JP2015185396A - バッテリー - Google Patents
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Abstract
【課題】バイメタル式の電流遮断素子305に対して落下等による衝撃が加わった場合においても、電気機器の電源の瞬断を防止できるようにする。【解決手段】内蔵された略直方体のバッテリーセルと、前記バッテリーセルの熱を検知するバイメタル式の電流遮断素子と、前記バッテリーセルを収納する外装ケースを有し、前記バイメタル式の電流遮断素子は、前記バッテリーセルの第1の面に配置され、前記外装ケースの内側には前記セルの第1の面に当接する第1のスペーサを有し、前記第1のスペーサの高さは、少なくとも前記バイメタル式の電流遮断素子の実装高さより高いことを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、バイメタル式の電流遮断素子を用いたバッテリーに関するものである。
従来のバッテリーには、バッテリーセルの異常発熱を検知するために、バイメタル式の電流遮断素子が用いられているものがある(特許文献1参照)。バッテリーの内部構成は図6に示すように、外装ケース301、302の中にバッテリーセル303、回路基板308、回路基板308に実装されているバッテリー端子309、導通部材306、307、保持部材304、バイメタル式の電流遮断素子305が収納されている。そして図7に示すように、バッテリーセル303の上面にバイメタル式の電流遮断素子305が配置されており、バッテリーセル303の温度が伝わるように当接している。
また図8に示すように、バッテリーの回路図において、バッテリーセル303とバイメタル式の電流遮断素子305が直列に繋がれており、接続部311、312によって回路基板308に繋がれている。バッテリーセル303が高温になった際は素子305の接点が離れ、回路を遮断する仕組みになっている。
しかしながら、バッテリーは異常発熱時のセルの膨張を考慮した隙間や、部品の加工誤差や組立性向上のための隙間が存在する。上記従来例では図9に示すように、バッテリーが落下等による衝撃を受けた際に内部のバッテリーセル303が前記隙間を移動し、バッテリーセル303上面に配置されたバイメタル式の電流遮断素子305が外装ケース301に衝突する場合がある。その際の衝突の衝撃により、バイメタル式の電流遮断素子305内部の接点部310が離れ、電子機器の電源が瞬断する可能性があるという問題があった。
本発明の目的は、バイメタル式の電流遮断素子305に対して落下等による衝撃が加わった場合においても、電気機器の電源の瞬断を防止することである。
本発明に係るバッテリーの構成は、
内蔵された略直方体のバッテリーセルと、前記バッテリーセルの熱を検知するバイメタル式の電流遮断素子と、前記バッテリーセルを収納する外装ケースを有し、
前記バイメタル式の電流遮断素子は、前記バッテリーセルの第1の面に配置され、
前記外装ケースの内側には前記セルの第1の面に当接するスペーサを有し、
前記スペーサの高さは、少なくとも前記バイメタル式の電流遮断素子の実装高さより高いことを特徴とする。
内蔵された略直方体のバッテリーセルと、前記バッテリーセルの熱を検知するバイメタル式の電流遮断素子と、前記バッテリーセルを収納する外装ケースを有し、
前記バイメタル式の電流遮断素子は、前記バッテリーセルの第1の面に配置され、
前記外装ケースの内側には前記セルの第1の面に当接するスペーサを有し、
前記スペーサの高さは、少なくとも前記バイメタル式の電流遮断素子の実装高さより高いことを特徴とする。
本発明によれば、落下等による衝撃が加わった際に、外装ケースの内側に配置されたスペーサがセルと外装ケースに当接し衝撃を受けることによって、バイメタル式の電流遮断素子に直接衝撃が加わることがなくなり、回路が遮断されることを防止できる。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態を図1,2、3に基づいて説明する。図1に示すように、外装ケース101、102の中にバッテリーセル103、回路基板108上に実装されているバッテリー端子109、導通部材106、保持部材104、バイメタル式の電流遮断素子105が収納されている。バッテリー端子109が実装されている回路基板108とバッテリーセル103は保持部材104により保持されている。回路基板108とバイメタル式の電流遮断素子105とバッテリーセル103が導電部材106により連結されており、バッテリーセルの上面103(a)にバイメタル式の電流遮断素子105を配置されている。なおバッテリー端子109はバッテリーを装着する電子機器の電源端子(不図示)に接続され、バッテリーセル103からの電源を供給している。また図2、3に示すように、バイメタル式の電流遮断素子105が配置されているバッテリーセルの上面103(a)に相対する外装ケース101の内側の面に、リブ101(a)を形成している。この時、リブ101(a)の高さAは、バイメタル式の電流遮断素子105の実装高さBよりも高いものを形成する。
第1の実施形態を図1,2、3に基づいて説明する。図1に示すように、外装ケース101、102の中にバッテリーセル103、回路基板108上に実装されているバッテリー端子109、導通部材106、保持部材104、バイメタル式の電流遮断素子105が収納されている。バッテリー端子109が実装されている回路基板108とバッテリーセル103は保持部材104により保持されている。回路基板108とバイメタル式の電流遮断素子105とバッテリーセル103が導電部材106により連結されており、バッテリーセルの上面103(a)にバイメタル式の電流遮断素子105を配置されている。なおバッテリー端子109はバッテリーを装着する電子機器の電源端子(不図示)に接続され、バッテリーセル103からの電源を供給している。また図2、3に示すように、バイメタル式の電流遮断素子105が配置されているバッテリーセルの上面103(a)に相対する外装ケース101の内側の面に、リブ101(a)を形成している。この時、リブ101(a)の高さAは、バイメタル式の電流遮断素子105の実装高さBよりも高いものを形成する。
第1の実施形態を実施することにより、バッテリーがZ方向の落下等による衝撃を受けた際に内部のバッテリーセル103がZ方向に移動し、バッテリーセルの上面103(a)に配置されたバイメタル式の電流遮断素子105が外装ケース101に衝突するより前に、バッテリーセルの上面103(a)に外装ケース内側のリブ101(a)を衝突させることにより、バイメタル式の電流遮断素子105に直接衝撃を加えることがなくなり、回路が遮断されることを防止できる。またバッテリーがX・Y方向の落下等による衝撃を受けた際は、バイメタル式の電流遮断素子105には、ともに接点が離れる方向の衝撃が加わることがなく接点が離れない。
第1の実施形態における外装ケース内側のリブ101(a)は、弾性部材などのスペーサで代替してもよい。なお弾性部材がバッテリーセル103の移動により押し潰された場合において、少なくともバイメタル式の電流遮断素子105の実装高さBよりも潰れないように構成されている。
第1の実施形態のバッテリーを装着するバッテリーボックス201の実施形態について図4、5に基づいて説明する。図4に示すように、電子機器200におけるバッテリー装着箇所であるバッテリーボックス201にバッテリーを装着する。その際には、前述した通りバッテリー端子109を介して電源供給している。図5に示すように、バッテリーがバッテリーボックス201に装着された際に、外装ケース内側のリブ101(a)を形成した場所近傍を受けるようにバッテリーボックスにリブ201(a)を形成する。
前記バッテリーボックスの形態を実施することにより、バイメタル式の電流遮断素子105に相対する外装ケース部分が強く押され外装ケースがたわむことによって、外装ケース内側がバイメタル式の電流遮断素子105に当接し、衝撃が加わることを防止できる。また、前記バッテリーボックス内のリブ201(a)は、弾性部材などのスペーサで代替してもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
101、102、301、302‥‥外装ケース
103、303‥‥バッテリーセル
104、304‥‥保持部材
105、305‥‥バイメタル式電流遮断素子
106、306、307‥‥導通部材
109、309‥‥バッテリー端子
111、112、311、312‥‥回路基板接続部
200‥‥電子機器
201‥‥電子機器のバッテリーボックス
308‥‥回路基板
310‥‥バイメタル式電流遮断素子の接点部
103、303‥‥バッテリーセル
104、304‥‥保持部材
105、305‥‥バイメタル式電流遮断素子
106、306、307‥‥導通部材
109、309‥‥バッテリー端子
111、112、311、312‥‥回路基板接続部
200‥‥電子機器
201‥‥電子機器のバッテリーボックス
308‥‥回路基板
310‥‥バイメタル式電流遮断素子の接点部
Claims (7)
- 内蔵された直方体のバッテリーセルと、前記バッテリーセルの熱を検知するバイメタル式の電流遮断素子と、前記バッテリーセルを収納する外装ケースを有し、
前記バイメタル式の電流遮断素子は、前記バッテリーセルの第1の面に配置され、
前記外装ケースの内側には前記セルの第1の面に当接する第1のスペーサを有し、
前記第1のスペーサの高さは、少なくとも前記バイメタル式の電流遮断素子の実装高さより高いことを特徴とするバッテリー。 - 前記第1のスペーサは前記バイメタル式の電流遮断素子を挟むように2つ以上形成したことを特徴とする請求項1に記載のバッテリー。
- 前記第1のスペーサは外装ケースと一体に形成されたリブであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッテリー。
- 前記第1のスペーサはスポンジの弾性部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッテリー。
- 前記バッテリーを装着するバッテリーボックスを備えた電子機器において、前記バッテリーボックスの内側に第2のスペーサを設け、前記第2のスペーサは、前記第1のスペーサが形成された箇所近傍の前記外装ケースの外側に当接されるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のバッテリーを装着するバッテリーボックス。
- 前記第2のスペーサはスポンジの弾性部材であることを特徴とする請求項5に記載のバッテリーボックス。
- 前記第2のスペーサは前記バッテリーボックスと一体に形成されたリブであることを特徴とする請求項5に記載のバッテリーボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014061085A JP2015185396A (ja) | 2014-03-25 | 2014-03-25 | バッテリー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014061085A JP2015185396A (ja) | 2014-03-25 | 2014-03-25 | バッテリー |
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JP2015185396A true JP2015185396A (ja) | 2015-10-22 |
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ID=54351700
Family Applications (1)
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JP2014061085A Pending JP2015185396A (ja) | 2014-03-25 | 2014-03-25 | バッテリー |
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JP (1) | JP2015185396A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10665887B2 (en) | 2016-10-12 | 2020-05-26 | Gs Yuasa International Ltd. | Energy storage apparatus including aligning projection contacting energy storage devices |
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2014
- 2014-03-25 JP JP2014061085A patent/JP2015185396A/ja active Pending
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US10665887B2 (en) | 2016-10-12 | 2020-05-26 | Gs Yuasa International Ltd. | Energy storage apparatus including aligning projection contacting energy storage devices |
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