SOCを回復させることを最優先としてエンジンを常に運転している。そのため、エンジンの燃料消費量が必要以上に増加し、燃費が悪化するおそれがある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、エンジンおよびモータジェネレータを備えた車両において、バッテリの蓄電量を回復させる回復モードの実行中に、エンジンの燃料消費を抑えつつバッテリの蓄電量を回復させることである。
この発明に係る車両は、エンジンおよびモータジェネレータを備え、エンジンおよびモータジェネレータの少なくとも一方の動力で走行可能な車両であって、モータジェネレータに電気的に接続され、エンジンの動力を用いてモータジェネレータが発電するエンジン発電電力および車両の運動エネルギを用いてモータジェネレータが発電する回生電力の少なくとも一方によって充電されるバッテリと、回生電力の要求レベルをユーザの操作に応じて設定するための回生レベル設定部と、バッテリの蓄電量を回復させる回復モードの実行中において、回生レベル設定部によって設定される回生電力の要求レベルに基づいてエンジンの停止を許容するのか否かを決定する制御部とを備える。
このような構成によれば、回復モードの実行中に、エンジンの停止が一律に禁止される(エンジンが常に運転される)のではなく、回生電力の要求レベルに基づいてエンジンの停止を許容するのか否かが決定される。そのため、たとえば回生電力の要求レベルが所定レベルよりも大きい場合には、回生電力によってバッテリの蓄電量の回復が見込める状況が生じ得るため、エンジンの停止を許容して燃料消費を抑えつつ、回生電力によってバッテリの蓄電量を回復させることが可能となる。その結果、回復モードの実行中に、エンジンの燃料消費を抑えつつ、バッテリの蓄電量を回復させることができる。
好ましくは、制御部は、回復モードの実行中でかつ回生電力の要求レベルが所定レベルよりも小さい場合にはエンジンの停止を許容せず、回復モードの実行中でかつ回生電力の要求レベルが所定レベルよりも大きい場合にはエンジンの停止を許容する。
このような構成によれば、回復モードの実行中に、回生電力の要求レベルが所定レベルよりも小さい場合には、回生電力によってバッテリの蓄電量の回復が見込める状況ではないため、エンジンの停止を禁止する。これにより、エンジン発電電力によってバッテリの蓄電量を回復させることができる。一方、回生電力の要求レベルが所定レベルよりも大きい場合には、回生電力によってバッテリの蓄電量の回復が見込める状況であるため、エンジンの停止を許容する。これにより、エンジンの燃料消費を抑えつつ、回生電力によってバッテリの蓄電量を回復させることができる。
好ましくは、回復モードは、所定電力よりも大きい電力でバッテリを充電することによってバッテリの蓄電量を回復させるモードである。制御部は、回復モードの実行中でかつ回生電力の要求レベルが所定レベルよりも大きい場合において、実際の回生電力が所定電力よりも小さいときはエンジンを運転し、実際の回生電力が所定電力よりも大きいときはエンジンを停止する。
このような構成によれば、回復モードの実行中でかつ回生電力の要求レベルが所定レベルよりも大きい場合において、実際の回生電力が所定電力よりも小さいときは、エンジンを運転してエンジン発電電力でバッテリの蓄電量を回復させることができる。一方、実際の回生電力が所定電力よりも大きいときは、エンジンを停止して燃料消費を抑えつつ、所定電力よりも大きい回生電力でバッテリの蓄電量を早期に回復させることができる。
車両の全体ブロック図である。 ECUが行なう処理の流れを示すフローチャートである。 SOC回復モードの実行中におけるバッテリ充電電力の変化の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本明細書において「電力」という用語は、狭義の電力(仕事率)を意味する場合と、広義の電力である電力量(仕事量)または電気エネルギを意味する場合とがあり、その用語が使用される状況に応じて弾力的に解釈される。
図1は、本実施の形態による車両1の全体ブロック図である。車両1は、エンジン10と、第1モータジェネレータ(以下「第1MG」ともいう)20と、第2モータジェネレータ(以下「第2MG」ともいう)30と、動力分割装置40と、PCU(Power Control Unit)50と、バッテリ60と、駆動輪80と、ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。
車両1は、エンジン10の動力および第2MG30の動力(すなわちバッテリ60の電力)の少なくとも一方によって走行するハイブリッド車両である。
エンジン10が発生する動力は、動力分割装置40によって、駆動輪80へ伝達される経路と、第1MG20へ伝達される経路とに分割される。
第1MG20および第2MG30は、PCU50によって駆動される三相交流回転電機である。第1MG20は、動力分割装置40によって分割されたエンジン10の動力を用いて発電する。第1MG20は、車両1の減速時に動力分割装置40を経由して駆動輪80から伝達される車両1の運動エネルギを用いて発電することも可能である。
第2MG30は、バッテリ60に蓄えられた電力および第1MG20により発電された電力の少なくともいずれか一方を用いて車両1の駆動力を発生する。また、第2MG30は、車両1の減速時に駆動輪80から伝達される車両1の運動エネルギを用いて発電する。第2MG30は、動力分割装置40を経由して伝達されるエンジン10の動力を用いて発電することも可能である。
以下では、第1MG20および第2MG30の少なくとも一方がエンジン10の動力を用いて発電する電力を「エンジン発電電力」ともいう。さらに、第1MG20および第2MG30の少なくとも一方が車両1の減速時に車両1の運動エネルギを用いて発電する電力を「回生発電電力」ともいう。
動力分割装置40は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車機構である。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤの各々と噛み合う。キャリアは、ピニオンギヤを自転可能に支持するとともに、エンジン10のクランク軸に連結される。サンギヤは、第1MG20の回転軸に連結される。リングギヤは、第2MG30の回転軸および駆動輪80に連結される。
PCU50は、バッテリ60に蓄えられた直流電力を第1MG20および第2MG30を駆動可能な交流電力に変換する。また、PCU50は、第1MG20および第2MG30で発電された交流電力をバッテリ60に充電可能な直流電力に変換する。
バッテリ60は、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等を含んで構成される。バッテリ60は、上述したエンジン発電電力および回生電力の少なくとも一方によって充電される。
車両1には、SOC回復スイッチ2および回生レベル調整装置3が備えられる。
SOC回復スイッチ2は、バッテリ60の蓄電量(State Of Charge、以下「SOC」という)を現在の値よりも回復させることを要求する信号(以下「SOC回復要求信号」という)をユーザの操作に応じてECU100に出力する。
回生レベル調整装置3は、ユーザが要求する回生電力のレベル(以下「要求回生レベル」ともいう)をユーザが設定するための装置である。回生レベル調整装置3は、たとえばパドル式のスイッチとしてステアリング近傍に配置される。回生レベル調整装置3は、ユーザが設定した要求回生レベルをECU100に出力する。
さらに、図示していないが、車両1には、車速を検出する車速センサ、バッテリ60の状態(電圧、電流、温度など)を検出する監視センサなど、車両1の制御に必要なさまざまな物理量を検出するための複数のセンサを備える。これらの各センサは検出結果をECU100に出力する。
ECU100は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサからの情報に基づいて所定の演算処理を実行する。ECU100は、演算処理の結果に基づいて車両1に搭載される各機器を制御する。
ECU100は、バッテリ60の状態を監視センサで検出した結果に基づいて、バッテリ60のSOCを算出する。SOCの算出方法としては、バッテリ60の電圧とSOCとの関係を用いて算出する方法や、電流の積算値を用いて算出する方法等、種々の公知の手法を用いることができる。なお、SOCは、バッテリ60の最大容量を100%とする百分率で表される。
ECU100は、車両減速時(たとえばユーザがアクセルペダルを踏んでいない時)に発生される回生電力を、回生レベル調整装置3から受信した要求回生レベルを超えないように制限する。したがって、ユーザは、回生レベル調整装置3を操作して要求回生レベルを調整することによって、車両減速時の回生ブレーキ力を調整することができる。なお、回生電力は、バッテリ60に充電される。
ECU100は、SOC回復スイッチ2から「SOC回復要求信号」を受信している場合、SOCを現在の値よりも回復させるためのモード(以下「SOC回復モード」という)で車両1を制御する。SOC回復モードの実行中、ECU100は、ユーザの要求する車両駆動力を発生しつつ、予め定められた「しきい値α」よりも大きい電力(単位:ワット)でバッテリ60を充電し続けるようにエンジン10、第1MG20および第2MG30を制御することによってSOCを現在の値よりも大きい所定の目標値(たとえば上限値あるいは上限値に近い値)まで早期に回復させる。
以上のような構成を有する車両1において、ECU100は、SOC回復モードの実行中、上述したように、しきい値αよりも大きい電力でバッテリ60を充電し続けることによってSOCを早期に回復させる。
この際、要求回生レベルが所定レベル(しきい値α以上のレベル)を超えている場合、車両1が減速する際には回生電力がしきい値αよりも大きくなる状況(すなわち回生電力のみでSOCを早期に回復させることができる状況)が生じ得る。それにも関わらず、エンジン10を常時運転してしまうと、エンジン10の燃料消費量が必要以上に増加し、燃費が悪化するおそれがある。
そこで、本実施の形態によるECU100は、SOC回復モードの実行中において、回生レベル調整装置3から受信する要求回生レベルに基づいて、エンジン10の間欠運転を許容する(すなわちエンジン10の停止を許容する)のか、エンジン10の間欠運転を禁止する(すなわちエンジン10の停止を禁止してエンジン10を常時運転する)のかを決定する。
図2は、ECU100が行なう処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、所定周期で繰り返し実行される。
S10にて、ECU100は、SOC回復モードの実行中であるか否かを判定する。SOC回復モードの実行中でない場合(S10にてNO)、ECU100は、処理を終了させる。
SOC回復モードの実行中である場合(S10にてYES)、ECU100は、S11にて、第2MG30が回生発電中であるか否かを判定する。
第2MG30が回生発電中である場合(S11にてYES)、ECU100は、S12にて、回生レベル調整装置3から受信する要求回生レベルが所定レベル(しきい値α以上のレベル)よりも大きいか否かを判定する。
第2MG30が回生発電中でない場合(S11にてNO)、あるいは要求回生レベルが所定レベルよりも小さい場合(S12にてNO)、回生電力はしきい値α未満となるため、SOCを早期に回復させるためにはエンジン発電電力が必要である。そのため、ECU100は、S13にて、エンジン10の間欠運転を禁止する。すなわち、ECU100は、エンジン10の停止を禁止してエンジン10を常時運転する。
この際、ECU100は、ユーザの要求する駆動力に要求充電量(エンジン発電電力を発生させるために用いられる駆動力)を上乗せした値を、エンジン10から出力させる。要求充電量は、エンジン発電電力がしきい値αよりも大きくなる範囲内で、エンジン10の熱効率分布およびバッテリ70の受入可能電力に基づいて決定される。たとえば、熱効率が最大となるエンジン出力(以下「燃費最大出力」という)に対してユーザの要求駆動力が小さい場合には、エンジン10の出力(要求駆動力と要求充電量との合計)が燃費最大出力となるまで要求充電量を増加させることで、エンジン10の熱効率を向上させる。ただし、バッテリ60の保護の観点から、要求充電量の上限は、バッテリ70の受入可能電力未満の範囲に制限される。
一方、要求回生レベルが所定レベルよりも大きい場合(S12にてYES)には、車両1が減速する際に回生電力がしきい値αよりも大きくなる状況が生じ得る。そのため、ECU100は、S14〜S16にて、エンジン10の間欠運転を許容する(すなわちエンジン10の停止を許容する)。
具体的には、S14にて、ECU100は、実際の回生電力がしきい値αよりも大きいか否かを判定する。実際の回生電力がしきい値αよりも大きい場合(S14にてYES)、回生電力のみでSOCを早期に回復させることができるため、ECU100は、S15にてエンジン10を停止する。一方、実際の回生電力がしきい値αよりも小さい場合(S14にてNO)、SOCを早期に回復させるためにはエンジン発電電力が必要であるため、S16にてエンジン10を運転する。この際、ECU100は、S13と同様にエンジン10の出力を制御する。
図3は、SOC回復モードの実行中におけるバッテリ充電電力(バッテリ60に入力される電力)の変化の一例を示す図である。
定速走行中の時刻t1にて、ユーザがSOC回復スイッチ2を操作したことによってSOC回復モードに移行された場合を想定する。
時刻t1から時刻t2までの期間では、定速走行中であり回生発電がなされていないため、要求回生レベルとは関係なく、エンジン10の間欠運転が禁止される。そのため、エンジン10が運転され、しきい値αよりも大きいエンジン発電動力でバッテリ60が充電される。
車両1が減速し始め回生発電が行なわれ始めた時刻t2にて、要求回生レベルが所定レベルを超えているため、今後回生電力がしきい値αよりも大きくなる状況が生じ得る。そのため、エンジン10の間欠運転が許容される。
具体的には、時刻t2から時刻t3までの期間では、未だ回生電力がしきい値αよりも小さいため、エンジン10の運転が継続される。したがって、この期間では、エンジン発電電力と回生充電との双方の電力でバッテリ60が充電される。
時刻t3から時刻t4までの期間では、回生電力がしきい値αを超えており回生電力のみでSOCを早期に回復させることができるため、エンジン10が停止される。したがって、この期間は、回生電力のみでバッテリ60が充電される。
時刻t4で再び回生電力がしきい値α未満に低下すると、エンジン10が再始動され、エンジン発電電力と回生充電との双方の電力でバッテリ60が充電される。
時刻t5以降においては、車両1が停止したことに伴い回生電力が0となるため、エンジン10の間欠運転が再び禁止される。そのため、時刻t5以降においてもエンジン10の運転は継続され、エンジン発電電力でバッテリ60の充電が継続される。
このように、ECU100は、SOC回復モードの実行中において回生発電中であってかつ要求回生レベルが所定レベルを超えている場合(時刻t2から時刻t5までの期間)、エンジン10を間欠的に運転することを許容しつつ、バッテリ充電電力をしきい値αよりも大きい値に維持する。そのため、エンジン10の燃料消費を抑えつつ、SOCを早期に回復させることができる。
以上のように、本実施の形態によるECU100は、SOC回復モードの実行中に、エンジン10の停止を一律に禁止するのではなく、要求回生レベルが所定レベルよりも大きい場合にはエンジン10の停止を許容する。そのため、エンジン10の燃料消費を抑えつつ、SOCを早期に回復させることが可能となる。
なお、上述の実際の形態においては、エンジンと2つのモータジェネレータ(第1MG20、第2MG30)を備える、いわゆるスプリット方式のハイブリッド車両に本発明を適用する場合について説明したが、本発明が適用可能な車両は上述の実施の形態で示した方式のハイブリッド車両に限定されない。たとえば、エンジンと1つのモータジェネレータとを備える一般的なシリーズ方式あるいはパラレル方式のハイブリッド車両にも本発明は適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2 SOC回復スイッチ、3 回生レベル調整装置、10 エンジン、20 第1MG、30 第2MG、40 動力分割装置、50 PCU、60 バッテリ、80 駆動輪、100 ECU。

Claims (3)

  1. エンジンおよびモータジェネレータを備え、前記エンジンおよび前記モータジェネレータの少なくとも一方の動力で走行可能な車両であって、
    前記モータジェネレータに電気的に接続され、前記エンジンの動力を用いて前記モータジェネレータが発電するエンジン発電電力および前記車両の運動エネルギを用いて前記モータジェネレータが発電する回生電力の少なくとも一方によって充電されるバッテリと、
    前記回生電力の要求レベルをユーザの操作に応じて設定するための回生レベル設定部と、
    前記バッテリの蓄電量を回復させる回復モードの実行中において、前記回生レベル設定部によって設定される前記回生電力の要求レベルに基づいて前記エンジンの停止を許容するのか否かを決定する制御部とを備える、車両。
  2. 前記制御部は、前記回復モードの実行中でかつ前記回生電力の要求レベルが所定レベルよりも小さい場合には前記エンジンの停止を許容せず、前記回復モードの実行中でかつ前記回生電力の要求レベルが前記所定レベルよりも大きい場合には前記エンジンの停止を許容する、請求項1に記載の車両。
  3. 前記回復モードは、所定電力よりも大きい電力で前記バッテリを充電することによって前記バッテリの蓄電量を回復させるモードであり、
    前記制御部は、前記回復モードの実行中でかつ前記回生電力の要求レベルが前記所定レベルよりも大きい場合において、実際の前記回生電力が前記所定電力よりも小さいときは前記エンジンを運転し、実際の前記回生電力が前記所定電力よりも大きいときは前記エンジンを停止する、請求項2に記載の車両。
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