JP2015207490A - 燃料電池の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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英樹 渡辺
田代 啓一
Keiichi Tashiro
啓一 田代
庸男 歳桃
Tsuneo Saito
庸男 歳桃
宏和 田林
Hirokazu Tabayashi
宏和 田林
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Futoshi Kojima
太 小島
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Abstract

【課題】クリーンな環境下で、簡便な方法によって、支持部及びセパレータ間の接着性が向上した燃料電池を製造する燃料電池の製造方法を提供する。
【解決手段】膜電極接合体20を支持する支持部50の表面57を改質して表面自体の性状を変化させる表面改質工程S041と、表面改質工程において改質された支持部の表面に、接着剤Sを塗布する塗布工程S042と、塗布工程において塗布された接着剤を介して、セパレータ30を支持部に接合する接合工程S043と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、燃料電池の製造方法及び製造装置に関する。
近年、環境負荷の少ない電源として燃料電池が注目されている。燃料電池は、電極反応による生成物が原理的に水であり、地球環境への悪影響がほとんどないクリーンな発電システムである。特に固体高分子型燃料電池(PEFC)は、比較的低温で作動することから、電気自動車用電源として期待されている。
このような燃料電池の製造方法は、例えば、セパレータをプレス成形する工程、セパレータを溶接(接合)する工程、及びセパレータを表面処理する工程を有する。燃料電池の製造方法はさらに、セパレータ及び膜電極接合体が組み込まれたモジュールを組み立てる工程、モジュールからスタックを組み立てる工程を有する。これに関連して、例えば下記の特許文献1には、セパレータの形成からモジュールの組立までを連続的に実施する燃料電池の製造方法が開示されている。
一方、モジュールを組み立てる工程は、膜電極接合体を支持する支持部に、接着剤を用いて、セパレータを接合する工程を有する。一般的に、支持部及び接着剤間の接着性は良好ではない。したがって、支持部及び接着剤間の接着性を向上させるために、例えば、スチレン系のプライマー処理を支持部に施す場合がある。このプライマー処理を施すと、プライマーが塗られた表面と接着剤の密着性が向上することで、支持部及び接着剤間の接着性が向上し、結果的に支持部及びセパレータ間の接着性が向上する。このとき、支持部及び接着剤は、プライマーを介して接合される。接着のメカニズムには、表面形状等に左右される機械的結合、材料の分子同士の結合力による物理的相互作用、化学処理等による化学的相互作用があることが、一般的に知られている。しかしながら、プライマー処理によってどの結合力が向上するか、特定出来ず、プライマーの選定は、経験上から実験的に得られた情報から選定している。
特開2005−190946号公報
しかしながら、上述のプライマー処理を支持部に施す際に、プライマーを支持部に塗布する工程、塗布されたプライマーを乾燥する工程が必要となり、結果的にリードタイムが長くなり、生産性を向上させることが困難である。また、プライマーの塗布及び乾燥を行う際に、大量の揮発性有機化合物(VOC)が伴うため、対策として排気設備が必要となり、製造コストが増大するという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、クリーンな環境下で、簡便な方法によって、支持部及びセパレータ間の接着性が向上した燃料電池を製造する燃料電池の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る燃料電池の製造方法は、電解質膜の両面にアノード及びカソードの電極層を備える膜電極接合体と、セパレータと、を有する燃料電池を製造する燃料電池の製造方法である。燃料電池の製造方法は、前記膜電極接合体を支持する支持部の、前記セパレータが積層される側の表面を改質して前記表面自体の性状を変化させる表面改質工程と、前記表面改質工程において改質された前記表面に、接着剤を塗布する塗布工程と、を有する。また、燃料電池の製造方法は、前記塗布工程において塗布された前記接着剤を介して、前記セパレータを前記支持部に接合する接合工程をさらに有する。
また、上記目的を達成する本発明に係る燃料電池の製造装置は、電解質膜の両面にアノード及びカソードの電極層を備える膜電極接合体と、セパレータと、を有する燃料電池を製造する燃料電池の製造装置である。燃料電池の製造装置は、前記膜電極接合体を支持する支持部の、前記セパレータが積層される側の表面を改質して前記表面自体の性状を変化させる表面改質手段と、前記表面改質手段によって改質された前記表面に、接着剤を塗布する塗布手段と、を有する。また、燃料電池の製造装置は、前記塗布手段によって塗布された前記接着剤を介して、前記セパレータを前記支持部に接合する接合手段をさらに有する。
上記の燃料電池の製造方法であれば、表面改質工程において改質された支持部の表面に、塗布工程において接着剤が塗布される。このため、プライマー処理を施すことなく、支持部の表面と接着剤間の接着性を向上させることができる。したがって、クリーンな環境下で、簡便な方法によって、支持部及びセパレータ間の接着性が向上した燃料電池を製造する燃料電池の製造方法を提供することができる。
また、上記の燃料電池の製造装置であれば、表面改質手段によって改質された支持部の表面に、塗布手段によって接着剤が塗布される。このため、プライマー処理を施すことなく、支持部の表面と接着剤間の接着性を向上させることができる。したがって、クリーンな環境下で、簡便な方法によって、支持部及びセパレータ間の接着性が向上した燃料電池を製造する燃料電池の製造装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る燃料電池を示す斜視図である。 燃料電池の積層構造の一部を示す要部拡大断面図である。 支持部が膜電極接合体を支持する様子を示す図である。 表面改質手段を示す斜視図である。 燃料電池の製造方法を説明するためのフローチャートである。 モジュール化工程を説明するためのフローチャートである。 塗布手段によって、支持部の表面に接着剤を塗布する様子を示す図である。 接合手段によって、セパレータを支持部に接合する様子を示す図である。 プラズマが照射される前の支持部の表面における状態を模式的に示す図である。 プラズマが照射された後の支持部の表面における状態を模式的に示す図である。 活性化された表面に対し、接着剤中の官能基が結合する様子を示す図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池1を示す斜視図である。図2は、燃料電池1の積層構造の一部を示す要部拡大断面図である。図3は、支持部50が膜電極接合体20を支持する様子を示す図である。
燃料電池1は、図1に示すように、燃料ガス(水素)と酸化剤ガス(酸素)との反応により起電力を生じる単セル2を所定数だけ積層した積層体3を有している。積層体3の両端のそれぞれに、集電板4、絶縁板5及びエンドプレート6を配置し、これらをタイロッドボルト7により締結することによって、燃料電池1を構成する。燃料電池1内部において燃料ガス、酸化剤ガス、及び冷却水のそれぞれを流通させるために、一方のエンドプレート6に、6つの貫通孔が形成される。6つの貫通孔は、燃料ガス導入口8、燃料ガス排出口9、酸化剤ガス導入口10、酸化剤ガス排出口11、冷却水導入口12、及び冷却水排出口13を構成する。
単セル2は、図2,3に示すように、電解質膜21の両面にアノード及びカソードの電極層(アノード側電極23、カソード側電極22)を備える膜電極接合体20と、膜電極接合体20を支持する支持部50と、を有する。単セル2は、膜電極接合体20の両面のそれぞれに配置される燃料電池用金属セパレータ30(以下、単にセパレータ30と称する)をさらに有する。
膜電極接合体20は、図2に示すように、電解質膜21と、カソード側電極22と、アノード側電極23と、を有する。また、膜電極接合体20は、図3に示すように、矩形形状に構成される。
カソード側電極22は、カソード側触媒層221及びカソード側ガス拡散層222を有する。
カソード側触媒層221は、触媒成分、触媒成分を担持する導電性の触媒担体及び電解質を含んでおり、酸素の還元反応が進行する触媒層であり、電解質膜21の一方の側に配置される。
カソード側ガス拡散層222は、カソード側触媒層221に酸化剤ガスを供給するため、十分なガス拡散性及び導電性を有する。カソード側ガス拡散層222は、カソード側触媒層221の電解質膜21が配置される面と反対側の面に配置される。
アノード側電極23は、アノード側触媒層231及びアノード側ガス拡散層232を有する。
アノード側触媒層231は、触媒成分、触媒成分を担持する導電性の触媒担体及び電解質を含んでおり、水素の酸化反応が進行する触媒層であり、電解質膜21の他方の側に配置される。
アノード側ガス拡散層232は、アノード側触媒層231に燃料ガスを供給するため、十分なガス拡散性及び導電性を有する。アノード側ガス拡散層232は、アノード側触媒層231の電解質膜21が配置される面と反対側の面に配置される。
電解質膜21は、アノード側触媒層231で生成したプロトンをカソード側触媒層221へ選択的に透過させる機能及びアノード側に供給される燃料ガスとカソード側に供給される酸化剤ガスとを混合させないための隔壁としての機能を有する。
セパレータ30は、単セル2を電気的に直列接続する機能及び燃料ガス、酸化剤ガス及び冷却水を互いに遮断する隔壁としての機能を有する。セパレータ30は、例えば、ステンレス鋼板にプレス加工を施すことで成形され、図2に示すように、流路溝を成形するために凹凸形状を有している。ステンレス鋼板は、複雑な機械加工を施しやすくかつ導電性が良好である点で好ましく、必要に応じて、耐食性のコーティングを施すことも可能である。セパレータ30は、膜電極接合体20の両面のそれぞれに配置されることによって、燃料ガスを流通させるための燃料ガス流路31、酸化剤ガスを流通させるための酸化剤ガス流路32、及び冷却水を流通させるための冷却水流路33を形成している。
支持部50は、図2,3に示すように、膜電極接合体20の外周に設けられ膜電極接合体20を支持する。支持部50は、熱可塑性樹脂が射出成形されることによって成形される。支持部50を射出成形によって成形する際、熱可塑性樹脂がガス拡散層222,232の外周部に含浸することによって、支持部50及び膜電極接合体20が一体化して、支持部50が膜電極接合体20を支持する。したがって、膜電極接合体20のハンドリング性が向上する。支持部50は、図3に示すように、エンドプレート6に対応して、燃料ガス導入口51、燃料ガス排出口52、酸化剤ガス導入口53、酸化剤ガス排出口54、冷却水導入口55、及び冷却水排出口56を有する。
セパレータ30及び支持部50は、図2に示すように、接着剤Sを介して接合される。支持部50の、セパレータ30が積層される側の表面57は、後述するようにプラズマが照射されることによって改質される。このため、支持部50の表面57及び接着剤S間の接着性が向上する。
燃料ガスは、燃料ガス導入口8から導入され、セパレータ30の燃料ガス流路31を流れ、燃料ガス排出口9から排出される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス導入口10から導入され、セパレータ30の酸化剤ガス流路32を流れ、酸化剤ガス排出口11から排出される。冷却水は、冷却水導入口12から導入され、セパレータ30の冷却水流路33を流れ、冷却水排出口13から排出される。
次に、各構成部品の材質及びサイズなどについて記述する。
電解質膜21は、パーフルオロカーボンスルホン酸系ポリマーから構成されるフッ素系電解質膜、スルホン酸基を有する炭化水素系樹脂膜、リン酸やイオン性液体等の電解質成分を含浸した多孔質状の膜を、適用することが可能である。パーフルオロカーボンスルホン酸系ポリマーは、例えば、ナフィオン(登録商標、デュポン株式会社製)、アシプレックス(登録商標、旭化成株式会社製)、フレミオン(登録商標、旭硝子株式会社製)である。多孔質状の膜は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)から成形される。
電解質膜21は、特に限定されないが、強度、耐久性及び出力特性の観点から5〜30μmが好ましく、より好ましくは10〜200μmである。
触媒層221,231のうちカソード側触媒層221に用いられる触媒成分は、酸素の還元反応に触媒作用を有するものであれば、特に限定されない。触媒層221,231のうちアノード側触媒層231に用いられる触媒成分は、水素の酸化反応に触媒作用を有するものであれば、特に限定されない。
触媒成分は、例えば、白金、ルテニウム、イリジウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、タングステン、鉛、鉄、クロム、コバルト、ニッケル、マンガン、バナジウム、モリブデン、ガリウム、アルミニウム等の金属、及びそれらの合金等などから選択される。触媒活性、一酸化炭素等に対する耐被毒性、耐熱性などを向上させるために、少なくとも白金を含むものが好ましい。カソード側触媒層221及びアノード側触媒層231に適用される触媒成分は、同一である必要はなく、適宜変更することが可能である。
触媒層221,231に用いられる触媒の導電性担体は、触媒成分を所望の分散状態で担持するための比表面積、及び集電体として十分な電子導電性を有しておれば、特に限定されないが、主成分がカーボン粒子であることが好ましい。カーボン粒子は、例えば、カーボンブラック、活性炭、コークス、天然黒鉛、人造黒鉛から構成される。
触媒層221,231に用いられる電解質は、少なくとも高いプロトン伝導性を有する部材であれば、特に限定されない。具体的には例えば、ポリマー骨格の全部又は一部にフッ素原子を含むフッ素系電解質や、ポリマー骨格にフッ素原子を含まない炭化水素系電解質が適用可能である。触媒層221,231に用いられる電解質は、電解質膜21に用いられる電解質と同一であっても異なっていてもよいが、電解質膜21に対する触媒層221,231の密着性を向上させる観点から、同一であることが好ましい。
触媒層221,231の厚みは、水素の酸化反応(アノード側)及び酸素の還元反応(カソード側)の触媒作用が十分発揮できる厚みであれば、特に制限されず、従来と同様の厚みが使用できる。具体的には、各触媒層の厚みは、1〜10μmが好ましい。
ガス拡散層222,232は、例えば、炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロス、カーボンペーパー、またはカーボンフェルトから成形される。ガス拡散層222,232は、撥水剤を含ませることで、撥水性をより高めてフラッディング現象などを防ぐことが好ましい。撥水剤は、特に限定されないが、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリヘキサフルオロプロピレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)などのフッ素系の高分子材料、ポリプロピレン、ポリエチレンである。
ガス拡散層222,232の厚さは、機械的強度及びガスや水などの透過距離を考慮して、30〜500μm程度が好ましい。なお、撥水性は、独立した層を成形することによって、向上させることも可能である。
セパレータ30は、上述したようにステンレス鋼板から構成される。しかしながら、ステンレス鋼板に限定されず、その他の金属材料(例えば、アルミニウム板やクラッド材)、緻密カーボングラファイトや炭素板などのカーボンを適用することも可能である。カーボンを適用する場合、燃料ガス流路31及び酸化剤ガス流路32は、切削加工やスクリーン印刷によって成形することが可能である。
セパレータ30の板厚は、例えば、0.2mm以下である。このようにセパレータ30を薄肉に成形することによって、電気抵抗をできるだけ小さくし、燃料電池の性能評価の1つ指標である出力密度(「起電力/単位容積」と定義される)を高めることができる。
支持部50を構成する樹脂は、熱可塑性樹脂である。熱可塑性樹脂としては例えば、塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリル(PMMA)、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテフタレート(PBT)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、液晶ポリマー(LCP)、ポリオレフィン等のプラスチックまたはエラストマーが用いられる。また、これらの熱可塑性樹脂を2種以上併用(ブレンド)したり、フィラーを適宜混入したりすることも可能である。
接着剤Sは、例えばエポキシ樹脂系の熱硬化型の接着剤であり、加熱することで硬化する。
次に、本発明の実施形態に係る燃料電池1の製造装置100を説明する。
本実施形態に係る燃料電池1の製造装置100は、電解質膜21の両面にアノード側電極23及びカソード側電極22を備える膜電極接合体20と、セパレータ30と、を有する燃料電池1を製造する燃料電池1の製造装置100である。燃料電池1の製造装置100は、膜電極接合体20を支持する支持部50の、セパレータ30が積層される側の表面57を改質して表面57自体の性状を変化させる表面改質手段110を有する。燃料電池の製造装置100は、表面改質手段110によって改質された表面57に、接着剤Sを塗布する塗布手段120を有する。燃料電池の製造装置100は、塗布手段120によって塗布された接着剤Sを介して、セパレータ30を支持部50に接合する接合手段130を有する。以下、図4を参照して、表面改質手段110について詳述し、塗布手段120及び接合手段130については、後述する製造方法と併せて説明する。
本明細書において「表面改質」とは、表面57自体の性状が、化学的、機械的、物理的に変化することを意味し、プライマー処理など他の種類の部材が表面57に形成するものは含まれない。
表面改質手段110は、支持部50の表面57を改質する。表面改質手段110は、図4に示すように、載置部111と、プラズマ装置112と、X方向移動手段113と、Y方向移動手段114と、を有する。
載置部111には、膜電極接合体20を支持する支持部50(図3参照)が載置される。また、不図示の固定部によって、支持部50は載置部111に固定される。固定部は、例えば、板ばねであるがこれに限定されない。
プラズマ装置112は、支持部50の表面57にプラズマを照射して(図4矢印P参照)、支持部50の表面57を改質する。プラズマ装置112は、例えば、PS−601SW(ウエッジ株式会社製)であって、プラズマ装置112のプラズマ照射口から、表面までの距離は、例えば10mmである。
X方向移動手段113は、プラズマ装置112をX方向に移動させる。X方向移動手段113は、それぞれ図示しないが、載置部111に固定されたX固定部と、X固定部に対してX方向に移動自在なX可動部と、X可動部を駆動させるX駆動部と、を有する。X駆動部を駆動することによって、プラズマ装置112がX方向に移動される。
Y方向移動手段114は、プラズマ装置112をY方向に移動させる。Y方向移動手段114は、それぞれ図示しないが、X方向移動手段113に固定されたY固定部と、Y固定部に対してY方向に移動自在なY可動部と、Y可動部を駆動させるY駆動部と、を有する。Y駆動部を駆動することによって、プラズマ装置112がY方向に移動される。
次に、図5〜図11を参照して、本実施形態に係る燃料電池1の製造方法を説明する。
本実施形態に係る燃料電池1の製造方法は、概説すると、支持部50の表面57を改質して表面57自体の性状を変化させる表面改質工程S041と、表面改質工程S041において改質された表面57に、接着剤Sを塗布する塗布工程S042と、を有する。燃料電池1の製造方法は、塗布工程S042において塗布された接着剤Sを介して、セパレータ30を支持部50に接合する接合工程S043をさらに有する。以下、本実施形態に係る燃料電池1の製造方法を詳述する。
図5は、本実施形態に係る燃料電池1の製造方法を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施形態に係る燃料電池1の製造方法は、図5に示すように、プレス成形工程S01、溶接工程S02、防食処理工程S03、モジュール化工程S04、スタッキング工程S05、組立工程S06、及び性能検査工程S07を有する。
プレス成形工程S01においては、セパレータ素材が、セパレータ30の外面形状に対応する凹凸部が形成された成形型によって押圧されて、セパレータ30がプレス成形される。
溶接工程S02においては、隣接する単セル2間において隣接するセパレータ30同士が互いに溶接され、一体化される。
防食処理工程S03は、洗浄工程、酸化被膜除去工程、及び硬質炭素被膜形成工程を有する。
洗浄工程においては、セパレータ30の表面にレーザー光線が照射されることによって、セパレータ30が脱脂及び洗浄される。セパレータ30の脱脂及び洗浄は、例えば乾式のレーザー洗浄に限定されず、湿式の洗浄を適用することも可能である。また、例えば、適当な溶媒を用いて、セパレータ30表面を脱脂及び洗浄することも可能である。溶媒は、例えば、エタノール、エーテル、アセトン、イソプロピルアルコール、トリクロロエチレンなどである。
酸化被膜除去工程においては、例えば、イオンボンバード処理によって、セパレータ30表面に形成される酸化被膜が除去される。
硬質炭素被膜形成工程においては、例えば、スパッタリング処理によって、ダイヤモンドライクカーボン(DLC:Diamond Like Carbon)からなる硬質炭素被膜層が形成される。
モジュール化工程S04においては、セパレータ30は、接着剤Sを利用して、膜電極接合体20と一体化され、その後、接着剤Sを加熱硬化することで、モジュールが形成される。モジュールは、複数の単セル2を有するように適宜構成される。
スタッキング工程S05においては、例えば、モジュールを直列に数百枚積層して、積層体3が組立てられる。この際、搭載姿勢における厚みが測定され、荷重調整用のスペーサが選択される。
組立工程S06においては、積層体3の両端のそれぞれに、集電板4、絶縁板5及びエンドプレート6を配置し、これらをタイロッドボルト7により締結することによって、燃料電池1が組立てられる。
性能検査工程S07においては、燃料電池1のエージング運転(慣らし運転)を実施し、電池電圧の飽和値を測定することで、発電性能が検査される。
次に、モジュール化工程S04を詳述する。
図6は、モジュール化工程S04を説明するためのフローチャートである。図7は、塗布手段120によって、支持部50の表面57に接着剤Sを塗布する様子を示す図である。図8は、接合手段130によって、セパレータ30を支持部50に接合する様子を示す図である。図9は、プラズマが照射される前の支持部50の表面57における状態を模式的に示す図である。図10は、プラズマが照射された後の支持部50の表面57における状態を模式的に示す図である。図11は、活性化された表面57に対し、接着剤S中の官能基が結合する様子を示す図である。
モジュール化工程S04は、図6に示すように、表面改質工程S041、塗布工程S042、及び接合工程S043を有する。
表面改質工程S041においては、支持部50の表面57にプラズマを照射することによって、支持部50の表面57を改質して表面57自体の性状を変化させる。具体的には、図4に示すように、まず膜電極接合体20を支持した支持部50を載置部111に載置する。次に、プラズマ装置112を所定の位置にセットする。次に、プラズマを支持部50の表面57に照射させつつ、X方向移動手段113及びY方向移動手段114によって、プラズマ装置112をXY方向へ移動させ、表面57上の所定の範囲(図3において2点鎖線で示す)にプラズマを照射する。
塗布工程S042においては、表面改質工程S041において改質された支持部50の表面57に接着剤Sを塗布する。具体的には、図7に示すように、塗布手段120によって、プラズマが照射された範囲に接着剤Sを塗布する。塗布手段120は例えばノズルであるが、これに限定されない。また、図示は省略するが、塗布手段120は、プラズマ装置112と同様に、XY方向に移動可能に構成される。
接合工程S043においては、支持部50の表面57に塗布された接着剤Sを介して、セパレータ30を支持部50に接合する。具体的には、図8に示すように、接合手段130によって、セパレータ30を支持部50に接合する。図8において、明瞭化のため、接着剤Sは省略し、またセパレータ30は簡略化して示す。接合手段130は、支持部50を載置する台部131と、セパレータ30を支持部50に近接する際にガイドをするガイド手段132と、を有する。以上の工程によって、モジュールが形成される。
以下、図9〜図11を参照して、支持部50の表面57にプラズマを照射することによって、支持部50及びセパレータ30間の接着性が向上するメカニズムについて説明する。
例えば、C−H結合のような安定状態にある原子間結合(図9参照)にプラズマ(図10矢印P参照)が照射されることによって、原子間結合が切断されてラジカルが生成する(図10参照)。すなわち、支持部50の表面57が活性化される(ラジカル状態)。この活性化された表面57に対して、接着剤Sを塗布することによって、接着剤S中の官能基(例えば、酸素原子を含むもの)が結合しやすくなるため(図11参照)、支持部50の表面57及び接着剤S間の結合が強固になる。したがって、支持部50及びセパレータ30間の接着性が向上する。
以上説明したように、本実施形態に係る燃料電池1の製造方法は、電解質膜21の両面にアノード側電極23及びカソード側電極22を備える膜電極接合体20と、セパレータ30と、を有する燃料電池1を製造する燃料電池1の製造方法である。燃料電池1の製造方法は、膜電極接合体20を支持する支持部50の、セパレータ30が積層される側の表面57を改質して表面57自体の性状を変化させる表面改質工程S041を有する。燃料電池1の製造方法は、表面改質工程S041において改質された支持部50の表面57に、接着剤Sを塗布する塗布工程S042を有する。燃料電池1の製造方法は、塗布工程S042において塗布された接着剤Sを介して、セパレータ30を支持部50に接合する接合工程S043を有する。この製造方法によれば、表面改質工程S041において改質された支持部50の表面57に、塗布工程S042において接着剤Sが塗布される。このため、プライマー処理を施すことなく支持部50の表面57と接着剤S間の接着性を向上させることができる。したがって、クリーンな環境下で、簡便な方法によって、支持部50及びセパレータ30間の接着性が向上した燃料電池1を製造する製造方法を提供することができる。
また、表面改質工程S041において、支持部50の表面57にプラズマを照射することによって、支持部50の表面57を改質する。このため、塗布及び乾燥する工程を有するプライマー処理と比較して、より短いリードタイムで、支持部50及びセパレータ30間の接着性が向上した燃料電池1を製造することができる。
また、支持部50は熱可塑性樹脂によって成形され、熱可塑性樹脂は、塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリル(PMMA)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテフタレート(PBT)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、液晶ポリマー(LCP)、ポリオレフィンのプラスチック及びエラストマーのうち少なくとも1つである。このような熱可塑性樹脂を用いれば、支持部50の表面57にプラズマを照射することによって、安定状態にあった原子間結合が切断されて表面57が活性化する。そして、この活性化した表面に接着剤Sを塗布することによって、支持部50の表面57と接着剤S間の接着性が向上し、結果的に支持部50及びセパレータ30間の接着性が向上した燃料電池1を提供することができる。
また、本実施形態に係る燃料電池1の製造装置100は、電解質膜21の両面にアノード側電極23及びカソード側電極22を備える膜電極接合体20と、セパレータ30と、を有する燃料電池1を製造する燃料電池1の製造装置100である。燃料電池1の製造装置100は、膜電極接合体20を支持する支持部50の、セパレータ30が積層される側の表面57を改質して表面57自体の性状を変化させる表面改質手段110を有する。燃料電池1の製造装置100は、表面改質手段110によって改質された支持部50の表面57に、接着剤Sを塗布する塗布手段120を有する。燃料電池1の製造装置100は、塗布手段120によって塗布された接着剤Sを介して、セパレータ30を支持部50に接合する接合手段130を有する。この製造装置によれば、表面改質手段110によって改質された支持部50の表面57に、塗布手段120によって接着剤Sが塗布される。このため、プライマー処理を実施することなく、支持部50の表面57と接着剤S間の接着性を向上させることができる。したがって、クリーンな環境下で、簡便な方法によって、支持部50及びセパレータ30間の接着性が向上した燃料電池1を製造する製造装置100を提供することができる。
また、表面改質手段110は、プラズマを発生するプラズマ装置112を有し、プラズマ装置112が支持部50の表面57にプラズマを照射することによって、支持部50の表面57を改質する。このため、塗布及び乾燥する工程を有するプライマー処理と比較して、より短いリードタイムで、支持部50及びセパレータ30間の接着性が向上した燃料電池1を製造することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。
例えば、上述した実施形態では、プラズマを照射して支持部50の表面57を改質することによって、支持部50の表面57及び接着剤S間の接着性を向上させた。しかしながら、支持部50の表面57及び接着剤S間の接着性の向上させる方法は、これらに限定されず、研磨紙、研磨布、サンドブラスト、ショットピーニング等のような機械的処理を用いて支持部50の表面57を粗面化して改質する方法であってもよい。さらに、紫外線照射処理、コロナ放電処理等のような物理的処理を用いて支持部50の表面57を改質する方法であってもよい。
また、上述した実施形態では、支持部50が膜電極接合体20を支持した状態で、支持部50の表面57の改質を行った。しかしながら、支持部50が膜電極接合体20を支持していない状態で、支持部50の表面57の改質を行った後に、支持部50が膜電極接合体20を支持してもよい。
また、上述した実施形態では、プラズマ装置112をXY方向に走査して、支持部50の表面57の所定の位置にプラズマを照射した。しかしながら、載置部111を走査して、支持部50の表面57の所定の位置にプラズマを照射してもよい。
1 燃料電池、
20 膜電極接合体、
21 電解質膜、
22 カソード側電極、
23 アノード側電極、
30 セパレータ、
50 支持部、
57 表面、
100 燃料電池の製造装置、
110 表面改質手段、
112 プラズマ装置、
120 塗布手段、
130 接合手段、
S041 表面改質工程、
S042 塗布工程、
S043 接合工程、
S 接着剤。

Claims (5)

  1. 電解質膜の両面にアノード及びカソードの電極層を備える膜電極接合体と、セパレータと、を有する燃料電池を製造する燃料電池の製造方法であって、
    前記膜電極接合体を支持する支持部の、前記セパレータが積層される側の表面を改質して前記表面自体の性状を変化させる表面改質工程と、
    前記表面改質工程において改質された前記表面に、接着剤を塗布する塗布工程と、
    前記塗布工程において塗布された前記接着剤を介して、前記セパレータを前記支持部に接合する接合工程と、を有する燃料電池の製造方法。
  2. 前記表面改質工程において、前記表面にプラズマを照射することによって、前記表面を改質する請求項1に記載の燃料電池の製造方法。
  3. 前記支持部は、熱可塑性樹脂によって成形され、前記熱可塑性樹脂は、塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリル(PMMA)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテフタレート(PBT)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、液晶ポリマー(LCP)、ポリオレフィンのプラスチック及びエラストマーのうち少なくとも1つである請求項2に記載の燃料電池の製造方法。
  4. 電解質膜の両面にアノード及びカソードの電極層を備える膜電極接合体と、セパレータと、を有する燃料電池を製造する燃料電池の製造装置であって、
    前記膜電極接合体を支持する支持部の、前記セパレータが積層される側の表面を改質して前記表面自体の性状を変化させる表面改質手段と、
    前記表面改質手段によって改質された前記表面に、接着剤を塗布する塗布手段と、
    前記塗布手段によって塗布された前記接着剤を介して、前記セパレータを前記支持部に接合する接合手段と、を有する燃料電池の製造装置。
  5. 前記表面改質手段は、プラズマを発生するプラズマ装置を有し、
    前記プラズマ装置が前記表面にプラズマを照射することによって、前記表面を改質する請求項4に記載の燃料電池の製造装置。
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