JP2015198741A - 把持部材、把持器及び持針器 - Google Patents

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昇 本村
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勝弘 神谷
修一 石井
Shuichi Ishii
修一 石井
重彦 日垣
Shigehiko Higaki
重彦 日垣
知博 大竹
Tomohiro Otake
知博 大竹
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Abstract

【課題】対象物の姿勢を垂直接線方向に変更する場合に、対象物を確実に把持しするとともに対象物の姿勢を安定して変えることが可能な把持部材、把持器及び持針器を提供すること。【解決手段】操作部により開閉される保持部を有し前記保持部12が閉動作されて対象物を保持する把持器本体と、前記保持された前記対象物を前記把持器本体の長手方向に沿って回動動作させることにより前記対象物の姿勢を変更する姿勢制御部とを備えた持針器1において前記対象物を回動可能に把持する把持部材であって、前記把持部材は、互いに対向する一対の対向壁部を備え、前記対向壁部の少なくとも一方の対向面に前記回動動作において前記対象物が前記把持部材に対して相対的に回動するのを抑止する引掛り凸形状部160が形成されていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

この発明は、対象物を確実に把持するとともに、対象物の姿勢を安定して変えることが可能な把持部材、把持器及び持針器に関する。
周知のように、例えば、外科手術において、狭小空間をはじめとする種々の環境条件で、縫合針による縫合、チューブや生体の把持等が必要とされ、そのために、持針器、鉗子等をはじめとする把持器が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
近年、外科手術の分野では、鏡視下手術を必要とする低侵襲手術が増大しており、低侵襲手術では、狭小視野における効率的な把持操作や効率的な縫合手技が必要とされる。狭小空間において効率的な把持操作や縫合手技を行なうために、例えば、縫合針を持針器の長手方向(以下、垂直接線方向という場合がある)に運針する持針器が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2に記載の持針器(把持器)によると、狭小空間における運針が飛躍的に効率化できるという効果が得られる。
特開平8-038492号公報 特許第4972224号公報
しかしながら、特許文献2に記載の持針器は、縫合針が垂直接線方向に回動する場合に、従来の持針器のように縫合針を運針方向に対して略直交する向きに挟持できないことから縫合針等を大きな力で挟持することが必要とされる。特に、縫合針をはじめとする対象物や把持部材に、体液や脂肪等が付着した場合には、縫合針等の対象物を大きな力で把持して回動させる必要がある。
そこで、手術に用いられる縫合針やチューブ等を垂直接線方向に回動させる持針器や把持器において、対象物を確実に把持するとともに対象物の姿勢を安定して変えることが可能な技術に対する要請がある。
本発明は、かかる事情を考慮してなされたものであり、縫合針やチューブ、血管等の生体の一部等の対象物の姿勢を垂直接線方向に変更する場合に、対象物を確実に把持しするとともに対象物の姿勢を安定して変えることが可能な把持部材、把持器及び持針器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、操作部により開閉される保持部を有し前記保持部が閉動作により対象物を保持する把持器本体と、前記保持された前記対象物を前記把持器本体の長手方向に沿って回動動作させることにより前記対象物の姿勢を変更する姿勢制御部と、を備えた把持器において、前記対象物を回動可能に把持する把持部材であって、前記把持部材は、互いに対向する一対の対向壁部を備え、前記対向壁部の対向面の少なくとも一方に、前記回動動作において前記対象物が前記把持部材と相対的に回動するのを抑制する引掛り凸形状部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、把持器であって、操作部により開閉される保持部を有し前記保持部が閉動作により対象物を保持する把持器本体と、前記保持された前記対象物を前記把持器本体の長手方向に沿って回動動作させることにより前記対象物の姿勢を変更する姿勢制御部と、を備え、前記姿勢制御部は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の把持部材を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、持針器であって、操作部により開閉される保持部を有し前記保持部が閉動作により縫合針を保持する持針器本体と、前記保持された前記縫合針を前記把持器本体の長手方向に沿って回動動作させることにより前記縫合針の姿勢を変更する姿勢制御部と、を備え、前記姿勢制御部は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の把持部材を備えることを特徴とする。
この発明に係る把持部材、把持器、持針器によれば、把持部材により対象物を把持器又は持針器の長手方向に沿って回動させる場合に、対象物が把持部材に対して回動するのが引掛り凸形状部により抑制されるので、対象物を確実に把持するとともに対象物の姿勢を安定して変更することができる。
この明細書において引掛り凸形状部とは、把持部材を構成する対向壁部の対向面に形成され、対象物を把持部材により回動する際に、対象物の側部(対向面と接する部位)以外と当接することで、回動する際に対象物に生じるトルクを受けることが可能な凸部を有するものをいい、対象物を回動する際に生じるトルクを摩擦力のみによって係止する凸部のみからなるものは除かれる。ただし、通常は対象物が摩擦力で係止される場合でも、対象物が把持部材に対して相対的に回動した場合に、対象物の側部以外と当接して、対象物が把持部材に対して回動するのを抑制することが可能な凸部は引掛り凸形状部を構成するものとする。
また、凸部とは、把持部材に対象物と対応する凹部が形成されて、把持部材の対向面がこの凹部に対して突出している場合には、把持部材の対向面が引掛り凸形状部を構成することはいうまでもない。
また、引掛り凸形状部は、対向壁部の両側の対向面に形成されたものであってもよいし、一方の対向面に形成されたものであってもよい。すなわち、一方の対向壁部については把持のみを担って回動動作において固定されていてもよい。
また、この明細書において対向面とは、互いに平行に形成された面の他、いずれかの側が離間するように傾斜された面を有する場合を含む。
また、この明細書において引掛り凸形状部を構成する凸部は、例えば、直方体、多角錐体、円錐体、切頭錐体、半球体等、任意に設定することができる。
また、この明細書において把持とは、対象物が対向面及び凸形状部の双方により把持される場合、対象物と対向面及び対象物と引掛り凸形状部のいずれか一方又は双方にクリアランスが形成されていて対象物が手技に適用可能な場合、対象物の一部が錐体等の傾斜面で把持される場合を含むものとする。
また、この明細書において、前方とは把持器又は持針器等において、手技を行う人から見て前方(操作者から離れている側)を意味する。
また、この明細書において、対象物とは、生体(一部を含む)や組織、穿孔器具、切開器具、縫合針等を含むものとする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の把持部材であって、前記引掛り凸形状部は、前記把持器本体の前方に向かって伸び複数の凸部が間隔をあけて断続的に形成された複数の櫛歯形状部を備え、前記櫛歯形状部の少なくとも一つは前記回動動作における回動軸を挟んで配置されていることを特徴とする。
この発明に係る把持部材によれば、複数の櫛歯形状部を備え、櫛歯形状部の少なくとも一つが回動軸を挟んで配置されているので、対象物が回動する際に対象物の先端側を回動方向と対応させて回動することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の把持部材であって、前記引掛り凸形状部は、前記回動動作における回動軸を挟んで前記対向面上に配置された複数の凸部を備えていることを特徴とする。
この発明に係る把持部材によれば、引掛り凸形状部が回動軸を挟んで対向面上に配置された複数の凸部を備えているので、対象物の太さ(外径)や形状(曲率半径等)に関わらず、安定して対象物を把持することができる。また、凸部を整列又は分散配置させることにより、対象物に適した配置をさせることができ、把持する場合に段階的な把持ではないので把持する際の姿勢を細かく設定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の把持部材であって、前記引掛り凸形状部は、前記対向壁部の周縁部に沿って間隔をあけて形成された複数の凸部を備えることを特徴とする。
この発明に係る把持部材によれば、引掛り凸形状部が対向壁部の周縁部に沿って間隔をあけて形成された複数の凸部を備えているので、回動動作において大きなトルクが発生しても対象物を安定して回動させることができる。
この発明に係る把持部材、把持器、持針器によれば、把持部材に回動動作において対象物が把持部材に対して相対的に回動するのを抑制する引掛り凸形状部が形成されているので、対象物を確実に把持するとともに対象物を安定して回動することができる。
本発明の第1の実施形態に係る持針器の概略構成を示す図であり、持針器を上方から見た斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る持針器の概略構成を示す図であり、持針器を下方から見た斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材を説明する図であり、(A)は把持部材の対向面を示す斜視図であり、(B)は(A)に示す矢視IVBを、(C)は(B)に示す矢視IVCを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の第1変形例を説明する図であり、図4(B)に示す矢視IVCを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の第2変形例を説明する図であり、図4(B)に示す矢視IVCを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の第3変形例を説明する図であり、図4(B)に示す矢視IVCを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の第4変形例を説明する図であり、図4(B)に示す矢視IVCを示す図である。 本発明に係る引掛り凸形状部を説明する図であり、(A)は縫合針と従来の対向面の関係を示す図であり、(B)、(C)は本発明に係る引掛り凸形状部を概念的に説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る持針器に適用する把持部材を説明する図であり、(A)は把持部材の概略構成を示す斜視図であり、(B)は(A)に示す矢視XBを、(C)は(B)に示す矢視XCを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る把持部材の変形例を説明する図であり、(A)は対向面から見た図10(A)に示す矢視XBを、(B)は(A)において矢視XIBで示す部分展開図である。 本発明の第3の実施形態に係る持針器に適用する把持部材を説明する図であり、(A)は把持部材の概略構成を示す斜視図であり、(B)は(A)に示す矢視XIIBを、(C)は(B)に示す矢視XIICを示す部分展開図である。
以下、図1から図4を参照して、この発明の第1の実施形態に係る持針器(把持器)について説明する。図1、図2は、第1の実施形態に係る持針器の概略構成を示す図であり、符号1は持針器を、符号100は持針器1が取り扱う縫合針を示している。また、図3は第1の実施形態に係る把持部材16の概略構成を示す斜視図であり、図4は把持部材16の詳細を説明する図である。
持針器1は、図1、図2に示すように、持針器本体(把持器本体)10と、姿勢制御部15とを備え、縫合針100を保持して運針することにより、例えば、生体の傷口等の開口を縫合可能とされている。
持針器本体10は、第1のアーム10Lと、第2のアーム10Rと、支持ピン(連結部)10Cとを備え、第1のアーム10L、第2のアーム10Rは、それぞれ環状部が形成された操作部11と、保持部12と、ラチェット部13とを有しており、第1のアーム10L、第2のアーム10Rは、支持ピン10Cを介して回動可能に連結されている。
また、持針器本体10は、例えば、ステンレススチールにより形成され、操作部11を矢印T1方向に操作して、第1のアーム10L、第2のアーム10Rを支持ピン10C周りに回動させることにより、保持部12が支持ピン10C周りに矢印J1方向に開動作されるようになっている。
また、操作部11を矢印T2方向に閉操作することにより保持部12は支持ピン10C周りに矢印J2方向に閉動作して第1のアーム10L側の保持面(対向面)12Lと、第2のアーム10R側の保持面(対向面)12Rとが対向するようになっている。
また、ラチェット部13が係合してロックされて持針器1の閉状態が維持されるようになっている。
ラチェット部13は、操作部11を矢印T2方向に閉操作することによりラチェット片13L、13Rが互いに係合してロックされ、ロックされたラチェット部13は、操作部11を矢印T1方向に開操作することにより互いに弾性変形して離間する側に移動してロック状態が解除されるようになっている。
姿勢制御部15は、例えば、ステンレススチールにより形成され、保持部12に設けられる把持部材16と、把持部材16と接続され把持部材16に回動を付与する回動操作部(姿勢操作部)17とを備え、回動操作部17は、連結部材18と、回動レバー19とを備え、回動レバー19の回動操作が連結部材18により把持部材16に伝達されるようになっている。
把持部材16は、第1の実施形態では、例えば、左右の保持面12L、12Rと対応する左右の把持部材16L、16Rを備えている。
また、把持部材16L、16RはそれぞれU字壁部163L、163Rを備え、U字壁部163L、163Rが回動軸16Cを介して保持部12に回動自在に連結されている。
また、図3、図4に示すように、U字壁部163Rの外方(右側)には、連結部材18から伝達される直線動作(矢印S1、S2方向)を把持部材16の回動動作に変換するアーム部16Dが形成されていて、アーム部16Dは連結ピン181Bを介して連結部材18の回動アーム部18Bに連結されている。
把持部材16は、図3、図4に示すように、例えば、前方が略台形に形成されていて、回動軸16Cより保持部12に回動可能に支持されている。
そして、把持部材16は、例えば、図4(A)において把持部材16Rにより示すように、引掛り凸形状部160が形成されている。
また、把持部材16Rには、図4(B)に示すように、把持部材16Lと把持部材16Rとが同期して回動するために、把持部材16Lと把持部材16Rとを一体的に係合するための係合部162を構成する係合凸部162Rが形成され、係合凸部162Rは、把持部材16Lの係合凸部162Lと係合するようになっている。なお、図4(B)は図4(A)に示す矢視IVBを示す図である。
引掛り凸形状部160は、図4(B)、(C)に示すように、持針器1を操作する操作者から見て前方に向かって伸びる二列(複数)の櫛歯形状部を備え、櫛歯形状部は、例えば、4つの凸部161Rが間隔をあけて断続的に形成されている。そして、櫛歯形状部は互いに回動軸16Cを挟んで反対側に配置されている。また、把持部材16Lも同様の構成とされている。
縫合針100は、例えば、把持部材16R及び把持部材16Lにそれぞれ当接して把持され、縫合針100と凸部161R、161Lとの間にはクリアランスが形成されるようになっている。
なお、図4においては、櫛歯形状部を構成する凸部161R、161Lは同じ高さ、長さとされて等間隔で対向配置される場合について示したが、櫛歯形状部を構成する凸部161R、161Lについては、高さ、長さ、間隔、幅、凸部同士の対応位置関係、対象物と凸部161R、161Lとの位置関係については任意に設定してもよい。また、この櫛歯形状部は2つに限定されず、3つ以上備えていてもよいし把持部材16L、16Rの一方のみに掲載されていてもよい。
回動軸16Cは、例えば、把持部材16L、16Rに形成された取付孔を貫通し保持部12に形成されたネジ孔に固定されるネジにより構成され、ネジの頭部が把持部材16L、16Rが保持面12L、12Rから外れるのを防止するようになっている。
連結部材18は、ロッド部18Aと、ロッド部18Aの前方に接続される回動アーム部18Bと、ロッド部18Aに形成された連結孔18Cと、ガイド孔18Dとを備え、把持部材16と回動レバー19とを連結して、回動レバー19の矢印SR1、SR2方向の回動操作を矢印S1、S2方向の直線方向動作として把持部材16側に伝達して把持部材16に回動軸16C周りの回動動作を付与するようになっている。
回動アーム部18Bは、連結ピン181Bを介してアーム部16Dと連結されている。
連結孔18Cは、回動レバー19の連結ピン19Cと連結されることにより回動レバー19の回動軸10E周りの回動操作をロッド部18Aの直線動作に変換するようになっており、連結孔18Cと連結ピン19Cとの間には動作をスムースにするためのクリアランスが形成されている。また、ガイド孔18Dは、ロッド部18Aの直線方向動作をスムースにするために形成されている。
回動レバー19は、例えば、操作リング19Aと、アーム部19Bと、連結ピン19Cとを備え、アーム部19Bは一端に操作リング19Aが形成され他端が回動軸10Eを介して第1のアーム10Lに連結されている。そして、操作リング19Aを矢印SR1、SR2方向に回動操作することにより、把持部材16を矢印R1、R2方向に回動させるように構成されている。
かかる構成により、持針器1は、回動レバー19を矢印SR1方向に操作することにより把持部材16を矢印R1方向に回動し、回動レバー19を矢印SR2方向に操作することにより把持部材16を矢印R2方向に回動して姿勢を変更できるようになっている。
第1の実施形態に係る把持部材16、持針器(把持器)1によれば、把持部材16に縫合針100が把持部材16に対して回動するのを抑制する引掛り凸形状部160が形成されているので、縫合針100を確実に把持するとともに縫合針100を安定して回動することができる。
また、持針器1によれば、把持部材16が、二つの櫛歯形状部を備えていて、櫛歯形状部が回動軸16Cを挟んで配置されているので、縫合針100を回動する際に縫合針100の先端側を回動方向と対応させて回動することができる。
次に、図5を参照して、第1の実施形態の第1変形例について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の第1変形例を説明する図であり、図4(B)に示す矢視IVCを示す図である。
第1変形例に係る把持部材16は、図5に示すように、引掛り凸形状部165が、例えば、把持部材(対向壁部)16Rと把持部材(対向壁部)16Lからそれぞれ把持部材16L、把持部材16Rに向かって伸びる切頭四角錐体からなる凸部165R、165Lを有する櫛歯形状部を備えている。
また、縫合針100は、把持部材16R、把持部材16L、及び凸部165R、165Lの傾斜面にそれぞれ当接して把持されるようになっている。なお、縫合針100が、把持部材16R、把持部材16L、切頭四角錐体165R、165Lの一部に当接する構成とされてもよい。
第1変形例に係る引掛り凸形状部165を有する把持部材16によれば、縫合針100を周囲から把持するので、しっかりと把持することができるとともに、例えば、把持器としてチューブのような変形しやすい対象物を把持する場合であっても、対象物に不意の変形を発生させるのを抑制することができる。
次に、図6を参照して、第1の実施形態の第2変形例について説明する。
図6は、第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の第2変形例を説明する図であり、図4(B)に示す矢視IVCを示す図である。
第2変形例に係る把持部材16は、引掛り凸形状部166が、例えば、把持部材(対向壁部)16Rと把持部材(対向壁部)16Lからそれぞれ把持部材16L、把持部材16Rに向かって伸び基部が隣接する四角錐体からなる凸部166R、166Lを有する櫛歯形状部を備えている。
また、縫合針100は、把持部材16R、把持部材16Lに直接接触することなく、凸部166R、166Lの傾斜面に当接して把持されるようになっている。
なお、縫合針100が、一部の凸部166R、166Lの傾斜面と当接する構成とされてもよい。
第2変形例に係る引掛り凸形状部166を有する把持部材16によれば、縫合針100を把持部材16R、把持部材16Lに加わる保持力で挟持(把持)するので、確実に把持されるとともに、例えば、把持する際に縫合針(対象物)の外径や形状(曲率半径)等の影響を抑制することができる。
次に、図7を参照して、第1の実施形態の第3変形例について説明する。
図7は、第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の第3変形例を説明する図であり、図4(B)に示す矢視IVCを示す図である。
第3変形例に係る把持部材16は、引掛り凸形状部167が、例えば、把持部材(対向壁部)16Rから把持部材16Lに向かって伸びる直方体からなる凸部161Rを有する櫛歯形状部を備えている。
また、縫合針100は、把持部材16R及び把持部材16Lにそれぞれ当接して把持され、縫合針100と凸部167Rとの間にはクリアランスが形成されるようになっている。
第3変形例に係る引掛り凸形状部167を有する把持部材16によれば、縫合針100を把持部材16R、把持部材16Lに付加される保持力で挟持(把持)するとともに、縫合針100と凸部161Rの間にクリアランスが形成されるので、縫合針100が湾曲していても適切に把持することができる。
次に、図8を参照して、第1の実施形態の第4変形例について説明する。
図8は、第1の実施形態に係る持針器に適用する把持部材の第4変形例を説明する図であり、図4(B)に示す矢視IVCを示す図である。
第4変形例に係る把持部材16は、引掛り凸形状部168が、例えば、把持部材(対向壁部)16Rから把持部材16Lに向かって伸びる直方体からなる凸部161Rと、把持部材(対向壁部)16Lから把持部材16Rに向かって伸び基部が隣接配置された四角錐体からなる凸部166Lを有する櫛歯形状部を備えている。
第4変形例に係る引掛り凸形状部168を有する把持部材16によれば、縫合針100を把持部材16Rと凸部166Lに付加される保持力で挟持(把持)するとともに、縫合針100と凸部161Rの間にはクリアランスが形成されるので、縫合針100が湾曲していても確実かつ適切に把持することができる。
次に、図9を参照して、本発明の引掛り凸形状部について説明する。
図9は、本発明に係る引掛り凸形状部を説明する図であり、図9(A)は縫合針と従来の対向面の関係を示す図であり、図9(B)、図9(C)は本発明に係る引掛り凸形状部を構成する凸部の概略構成を説明する図である。図9における対象物は、例えば、縫合針100とされている。
本発明に係る引掛り凸形状部とは、把持部材を構成する対向壁部の対向面に形成され、把持部材により対象物である縫合針100を回動する際に、縫合針100の側部(図9において符号Pで示す対向面と接触する部位)以外と当接することにより、回動する際に縫合針100に生じるトルクを受けることが可能な凸部を有するものをいう。すなわち、図9(A)に示すように、縫合針100の側部のみと接触する凸部(例えば、梨地等)は含まれない。ただし、縫合針100が通常は摩擦力で係止されていても、図9(B)、(C)に示すように、縫合針100の側部以外と当接することにより縫合針100の回動を抑制する凸部111、112、113、114、115については、引掛り凸形状部を構成する。
図9(B)は、引掛り凸形状部を構成する凸部の一例であり、いずれも縫合針100の側部以外と接触し得る傾斜面を有し、略円形の断面とされた縫合針100と傾斜面とが当接可能とされる場合の例である。
凸部111、112はいずれも錐体からなる凸部111、112の頂部近傍が縫合針100と接触し、凸部111、112の傾斜面が当接部において縫合針100の接線と略一致される場合を示している。
図9(B)に示す錐体からなる凸部111、112が高さH11、H12とされ、縫合針100と凸部111、112が当接する接触部と縫合針100の側部(対向面Pと接触する部位)を縫合針100の中心からみたときの交差角がθ11、θ12とした場合に、θ11=約45°、θ12=約30°とした場合の例を示す。
交差角θ12=約30°では高さH12は縫合針の半径(D/2)の約14%となり、縫合針100を安定して回動することができて好適であり、交差角θ11=45°とすると高さH11は縫合針の半径(D/2)に対して約30%となり確実にトルクを受けることができることからより好適である。
図9(B)に示す凸部113のように、錐体の頂部から付加凸形状部113Bが伸びた構成とされる場合、例えば、縫合針100が錐体の頂部の高さH13Aより低い傾斜面で当接したとしても、高H13Bに位置される付加凸形状部113Bが縫合針100と当接して、把持部材に対する縫合針100の回動を抑制することができる。このような場合には、凸部113は交差角に関わらず、高さH13Bが縫合針の半径(D/2)の約10%以上であれば好適であり、半径の約14%以上であればより好適であり、約30%以上であればさらに好適である。
図9(C)に示すように、対向面Pに対して縫合針100と対応する凹形状部114Aが形成されることにより、対向面Pが凹形状部114Aの底部PAに対して相対的に高さH14の凸部114を構成する例を示している。このような場合においても、高さH14が縫合針の半径(D/2)の約10%以上であれば好適であり、半径の約14%以上であればより好適であり、約30%以上であればさらに好適である。
図9(C)に示すように、縫合針100の接線と一致する傾斜面を有していない、例えば、台形からなる凸部115では、凸部115の頂部が縫合針100と当接して把持部材との相対的な回動が抑制されるので、凸部115の高さH15が縫合針の半径(D/2)の約10%以上であることが好適であり、半径の約14%以上であればより好適であり、約30%以上であればさらに好適である。
なお、図9(B)、(C)に示したのは、一例であり、把持部材に対する対象物の相対的回動が抑制される範囲で、凸部の形状、高さ、間隔を調整することが有効である。
次に、図10を参照して、本発明の第2の実施形態の一例について説明する。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る持針器に適用する把持部材26を説明する図であり、図10(A)は把持部材26の概略構成を示す斜視図であり、図10(B)は図10(A)に示す矢視XBを、図10(C)は図10(B)に示す矢視XCを示す図である。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同じ符号を付して説明を省略する。
把持部材26は、それぞれ回動軸16C周りに回動する把持部材26L、26Rを備え、把持部材26L、26Rの対向面上には回動軸16Cの周囲に引掛り凸形状部260が形成されている。引掛り凸形状部260は、所定間隔をあけて整列配置された複数の切頭四角錐体(切頭多角錐体)からなる凸部261L、261Rを備えている。
第2の実施形態に係る把持部材26によれば、引掛り凸形状部260が回動軸16C周りに配置された複数の凸部261L、261Rを備えているので、対象物の太さ(外径)や形状(曲率半径等)に関わらず、対象物を安定して把持することができる。また、対象物を把持する場合に柔軟な配置、向きの設定をすることができる。なお、凸部261L、261Rを円錐状に形成し、又は縫合針100の形状と対応させて分散配置することにより、縫合針100をさらに柔軟に把持することができる。
次に、図11を参照して、第2の実施形態の変形例について説明する。
図11(A)は図10(A)に示した対向面から見た矢視XBに係る図であり、図11(B)は図11(A)において矢視XIBで示す部分展開図である。
把持部材26Rは、例えば、対象物である縫合針100の外形と対応し、対向面Pに縫合針100の外径よりもわずかに大きな曲率半径からなる凹部262Aが形成されることにより対向面Pが凹部262Aに対して相対的に突出することで凸部262Bを構成するようになっている。
次に、図12を参照して、本発明の第3の実施形態の一例について説明する。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る持針器に適用する把持部材36を説明する図であり、図12(A)は把持部材36の概略構成を示す斜視図であり、図12(B)は図12(A)に示す矢視XIIBを、図12(C)は図12(B)に示す矢視XIICを示す部分展開図である。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同じ符号を付して説明を省略する。
把持部材36は、把持部材36Rと、把持部材36Lとを備え、引掛り凸形状部360を有している。引掛り凸形状部360は、例えば、把持部材36Rの周縁部に、周縁部に沿って間隔をあけて形成された複数の円弧状凸部(凸部)361Rを備えており、把持部材36L側には引掛り凸形状部360を構成する凸部は形成されていない。
第3の実施形態に係る把持部材36によれば、引掛り凸形状部360が把持部材36Rの周縁部に沿って複数の円弧状凸部361が形成されているので、回動する際に大きなトルクが発生しても縫合針等を安定して回動させることができる。
なお、円弧状凸部361の幅、間隔、数、高さ、対向する相手側との相対的位置関係、対象物との位置関係は任意に設定することができる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更をすることができる。
例えば、第1の実施形態が持針器1である場合について説明したが、縫合針100以外のチューブ等を対象物とする把持器として用いてもよい。
また、上記実施の形態においては、鉗子タイプの持針器(把持器)1に適用される場合について説明したが、カストロヴェーホタイプ、ピンセット、腹腔手術用の持針器(把持器)等に適用してもよい。
また、上記実施の形態においては、例えば、把持部材16、26、36がステンレススチールにより一体的に形成される場合について説明したが、把持部材を形成する材料は任意に設定することができる。例えば、チタン等、他の金属、樹脂、弾性があるゴム等を適用してもよいし把持部材の一部を他の材料により形成してもよい。
本発明に係る把持部材、把持器、及び持針器によれば、対象物を確実に把持するとともに対象物の姿勢を安定して変えることができるので、産業上利用可能である。
P 対向面
1 持針器(把持器)
10 持針器本体(把持器本体)
10C 支持ピン(支点)
10L 第1のアーム
10R 第2のアーム
11 操作部
12 保持部
16、26、36 把持部材
16L、16R、26L、26R、36R 把持部材(対向壁部)
16C 回動軸
15 姿勢制御部
17 回動操作部
100 縫合針(対象物)
160、165、166、167、168、260、360 引掛り凸形状部
111、112、113、114、115 凸部
161R、161L、165R、165L、166R、166L、261R、261L、262B、361R 凸部

Claims (6)

  1. 操作部により開閉される保持部を有し前記保持部が閉動作により対象物を保持する把持器本体と、前記保持された前記対象物を前記把持器本体の長手方向に沿って回動動作させることにより前記対象物の姿勢を変更する姿勢制御部と、を備えた把持器において、前記対象物を回動可能に把持する把持部材であって、
    前記把持部材は、互いに対向する一対の対向壁部を備え、前記対向壁部の対向面の少なくとも一方に、前記回動動作において前記対象物が前記把持部材と相対的に回動するのを抑制する引掛り凸形状部が形成されていることを特徴とする把持部材。
  2. 請求項1に記載の把持部材であって、
    前記引掛り凸形状部は、
    前記把持器本体の前方に向かって伸び複数の凸部が間隔をあけて断続的に形成された複数の櫛歯形状部を備え、
    前記櫛歯形状部の少なくとも一つは前記回動動作における回動軸を挟んで配置されていることを特徴とする把持部材。
  3. 請求項1に記載の把持部材であって、
    前記引掛り凸形状部は、
    前記回動動作における回動軸を挟んで前記対向面上に配置された複数の凸部を備えていることを特徴とする把持部材。
  4. 請求項1に記載の把持部材であって、
    前記引掛り凸形状部は、
    前記対向壁部の周縁部に沿って間隔をあけて形成された複数の凸部を備えることを特徴とする把持部材。
  5. 操作部により開閉される保持部を有し前記保持部が閉動作により対象物を保持する把持器本体と、前記保持された前記対象物を前記把持器本体の長手方向に沿って回動動作させることにより前記対象物の姿勢を変更する姿勢制御部と、を備え、
    前記姿勢制御部は、
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の把持部材を備えることを特徴とする把持器。
  6. 操作部により開閉される保持部を有し前記保持部が閉動作により縫合針を保持する持針器本体と、前記保持された前記縫合針を前記把持器本体の長手方向に沿って回動動作させることにより前記縫合針の姿勢を変更する姿勢制御部と、を備え、
    前記姿勢制御部は、
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の把持部材を備えることを特徴とする持針器。
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