JP2015192047A - 電子機器のケーブル接続方法、治具、電子装置、及び、ラック装置 - Google Patents

電子機器のケーブル接続方法、治具、電子装置、及び、ラック装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ケーブル接続作業時における作業効率を向上させることが目的である。【解決手段】電子機器のケーブル接続方法では、電子機器14が配置されるラック12に治具40が設置される。また、電子機器14の被コネクタ部材16に対応して治具40に形成された穴42の内面42Aでケーブル22に接続されたコネクタ部材24が保持される。続いて、電子機器14がラック12に搭載される。そして、コネクタ部材24が被コネクタ部材16に接続される。【選択図】図1A

Description

本発明は、電子機器のケーブル接続方法、治具、電子装置、及び、ラック装置に関する。
一般に、電子機器に設けられた被コネクタ部材には、ケーブルに接続されたコネクタ部材が接続される(例えば、特許文献1参照)。このような電子機器のケーブル接続作業時においては、作業効率の向上が望まれる場合がある。
特開2011−222638号公報 特開平6−349354号公報 特開平7−14445号公報
本発明は、一つの側面として、ケーブル接続作業時における作業効率を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、以下の工程を含む電子機器のケーブル接続方法が提供される。すなわち、このケーブル接続方法では、電子機器が配置される配置先に治具が設置される。また、電子機器の被コネクタ部材に対応して前記治具に設けられた保持部でケーブルに接続されたコネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方が保持される。続いて、電子機器が配置先に配置される。そして、コネクタ部材が被コネクタ部材に接続される。
本発明によれば、ケーブル接続作業時における作業効率を向上させることができる。
第一実施形態に係る複数の電子装置を備えた電子システムの斜視図である。 図1Aに示される電子システムにおいて電子機器をラックに搭載する前にケーブルの敷設作業を完了した状態を示す図である。 図1Aに示される電子装置の斜視図である。 図2に示される電子機器及び治具の分解斜視図である。 第一実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法を示す図である。 第二実施形態に係る複数の電子装置を備えた電子システムの斜視図である。 図5Aに示される電子システムにおいて電子機器を搭載したラックを配置スペースに配置する前にケーブルの敷設作業を完了した状態を示す図である。 図5Aに示される電子装置の斜視図である。 第二実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法を示す図である。 第三実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法を示す図である。 図8に示される治具がケーブルから取り外される様子を説明する図である。 第四実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法を示す図である。 図10に示される治具が複数の分割部材に分割されてケーブルから取り外される様子を説明する図である。 第五実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法を示す図である。 第五実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法の変形例を示す図である。 第六実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法を示す図である。 第七実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法を示す図である。 第七実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法の第一変形例を示す図である。 第七実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法の第二変形例を示す図である。
[第一実施形態]
はじめに、本発明の第一実施形態を説明する。
図1Aに示されるように、電子システムS1は、複数の電子装置10を備える。電子装置10は、図2に示されるように、ラック12と、複数の電子機器14とを備える。ラック12は、一例として、直方体状の形状を有する。複数の電子機器14は、例えばサーバやルータ等であり、ラック12の各段に搭載される。
図3に示されるように、電子機器14は、複数の被コネクタ部材16を有する。この複数の被コネクタ部材16は、電子機器14の背面14Aに配列して設けられており、電子機器14の背面14Aに露出する。電子機器14の背面14Aは、ケーブル接続面の一例である。
電子機器14がラック12に搭載された状態において、複数の被コネクタ部材16を含む背面14Aの全体は、ラック12の背面に開口するスリット18を通じてラック12の後方に露出される。スリット18は、電子機器14の背面14Aと略同様の形状及び大きさを有する矩形状とされる。なお、スリット18が形成されずに、ラック12の背面全体が開口されても良い。
このラック12の後方に露出された複数の被コネクタ部材16の各々には、ケーブル22の端部に接続されたコネクタ部材24がそれぞれ接続される。この被コネクタ部材16へのコネクタ部材24の接続には、電子機器14の背面14Aと対向して配置される治具40が用いられる。
治具40は、矩形板状に形成されており、電子機器14の背面14A、及び、上述のスリット18と略同様の形状及び大きさを有する。治具40は、後述するように、スリット18の内側に収められた状態でラック12に設置される。この治具40は、治具40の厚さ方向に貫通する複数の穴42を有する。
複数の穴42は、治具40がラック12に設置された状態において、複数の被コネクタ部材16の各々の配置位置と整合するように、複数の被コネクタ部材16に対応して形成される。この複数の穴42の各々は、開口の一例であり、穴42の内側には、後述するように、コネクタ部材24が挿入される。穴42の形状は、コネクタ部材24の縦断面形状と略同様の形状を有する矩形状とされる。この穴42は、コネクタ部材24の縦断面形状と相似形状を成しており、コネクタ部材24よりも僅かに大きく形成される。穴42の内面42Aは、後述するように、コネクタ部材24を一時的に仮保持するための保持部の一例である。
以上は、図1Aに示される複数の電子装置10のうち一の電子装置10についての説明であるが、図1Aに示される複数の電子装置10のうち他の電子装置10は、上述の一の電子装置10と同様である。この一の電子装置10における電子機器14と、他の電子装置10における電子機器14とは、後述するように、ケーブル22により接続される。
なお、上述の電子機器14、ラック12、及び、治具40は、電子装置10を形成するが、この電子装置10において、ラック12及び治具40は、ラック装置20を形成する。電子装置10は、電子機器14、ラック12、及び、治具40を合わせた状態で販売されても良いし、ラック12を除く電子機器14と治具40とを合わせた状態で販売されても良い。また、電子装置10から電子機器14を除いたラック12及び治具40がラック装置20として販売されても良いし、治具40は、電子機器14及びラック12とは別に単体で販売されても良い。
続いて、第一実施形態に係る電子機器のケーブル接続方法について説明する。
先ず、図1Bに示されるように、複数のラック12が例えば計算機室などの配置室26にそれぞれ搬入される。そして、この複数のラック12は、配置室26における互いに異なる複数の配置スペース28にそれぞれ配置される。
また、このラック12の背面に開口するスリット18(図3参照)の内側に治具40が収められ、この治具40がラック12に設置される。第一実施形態において、治具40の設置先であるラック12は、電子機器14が配置される配置先の一例である。この配置スペース28へのラック12の搬入作業と、ラック12への治具40の設置作業とは、どちらが先でも良いし、同時でも良い。
続いて、複数の電子機器14が各ラック12に搭載される前に、図1Bに示されるように、複数のラック12間(一のラック12に設置された治具40と、他のラック12に設置された治具40との間)におけるケーブル22の敷設作業が行われる。
すなわち、ケーブル22の中央部分22Aが、配置室26の床下に配線され、ケーブル22の両端側の部分22Bが、例えばラック12の柱やフレーム等に沿って床下から治具40に向けて配線される。また、図4の左図に示されるように、ケーブル22の両端に接続されたコネクタ部材24が、治具40に形成された穴42に挿入される。穴42に挿入されたコネクタ部材24は、穴42の内面42Aに引っ掛かり、この穴42の内面42Aで保持される。さらに、コネクタ部材24が正規の位置に配置されているか否かを確認するケーブル22の敷設確認が行われる。なお、このケーブル22の敷設確認に前後して、固定具等を用いてラック12の柱やフレーム等にケーブル22を固定してケーブル22を所定の形状に保持するフォーミング作業が行われても良い。
次いで、以上のようにして、図1Bに示される複数のラック12間におけるケーブル22の敷設作業が完了した後、図4の中図に示されるように、各電子機器14がラック12に搭載(配置)される。このとき、電子機器14がラック12の正規の位置に搭載されると、電子機器14の背面14Aが治具40に対向され、各穴42が被コネクタ部材16の配置位置と整合する。また、このようにして背面14Aが治具40と対向されると、背面14Aに設けられた各被コネクタ部材16が、この被コネクタ部材16に対応する穴42に挿入されたコネクタ部材24に対面される。
そして、図4の右図に示されるように、各穴42を通じてコネクタ部材24が被コネクタ部材16側に近づけられ、各コネクタ部材24が被コネクタ部材16に接続される。以上の要領で、図1Aに示される如く、複数のラック12に搭載された電子機器14がケーブル22により接続され、電子システムS1が構築される。
続いて、第一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、第一実施形態によれば、複数の電子機器14が各ラック12に搭載される前に、各ラック12に設置された治具40で複数のコネクタ部材24を保持することができる。これにより、複数の電子機器14が各ラック12に搭載される前に、図1Bに示されるように、複数のラック12間におけるケーブル22の敷設作業を完了できる。しかも、このケーブル22の敷設作業として、ケーブル22の中央部分22Aを配置室26の床下に配線する作業と、ケーブル22の両端側の部分22Bを床下から各治具40に向けて配線する作業と、ケーブル22の敷設確認とを連続して行える。また、必要であれば、ケーブル22のフォーミング作業もケーブル22の敷設作業に含めて行える。
従って、ラック12が配置スペース28に配置されると共にケーブル22の中央部分22Aが配置室26の床下に配線されてから、ラック12に電子機器14が搭載され、その後に残りの作業が行われる場合に比べて、ケーブル22の敷設作業の中断を回避できる。この結果、ケーブル22の敷設時(ケーブル接続作業時)における作業効率が向上し、ひいては、電子システムS1の構築時における作業効率を向上させることができる。
また、第一実施形態によれば、上述の如く、複数の電子機器14が各ラック12に搭載される前に、ケーブル22の敷設作業を行える。従って、ケーブル22の配線作業時や、ケーブル22のフォーミング作業時に、電子機器14が作業の邪魔になることを回避できる。これにより、ケーブル22の敷設時における作業効率をより向上させることができる。
また、第一実施形態によれば、一つの治具40で複数のコネクタ部材24(一つの電子機器14に接続される全てのコネクタ部材24)を保持できるので、このことによっても、ケーブル22の敷設時における作業効率をより向上させることができる。
また、治具40は、複数のコネクタ部材24が挿入される複数の穴42を有する簡単な構造であるので、治具40の製作費用を抑えることができる。これにより、治具40を用いた場合でも、コストアップを抑制できる。
続いて、第一実施形態の変形例について説明する。
上述の第一実施形態では、治具40に複数の穴42が形成され、各穴42の内面42Aがコネクタ部材24を保持する保持部の一例として利用される。しかしながら、治具40には、穴以外の構造によって形成される保持部が設けられても良い。また、治具40における保持部の数は、一以上の任意の数でも良いし、一つの電子機器14に対して設置される治具40の数も、一以上の任意の数でも良い。
また、上述の第一実施形態では、穴42の内面42Aでコネクタ部材24が保持される。しかしながら、例えばケーブル22におけるコネクタ部材24側の端部が穴42の内面42Aで保持されても良く、また、コネクタ部材24、及び、ケーブル22におけるコネクタ部材24側の端部の両方が穴42の内面42Aで保持されても良い。
また、治具40は、より好ましくは板状に形成されるが、板状以外の形状でも良い。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態を説明する。
図5Aに示される第二実施形態に係る電子システムS2では、上述の第一実施形態に対し、次のように、ケーブル接続方法が異なる。
すなわち、先ず、図5Bに示されるように、配置室26内における複数の配置スペース28の各々に、一対の支柱30がそれぞれ設置される。各配置スペース28は、電子機器14が配置される配置先の一例であり、支柱30は、支持部材の一例である。
また、一対の支柱30に複数の治具40がそれぞれ組み付けられる。複数の治具40は、一対の支柱30によって支持されることにより、配置室26の床から所定の高さの位置にそれぞれ配置される。この場合の各治具40の配置高さは、後述するラック12に搭載された状態での電子機器14の背面14A(図7参照)と対応する高さとされる。
続いて、複数のラック12が配置室26に搬入される前に、図5Bに示されるように、複数の配置スペース28間(一の配置スペース28に設置された治具40と、他の配置スペース28に設置された治具40との間)におけるケーブル22の敷設作業が行われる。
すなわち、ケーブル22の中央部分22Aが、配置室26の床下に配線され、ケーブル22の両端側の部分22Bが、例えば支柱30等に沿って床下から各治具40に向けて配線される。また、図7の左図に示されるように、ケーブル22の両端に接続されたコネクタ部材24が、治具40に形成された穴42に挿入される。穴42に挿入されたコネクタ部材24は、穴42の内面42Aに引っ掛かり、この穴42の内面42Aで保持される。さらに、コネクタ部材24が正規の位置に配置されているか否かを確認するケーブル22の敷設確認が行われる。なお、このケーブル22の敷設確認に前後して、ケーブル22を所定の形状に保持するフォーミング作業が行われても良い。
次いで、以上のようにして、図5Bに示される複数の配置スペース28間におけるケーブル22の敷設作業が完了した後、図5Aに示されるように、複数の電子機器14が各ラック12に搭載された状態で、この各ラック12が配置室26に搬入される。そして、この各ラック12が配置スペース28に配置される。このとき、図7の中図に示されるように、ラック12が配置スペース28の正規の位置に配置されると、ラック12に搭載された電子機器14の背面14Aが治具40に対向され、各穴42が被コネクタ部材16の配置位置と整合する。また、背面14Aが治具40と対向されると、背面14Aに設けられた各被コネクタ部材16が、この被コネクタ部材16に対応する穴42に挿入されたコネクタ部材24に対面される。
そして、図7の右図に示されるように、各穴42を通じてコネクタ部材24が被コネクタ部材16側に近づけられ、各コネクタ部材24が被コネクタ部材16に接続される。以上の要領で、図5Aに示される如く、複数のラック12に搭載された電子機器14がケーブル22により接続され、電子システムS2が構築される。
続いて、第二実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、第二実施形態によれば、複数の電子機器14が搭載された各ラック12が配置スペース28に配置される前に、各配置スペース28に設置された治具40で複数のコネクタ部材24を保持することができる。これにより、複数のラック12が配置スペース28に搬入される前に、図5Bに示されるように、複数の配置スペース28間におけるケーブル22の敷設作業を完了できる。しかも、このケーブル22の敷設作業として、ケーブル22の中央部分22Aを配置室26の床下に配線する作業と、ケーブル22の両端側の部分22Bを床下から各治具40に向けて配線する作業と、ケーブル22の敷設確認とを連続して行える。また、必要であれば、ケーブル22のフォーミング作業もケーブル22の敷設作業に含めて行える。
従って、ケーブル22の中央部分22Aが配置室26の床下に配線されてから、電子機器14を搭載するラック12が配置スペース28に配置され、その後に残りの作業が行われる場合に比べて、ケーブル22の敷設作業の中断を回避できる。この結果、ケーブル22の敷設時(ケーブル接続作業時)における作業効率が向上し、ひいては、電子システムS2の構築時における作業効率を向上させることができる。
また、第二実施形態によれば、上述の如く、複数の電子機器14が搭載された各ラック12が配置スペース28に配置される前に、ケーブル22の敷設作業を行える。従って、ケーブル22の配線作業時や、ケーブル22のフォーミング作業時に、ラック12や電子機器14が作業の邪魔になることを回避できる。これにより、ケーブル22の敷設時における作業効率をより向上させることができる。
また、第二実施形態によれば、一つの治具40で複数のコネクタ部材24(一つの電子機器14に接続される全てのコネクタ部材24)を保持できるので、このことによっても、ケーブル22の敷設時における作業効率をより向上させることができる。
続いて、第二実施形態の変形例について説明する。
上述の第二実施形態において、電子装置10は、ラック12を備えるが、電子装置10は、ラック12を備えなくても良い。また、電子装置10がラック12を備えない場合に、電子機器14は、ラック12に搭載されずに、そのままの状態で配置スペース28に配置されても良い。
また、上述の第二実施形態において、治具40には、第一実施形態における変形例と同様の変形例が適用されても良い。
また、上述の第二実施形態において、治具40は、支持部材の一例である支柱30に支持されるが、治具40は、支柱30以外の支持部材で支持されても良い。また、この支柱30や支持部材は、ケーブル22の敷設作業の完了後に撤去されても良い。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態を説明する。
第三実施形態では、上述の第一実施形態に対し、治具の構成が異なる。すなわち、図8に示されるように、第三実施形態における治具50は、上述の第一実施形態における治具40に形成された複数の穴42(図3参照)の代わりに、治具50の厚さ方向に貫通する複数の切欠き52を有する。この複数の切欠き52の各々は、開口の一例である。各切欠き52は、治具50の正面視にて概略T字状を成しており、コネクタ部材24が挿入される挿入口54と、ケーブル22を通過させるための開放口56とを有する。
挿入口54は、治具50がラック12に設置された状態において、複数の被コネクタ部材16の各々の配置位置と整合するように、複数の被コネクタ部材16に対応して形成される。挿入口54の形状は、この挿入口54に挿入されるコネクタ部材24の縦断面形状と略同様の形状を有する矩形状とされる。この挿入口54は、コネクタ部材24の縦断面形状と相似形状を成しており、コネクタ部材24よりも僅かに大きく形成される。この挿入口54の内面54Aは、後述するように、コネクタ部材24を一時的に仮保持するための保持部の一例である。
開放口56は、ケーブル22を通過させるのに必要な幅を有し、挿入口54よりも幅狭に形成される。この開放口56は、挿入口54の横幅方向中央部に位置し、治具50の縦方向に延びる。開放口56の一端は、挿入口54に接続され、開放口56の他端は、治具50の縦方向端側の縁部50Aに開口する。
そして、第三実施形態では、上述の第一実施形態と同様に、ラック12の搬入作業、ケーブル22の敷設作業、ラック12への電子機器14の搭載作業、及び、コネクタ部材24及び被コネクタ部材16の接続作業が行われる。
ケーブル22の敷設作業時には、コネクタ部材24が、治具50に形成された挿入口54に挿入される。挿入口54に挿入されたコネクタ部材24は、挿入口54の内面54Aに引っ掛かり、この挿入口54の内面54Aで保持される。
また、ラック12への電子機器14の搭載作業時に、電子機器14がラック12の正規の位置に搭載されると、電子機器14の背面14Aが治具50に対向され、複数の挿入口54が複数の被コネクタ部材16の各々の配置位置と整合する。また、このようにして背面14Aが治具50と対向されると、背面14Aに設けられた複数の被コネクタ部材16の各々が、複数の挿入口54の各々に挿入されたコネクタ部材24に対面される。そして、各挿入口54を通じてコネクタ部材24が被コネクタ部材16側に近づけられ、各コネクタ部材24が被コネクタ部材16に接続される。
次いで、コネクタ部材24及び被コネクタ部材16の接続作業が完了した後、図9に示されるように、挿入口54に挿入された状態にあるケーブル22が開放口56を通過して切欠き52の外に退出され、このケーブル22が治具50から取り外される。また、このようにして全てのケーブル22が治具50から取り外されると、図8に示されるラック12から治具50が取り外し可能な状態になる。そして、治具50がラック12から取り去られ、一連の作業が完了する。
このように、第三実施形態によれば、コネクタ部材24及び被コネクタ部材16の接続作業が完了した後、治具50をラック12から取り去ることができる。これにより、治具50を別のケーブル接続作業に再度利用できる。これにより、治具50がラック12に設置されたままにされる場合に比して、治具50を再度利用できる分、コストダウンできる。
なお、以上は、第三実施形態における治具50が第一実施形態におけるケーブル22の接続作業に適用された場合であるが、第三実施形態における治具50が第二実施形態におけるケーブル22の接続作業に適用されても良い。つまり、図5Aにおける配置スペース28への治具50の設置作業、ケーブル22の敷設作業、電子機器14を搭載したラック12の搬入作業、及び、コネクタ部材24及び被コネクタ部材16の接続作業後に、治具50が配置スペース28から取り去られても良い。
また、第三実施形態においても、第一実施形態及び第二実施形態と同様に、コネクタ部材24以外に、例えばケーブル22におけるコネクタ部材24側の端部が挿入口54の内面54Aで保持されても良い。また、コネクタ部材24、及び、ケーブル22におけるコネクタ部材24側の端部の両方が挿入口54の内面54Aで保持されても良い。
また、治具50は、開放口56がコネクタ部材24を通過させるのに必要な幅を有するように形成されても良い。そして、開放口56に、コネクタ部材24が通過されるか、又は、コネクタ部材24及びケーブル22の両方が通過されることで治具50がラック12から取り去られても良い。
また、第三実施形態においては、第一実施形態及び第二実施形態における変形例が適宜適用されても良い。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態を説明する。
第四実施形態では、上述の第一実施形態に対し、治具の構成が異なる。すなわち、図10に示されるように、第四実施形態における治具60は、この治具の60の縦方向に分割された複数の分割部材64を有する。複数の分割部材64は、留め具66によって互いに固定される。治具60は、複数の分割部材64が留め具66によって互いに固定された状態では上述の第一実施形態における治具40(図3参照)と同様の構造とされ、複数の穴42を有する。この複数の穴42は、複数の分割部材64にそれぞれ形成された矩形状の切欠き68が組み合わされて形成される。
そして、第四実施形態では、上述の第一実施形態と同様に、ラック12の搬入作業、ケーブル22の敷設作業、ラック12への電子機器14の搭載作業、及び、コネクタ部材24及び被コネクタ部材16の接続作業が行われる。
ケーブル22の敷設作業時には、コネクタ部材24が、治具60に形成された穴42に挿入される。穴42に挿入されたコネクタ部材24は、穴42の内面42A(切欠き68の内面)に引っ掛かり、この穴42の内面42Aで保持される。
また、ラック12への電子機器14の搭載作業時に、電子機器14がラック12の正規の位置に搭載されると、電子機器14の背面14Aが治具60に対向され、複数の穴42が複数の被コネクタ部材16の各々の配置位置と整合する。また、このようにして背面14Aが治具60と対向されると、背面14Aに設けられた複数の被コネクタ部材16の各々が、複数の穴42の各々に挿入されたコネクタ部材24に対面される。そして、各穴42を通じてコネクタ部材24が被コネクタ部材16側に近づけられ、各コネクタ部材24が被コネクタ部材16に接続される。
次いで、コネクタ部材24及び被コネクタ部材16の接続作業が完了した後に、図11に示されるように、複数の分割部材64から留め具66が外されて複数の分割部材64が分割されると、治具60(複数の分割部材64)がケーブル22から取り外される。そして、治具60がラック12から取り去られ、一連の作業が完了する。
このように、第四実施形態によれば、図10に示されるコネクタ部材24及び被コネクタ部材16の接続作業が完了した後、治具60(複数の分割部材64)をラック12から取り去ることができる。これにより、治具60を別のケーブル接続作業に再度利用できる。これにより、治具60がラック12に設置されたままにされる場合に比して、治具60を再度利用できる分、コストダウンできる。
なお、以上は、第四実施形態における治具60が第一実施形態におけるケーブル22の接続作業に適用された場合であるが、第四実施形態における治具60が第二実施形態におけるケーブル22の接続作業に適用されても良い。つまり、図5Aにおける配置スペース28への治具60の設置作業、ケーブル22の敷設作業、電子機器14を搭載したラック12の搬入作業、及び、コネクタ部材24及び被コネクタ部材16の接続作業後に、治具60が配置スペース28から取り去られても良い。
また、第四実施形態においては、第一実施形態及び第二実施形態における変形例が適宜適用されても良い。
[第五実施形態]
次に、本発明の第五実施形態を説明する。
第五実施形態では、上述の第一実施形態に対し、治具の構成が異なる。すなわち、図12に示されるように、第五実施形態における治具70は、コネクタ部材24の長さ方向を厚さ方向とする厚肉板状に形成される。この治具70は、第一実施形態における治具40(図3参照)と同様に、治具70の厚さ方向に貫通する複数の穴42を有する。治具70の厚さは、コネクタ部材24をその長さ方向に亘って穴42の内面42Aで保持し得る程度に確保される。
このコネクタ部材24の長さ方向に亘る治具70の厚さとは、この治具70の厚さが、コネクタ部材24の長さ方向の全長と一致する場合、コネクタ部材24の長さ方向の全長を超える場合、及び、コネクタ部材24の長さ方向の全長よりも若干短い場合を含む。図12に示される第五実施形態では、一例として、治具70の厚さが、コネクタ部材24の長さ方向の全長よりも若干短い。
そして、第五実施形態では、ケーブル22の敷設作業時に、コネクタ部材24が治具70に形成された穴42に挿入されると、穴42の内面42A(鉛直方向下側の面)でコネクタ部材24がその長さ方向に亘って鉛直方向下側から支持される。従って、治具70が厚く形成された分、穴42の内面42Aでコネクタ部材24を安定して保持(水平状態に維持)できる。これにより、コネクタ部材24の治具70からの脱落を抑制できるので、ケーブル22の敷設作業時の作業性を向上させることができる。
なお、第五実施形態では、図13に示されるように、治具70が第一実施形態における治具40(図3参照)と同様の薄板で形成されると共に、治具70における穴42の縁部に支持部76が形成されても良い。支持部76は、穴42の内面42A(鉛直方向下側の面)を延長して形成される。そして、この支持部76でコネクタ部材24がその長さ方向に亘って鉛直方向下側から支持されても良い。このように構成されても、支持部76でコネクタ部材24を安定して保持(水平状態に維持)できるので、コネクタ部材24の治具70からの脱落を抑制できる。
この支持部76及び穴42の内面42Aを合わせた長さは、コネクタ部材24の長さ方向の全長と一致する場合、コネクタ部材24の長さ方向の全長を超える場合、及び、コネクタ部材24の長さ方向の全長よりも若干短い場合のいずれでも良い。図13に示される例では、一例として、支持部76及び穴42の内面42Aを合わせた長さが、コネクタ部材24の長さ方向の全長よりも若干短い。
また、上述の第五実施形態における治具70の構造、すなわち、穴42の内面42Aや支持部76でコネクタ部材24をその長さ方向に亘って鉛直方向下側から支持する構造が、第一実施形態以外に、上述の第二実施形態乃至第四実施形態に適用されても良い。
また、第五実施形態においては、第一実施形態乃至第四実施形態における変形例が適宜適用されても良い。
[第六実施形態]
次に、本発明の第六実施形態を説明する。
第六実施形態では、上述の第五実施形態に対し、治具の構成が異なる。すなわち、図14に示されるように、第六実施形態における治具80は、板状の治具本体82と、この治具本体82に対して着脱可能なカバー84を有する。治具本体82は、上述の第五実施形態における厚肉板状の治具70(図12参照)と同様の構造である。つまり、第六実施形態における治具80は、上述の第五実施形態における治具70にカバー84を追加したものである。カバー84は、複数のコネクタ部材24の先端面を含む治具本体82の全面を覆う形状及び大きさを有する。
そして、第六実施形態では、コネクタ部材24が被コネクタ部材に接続される前であって、ケーブル22の敷設作業時には、治具本体82にカバー84が装着される。また、この共通のカバー84により、複数のコネクタ部材24の先端面を含む治具本体82の全面が覆われる。これにより、複数のコネクタ部材24の先端部に塵埃が付着することを抑制できる。
また、第六実施形態では、共通のカバー84で複数のコネクタ部材24の先端面を一括して覆うことができる。従って、例えば各コネクタ部材24の先端部にキャップをそれぞれ被せる場合に比して、コネクタ部材24を被コネクタ部材に接続する際の作業効率を向上させることができる。
なお、第六実施形態におけるカバー84は、第五実施形態以外に、上述の第一実施形態乃至第四実施形態に適用されても良い。
また、第六実施形態においては、第一実施形態乃至第五実施形態における変形例が適宜適用されても良い。
[第七実施形態]
次に、本発明の第七実施形態を説明する。
第七実施形態では、上述の第一実施形態に対し、図15に示されるように、ケーブル22及び治具90に、識別情報部及び被識別情報部の一例である表示部92,94が追加される。表示部92,94は、いずれも文字、数字、及び、記号の少なくともいずれかを含む。治具90に追加された表示部94は、複数の穴42の各々に対応して(隣接して)表示される。各ケーブル22に設けられた表示部92は、互いに異なっており、治具90に設けられた表示部94は、各ケーブル22に設けられた表示部92と対応する(例えば内容が一致する)。
この第七実施形態によれば、各ケーブル22に設けられた表示部92と、各穴42に対応して設けられた表示部94とを照合する照合作業が行われることにより、ケーブル22の敷設確認を行える。これにより、ケーブル22の敷設確認時の作業性を向上させることができる。
なお、第七実施形態において、表示部92は、コネクタ部材24に設けられても良く、また、コネクタ部材24及びケーブル22の両方に設けられても良い。
また、第七実施形態においては、上述の表示部92,94の代わりに、図16に示されるように、ケーブル22及び治具90に、識別情報部及び被識別情報部の一例であるバーコード102,104が追加されても良い。各ケーブル22に設けられたバーコード102は、互いに異なっており、各穴42に対応して治具90に設けられたバーコード104は、各ケーブル22に設けられたバーコード102と対応する(例えば内容が一致する)。
このようなバーコード102,104が用いられても、例えば、バーコードリーダ等を用いて、各ケーブル22に設けられたバーコード102と、各穴42に対応するバーコード104との照合作業が行われることにより、ケーブル22の敷設確認を行える。
また、第七実施形態においては、上述の表示部92,94やバーコード102,104の代わりに、図17に示されるように、ケーブル22及び治具90に、識別情報部及び被識別情報部の一例である情報記憶素子112,114が追加されても良い。情報記憶素子112,114には、一例として、ICタグチップ(Integrated Circuit Tag Chip)が用いられる。各ケーブル22に設けられた情報記憶素子112に記憶された情報は、互いに異なっており、各穴42に対応して治具90に設けられた情報記憶素子114は、各ケーブル22に設けられた情報記憶素子112の記憶情報と対応する(例えば内容が一致する)。
このような情報記憶素子112,114が用いられても、例えば、読取装置等を用いて、各ケーブル22に設けられた情報記憶素子112と、各穴42に対応する情報記憶素子114との照合作業が行われることにより、ケーブル22の敷設確認を行える。
また、第七実施形態においては、上述の表示部92,94、バーコード102,104、及び、情報記憶素子112,114以外に、これらと同様の機能を有する識別情報部及び被識別情報部が用いられても良い。
また、上述の第七実施形態における表示部92,94、バーコード102,104、及び、情報記憶素子112,114等の識別情報部及び被識別情報部が、第一実施形態以外に、上述の第二実施形態乃至第六実施形態に適用されても良い。
また、第七実施形態においては、第一実施形態乃至第六実施形態における変形例が適宜適用されても良い。
以上、本発明について複数の実施形態を示したが、本発明は、上記複数の実施形態に限定されるものでなく、上記複数の実施形態以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本発明の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
電子機器が配置される配置先に治具を設置すると共に、前記電子機器の被コネクタ部材に対応して前記治具に設けられた保持部でケーブルに接続されたコネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持し、
前記電子機器を前記配置先に配置し、
前記コネクタ部材を前記被コネクタ部材に接続する、
ことを含む電子機器のケーブル接続方法。
(付記2)
前記電子機器を前記配置先に配置する前に、前記ケーブルの敷設作業を行う、
付記1に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記3)
複数の前記配置先に前記治具をそれぞれ設置し、
複数の前記電子機器を互いに異なる複数の前記配置先にそれぞれ配置する前に、複数の前記配置先間における前記ケーブルの敷設作業を行う、
付記1に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記4)
前記配置先としてのラックに前記治具を設置し、
前記電子機器を前記ラックに搭載する、
付記2又は付記3に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記5)
前記配置先としての配置スペースに前記治具を設置し、
前記電子機器をラックに搭載した状態で、前記ラックを前記配置スペースに配置する、
付記2又は付記3に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記6)
前記配置スペースに設置された支持部材で前記治具を支持すると共に、前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を前記保持部で保持する、
付記5に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記7)
前記支持部材としての支柱で前記治具を支持する、
付記6に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記8)
前記電子機器における複数の前記被コネクタ部材の各々に対応して前記治具に設けられた複数の前記保持部で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方をそれぞれ保持する、
付記1〜付記7のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記9)
前記治具に形成された開口に前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を挿入し、前記保持部としての前記開口の内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持する、
付記1〜付記8のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記10)
板状に形成された前記治具の厚さ方向に貫通する前記開口に前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を挿入して、前記開口の内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持し、
前記電子機器を前記配置先に配置することで前記電子機器のケーブル接続面を前記治具に対向させて、前記ケーブル接続面に設けられた前記被コネクタ部材を前記コネクタ部材に対面させ、
前記開口を通じて前記コネクタ部材を前記被コネクタ部材側に近づけて、前記コネクタ部材を前記被コネクタ部材に接続する、
付記9に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記11)
前記治具に形成された前記開口としての穴に前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を挿入し、前記穴の内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持する、
付記9又は付記10に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記12)
前記治具に形成された前記開口としての切欠きに前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を挿入して、前記切欠きの内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持し、
前記コネクタ部材を前記被コネクタ部材に接続した後、前記切欠きの開放口に前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を通過させて前記治具を前記配置先から取り去る、
付記9又は付記10に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記13)
前記治具は、前記開口としての穴を形成する切欠きがそれぞれ形成された複数の分割部材を有し、
前記電子機器のケーブル接続方法は、
前記穴に前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を挿入して、前記穴の内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持し、
前記コネクタ部材を前記被コネクタ部材に接続した後、前記治具を前記複数の分割部材に分割して前記治具を前記配置先から取り去る、
付記9又は付記10に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記14)
前記治具は、前記コネクタ部材の長さ方向を厚さ方向とし、
前記電子機器のケーブル接続方法は、
前記治具の厚さ方向に貫通する前記開口に前記コネクタ部材を挿入し、前記開口の内面で前記コネクタ部材をその長さ方向に亘って支持する、
付記9〜付記13のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記15)
前記開口に前記コネクタ部材を挿入し、前記開口の縁部に形成された支持部で前記コネクタ部材をその長さ方向に亘って支持する、
付記9〜付記13のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記16)
前記コネクタ部材を鉛直方向下側から支持する、
付記14又は付記15に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記17)
前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を前記保持部で保持すると共に、前記コネクタ部材の先端部をカバーで覆う、
付記1〜付記16のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記18)
複数の前記コネクタ部材の先端部を共通の前記カバーで覆う、
付記17に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記19)
前記治具は、前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方に設けられた識別情報部に対応する被識別情報部を前記保持部に対応して有する、
付記1〜付記18のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記20)
前記識別情報部及び前記被識別情報部として、文字、数字、及び、記号の少なくともいずれかを含む表示部を用いる、
付記19に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記21)
前記識別情報部及び前記被識別情報部として、バーコードを用いる、
付記19に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記22)
前記識別情報部及び前記被識別情報部として、情報記憶素子を用いる、
付記19に記載の電子機器のケーブル接続方法。
(付記23)
電子機器におけるケーブル接続面と対向して配置される治具であって、
前記ケーブル接続面に設けられた被コネクタ部材に対応して設けられると共に、前記被コネクタ部材と接続されるコネクタ部材、及び、前記コネクタ部材に接続されたケーブルのうちの少なくとも一方を保持する保持部を有する、
治具。
(付記24)
前記ケーブル接続面に設けられた複数の前記被コネクタ部材の各々に対応して設けられた複数の前記保持部を有する、
付記23に記載の治具。
(付記25)
前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方が挿入される開口を有すると共に、前記保持部としての前記開口の内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持する、
付記23又は付記24に記載の治具。
(付記26)
板状に形成されると共に、前記開口が厚さ方向に貫通する、
付記23〜付記25のいずれか一項に記載の治具。
(付記27)
前記開口が、穴である、
付記26に記載の治具。
(付記28)
前記開口が、切欠きである、
付記26に記載の治具。
(付記29)
前記開口としての穴を形成する切欠きがそれぞれ形成された複数の分割部材を有する、
付記26に記載の治具。
(付記30)
前記開口の内面で前記コネクタ部材をその長さ方向に亘って支持する、
付記25〜付記29のいずれか一項に記載の治具。
(付記31)
前記開口の縁部に前記コネクタ部材をその長さ方向に亘って支持する支持部を有する、
付記25〜付記29のいずれか一項に記載の治具。
(付記32)
前記保持部を有する治具本体と、
前記コネクタ部材の先端部を覆うカバーとを有する、
付記23〜付記31のいずれか一項に記載の治具。
(付記33)
複数の前記コネクタ部材の先端部を覆う共通の前記カバーを有する、
付記32に記載の治具。
(付記34)
前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方に設けられた識別情報部に対応する被識別情報部を前記保持部に対応して有する、
付記23〜付記33のいずれか一項に記載の治具。
(付記35)
前記識別情報部及び前記被識別情報部は、文字、数字、及び、記号の少なくともいずれかを含む表示部を有する、
付記34に記載の治具。
(付記36)
前記識別情報部及び前記被識別情報部は、バーコードを有する、
付記34に記載の治具。
(付記37)
前記識別情報部及び前記被識別情報部は、情報記憶素子を有する、
付記34に記載の治具。
(付記38)
被コネクタ部材が設けられたケーブル接続面を有する電子機器と、
前記ケーブル接続面と対向して配置され、前記被コネクタ部材に対応して設けられると共に、前記被コネクタ部材と接続されるコネクタ部材、及び、前記コネクタ部材に接続されたケーブルのうちの少なくとも一方を保持する保持部を備えた冶具とを有する、
電子装置。
(付記39)
前記電子機器が搭載されたラックをさらに備える、
付記38に記載の電子装置。
(付記40)
前記治具として、付記23〜付記37のいずれか一項に記載の治具を備える、
付記39に記載の電子装置。
(付記41)
電子機器が搭載されるラックと、
前記電子機器におけるケーブル接続面と対向して配置され、前記ケーブル接続面に設けられた被コネクタ部材に対応して設けられると共に、前記被コネクタ部材と接続されるコネクタ部材、及び、前記コネクタ部材に接続されたケーブルのうちの少なくとも一方を保持する保持部を備えた冶具とを有する、
ラック装置。
(付記42)
前記治具として、付記23〜付記37のいずれか一項に記載の治具を備える、
付記41に記載のラック装置。
10 電子装置
12 ラック(配置先の一例)
14 電子機器
14A 背面(ケーブル接続面の一例)
16 被コネクタ部材
20 ラック装置
22 ケーブル
24 コネクタ部材
26 配置室
28 配置スペース(配置先の一例)
30 支柱(支持部材の一例)
40,50,60,70,80,90 治具
42 穴(開口の一例)
42A 穴の内面(保持部の一例)
52 切欠き(開口の一例)
54 挿入口
54A 内面(保持部の一例)
56 開放口
64 分割部材
68 切欠き
76 支持部
82 治具本体
84 カバー
92,94 表示部(識別情報部及び被識別情報部の一例)
102,104 バーコード(識別情報部及び被識別情報部の一例)
112,114 情報記憶素子(識別情報部及び被識別情報部の一例)
S1,S2 電子システム

Claims (15)

  1. 電子機器が配置される配置先に治具を設置すると共に、前記電子機器の被コネクタ部材に対応して前記治具に設けられた保持部でケーブルに接続されたコネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持し、
    前記電子機器を前記配置先に配置し、
    前記コネクタ部材を前記被コネクタ部材に接続する、
    ことを含む電子機器のケーブル接続方法。
  2. 複数の前記配置先に前記治具をそれぞれ設置し、
    複数の前記電子機器を互いに異なる複数の前記配置先にそれぞれ配置する前に、複数の前記配置先間における前記ケーブルの敷設作業を行う、
    請求項1に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  3. 前記配置先としてのラックに前記治具を設置し、
    前記電子機器を前記ラックに搭載する、
    請求項1又は請求項2に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  4. 前記配置先としての配置スペースに前記治具を設置し、
    前記電子機器をラックに搭載した状態で、前記ラックを前記配置スペースに配置する、
    請求項1又は請求項2に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  5. 前記電子機器における複数の前記被コネクタ部材の各々に対応して前記治具に設けられた複数の前記保持部で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方をそれぞれ保持する、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  6. 前記治具に形成された開口に前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を挿入し、前記保持部としての前記開口の内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持する、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  7. 前記治具に形成された前記開口としての切欠きに前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を挿入して、前記切欠きの内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持し、
    前記コネクタ部材を前記被コネクタ部材に接続した後、前記切欠きの開放口に前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を通過させて前記治具を前記配置先から取り去る、
    請求項6に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  8. 前記治具は、前記開口としての穴を形成する切欠きがそれぞれ形成された複数の分割部材を有し、
    前記電子機器のケーブル接続方法は、
    前記穴に前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を挿入して、前記穴の内面で前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を保持し、
    前記コネクタ部材を前記被コネクタ部材に接続した後、前記治具を前記複数の分割部材に分割して前記治具を前記配置先から取り去る、
    請求項6に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  9. 前記治具は、前記コネクタ部材の長さ方向を厚さ方向とする治具であり、
    前記電子機器のケーブル接続方法は、
    前記治具の厚さ方向に貫通する前記開口に前記コネクタ部材を挿入し、前記開口の内面で前記コネクタ部材をその長さ方向に亘って支持する、
    請求項6〜請求項8のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  10. 前記開口に前記コネクタ部材を挿入し、前記開口の縁部に形成された支持部で前記コネクタ部材をその長さ方向に亘って支持する、
    請求項6〜請求項9のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  11. 前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方を前記保持部で保持すると共に、前記コネクタ部材の先端部をカバーで覆う、
    請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  12. 前記治具は、前記コネクタ部材及び前記ケーブルのうちの少なくとも一方に設けられた識別情報部に対応する被識別情報部を前記保持部に対応して有する、
    請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の電子機器のケーブル接続方法。
  13. 電子機器におけるケーブル接続面と対向して配置される治具であって、
    前記ケーブル接続面に設けられた被コネクタ部材に対応して設けられると共に、前記被コネクタ部材と接続されるコネクタ部材、及び、前記コネクタ部材に接続されたケーブルのうちの少なくとも一方を保持する保持部を有する、
    治具。
  14. 被コネクタ部材が設けられたケーブル接続面を有する電子機器と、
    前記ケーブル接続面と対向して配置され、前記被コネクタ部材に対応して設けられると共に、前記被コネクタ部材と接続されるコネクタ部材、及び、前記コネクタ部材に接続されたケーブルのうちの少なくとも一方を保持する保持部を備えた冶具とを有する、
    電子装置。
  15. 電子機器が搭載されるラックと、
    前記電子機器におけるケーブル接続面と対向して配置され、前記ケーブル接続面に設けられた被コネクタ部材に対応して設けられると共に、前記被コネクタ部材と接続されるコネクタ部材、及び、前記コネクタ部材に接続されたケーブルのうちの少なくとも一方を保持する保持部を備えた冶具とを有する、
    ラック装置。
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