JP2015196162A - 鋳造金型装置及び鋳造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧ピンが設けられた鋳造金型装置において、鋳造品の内孔を健全面として得る。
【解決手段】鋳造金型装置50は、鋳造品に内孔を形成するための鋳抜きピン92を有する。鋳抜きピン92は中空体であり、その中空内部には加圧ピン96が通される。加圧ピン96には、振動伝達部材112を介して微細振動機118の振動子120からの振動が付与される。振動は、さらに、加圧ピン96から鋳抜きピン92に伝播した後、キャビティ60に注湯された溶湯66中、鋳抜きピン92を囲繞する部位に伝播する。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも一端が開口した内孔が形成された鋳造品を得るための鋳造金型装置及び鋳造方法に関する。
高圧鋳造(ダイカスト鋳造)は、例えば、アルミニウム合金製の鋳造製品を得る一手法として周知である。高圧鋳造には、寸法精度が良好な鋳造製品が得られる、大量生産が可能である等の利点があることから、広汎に採用されている。
高圧鋳造においては、プランジャスリーブ内に注湯された溶湯をプランジャチップで押し出し、キャビティに供給するようにしている。すなわち、射出が営まれる。
ここで、溶湯は、幅狭なランナ及びゲート部を通過してキャビティに導入される。この場合、例えば、ゲート部に滞在する溶湯が、キャビティに到達した溶湯よりも早く凝固することがある。このような事態が生じると、押湯が十分になされなくなるため、鋳造品に鋳巣や割れ等の鋳造不良が生じる一因となる。
このような不具合が惹起されることを回避するべく、特許文献1において、キャビティ内の溶湯を加圧する加圧ピンを設け、さらに、該加圧ピンに対し、機械的振動発生装置や超音波振動機等の加振装置から振動を付与することが提案されている。
特開平7−1102号公報
例えば、スプール弁を構成する弁ボディを鋳造品として得る場合、弁部材であるスプールを摺動可能に挿入するための弁孔(内孔)を形成する必要がある。この種の弁孔は、例えば、鋳抜きピンによって形成される。すなわち、キャビティ内には鋳抜きピンが予め挿入されており、この状態で注湯がなされる。金属溶湯が固化して鋳造品を得た後、鋳抜きピンを鋳造品から離脱させると、鋳抜きピンの形状に対応する形状の中空部が形成される。この中空部が弁孔である。
弁孔の内壁表面(鋳肌)には、通常、鋳巣や湯皺等の鋳造不良が形成されている。特許文献1に記載されるように加圧ピンに振動を付与することは、鋳造品の外表面の鋳造不良を抑制することに対して有効であるものの、弁孔等、鋳抜きピンによって形成される内孔の鋳造不良を抑制することは困難である。加圧ピンが内孔の表面に接触することはないからである。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、簡素な構成でありながら、内孔の内壁表面の鋳造不良が低減された鋳造品を得ることが可能な鋳造金型装置及び鋳造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、少なくとも一端が開口した内孔が形成された鋳造品を得るための鋳造金型装置であって、
中空体からなり、前記内孔を形成するための鋳抜きピンと、
前記鋳抜きピンの中空内部に通され、変位駆動源の作用下に変位してキャビティ内に導入された溶湯を加圧する加圧ピンと、
前記加圧ピンに付与される振動を発生する振動発生手段と、
前記振動発生手段で発生した振動を前記加圧ピンに伝達するための振動伝達部材と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも一端が開口した内孔が形成された鋳造品を得る鋳造方法であって、
中空体からなり、内孔を形成するための鋳抜きピンが進入したキャビティを形成する工程と、
前記キャビティに溶湯を導入する工程と、
前記鋳抜きピンの中空内部に通された加圧ピンで、前記キャビティ内に導入された溶湯を加圧する工程と、
を有し、
振動発生手段にて発生した振動を、振動伝達部材を介して前記加圧ピンに付与することで、前記キャビティ内の前記溶湯に振動を付与することを特徴とする。
なお、「内孔」は、両端が開口した貫通孔、及び一端が閉塞した有底穴を含むものとする。また、以下においていう「健全面」及び「健全層」は、内孔の内在物の漏洩の原因となる程度のサイズの鋳巣や湯皺等の鋳造不良が認められない面及び層を指す。
すなわち、本発明においては、鋳抜きピンを中空体とするとともに、該鋳抜きピンの中空内部に加圧ピンを通すようにしている。このため、鋳抜きピンと加圧ピンを併用するにも関わらず、その構成の簡素化を図ることができる。
しかも、鋳抜きピンに振動が伝播するので、加圧ピンのみでは鋳造不良を低減することが容易ではない内孔の内壁表面を、健全面として得ることができる。すなわち、内孔の内壁表面には、内孔の内在物(例えば、作動油等)の漏洩の原因となる程度のサイズの鋳巣や湯皺等の鋳造不良が認められない。しかも、美観が良好である。
従って、当該内壁表面、すなわち、鋳肌を、研削加工ないし鏡面加工等を施すことなくそのまま内壁として用いることが可能である。このため、鋳造品を最終製品とするまでの工程数が低減するとともに、コストの低廉化を図ることができる。また、この場合、研削屑が発生しないので、材料歩留まりが向上する。
また、この場合、バリの量が低減する。このことと、研削加工等が不要であるために研削屑が発生しないこととにより、材料歩留まりが向上する。
さらに、この鋳造品では、鋳肌から所定の深さに至る内部も概ね健全層である。すなわち、鋳肌から所定の深さまでの内部にも、内在物の漏洩の原因となる程度のサイズの鋳造不良が認められない。従って、例えば、所定の深さ(健全層)の約半分程度を研削加工によって除去し、新たに露呈した表面(加工面)を内孔の内壁とするようにしてもよい。
加圧ピンを変位させるための変位駆動源は、中空体として構成することが好ましい。この場合、振動伝達部材を変位駆動源の中空内部に通すことにより、振動伝達部材を介しての加圧ピンへの振動付与が容易となる。
この種の変位駆動源の好適な例としては、中空体からなる2個の変位用ロッドを有する両ロッド型シリンダを挙げることができる。
振動装置としては、例えば、振動数が100〜数百Hzの機械的振動を発生する微細振動機(エアバイブレータ等)を採用することができる。又は、超音波振動を発生する超音波振動機であってもよい。
また、キャビティへの注湯を行うに際しては、溶湯に圧力を付加することが好ましい。すなわち、鋳造金型装置は高圧鋳造金型装置であり、鋳造方法は高圧鋳造(HPDC)であると好適である。
本発明によれば、鋳抜きピンの中空内部に加圧ピンを通すようにしているので、鋳抜きピンと加圧ピンを併用するにも関わらず、鋳造金型装置の構成の簡素化を図ることができる。
しかも、鋳抜きピンに振動が伝播するので、加圧ピンのみでは鋳造不良を低減することが容易ではない内孔の内壁表面を、内孔の内在物(例えば、作動油等)の漏洩の原因となる程度のサイズの鋳巣や湯皺等の鋳造不良が認められない、いわゆる健全面として得ることができる。すなわち、内孔の内壁表面の鋳造不良が低減された鋳造品を得ることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る鋳造方法によって得られた弁ボディ(鋳造品)を備えるスプール弁の厚み方向に沿う縦断面図である。 前記弁ボディに形成された弁孔(内孔)の内壁の高倍率レーザ顕微鏡写真である。 前記弁ボディに形成された弁孔(内孔)の内壁の低倍率レーザ顕微鏡写真である。 本発明の実施の形態に係る鋳造金型装置の要部縦断面図である。 図5A及び図5Bは、前記鋳造金型装置において、振動した加圧ピンを鋳抜きピンの中空内部(摺動孔)で変位させる場合のフローである。
以下、本発明に係る鋳造方法につき、それを実施するための鋳造金型装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態では、鋳造品として、スプール弁を構成する弁ボディを例示する。
はじめに、スプール弁につき図1を参照して説明する。なお、図1は、鋳造品である弁ボディ10を備えるスプール弁12の厚み方向(図1中の矢印Z方向)に沿う縦断面図であり、弁ボディ10には、軸方向、例えば、長手方向(図1中の矢印X方向)に沿って延在する内孔としての弁孔14が形成されている。
弁孔14は、矢印X方向の一端で開口する。この開口した一端は、キャップ部材16で閉塞される。一方、残余の一端は、弁ボディ10の内壁で閉塞されている。この内壁は、スプール18(弁部材)を堰止するストッパ壁として機能する。
弁ボディ10には、作動油を弁孔14内に導入するための入力ポート36、前記作動油を弁孔14から導出するための出力ポート38、ドレインポート40、図示しない別の弁からの作動油供給ポート42が形成される。図1においては、スプール18が調圧スプリング34によって弾発付勢され、その一端面がストッパ壁に当接(堰止)された状態を示している。このとき、入力ポート36と出力ポート38は、スプール18の環状溝20を介して連通する。一方、ドレインポート40は、大径部22によって閉塞される。
弁孔14の内壁は鋳肌であり、金属光沢を示す。また、内壁(鋳肌)の高倍率レーザ顕微鏡写真である図2から把握されるように、内壁(鋳肌)には、作動油の漏洩の原因となる程度のサイズの鋳巣や湯皺等が認められない。すなわち、内壁は、研削加工ないし鏡面加工等が施されていない鋳肌であるにも関わらず、鋳造不良が認められない健全面となっており、しかも、美観が良好である。
内壁となる鋳肌には、さらに、図3に示すように、レーザ顕微鏡にて低倍率観察した際に視認し得る複数本の微細な筋44が、長手方向(矢印X方向)に対して直交する方向に延在している。これらの筋44は、振動を付与することなく形成された弁孔の内壁では認められない。すなわち、筋44は、振動を付与することに基づいて形成されたものであると考えられる。なお、筋44が漏洩の一因となることはない。
後述するように、弁孔14は、振動が付与された鋳抜きピン92(図4参照)によって形成される。隣接する筋44同士の離間間隔は、振動の周波数に対応していると推察される。
さらに、鋳肌である弁孔14の内壁表面から深さ方向に少なくとも1mmに到達するまで、作動油が漏洩する原因となる程のサイズの鋳造不良が認められない。すなわち、弁ボディ10において、弁孔14の内壁表面から深さ1mmに至る内部は、いわゆる健全層である。
従って、鋳肌をそのまま、弁孔14の内壁として用いることができる。換言すれば、弁孔14の鋳肌に対して研削加工等の煩雑な作業を行う必要は特にない。また、これにより、実使用可能な弁ボディ10を得るまでの工程数が低減するとともに、コストの低廉化を図ることができる。ただし、弁孔14の内壁に対し、後述するように研削加工を行うようにしてもよい。
このような内壁(鋳肌)を有する弁孔14(内孔)が形成された弁ボディ10は、以下に説明するように鋳造作業によって作製することができる。
先ず、該鋳造金型装置50につき説明すると、この鋳造金型装置50は、例えば、溶湯66に対して35〜100MPaの圧力を付与する高圧鋳造金型装置であり、位置決め固定された固定金型52と、該固定金型52に対して接近又は離間する方向に変位する可動金型54とを有する。固定金型52には第1入子56が設けられ、一方、可動金型54には第2入子58が設けられる。型閉じがなされることに伴い、第1入子56と第2入子58とでキャビティ60が形成される。
固定金型52には嵌合孔62が貫通形成され、該嵌合孔62には、プランジャスリーブ64が嵌合される。該プランジャスリーブ64の上部には給湯口が形成されており、溶湯(例えば、アルミニウム合金の溶湯)66は、この給湯口からプランジャスリーブ64内に供給される。
プランジャスリーブ64内には、図示しない射出シリンダの射出ロッド68に連結されたプランジャチップ70が摺動自在に配置されている。従って、プランジャスリーブ64内に供給された溶湯66は、プランジャチップ70によって押し出される。さらに、プランジャスリーブ64の先端からキャビティ60に至るまでには、該プランジャスリーブ64から導出された溶湯66をキャビティ60まで案内するための通路であるランナ72が形成される。
鋳造金型装置50には、さらに、中子74が設けられる。この中子74は、ピン保持部材76と、該ピン保持部材76に連結された支柱保持部材78とを有する。なお、中子74は、支柱保持部材78に設けられた図示しない摺動機構の作用下に、図4における上下方向に変位することが可能である。
ピン保持部材76には、キャビティ60に向かって延在する段付孔80が貫通形成される。段付孔80は支柱保持部材78側で拡開しており、これにより支持段部82が形成されている。一方、支柱保持部材78には、段付孔80に連なる案内孔84が貫通形成されている。この案内孔84の支柱保持部材78側が拡開することにより、案内孔84内に堰止段部86が設けられている。
前記段付孔80には、軸部88と、若干大径な頭部90とを有する鋳抜きピン92が通される。該鋳抜きピン92の頭部90が段付孔80の支持段部82に支持されることにより、鋳抜きピン92がピン保持部材76に保持される。従って、鋳抜きピン92は中子74と一体的に変位し、鋳抜きピン92の軸部88の先端は、型閉じ時にキャビティ60に進入する。この軸部88の先端により、弁孔14(図1参照)が形成される。
なお、鋳抜きピン92と段付孔80の内壁との間には、0.01〜0.1mm程度の遊びが形成される。従って、鋳抜きピン92は、段付孔80内で揺動及び回転動作が可能である。
鋳抜きピン92の軸部88は、その外周が抜き勾配のないストレート形状となっており、このため、弁孔14もストレート形状となっている。この場合、抜き勾配があるテーパー形状の弁孔に比して加工が容易となるとともに、加工量を削減することができる。
ここで、鋳抜きピン92は、長手方向に沿って延在する摺動孔94が貫通形成された中空体である。この摺動孔94には、加圧ピン96の長尺な押圧軸部98の下端部が挿入される。摺動孔94と押圧軸部98の下端部との間には、0.01〜0.1mm程度の遊びが形成される。
加圧ピン96の押圧軸部98の長手方向略中腹部には、大径なフランジ部100が直径方向外方に突出形成される。該フランジ部100が前記堰止段部86に当接することに伴い、加圧ピン96のそれ以上の下降が阻止される。なお、案内孔84と押圧軸部98の下端部、及びフランジ部100のそれぞれとの間にも、0.01〜0.1mm程度の遊びが形成される。
加圧ピン96は、両ロッド型シリンダ102を変位駆動源として変位(昇降)する。ここで、両ロッド型シリンダ102は、支柱保持部材78に立設された支柱104に支持されたシリンダ本体106を有する。このシリンダ本体106には、該シリンダ本体106に対して露呈又は埋没するように協働して進退動作する下方ロッド108及び上方ロッド110(変位用ロッド)が設けられる。シリンダ本体106、下方ロッド108及び上方ロッド110は全て、中空体からなる。
両ロッド型シリンダ102の中空内部(すなわち、下方ロッド108から上方ロッド110に延在する内孔)には、振動装置を構成する棒形状の振動伝達部材112が通される。振動伝達部材112の下端には小径のネジ部114が突出形成され、該ネジ部114が、加圧ピン96の上端部に陥没形成されたネジ孔116に螺合される。これにより、振動伝達部材112が加圧ピン96に連結されている。
上方ロッド110の上端には、振動伝達部材112とともに振動装置を構成する微細振動機118(振動発生手段)が支持される。従って、微細振動機118は、上方ロッド110の前進・後退、換言すれば、昇降に追従して変位する。なお、微細振動機118としては、例えば、エアバイブレータが挙げられる。
振動伝達部材112の上端は、微細振動機118の振動子120に対向する。微細振動機118が滅勢されているときには、該振動子120の下端面は、振動伝達部材112の上端面に対し、所定間隔で離間する。
微細振動機118が付勢されると、振動子120は、予め設定された所定の周期で上下動する。振動子120のストロークは、該振動子120と振動伝達部材112との離間距離よりも若干大きく、このため、振動子120は、下降する際に振動伝達部材112に当接する。勿論、振動子120は、上昇するときには振動伝達部材112から離間する。このようにして振動子120の当接ないし離間が繰り返されることにより、振動伝達部材112に、所定の周波数の振動が付与される。
ここで、振動子120と振動伝達部材112が所定間隔で離間していることから、振動子120が振動伝達部材112に当接する際には衝突エネルギが発生する。振動伝達部材112には、この衝突エネルギが付加された所定の周波数の振動が付与されていると推察される。
弁ボディ10を得るための鋳造作業、すなわち、本実施の形態に係る鋳造方法は、基本的には上記したように構成される鋳造金型装置50を用い、以下のように実施される。
はじめに、可動金型54が固定金型52に対して接近するように変位し、さらに、中子74が下降して型閉じがなされる。型閉じがなされることに伴い、第1入子56と第2入子58とで形成されるキャビティ60に鋳抜きピン92が進入する。この時点では、両ロッド型シリンダ102の下方ロッド108及び上方ロッド110は上昇位置にあり、このため、加圧ピン96も上昇位置にある。図4には、このときの加圧ピン96の先端、及びフランジ部100の位置を仮想線で併せて示している。
次に、微細振動機118を付勢し、振動子120を上下動させる。振動子120は、上記したように下降する際に振動伝達部材112に当接し、上昇するときに振動伝達部材112から離間する。このため、振動伝達部材112に、所定の周波数の振動が付与される。振動は、例えば、機械的振動であり、その周波数は100〜数百Hzである。
上記したように、振動伝達部材112の下端は加圧ピン96の上端に連結されている。このため、振動は、加圧ピン96に伝播する。このために加圧ピン96が摺動孔94内で振動し、該摺動孔94の内壁に対して衝突・離間を繰り返す。これを受けて、鋳抜きピン92が振動する。以上のようにして、振動が鋳抜きピン92に伝播する。鋳抜きピン92と段付孔80の内壁との間には遊びがあるので、鋳抜きピン92は、振動に際し、直径方向に揺動することや、円周方向に沿って回転動作することが可能である。
この状態で、次に、プランジャスリーブ64に形成された給湯口から溶湯66(例えば、アルミニウム合金の溶湯)を供給する。所定量の溶湯66がプランジャスリーブ64内に導入された後、図示しない前記射出シリンダが付勢されて射出ロッド68が前進する。これに追従して、プランジャチップ70が溶湯66を押圧する方向に摺動する。
その結果、プランジャスリーブ64内に供給された溶湯66がプランジャチップ70によって押し出され、ランナ72に案内されてキャビティ60に到達する。すなわち、キャビティ60に溶湯66が供給され、該キャビティ60が溶湯66で充填される。このように、本実施の形態では、プランジャスリーブ64内の溶湯66に対して圧力を付加し、これにより該溶湯66をキャビティ60に導入する高圧鋳造(HPDC)が行われる。
ここで、キャビティ60には、鋳抜きピン92が進入している。本実施の形態においては、上記のように鋳抜きピン92に対して振動を付与しているので、キャビティ60に導入された溶湯66中、鋳抜きピン92を囲繞する部位(以下、「鋳抜きピン囲繞部位」と表記する)に対し、鋳抜きピン92を介して振動が確実に付与される。すなわち、弁孔14の内壁となる鋳抜きピン囲繞部位を直接振動させることができる。
この場合、鋳抜きピン92に形成された摺動孔94の開口した先端から、加圧ピン96が前進(鋳抜きピン92からの突出)・後退(鋳抜きピン92内への進入)を繰り返す。加圧ピン96は、この際、鋳抜きピン囲繞部位に当接・離間する。このことによっても、鋳抜きピン囲繞部位に振動が伝播する。
なお、鋳抜きピン92は、振動子120が離間した際、鋳抜きピン囲繞部位(溶湯66)の粘弾性によって押圧され、略元の位置に戻る。
この振動付与は、型開きがなされるまで継続される。従って、鋳抜きピン囲繞部位、すなわち、弁孔14の内壁を形成する部位には、鋳抜きピン92に接触してから固相となる(凝固する)まで、振動が終始付与される。鋳抜きピン92が直径方向に沿って揺動することや、円周方向に沿って回転動作することが容易であるため、振動は、特に、鋳抜きピン92の直径方向ないし周回方向に対して伝播し易い。
また、鋳抜きピン92の摺動孔94の内壁と、加圧ピン96の側周壁との間に若干の隙間(遊び)が形成されているので、両者の間に、振動による摺動摩擦熱が発生する。これにより鋳抜きピン92を発熱させることが可能となるので、溶湯66中の鋳抜きピン囲繞部位が加温される。このため、鋳抜きピン囲繞部位の湯廻り性がさらに良好となるという利点もある。
また、溶湯66中の鋳抜きピン囲繞部位に振動が付与されると、キャビティーション現象によって溶湯66中の気泡が微細化されるとともに、気泡が振動源(鋳抜きピン92)から離れる方向に移動する。なお、微細化された気泡は、φ0.1mm程度のサイズとなっている。
このように、本実施の形態においては、鋳抜きピン92を中空体とし、該鋳抜きピン92の中空内部に加圧ピン96を通すようにしている。このため、構成の簡素化を図りながら、単一の鋳造金型装置において鋳抜きピン92と加圧ピン96を併用することができる。
キャビティ60内に溶湯66が充填された後、両ロッド型シリンダ102が付勢される。これに伴い下方ロッド108及び上方ロッド110が下降すると、下方ロッド108によって加圧ピン96が押圧され、その下端が、図4中の仮想線から実線の位置まで下降して鋳抜きピン92の下端から若干突出する。このようにして加圧ピン96が下降することにより、キャビティ60内の溶湯66に押圧力が付与される。なお、下方ロッド108及び上方ロッド110の下降に追従し、上方ロッド110に支持された微細振動機118も下降する。
下降の際、加圧ピン96の押圧軸部98の下端は、図5A及び図5Bにフローとして示すように、摺動孔94内を摺動する。ここで、加圧ピン96には、振動伝達部材112を介して微細振動機118からの振動が予め付与されている。この場合、振動が付与されていない振動伝達部材112を摺動孔94に摺動させる場合に比して、押圧軸部98に対する摺動抵抗が小さい。従って、摺動孔94の内壁や、加圧ピン96の外表面にかじりが発生することを回避することができる。
加圧ピン96は、そのフランジ部100が、支柱保持部材78に形成された案内孔84内の堰止段部86に当接することに伴って堰止される。すなわち、加圧ピン96のそれ以上の下降が阻止される。
キャビティ60内の溶湯66は、その後、凝固する。これにより、キャビティ60の形状に対応する形状の弁ボディ10が得られる。鋳抜きピン92に対応する部位には、弁孔14が形成される。
キャビティ60への溶湯66の供給が終了してから所定の時間が経過した後、中子74が上昇するとともに可動金型54が固定金型52から離間することにより型開きがなされる。その結果、弁ボディ10が露呈する。
上記したように、振動が付与された加圧ピン96及び鋳抜きピン92によって鋳抜きピン囲繞部位が十分に振動され、しかも、鋳抜きピン囲繞部位の気泡が十分に微細化される。このため、弁ボディ10において、弁孔14の内壁は、金属光沢を示し、且つ作動油の漏洩の原因となる程度のサイズの鋳巣や湯皺等(鋳造不良)が認められない鋳肌(健全面)として形成される。さらに、鋳肌の最大表面粗さは1.5μm程度である。また、内壁の深さ方向内部も、1mm程度にわたって、作動油の漏洩の原因となる程度のサイズの鋳巣や湯皺等(鋳造不良)が認められない健全層として形成される。
そして、鋳肌には、軸方向(鋳抜きピン92の抜き方向)に対して直交する方向に複数個の筋44(図3参照)が形成される。隣接する筋44同士の離間間隔は、振動子120の振動周波数に対応していると推察される。
振動付与を行わない一般的な鋳造においては、鋳抜きピン92が引き抜かれた直後の弁孔14の内壁(鋳肌)には鋳造不良が存在する。従って、鋳肌をそのまま内壁とすると、作動油が漏洩する懸念がある。
これに対し、本実施の形態では、鋳肌は、上記したように鋳造不良が認められない健全面となっている。従って、弁孔14の内壁(鋳肌)に対して研削加工等を施すことなく、弁部材を収容する弁孔14として機能させることができる。すなわち、研削加工を行う必要は特にない。この分、弁ボディ10、ひいてはスプール弁12を得るまでの工程数が低減する。このため、コストの低廉化を図ることもできる。
さらに、鋳抜きピン囲繞部位に振動を付与しながら鋳造を行うと、弁ボディ10に形成されるバリが小さくなるという利点もある。このことと、研削加工を行うことが不要であるために研削屑が発生しないこととが相俟って、スクラップとなる部分が低減する。このため、材料歩留まりが向上する。
しかも、鋳抜きピン囲繞部位に振動が付与されるため、弁孔14の内壁(鋳肌)の表面粗さが小さくなる。すなわち、弁孔14の内壁につき複数の任意部位で最大表面粗さを測定すると、1.5μm以下である。
以上のように、鋳抜きピン92内に加圧ピン96を通したことにより、加圧ピン96のみでは鋳造不良を回避することが困難な弁孔等の内孔の内壁表面を、健全面として得ることができる。さらにまた、加圧ピン96で溶湯66を押圧するようにしているので、このことも、鋳造不良の低減に寄与する。
その上、鋳抜きピン92の軸部88の外周はストレート形状となっているが、弁孔14にかじることなく弁孔14の外方に抜き出すことが可能である。加えて、弁孔14の真円度の向上も可能である。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記した実施の形態では、周波数が100〜数百Hz程度である機械的振動を付与するようにしているが、超音波振動を付与するようにしてもよいことは勿論である。この場合、微細振動機118に代替して超音波振動機を採用すればよい。そして、超音波振動機の振動子120の先端と、振動伝達部材112の上端面とが離間せずに当接接触した状態で振動を付与すればよい。
また、上記のようにして得られる鋳造品は、振動が付与された鋳抜きピン92等によって形成された内孔を有するものであればよく、スプール弁12の弁ボディ10に特に限定されるものではない。鋳造品の別の例としては、アクチュエータのボディが挙げられる。この場合、内孔は、例えば、ピストンの摺動孔である。
また、さらに別の例としては、スロットルボディやキャブレタのボディが挙げられる。この場合、内孔は吸気道であり、内在物は空気又は混合気である。
10…弁ボディ 12…スプール弁
14…弁孔 18…スプール
34…調圧スプリング 36…入力ポート
38…出力ポート 40…ドレインポート
42…作動油供給ポート 44…筋
50…鋳造金型装置 52…固定金型
54…可動金型 56…第1入子
58…第2入子 60…キャビティ
64…プランジャスリーブ 66…溶湯
70…プランジャチップ 72…ランナ
74…中子 76…ピン保持部材
78…支柱保持部材 92…鋳抜きピン
94…摺動孔 96…加圧ピン
102…両ロッド型シリンダ 104…支柱
106…シリンダ本体 108…下方ロッド
110…上方ロッド 118…微細振動機
120…振動子

Claims (10)

  1. 少なくとも一端が開口した内孔が形成された鋳造品を得るための鋳造金型装置であって、
    中空体からなり、前記内孔を形成するための鋳抜きピンと、
    前記鋳抜きピンの中空内部に通され、変位駆動源の作用下に変位してキャビティ内に導入された溶湯を加圧する加圧ピンと、
    前記加圧ピンに付与される振動を発生する振動発生手段と、
    前記振動発生手段で発生した振動を前記加圧ピンに伝達するための振動伝達部材と、
    を備えることを特徴とする鋳造金型装置。
  2. 請求項1記載の鋳造金型装置において、前記変位駆動源が中空体からなり、前記振動伝達部材は、前記変位駆動源の中空内部に通されていることを特徴とする鋳造金型装置。
  3. 請求項2記載の鋳造金型装置において、前記変位駆動源が、中空体からなる2個の変位用ロッドを有する両ロッド型シリンダであることを特徴とする鋳造金型装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋳造金型装置において、前記振動発生手段が機械的振動を発生するものであることを特徴とする鋳造金型装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋳造金型装置において、前記振動発生手段が超音波振動を発生するものであることを特徴とする鋳造金型装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の鋳造金型装置において、溶湯に圧力を付加して前記キャビティに導入する高圧鋳造を行う高圧鋳造金型装置であることを特徴とする鋳造金型装置。
  7. 少なくとも一端が開口した内孔が形成された鋳造品を得る鋳造方法であって、
    中空体からなり、内孔を形成するための鋳抜きピンが進入したキャビティを形成する工程と、
    前記キャビティに溶湯を導入する工程と、
    前記鋳抜きピンの中空内部に通された加圧ピンで、前記キャビティ内に導入された溶湯を加圧する工程と、
    を有し、
    振動発生手段にて発生した振動を、振動伝達部材を介して前記加圧ピンに付与することで、前記キャビティ内の前記溶湯に振動を付与することを特徴とする鋳造方法。
  8. 請求項7記載の鋳造方法において、前記溶湯に対して機械的振動を付与することを特徴とする鋳造方法。
  9. 請求項7記載の鋳造方法において、前記溶湯に対して超音波振動を付与することを特徴とする鋳造方法。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項に記載の鋳造方法において、溶湯に圧力を付加して前記キャビティに導入する高圧鋳造を行うことを特徴とする鋳造方法。
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