JP2015184520A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給されたばかりの新しいキャリアが排出されることを防ぐ。【解決手段】現像装置は、キャリアおよびトナーを含む現像剤により、感光体ドラム上に形成された潜像を現像する。現像装置は、現像剤を収容する現像容器62と、現像容器62に収容された現像剤を撹拌しながら搬送して、現像容器62内の循環経路62fで循環させる現像剤搬送スクリュー63,64と、循環経路62f上に少なくともキャリアを供給する供給部と、供給部による供給により循環経路62f内で余剰となった現像剤を排出する排出部80と、供給部によりキャリアが供給された場合に、所定の排出禁止期間の間、排出部80からの現像剤の排出を禁止する現像剤排出シャッター90とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、現像装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、キャリアおよびトナーを含む現像剤を用いて、像担持体上に形成された潜像を現像する2成分現像方式が知られている。この2成分現像方式では、使用に伴ってキャリアが劣化すると、キャリアの帯電性能が低下する。そこで、現像器に新しい現像剤を補給する一方、現像器内の過剰な現像剤を排出するトリクル現像方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−218575号公報
トリクル現像方式において、キャリアを供給した際に、供給されたばかりの新しいキャリアが排出されてしまうと、劣化したキャリアの割合が経時で増大し、画像品質の低下が生じる。
本発明は、供給されたばかりの新しいキャリアが排出されることを防ぐことができる現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る現像装置は、キャリアおよびトナーを含む現像剤により、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置であって、前記現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器に収容された現像剤を撹拌しながら搬送して、前記現像容器内の循環経路で循環させる現像剤搬送部材と、前記循環経路上に少なくともキャリアを供給する供給部と、前記供給部による供給により前記循環経路内で余剰となった現像剤を排出する排出部と、前記供給部によりキャリアが供給された場合に、所定の排出禁止期間の間、前記排出部からの現像剤の排出を禁止する排出禁止部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体上に潜像を形成する潜像形成部と、キャリアおよびトナーを含む現像剤により、前記像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置とを有し、前記現像装置は、前記現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器に収容された現像剤を撹拌しながら搬送して、前記現像容器内の循環経路で循環させる現像剤搬送部材と、前記循環経路上に少なくともキャリアを供給する供給部と、前記供給部による供給により前記循環経路内で余剰となった現像剤を排出する排出部と、前記供給部によりキャリアが供給された場合に、所定の排出禁止期間の間、前記排出部からの現像剤の排出を禁止する排出禁止部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、供給されたばかりの新しいキャリアが排出されることを防ぐことができる。
実施の形態1に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 画像形成部の構成を示す概略図である。 図2のj−j’断面図である。 (A)および(B)は、図2のi−i’断面図である。 画像形成装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における現像剤供給シャッターおよび現像剤排出シャッターの制御シーケンス図である。 実施の形態1の変形例における現像剤供給シャッターおよび現像剤排出シャッターの制御シーケンス図である。 実施の形態1および比較例の評価結果を示す図である。 実施の形態2における現像剤供給シャッターおよび現像剤排出シャッターの制御シーケンス図である。 (A)および(B)は、実施の形態2の変形例における現像剤供給シャッターおよび現像剤排出シャッターの制御シーケンス図である。 (A)および(B)は、実施の形態2の別の変形例における現像剤供給シャッターおよび現像剤排出シャッターの制御シーケンス図である。 実施の形態3における現像剤供給シャッター、現像剤排出シャッター、および現像剤搬送スクリューの制御シーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
実施の形態1.
[画像形成装置の構成]
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置1の構成を示す概略図である。画像形成装置1は、電子写真方式によって記録媒体上に画像を形成する装置であり、ここでは、モノクロプリンタである。図1において、画像形成装置1は、画像形成部10、媒体搬送部20、転写装置としての転写ローラ30、定着装置40、および制御装置50を備える。
画像形成部10は、像担持体としての感光体ドラム11を有し、感光体ドラム11上にトナー像を形成する。この画像形成部10については、後に詳しく説明する。
媒体搬送部20は、記録媒体としての用紙Pを搬送し、画像形成部10に供給する。媒体搬送部20は、用紙Pを収容する収容トレイ21と、収容トレイ21に収容された用紙Pを1枚ずつ繰り出す用紙搬送ローラ22と、用紙搬送ローラ22により繰り出された用紙Pを搬送路Wに沿って図1の矢印方向に搬送する用紙搬送ローラ23〜26とを有する。
転写ローラ30は、画像形成部10により感光体ドラム11上に形成されたトナー像を、媒体搬送部20により供給される用紙P上に転写する。転写ローラ30は、感光体ドラム11に対向して配置され、感光体ドラム11との間に転写が行われる転写部を形成する。転写ローラ30は、例えば金属シャフトにウレタンスポンジ層を被覆したものである。
定着装置40は、転写ローラ30により用紙P上に転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。定着装置40は、加熱ローラ41、加熱ローラ41を加熱するヒータ42、および加熱ローラ41に圧接する加圧ローラ43を備え、加熱ローラ41と加圧ローラ43との間を用紙Pが通過する際に、熱および圧力を付与することでトナー像を用紙Pに定着させる。
制御装置50は、画像形成装置1の動作を制御する。この制御装置50については、後に詳しく説明する。
図2は、画像形成部10の構成を示す概略図である。図2において、画像形成部10は、感光体ドラム11、帯電装置としての帯電ローラ12、潜像形成部または露光装置としてのLEDヘッド13、現像装置14、およびクリーニング装置としてのクリーニングブレード15を有する。
感光体ドラム11は、潜像およびトナー像を担持する部材である。具体的には、感光体ドラム11は、長手方向(図2の紙面に垂直な方向)に延びる円筒状の部材である。感光体ドラム11は、図示されない駆動用のギアを有し、このギアに付与される駆動力によって図2の矢印R1方向に回転する。感光体ドラム11は、導電性支持体と光導電層とによって構成される。例えば、感光体ドラム11は、導電性支持体としてのアルミニウム製の金属パイプに、光導電層としての電荷発生層および電荷輸送層を順次積層した有機系感光体である。感光体ドラム11の周囲には、その回転方向R1に沿って、帯電ローラ12、LEDヘッド13、現像装置14、転写ローラ30、およびクリーニングブレード15が、この順で配置されている。
帯電ローラ12は、感光体ドラム11の表面を帯電させる。帯電ローラ12は、感光体ドラム11の表面に接触または圧接して設けられる。帯電ローラ12は、円筒状の部材であり、図2の矢印R2方向に回転する。帯電ローラ12は、例えば金属シャフトに半導電性エピクロロヒドリンゴム層を被覆したものである。
LEDヘッド13は、感光体ドラム11上に潜像を形成する。具体的には、LEDヘッド13は、感光体ドラム11に対向して配置されており、帯電ローラ12により帯電された感光体ドラム11の表面を露光して、当該表面上に静電潜像を形成する。
現像装置14は、キャリアCおよびトナーTを含む現像剤Dを用いて、感光体ドラム11上に形成された潜像を現像する。現像装置14は、トリクル現像方式の現像装置である。ここでは、トナーTは、結着樹脂と、内部添加剤としての帯電制御剤、離型剤、および着色剤と、外部添加剤とによって構成される。また、キャリアCは、磁性キャリアであり、磁性を有する粉体である。
クリーニングブレード15は、感光体ドラム11の転写後の表面に残留したトナーを除去する部材であり、例えばウレタンゴム製である。
以下、現像装置14の構成について詳しく説明する。
現像装置14は、現像剤担持体としての現像スリーブ61、現像容器62、現像剤搬送部材としての現像剤搬送スクリュー63,64、薄層形成器としてのドクターブレード65、およびトナー濃度検出部としてのトナー濃度センサ66を備える。
現像スリーブ61は、現像剤Dを担持し、感光体ドラム11上に形成された潜像を現像剤Dにより現像し、感光体ドラム11上にトナー像を形成する。具体的には、現像スリーブ61は、感光体ドラム11の長手方向に沿って延在する円筒状の部材である。また、現像スリーブ61は、感光体ドラム11に対し、所定のギャップ(ここでは500μm)を空けて対向配置されている。現像スリーブ61は、図示されない駆動用のギアを有し、このギアに付与される駆動力によって図2の矢印R3方向に回転する。現像スリーブ61は、例えば、表面がブラスト処理された金属パイプであり、その内部には、現像スリーブ61上に所定の磁束密度分布を生じさせるための磁性体が配置されている。
現像容器62は、現像スリーブ61に供給される現像剤Dを収容する。図3は、図2のj−j’断面図であり、現像容器62の構成を概略的に示す。図3に示されるように、現像容器62は、第1の搬送路62a、第2の搬送路62b、および仕切り部材62cを有する。第1および第2の搬送路62a,62bは、現像剤Dを搬送するための通路であり、現像スリーブ61の長手方向に沿って延在する。第1の搬送路62aは、その内部の現像剤Dが現像スリーブ61に供給されるように、現像スリーブ61に隣接して配置される。第2の搬送路62bは、第1の搬送路62aに対して現像スリーブ61の反対側に配置される。仕切り部材62cは、現像スリーブ61の長手方向に沿って延在し、第1の搬送路62aと第2の搬送路62bとを仕切る。仕切り部材62cの両端付近には、第1の搬送路62aと第2の搬送路62bとを連通させる開口部62dおよび62eが設けられている。
現像剤搬送スクリュー63および64は、現像容器62内に収容された現像剤Dを撹拌しながら搬送して、現像容器62内の循環経路62fで循環させる。図3の例では、現像剤搬送スクリュー63および64は、現像容器62内の現像剤Dを、矢印C1〜C4で示されるように、第2の搬送路62b、開口部62e、第1の搬送路62a、開口部62dの順で循環させるように構成されている。すなわち、循環経路62fは、第2の搬送路62b、開口部62e、第1の搬送路62a、および開口部62dにより形成される。
具体的には、現像剤搬送スクリュー63は、第1の搬送路62a内に配置されている。現像剤搬送スクリュー63は、第1の搬送路62aに沿って延在する回転軸63aと、第1の搬送路62a内において回転軸63aの周囲に形成された羽根63bとを有する。回転軸63aの長手方向両端部は、現像容器62に回転可能に支持されている。現像剤搬送スクリュー63は、図示されない駆動用のギアを有し、このギアに付与される駆動力によって図2の矢印R4方向に回転する。
現像剤搬送スクリュー64は、第2の搬送路62b内に配置されている。現像剤搬送スクリュー64は、第2の搬送路62bに沿って延在する回転軸64aと、回転軸64aの周囲に形成された羽根64bとを有する。回転軸64aの長手方向両端部は、現像容器62に回転可能に支持されている。現像剤搬送スクリュー64は、図示されない駆動用のギアを有し、このギアに付与される駆動力によって図2の矢印R5方向に回転する。
現像剤搬送スクリュー63,64の羽根63b,64bは、現像剤搬送スクリュー63,64が回転した場合に、現像容器62内の現像剤Dが循環経路62fを循環するように構成されている。
図2を参照すると、ドクターブレード65は、現像スリーブ61上の現像剤Dの層厚を規制して、現像スリーブ61上に現像剤Dの薄層を形成する。ドクターブレード65は、現像スリーブ61の回転方向R3における現像容器62の下流側かつ感光体ドラム11の上流側に、現像スリーブ61と対向するように配置されている。現像スリーブ61とドクターブレード65との間には、所定のギャップ(ここでは600μm)が設けられている。ドクターブレード65は、例えば金属製である。
トナー濃度センサ66は、現像容器62内の現像剤D中のトナー濃度を検出する。ここでは、トナー濃度センサ66は、透磁率検出型のセンサであり、現像容器62内の現像剤Dの透磁率を測定することによってトナー濃度を検出する。
さらに、現像装置14は、現像容器62の循環経路62f上に現像剤Dを供給する供給部70と、供給部70による供給により循環経路62f内で余剰となった現像剤Dを排出または廃棄する排出部80とを備える。
供給部70は、現像剤カートリッジ71、現像剤供給口72、現像剤供給路73、および現像剤供給シャッター74を有する。
現像剤カートリッジ71は、キャリアCとトナーTとが所定の割合で混合された補給用の現像剤Dを収容する現像剤収容体である。現像剤カートリッジ71は、現像容器62の上方に配置されている。現像剤カートリッジ71の下部には、現像剤Dを排出するための排出口71aが形成されている。
現像剤供給口72は、現像剤カートリッジ71からの現像剤Dを現像容器62に供給するための開口である。現像剤供給口72は、図2に示されるように、現像容器62の上部に設けられている。また、現像剤供給口72は、図3に示されるように、第2の搬送路62bの一端側に、開口部62dの近傍に設けられている。
現像剤供給路73は、現像剤カートリッジ71に収容された現像剤Dを現像容器62に導くための通路である。現像剤供給路73は、現像剤カートリッジ71の排出口71aと現像剤供給口72とを連通させる。
現像剤供給シャッター74は、現像剤カートリッジ71の排出口71aを開閉する部材である。現像剤供給シャッター74は、現像剤カートリッジ71から現像容器62に現像剤Dを補給する際に開放され、それ以外のときには閉鎖されている。ここでは、現像剤供給シャッター74は、回転式のシャッターであり、図2の矢印R6方向に回転することによって、現像剤カートリッジ71内の現像剤Dを現像剤供給路73側に排出する。
排出部80は、供給部70による現像剤Dの供給により循環経路62f内の現像剤Dの量が所定量を超えた場合に、所定量を超える余剰分の現像剤Dを排出する。本例では、図3に示されるように、排出部80は、現像容器62の排出側端部81と、現像剤搬送スクリュー63の排出側端部82とにより構成される。
図4は、図2のi−i’断面図であり、排出部80の構成を概略的に示す。図4(A)は、排出部80による現像剤Dの排出が許容された状態を示し、図4(B)は、排出部80による現像剤Dの排出が禁止された状態を示す。
図4に示されるように、現像容器62の排出側端部81は、第1の搬送路62aと連通する排出現像剤選択路81aと、排出現像剤選択路81aと連通する排出現像剤搬送路81bと、現像剤排出口81cとを有する。図4において、区間Z1、Z2、およびZ3は、それぞれ、第1の搬送路62a、排出現像剤選択路81a、および排出現像剤搬送路81bの区間である。現像剤排出口81cは、排出現像剤搬送路81bの排出現像剤選択路81a側とは反対側の端部に位置し、排出現像剤搬送路81bの下部に設けられている。
現像剤搬送スクリュー63の排出側端部82は、排出現像剤選択路81aに位置する排出現像剤選択部82aと、排出現像剤搬送路81bに位置する排出現像剤搬送部82bとを有する。排出現像剤選択部82aは、第1の搬送路62a側の羽根63bとは逆向きの羽根82cを有し、第1の搬送路62aにおける現像剤Dの搬送方向(図4の矢印C3方向)とは逆向き(図4の矢印C5方向)の搬送力を発生させる。羽根82cは、現像剤搬送スクリュー63の回転軸63aの中心軸線を基準として高さH1を有する。排出現像剤搬送部82bは、第1の搬送路62a側の羽根63bと同じ向きの羽根82dを有し、第1の搬送路62aにおける現像剤Dの搬送方向(図4の矢印C3方向)と同じ向き(図4の矢印C6方向)の搬送力を発生させる。排出現像剤搬送部82bは、排出現像剤選択部82aを越えてきた現像剤Dを矢印C6方向に搬送し、現像剤排出口81cから現像容器62外に排出する。
ここで、供給部70により現像容器62に現像剤Dが供給された際に、供給されたばかりの新しいキャリアCを含む現像剤Dが排出部80により排出されると、現像容器62における劣化したキャリアCの割合が増大し、画像品質の低下が生じる。具体的には、現像剤Dを供給した際、現像剤Dが供給された位置において局所的に現像剤の嵩が増加し、排出部80において供給したばかりの劣化していないキャリアCを含む現像剤Dが排出されてしまう場合がある。このような場合、劣化したキャリアCと劣化していないキャリアCとが効率良く入れ替わらず、劣化したキャリアの割合が増大し、これにより、トナーの帯電量が変動し、感光体ドラム11上の非印字部にトナーが付着する現象であるカブリが発生する。
本実施の形態では、供給されたばかりの新しいキャリアCが排出されることを防止する観点より、現像装置14は、排出禁止部としての現像剤排出シャッター90を備える。現像剤排出シャッター90は、制御装置50により制御され、供給部70により現像剤Dが供給された場合に、所定の排出禁止期間の間、排出部80からの現像剤Dの排出を禁止または遮断する。具体的には、現像剤排出シャッター90は、現像剤排出口81cを開閉する部材であり、現像剤Dの排出を禁止する場合に現像剤排出口81cを閉鎖し、それ以外の場合には現像剤排出口81cを開放している。ここでは、現像剤排出シャッター90は、排出現像剤搬送路81bに挿入された円筒状の部材であり、その下部の一部に排出開口部90aが設けられている。現像剤排出シャッター90は、図示されない駆動用のギアを有し、このギアに付与される駆動力によって、図4の矢印A1方向に、図4(A)に示される開放位置と、図4(B)に示される閉鎖位置との間で移動する。開放位置では、現像剤排出シャッター90の排出開口部90aと現像剤排出口81cとが一致し、現像剤排出口81cからの現像剤Dの排出が許容される。一方、閉鎖位置では、現像剤排出シャッター90の壁部90bが現像剤排出口81cを閉鎖し、現像剤排出口81cからの現像剤Dの排出が禁止される。
図5は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。以下、図5を参照して、画像形成装置1の制御に関する構成について説明する。
図5において、制御装置50は、インターフェイス(I/F)制御部111、印刷制御部112、受信メモリ115、画像データ編集メモリ116、操作部117、高圧電源制御部118s、帯電電圧電源12v、現像スリーブ電圧電源61v、ドクターブレード電圧電源65v、転写電圧電源30v、現像剤供給シャッター駆動制御部74s、現像剤排出シャッター駆動制御部90s、ヘッド駆動制御部13s、定着制御部40s、搬送モータ制御部119s、および駆動制御部120sを有する。
インターフェイス制御部111は、図示されないパーソナルコンピュータ等の上位装置から印刷データおよび制御コマンドを受信する。
印刷制御部112は、上位装置からインターフェイス制御部111を介して印刷データおよび制御コマンドを受信して、画像形成装置1の全体のシーケンスを制御し、印刷データの印刷を行う。印刷制御部112は、マイクロプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポート、タイマ等によって構成される。印刷制御部112は、トナー濃度センサ制御部113を有する。トナー濃度センサ制御部113は、トナー濃度センサ66の制御電圧の制御を行い、トナー濃度センサ66から検出結果を取得する。また、印刷制御部112は、センサ群114と接続されており、センサ群114からの出力に基づいて画像形成装置1の動作を制御する。センサ群114は、搬送路Wにおける用紙Pの位置を検出する用紙位置検出センサ、画像形成装置1の周囲の温湿度を検出する温湿度センサ、画像形成部10により形成されたトナー像の濃度を検出する印刷濃度センサ、現像剤カートリッジ71内の現像剤Dの残量を検知する現像剤残量検知センサなど、画像形成装置1の動作または周囲の状態を監視するための各種のセンサを含む。
受信メモリ115は、上位装置からインターフェイス制御部111を介して入力された印刷データを一時的に記憶する。
画像データ編集メモリ116は、受信メモリ115に記憶された印刷データを受け取るとともに、その印刷データを編集処理することによって生成された画像データを記憶する。
操作部117は、操作者からの指示を受け付ける。操作部117は、例えば、画像形成装置1の状態など、操作者に対する情報を表示する表示部(LEDや液晶ディスプレイ等)、および操作者からの指示を受け付けるための入力部(スイッチ等)を備える。
高圧電源制御部118sは、印刷制御部112からの指示に従い、画像形成装置1の各部に印加する電圧を制御する。
帯電電圧電源12vは、高圧電源制御部118sにより指示された電圧を帯電ローラ12に印加する。
現像スリーブ電圧電源61vは、高圧電源制御部118sにより指示された電圧を現像スリーブ61に印加する。
ドクターブレード電圧電源65vは、高圧電源制御部118sにより指示された電圧をドクターブレード65に印加する。
転写電圧電源30vは、高圧電源制御部118sにより指示された電圧を転写ローラ30に印加する。
現像剤供給シャッター駆動制御部74sは、印刷制御部112からの指示に従い、現像剤カートリッジ71が有する現像剤供給シャッター74の開閉動作を制御する。
現像剤排出シャッター駆動制御部90sは、印刷制御部112からの指示に従い、現像装置14が有する現像剤排出シャッター90の開閉動作を制御する。
ヘッド駆動制御部13sは、画像データ編集メモリ116に記憶された画像データをLEDヘッド13に送ってLEDヘッド13を駆動する。
定着制御部40sは、用紙P上に転写されたトナー像を用紙Pに定着させるために、定着装置40に電力を供給する。具体的には、定着制御部40sは、加熱ローラ41の温度を検出する図示されない温度センサの出力を読み込み、この出力に基づき、加熱ローラ41が一定の温度になるようにヒータ42への通電を制御する。
搬送モータ制御部119sは、用紙搬送ローラ22〜26を駆動するための用紙搬送モータ119を制御するものであり、印刷制御部112からの指示に従って、所定のタイミングで用紙Pを搬送したり停止させたりする。
駆動制御部120sは、印刷制御部112からの指示に従い、感光体ドラム11を回転させるための駆動モータ120を駆動する。駆動モータ120からの駆動力は、感光体ドラム11を介して駆動伝達部121に伝達され、駆動伝達部121によって、帯電ローラ12、現像スリーブ61、および現像剤搬送スクリュー63,64に伝達される。
次に、現像剤Dの供給および排出の制御に関する印刷制御部112の機能について説明する。
印刷制御部112は、循環経路62f(または現像容器62)内の現像剤Dの使用状況に基づき、現像剤Dを供給するか否かを判断する判断部122を有する。本例では、判断部122は、トナー濃度センサ66の検出結果に基づき、トナー濃度が予め設定された閾値を下回った場合に、現像剤Dを供給すると判断する。ただし、判断部122は、他の方法で判断してもよく、例えば、累積印字枚数または累積印字ドット数が閾値を上回った場合に、現像剤Dを供給すると判断してもよい。
判断部122により現像剤Dを供給すると判断された場合、印刷制御部112は、現像剤供給シャッター駆動制御部74sを介して現像剤供給シャッター74を所定時間だけ開放する。これにより、供給部70は、所定量の現像剤Dを循環経路62f上に供給する。本例では、上記所定量は、可変であり、印刷すべき画像に応じて決定される。具体的には、印刷制御部112は、画像データ編集メモリ116に記憶された画像データに基づき、印字すべきドット数が多いほど現像剤供給シャッター74の開放時間を長くし、現像剤Dの供給量を多くする。ただし、上記所定量は、予め定められた固定値であってもよい。
供給部70により現像剤Dが供給された場合、印刷制御部112は、所定の排出禁止期間の間、現像剤排出シャッター駆動制御部90sを介して現像剤排出シャッター90を閉鎖する。これにより、排出禁止部としての現像剤排出シャッター90は、排出禁止期間の間、排出部80からの現像剤Dの排出を禁止する。
排出禁止期間は、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80を通過する期間の少なくとも一部を含む。ここで、供給されたキャリアCが排出部80を通過する期間とは、供給されたキャリアCが排出部80に到達する時点から排出部80を通過し終わる時点までの期間であり、より具体的には、供給されたキャリアCは、現像剤搬送スクリュー63,64により撹拌されて搬送方向に広がりながら搬送されるので、上記通過する期間は、供給されたキャリアCの分布の先端が排出部80に到達する時点から、供給されたキャリアCの分布の後端が排出部80を通過し終わる時点までの期間である。
一つの態様では、排出禁止期間の開始時点は、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80に到達する以前である。また、排出禁止期間の終了時点は、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80を通過した以後である。
[画像形成装置の動作]
以下、画像形成装置1の動作について、図1〜図5を参照しながら説明する。
上位装置からの印刷命令が入力されると、印刷制御部112は、駆動制御部120sを介して駆動モータ120を駆動し、感光体ドラム11を矢印R1方向に一定周速度で回転させる。感光体ドラム11の回転による駆動力を駆動伝達部121が伝達することで、帯電ローラ12が矢印R2方向、現像スリーブ61が矢印R3方向、現像剤搬送スクリュー63,64が矢印R4,R5方向に回転する。印刷制御部112は、高圧電源制御部118sを介して、帯電電圧電源12vから帯電ローラ12に電圧を印加して、感光体ドラム11の表面を一様に帯電させる。次に、印刷制御部112は、画像データ編集メモリ116に記憶された画像データに基づき、ヘッド駆動制御部13sを介してLEDヘッド13を駆動する。これにより、LEDヘッド13から画像データに対応した光が感光体ドラム11の帯電された表面に照射され、感光体ドラム11上に静電潜像が形成される。感光体ドラム11上に形成された静電潜像は、後に詳述する現像装置14の現像動作によってトナーTで現像され、感光体ドラム11上にトナー像が形成される。
一方、収容トレイ21に収容された用紙Pが、用紙搬送ローラ22〜24により搬送されて感光体ドラム11と転写ローラ30との間の転写部へと送られる。転写ローラ30は、転写電圧電源30vから直流電圧の印加を受け、感光体ドラム11上に形成されたトナー像を用紙P上に転写する。トナー像が転写された用紙Pは、定着装置40へと搬送される。定着装置40において、用紙P上のトナー像は、熱および圧力により溶融し、用紙Pの繊維間に浸透し、用紙Pに定着する。トナー像が定着された用紙Pは、用紙搬送ローラ25,26により画像形成装置1の外部に送出される。
また、転写後の感光体ドラム11の表面には、若干量のトナーTが残留する場合があるが、残留したトナーTは、クリーニングブレード15によって除去される。クリーニング後の感光体ドラム11の表面は再び画像形成に使用され、このようにして感光体ドラム11は繰り返し使用される。
以下、現像装置14の現像動作について、図2および図3を用いて説明する。
現像容器62内において、現像剤Dは、現像剤搬送スクリュー63,64によって撹拌されながら搬送される。この際、トナーTは、キャリアCとの摩擦によって所定の極性(本例では負)に帯電する。第1の搬送路62a内の現像剤Dは、現像スリーブ61の磁力により、現像スリーブ電圧電源61vによって所定電圧(ここでは−500V)が印加された現像スリーブ61に汲み上げられる。汲み上げられた現像剤Dは、現像スリーブ61上の所定の磁束密度分布によって磁気穂を形成する。現像スリーブ61上に形成された磁気穂は、ドクターブレード電圧電源65vによって所定電圧(ここでは−500V)が印加されたドクターブレード65により適切な長さに穂切りされる。ドクターブレード65を通過した現像スリーブ61上の現像剤Dは、現像スリーブ61の回転に伴って感光体ドラム11との対向部に至る。この対向部において、現像剤D中の負帯電したトナーTが、感光体ドラム11上に形成された静電潜像に付着し、これにより感光体ドラム11上にトナー像が形成される。なお、本例では、現像スリーブ61とドクターブレード65とを同電位としているが、現像剤Dを穂切りする際に帯電させるために電位差を設けてもよい。
次に、現像剤Dの供給動作について、図2および図3を用いて説明する。
第1の搬送路62aから現像スリーブ61上に供給された現像剤Dは、現像動作によってトナーTが消費された後、第1の搬送路62a内に再び回収される。回収された現像剤Dは、現像剤搬送スクリュー63,64により循環経路62vに沿って搬送され、搬送された現像剤D中のトナー濃度が、トナー濃度センサ66によって検出される。印刷制御部112は、トナー濃度センサ66により検出されたトナー濃度が予め設定された閾値を下回ったと判断した場合に、現像剤供給シャッター74を開放し、現像剤カートリッジ71内の現像剤Dを現像剤供給口72から第2の搬送路62bに供給する。供給された現像剤Dは、現像剤搬送スクリュー63,64により撹拌されて既存の現像剤Dと混合されながら搬送される。以上のように、所望のトナー濃度が維持されるように、現像剤カートリッジ71から現像剤Dが供給される。
次に、現像剤Dの排出動作について、図2および図4を用いて説明する。
供給部70からの現像剤Dの供給により、現像容器62内の現像剤Dの量が増加する。これにより、排出現像剤選択路81a(図4の区間Z2)において、現像剤Dの高さが、現像剤搬送スクリュー63の羽根82cの高さH1を上回ると、この上回った部分に対しては図4の矢印C5方向の搬送力が作用せず、上回った部分の現像剤Dは、排出現像剤搬送路81b(図4の区間Z3)に搬送される。この現像剤Dは、現像剤搬送スクリュー63の羽根82dによって図4の矢印C6方向に搬送され、排出開口部90aおよび現像剤排出口81cから排出される。排出された現像剤Dは、図示されない排出現像剤格納容器に保存される。以上のように、所望の現像剤量が維持されるように、現像剤Dが排出される。
図6は、現像剤供給シャッター74および現像剤排出シャッター90の制御シーケンス図であり、各シャッターの開閉のタイミングを示している。以下、図6を用いて、現像剤Dの排出禁止動作について説明する。
時刻t1において、印刷制御部112は、現像剤供給シャッター74を開放する。現像剤供給シャッター74が開放されると同時に現像剤Dが供給され、供給された現像剤Dは循環経路62fに沿って搬送される。
印刷制御部112は、時刻t1からの経過時間を計測し、計測された経過時間が時間T1に達した時点(時刻t2)において、現像剤供給シャッター74を閉鎖する。これにより、現像剤Dの供給が停止する。時間T1は、例えば、印刷すべき画像データに応じて決まる。
また、印刷制御部112は、時刻t1からの経過時間が時間T2に達した時点(時刻t3)において、現像剤排出シャッター90を閉鎖する。本例では、時間T2は、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80(具体的には排出現像剤選択路81a)に到達するまでの所要時間であり、時刻t3は、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80に到達する時点である。上記所要時間は、実験により測定されてもよいし、計算で求められてもよい。例えば、現像剤供給口72から排出現像剤選択路81aまでの循環経路62fに沿った距離(図3の実線で示される経路201の長さ)をSとし、キャリアCの搬送速度をVdとしたとき、時間T2は下記式(1)により求められる。
T2=S/Vd …(1)
搬送速度Vdは、例えば実験により測定される。ここで、供給部70により供給されたキャリアCは、撹拌されて均されながら搬送されるので、キャリアCの搬送速度は均一ではなく、キャリアCの搬送速度には分布が生じる。この分布を考慮する場合、排出部80に最初に到達するキャリアCが排出されないように、上記式(1)のVdとしては、キャリアCの搬送速度分布の最大値が用いられる。ただし、例えば搬送速度分布の幅が狭い場合には、平均値が用いられてもよい。
また、印刷制御部112は、時刻t2からの経過時間を計測し、計測された経過時間が時間T3に達した時点(時刻t4)において、現像剤排出シャッター90を開放する。本例では、時間T3は、供給部70により供給されたキャリアCが循環経路62fを一巡する所要時間であり、時刻t4は、供給部70により供給されたキャリアCが循環経路62fを一巡する時点である。より具体的には、時刻t4は、供給部70により供給されたキャリアCの分布の後端が再び現像剤供給口72の部分に到達する時点である。上記所要時間は、実験により測定されてもよいし、計算で求められてもよい。例えば、循環経路62fの長さ(図3の破線で示される経路202の長さ)をLとし、キャリアCの搬送速度をVdとしたとき、時間T3は下記式(2)により求められる。
T3=L/Vd …(2)
ここで、キャリアCの搬送速度の分布を考慮する場合、上記式(2)のVdとしては、キャリアCの搬送速度分布の最小値が用いられる。ただし、例えば搬送速度分布の幅が狭い場合には、平均値が用いられてもよい。
図6において、時刻t3から時刻t4までの期間が排出禁止期間であり、この排出禁止期間の間、現像剤Dの排出が禁止される。
以上の現像剤供給シャッター74および現像剤排出シャッター90の制御は、例えば印刷中に行われるが、印刷終了後など、印刷中以外の期間に行われてもよい。
なお、上記の構成において、時間T2としては、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80に到達するまでの所要時間よりも短い時間が設定されてもよい。また、図7に示されるように、印刷制御部112は、時刻t1において現像剤排出シャッターを閉鎖してもよい。すなわち、排出禁止期間の開始時点は、供給部70による現像剤Dの供給開始と同時であってもよい。ここでいう「同時」とは、完全な同時に限るものではなく、略同時も含む。このように、排出禁止期間は、供給部70による現像剤Dの供給開始とともに開始してもよい。
また、時間T3は、上記の時間に限られず、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80(具体的には排出現像剤選択路81a)を通過し終わるまでの所要時間、またはそれよりも長い時間が設定されればよい。例えば、循環経路62f内の現像剤Dが一様になってから現像剤排出シャッター90が開放されるように、十分に長い時間が時間T3として設定されてもよい。
[評価]
本実施の形態の効果を確認するために、以下の評価を行った。
この評価では、温度23℃、相対湿度45%の環境下において、実施の形態1に係る画像形成装置1を用い、印刷速度(感光体ドラム11の線速および用紙Pの搬送速度と等しい)を200mm/sに設定し、A4標準紙(例えばOKIエクセレントホワイト紙、坪量=80g/m)を横方向送り(4辺のうち長い2辺が先端と後端)、5%duty(A4用紙1枚の印刷可能範囲に全面ベタ印刷時の面積率100%印刷のことを100%dutyと表記)で20,000枚の印刷を行った。
その際、2,000枚印刷する毎に、カブリの評価を行った。このカブリの評価では、白紙画像を印刷し、用紙Pが感光体ドラム11の鉛直下方を通過中に画像形成装置1の電源を切り、強制的に装置を停止させた。その状態で、感光体ドラム11の現像後かつ転写前の表面上のトナーを粘着テープ(スコッチテープ、住友スリーエム社製)に付着させた。そして、トナーが付着した粘着テープと、トナーが付着していない粘着テープとを同一の用紙上に貼り付け、これらの粘着テープのL*a*b*表色系での色差ΔE*abを、分光測色計(CM−2600d、コニカミノルタ社製)を用いて測定した。そして、測定された色差ΔE*abが0.5以下の場合、画像品質は良好であると判定し、0.5より大きい場合、画像品質は悪いと判定した。
比較例として、画像形成装置1の現像剤排出シャッター90を常時開放状態とした条件で、上記と同様の評価を行った。
図8は、本実施の形態および比較例の評価結果を示す。比較例では、12,000枚以降、カブリが悪化している。これは、劣化したキャリアの増加によるものと考えられる。これに対し、本実施の形態では、12,000枚以降もカブリの悪化は見られず、20,000枚到達時においても良好な画像品質が得られている。
[効果]
以上のように、本実施の形態では、トリクル現像方式において、現像剤排出シャッター90(排出禁止部)を設け、供給部70によりキャリアCが供給された場合に、所定の排出禁止期間の間、排出部80からの現像剤Dの排出を禁止する。これにより、供給されたばかりの新しいキャリアCが排出されることを防ぐことができる。これにより、供給されたキャリアCを効率良く使用することができ、長期に渡って良好な画像品質を得ることができ、現像装置または画像形成装置を長寿命化することができる。
また、供給部70による現像剤Dの供給開始と同時に現像剤Dの排出を禁止する構成によれば、供給部70により供給されたキャリアCが、供給直後に開口部62dを通って排出部80から排出されることを防止することができる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2に係る画像形成装置について説明する。この画像形成装置は、実施の形態1に係る画像形成装置に対し、現像剤Dの供給制御が異なり、その他の部分については略同様である。以下の説明では、実施の形態1と同様の部分については説明を省略または簡略化し、実施の形態1と同一または対応する要素については同一の符号を付す。
本実施の形態では、判断部122により現像剤Dを供給すると判断された場合に、供給部70は、所定量の現像剤Dを、時間間隔を空けて複数回に分けて供給する。例えば、供給部70は、所定量Xの現像剤Dを供給する場合に、供給量X/N(Nは2以上の整数)の現像剤Dを供給する動作をN回行う。より具体的には、印刷制御部112は、現像剤Dを供給すると判断した場合に、印刷すべき画像データに応じて現像剤供給シャッター74の開放時間Tsを決定し、現像剤供給シャッター74を時間Ts/Nだけ開放する動作をN回行う。
図9は、実施の形態2における現像剤供給シャッター74および現像剤排出シャッター90の制御シーケンス図である。図9は、図6の場合と同じ量の現像剤Dを2回に分けて供給する場合を示している。
印刷制御部112は、時刻t11において現像剤供給シャッター74を開放し、時刻t11からの経過時間が時間T1’(=T1/2)に達した時点(時刻t12)において、現像剤供給シャッター74を閉鎖する。また、印刷制御部112は、時刻t11からの経過時間が時間T2に達した時点(時刻t13)において、現像剤排出シャッター90を閉鎖し、時刻t12からの経過時間が時間T3に達した時点(時刻t14)において、現像剤排出シャッター90を開放する。
上記1回目の供給動作が終了すると同時に、印刷制御部112は、2回目の供給動作を開始する。2回目の供給動作は1回目の供給動作と同様であり、時刻t14から時刻t15まで供給が行われ、時刻t16から時刻t17まで排出が禁止される。
以上のように、本実施の形態では、現像剤Dを複数回に分けて供給する。すなわち、現像剤Dの供給を断続的に行う。これにより、現像剤Dを1回で供給する場合と比較して、循環経路62fにおける現像剤DまたはキャリアCの分布を均一にすることができる。
なお、供給の時間間隔は、適宜に設定されればよく、図9に示される時間間隔よりも長くてもよいし、短くてもよい。
図10(A)および(B)は、変形例における現像剤供給シャッター74および現像剤排出シャッター90の制御シーケンス図である。
図10(A)および(B)では、1回目の供給の後、現像剤排出シャッター90が閉鎖される前に、2回目の供給が行われている。
図10(A)では、印刷制御部112は、下記(a1)〜(a4)の規則に従って、現像剤排出シャッター90の開閉を行っている。
(a1)現像剤供給シャッター74の開放時に、経過時間Toの計測を開始する。
(a2)現像剤供給シャッター74の閉鎖時に、経過時間Tcの計測を開始する。
(a3)経過時間Toが時間T2に達すると、現像剤排出シャッター90を閉鎖する。
(a4)経過時間Tcが時間T3に達すると、現像剤排出シャッター90を開放する。
図10(B)では、印刷制御部112は、上記(a1)〜(a4)に加えて下記(a5)の規則に従って、現像剤排出シャッター90の開閉を行っている。
(a5)経過時間Tcの計測を開始した後、経過時間Tcが時間T3に達する前に現像剤供給シャッター74が再び開放された場合には、経過時間Tcの計測をリセットして停止する。
図11(A)および(B)は、別の変形例における現像剤供給シャッター74および現像剤排出シャッター90の制御シーケンス図である。図11(A)および(B)では、1回目の供給の後、現像剤排出シャッター90が閉鎖状態にあるときに、2回目の供給が行われている。図10(A)および(B)と同様、図11(A)では上記(a1)〜(a4)の規則に、図11(B)では上記(a1)〜(a5)の規則に従って、現像剤排出シャッター90の開閉が行われている。
実施の形態3.
以下、実施の形態3に係る画像形成装置について説明する。この画像形成装置は、実施の形態2に係る画像形成装置に対し、現像剤Dの搬送速度を変更する点で異なり、その他の部分については略同様である。以下の説明では、実施の形態2と同様の部分については説明を省略または簡略化し、実施の形態2と同一または対応する要素については同一の符号を付す。
印刷制御部112は、供給部70により現像剤Dが供給される場合に、所定期間の間、現像剤搬送スクリュー63,64による現像剤Dの搬送速度を上げる。具体的には、印刷制御部112は、供給部70により所定量の現像剤Dが複数回に分けて供給される間、搬送速度を上げる。また、印刷制御部112は、排出禁止期間の間、搬送速度を上げる。本例では、印刷制御部112は、現像剤DをN回に分けて供給する場合に、1回目の供給の開始時点から、N回目の供給に対応する排出禁止期間の終了時点までの間、現像剤Dの搬送速度を上げる。
図12は、実施の形態3における現像剤供給シャッター74、現像剤排出シャッター90、および現像剤搬送スクリュー63,64の制御シーケンス図である。図12は、図6の場合と同じ量の現像剤Dを2回に分けて供給する場合を示している。
印刷制御部112は、時刻t21において現像剤供給シャッター74を開放し、時刻t21からの経過時間が時間T1’(=T1/2)に達した時点(時刻t22)において、現像剤供給シャッター74を閉鎖する。
印刷制御部112は、現像剤供給シャッター74の開放と同時(時刻t21)に、現像剤搬送スクリュー63,64の回転速度をVからVup(>V)に変更する。これにより、現像剤Dの搬送速度が上がる。
印刷制御部112は、時刻t21からの経過時間が時間T2’に達した時点(時刻t23)において、現像剤排出シャッター90を閉鎖する。本例では、時間T2’は、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80に到達するまでの所要時間であり、時刻t23は、供給部70により供給されたキャリアCが排出部80に到達する時点である。上記所要時間は、実験により測定されてもよいし、計算で求められてもよい。例えば、現像剤供給口72から排出現像剤選択路81aまでの循環経路62fに沿った距離をSとし、キャリアCの搬送速度をVdupとしたとき、時間T2’は下記式(3)により求められる。
T2’=S/Vdup …(3)
搬送速度Vdupは、現像剤搬送スクリュー63,64の回転速度がVupであるときの現像剤Dの搬送速度であり、例えば実験により測定される。搬送速度Vdupは、現像剤搬送スクリュー63,64の回転速度がVであるときの現像剤Dの搬送速度(例えばVd)よりも大きい。キャリアCの搬送速度の分布を考慮する場合、上記式(3)のVdとしては、キャリアCの搬送速度分布の最小値が用いられる。ただし、例えば搬送速度分布の幅が狭い場合には、平均値が用いられてもよい。
また、印刷制御部112は、時刻t22からの経過時間が時間T3’に達した時点(時刻t24)において、現像剤排出シャッター90を開放する。本例では、時間T3’は、供給部70により供給されたキャリアCが循環経路62fを一巡する所要時間であり、時刻t24は、供給部70により供給されたキャリアCが循環経路62fを一巡する時点である。上記所要時間は、実験により測定されてもよいし、計算で求められてもよい。例えば、循環経路62fの長さをLとし、キャリアCの搬送速度をVdupとしたとき、時間T3’は下記式(4)により求められる。
T3’=L/Vdup …(4)
ここで、キャリアCの搬送速度の分布を考慮する場合、上記式(4)のVdupとしては、キャリアCの搬送速度分布の最小値が用いられる。ただし、例えば搬送速度分布の幅が狭い場合には、平均値が用いられてもよい。
上記1回目の供給動作が終了すると同時に、印刷制御部112は、2回目の供給動作を開始する。2回目の供給動作は1回目の供給動作と同様であり、時刻t24から時刻t25まで供給が行われ、時刻t26から時刻t27まで排出が禁止される。
2回目の供給動作に対応する排出禁止期間の終了時点(時刻t27)において、印刷制御部112は、現像剤搬送スクリュー63,64の回転速度をVupからVに戻す。
以上のように、本実施の形態では、供給部70により所定量の現像剤Dが複数回に分けて供給される間、現像剤搬送スクリュー63,64による現像剤Dの搬送速度を上げる。これにより、搬送速度を上げない場合と比較して、現像剤Dの供給の時間間隔を短くすることができ、短時間で所望のトナー濃度に調整することができる。また、第1の搬送路62aに送られる単位時間当たりの現像剤Dの量を多くすることができ、現像剤Dの不足による画像不良を抑制することができる。
また、排出禁止期間の間、現像剤搬送スクリュー63,64による現像剤Dの搬送速度を上げる。これにより、搬送速度を上げない場合と比較して、現像剤Dの排出が禁止される期間を短くすることができる。
なお、上記実施の形態3の特徴は、実施の形態1の構成に適用されてもよい。すなわち、実施の形態1に係る画像形成装置は、供給部70により現像剤Dが供給される場合に、所定期間の間、現像剤搬送スクリュー63,64による現像剤Dの搬送速度を上げるように構成されてもよい。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、供給部70がキャリアCおよびトナーTを含む現像剤Dを供給する構成を例示したが、供給部70は、少なくともキャリアCを供給すればよく、上記現像剤Dの代わりに、キャリアCのみを供給してもよい。この場合、供給部70とは別に、循環経路62f上にトナーTを供給するトナー供給部が設けられてもよい。トナー供給部は、現像剤供給口72を介してトナーTを供給してもよいし、現像剤供給口72とは別の場所からトナーTを供給してもよい。また、トナー供給部によるトナーTの供給のタイミングは、供給部70によるキャリアCの供給のタイミングと同じであってもよいし、異なっていてもよい。例えば、トナー供給部は、トナー濃度が閾値を下回ったときにトナーTの供給を行い、供給部70は、現像剤搬送スクリュー63,64の回転時間が所定時間に達する毎にキャリアCの供給を行う。
また、上記実施の形態では、1つの現像装置を有するモノクロの画像形成装置を例示したが、本発明は、複数の現像装置を有するカラーの画像形成装置にも適用可能である。また、本発明は、複写機、ファクシミリ装置、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)など、プリンタ以外の装置にも適用可能である。
1 画像形成装置、 11 感光体ドラム、 13 LEDヘッド、 14 現像装置、 62 現像容器、 62f 循環経路、 63,64 現像剤搬送スクリュー、 70 供給部、 80 排出部、 90 現像剤排出シャッター、 122 判断部、 C キャリア、 T トナー、 D 現像剤。

Claims (11)

  1. キャリアおよびトナーを含む現像剤により、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置であって、
    前記現像剤を収容する現像容器と、
    前記現像容器に収容された現像剤を撹拌しながら搬送して、前記現像容器内の循環経路で循環させる現像剤搬送部材と、
    前記循環経路上に少なくともキャリアを供給する供給部と、
    前記供給部による供給により前記循環経路内で余剰となった現像剤を排出する排出部と、
    前記供給部によりキャリアが供給された場合に、所定の排出禁止期間の間、前記排出部からの現像剤の排出を禁止する排出禁止部と
    を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 前記排出禁止期間は、前記供給部により供給されたキャリアが前記排出部を通過する期間の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記排出禁止期間の開始時点は、前記供給部により供給されたキャリアが前記排出部に到達する以前であることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記排出禁止期間は、前記供給部によるキャリアの供給開始とともに開始することを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記排出禁止期間の終了時点は、前記供給部により供給されたキャリアが前記排出部を通過した以後であることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記排出禁止期間の終了時点は、前記供給部により供給されたキャリアが前記循環経路を一巡した以後であることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記循環経路内の現像剤の使用状況に基づき、前記現像剤を供給するか否かを判断する判断部をさらに備え、
    前記供給部は、前記判断部により現像剤を供給すると判断された場合に、キャリアおよびトナーを含む所定量の現像剤を前記循環経路上に供給することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記供給部は、前記所定量の現像剤を、時間間隔を空けて複数回に分けて供給することを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記供給部により前記所定量の現像剤が複数回に分けて供給される間、前記現像剤搬送部材による前記現像剤の搬送速度を上げることを特徴とする請求項8に記載の現像装置。
  10. 前記排出禁止期間の間、前記現像剤搬送部材による前記現像剤の搬送速度を上げることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 像担持体と、
    前記像担持体上に潜像を形成する潜像形成部と、
    キャリアおよびトナーを含む現像剤により、前記像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置とを有し、
    前記現像装置は、
    前記現像剤を収容する現像容器と、
    前記現像容器に収容された現像剤を撹拌しながら搬送して、前記現像容器内の循環経路で循環させる現像剤搬送部材と、
    前記循環経路上に少なくともキャリアを供給する供給部と、
    前記供給部による供給により前記循環経路内で余剰となった現像剤を排出する排出部と、
    前記供給部によりキャリアが供給された場合に、所定の排出禁止期間の間、前記排出部からの現像剤の排出を禁止する排出禁止部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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