JP2015197617A - 接写用アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体を適度な明るさで接写することができる。また、LED等の照明部を別途設ける必要がなく、製造コストを抑制することができる。
【解決手段】接写用アダプタ1は、携帯情報端末100に取り付けられる本体部2と、携帯情報端末100のカメラ部101に対応するスコープ部3と、携帯情報端末100の照明部102に対応する照明光通過部4とを備える。スコープ部3と照明用光通過部4は本体部2において互いに接続する態様で設けられ、携帯情報端末100の照明部102の照明光が、照明光通過部4の内部を通過したあと、照明用光通過部4とスコープ部3の接続部分からスコープ部3の内部に入射して、スコープ部3の先端部に配置された被写体Sを照射する光路を形成する。照明光の光路上に光度を減少させながら照明光を透過させる光学フィルタ5が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラ付きの携帯電話やスマートフォンなどの携帯情報端末において、肌や頭皮を接写する際に使用される接写用アダプタに関するものである。
近年、日々の肌状態を管理する美容目的で、カメラ付きの携帯電話やスマートフォンなどの携帯情報端末により肌や頭皮を近接距離で撮影(以下、接写という)することが行われている。このようなカメラ付き携帯電話やスマートフォンは、接写する際に照明光がないと肌や頭皮を十分に接写することができない。
そこで、従来、カメラ付き携帯電話に取り付けられる接写用アダプタであって、カメラに取り付けられるスコープ部と、接写する際の照明部としてのLEDを備えた接写用アダプタが販売されている(非特許文献1参照)。
しかしながら、この接写用アダプタは、接写の際の照明部としてのLEDを備えているため、構造が複雑であり、製造コストが高くなる問題があった。
ところで、最近のカメラ付きの携帯情報端末の多くは、カメラで撮影するためのLEDを備えている。そこで、このようなカメラ付き携帯情報端末の備えるLEDを、カメラ付き携帯情報端末で接写する際の照明部として利用することが考えられる。
そこで、特許文献1には、スコープ部内にカメラとLEDが収まるようスコープ部を大きくすることにより、カメラ付き携帯電話の備えるLEDから発せられる照明光を接写用アダプタのスコープ部に直接引き入れる構造の携帯電話機が開示されている。
特開2008−129446号公報
OTAS株式会社、"iPhone4用LED付マイクロスコープ"、[平成26年2月26日検索]、インターネット<URL : http://www.otaskk.jp/shopdetail/003001000053/019/007/Y/page1/recommend/>
しかしながら、上記携帯電話機では、引き入れられる照明光が被写体に直接照射されるため、被写体が真っ白に写る場合があるといった問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、カメラ付き携帯情報端末により被写体を適度な明るさで接写することができ、ひいては製造コストを抑制することが可能な接写用アダプタを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、被写体を撮影するカメラ部と、被写体に照明光を照射する照明部とを備えた携帯情報端末に取り付けられる接写用アダプタであって、携帯情報端末に取り付けられる本体部と、携帯情報端末のカメラ部に対応するスコープ部と、携帯情報端末の照明部に対応する照明光通過部とを備え、前記スコープ部と前記照明用光通過部は前記本体部において互いに接続する態様で設けられ、前記携帯情報端末の照明部の照明光が、照明光通過部の内部を通過したあと、照明用光通過部とスコープ部の接続部分からスコープ部の内部に入射して、スコープ部の先端部に配置された被写体を照射する光路を形成し、前記照明光の光路上に光度を減少させながら照明光を透過させる光学フィルタが設けられていることを特徴とする。
これによれば、携帯情報端末の照明部の照明光は、光学フィルタにより光度が減少しながら透過したあと、スコープ部の内部において先端部に配置された被写体を照射するため、被写体を適度な明るさで接写することができる。また、携帯情報端末に設けられている照明部を利用するため、LED等の照明部を別途設ける必要がなく、製造コストを抑制することができる。
また、前記光学フィルタは、特定の波長の照明光のみを透過させるカラーフィルタ機能を有してもよい。これによれば特定の波長に対応した特定の色の照明光のみが光学フィルタを透過するため、スコープ部内の被写体に対して特定の色の照明光を照射することができる。
また、光学フィルタは、前記スコープ部に脱着可能に設けられているのが好ましい。これによれば、被写体に応じて光学フィルタを交換することができ、被写体に応じて適度な明るさで接写することが可能となる。
また、光学フィルタは、前記スコープ部の軸方向に延びる筒状に形成され、スコープ部の先端部に脱着されるのが好ましい。これによれば、光学フィルタを軸方向に移動させるだけで脱着し得るため、光学フィルタを容易に交換することができる。
また、光学フィルタは、外周面が周方向に沿って材質、色または表面形状が異なるように形成され、軸回転されることにより照明光の光度および/または透過波長が切り替わるのが好ましい。これによれば、光学フィルタを軸回転させることにより、照明光の光度および/または透過波長を容易に切り替えることができ、スコープ部内の光度や色などの照明環境を変更することが可能となる。
また、前記光学フィルタは、板状に形成され、前記照明用光通過部の照明部側の基端部において照明部に平行な態様で設けられているのが好ましい。これによれば、光学フィルタが照明部に近接して配置されるため、照明光を光学フィルタに確実に透過させることができる。
また、光学フィルタは、前記スコープ部における前記照明用光通過部と接続している部分の側壁であるのが好ましい。これによれば、スコープ部の側壁を利用した簡易な構成で光学フィルタを設けることができる。
また、前記照明用光通過部および前記スコープ部は、互いの接続部分を除く側壁が光を透過させない部材から構成されるのが好ましい。これによれば、照明光通過部およびスコープ部の外側の光が内部に進入することを防止でき、被写体をより一層適度な明るさで接写することができる。
本発明によれば、携帯情報端末の照明部の照明光は光学フィルタにより光度が減少しながら透過したあと、スコープ部の内部において先端部に配置された被写体を照射するため、被写体を適度な明るさで接写することができる。また、携帯情報端末に設けられている照明部を利用するため、LED等の照明部を別途設ける必要がなく、製造コストを抑制することができる。このためユーザが接写アダプタを安価に購入することができ、それを自己のカメラ付きの携帯情報端末に取り付けることにより、いつでも簡単に自己または他人の肌や頭皮を接写することができ、ひいては肌や頭皮に関する日々の美容やスカルプケアに資することが可能となる。
本発明に係る接写アダプタを示す斜視図である。 図1の接写アダプタを示す側面図である。 図1の接写アダプタを示す拡大断面図である。 本発明に係る接写アダプタの使用方法を示す斜視図である。 変形例に係る接写アダプタを示す側面図および斜視図である。 第2の実施形態に係る接写アダプタを示す分解斜視図および側面図である。 第3の実施形態に係る接写アダプタを示す側面図である。 第4の実施形態に係る接写アダプタを示す斜視図である。
<第1の実施形態>
次に、本発明に係る接写アダプタ1の第1の実施形態について図1〜図4を参照しつつ説明する。
前記接写アダプタ1は、図1および図2に示すように、被写体Sを撮影するカメラ部101と、被写体Sに照明光を照射するLED等の照明部102とを頭部に備えたスマートフォン等の携帯情報端末100に取り付けられる。そして、この接写アダプタ1は、携帯情報端末100に取り付けられる本体部2と、携帯情報端末100のカメラ部101に対応するスコープ部3と、携帯情報端末100の照明部102に対応する照明光通過部4と、スコープ部3に取り付けられる半透明な光学フィルタ5を備えている。
前記本体部2は、接写アダプタ1を携帯情報端末100に取り付けるためのものであり、図1〜図3に示すように、前面部材21、後面部材22、上面部材23、右側面部材24および左側面部材25からなり、下部には開口部26が形成され、これら各部材21〜25に囲まれる下部開口の内部空間27が形成されている。
而して、本体部1は、携帯情報端末100の頭部が本体部2の開口部26から内部空間27に挿入されると、携帯端末100の頭部の前面、後面、上面の各面を各部材21〜25により覆った状態で携帯情報端末100の頭部に確実に取り付けられる。
また、本体部2は、前面部材21の左端部付近の位置に左右に延びる長円状又は矩形状の窓部28が形成されている。この窓部28は、本体部2の内部空間27に携帯情報端末100の頭部が挿入された際、携帯情報端末100のカメラ部101および照明部102を窓部28から露出させるためのものである。
前記スコープ部3は、被写体Sを接写するための撮影空間を形成するものであり、図1〜図3に示すように、先端部31と基端部32が開口した略円筒状に形成され、本体部2の窓部28の左側周縁部から垂直に立設している。また、スコープ部3は、側壁の右側部において軸方向に延びる開口部33が形成されており、該開口部33を介して後述の照明光通過部4と内部同士が連通している。
而して、スコープ部3は、図2に示すように、先端部31に被写体Sが配置されると、被写体Sを外部から遮断せしめ、外部の別の光などの環境に影響されない撮影空間34を形成する。なお、スコープ部3の撮影空間34における照明光の具体的な状態については後述する。
前記照明光通過部4は、携帯情報端末100の照明部102の照明光を通過させるためのものであり、図1〜図3に示すように、左側端部41と基端部42が開口した中空の略扇台状に形成され、本体部2の窓部28の右側周縁部から立設している。具体的には、照明光通過部4は、本体部2の窓部28の右側周縁部の上部から垂直に立設する上側壁部43と、本体部2の開口部28の右側周縁部の下部から垂直に立設する下側壁部44と、本体部2の窓部28の右側周縁部の右部からスコープ部3に向かって緩やかに湾曲した前側壁部45と備え、上側壁部43、下側壁部44および前側壁部45の左側の各端部が左側端部42を構成し、該左側端部41がスコープ部3の開口部33の周縁部に接続している。
而して、照明光通過部4は、携帯情報端末100の照明部102の照明光を内部に通過せしめ、スコープ部3の開口部33から撮影空間34内に出射せしめる。なお、照明光は、照明光通過部4の内部を通過する際、スコープ部3の開口部33に向けて直接または内周面で反射しながら通過していく。
なお、本実施形態では、照明光通過部4およびスコープ部3は、互いの接続部分を除く側壁が黒色等のダーク色に着色されるのが好ましい。このダーク色に着色された側壁によって、照明光通過部4およびスコープ部3の内部に外側から光が進入することを防止でき、被写体Sをより一層適度な明るさで接写することが可能となる。また、照明光通過部4で乱反射した照明光がカメラ部101に入ることも防止できる。
前記光学フィルタ5は、情報端末100の照明部102の照明光の光度を減少させるためのものであり、図1〜図3に示すように、先端部51と基端部52が開口した中空の円錐台状に形成され、スコープ部3の内部に設けられている。具体的には、光学フィルタ5は、基端部52がスコープ部3よりも径小且つ先端部51がスコープ部3とほぼ同径であり、スコープ部3とほぼ同一の長さに形成されている。そして、光学フィルタ5は、先端部51がスコープ部3の先端部31の高さに一致し且つ基端部52がスコープ部3の基端部32の高さに一致する態様でスコープ部3の同軸上に設けられている。なお、光学フィルタ5は、先端部51に径方向外側に延びる環状のリブ53が形成されており、該リブ53によりスコープ部3の先端部31に固定されている。
また、前記光学フィルタ5は、側壁の外周面に微細な凹凸54がシボ状に形成されている。この光学フィルタ5の凹凸54は、メッシュ密度が特に限定されるものではないが、少なくとも照明部102の照明光の光度を減少させながら通過させることにより、スコープ部3の撮影空間34における光学フィルタ5の内部を適度な明るさやホワイトバランスに資するように調整するものである必要がある。なお、凹凸54は、実際には凹凸度合いを目視することができないものであるが、説明の都合上、図6では凹凸度合いを強調して図示している。
而して、光学フィルタ5は、携帯情報端末100の照明部102から被写体Sまでの照明光の光路L上に配置されることになり、照明部102の照明光が透過することとなる。このとき前記光学フィルタ5は、側壁の外周面に微細な凹凸54がシボ状に形成されているため、照明部102の照明光の光度を減少させながら照明光を透過させることができる。
また、光学フィルタ5は、基端部52に近接レンズ6が設けられており、被写体Sを接写するときの焦点距離を調節するようになっている。
次に、接写アダプタ1を使用した被写体Sの接写方法について説明する。
まず、ユーザは、接写アダプタ1を携帯情報端末100の頭部に取り付ける。具体的には、ユーザは、携帯情報端末100の頭部を本体部2の開口部26から内部空間27に挿入し、携帯端末100の頭部の前面、後面、上面、側面の各面が本体部2の各部材21〜25により覆われた状態となるように、携帯情報端末100の頭部に接写アダプタ1を確実に取り付ける。このとき携帯情報端末100のカメラ部101と照明部102は、本体部2の窓部28から露出した状態となる。
次に、ユーザは、携帯情報端末100の頭部に取り付けた接写アダプタ1を所望の被写体Sに合わせる。具体的には、ユーザは、接写アダプタ1のスコープ部3の先端部31の内側に被写体Sの撮影箇所が配置されるように、スコープ部3の先端部31を被写体Sの表面に当接させる。このとき被写体Sは、スコープ部3を通じて携帯情報端末100のカメラ部101に対向した接写可能な状態になる。
次に、ユーザは、接写アダプタ1を被写体Sの撮影箇所に合わせた状態で被写体Sを接写する。具体的には、ユーザが、携帯情報端末100の所定の操作を行って接写を開始すると、携帯情報端末100の照明部102から照明光が発光し、該照明光が照明光通過部4の内部をスコープ部3の方向に向かって通過したあと、スコープ部3の開口部33からスコープ部3の内部の撮影空間34に入射する。そして、スコープ部3の撮影空間34に入射した照明光は、光学フィルタ5において光度が減少しながら透過したあと、直接または光学フィルタ5の内周面で反射しながら被写体Sを照射する。
而して、光学フィルタ5の内部は光度が減少した照明光により適度な明るさとホワイトバランスの状態となり、それと同時にカメラ部101が適度な明るさとホワイトバランスで照射された被写体Sを接写する。
なお、本実施形態では、光学フィルタ5はスコープ部3に固定されるものとしたが、図5(a)に示すように、光学フィルタ5がスコープ部3に脱着可能に設けられてもよい。具体的には、光学フィルタ5は、スコープ部3の先端部から軸方向に沿って挿入されることによりスコープ部3に取り付けられる。また、光学フィルタ5は、スコープ部3の先端部31から軸方向に沿って引き抜かれることによりスコープ部3から取り外される。これによれば、被写体Sに応じて光学フィルタ5を交換することができ、被写体Sに応じて適度な明るさで接写することができる。しかも、光学フィルタ5を軸方向に沿って移動させるだけで脱着し得るため、光学フィルタ5を容易に交換することができる。
また、本変形例に係る接写アダプタ1は、図5(b)に示すように、光学フィルタ5が外周面が周方向に沿って表面形状が異なるように形成され、軸回転されることにより照明光の光度および/または透過波長が切り替わるものとなされてもよい。具体的には、光学フィルタ5は、外周面において複数の領域A1、A2、A3・・・が周方向に沿って設けられ、これらA1、A2、A3・・・の照明光の光度および/または透過波長がそれぞれ異なるように形成されている。例えば、領域A1は表面に微細な凹凸が高密度で形成され、領域A2は表面に微細な凹凸が中密度で形成され、領域A3は表面に微細な凹凸が低密度で形成されることなどが挙げられる。これによれば、ユーザが指先を使って光学フィルタ5を軸回転させることにより、照明光の光路L上に配置される部分を領域A1、A2、A3・・・のいずれかに切り替えると、光学フィルタ5における照明光の光度および/または透過波長を容易に切り替えることができ、スコープ部内の光度や色などの照明環境を変更することが可能となる。なお、本変形例では、光学フィルタ5の外周面の表面形状が異なるものとしたが、材質または色が異なるものとしてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る接写アダプタの第2の実施形態について図6を参照しつつ説明する。 本実施形態の接写アダプタ1は、光学フィルタ5に代えて光学フィルタ7を備えている。なお、本体部2、スコープ部3および照明光通過部4は、第1の実施形態に示すものと同一のため、同一の符号を付して、その説明を省略する。
前記光学フィルタ7は、図6に示すように、本体部1の幅方向に延びる半透明な板状部材であって、右側に光学部7aを備え、かつ左側に近接レンズ部7bを備えている。光学部7aは、表面に照明光の光度を減少させて通過させるための微細な凹凸がシボ状に形成されている。なお、凹凸54は、実際には凹凸度合いを目視することができないものであるが、説明の都合上、図6(b)では凹凸度合いを強調して図示している。また、製造の都合上、光学部7a以外の部分にも該凹凸が形成されているが、少なくとも光学部7aに形成されていればよい。
而して、光学フィルタ7は、本体部2の窓部28に嵌め込まれると、光学部7aが照明部102に対応する位置に配置されるとともに、レンズ部7bがカメラ部101に対応する位置に配置される。
このため、光学フィルタ7の光学部7bが照明部102に近接して配置されるため、照明光を光学フィルタ7に確実に透過させることができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係る接写アダプタの第3の実施形態について図7を参照しつつ説明する。
本実施形態の接写アダプタ1は、スコープ部3の側壁35を光学フィルタとして機能させている。なお、なお、本体部2は、第1の実施形態に示すものと同一のため、同一の符号を付して、その説明を省略する。
前記スコープ部3は、図7に示すように、本体部2の窓部28の左側周縁部から立設され、本体部2の窓部28の先端部31に向かう従い径が拡大する側壁35を備えた円錐台筒状に形成されている。この側壁35は、後述するように光学フィルタとして機能する。
前記照明光通過部4は、本体部2の窓部28の右側周縁部から垂直に立設され、上端部が側壁35に接続した中実の光ファイバーから構成される。
而して、照明部102から発行された照明光は、照明光通過部4の内部をスコープ部3の方向に向かって通過したあと、スコープ部3の側壁35において光度が減少しながら透過したあと、直接またはスコープ部3の内周面で反射しながら被写体Sを照射する。
このため、スコープ部3の側壁35を利用した簡易な構成で光学フィルタを設けることができる。
なお、本実施形態では、照明光通過部4は、中実の光ファイバーから構成されるものとしたが、中空の筒状体から構成されるものとしてもよい。
<第4の実施形態>
次に、本発明に係る接写アダプタの第4の実施形態について図8を参照しつつ説明する。
本実施形態の接写アダプタ1は、本体部2に代えて本体部8を備えている。
この 本体部8は、携帯情報端末100を前面と後面から挟持する部材であって、携帯情報端末100の前面を押圧するL字状の前面板81と、携帯情報端末100の後面を押圧するL字状の後面板82と、後面板82を前面板81を回動可能に付勢するばね式のヒンジ83を備える。また、前記前板部81は、前面81aに第1の実施形態1と同様のスコープ部3、照明光通過部4および光学フィルタ5が設けられている。
而して、本実施形態に係る接写アダプタ1は、携帯情報端末100を上方から前面および後面を挟持する構造であるため、携帯情報端末100の保護ケースを付けた状態のまま取り付けられ得る。
なお、本実施形態では、携帯情報端末100の上方から挟持する構造としたが、携帯情報端末100の右方または左方から挟持する構造であってもよい。また、本体部8の挟持構造は上述のものに限定されず、その他の挟持構造であってもよい。
また、光学フィルタとして、実施形態1と同様の筒状の光学フィルタ5を使用したが、実施形態2と同様の板状の光学フィルタ7などを使用してもよい。
なお、以上の各実施形態では、本体部2、スコープ部3、および照明光通過部4、光学フィルタ5、7は、いずれも上述の形状に限定されるものはなく、その他の形状であってもよい。
また、光学フィルタ5、7は、表面に微細な凹凸をシボ状に形成されるものとしたが、照明光の光度を減少させながら透過させるものであれば、どのような構造であってもよい。例えば、光学フィルタ5に微細な凹凸がシボ状に形成されているもののほか、光学フィルタ5が材質的に白色になっているものや、光学フィルタ5の表面に白色が着色されているものなどが挙げられる。また、光学フィルタ5,7は、照明光の光度を減少させる機能のほか、特定の波長の照明光のみを透過させるカラーフィルタ機能を有していたり、照明光を拡散させながら透過させる機能などを有してもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1…接写アダプタ
2…本体部
3…スコープ部
4…照明光通過部
5…光学フィルタ
6…近接レンズ
100…携帯情報端末
101…カメラ部
102…照明部

Claims (8)

  1. 被写体を撮影するカメラ部と、被写体に照明光を照射する照明部とを備えた携帯情報端末に取り付けられる接写用アダプタであって、
    携帯情報端末に取り付けられる本体部と、携帯情報端末のカメラ部に対応するスコープ部と、携帯情報端末の照明部に対応する照明光通過部とを備え、前記スコープ部と前記照明用光通過部は前記本体部において互いに接続する態様で設けられ、
    前記携帯情報端末の照明部の照明光が、照明光通過部の内部を通過したあと、照明用光通過部とスコープ部の接続部分からスコープ部の内部に入射して、スコープ部の先端部に配置された被写体を照射する光路を形成し、
    前記照明光の光路上に光度を減少させながら照明光を透過させる光学フィルタが設けられていることを特徴とする接写用アダプタ。
  2. 前記光学フィルタは、特定の波長の照明光のみを透過させるカラーフィルタ機能を有する請求項1に記載の接写用アダプタ。
  3. 前記光学フィルタは、前記スコープ部に脱着可能に設けられている請求項1または請求項2に記載の接写用アダプタ。
  4. 前記光学フィルタは、前記スコープ部の軸方向に延びる筒状に形成され、スコープ部の先端部に脱着される請求項3に記載の接写用アダプタ。
  5. 前記光学フィルタは、外周面が周方向に沿って材質、色または表面形状が異なるように形成され、軸回転されることにより照明光の光度および/または透過波長が切り替わるものとなされている請求項4に記載の接写用アダプタ。
  6. 前記光学フィルタは、板状に形成され、前記照明用光通過部の照明部側の基端部において照明部に平行な態様で設けられている請求項1に記載の接写用アダプタ。
  7. 前記光学フィルタは、前記スコープ部における前記照明用光通過部と接続している部分の側壁である請求項1に記載の接写用アダプタ。
  8. 前記照明用光通過部および前記スコープ部は、互いの接続部分を除く側壁が光を透過させない部材から構成される請求項1から請求項7に記載の接写用アダプタ。
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