JP2015211329A - 撮像装置及び撮像装置の駆動方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像装置の駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015211329A
JP2015211329A JP2014091568A JP2014091568A JP2015211329A JP 2015211329 A JP2015211329 A JP 2015211329A JP 2014091568 A JP2014091568 A JP 2014091568A JP 2014091568 A JP2014091568 A JP 2014091568A JP 2015211329 A JP2015211329 A JP 2015211329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
period
light
projection
floating diffusion
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014091568A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6399793B2 (ja
Inventor
聡史 鈴木
Satoshi Suzuki
聡史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014091568A priority Critical patent/JP6399793B2/ja
Publication of JP2015211329A publication Critical patent/JP2015211329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6399793B2 publication Critical patent/JP6399793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】簡単な画素の構成でTOF方式の測距を実現し、感度や飽和量の低下を防止することができる撮像装置を提供することを課題とする。【解決手段】第1の読み出し期間(t0〜t17)では、投光部がパルス光を投射し、転送スイッチが、投光部のパルス光の投射期間内の第1の投射期間を含む期間にパルス光の反射光に基づく電荷を光電変換部からフローティングディフュージョンに転送し、アンプがフローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力し、その後の第2の読み出し期間(t17〜t37)では、投光部がパルス光を投射し、転送スイッチが、投光部のパルス光の投射期間内の第1の投射期間とは異なる第2の投射期間を含む期間にパルス光の反射光に基づく電荷を光電変換部からフローティングディフュージョンに転送し、アンプがフローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置及び撮像装置の駆動方法に関する。
近年、電子カメラ等の撮像装置において、光の強度分布のみならず距離情報をも取得可能な撮像装置が知られている。特許文献1では、撮像装置において、いわゆる光走行時間(TOF:Time of Flight)方式の測距が可能な技術が開示されている。特許文献1では、撮像素子の1つの画素は1つのフォトダイオードに対して2つのフローティングディフュージョンと2つの転送スイッチを有している。そして、投射光のパルスタイミングに同期し、2つの転送スイッチを交互に開閉させることで、反射光により発生した電荷を1つのフォトダイオードから2つのフローティングディフュージョンへ配分する。その電荷の配分比から被写体までの距離を推定することができる。
国際公開第2007/026777号
しかしながら、特許文献1では、TOF方式の測距を実現するためには、使用する撮像素子において、1つの画素は1つのフォトダイオードに対して2つのフローティングディフュージョンと2つの転送スイッチを有する必要がある。そのため、特許文献1の撮像素子は、1つのフォトダイオードに対して1つのフローティングディフュージョンと1つの転送スイッチを有すればよい通常の画素構造と比べて、構成要素が多い。その結果、特許文献1の撮像素子は、フォトダイオードの面積が小さくなってしまうため、感度や飽和量が低下してしまうとういう課題がある。
本発明の目的は、簡単な画素の構成でTOF方式の測距を実現し、画素の感度や飽和量を向上させることができる撮像装置及び撮像装置の駆動方法を提供することである。
本発明の撮像装置は、画素と、パルス光を投射する投光部とを有し、前記画素は、光を電荷に変換する光電変換部と、電荷を蓄積するフローティングディフュージョンと、前記光電変換部の電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する転送スイッチと、前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力するアンプとを有し、第1の読み出し期間では、前記投光部がパルス光を投射し、前記転送スイッチが、前記投光部のパルス光の投射期間内の第1の投射期間を含む期間に前記パルス光の反射光に基づく電荷を前記光電変換部から前記フローティングディフュージョンに転送し、前記アンプが前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力し、その後の第2の読み出し期間では、前記投光部がパルス光を投射し、前記転送スイッチが、前記投光部のパルス光の投射期間内の前記第1の投射期間とは異なる第2の投射期間を含む期間に前記パルス光の反射光に基づく電荷を前記光電変換部から前記フローティングディフュージョンに転送し、前記アンプが前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力することを特徴とする。
簡単な画素の構成でTOF方式の測距を実現し、画素の感度や飽和量を向上させることができる。
撮像装置の構成例を示す図である。 第1の実施形態における画素の構成例を示す回路図である。 第1の実施形態における撮像素子の構成例を示す図である。 TOF測距用画素の駆動方法を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態における画素の構成例を示す回路図である。 TOF測距用画素の駆動方法を示すタイミングチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置100の構成例を示す図である。撮影レンズ101を通過した光は、撮影レンズ101の焦点位置近傍に設けられた撮像素子102上に結像する。撮像素子102は、CMOSイメージセンサ又はCCDイメージセンサ等の固体撮像素子である。
アナログ信号処理回路(AFE)103は、撮像素子102から出力される画像信号に対して、相関二重サンプリング処理、信号増幅、基準レベル調整、A/D変換処理等を行う。デジタル信号処理回路(DFE)104は、アナログ信号処理回路103から出力される画像信号に対して、基準レベル調整等のデジタル画像処理を行う。
画像処理回路105は、デジタル信号処理回路104から出力された画像信号に対して、後述の焦点検出演算、及び所定の画像処理や欠陥補正等を施す。メモリ回路106及び記録回路107は、画像処理回路105から出力された画像信号等を記録保持する不揮発性メモリ又はメモリカード等の記録媒体である。
制御回路108は、撮影レンズ101、撮像素子102、画像処理回路105、操作回路109、表示回路110及び発光装置111等の撮像装置全体を統括的に駆動・制御する。操作回路109は、撮像装置100に備え付けられた操作部からの信号を入力し、制御回路108に対してユーザの命令を出力する。表示回路110は、撮像後の画像やライブビュー画像、各種設定画面等を表示する。発光装置111は、制御回路108からの信号PLIGHT(図4(A)、(B))信号に応じて、赤外線のパルス光を投射する投光部である。
図3は、図1の撮像素子102の構成例を示す図である。撮像素子102は、行列状に配置された複数の画素200を有する。なお、図3においては、4行3列の計12個の画素200を示すが、実際は数百万〜数千万の画素200で構成される。また、複数の画素200は、ベイヤー配列に従って並べられ、それぞれ、赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタが設けられる。ここでは、発光装置111の投射光である赤外光や、その反射光の受光効率を上げることを目的として、赤外フィルタや透明フィルタを形成した画素200を配置してもよい。垂直シフトレジスタ301は、各行の画素200に共通に接続される信号線302を介して、画素200の行を選択・駆動する。
図2は、図3の画素200の構成例を示す回路図である。画素200は、1つのフォトダイオード201を有する。フォトダイオード201には、1つの転送スイッチ202が接続される。転送スイッチ202には、フローティングディフュージョン203が接続される。フローティングディフュージョン203には、リセットスイッチ204及びソースフォロアアンプ205が接続される。ソースフォロアアンプ205には、セレクトスイッチ206が接続されている。リセットスイッチ204及びソースフォロアアンプ205のドレインは、基準電位(電源電位)208を共有している。
フォトダイオード201は、マイクロレンズを通過した光を受光し、その受光した光を電荷に変換する光電変換部である。転送スイッチ202は、フォトダイオード201で発生した電荷をフローティングディフュージョン203に転送する。転送スイッチ202は、転送パルス信号PTXによって制御される。フローティングディフュージョン203は、フォトダイオード201から転送された電荷を一時的に蓄積するとともに、蓄積した電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部である。リセットスイッチ204は、フローティングディフュージョン203の電位(電荷)を基準電位208にリセットする。リセットスイッチ204は、リセットパルス信号PRESによって制御される。ソースフォロアアンプ205は、MOSトランジスタを有するソースフォロア回路であり、フローティングディフュージョン203に蓄積された電荷量に応じた電圧を増幅して、画素信号として出力する。セレクトスイッチ206は、ソースフォロアアンプ205で増幅された画素信号を垂直出力線207に出力する。垂直出力線207は、同じ列の複数の画素200で共有される。セレクトスイッチ206は、セレクトパルス信号PSELによって制御される。
図3において、垂直出力線207Aは、偶数列の画素200の垂直出力線207(図2)であり、上側の列回路303に接続される。垂直出力線207Bは、奇数列の画素200の垂直出力線207(図2)であり、下側の列回路303に接続される。
次に、列回路303の構成を説明する。オペアンプ310の入力端子には、基準電圧を供給する基準電源311が接続される。また、オペアンプ310の他方の入力端子には、クランプ容量308とフィードバック容量309が接続される。フィードバック容量309の両端をショートさせるためのスイッチ312は、リセット信号PC0Rで制御される。容量313及び314は、電圧を保持するための容量である。スイッチ315及び316は、それぞれ、容量313及び314への書き込みを制御する。スイッチ315は信号PTSで制御され、スイッチ316は信号PTNで制御される。スイッチ317は、水平シフトレジスタ304からの信号PHSに応じて、容量313の電圧を水平出力線305に転送する。スイッチ318は、水平シフトレジスタ304からの信号PHNに応じて、容量314の電圧を水平出力線306に転送する。出力アンプ307は、水平出力線305の電圧及び水平出力線306の電圧の差分を出力する。
図4(A)及び(B)は、本発明の第1の実施形態によるTOF方式測距実施時における撮像装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。本実施形態では、1つのフォトダイオード201で発生した電荷を異なるタイミングで2回、フローティングディフュージョン203に読み出す。
まず、図4(A)の時刻t0〜t17の期間において、ある行の画素200に対する1回目の信号の読み出しを行う。期間HBLK1について説明する。時刻t0の前では、信号PRESがハイレベルになり、リセットスイッチ204がオンになり、フローティングディフュージョン203がリセット状態になる。
時刻t1では、信号PTXがハイレベルになり、転送スイッチ202がオンになり、フォトダイオード201もリセットされる。
時刻t2では、信号PTXがローレベルになり、転送スイッチ202がオフになり、フォトダイオード201の電荷蓄積が開始する。
時刻t3では、信号PSELがハイレベルになり、セレクトスイッチ206がオンし、ソースフォロアアンプ205が動作状態になる。
時刻t4では、信号PRESがローレベルになり、リセットスイッチ204がオフし、フローティングディフュージョン203のリセットが解除される。ソースフォロアアンプ205の出力信号は、垂直出力線207にリセット信号レベル(ノイズ成分)として読み出され、列回路303に入力される。
時刻t5では、信号PC0Rがローレベルになり、スイッチ312がオフし、オペアンプ310のリセットが解除される。
時刻t6では、信号PTNがハイレベルになり、スイッチ316がオンし、オペアンプ310の出力信号の容量314への書き込みが開始する。
時刻t7では、信号PTNがローレベルになり、スイッチ316がオフし、オペアンプ310の出力信号の容量314への書き込みが終了する。容量314には、リセット信号レベルが書き込まれる。
時刻t8では、信号PTXがハイレベルになり、転送スイッチ202がオンになり、フォトダイオード201からフローティングディフュージョン203への電荷転送が開始する。
時刻t9では、信号PLIGHTがハイレベルになり、発光装置111はパルス光の投射を開始する。
時刻t10では、信号PTXがローレベルになり、転送スイッチ202がオフになり、フォトダイオード201からフローティングディフュージョン203への電荷転送が終了する。
時刻t11では、信号PLIGHTがローレベルになり、発光装置111はパルス光の投射を終了する。
発光装置111からの投射光は、被写体により反射し、その反射光がフォトダイオード201に入射される。フローティングディフュージョン203には、信号PLIGHTのハイレベル期間の前半期間において、反射光に応じた電荷が転送される。ソースフォロアアンプ205の出力信号は、垂直出力線207に光信号レベル(光成分+ノイズ成分)として読み出され、列回路303に入力される。
時刻t13では、信号PTSがハイレベルになり、スイッチ315がオンになり、オペアンプ310の出力信号の容量313への書き込みが開始する。
時刻t14では、信号PTSがローレベルになり、スイッチ315がオフし、オペアンプ310の出力信号の容量313への書き込みが終了する。容量313には、光信号レベルが書き込まれる。なお、容量313及び314に信号を書き込む際、オペアンプ310は、クランプ容量308とフィードバック容量309の比に応じた反転ゲインで増幅して信号を出力する。
時刻t15では、信号PRESがハイレベルになり、リセットスイッチ204がオンになり、フローティングディフュージョン203がリセット状態になる。
次に、期間HSR1について説明する。時刻t16〜t17では、信号PHS及びPHNのパルスにより、各列のスイッチ317及び318が順次オンし、各列の容量313及び314に保持された信号が順次、水平出力線305及び306に出力される。出力アンプ307は、水平出力線305及び306の信号の差分信号(光成分)を出力する。
続けて、図4(B)の時刻t17〜t34において、同じ行の画素200に対する2回目の信号の読み出しを行う。まず、期間HBLK2について説明する。時刻t17では、上記のように、信号PRESがハイレベルであり、フローティングディフュージョン203がリセット状態である。時刻t18では、信号PTXがハイレベルになり、転送スイッチ202がオンし、フォトダイオード201もリセットされる。
時刻t19では、信号PTXがローレベルになり、転送スイッチ202がオフになり、フォトダイオード201の電荷蓄積が開始する。
時刻t20では、信号PSELがハイレベルになり、セレクトスイッチ206がオンになり、ソースフォロアアンプ205が動作状態になる。
時刻t21では、信号PRESがローレベルになり、リセットスイッチ204がオフになり、フローティングディフュージョン203のリセットが解除される。オペアンプ310の出力信号は、垂直出力線207にリセット信号レベル(ノイズ成分)として読み出され、列回路303に入力される。
時刻t22では、信号PC0Rがハイレベルからローレベルに変化し、スイッチ312がオフし、オペアンプ310のリセットが解除される。
時刻t23では、信号PTNがハイレベルになり、スイッチ316がオンし、オペアンプ310の出力信号の容量314への書き込みが開始する。
時刻t24は、信号PTNがローレベルになり、スイッチ316がオフし、オペアンプ310の出力信号の容量314への書き込みが終了する。容量314には、リセット信号レベルが書き込まれる。
時刻t25では、信号PRESがハイレベルになり、リセットスイッチ204がオンになり、信号PTXがハイレベルになり、転送スイッチ202がオンになり、フォトダイオード201及びフローティングディフュージョン203がリセット状態になる。
時刻t26では、信号PLIGHTがハイレベルになり、発光装置111はパルス光の投射を開始する。
時刻t27では、信号PRESがローレベルになり、リセットスイッチ204がオフになり、フォトダイオード201及びフローティングディフュージョン203のリセット状態が解除される。これにより、フローティングディフュージョン203は、フォトダイオード201により光電変換された電荷の蓄積を開始する。
時刻t28では、信号PLIGHTがローレベルになり、発光装置111はパルス光の投射を終了する。
時刻t29では、信号PTXがローレベルになり、転送スイッチ202がオフし、フォトダイオード201からフローティングディフュージョン203への電荷転送が終了する。
発光装置111からの投射光は、被写体により反射し、その反射光がフォトダイオード201に入射される。フローティングディフュージョン203には、信号PLIGHTのハイレベル期間の後半期間において、反射光に応じた電荷が転送される。ソースフォロアアンプ205の出力信号は、垂直出力線207に光信号レベル(光成分+ノイズ成分)として読み出され、列回路303に入力される。
時刻t30では、信号PTSがハイレベルになり、スイッチ315がオンになり、オペアンプ310の出力信号の容量313への書き込みが開始する。
時刻t31では、信号PTSがローレベルになり、スイッチ315がオフし、オペアンプ310の出力信号の容量313への書き込みが終了する。容量313には、光信号レベルが書き込まれる。なお、容量313及び314に信号を書き込む際、オペアンプ310は、クランプ容量308とフィードバック容量309の比に応じた反転ゲインで増幅して信号を出力する。
時刻t32では、信号PRESがハイレベルになり、リセットスイッチ204がオンになり、フローティングディフュージョン203がリセット状態になる。
次に、期間HSR2について説明する。時刻t33〜t34では、信号PHS及びPHNのパルスにより、各列のスイッチ317及び318が順次オンし、各列の容量313及び314に保持された信号が順次、水平出力線305及び306に出力される。出力アンプ307は、水平出力線305及び306の信号の差分信号(光成分)を出力する。
上記の画素200の行の処理を、すべての行について順次行う。その後、画像処理回路105は、図4(A)で撮像素子102が出力した信号と図4(B)で撮像素子102が出力した信号の比を基に、反射光の投射光に対する遅延時間を推定し、その遅延時間と光速との積から被写体までの距離を算出し、レンズ駆動量を算出する。制御回路108は、撮影レンズ101を上記のレンズ駆動量、駆動することにより、フォーカス駆動を行う。
本実施形態では、同一行の画素200に対して、読み出しタイミングを異ならせて、図4(A)及び図4(B)の2回の信号読み出しを行うことにより、TOF方式による焦点検出を行い、被写体までの距離を取得することができる。この際、撮像装置100は、1つのフォトダイオードに対して2つの転送スイッチを有する特殊な画素ではなく、1つのフォトダイオード201に対して1つの転送スイッチ202を有する簡単な画素200を用いることができる。これにより、フォトダイオード201の面積を大きくすることができ、画素200の感度や飽和量を向上させることができる効果を奏する。
なお、時刻t0〜t17における1回目の信号読み出しと、時刻t17〜t34における2回目の信号読み出しの違いは、信号PLIGHTによって制御される投光タイミングと信号PTX及びPRESによって制御される電荷転送タイミングの関係にある。本実施形態は、投光タイミングを固定して、電荷転送のタイミングをずらす構成でも、電荷転送のタイミングを固定して、投光タイミングをずらす構成でも、その両方のタイミングをずらす構成でもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態による撮像装置100について説明する。第2の実施形態では、フォトダイオード201の電荷のリセットを、オーバーフロードレインを用いて行う。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態による画素200の構成例を示す回路図である。図5は、図2に対して、排出スイッチ209を追加したものである。以下、図5の画素200が図2の画素200と異なる点を説明する。フォトダイオード201には、転送スイッチ202の他、排出スイッチ209が接続される。排出スイッチ209は、転送パルス信号POFDに応じて、フォトダイオード201のカソード及びオーバーフロードレインを接続する。すなわち、排出スイッチ209は、転送パルス信号POFDに応じて、フォトダイオード201で発生した電荷をオーバーフロードレインに排出する。
図6(A)及び(B)は、本発明の第2の実施形態によるTOF方式測距実施時における撮像装置100の駆動方法を示すタイミングチャートである。まず、図6(A)について説明する。図6(A)は、図4(A)に対して、信号POFDを追加したものであり、信号POFD以外の信号は同じである。以下、図6(A)が図4(A)と異なる点を説明する。
時刻t1では、信号POFDがハイレベルになり、排出スイッチ209がオンになり、フォトダイオード201からオーバーフロードレインへの電荷排出が開始する。時刻t2では、信号POFDがローレベルになり、排出スイッチ209がオフになり、フォトダイオード201からオーバーフロードレインへの電荷排出が終了する。
時刻t10では、信号PTXがローレベルになるのと同時に、信号POFDがハイレベルになり、転送スイッチ202がオフになり、排出スイッチ209がオンになる。これにより、フォトダイオード201からフローティングディフュージョン603への電荷転送が終了し、フォトダイオード201からオーバーフロードレインへの電荷排出が開始する。
その後、時刻t12では、信号POFDがローレベルになり、排出スイッチ209がオフになり、フォトダイオード201からオーバーフロードレインへの電荷排出が終了する。
次に、図6(B)について説明する。図6(B)は、図4(A)に対して、信号PRES、PTX及びPOFDが異なり、その他の信号は同じである。以下、図6(B)が図4(B)と異なる点を説明する。
時刻t18では、信号POFDがハイレベルになり、排出スイッチ209がオンになり、フォトダイオード201からオーバーフロードレインへの電荷排出が開始する。時刻t19では、信号POFDがローレベルになり、排出スイッチ209がオフになり、フォトダイオード201からオーバーフロードレインへの電荷排出が終了する。
時刻t25〜t27では、信号PRESがローレベルを維持し、リセットスイッチ204がオフ状態を維持し、信号PTXがローレベルを維持し、転送スイッチ202がオフ状態を維持する。
時刻t25では、信号POFDがハイレベルになり、排出スイッチ209がオンになり、フォトダイオード201からオーバーフロードレインへの電荷排出が開始し、フォトダイオード201の電荷がリセットされる。
時刻t27では、信号POFDがローレベルになり、排出スイッチ209がオフになり、信号PTXがハイレベルになり、転送スイッチ202がオンになる。これにより、フォトダイオード201からオーバーフロードレインへの電荷排出が終了し、フォトダイオード201からフローティングディフュージョン203への電荷転送が開始する。
時刻t29では、信号PTXがローレベルになり、転送スイッチ202がオフになり、フォトダイオード201からフローティングディフュージョン203への電荷転送が終了する。
本実施形態は、第1の実施形態と同様に、同一行の画素200に対して、読み出しタイミングを異ならせて、図6(A)及び図6(B)の2回の信号読み出しを行うことにより、TOF方式による焦点検出を行い、被写体までの距離を取得することができる。この際、撮像装置100は、1つのフォトダイオードに対して2つの転送スイッチを有する特殊な画素ではなく、1つのフォトダイオード201に対して1つの転送スイッチ202を有する簡単な画素200を用いることができる。これにより、フォトダイオード201の面積を大きくすることができ、感度や飽和量を向上させることができる効果を奏する。
第1及び第2の実施形態では、時刻t0〜t17は、第1の読み出し期間である。時刻t9〜t11では、発光装置111は、パルス光を投射する。転送スイッチ202は、発光装置111のパルス光の投射期間t9〜t11内の第1の投射期間(前半の期間)t9〜t10を含む期間にパルス光の反射光に基づく電荷をフォトダイオード201からフローティングディフュージョン203に転送する。ソースフォロアアンプ205は、フローティングディフュージョン203の電荷量に応じた電圧を垂直出力線207に出力する。
その後の時刻t17〜t34は、第2の読み出し期間である。時刻t26〜t28では、発光装置111は、パルス光を投射する。転送スイッチ202は、発光装置111のパルス光の投射期間t26〜t28内の第2の投射期間t27〜t28を含む期間t27〜t29にパルス光の反射光に基づく電荷をフォトダイオード201からフローティングディフュージョン203に転送する。発光装置111のパルス光の投射期間t26〜t28内の第2の投射期間(後半の期間)t27〜t28は、発光装置111のパルス光の投射期間t26〜t28内の第1の投射期間(前半の期間)t26〜t27とは異なる期間である。ソースフォロアアンプ205は、フローティングディフュージョン203の電荷量に応じた電圧を垂直出力線207に出力する。
画像処理回路105は、第1の読み出し期間の垂直出力線207の電圧及び第2の読み出し期間の垂直出力線207の電圧を基に、被写体までの距離を演算する。制御回路108は、画像処理回路105により演算された被写体までの距離に応じて、撮影レンズ101を駆動する。
なお、図4(A)又は図6(A)の読み出しの後に、図4(B)又は図6(B)の読み出しを行う例を説明したが、図4(B)又は図6(B)の読み出しの後に、図4(A)又は図6(A)の読み出しを行ってもよい。まず、第1の読み出し期間(図4(B)又は図6(B))について説明する。転送スイッチ202は、パルス光の投射期間t26〜t28内の第1の投射期間(後半の期間)t27〜t28を含む期間t27〜t29にパルス光の反射光に基づく電荷をフォトダイオード201からフローティングディフュージョン203に転送する。次に、その後の第2の読み出し期間(図4(A)又は図6(A))について説明する。転送スイッチ202は、発光装置111のパルス光の投射期間t9〜t11内の第2の投射期間(前半の期間)t9〜t10を含む期間にパルス光の反射光に基づく電荷をフォトダイオード201からフローティングディフュージョン203に転送する。
第1の読み出し期間(図4(A)又は図6(A))と第2の読み出し期間(図4(B)又は図6(B))とでは、発光装置111のパルス光の相対的な投射期間が同じであり、転送スイッチ202の相対的な転送期間が異なる。
なお、第1の読み出し期間(図4(A)又は図6(A))と第2の読み出し期間(図4(B)又は図6(B))とでは、転送スイッチ202の相対的な転送期間が同じであり、発光装置111のパルス光の相対的な投射期間が異なるようにしてもよい。
第1の実施形態で、リセットスイッチ204は、第2の読み出し期間(図4(B))では、発光装置111のパルス光の投射期間t26〜t28内の第1の投射期間(前半の期間)t26〜t27にフローティングディフュージョン203の電荷をリセットする。
第2の実施形態で、排出スイッチ209は、第1の読み出し期間(図6(A))では、発光装置111のパルス光の投射期間t9〜t11内の第2の投射期間(後半の期間)t10〜t11にフォトダイオード201の電荷を排出する。また、排出スイッチ209は、第2の読み出し期間(図6(B))では、発光装置111のパルス光の投射期間t26〜t28内の第1の投射期間(前半の期間)t26〜t27にフォトダイオード201の電荷を排出する。
第1及び第2の実施形態によれば、簡単な画素200の構成でTOF方式の測距を実現し、画素200の感度や飽和量を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 撮像装置、111 発光装置、200 画素、201 フォトダイオード、202 転送スイッチ、203 フローティングディフュージョン、204 リセットスイッチ、205 ソースフォロアアンプ、207 垂直出力線

Claims (10)

  1. 画素と、
    パルス光を投射する投光部とを有し、
    前記画素は、
    光を電荷に変換する光電変換部と、
    電荷を蓄積するフローティングディフュージョンと、
    前記光電変換部の電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する転送スイッチと、
    前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力するアンプとを有し、
    第1の読み出し期間では、前記投光部がパルス光を投射し、前記転送スイッチが、前記投光部のパルス光の投射期間内の第1の投射期間を含む期間に前記パルス光の反射光に基づく電荷を前記光電変換部から前記フローティングディフュージョンに転送し、前記アンプが前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力し、
    その後の第2の読み出し期間では、前記投光部がパルス光を投射し、前記転送スイッチが、前記投光部のパルス光の投射期間内の前記第1の投射期間とは異なる第2の投射期間を含む期間に前記パルス光の反射光に基づく電荷を前記光電変換部から前記フローティングディフュージョンに転送し、前記アンプが前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記投射期間内の第1の投射期間は、前記投射期間内の前半の期間であり、
    前記投射期間内の第2の投射期間は、前記投射期間内の後半の期間であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記投射期間内の第1の投射期間は、前記投射期間内の後半の期間であり、
    前記投射期間内の第2の投射期間は、前記投射期間内の前半の期間であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記第1の読み出し期間と前記第2の読み出し期間とでは、前記投光部のパルス光の相対的な投射期間が同じであり、前記転送スイッチの相対的な転送期間が異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の読み出し期間と前記第2の読み出し期間とでは、前記転送スイッチの相対的な転送期間が同じであり、前記投光部のパルス光の相対的な投射期間が異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記画素は、前記フローティングディフュージョンの電荷をリセットするリセットスイッチを有し、
    前記リセットスイッチは、前記第2の読み出し期間では、前記投光部のパルス光の投射期間内の前記第1の投射期間に前記フローティングディフュージョンの電荷をリセットすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記画素は、前記光電変換部の電荷を排出する排出スイッチを有し、
    前記排出スイッチは、前記第1の読み出し期間では、前記投光部のパルス光の投射期間内の前記第2の投射期間に前記光電変換部の電荷を排出し、前記第2の読み出し期間では、前記投光部のパルス光の投射期間内の前記第1の投射期間に前記光電変換部の電荷を排出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. さらに、前記第1の読み出し期間の前記出力線の電圧及び前記第2の読み出し期間の前記出力線の電圧を基に、被写体までの距離を演算する画像処理回路を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. さらに、前記画素に光を結像させるための撮影レンズと、
    前記画像処理回路により演算された被写体までの距離に応じて、前記撮影レンズを駆動する制御回路とを有することを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 画素と、
    パルス光を投射する投光部とを有し、
    前記画素は、
    光を電荷に変換する光電変換部と、
    電荷を蓄積するフローティングディフュージョンと、
    前記光電変換部の電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する転送スイッチと、
    前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力するアンプとを有する撮像装置の駆動方法であって、
    第1の読み出し期間では、前記投光部がパルス光を投射し、前記転送スイッチが、前記投光部のパルス光の投射期間内の第1の投射期間を含む期間に前記パルス光の反射光に基づく電荷を前記光電変換部から前記フローティングディフュージョンに転送し、前記アンプが前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力し、
    その後の第2の読み出し期間では、前記投光部がパルス光を投射し、前記転送スイッチが、前記投光部のパルス光の投射期間内の前記第1の投射期間とは異なる第2の投射期間を含む期間に前記パルス光の反射光に基づく電荷を前記光電変換部から前記フローティングディフュージョンに転送し、前記アンプが前記フローティングディフュージョンの電荷量に応じた電圧を出力線に出力することを特徴とする撮像装置の駆動方法。
JP2014091568A 2014-04-25 2014-04-25 撮像装置及び撮像装置の駆動方法 Active JP6399793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014091568A JP6399793B2 (ja) 2014-04-25 2014-04-25 撮像装置及び撮像装置の駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014091568A JP6399793B2 (ja) 2014-04-25 2014-04-25 撮像装置及び撮像装置の駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015211329A true JP2015211329A (ja) 2015-11-24
JP6399793B2 JP6399793B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=54613238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014091568A Active JP6399793B2 (ja) 2014-04-25 2014-04-25 撮像装置及び撮像装置の駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6399793B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008069141A1 (ja) * 2006-11-30 2008-06-12 National University Corporation Shizuoka University 半導体測距素子及び固体撮像装置
JP2008249430A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 3次元情報検出方法及びその装置
JP2010500626A (ja) * 2006-08-15 2010-01-07 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー カメラ機能を有する電子機器
JP2013068606A (ja) * 2011-08-19 2013-04-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の駆動方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010500626A (ja) * 2006-08-15 2010-01-07 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー カメラ機能を有する電子機器
WO2008069141A1 (ja) * 2006-11-30 2008-06-12 National University Corporation Shizuoka University 半導体測距素子及び固体撮像装置
JP2008249430A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 3次元情報検出方法及びその装置
JP2013068606A (ja) * 2011-08-19 2013-04-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6399793B2 (ja) 2018-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10205894B2 (en) Imaging device and imaging system
TWI424742B (zh) 用於像素單元之高動態運作之方法及裝置
US10038868B2 (en) Solid-state image sensing device and electronic device
WO2016072289A1 (ja) 撮像素子および駆動方法、並びに電子機器
US9294744B2 (en) Image sensor and image sensing apparatus with plural vertical output lines
JP5614993B2 (ja) 撮像装置及び固体撮像素子の駆動方法
JP6120091B2 (ja) 固体撮像素子および駆動方法、並びに電子機器
JP2008278379A (ja) 固体撮像装置および撮像システム
JP7243805B2 (ja) 撮像素子、及び撮像装置
US10425605B2 (en) Image sensor and image capturing apparatus
US20150288903A1 (en) Solid-state image sensor, image capturing apparatus and control method thereof, and storage medium
JP2012227590A (ja) 固体撮像素子および撮像装置
CN111800591B (zh) 摄像元件及其控制方法和摄像装置
JP2016184868A (ja) 撮像装置及び撮像装置の駆動方法
JP6245856B2 (ja) 光電変換装置、光電変換システム
JP2016024234A (ja) 撮像装置
JP5058840B2 (ja) 撮像装置
JP6399793B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の駆動方法
JP2011182321A (ja) 固体撮像装置、駆動方法、および撮像装置
JP2008042573A (ja) 撮像装置及びその制御方法、撮像システム並びにプログラム
JP2016052055A (ja) 撮像装置
US20220377272A1 (en) Imaging circuit and imaging apparatus
JP7330684B2 (ja) 固体撮像素子およびその制御方法、撮像装置、プログラム
JP5153563B2 (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
JP2018019268A (ja) 撮像装置、撮像システムおよび撮像装置の駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180904

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6399793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151