JP2015210347A - ズームレンズ系、撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高倍率でありながらズーム全域に渡って高い光学性能を有し、小型なズームレンズ系を提供する。
【解決手段】ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、撮像素子Sと、を備え、第1レンズ群は、物体側からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子L2を有し、ズーミング動作時には、第1レンズ群は、光軸に沿って移動せず、第2レンズ群、第4レンズ群および撮像素子は光軸に沿って移動し、条件:0.4<D3a/Ir<1.0(ここで、D3a:第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズ素子のうち、最も物体側にあるレンズ素子の中心肉厚、Ir:撮像素子の像高、である)を満足する。
【選択図】図1

Description

本開示は、高倍率でありながらズーム全域に渡って高い光学性能を有し、小型なズームレンズ、及びそのズームレンズを用いる撮像装置に関する。
特許文献1は、高倍率、小型化を実現するため、撮像素子が少なくとも変倍時に光軸方向に移動するようにしたズーム光学系を開示する。
特開2009−217167号公報
本開示は、高倍率でありながらズーム全域に渡って高い光学性能を有し、小型なズームレンズ、及びそのズームレンズを用いる撮像装置を提供することを目的とする。
本開示にかかるズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを有する第4レンズ群と、負のパワーを有する第5レンズ群と、撮像素子と、を備える。そして、前記第1レンズ群は、物体側からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子を有し、ズーミング動作時には、前記第1レンズ群は、光軸に沿って移動せず、前記第2レンズ群、前記第4レンズ群および前記撮像素子は光軸に沿って移動し、下記の条件(1)を満足することを特徴とする。
0.4 < D3a/Ir < 1.0 ・・・(1)
ここで、
D3a:前記第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズ素子のうち、最も物体側にある正のパワーを有するレンズ素子の中心肉厚、
Ir:撮像素子の像高(Ir=ft*tanωt)
ft:望遠端における全系の焦点距離
ωt:望遠端における半画角
である。
本開示によれば、高倍率でありながらズーム全域に渡って高い光学性能を有し、小型なズームレンズ、及びそのズームレンズを用いる撮像装置を提供することができる。
実施の形態1(実施例1)に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ配置図 実施例1に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態の縦収差図 実施例1に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 実施の形態2(実施例2)に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ配置図 実施例2に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態の縦収差図 実施例2に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 実施の形態3(実施例3)に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ配置図 実施例3に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態の縦収差図 実施例3に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 実施の形態1を適用したデジタルスチルカメラの概略構成図
(実施の形態1〜3)
図1、4、7は、各々実施の形態1〜3に係るズームレンズ系のレンズ配置図であり、いずれも無限遠合焦状態にあるズームレンズ系を表している。
各図において、(a)図は広角端(最短焦点距離状態:焦点距離fW)のレンズ構成、(b)図は中間位置(中間焦点距離状態:焦点距離fM=√(fW*fT))のレンズ構成、(c)図は望遠端(最長焦点距離状態:焦点距離fT)のレンズ構成をそれぞれ表している。また各図において、(a)図と(b)図との間に設けられた折れ線の矢印は、上から順に、広角端、中間位置、望遠端の各状態におけるレンズ群の位置を結んで得られる直線である。広角端と中間位置との間、中間位置と望遠端との間は、単純に直線で接続されているだけであり、実際の各レンズ群の動きとは異なる。
さらに各図において、レンズ群に付された矢印は、無限遠合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングを表す。なお、これら図1、4、7では、(a)図に各レンズ群の符号が記載されているため、便宜上、この各レンズ群の符号の下部にフォーカシングを表す矢印を付しているが、各ズーミング状態において、フォーカシングの際に各レンズ群が移動する方向は、実施の形態ごとに後に具体的に説明する。
なお図1、4、7、10及び13において、特定の面に付されたアスタリスク*は、該面が非球面であることを示している。また各図において、各レンズ群の符号に付された記号(+)及び記号(−)は、各レンズ群のパワーの符号に対応する。また各図において、最も右側に記載された直線は、像面S(撮像素子)の位置を表す。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るズームレンズ系を表している。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、平行平板Pと、撮像素子Sと、で構成される。
第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第1レンズ素子L1、第2レンズ素子L2(プリズム)、正のパワーを有する第3レンズ素子L3、正のパワーを有する第4レンズ素子L4、で構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第5レンズ素子L5、負のパワーを有する第6レンズ素子L6、正のパワーを有する第7レンズ素子L7、で構成される。第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7は、接着材で接着される接合レンズである。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第8レンズ素子L8、開口絞りA、負のパワーを有する第9レンズ素子L9、正のパワーを有する第10レンズ素子L10、で構成される。第9レンズ素子L9と第10レンズ素子L10は、接着材で接着される接合レンズである。
第4レンズ群G4は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第11レンズ素子L11、負のパワーを有する第12レンズ素子L12、で構成される。第11レンズ素子L11と第12レンズ素子L12は、接着材で接着される接合レンズである。
第5レンズ群G5は、単レンズであり、負のパワーを有する第13レンズ素子L13で構成される。
各レンズ素子を説明する。
第1レンズ群G1におけるレンズ素子を説明する。第1レンズ素子L1は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。第2レンズ素子L2は、プリズムであり、光軸を90°折り曲げる光学部材である。第3レンズ素子L3は、両凸レンズである。第4レンズ素子L4は、両凸レンズである。
第2レンズ群G2におけるレンズ素子を説明する。第5レンズ素子L5は、両凹レンズであり、像側に非球面形状を有する。第6レンズ素子L6は、両凹レンズである。第7レンズ素子L7は、両凸レンズである。
第3レンズ群G3におけるレンズ素子を説明する。第8レンズ素子L8は、両凸レンズであり、両面に非球面形状を有する。第9レンズ素子L9は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。第10レンズ素子L10は、両凸レンズである。
第4レンズ群G4におけるレンズ素子を説明する。第11レンズ素子L11は、両凸レンズである。第12レンズ素子L12は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズであり、像側に非球面形状を有する。
第5レンズ群G5におけるレンズ素子を説明する。第13レンズ素子L13は、両凹レンズである。
ズームレンズ系において、撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、第4レンズ群G4が単調に物体側へ移動し、第2レンズ群G2と撮像素子Sが単調に像側へと移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5が移動しない。すなわち、ズーミングに際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔及び第5レンズ群G5と撮像素子Sとの間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔及び第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が減少するように、各レンズ群、撮像素子が光軸に沿って移動する。
ズームレンズ系は、無限遠物点合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、第4レンズ群G4が光軸に沿って物体側へ移動する。
なお、第5レンズ群G5(像ぶれ補正レンズ群)は、像のぶれを光学的に補正するために光軸に対して垂直方向に移動する。この第5レンズ群G5によって、全系の振動による像点移動を補正する、すなわち、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2に係るズームレンズ系を表している。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、平行平板Pと、撮像素子Sと、で構成される。
第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第1レンズ素子L1、第2レンズ素子L2(プリズム)、正のパワーを有する第3レンズ素子L3、正のパワーを有する第4レンズ素子L4、で構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第5レンズ素子L5、負のパワーを有する第6レンズ素子L6、正のパワーを有する第7レンズ素子L7、で構成される。第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7は、接着材で接着される接合レンズである。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第8レンズ素子L8、開口絞りA、負のパワーを有する第9レンズ素子L9、正のパワーを有する第10レンズ素子L10、で構成される。第9レンズ素子L9と第10レンズ素子L10は、接着材で接着される接合レンズである。
第4レンズ群G4は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第11レンズ素子L11、負のパワーを有する第12レンズ素子L12、で構成される。第11レンズ素子L11と第12レンズ素子L12は、接着材で接着される接合レンズである。
第5レンズ群G5は、単レンズであり、負のパワーを有する第13レンズ素子L13で構成される。
各レンズ素子を説明する。
第1レンズ群G1におけるレンズ素子を説明する。第1レンズ素子L1は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。第2レンズ素子L2は、プリズムであり、光軸を90°折り曲げる光学部材である。第3レンズ素子L3は、両凸レンズである。第4レンズ素子L4は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。
第2レンズ群G2におけるレンズ素子を説明する。第5レンズ素子L5は、両凹レンズであり、像側に非球面形状を有する。第6レンズ素子L6は、両凹レンズである。第7レンズ素子L7は、両凸レンズである。
第3レンズ群G3におけるレンズ素子を説明する。第8レンズ素子L8は、両凸レンズであり、両面に非球面形状を有する。第9レンズ素子L9は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。第10レンズ素子L10は、両凸レンズである。
第4レンズ群G4におけるレンズ素子を説明する。第11レンズ素子L11は、両凸レンズである。第12レンズ素子L12は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズであり、像側に非球面形状を有する。
第5レンズ群G5におけるレンズ素子を説明する。第13レンズ素子L13は、両凹レンズである。
ズームレンズ系において、撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、第4レンズ群G4が単調に物体側へ移動し、第2レンズ群G2と撮像素子Sが単調に像側へと移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5が移動しない。すなわち、ズーミングに際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔及び第5レンズ群G5と撮像素子Sとの間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔及び第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が減少するように、各レンズ群、撮像素子が光軸に沿って移動する。
ズームレンズ系は、無限遠物点合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、第4レンズ群G4が光軸に沿って物体側へ移動する。
なお、第5レンズ群G5(像ぶれ補正レンズ群)は、像のぶれを光学的に補正するために光軸に対して垂直方向に移動する。この第5レンズ群G5によって、全系の振動による像点移動を補正する、すなわち、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3に係るズームレンズ系を表している。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、平行平板Pと、撮像素子Sと、で構成される。
第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第1レンズ素子L1、第2レンズ素子L2(プリズム)、正のパワーを有する第3レンズ素子L3、正のパワーを有する第4レンズ素子L4、で構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第5レンズ素子L5、負のパワーを有する第6レンズ素子L6、正のパワーを有する第7レンズ素子L7、で構成される。第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7は、接着材で接着される接合レンズである。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第8レンズ素子L8、負のパワーを有する第9レンズ素子L9、開口絞りA、負のパワーを有する第10レンズ素子L10、正のパワーを有する第11レンズ素子L11、で構成される。第8レンズ素子L8と第9レンズ素子L9は、接着材で接着される接合レンズである。第10レンズ素子L10と第11レンズ素子L11は、接着材で接着される接合レンズである。
第4レンズ群G4は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第12レンズ素子L12、負のパワーを有する第13レンズ素子L13、で構成される。第12レンズ素子L12と第13レンズ素子L13は、接着材で接着される接合レンズである。
第5レンズ群G5は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第14レンズ素子L14、負のパワーを有する第15レンズ素子L15で構成される。第14レンズ素子L14と第15レンズ素子L15は、接着材で接着される接合レンズである。
各レンズ素子を説明する。
第1レンズ群G1におけるレンズ素子を説明する。第1レンズ素子L1は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。第2レンズ素子L2は、プリズムであり、光軸を90°折り曲げる光学部材である。第3レンズ素子L3は、両凸レンズである。第4レンズ素子L4は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズであり、両面に非球面形状を有する。
第2レンズ群G2におけるレンズ素子を説明する。第5レンズ素子L5は、両凹レンズであり、像側に非球面形状を有する。第6レンズ素子L6は、両凹レンズである。第7レンズ素子L7は、両凸レンズである。
第3レンズ群G3におけるレンズ素子を説明する。第8レンズ素子L8は、両凸レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第9レンズ素子L9は、両凹レンズである。第10レンズ素子L10は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。第11レンズ素子L11は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。
第4レンズ群G4におけるレンズ素子を説明する。第12レンズ素子L12は、両凸レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第13レンズ素子L13は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズである。
第5レンズ群G5におけるレンズ素子を説明する。第14レンズ素子L14は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズである。第15レンズ素子L15は、両凹レンズである。
ズームレンズ系において、撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、第4レンズ群G4が単調に物体側へ移動し、第2レンズ群G2と撮像素子Sが単調に像側へと移動し、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5が移動しない。すなわち、ズーミングに際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔及び第5レンズ群G5と撮像素子Sとの間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔及び第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が減少するように、各レンズ群、撮像素子が光軸に沿って移動する。
ズームレンズ系は、無限遠物点合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、第4レンズ群G4が光軸に沿って物体側へ移動する。
なお、第5レンズ群G5(像ぶれ補正レンズ群)は、像のぶれを光学的に補正するために光軸に対して垂直方向に移動する。この第5レンズ群G5によって、全系の振動による像点移動を補正する、すなわち、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1から3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
(条件式及び効果等)
以下、例えば実施の形態1から3に係るズームレンズ系が満足することが可能な条件を説明する。なお、実施の形態1から3に係るズームレンズ系に対して、複数の可能な条件が規定されるが、これら複数の条件すべてを満足するズームレンズ系の構成が最も効果的である。しかしながら、個別の条件を満足することにより、それぞれ対応する効果を奏するズームレンズ系を得ることも可能である。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、負のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群と、正のパワーを有する第4レンズ群と、負のパワーを有する第5レンズ群と、撮像素子と、を備える。
第1レンズ群は、物体側からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子を有する。
また、ズーミング動作時には、第1レンズ群は、光軸に沿って移動せず、第2レンズ群、第4レンズ群および撮像素子は光軸に沿って移動する。
そして、例えば、ズームレンズ系は、以下の条件(1)を満足することが望ましい。
0.4 < D3a/Ir < 1.0 ・・・(1)
ここで、
D3a:前記第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズ素子のうち、最も物体側にある正のパワーを有するレンズ素子の中心肉厚、
Ir:撮像素子の像高(Ir=ft*tanωt)
ft:望遠端における全系の焦点距離
ωt:望遠端における半画角
である。
条件(1)は、前記第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズ素子のうち、最も物体側にある正のパワーを有するレンズ素子の中心肉厚と撮像素子の像高の比を規定するための条件である。条件(1)の上限を上回ると、上記レンズ素子の物体側面と像側面の間隔が大きくなりすぎ、諸収差特に球面収差の補正が困難となり好ましくない。また、条件(1)の下限を下回ると、上記レンズ素子の物体側面と像側面の間隔が小さくなりすぎ、諸収差特に球面収差の補正が困難となり、好ましくない。すなわち、条件(1)を満足することで、諸収差特に球面収差を良好に補正でき、ズーム全域に渡って高い光学性能を確保することが可能となる。
なお、さらに以下の条件(1)’、(1)’’の少なくとも1つを満足することにより、前記効果をさらに奏功させることができる。
0.45 < D3a/Ir ・・・(1)’
D3a/Ir < 0.95 ・・・(1)’’
また、第3レンズ群は、開口絞りをさらに備える。
また、第1レンズ群は、4枚のレンズ素子から成る。
更に、たとえば、ズームレンズ系は、以下の条件(2)を満足することが好ましい。
−3.0 < fG1/fG2 < −2.0 ・・・(2)
ここで、
fG1:第1レンズ群の焦点距離、
fG2:第2レンズ群の焦点距離、
である。
条件(2)は、第1レンズ群と第2レンズ群の焦点距離の比を規定するための条件である。条件(2)の上限を上回ると、第1レンズ群の焦点距離が小さくなりすぎ、諸収差の補正が困難となり好ましくない。また、条件(2)の下限を下回ると、第2レンズ群の焦点距離が小さくなりすぎ、諸収差の補正が困難となり、好ましくない。すなわち、条件(2)を満足することで、諸収差特に球面収差を良好に補正でき、ズーム全域に渡って高い光学性能を確保することが可能となる。
なお、さらに以下の条件(2)’、(2)’’の少なくとも1つを満足することにより、前記効果をさらに奏功させることができる。
−2.7 < fG1/fG2 ・・・(2)’
fG1/fG2 < −2.3 ・・・(2)’’
最後に、たとえば、ズームレンズ系は、以下の条件(3)を満足することが好ましい。
2.3 < DL1/fw < 3.7 ・・・(3)
ここで、
DL1:最も物体側のレンズ面頂と前記物体からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子の像側面頂との光軸上での距離、
fw:広角端における全系の焦点距離
である。
条件(3)は、最も物体側のレンズ面頂と前記物体からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子の像側面頂との光軸上での距離と広角端における全系の焦点距離の比を規定するための条件である。条件(3)の上限を上回ると、最も物体側のレンズ面頂と前記物体からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子の像側面頂との光軸上での距離が大きくなりすぎてしまい、小型なズームレンズの実現が困難となり好ましくない。また、条件(3)の下限を下回ると、最も物体側のレンズ面頂と前記物体からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子の像側面頂との光軸上での距離が小さくなりすぎてしまい、周辺の光線が通らなくなり、好ましくない。すなわち、条件(3)を満足することで、広角端の焦点距離などに対する最適な大きさを確保することが可能となる。
なお、さらに以下の条件(3)’、(3)’’の少なくとも1つを満足することにより、前記効果をさらに奏功させることができる。
2.7 < DL1/fw ・・・(3)’
DL1/fw < 3.4 ・・・(3)’’
(実施の形態1を適用したデジタルカメラの概略構成)
図10は、本実施の形態1を適用したデジタルカメラの概略構成を示す。なお、本実施の形態2及び3をデジタルカメラに適用することも可能である。
デジタルカメラは、筐体4と、撮像素子2を含むズームレンズ系1と、モニタ3と、出構成されている。
ズームレンズ系1は、第2レンズG2と、第4レンズ群G4と、撮像素子2と、がズーミングの際に移動するように、筐体4に含まれるアクチュエータやレンズ枠が構成されている。
なお、以上説明した実施の形態1に係るズームレンズ系をデジタルカメラに適用した例を示したが、スマートフォン等に適用することもできる。
(数値実施例)
以下、実施の形態1〜3に係るズームレンズ系を具体的に実施した数値実施例を説明する。なお、各数値実施例において、表中の長さの単位はすべて「mm」であり、画角の単位はすべて「°」である。また、各数値実施例において、rは曲率半径、dは面間隔、ndはd線に対する屈折率、νdはd線に対するアッベ数である。また、各数値実施例において、*印を付した面は非球面であり、非球面形状は次式で定義している。
ここで、
Z:光軸からの高さがhの非球面上の点から、非球面頂点の接平面までの距離、
h:光軸からの高さ、
r:頂点曲率半径、
κ:円錐定数、
An:n次の非球面係数
である。
図2、5、8は、各々実施例1〜3に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態の縦収差図である。
各縦収差図において、(a)図は広角端、(b)図は中間位置、(c)図は望遠端における各収差を表す。各縦収差図は、左側から順に、球面収差(SA(mm))、非点収差(AST(mm))、歪曲収差(DIS(%))を示す。球面収差図において、縦軸はFナンバー(図中、Fで示す)を表し、実線はd線(d−line)、短破線はF線(F−line)、長破線はC線(C−line)の特性である。非点収差図において、縦軸は像高(図中、Hで示す)を表し、実線はサジタル平面(図中、sで示す)、破線はメリディオナル平面(図中、mで示す)の特性である。歪曲収差図において、縦軸は像高(図中、Hで示す)を表す。
図3、6、9は、各々実施の形態1〜3に係るズームレンズ系の望遠端における横収差図である。
各横収差図において、上段3つの収差図は、望遠端における像ぶれ補正を行っていない基本状態、下段3つの収差図は、像ぶれ補正レンズ群を光軸と垂直な方向に所定量移動させた望遠端における像ぶれ補正状態に、それぞれ対応する。基本状態の各横収差図のうち、上段は最大像高の70%の像点における横収差、中段は軸上像点における横収差、下段は最大像高の−70%の像点における横収差に、それぞれ対応する。像ぶれ補正状態の各横収差図のうち、上段は最大像高の70%の像点における横収差、中段は軸上像点における横収差、下段は最大像高の−70%の像点における横収差に、それぞれ対応する。また各横収差図において、横軸は瞳面上での主光線からの距離を表し、実線はd線(d−line)、短破線はF線(F−line)、長破線はC線(C−line)の特性である。なお各横収差図において、メリディオナル平面を、第1レンズ群G1の光軸と第3レンズ群G3(実施例1〜5)の光軸とを含む平面としている。
なお、各実施例のズームレンズ系について、望遠端における、像ぶれ補正状態での像ぶれ補正レンズ群の光軸と垂直な方向への移動量は、以下に示すとおりである。
実施例1 0.220mm
実施例2 0.220mm
実施例3 0.159mm
撮影距離が∞で望遠端において、ズームレンズ系が所定の角度だけ傾いた場合の像偏心量は、像ぶれ補正レンズ群が光軸と垂直な方向に上記の各値だけ平行移動するときの像偏心量に等しい。
各横収差図から明らかなように、軸上像点における横収差の対称性は良好であることがわかる。また、+70%像点における横収差と−70%像点における横収差とを基本状態で比較すると、いずれも湾曲度が小さく、収差曲線の傾斜がほぼ等しいことから、偏心コマ収差、偏心非点収差が小さいことがわかる。このことは、像ぶれ補正状態であっても充分な結像性能が得られていることを意味している。また、ズームレンズ系の像ぶれ補正角が同じ場合には、ズームレンズ系全体の焦点距離が短くなるにつれて、像ぶれ補正に必要な平行移動量が減少する。したがって、いずれのズーム位置であっても、所定の角度までの像ぶれ補正角に対して、結像特性を低下させることなく充分な像ぶれ補正を行うことが可能である。
(数値実施例1)
(表1)
面データ
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 56.10040 0.70000 2.00069 25.5
2 13.96250 2.61690
3 ∞ 11.75100 2.00069 25.5
4 ∞ 0.15000
5 29.74540 2.54700 1.59282 68.6
6 -23.20680 0.15000
7 17.67040 2.10110 1.59282 68.6
8 -979.51420 可変
9 -24.71670 0.40000 1.88202 37.2
10* 10.40570 1.20440
11 -9.60610 0.40000 1.77250 49.6
12 10.01390 0.01000 1.56732 42.8
13 10.01390 1.35040 1.94595 18.0
14 -55.89080 可変
15* 7.01570 2.39420 1.77200 50.0
16* -24.74240 0.60000
17(絞り) ∞ 1.49020
18 54.94630 0.40000 2.00069 25.5
19 4.96920 0.01000 1.56732 42.8
20 4.96920 3.06570 1.48749 70.4
21 -8.66830 可変
22 26.22400 2.24080 1.56732 42.8
23 -4.37640 0.01000 1.56732 42.8
24 -4.37640 0.40000 1.88202 37.2
25* -10.80810 可変
26 -12.27440 0.40000 1.59282 68.6
27 26.42720 可変
28 ∞ 1.00000 1.51680 64.2
29 ∞ BF
像面 ∞

非球面データ
第10面
K= 0.00000E+00, A4= 1.21824E-05, A6=-9.48318E-07, A8= 5.66317E-07
A10=-1.93940E-08
第15面
K= 0.00000E+00, A4=-2.81104E-04, A6=-2.02035E-06, A8= 6.46970E-08
A10=-2.38668E-09
第16面
K= 0.00000E+00, A4= 4.26038E-04, A6=-4.66971E-06, A8= 1.95989E-07
A10=-4.12556E-09
第25面
K= 0.00000E+00, A4=-4.82539E-04, A6=-1.84883E-05, A8= 1.52927E-06
A10=-8.63887E-08

各種データ
ズーム比 6.56267
広角 中間 望遠
焦点距離 4.6200 11.8388 30.3198
Fナンバー 2.07005 4.47015 6.10277
画角 41.3747 18.1705 7.2057
像高 3.3000 3.9020 3.9020
レンズ全長 52.6856 55.8661 60.4741
BF 0.50806 0.49990 0.47415
d8 0.6000 6.0471 10.0799
d14 9.7799 4.3328 0.3000
d21 3.3000 2.1442 3.6059
d25 2.1059 3.2617 1.8000
d27 1.0000 4.1887 8.8225
入射瞳位置 11.1407 16.9851 24.3034
射出瞳位置 -9.0882 -12.0440 -16.9782
前側主点位置 13.5365 17.6506 1.9489
後側主点位置 48.0655 44.0273 30.1543

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -18.7318
2 3 ∞
3 5 22.3910
4 7 29.3021
5 9 -8.2582
6 11 -6.2909
7 13 9.0679
8 15 7.3206
9 18 -5.4814
10 20 6.9945
11 22 6.7909
12 24 -8.5883
13 26 -14.0842

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 15.45992 20.01600 12.23655 26.31987
2 9 -5.87043 3.36480 0.36575 1.38574
3 15 9.00576 7.96010 0.75299 2.08093
4 22 31.38295 2.65080 1.03765 1.99624
5 26 -14.08420 0.40000 0.07934 0.22918
ズームレンズ群倍率
群 始面 広角 中間 望遠
1 1 0.00000 0.00000 0.00000
2 9 -0.39326 -0.61921 -1.07759
3 15 -0.77070 -1.19052 -1.44725
4 22 0.84561 0.74634 0.73154
5 26 1.16601 1.39184 1.71902
(数値実施例2)
(表2)
面データ
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 27.56350 0.70000 2.00069 25.5
2 11.11080 2.94100
3 ∞ 10.78920 2.00069 25.5
4 ∞ 0.15000
5 22.34190 2.61180 1.59282 68.6
6 -20.84800 0.15000
7 19.49670 1.56440 1.59282 68.6
8 131.55530 可変
9 -18.83430 0.40000 1.88202 37.2
10* 10.58900 1.10470
11 -10.21640 0.40000 1.77250 49.6
12 11.95920 0.01000 1.56732 42.8
13 11.95920 1.31270 1.94595 18.0
14 -34.94260 可変
15* 6.64610 1.79000 1.77200 50.0
16* -77.35860 0.60000
17(絞り) ∞ 1.87940
18 15.76740 0.40000 2.00069 25.5
19 4.16670 0.01000 1.56732 42.8
20 4.16670 3.05030 1.48749 70.4
21 -13.22440 可変
22 16.60860 2.24980 1.56732 42.8
23 -5.20780 0.01000 1.56732 42.8
24 -5.20780 0.40000 1.88202 37.2
25* -13.51690 可変
26 -16.48000 0.40000 1.59282 68.6
27 17.63800 可変
28 ∞ 1.00000 1.51680 64.2
29 ∞ BF
像面 ∞

非球面データ
第10面
K= 0.00000E+00, A4=-9.59780E-05, A6= 5.83029E-06, A8=-5.42219E-07
A10= 2.27981E-08
第15面
K= 0.00000E+00, A4=-2.39535E-04, A6=-5.66994E-06, A8= 1.17890E-07
A10= 1.35189E-09
第16面
K= 0.00000E+00, A4= 3.13038E-04, A6=-7.71998E-06, A8= 4.18985E-07
A10=-4.70317E-09
第25面
K= 0.00000E+00, A4=-4.40564E-04, A6=-4.57309E-06, A8=-1.66009E-07
A10= 3.30806E-09

各種データ
ズーム比 5.61545
広角 中間 望遠
焦点距離 5.1998 12.2995 29.1993
Fナンバー 2.37008 4.54527 6.10095
画角 37.1917 17.5013 7.4962
像高 3.4000 3.9020 3.9020
レンズ全長 51.0772 53.8186 58.2749
BF 0.50647 0.50964 0.47502
d8 0.6000 5.7046 9.4334
d14 9.1334 4.0287 0.3000
d21 3.1268 2.0000 3.5325
d25 2.3509 3.4778 1.9453
d27 1.4363 4.1746 8.6654
入射瞳位置 11.0650 16.4180 22.4757
射出瞳位置 -9.7062 -12.1685 -17.0460
前側主点位置 13.6174 16.7853 3.0133
後側主点位置 45.8773 41.5191 29.0756

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -19.0057
2 3 ∞
3 5 18.6108
4 7 38.4106
5 9 -7.6362
6 11 -7.0766
7 13 9.5489
8 15 8.0021
9 18 -5.7587
10 20 6.8958
11 22 7.2593
12 24 -9.8267
13 26 -14.3090

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 15.42420 18.90640 11.96925 24.82535
2 9 -6.08071 3.22740 0.19626 1.15495
3 15 9.30291 7.72970 0.09029 1.64178
4 22 25.59627 2.65980 0.56397 1.52591
5 26 -14.30900 0.40000 0.12077 0.27074
ズームレンズ群倍率
群 始面 広角 中間 望遠
1 1 0.00000 0.00000 0.00000
2 9 -0.42034 -0.64954 -1.07952
3 15 -0.87517 -1.34457 -1.60263
4 22 0.76953 0.66045 0.64598
5 26 1.19088 1.38247 1.69390
(数値実施例3)
(表3)
面データ
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 54.74120 0.70000 1.99990 25.5
2 11.94040 2.69330
3 ∞ 11.10670 1.90366 31.3
4 ∞ 0.15000
5 31.82220 2.81780 1.59282 68.6
6 -17.34530 0.15000
7* 16.85750 1.57130 1.48700 70.4
8* 86.18660 可変
9 -27.23170 0.40000 1.85135 40.1
10* 11.64200 1.32050
11 -10.68970 0.40000 1.76802 49.8
12 13.80910 0.01000 1.56732 42.8
13 13.80910 1.38150 1.94595 18.0
14 -37.16650 可変
15* 7.44010 3.40000 1.73550 53.8
16 -34.71650 0.01000 1.56732 42.8
17 -34.71650 0.40000 1.95488 29.4
18 352.73130 0.60000
19(絞り) ∞ 1.10000
20 7.89260 0.40000 1.99748 25.6
21 4.36980 0.01000 1.56732 42.8
22 4.36980 2.26520 1.50817 59.0
23 12.19860 可変
24* 6.65480 2.11810 1.52022 54.4
25 -7.37490 0.01000 1.56732 42.8
26 -7.37490 0.40000 1.88300 40.8
27 -23.01570 可変
28 -34.43510 1.75790 1.48749 70.4
29 -4.89990 0.01000 1.56732 42.8
30 -4.89990 0.40000 1.88300 40.8
31 288.94590 可変
32 ∞ 1.00000 1.51680 64.2
33 ∞ BF
像面 ∞

非球面データ
第7面
K= 0.00000E+00, A4=-1.89463E-05, A6= 2.92775E-07, A8=-1.83384E-09
A10=-3.74809E-10
第8面
K= 0.00000E+00, A4=-2.28712E-05, A6= 7.86270E-07, A8=-2.15397E-08
A10=-1.18963E-10
第10面
K= 0.00000E+00, A4= 1.83732E-06, A6= 1.79275E-07, A8= 8.91356E-08
A10= 6.60673E-09
第15面
K= 0.00000E+00, A4=-2.27054E-04, A6=-2.55160E-06, A8= 1.67906E-09
A10=-1.25196E-09
第24面
K= 0.00000E+00, A4=-1.38284E-04, A6= 1.27413E-05, A8=-5.92596E-07
A10= 6.72802E-08

各種データ
ズーム比 6.56303
広角 中間 望遠
焦点距離 4.8002 12.3009 31.5038
Fナンバー 2.07041 4.57459 6.10237
画角 39.5980 17.3163 6.9026
像高 3.4000 3.9020 3.9020
レンズ全長 57.0862 59.9938 63.9791
BF 0.50595 0.50181 0.47929
d8 0.6000 7.3449 12.5631
d14 12.5631 5.8182 0.6000
d23 2.8348 2.0000 2.0000
d27 2.0000 2.8348 2.8348
d31 2.0000 4.9118 8.9196
入射瞳位置 10.4163 16.3207 24.3626
射出瞳位置 -8.6773 -11.3834 -15.3912
前側主点位置 12.7074 15.8905 -6.6704
後側主点位置 52.2860 47.6929 32.4753

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -15.3989
2 3 ∞
3 5 19.3497
4 7 42.7146
5 9 -9.5343
6 11 -7.7901
7 13 10.7857
8 15 8.6253
9 17 -33.0827
10 20 -10.4050
11 22 12.2085
12 24 7.0908
13 26 -12.4394
14 28 11.4946
15 30 -5.4531

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 17.40636 19.18910 13.30190 28.72482
2 9 -7.22202 3.51200 0.27349 1.26673
3 15 11.58672 8.18520 -2.34198 1.68045
4 24 14.65260 2.52810 -0.09380 0.81848
5 28 -10.05955 2.16790 1.00750 1.79198
ズームレンズ群倍率
群 始面 広角 中間 望遠
1 1 0.00000 0.00000 0.00000
2 9 -0.38320 -0.59678 -1.04918
3 15 -1.06602 -2.04469 -3.11822
4 24 0.49932 0.35291 0.27155
5 28 1.35202 1.64106 2.03723

(条件の対応値)
以下、条件の対応値を示す。


本開示に係るズームレンズ系は、デジタルスチルカメラ、交換レンズ式デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話機器のカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)のカメラ、監視システムにおける監視カメラ、Webカメラ、車載カメラ等に適用可能であり、特にデジタルスチルカメラシステム、デジタルビデオカメラシステムといった高画質が要求される撮影光学系に好適である。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
L1 第1レンズ素子
L2 第2レンズ素子
L3 第3レンズ素子
L4 第4レンズ素子
L5 第5レンズ素子
L6 第6レンズ素子
L7 第7レンズ素子
L8 第8レンズ素子
L9 第9レンズ素子
L10 第10レンズ素子
L11 第11レンズ素子
L12 第12レンズ素子
L13 第13レンズ素子
A 開口絞り
P 平行平板
S 像面
1 ズームレンズ系
2 撮像素子
3 モニタ
4 筐体

Claims (6)

  1. 物体側から像側へと順に、
    正のパワーを有する第1レンズ群と、
    負のパワーを有する第2レンズ群と、
    正のパワーを有する第3レンズ群と、
    正のパワーを有する第4レンズ群と、
    負のパワーを有する第5レンズ群と、
    撮像素子と、
    を備え、
    前記第1レンズ群は、物体側からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子を有し、
    ズーミング動作時には、前記第1レンズ群は、光軸に沿って移動せず、前記第2レンズ群、前記第4レンズ群および前記撮像素子は光軸に沿って移動し、
    下記の条件(1)を満足することを特徴とするズームレンズ系:
    0.4 < D3a/Ir < 1.0 ・・・(1)
    ここで、
    D3a:前記第3レンズ群に含まれる正のパワーを有するレンズ素子のうち、最も物体側にある正のパワーを有するレンズ素子の中心肉厚、
    Ir:撮像素子の像高(Ir=ft*tanωt)
    ft:望遠端における全系の焦点距離
    ωt:望遠端における半画角
    であるズームレンズ系。
  2. 前記第3レンズ群は、開口絞りをさらに備える、
    請求項1に記載のズームレンズ系。
  3. 前記第1レンズ群は、4枚のレンズ素子から成る、
    請求項1に記載のズームレンズ系。
  4. 以下の条件(2)を満足する請求項1に記載のズームレンズ系:
    −3.0 < fG1/fG2 < −2.0 ・・・(2)
    ここで、
    fG1:第1レンズ群の焦点距離、
    fG2:第2レンズ群の焦点距離、
    であるズームレンズ系。
  5. 以下の条件(3)を満足する請求項1に記載のズームレンズ系:
    2.3 < DL1/fw < 3.7 ・・・(3)
    ここで、
    DL1:最も物体側のレンズ面頂と前記物体からの光線を折り曲げるための反射面を有するレンズ素子の像側面頂との光軸上での距離、
    fw:広角端における全系の焦点距離
    であるズームレンズ系。
  6. 請求項1に記載のズームレンズ系と、
    前記ズームレンズ系の撮像素子によって撮像された画像データを表示する表示部と、
    を有する撮像装置。
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