JP2015211275A - 端末装置、電子機器、サーバ、およびプログラム - Google Patents

端末装置、電子機器、サーバ、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被写体に複数のユーザを含む画像に対して行われる当該ユーザによる画像編集のユーザビリティを向上させる技術を提供する。【解決手段】コンテンツデータ取得部520は、グループ化された複数の画像を含むコンテンツデータを取得する。編集対象画像取得部570は、コンテンツデータに含まれる複数の画像から、編集対象とする編集対象画像を取得する。編集部は、編集対象画像に対して所定の編集を行う。編集情報生成部580は、編集部による編集の内容を示す第1編集情報を生成する。通信部595は、複数の画像を送信することなく、第1編集情報を本端末装置とは異なる外部装置に送信するとともに、本端末装置とは異なる外部装置から、別の端末装置に係る第2編集情報を受信する。編集部は、第2編集情報に基づいて、複数の画像に含まれる所定の画像に対して編集を行う。【選択図】図10

Description

本発明は、端末装置、電子機器、端末装置と電子機器とにネットワークを介して接続するサーバ、および端末装置に画像編集機能を実現させるプログラムに関する。
従来より、複数のユーザを含む被写体をカメラで複数回撮影し、その撮影画像を写真印刷シートとして出力したり、ネットワークを介して外部の装置に送信したりすることができる遊戯用撮影装置が知られている。このような遊戯用撮影装置では、ユーザの嗜好に応じて、例えば、次のような編集処理を行えるものが多く提案されている。まず、撮影された被写体の画像に対してクロマキー処理をし、被写体部分を抽出した被写体画像を生成する。そして、この被写体画像にユーザが選択した背景画像を合成し、合成画像を生成する。
このような遊戯用撮影装置では、被写体となった複数のユーザは、遊戯用撮影装置が提供するタッチパネルやタッチペンを用いて撮影画像に新たな画像を重畳する、いわゆる「落書き」とよばれる編集を協働で実施するのが一般的である。落書きの結果生成された画像は写真印刷シートとして出力されたり、事後的にユーザがアクセス可能な外部のサーバに送信されたりする。
特開2009−258488号公報
本願の発明者は、複数のユーザが協働して写真画像に施す落書き編集を、時間や場所を選ばずに提供することによってユーザビリティが向上し、落書き編集の価値をより高められる可能性について認識するに至った。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、被写体に複数のユーザを含む画像に対して行われる当該ユーザによる画像編集のユーザビリティを向上させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の端末装置は、グループ化された複数の画像を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得部と、コンテンツデータに含まれる複数の画像から、編集対象とする編集対象画像を取得する編集対象画像取得部と、編集対象画像に対して所定の編集を行う編集部と、編集部による編集の内容を示す第1編集情報を生成する編集情報生成部と、複数の画像を送信することなく、第1編集情報を本端末装置とは異なる外部装置に送信するとともに、本端末装置とは異なる外部装置から、別の端末装置に係る第2編集情報を受信する通信部とを備える。編集部は、第2編集情報に基づいて、複数の画像に含まれる所定の画像に対して編集を行う。
本発明の別の態様は、電子機器である。この電子機器は、複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像をグループ化した画像群を取得する画像群取得部と、2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、画像群とユーザ情報とを紐付けたコンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成部と、コンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を2以上のユーザに送信する送信部とを備える。
本発明のさらに別の態様は、サーバである。このサーバは、複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像をグループ化した画像群と、2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報とが紐付けられたコンテンツデータを、ネットワークを介して取得するコンテンツデータ取得部と、コンテンツデータを格納する記憶部と、コンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を、ユーザ情報に含まれるメールアドレス宛にメール送信するメール送信部とを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、被写体に複数のユーザを含む画像に対して行われる当該ユーザによる画像編集のユーザビリティを向上することができる。
実施の形態に係る画像編集システムの全体構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る遊戯用撮影装置を左前側から見た斜視図である。 実施の形態に係る遊戯用撮影装置を上から見た平面図である。 実施の形態に係る遊戯用撮影装置の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係るコンテンツデータ生成部が生成するコンテンツデータのデータ構造を模式的に示す図である。 遊戯用撮影装置の内部の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る端末装置が生成した編集情報のデータ構造を模式的に示す図である。 実施の形態に係る編集履歴管理部が生成する編集履歴のデータ構造を模式的に示す図である。 実施の形態に係る履歴管理部が生成する編集状態管理情報のデータ構造を模式的に示す図である。 実施の形態に係る端末装置の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る編集画面表示部が提供する落書きインタフェースの初期画面を、端末装置の外観とともに示す図である。 実施の形態に係る編集画面表示部が提供する落書きインタフェースの画面構成を、端末装置の外観とともに示す図である。 実施の形態の変形例に係る背景入れ替え画面の画面構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る画像編集システムについて、図面を参照しつつ説明する。
<画像編集システムの概要>
図1は、実施の形態に係る画像編集システム600の全体構成を模式的に示す図である。画像編集システム600は、インターネット等のネットワーク200を介して接続する遊戯用撮影装置100、管理サーバ300、SNS(Social Networking Service)サーバ400、および複数の端末装置500を含む。図1では、端末装置500aと端末装置500bとのふたつの端末装置を図示しているが、端末装置500の数は2に限られず、3以上であってよい。以下本明細書において、それぞれの端末装置500を特に区別する場合を除き、単に「端末装置500」と総称する。まず、図1を参照しながら、実施の形態に係る画像編集システム600の概要を述べる。
遊戯用撮影装置100は、ユーザを写真撮影するカメラや、撮影した写真画像を編集するためのユーザインタフェースを備える電子機器である。ユーザが遊戯用撮影装置100で写真を撮影すると、遊戯用撮影装置100は、ユーザを識別するための情報とそのユーザを被写体に含む写真画像群とを紐付ける。写真画像群とは、所定の1プレイにおいて作成されグループ化された複数の写真画像のことを指す。また、ユーザを識別するための情報は、プレイごとに取得、作成される。以下本明細書において、ユーザを識別するための情報とそのユーザを被写体に含む写真画像群とが紐付けられたデータを「コンテンツデータ」と記載する。
管理サーバ300は、遊戯用撮影装置100から取得したコンテンツデータを管理するサーバである。管理サーバ300は、コンテンツデータに含まれる写真画像群にアクセスするためのコンテンツアクセス情報を、各ユーザが所持する端末装置500に送信する。コンテンツアクセス情報は、例えば管理サーバ300にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)を含む。
ユーザは、コンテンツアクセス情報をもとに管理サーバ300にアクセスし、自身の端末装置500に写真画像群をダウンロードする。ユーザは端末装置500上で写真画像群を編集するための落書きアプリケーションを実行することで、ダウンロードした写真画像群に含まれる写真画像を編集することができる。この落書きアプリケーションは、ネットワーク200を介して管理サーバ300からダウンロードすることができる。端末装置500上で実行される落書きアプリケーションは、ユーザが写真画像に施した落書き編集を特定するための編集情報を生成し、ネットワーク200を介して管理サーバ300に送信する。
以下本明細書において、「落書き」または「落書き編集」とは、例えばユーザが編集対象画像に編集用画像を重畳すること、編集対象画像に含まれる被写体の色味を変えること、被写体またはその一部を回転すること、被写体が人物の場合には目の大きさを変える等の画像処理を施すことを意味する。ユーザは自身を被写体として含む編集対象画像上に、例えばタッチパネルを介して手書きで画像を編集用画像として重畳させたり、予め落書きアプリケーションが用意するテンプレート画像、スタンプ画像、文字列等を選択してそれを編集用画像として重畳させたりすることができる。
管理サーバ300は、端末装置500から送信された編集情報を取得し、端末装置500のユーザと紐付けて編集履歴として保存する。管理サーバ300はまた、編集情報を送信した端末装置500のユーザ以外の他のユーザが所持する他の端末装置500に、取得した編集情報を送信する。以下本明細書において、編集情報を送信した端末装置500を端末装置500a、端末装置500aのユーザを第1ユーザと記載することがある。また、第1ユーザ以外の他のユーザを「第2ユーザ」、第2ユーザが所持する他の端末装置500を「端末装置500b」と記載することがある。第1ユーザと第2ユーザとは、ともに写真画像群に含まれる写真画像の被写体となっているユーザである。
第2ユーザが所持する端末装置500bは、ネットワーク200を介して管理サーバ300から編集情報を取得する。端末装置500b上で実行される落書きアプリケーションは、取得した編集情報をもとに、第1ユーザがした編集を端末装置500b上で再現する。端末装置500b上で実行される落書きアプリケーションは、第2ユーザが写真画像に施した編集を特定するための編集情報を生成し、ネットワーク200を介して管理サーバ300に送信する。
このように、管理サーバ300は、一方の端末装置500でなされた落書き編集が他方の端末装置500で反映されるように、端末装置500aと端末装置500bとを仲介する。これにより、第1ユーザと第2ユーザとが、例えばそれぞれの自宅にいるときのように互いに離れた場所にいる場合であっても、写真画像に対して協働で落書き編集を実施することが可能となる。また、第1ユーザや第2ユーザは、落書き編集の施された写真画像をSNSサーバ400にアップロードすることにより、写真画像群に含まれる写真画像の被写体ではない第3のユーザとの間でも落書き編集の施された写真画像を共有することができる。
以下、遊戯用撮影装置100、管理サーバ300、および端末装置500についてより詳細に説明する。
<遊戯用撮影装置の外観>
図2は、実施の形態に係る遊戯用撮影装置100を左前側から見た斜視図である。また図3は、図2に示す遊戯用撮影装置100を上から見た平面図である。以下では、図2に示す前後左右の方向を基準として、他の図面も説明する。図2および図3に示すように、この遊戯用撮影装置100は、前部側の撮影部1と後部側の編集部2とを備えており、前後方向に長いほぼ直方体状を呈している。そして、編集部2の後端には、編集後の写真の出力等をするための出力部3が設けられている。
撮影部1は、ユーザを撮影するカメラが内蔵された撮影筐体11と、この撮影筐体11の後方に撮影空間10を介して配置された背景壁部12とを有している。そして、撮影筐体11の側面と、背景壁部12の側面との間の隙間が、撮影空間10への出入口である第1出入口101a,101bを構成している。また、編集部2は、背景壁部12の後方に隣接して配置された編集筐体21を有している。この編集筐体21には、左右の方向を向く一対の操作面が設けられている。そして、ユーザは各操作面への入力作業をする編集空間20a,20bに、第2出入口201a,201bを介して入ることができる。また、出力部3は、編集筐体21の後端面と接する出力筐体31を有している。この出力筐体31に対しては、ユーザが遊戯用撮影装置100の後端側から操作するように、操作面が後端側を向いている。したがって、この出力筐体31の後端側の空間が、ユーザが出力操作をするための出力空間30となる。
撮影筐体11と背景壁部12との上端部の側面は、前後方向に延びる天井フレーム13によって互いに連結されている。そして、この天井フレーム13の枠内部には、撮影空間10を上から覆い、照明およびフラッシュ照射する天井照明ユニット14が設けられている。撮影筐体11の左側面(あるいは右側面)には、遊戯用撮影装置100の使用方法を含む説明書きを掲示するための掲示スペース15が設けられている。また、その左側面の上部には、撮影筐体11が使用中であるか否かを示す表示部16が設けられている。
この表示部16は、発光又は消灯される表示灯(図示せず)を備える。表示部16は、表示灯の発光によって撮影部1が使用中であることをユーザに示し、消灯によって撮影部1が空きになったことをユーザに示す。実施の形態に係る遊戯用撮影装置100は、表示部16が左右方向外側に突出した平面視三角形状に形成されているが、その形状は特には限定されず、凸湾曲状などのその他の形状であってもよい。
背景壁部12は、撮影筐体11とほぼ同じ幅および高さの板状部材によって形成され、撮影筐体11の正面と対面する本体プレート121と、この本体プレート121の左右両端から前方に延設された一対のサイドプレート122とを有している。このため背景壁部12は、全体として平面視コ字状に形成されている。本体プレート121において、撮影筐体11を向く面には、クロマキー処理のための単一の色(例えば、青色または緑色)が着色されている。着色については、本体プレート121に直接ペンキなどで着色するほか、着色された布地、プレート等を取付けてもよい。また、図示はしないが、撮影空間10の床面には、この本体プレート121と連続するように、当該本体プレート121と同様にクロマキー処理のための単一色が着色されている。そして、撮影筐体11の後端縁と、天井フレーム13の下端縁と、サイドプレート122の前端縁とから、上述したように、撮影空間10に出入りするための第1出入口101a,101bが構成されている。
編集筐体21は、左右両側から2組のユーザが同時に編集可能な対面式であり、左右それぞれに操作面が設けられる。また編集筐体21は、左右方向の長さが背景壁部12の同方向の幅よりも短い。編集筐体21は、その前端面を背景壁部12の背面の中央部に接続されている。この編集筐体21の左右両側方のスペースが、2組のユーザがそれぞれ編集作業を行う編集空間20a,20bとなる。編集筐体21の上方には、平面視においてほぼコの字状のカーテンフレーム22が設けられている。このカーテンフレーム22は、前後方向に延びる一対の側部フレーム221と、この側部フレーム221の後端同士を連結する左右方向に延びる後部フレーム222とからなる。図示はしないが、編集筐体21の内部には、例えばPC(Personal Computer)等のCPU(Central Processing Unit)を備える計算機が設置されている。
各側部フレーム221の前端は、天井フレーム13の後端に前後方向に延長状に連結されており、後部フレーム222の中央部は、編集筐体21の後上端部に設けられた支持部材23によって支持されている。そして、左右一方側の側部フレーム221と、後部フレーム222のほぼ半分の長さ部分により、編集空間20a,20bに出入りするための前記第2出入口201a,201bの上枠部が構成されている。
<遊戯用撮影装置の機能構成>
図4は、実施の形態に係る遊戯用撮影装置100の機能構成を模式的に示す図である。遊戯用撮影装置100は、撮影部110、背景処理部120、画像群取得部130、ユーザ情報取得部140、コンテンツデータ生成部150、位置情報取得部160、および送信部170を含む。
図4は、実施の形態に係る遊戯用撮影装置100を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。図4において、さまざまな処理をする機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェアであるカメラ、CPU、メインメモリ、その他のLSI(Large Scale Integrated circuit)で構成することができる。また、ソフトウェア的にはメインメモリにロードされたプログラム等をCPUが実行することによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
撮影部110は、1または複数のユーザを複数回撮影し、複数の写真画像を生成する。撮影部110は、上述した撮影筐体11に内蔵されたカメラを用いて実現できる。限定はしないが、撮影部110は6回から8回の写真撮影を実行し、6枚から8枚程度の写真画像を生成する。背景処理部120は、撮影部110が生成した複数の写真画像それぞれについて、撮影画像における被写体と、それ以外の領域である背景領域とを区別するための背景情報(クロマキーマスク)を取得する。背景処理部120は、例えば上述した既知のクロマキー処理を用いて実現できる。背景処理部120は、背景情報を2値化画像またはグレースケールの画像、あるいはそれらを圧縮したデータとして生成する。
画像群取得部130は、撮影部110が複数回の撮影によって生成した2以上のユーザを被写体とする複数の写真画像を取得する。画像群取得部130は、取得した複数の写真画像をひとまとまりの写真画像群として管理する。より具体的に、画像群取得部130は、取得した複数の写真画像に同一の画像群識別子を付与し、かつ写真画像を特定するために、各写真画像に固有の画像識別子を付与する。
ユーザ情報取得部140は、撮影部110による写真撮影の終了後、被写体となったユーザから、ユーザそれぞれを特定するためのユーザ情報を取得する。ユーザ情報取得部140が取得するユーザ情報は、少なくとも例えばユーザそれぞれのメールアドレスを含む。メールアドレスは一意に特定可能な文字列である。したがって、ユーザとメールアドレスとを対応付けることにより、メールアドレスを用いて各ユーザを一意に特定することができる。ユーザ情報取得部140はメールアドレスの他に、各ユーザの年齢や性別、生年月日、電話番号等の情報を取得してもよい。ユーザ情報取得部140は、例えばタッチパネル上にキーボードを表示したり、NFC(Near Field Communication)を用いたりすることで実現できる。前者の場合、ユーザはキーボードを用いてメールアドレスを入力する。後者の場合、ユーザは自身が所持するNFC対応携帯電話をユーザ情報取得部140に近接させることでメールアドレスを転送する。
位置情報取得部160は、遊戯用撮影装置100が設置されている場所を特定するための位置情報を取得する。位置情報取得部160が取得する位置情報は、少なくとも遊戯用撮影装置100が設置されているおよその場所が特定できる情報であればよい。例えば位置情報は、遊戯用撮影装置100が店舗に設置されている場合にはその店舗の住所や郵便番号、電話番号であってもよい。これらの情報は、例えば遊戯用撮影装置100の管理者が設置時に入力するようにしてもよい。遊戯用撮影装置100がGPS(Global Positioning System)モジュール(図示せず)を備えている場合には、その出力値であってもよい。
コンテンツデータ生成部150は、画像群取得部130が生成した複数の写真画像を含む写真画像群と、ユーザ情報取得部140が取得したユーザ情報とを紐付けたコンテンツデータを生成する。コンテンツデータ生成部150はまた、コンテンツデータに背景処理部120が取得した背景情報や位置情報取得部160が取得した位置情報も含めてコンテンツデータを生成してもよい。コンテンツデータ生成部150は、撮影部110が一連の写真画像群を撮影する度(1プレイごと)に、コンテンツデータを生成する。コンテンツデータは、画像群取得部130が生成した画像群識別子を用いて一意に特定することができる。
図5は、実施の形態に係るコンテンツデータ生成部150が生成するコンテンツデータのデータ構造を模式的に示す図である。図5に示すように、コンテンツデータは、第1フィールド151から第5フィールド155までの、少なくとも5つのデータフィールドを備える。
第1フィールド151は、画像群取得部130が生成した画像群識別子を格納する。画像群識別子は、例えば遊戯用撮影装置100に固有に定められた識別子と、コンテンツデータ生成部150がコンテンツデータを生成した年月日および時刻との組合せによって生成される。これにより、遊戯用撮影装置100ごと、かつ、プレイごとにユニークな画像群識別子が生成できる。
第2フィールド152は、撮影部110が生成した写真画像データと、画像群取得部130が生成した画像識別子とを紐付けて格納する。画像識別子は、例えば撮影部110が撮影した順番に付与された通し番号である。図5は、N枚(Nは正の整数)の画像とそれに対応するN種類のIDとが格納されている例を示している。限定はしないが、6枚の撮影画像を生成した場合、Nは6となり、8枚の撮影画像を生成した場合、Nは8となる。
第3フィールド153は、少なくとも、ユーザ情報取得部140が取得した各ユーザのメールアドレスを格納する。図5はM種類(Mは正の整数)のメールアドレスが格納されている例を示している。ここでMは、1プレイにおいて入力されたメールアドレスの数である。プレイしたユーザ全員が入力するとは限らないが、通常は全員が入力するので、同時にプレイしたユーザの人数と同等と考えてもよい。
第4フィールド154は、背景処理部120が生成した背景情報を格納する。また第5フィールド155は、位置情報取得部160が取得した位置情報を格納する。
なお、コンテンツデータの各フィールドに格納する文字列やデータは平文でもよいが、セキュリティを向上させる観点から暗号化することが好ましい。この場合、遊戯用撮影装置100の図示しない暗号化部が文字列やデータを暗号化する。
図4の説明に戻る。送信部170は、ネットワーク200を介して遊戯用撮影装置100と接続する管理サーバ300にコンテンツデータを送信する。管理サーバ300は、送信部170から受信したコンテンツデータを格納する。管理サーバ300は、格納したコンテンツデータにアクセスするためのURL(コンテンツアクセス情報の一例)を生成し、コンテンツデータに含まれるメールアドレスに送信する。以下、管理サーバ300についてより詳細に説明する。
なお、コンテンツアクセス情報は、管理サーバ300における格納先が決まっている場合は、コンテンツデータ生成部150で生成することもできる。この場合、コンテンツアクセス情報は、コンテンツデータに含まれる。送信部170は、コンテンツアクセス情報を含むコンテンツデータを管理サーバ300に送信する。
<管理サーバの機能構成>
図6は、実施の形態に係る管理サーバ300の機能構成を模式的に示す図である。管理サーバ300は、コンテンツデータ取得部310、メール送信部320、記憶部330、編集情報取得部340、編集履歴管理部350、編集情報送信部360、落書きツール選択部370、およびアプリケーション提供部380を含む。
図6は、実施の形態に係る管理サーバ300を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。図6において、さまざまな処理をする機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェアであるCPU、メインメモリ、その他のLSIで構成することができる。また、ソフトウェア的にはメインメモリにロードされたプログラム等をCPUが実行することによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
コンテンツデータ取得部310は、複数回の撮影によって生成された複数の画像を含む写真画像群と、写真画像群を識別するための写真画像群識別子と、当該2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報とが紐付けられたコンテンツデータを、ネットワーク200を介して取得する。ここでコンテンツデータ取得部310が取得するコンテンツデータは、上述した遊戯用撮影装置100のコンテンツデータ生成部150が生成したデータを含むが、それには限られない。コンテンツデータ取得部310が取得するコンテンツデータは、少なくとも写真画像群と、この写真画像群に含まれる複数の写真画像が同じグループに属することを判別するための情報(画像群識別子やメールアドレス等)とが紐づけられていれば、その出所は問わない。例えばユーザがスマートフォンやタブレットで写真撮影をして得られた写真画像群にメールアドレスを対応付けて生成したコンテンツデータであってもよい。
記憶部330は、コンテンツデータ取得部310が取得したコンテンツデータを格納する。記憶部330は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive;HDD)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive;SSD)、フラッシュメモリ等、既知の大容量ストレージを用いて実現できる。
メール送信部320は、記憶部330に格納されたコンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を、当該コンテンツデータ中のユーザ情報に含まれるメールアドレス宛にメール送信する。メール送信部320がユーザに送信するメールには、コンテンツデータにアクセスするためのURLが含まれている。ユーザが受信したメールアドレスに記載されたURLに端末装置500を用いてアクセスすると、記憶部330に格納されているコンテンツデータをこの端末装置500上にダウンロードすることができる。
詳細は後述するが、ユーザはコンテンツデータを自身の端末装置500上にダウンロードした後、コンテンツデータに含まれる写真画像に編集用画像を重畳する落書き編集を実行することができる。端末装置500は、この落書き編集を特定するための編集情報を生成して管理サーバ300に送信する。管理サーバ300の編集情報取得部340は、各端末装置500から送信される編集情報を管理する。
編集情報取得部340は、コンテンツデータに含まれるメールアドレスで特定できるユーザのうちいずれかのユーザの端末装置500から、そのユーザがした落書きに関する情報を取得する。この情報は、コンテンツデータに含まれる複数の画像のいずれかの画像が編集対象であるのか、およびどの編集用画像を重畳するのか等に関する情報である。編集情報取得部340は、取得した情報に、どの端末装置500による編集であるのかを特定するための編集情報識別子を付与して編集情報を生成する。編集情報取得部340は、端末装置500を一意に特定するための個体識別情報を用いて編集情報識別子を生成することで、編集情報を一意に特定することが可能となる。
ここで「端末装置500の個体識別情報」は、例えば端末装置500にインストールされた落書きアプリケーションに付与されたアプリケーション識別子である。管理サーバ300は、各端末装置500にダウンロードする落書きアプリケーションに固有の識別子を付与する。これにより、編集情報取得部340は、落書きアプリケーションの識別子を個体識別情報として用いることで、端末装置500を一意に特定することができる。
図7は、実施の形態に係る端末装置500が生成した編集情報のデータ構造を模式的に示す図である。図7に示すように、編集情報は、第1フィールド581から第6フィールド586までの、少なくとも6つのデータフィールドを備える。
第1フィールド581は、編集情報取得部340が付与した編集情報識別子を格納する。第2フィールド582は、編集対象となる写真画像を含む写真画像群を識別する画像分識別子を格納する。
第3フィールド583は、第2フィールド582に格納された画像群識別子で特定される写真画像群のうち、編集対象となる写真画像を特定するための編集対象画像識別子を格納する。編集対象画像識別子は、具体的には上述した画像識別子である。
第4フィールド584は編集用画像識別子を格納する。ここで編集用画像識別子は、第3フィールド583に格納された編集対象画像識別子で特定される写真画像に重畳する編集用画像を特定するため識別子である。詳細は後述するが、端末装置500は写真画像を編集するための落書きアプリケーションを実行することができ、この落書きアプリケーションには、あらかじめ写真画像に重畳する編集用画像が多数用意されている。落書きアプリケーションは記憶部330に格納されており、アプリケーション提供部380は、ユーザからの要求に応じて端末装置500に落書きアプリケーションを提供する。この落書きアプリケーションを用いることにより、ユーザは用意された編集用画像の中から所望の編集用画像を選択することができる。編集用画像識別子は、ユーザが選択し、編集対象画像の編集に用いた編集用画像を特定するための識別子である。落書きアプリケーションに予め用意されている編集用画像は、スタンプ画像と呼ばれることもある。
第5フィールド585は、第3フィールド583に格納された編集対象画像識別子で特定される写真画像に重畳する編集用画像そのものを画像データとして格納する。ユーザは落書きアプリケーションに予め用意されている編集用画像を選択する他に、例えばフリーハンドで写真画像に重畳する編集用画像を生成することもできる。編集用画像は編集対象画像の一部分に重畳されるのが一般的である。このため、ユーザがフリーハンドで生成した編集用画像は編集対象画像よりも小さい。第5フィールド585は、この編集用画像を含む領域のみを切り出した部分画像データ、またはその圧縮データを格納する。詳細は後述するが、第4フィールド584と、第5フィールド585とのいずれか1つを用意しておけば、本発明の実施の形態に係る複数の端末装置500による「いっしょにらくがき」機能(図11参照)を実現することができる。
第6フィールド586は、第3フィールド583に格納された編集対象画像識別子で特定される写真画像に重畳する編集用画像の配置位置を示す相対位置情報を格納する。ここで、ユーザが所持する端末装置500の種類によって、表示画面の解像度は異なるのが一般的である。そこで第6フィールド586は、部分画像データを重畳する位置を、編集対象画像上の相対位置を示す相対位置情報として格納する。
図6の説明に戻る。編集履歴管理部350は、編集情報取得部340が第1ユーザの端末装置500aから取得した編集情報を蓄積して編集履歴を生成し、記憶部330に格納する。編集情報送信部360は、編集履歴管理部350が記憶部330に格納した編集履歴を参照して、編集情報取得部340が第1ユーザの端末装置である端末装置500aから取得した編集情報を取得する。編集情報送信部360は、編集履歴管理部350が取得した編集情報の第2フィールド582を参照し、当該編集情報が第1ユーザの端末装置500aから送信された編集情報であることを識別する。編集情報送信部360は、取得した編集情報を、その編集情報を送信した第1ユーザとは異なる第2ユーザの端末装置500bに送信する。これにより、端末装置500bは、端末装置500aにおいて第1ユーザがした編集を再現することができる。
編集情報取得部340は、第2ユーザが端末装置500bにおいてした編集に関する情報も取得する。編集履歴管理部350は、取得した編集情報を編集履歴として記憶部330に蓄積する。なお、落書きツール選択部370については端末装置500の機能構成とともに後述する。
図8は、実施の形態に係る編集履歴管理部350が生成する編集履歴のデータ構造を模式的に示す図である。図8に示すように、編集履歴は画像群識別子毎に編集情報識別子と編集情報を取得した取得日時とを格納する。上述したとおり、編集情報識別子は、どの端末装置500による編集であるのかを特定するための情報である。したがって、編集情報識別子は、その編集を施したユーザを特定する情報としも機能する。
図8に示す編集履歴を用いることで、編集履歴管理部350は、ユーザが編集を取り消すための「アンドゥ操作」や、取り消した編集を再度反映させる「リドゥ操作」を実現することができる。具体的には、編集履歴管理部350は、編集履歴を編集情報識別子毎に取得日時順でソートすることで、どのユーザがどの順番で落書きしたかを確認できる。
図9は、実施の形態に係る編集履歴管理部350が生成する編集状態管理情報のデータ構造を模式的に示す図である。例えば編集情報識別子「EDTXXXXXX」で特定される編集が第1ユーザによる落書きであるとする。図9は、第1ユーザが10回落書きを実行し、2回リドゥ操作をしたことを示しており、第1ユーザは10個の編集履歴のうち、8番目までの編集を反映させることを意図している。これは図9において、「EDTXXXXXX」で特定される編集における現在の編集反映位置が「8」であることに対応する。編集履歴管理部350は、編集履歴を更新する毎に、編集状態管理情報も更新する。
第1ユーザは10個の編集履歴のうち、8番目までの編集を反映させた状態で「リドゥ操作」をしたとする。この場合、編集履歴管理部350は「現在の編集反映位置」を9に更新する。これに対し、10個の編集履歴のうち、8番目までの編集を反映させた状態で、第1ユーザが新たに落書き編集を実行し、編集履歴管理部350がその情報を取得したとする。この場合、編集履歴管理部350は、編集履歴に格納されていた8番目以降の編集情報(すなわち、9番目の編集情報と10番目の編集情報)を削除し、新たに取得した情報をもとに9番目の編集情報を更新する。編集履歴管理部350は、また、編集状態管理情報の編集履歴数を9とし、現在の編集反映位置も9とする。
このように、編集履歴管理部350は新たな編集情報を編集履歴に追加する場合、現在の編集位置よりも更新時間が新しい落書きをキャンセルし、編集履歴から削除する。ユーザがリドゥ操作をしている状態で新たに落書きをした場合には、リドゥ操作している落書きを反映する意思がないと考えられるからである。これにより、管理サーバ300中の記憶部330の記憶容量を効率的に活用できる。なお、記憶部330の記憶容量が十分にある場合には、現在の編集位置よりも更新時間が新しい落書きをせずに、「キャンセル履歴」として格納しておいてもよい。この場合、ユーザがリドゥ操作後にした編集をしても、その編集をキャンセルしてリドゥ操作前の状態まで編集を戻すことができる。
<端末装置の機能構成、および落書きインタフェースの画面構成>
続いて、端末装置500の機能構成および落書きインタフェースの画面構成について説明する。
<端末装置の機能構成>
図10は、実施の形態に係る端末装置500の機能構成を模式的に示す図である。端末装置500は、タッチパネル510、コンテンツデータ取得部520、編集画面表示部530、記憶部540、編集用画像取得部550、編集情報取得部560、編集対象画像取得部570、編集情報生成部580、チャット提供部590、およびSNS公開部515を含む。
図10は、実施の形態に係る端末装置500を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。図10において、さまざまな処理をする機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェアであるCPU、メインメモリ、タッチパネル、その他のLSIで構成することができる。また、ソフトウェア的にはメインメモリにロードされたプログラム等をCPUが実行することによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。端末装置500は、例えばスマートフォン、タブレットPC、ファブレット、携帯電話、電子書籍端末、ノートPC、デスクトップPC、電子辞書等、プロセッサ、メモリ、およびタッチパネルを備える電子機器を用いて実現できる。
通信部595は、端末装置500がネットワーク200を介して外部装置と情報をやりとりするためのインタフェースである。通信部595は、既知の有線通信モジュールや無線通信モジュールを用いて実現できる。
タッチパネル510は、端末装置500が生成した情報をユーザに提示する表示デバイスであると同時に、端末装置500に対するユーザの操作を取得する入力デバイスである。
記憶部540は、端末装置500のプロセッサ(不図示)が実行することで端末装置500に画像編集機能を実現するための落書きアプリケーションを格納する。コンテンツデータ取得部520、編集画面表示部530、編集用画像取得部550、編集情報取得部560、編集対象画像取得部570、編集情報生成部580、チャット提供部590、およびSNS公開部515は、端末装置500のプロセッサが落書きアプリケーションを実行することで実現される。落書きアプリケーションは、端末装置500に落書き編集機能を実現させるコンピュータが読み出し可能なプログラムである。端末装置500は、管理サーバ300に要求することで、落書きアプリケーションをダウンロードすることができる。
コンテンツデータ取得部520は、ネットワーク200および通信部595を介してコンテンツデータ(図5参照)を取得する。コンテンツデータ取得部520は、取得したコンテンツデータを記憶部540に格納する。より具体的に、コンテンツデータ取得部520は、ネットワーク200を介して管理サーバ300から受信したメールに含まれるURLにアクセスして、コンテンツデータをダウンロードする。
<落書きインタフェースの画面構成>
編集画面表示部530は、コンテンツデータに含まれる写真画像群を編集するための落書きインタフェースをタッチパネル510に表示する。以下、図10に加えて図11、図12、および図13も参照して、編集画面表示部530、編集用画像取得部550、編集情報取得部560、編集対象画像取得部570、編集情報生成部580、チャット提供部590、およびSNS公開部515の機能とともに落書きインタフェースの画面構成を説明する。
図11は、実施の形態に係る編集画面表示部530が提供する落書きインタフェースの初期画面を、端末装置500の外観とともに示す図である。図示はしないが、端末装置500が管理サーバ300から受信したメールには、コンテンツデータを指定して落書きアプリケーションを起動するためのアプリ起動アイコンが添付されている。ユーザがアプリ起動アイコンをタップすると、図11に示す初期画面がタッチパネル510に表示される。
図11に示すように、落書きインタフェースの初期画面では、コンテンツデータに含まれる写真画像群のサムネイルが、プレビュー表示領域Pに表示される。ユーザは写真画像を一人で落書きすることを望む場合、「ひとりでらくがき」アイコン531をタップする。また、ユーザが他のユーザと一緒に落書きすることを望む場合、「いっしょにらくがき」アイコン532をタップする。落書きすることを望まない場合には、ユーザは「キャンセル」アイコン533をタップすればよい。
図12は、実施の形態に係る編集画面表示部530が提供する落書きインタフェースの画面構成を、端末装置500の外観とともに示す図である。ユーザが「ひとりでらくがき」アイコン531または「いっしょにらくがき」アイコン532をタップすると、図11に示す初期場面は図12に示す落書きインタフェース画面に遷移する。なお、第1ユーザが「いっしょにらくがき」アイコン532をタップすると、コンテンツデータに含まれる他のユーザのメールアドレス宛に、第1ユーザから落書きの誘いを含むメールが送信される。このメールにはコンテンツデータを指定して落書きアプリケーションを起動するためのアプリ起動アイコンが添付されており、他のユーザは添付のアプリ起動アイコンをタップすることで、落書きアプリケーションを起動することができる。なお、上述したようにメール送信で他のユーザに通知する代わりに、プッシュ通知を利用することもできる。
図12に示すように、編集画面表示部530は、タッチパネル510の中央付近に、編集対象画像を表示し編集を行える矩形状の落書領域501を表示する。編集画面表示部530はさらに、落書領域501の下方に、6枚の編集対象画像のサムネイル502を表示する。
ここで編集対象画像のサムネイル502は、コンテンツデータ取得部520が取得したコンテンツデータに含まれる写真画像群のサムネイルである。ユーザはタッチパネル510をタップすることで、コンテンツデータに含まれる複数の写真画像のサムネイルから、編集対象とする編集対象画像を選択する。編集対象画像取得部570は、ユーザが選択した編集対象画像を落書領域501に表示するとともに、編集対象画像の画像識別子を取得する。
図12に示すように、ユーザが選択した編集対象画像に対応するサムネイルが、選択フレーム513によって強調されて表示される。ユーザは、編集対象画像のサムネイル502のうち任意の一枚のサムネイルをタップして選択することで、落書領域501に表示させる編集対象画像を変更することができる。ユーザはまた、選択フレーム513をドラッグ操作で移動することで、落書領域501に表示する編集対象画像を変更することもできる。この場合、移動後の選択フレーム513が囲むサムネイル502に対応する編集対象画像が、落書領域501に表示される。
落書領域501の側部には、上から、消しゴムボタン504、「進む」ボタン505、および「戻る」ボタン506が配置されている。消しゴムボタン504は、4種類のものが配置されており、3種類の大きさ消しゴムボタンと、すべての落書きを消すための「全消し」ボタンとが配置されている。例えば、ユーザがいずれかの大きさ消しゴムボタンをタップして押下すると、その大きさ消しゴムが設定され、この状態で落書領域501をなぞると、なぞった部分の落書きが消去されるようになっている。また、「全消し」ボタンを押下すると、落書領域501に表示中の編集対象画像に対してなされたすべての落書きが消去される。
「戻る」ボタン506は、直前に行った落書処理を取り消して元に戻すためのボタンである。反対に、「進む」ボタン505は「戻る」ボタン506を押下する直前の落書処理を復活させるためのボタンである。ここで、ユーザが「戻る」ボタン506を押下することは、上述した「アンドゥ操作」に対応する。また、ユーザが「進む」ボタン505を押下することは、上述した「リドゥ操作」に対応する。アンドゥ操作およびリドゥ操作も、編集作業の一種である。ユーザが「進む」ボタン505または「戻る」ボタン506を押下すると、その情報は編集情報生成部580を介して管理サーバ300に送信される。
落書領域501の下方には、絵、模様、図形、文字などを書き込むためのパレットが配置されている。パレットは、複数の領域に分けられている。まず、パレットの上段には、複数のカテゴリーが表示されたカテゴリー領域503が配置されている。ここでは、例として「オススメ」、「スペシャル」、「ペン」、「スタンプ」、「メッセージ」、および「メイク」という6つのカテゴリーが表示されている。
カテゴリー領域503の下方には、詳細ツール領域507が配置されており、上記各カテゴリーに関連した落書用のツールが表示される。例えば、「ペン」というカテゴリーを選択すると、種々の種類のペン(ツール)が表示される。例えば、ペンの例としては、「ボールペン」、「インク」、「筆」、「かすれ」等が、その筆記例とともに詳細ツール領域507に表示される。また、詳細ツール領域507の隣にはペンの色選択領域508が配置され、ユーザはペンの色を選択することもできる。さらに、色選択領域508の隣にはペンの太さ選択領域509が配置され、ユーザはペンの太さを選択することもできる。
なお、色選択領域508や太さ選択領域509は、カテゴリー領域503において選択したカテゴリーに応じてその内容が変更される。例えばカテゴリー領域503においてユーザがスタンプを選択すると、色選択領域508に対応する領域には種々の種類のスタンプ(ツール)が表示される。ユーザはタッチパネルをタップすることでこれらを選択し、その後、落書領域501の任意の位置をタップする。これにより、選択されたツールに応じた編集用画像が、落書領域501に表示された編集対象画像上のタップされた位置に重畳して表示される。
このように、色選択領域508や太さ選択領域509、あるいはスタンプツール等は、編集用画像の候補として落書きアプリケーションによって予め定められた一群の編集用画像といえる。編集用画像取得部550は、タッチパネル510に表示され編集用画像の候補の中から、ユーザが選択した編集用画像を取得する。編集情報生成部580は、編集対象画像取得部570が取得した編集対象画像の画像識別子、編集用画像取得部550が取得した編集用画像の種類及び配置位置を特定するための情報等をもとに、上述した編集情報を生成する。通信部595は、編集情報生成部580が生成した編集情報を外部装置に送信する。タッチパネル510、編集用画像取得部550、および編集対象画像取得部570は、端末装置500のユーザによる落書き編集を司る第1編集部として機能する。
ここで外部装置とは、例えば上述した管理サーバ300である。この他に、例えば異なる端末装置500同士が管理サーバ300を介さずにピアツーピアで通信している場合には、外部装置は他ユーザが所持する別の端末装置500であってもよい。
なお、編集用画像取得部550は、コンテンツデータを生成した遊戯用撮影装置100が設置されている地域によって、タッチパネル510に表示させる一群の編集用画像の候補(例えばスタンプ画像の組合せ)を変更してもよい。この場合、図6に示す管理サーバ300中の落書きツール選択部370が、コンテンツデータに含まれる撮影位置情報をもとに端末装置500中の編集用画像取得部550が表示すべき編集用画像群を選択し、端末装置500に送信する。これは例えば管理サーバ300の記憶部330中に、位置情報と遊戯用撮影装置100の機種情報、および表示すべき編集用画像群を対応付けたテーブルを格納しておき、落書きツール選択部370がそのテーブルを参照することで実現できる。編集用画像取得部550は管理サーバ300から取得した情報にしたがって、タッチパネル510に編集用画像群を表示する。地域によってユーザの嗜好が異なる場合であっても、ユーザの嗜好に合わせた落書きツールを提供できる点で効果がある。
編集情報取得部560は、他の端末装置500が生成した編集情報をネットワーク200を介して受信する。具体的に、編集情報取得部560は他の端末装置500が生成して管理サーバ300に送信した編集情報を管理サーバ300から受信してもよい。あるいは、アドホック通信で接続している他の端末装置500から直接編集情報を受信してもよい。
編集対象画像取得部570は、編集情報取得部560が受信した編集情報から取得した編集対象画像識別子をもとに、コンテンツデータ中の写真画像群に含まれる複数の写真画像のうち、他の端末装置500が編集した編集対象画像を特定する。編集用画像取得部550は、編集情報取得部560が受信した編集情報中の編集用画像識別子や部分画像データ、相対位置情報を取得する。編集用画像取得部550は取得した編集用画像に関する情報をもとに、他の端末装置500が編集した編集対象画像に重畳する編集用画像を取得する。
タッチパネル510は、落書領域501またはサムネイル502に、他の端末装置500が編集した結果を反映して表示する。すなわち、他の端末装置500が編集した編集対象画像を表示する落書領域501またはサムネイル502上に、編集用画像を重畳して表示する。これにより、端末装置500の所有者である第1ユーザは、他の端末装置500の所有者である第2ユーザが作成した落書きを見ることができる。タッチパネル510、編集用画像取得部550、編集情報取得部560、および編集対象画像取得部570は、端末装置500のユーザとは異なる他の端末装置500のユーザによる落書き編集を反映させる第2編集部として機能する。
第1ユーザと第2ユーザとが協働で落書きをする場合には、落書き作業中に相互にコミュニケーションできると便利である。そこでチャット提供部590は、第1ユーザの端末装置500aと第2ユーザの端末装置500bとがともに管理サーバ300に接続しているときは、タッチパネル510にチャット画面512を表示する。第1ユーザと第2ユーザとは、図示しない仮想キーボードを用いて文字を入力し、テキストチャットをすることができる。あるいは、カメラ511を利用してビデオチャットをしたり、図示しないマイクを使ってボイスチャットをしたりするようにしてもよい。これにより、第1ユーザと第2ユーザとが離れた場所にいても、相互にコミュニケーションを取りながらリアルタイムで落書きを楽しむことができる。
<落書きの同期処理>
ここで、第1ユーザと第2ユーザとがリアルタイムで落書きを楽しむためには、互いに異なる端末装置500aおよび端末装置500bでされた落書きを同期する同期処理が重要となる。以下、落書きの同期処理について説明する。
互いに異なる端末装置500で行われる落書きを同期するために、一方のユーザが落書き作業中に一定間隔でその作業画面をサンプリングし、他方のユーザの端末装置500に送信する方法が考えられる。この方法は、例えばサンプリング間隔を短くすることで、一方のユーザのする落書き作業の全てを、他方のユーザに公開することが可能となる。
しかしながら、撮影した写真画像全体と落書き画像全体とを短いサンプリング間隔で送信すると端末装置500間で送受信するデータ量が多くなり、通信帯域を圧迫してリアルタイム性が損なわれる可能性がある。また、管理サーバ300の負荷も増大する。
そこで実施の形態に係る端末装置500は、写真画像そのものや、編集用画像そのものを送信することはしない。その代わり、上述したように、画像群識別子および各写真画像に固有の画像識別子等を各端末装置500間で管理サーバ300を介して送受信する。端末装置500は受信した画像群識別子と画像識別子とを用いて、予め取得しておいた写真画像群の中から編集対象の写真画像を特定する。同様に、端末装置500間で編集用画像式別子や相対位置情報の送受信を行う。端末装置500は、受信した編集用画像識別子及び相対位置を用いて、他の端末装置500で使用された編集用画像を識別し、相対位置情報を用いて、それを該当の写真画像の所定位置に反映する。
限定はしないが、画像群識別子、画像識別子、および編集用画像識別子は10文字から20文字程度の長さの文字列である。また、相対位置情報も2次元の座標データである。このため、写真画像そのものや編集用画像そのものよりもデータ量が格段に小さい。したがって、写真画像そのものや編集用画像そのものを送信する場合と比較して、識別子を送信する場合はネットワーク200や管理サーバ300の負荷を軽減することができる。仮に端末装置500が所定の間隔で生成した画像群識別子、画像識別子、および編集用画像識別子を生成し、管理サーバ300に送信しても、ネットワーク200や管理サーバ300の負荷は小さく、落書き同期処理のリアルタイム性を実現することができる。
実施の形態に係る端末装置500はまた、上述したように、編集用画像を含む領域のみを切り出した部分画像データ、またはその圧縮データを管理サーバ300に送信する場合もある。部分画像データは、当然ながら、切り出す前の画像よりもデータ量は小さい。管理サーバ300は、受信した編集用画像を重畳する編集対象画像は、例えば部分画像とともに受信した編集対象画像識別子を用いて特定する。このように、写真画像全体や編集用画像全体を送信する場合と比較して、一部を切り出した部分画像を送信する場合は、ネットワーク200や管理サーバ300の負荷を軽減することができる。仮に端末装置500が所定の間隔で生成した部分画像を生成し、管理サーバ300に送信しても、ネットワーク200や管理サーバ300の負荷は小さく、落書き同期処理のリアルタイム性を実現することができる。
以上のように、端末装置500は各識別子や部分画像をネットワーク200や管理サーバ300に送信する。これにより、ネットワーク200や管理サーバ300の負荷を軽減することができる。これに代えて、あるいはこれに加えて、端末装置500が管理サーバ300に編集に関する情報を送信するタイミングを、非等間隔とすることもできる。以下この場合について説明する。
上述したように、実施の形態に係る落書きアプリケーションが提供する落書きインタフェースでは、ユーザがスタンプ等の編集用画像を編集対象画像上にドラッグ&ドロップしたり、あるいはペンツールを用いて編集対象画像上に手書きで絵を描いたりすることで実現される。これはすなわち、ユーザの指がタッチパネル510から離れたときに、落書き作業が確定することを意味する。以下、ユーザの指がタッチパネル510から離れることを、説明の便宜上「ペンアップ」と記載する。
実施の形態に係る編集情報生成部580は、タッチパネル510を用いた情報の入力が終了すること、すなわちペンアップが発生することを契機として、編集情報を生成する。通信部は595、編集情報生成部580が編集情報の生成が終了することを契機としてその編集情報を外部装置に送信する。結果として、一方のユーザがした落書きは、そのユーザがペンアップしたタイミングで、他のユーザの端末装置500に送信されることになる。
落書き開始からペンアップまでの時間は、落書きの種類やユーザによって異なる。このため、実施の形態に係る通信部595は、編集情報を一定のタイミングで送信することはない。ユーザによる落書き作業が完了してから編集情報が送信されるため、情報としてもまとまりがよく、また一定間隔で編集情報を送信する場合と比較してネットワーク200や管理サーバ300の負荷を軽減することができる。
なお、他のユーザが選択した編集対象画像のサムネイル502は、他のユーザが選択中であることを明示するために、選択フレーム513によって強調されて表示されてもよい。また編集対象画像取得部570は、あるユーザが選択中の編集対象画像は、別のユーザが編集対象画像として選択することを禁止するようにしてもよい。
<SNSサーバへの投稿>
以上、コンテンツデータに含まれるメールアドレスのユーザ間で、落書きを共有する場合について説明した。ここで写真画像の被写体となったユーザ以外の別の知り合いにも、写真画像や落書きされた写真画像(以下、「写真画像等」という。)を公開できると便利である。そこでSNS公開部515は、タッチパネル510を介してユーザからSNSサーバ400に写真画像等を公開することを指示する公開指示を取得する。SNS公開部515は、ユーザから公開指示を取得すると、指定された写真画像等をSNSサーバ400に送信する。SNSサーバ400はソーシャルネットワーキングサービスを提供するサーバである。SNSサーバ400は、SNSサーバ400に送信された写真画像等を、その写真画像等を送信したユーザが許可する範囲において他のユーザが閲覧することを許可する。これにより、写真画像の被写体となったユーザは、被写体となっていないユーザとの間でも、写真画像等を共有することができる。
<効果>
以上のように、実施の形態に係る画像編集システム600によれば、複数のユーザが協働して写真画像に施す落書き編集を、時間や場所を選ばずに提供することによってユーザビリティが向上し、落書き編集の価値をより高めることができる。特に、画像編集システム600は、2以上のユーザを被写体とする複数の写真画像を含む写真画像群と、2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報とが紐付けられたコンテンツデータを利用する。これにより、写真画像とその被写体のユーザとが対応付けられるので、あるユーザが施した落書き情報を他のユーザ宛に送信することができる。時間や場所を選ばずに落書き編集の場を複数ユーザに共有させることができる。また、実施の形態に係る画像編集システム600では、落書きに関する情報として識別子や部分画像を用いる。これにより、ネットワーク200や管理サーバ300の負荷が軽減され、異なる端末装置500間における落書き同期処理のリアルタイム性を担保することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態に係る遊戯用撮影装置100について説明した。本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
<背景入れ替え処理>
上記では、落書きアプリケーションが提供する落書きインタフェースは、編集対象画像に重畳するための編集用画像を選択または生成するためのインタフェースである。これに加えて、落書きアプリケーションは、編集対象画像の背景を入れ替える背景入れ替え機能を提供してもよい。
図13は、実施の形態の変形例に係る編集画面表示部530が提供する背景入れ替え画面の画面構成を示す図である。図13に示すように、背景入れ替え画面の上部には、6つのプレビュー表示領域Pが設けられている。プレビュー表示領域Pには、コンテンツデータ中の写真画像のサムネイルが表示されている。
プレビュー表示領域Pの下方には、複数の背景画像の候補が表示された、背景画像サンプル表示領域Qが設けられている。ここで、ユーザは、タッチパネル510に表示された背景画像のいずれかをタップして背景画像を選択する。続いてユーザは、プレビュー表示領域Pに表示されたサムネイルのいずれかをタッチすると、選択された背景画像が、予め決められた背景画像と入れ替わった合成画像が表示される。編集画面表示部530は、コンテンツデータ中の背景情報(クロマキーマスク)を参照することで、写真画像から被写体部分のみを抽出し、背景入れ替えを実現することができる。
なお、本願発明は以下に示す項目で特定されてもよい。
[項目1]
複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像を含む画像群と、前記2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報とが紐付けられたコンテンツデータを、ネットワークを介して取得するコンテンツデータ取得部と、
前記コンテンツデータに含まれる複数の画像から、編集対象とする一つの編集対象画像を取得する編集対象画像取得部と、
前記編集対象画像に重畳する編集用画像を取得する編集用画像取得部と、
前記編集用画像とは異なるが、前記編集用画像に関する情報である編集情報を生成する編集情報生成部と、
前記編集対象画像に前記編集用画像を重畳して表示するタッチパネルと、
前記編集情報を、本端末装置とは異なる外部装置に送信する通信部と、
を備えることを特徴とする端末装置。
[項目2]
前記編集情報は、
前記編集対象画像を特定するための編集対象画像識別子と、
前記編集対象画像に重畳する編集用画像を特定する編集用画像識別子または前記編集対象画像に重畳する編集用画像の部分画像の少なくともいずれか一方と、
前記編集対象画像において前記編集用画像を重畳する位置を示す位置情報と、
を含むことを特徴とする項目1に記載の端末装置。
[項目3]
前記編集用画像取得部は、前記タッチパネルに表示され前記編集用画像の候補として定められた一群の編集用画像の中から、本端末装置のユーザが選択した編集用画像を取得することを特徴とする項目1または項目2に記載の端末装置。
[項目4]
前記コンテンツデータは、前記コンテンツデータに含まれる複数の画像が撮影された場所を特定する撮影位置情報をさらに含み、
前記編集用画像取得部は、前記撮影位置情報をもとに、前記タッチパネルに表示させる一群の編集用画像の組合せを変更することを特徴とする項目3に記載の端末装置。
[項目5]
前記編集用画像取得部は、本端末装置のユーザが前記タッチパネルに入力した情報をもとに前記編集用画像を取得し、
前記編集情報生成部は、前記タッチパネルを用いた情報の入力が終了することを契機として前記編集情報を生成し、
前記通信部は、前記編集情報生成部が前記編集情報の生成が終了することを契機として前記編集情報を前記外部装置に送信することを特徴とすることを特徴とする項目1から項目4のいずれかに記載の端末装置。
[項目6]
前記外部装置は、本端末装置と、本端末装置のユーザ以外の他ユーザが所持する他の端末装置とがアクセス可能なサーバであり、
前記編集対象画像取得部は、前記サーバから前記コンテンツデータを取得することを特徴とする項目1から項目5のいずれかに記載の端末装置。
[項目7]
前記他の端末装置が生成して前記サーバに送信した編集情報を前記サーバから取得する編集情報取得部をさらに備え、
前記編集対象画像取得部は、前記編集情報取得部が受信した編集情報から取得した編集対象画像識別子をもとに、前記画像群に含まれる複数の画像のうち前記他の端末装置が編集した編集対象画像を第2編集対象画像として特定し、
前記編集用画像取得部は、前記編集情報取得部が受信した編集情報から取得した編集用画像に関する情報をもとに、前記第2編集対象画像に重畳する編集用画像を第2編集用画像として取得し、
前記タッチパネルは、前記第2編集対象画像に前記第2編集用画像を重畳して表示することを特徴とする]6に記載の端末装置。
[項目8]
前記外部装置は、本端末装置のユーザ以外の他ユーザが所持する他の端末装置であることを特徴とする項目1から項目6に記載の端末装置。
[項目9]
複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像を含む画像群を取得する画像群取得部と、
前記2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
前記画像群と前記ユーザ情報とを紐付けたコンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成部と、
前記コンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を前記2以上のユーザに送信する送信部とを備えることを特徴とする電子機器。
[項目10]
前記送信部は、ネットワークを介して前記電子機器と接続するサーバに前記コンテンツデータを送信し、
前記コンテンツアクセス情報は、前記サーバによって前記2以上のユーザがそれぞれ所持する端末装置にメール送信されることを特徴とする項目9に記載の電子機器。
[項目11]
前記画像群を構成する画像それぞれについて、前記ユーザ以外の被写体である背景領域を示す背景情報を取得する背景処理部と、
前記電子機器の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
前記コンテンツデータ生成部は、前記画像群、前記ユーザ情報、前記背景情報、および前記位置情報を紐付けた前記コンテンツデータを生成することを特徴とする項目9または項目10に記載の電子機器。
[項目12]
前記画像群を生成する撮影部をさらに備えることを特徴とする項目9から項目11に記載の電子機器。
[項目13]
複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像を含む画像群と、前記2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報とが紐付けられたコンテンツデータを、ネットワークを介して取得するコンテンツデータ取得部と、
前記コンテンツデータを格納する記憶部と、
前記コンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を、前記ユーザ情報に含まれるメールアドレス宛にメール送信するメール送信部とを備えることを特徴とするサーバ。
[項目14]
前記2以上のユーザのいずれかのユーザの端末装置から送信された、前記複数の画像のいずれかの画像に重畳する編集用画像に関する編集情報を受信する編集情報取得部と、
取得した前記編集情報と当該編集情報を送信したユーザとを紐付けて前記記憶部に格納する編集履歴管理部と、
取得した前記編集情報を、前記2以上のユーザのうち当該編集情報を送信したユーザ以外のユーザの端末装置に送信する編集情報送信部とをさらに備えることを特徴とする項目13に記載のサーバ。
[項目15]
端末装置に画像編集機能を実現させるプログラムであって、
複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像を含む画像群と、前記2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報とが紐付けられたコンテンツデータを、ネットワークを介して取得する機能と、
前記複数の画像をタッチパネルに表示させる機能と、
前記タッチパネルに入力された情報をもとに、前記コンテンツデータに含まれる複数の画像から編集対象とする一つの編集対象画像を取得する機能と、
前記タッチパネルに入力された情報をもとに、前記編集対象画像に重畳する編集用画像を取得する機能と、
前記編集対象画像に前記編集用画像を重畳してタッチパネルに表示させる機能と、
前記端末装置のユーザによる前記タッチパネルを用いた情報の入力が終了することを契機として、前記編集用画像に関する情報である編集情報を生成する機能と、
前記編集情報を、本端末装置とは異なる外部装置に送信する機能とを含むことを特徴とするプログラム。
[項目16]
電子機器とサーバとを備える画像管理システムであって、
前記電子機器は、
複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像を生成する撮影部と、
前記2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
前記複数の画像と前記ユーザ情報とを紐付けたコンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成部と、
前記コンテンツデータを前記サーバに送信する送信部とを備え、
前記サーバは、
前記電子機器が送信した前記コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得部と、
前記コンテンツデータを格納する記憶部と、
前記コンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を、前記ユーザ情報に含まれるメールアドレス宛にメール送信するメール送信部とを備えることを特徴とする画像管理システム。
[項目17]
複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像を含む画像群と、前記2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報とが紐付けられたコンテンツデータを、ネットワークを介して取得するステップと、
前記コンテンツデータを記憶部に格納するステップと、
前記コンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を、前記ユーザ情報に含まれるメールアドレス宛にメール送信するステップとをプロセッサが実行することを特徴とする情報処理方法。
[項目18]
2以上のユーザと、前記2以上のユーザを被写体とする複数の画像を含む画像群とが紐付けられたコンテンツデータを取得するコンテンツデータ生成部と、
前記複数の画像を表示するタッチパネルと、
前記タッチパネルに入力された情報をもとに、前記コンテンツデータに含まれる複数の画像から編集対象とする一つの編集対象画像を取得する編集対象画像取得部と、
前記タッチパネルに入力された情報をもとに、前記編集対象画像に重畳する編集用画像を取得する編集用画像取得部と、
前記タッチパネルを用いた情報の入力が終了することを契機として、前記編集用画像に関する情報である編集情報を生成する編集情報生成部と、
前記編集情報を、本端末装置と、前記2以上のユーザのうち本端末装置のユーザ以外の他ユーザが所持する他の端末装置とがアクセス可能なサーバに送信する通信部と、
前記他の端末装置が生成して前記サーバに送信した編集情報を前記サーバから受信する受信部とを備え、
前記編集対象画像取得部は、前記編集情報取得部が受信した編集情報をもとに、前記画像群に含まれる複数の画像のうち前記他の端末装置が編集した編集対象画像を第2編集対象画像として特定し、
前記編集用画像取得部は、前記編集情報取得部が受信した編集情報をもとに、前記第2編集対象画像に重畳する編集用画像を第2編集用画像として取得し、
前記タッチパネルは、前記第2編集対象画像に前記第2編集用画像を重畳して表示することを特徴とする端末装置。
120 背景処理部、 130 画像群取得部、 140 ユーザ情報取得部、 150 コンテンツデータ生成部、 160 位置情報取得部、 170 送信部、 200 ネットワーク、 300 管理サーバ、 310 コンテンツデータ取得部、 320 メール送信部、 330 記憶部、 340 編集情報取得部、 350 編集履歴管理部、 360 編集情報送信部、 380 アプリケーション提供部、 400 SNSサーバ、 500,500a,500b 端末装置、 510 タッチパネル、 515 SNS公開部、 520 コンテンツデータ取得部、 530 編集画面表示部、 540 記憶部、 550 編集用画像取得部、 560 編集情報取得部、 570 編集対象画像取得部、 580 編集情報生成部、 590 チャット提供部、 595 通信部、 600 画像編集システム。

Claims (4)

  1. グループ化された複数の画像を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得部と、
    前記コンテンツデータに含まれる複数の画像から、編集対象とする編集対象画像を取得する編集対象画像取得部と、
    前記編集対象画像に対して所定の編集を行う編集部と、
    前記編集部による編集の内容を示す第1編集情報を生成する編集情報生成部と、
    前記複数の画像を送信することなく、前記第1編集情報を本端末装置とは異なる外部装置に送信するとともに、本端末装置とは異なる外部装置から、別の端末装置に係る第2編集情報を受信する通信部とを備え、
    前記編集部は、前記第2編集情報に基づいて、前記複数の画像に含まれる所定の画像に対して編集を行うことを特徴とする端末装置。
  2. 複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像をグループ化した画像群を取得する画像群取得部と、
    前記2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記画像群と前記ユーザ情報とを紐付けたコンテンツデータを生成するコンテンツデータ生成部と、
    前記コンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を前記2以上のユーザに送信する送信部とを備えることを特徴とする電子機器。
  3. 複数回の撮影によって生成された2以上のユーザを被写体とする複数の画像をグループ化した画像群と、前記2以上のユーザそれぞれのメールアドレスを含むユーザ情報とが紐付けられたコンテンツデータを、ネットワークを介して取得するコンテンツデータ取得部と、
    前記コンテンツデータを格納する記憶部と、
    前記コンテンツデータにアクセスするためのコンテンツアクセス情報を、前記ユーザ情報に含まれるメールアドレス宛にメール送信するメール送信部とを備えることを特徴とするサーバ。
  4. 端末装置に画像編集機能を実現させるプログラムであって、前記画像編集機能は、
    グループ化された複数の画像を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得機能と、
    前記複数の画像をタッチパネルに表示させる表示機能と、
    前記タッチパネルに入力された情報をもとに、前記コンテンツデータに含まれる複数の画像から編集対象とする編集対象画像を取得する編集対象画像取得機能と、
    前記タッチパネルに入力された情報をもとに、前記編集対象画像に対して所定の編集を行う第1編集機能と、
    前記編集の内容を示す第1編集情報を生成する編集情報生成機能と、
    前記複数の画像を送信することなく、前記第1編集情報を、前記端末装置とは異なる外部装置に送信する通信機能と、
    前記端末装置とは異なる外部装置から、別の端末装置に係る第2編集情報を受信する受信機能と、
    前記第2編集情報に基づいて、前記複数の画像に含まれる所定の画像に対して編集を行う第2編集機能と、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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