JP2015184102A - 電子機器のプログラム及び時計並びに通信システム - Google Patents

電子機器のプログラム及び時計並びに通信システム Download PDF

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JP2015184102A JP2014059813A JP2014059813A JP2015184102A JP 2015184102 A JP2015184102 A JP 2015184102A JP 2014059813 A JP2014059813 A JP 2014059813A JP 2014059813 A JP2014059813 A JP 2014059813A JP 2015184102 A JP2015184102 A JP 2015184102A
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Abstract

【課題】時計の時刻が正確かどうかを使用者が把握可能な電子機器のプログラムを提供する。【解決手段】操作ボタン17の押下により電子時計100が通信モードに遷移し、携帯機器200において通信用のアプリケーションが起動されると、携帯機器200は、電子時計100から電子時計100の時刻データを取得し、表示部203の現在時刻アナログ表示欄211に、GPS時刻データに基づく時刻を表示すると共に、表示部203の電子時計時刻表示欄212に、電子時計100の時刻データに基づく時刻を表示する。【選択図】図7

Description

本発明は、時計と近距離無線通信を行う電子機器のプログラム、近距離無線通信機能を
備えた時計、及び前記時計と前記電子機器を備える通信システムに関する。
電子機器間の近距離無線通信技術としては、Bluetooth(登録商標)が知られ
ている。例えば、携帯電話と時計との間でBluetooth(登録商標)の規格に従っ
た無線通信を行い、腕時計の時刻を携帯電話の時刻に合わせる機能が開示されている(特
許文献1)。
特開2009−118403号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、腕時計の時刻が携帯電話の時刻からどの程度ず
れているのか、あるいは腕時計の時刻が正確なのかを使用者が把握することができなかっ
た。また、特許文献1の技術では、腕時計の時刻の修正は自動的に行われ、使用者による
修正の指示を行うことができなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、時計の時刻が正確かどうかを使
用者が把握することができ、また、使用者の指示に基づいて時刻修正を行うことのできる
時計、及びこのような時計と通信を行うための電子機器のプログラム、並びに時計と電子
機器とを備える通信システムを提供することを解決課題としている。
以上の課題を解決するため、本発明に係る電子機器のプログラムは、時計と通信を行う
通信部及び情報を表示する表示部を備えた電子機器で用いられるプログラムであって、前
記電子機器を、前記通信部を用いて前記時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を前記時
計から取得する取得部と、当該電子機器で管理する時刻を示す基準時刻情報と前記時計時
刻情報とを前記表示部に表示させる制御部として機能させることを特徴とする。
本発明のプログラムをコンピュータに実行させることにより、電子機器の取得部は、通
信部を用いて時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を前記時計から取得する。また、電
子機器の制御部は、当該電子機器で管理する時刻を示す基準時刻情報と前記時計時刻情報
とを表示部に表示させる。したがって、使用者は、表示部において基準時刻情報と時計時
刻情報との双方を比較することでき、時計の精度を把握することができる。本発明におい
て、「電子機器」は、スマートフォン、携帯電話等の携帯機器、パーソナルコンピュータ
等を含む概念である。本発明において、「時計」は、アナログ式の腕時計、指針をデジタ
ルで表示する腕時計、置き時計、掛け時計、車載用の時計等を含む概念である。
上述した電子機器のプログラムにおいて、前記電子機器は、使用者の指示を受け付ける
入力部を備え、前記制御部は、前記表示部に前記基準時刻情報と前記時計時刻情報とが表
示されている状態で、使用者が前記入力部を用いて前記時計時刻情報を前記基準時刻情報
に更新する指示を入力すると、前記時計時刻情報を前記基準時刻情報に更新する要求を前
記時計に送信するように前記通信部を制御するようにしてもよい。
この場合には、時計時刻情報を基準時刻情報に更新する指示が、入力部において使用者
により入力されると、制御部は、時計時刻情報を基準時刻情報に更新する要求を時計に送
信するように通信部を制御する。したがって、使用者の意思に基づいて時刻修正を行うこ
とができる。本発明において、「基準時刻情報」は、GPS時刻データに基づく時刻情報
を含む概念である。
上述したプログラムにおいて、前記制御部は、前記基準時刻情報に更新した前記時計時
刻情報を前記表示部に表示させるようにしてもよい。この場合には、使用者は、表示部に
おいて時刻修正が行われたことを容易に確認することができる。
上述したプログラムにおいて、前記制御部は、前記基準時刻情報に対して使用者が設定
した所定時間だけずれた時刻を示す設定時刻情報を、前記基準時刻情報と共に、前記表示
部に表示させるようにしてもよい。この場合には、使用者の希望する時刻、例えば基準時
刻よりも常に5分進んだ時刻等に修正時刻を設定することができる。
上述したプログラムにおいて、前記制御部は、前記時計時刻情報を前記設定時刻情報に
更新する要求を前記時計に送信するように前記通信部を制御するようにしてもよい。この
場合には、使用者の希望する時刻、例えば基準時刻よりも常に5分進んだ時刻等に時刻を
修正することができる。
上述したプログラムにおいて、前記制御部は、前記基準時刻情報と前記時計時刻情報と
、直近に時刻修正が行われた時刻からの経過時間とから、前記時計の時刻精度を算出する
ようにしてもよい。この場合には、電子機器と時計の通信が行われていない場合でも、電
子機器の時刻を推定することができる。
上述したプログラムにおいて、前記制御部は、前記時刻精度に基づいて、前記時計時刻
情報の前記基準時刻情報への更新を促す表示を前記表示部に表示させるようにしてもよい
。この場合には、適切な時期に時刻修正の実行を促すことが可能になり、また、消費電力
の低減を図ることができる。
以上の課題を解決するため、本発明に係る時計は、電子機器と通信可能な時計であって
、前記時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を前記電子機器に送信し、前記電子機器で
管理される時刻を示す基準時刻情報を前記電子機器から受信する通信部と、前記電子機器
からの前記時計時刻情報の前記基準時刻情報への更新の指示があった場合には、時刻修正
を行う時刻情報管理部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、通信部は、時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を電子機器に送信
すると共に、電子機器で管理される時刻を示す基準時刻情報を受信する。そして、時刻情
報管理部は、電子機器からの時計時刻情報の基準時刻情報への更新の指示があった場合に
は、時計時刻情報を基準時刻情報に更新する。したがって、使用者の意思に基づいて時刻
修正を行う構成が可能となる。
以上の課題を解決するため、本発明に係る通信システムは、時計と、当該時計と通信可
能な電子機器とを備える通信システムであって、前記電子機器は、前記通信部を用いて前
記時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を前記時計から取得する取得部と、当該電子機
器で管理する時刻を示す基準時刻情報と前記時計時刻情報とを前記表示部に表示させる制
御部とを備え、前記制御部は、前記表示部に前記基準時刻情報と前記時計時刻情報とが表
示されている状態で、使用者が前記入力部を用いて前記時計時刻情報を前記基準時刻情報
に更新する指示を入力すると、前記時計時刻情報を前記基準時刻情報に更新する要求を前
記時計に送信するように前記通信部を制御し、前記時計は、前記時計時刻情報を前記電子
機器に送信し、前記基準時刻情報を前記電子機器から受信する通信部と、前記電子機器か
らの前記時計時刻情報の前記基準時刻情報への更新の指示があった場合には、時刻修正を
行う時刻情報管理部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、時計の通信部が、時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を電子機器
に送信すると、電子機器の取得部は、通信部を用いて前記時計時刻情報を前記時計から取
得する。電子機器の制御部は、当該電子機器で管理する時刻を示す基準時刻情報と前記時
計時刻情報とを表示部に表示させる。電子機器の制御部は、前記時計時刻情報を前記基準
時刻情報に更新する指示が、入力部において使用者により入力されると、前記時計時刻情
報を前記基準時刻情報に更新する要求を時計に送信するように通信部を制御する。時計の
通信部は、電子機器から送信された前記基準時刻情報を受信し、時刻情報管理部は、電子
機器からの前記時計時刻情報の前記基準時刻情報への更新の指示があった場合には、前記
時計時刻情報を前記基準時刻情報に更新する。したがって、使用者は、表示部において基
準時刻情報と時計時刻情報との双方を比較することでき、時計の精度を把握することがで
きる。また、使用者の意思に基づいて時刻修正を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る電子時計の外観を示す平面図である。 電子時計の電気的構成を示すブロック図である。 携帯機器の電気的構成及び本発明の通信システムを示すブロック図である。 電子時計と携帯機器との通信処理及び表示処理を示すフローチャートである。 携帯機器と電子時計が通信状態にある場合のデータ送受信の態様を示す図である。 電子時計における通信状態と動作電圧の関係を示す図である。 時刻比較表示の一例を示す図である。 時刻比較表示の一例を示す図である。 時刻比較表示の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電子時計と携帯機器との通信処理及び表示処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る電子時計と携帯機器との通信処理及び表示処理を示すフローチャートである。 変形例における時刻比較表示の一例を示す図である。 時刻比較表示の一例を示す図である。 時刻比較表示の一例を示す図である。
以下、この発明の好適な実施の形態を、添付図面等を参照しながら詳細に説明する。た
だし、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また
、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態について図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、本実施形
態の電子時計の外観を示す平面図である。
<A:電子時計の概要>
図1に示す電子時計100は、Bluetooth4.0で統合されたBluetoo
th Low Energy(以下、Bluetooth LEとする。)の技術を用いて
携帯電話またはスマートフォン等との近距離無線通信が可能な電子時計である。
電子時計100は、外装ケース80を備えている。外装ケース80は、金属で形成され
た円筒状のケース胴81に、セラミックまたは金属で形成されたベゼル82が嵌合されて
構成されている。なお、本実施形態では、外装ケースを2部品で構成したが、1部品で構
成するようにしてもよい。
ベゼル82の内周側に、リング状のダイヤルリング83を介して、円盤状の文字板11
が配置され、この文字板11上には、時刻を表示する指針13や日付け等が配置されてい
る。指針13は、時針13aと、分針13bと、秒針13cとから構成される。
外装ケース80の表面側の開口は、ベゼル82を介してカバーガラス84で塞がれてお
り、カバーガラス84を通じて、内部の文字板11、指針13(時針13a、分針13b
、秒針13c)が視認可能となっている。
電子時計100は、リュウズ16を手動操作することにより、手動の時刻修正が可能で
あり、また、操作ボタン17を手動操作することにより、通常の時刻表示モードと通信モ
ードとを切り替えることが可能に構成されている。通信モードの詳細については後述する
<B:電子時計の電気的構成>
本実施形態の電子時計100は、図2に示すように、Bluetooth LEの規格
に従った無線通信を行う通信部2と、指針の駆動を制御する運針制御部3と、指針を駆動
する駆動部4と、時刻をカウントするカウンタ部6と、電力を供給する電力供給部7と、
リュウズ(竜頭)16や操作ボタン17などの外部入力装置8とを備えて構成されている
通信部2は、アンテナ21と、時刻情報管理部22と、無線通信部23と、時刻データ
記憶回路部24とを備えて構成されている。本実施形態では、通信部2は、Blueto
oth LEの規格に従った無線通信を行うので、周波数としては2.4GHz帯を用い
る。
アンテナ21は、無線通信部23を実現するIC(集積回路装置)に内蔵されるインダ
クター素子により実現してもよいし、ICの外付け部品により実現しもてよい。
時刻情報管理部22は、CPU等により実現され、スマートフォン等の携帯機器との無
線通信により取得した時刻情報に基づいて、現在の時刻を時刻情報に基づく時刻に修正す
る処理を行う。また、時刻情報管理部22は、スマートフォン等の携帯機器との無線通信
により電子時計100の現在の時刻を携帯機器に送信するための処理を行う。詳しくは後
述する。
無線通信部23は、BluetoothLEの規格に従った無線通信を行う専用のIC
(集積回路装置)により実現される。無線通信部23は、コンデンサ等で構成された同調
部及びパワーアンプ等で構成された送受信部を含む送受信回路部23aと、リンク層部及
び制御処理部を含む通信処理部23bとを備える。送受信回路部23aは、後述するスマ
ートフォン等の携帯機器との無線による情報の送受信を行う。通信処理部23bのリンク
層部は、リンク層の処理、すなわち、機器同士の論理的な接続に関する処理を行う。具体
的にはリンク層部は、パケットの生成処理、パケットの解析処理、パケットのバッファリ
ング処理、エラーチェック処理等を行う。通信処理部23bの制御処理部は、Bluet
ooth LEのプロトコル及びプロファイル等に基づいて、リンク層部、及び無線通信
部23の全体の制御処理や、リンク層の上位の層(例えばネットワーク層、トランスポー
ト層、セッション層等)の処理を行う。通信処理部23bの制御処理部の機能は、CPU
等の各種プロセッサやASIC等のハードウェア回路や、このハードウェア回路上で動作
するプログラムなどにより実現できる。
時刻データ記憶回路部24は、メモリ等で構成され、無線通信部23で処理された時刻
データを記憶する。
運針制御部3は、図2に示すように、パルス合成回路31からのパルス信号が入力され
る。パルス合成回路31は、水晶振動子などの基準振動子311からの基準パルスを分周
してクロックパルスを生成し、また、基準パルスからパルス幅やタイミングの異なるパル
ス信号を発生させる。運針制御部3は、通常モード時においては、時刻情報管理部22か
ら出力される時刻情報並びに前記クロックパルス及びパルス信号に基づいて、通常の時刻
表示のために指針の駆動を制御する。
運針制御部3は、通常モード時においては、一秒に一回出力され秒針を駆動させる秒駆
動パルス信号PS1と、一分間に一回出力され時分針を駆動させる時分駆動パルス信号P
S2とを、秒駆動回路41、時分駆動回路42に出力して、指針の駆動を制御する。すな
わち、各駆動回路41,42は、各駆動回路41、42からのパルス信号によって駆動さ
れるステッピングモータからなる秒モータ411,時分モータ421を駆動し、これによ
り各モータ411,421に接続された秒針13cと、分針13b及び時針13aとを駆
動する。そして、各指針、モータ411,421、駆動回路41,42によって時刻を表
示する時刻表示部が構成されている。なお、時刻表示部としては、1つのモータで、時針
、分針、秒針を駆動するものでもよい。
カウンタ部6は、秒をカウントする秒カウンタ回路部61と、時分をカウントする時分
カウンタ回路部62とを備えて構成されている。
秒カウンタ回路部61は、秒位置カウンタ611と、秒時刻カウンタ612と、一致検
出回路613とを備えて構成されている。秒位置カウンタ611及び秒時刻カウンタ61
2はともに60カウント、つまり1Hzの信号が入力された場合には60秒でループする
カウンタである。秒位置カウンタ611は、運針制御部3から秒駆動回路41に供給され
る駆動パルス信号(秒駆動パルス信号PS1)をカウントしている。つまり、秒針を駆動
させる駆動パルス信号をカウントすることによって、秒針が示している秒針の位置をカウ
ントしている。
秒時刻カウンタ612は、通常は、運針制御部3から出力される1Hzの基準パルス信
号(クロックパルス)をカウントする。また、時刻情報管理部22から時刻修正指示が出
力された場合には、運針制御部3は、時刻データ記憶回路部24から時刻データを読み取
り、この時刻データのうちの秒データに合わせてカウンタ値が修正される。
同様に、時分カウンタ回路部62は、時分位置カウンタ621と、時分時刻カウンタ6
22と、一致検出回路623とを備えて構成されている。時分位置カウンタ621および
時分時刻カウンタ622はともに24時間分の信号が入力されるとループするカウンタで
ある。時分位置カウンタ621は、運針制御部3から時分駆動回路42に供給される駆動
パルス信号(時分駆動パルス信号PS2)をカウントし、時針、分針が示している時分針
の位置をカウントしている。
時分時刻カウンタ622は、通常は、運針制御部3から出力される1Hzのパルス(ク
ロックパルス)をカウントする(正確には1Hzを60回計数したところで1カウントと
する)。また、時刻情報管理部22から時刻修正指示が出力された場合には、運針制御部
3は、時刻データ記憶回路部24から時刻データを読み取り、この時刻データのうちの時
分データに合わせてカウンタ値が修正される。
各一致検出回路613,623は、各位置カウンタ611,621と各時刻カウンタ6
12,622とのカウント値の一致を検出し、一致しているか否かを示す検出信号を運針
制御部3に出力する。
運針制御部3は、各一致検出回路613,623から不一致信号が入力されると、一致
信号が入力されるまで各駆動パルス信号PS1,PS2を出力し続ける。このため、通常
運針時は、運針制御部3から1Hzの基準信号によって各時刻カウンタ612,622の
カウンタ値が変化して位置カウンタ611,621と不一致となると、各駆動パルス信号
PS1,PS2が出力されて各指針が動くとともに、各位置カウンタ611,621が時
刻カウンタ612,622と一致することになり、この動作を繰り返すことで、通常の運
針制御が行われる。
また、時刻データ記憶回路部24から読み取った時刻データで各時刻カウンタ612,
622が修正されると、そのカウンタ値に各位置カウンタ611,621のカウンタ値が
一致するまで、各駆動パルス信号PS1,PS2が出力され続け、指針が早送りされて正
しい時刻に修正される。
電力供給部7は、自動巻発電機や太陽電池(ソーラー発電機)等によって構成された発
電装置71と、発電装置71で発電された電力を蓄電する高容量二次電源72とを備えて
構成されている。高容量二次電源72は、リチウムイオン電池のような二次電池が利用で
きる。なお、電力供給部7としては、銀電池等の一次電池を用いてもよい。
外部入力装置8は、リュウズ16、操作ボタン17を備え、受信動作や時刻合わせなど
を行うために利用される。また、通常モードと通信モードの切り替えは、操作ボタン17
を押下することにより行う。
<C:携帯機器の電気的構成>
次に、本実施形態の電子時計100と無線通信を行う電子機器としての携帯機器200
の電気的構成について図3を参照しつつ説明する。なお、図3は電子時計100と携帯機
器200を備えた通信システムの電気的構成を示すブロック図であり、電子時計100の
電気的構成を示すブロック図も併せて記載するが、簡単のために、電力供給部7及び外部
入力装置8の記載は省略している。また、秒カウンタ回路部61及び時分カウンタ回路部
62についても記載を簡略化している。
携帯機器200は、携帯機器制御部201、記憶部202、表示部203、GPS/W
LANレシーバ204、及び近距離無線回路205を備えている。携帯機器200の一例
としては、スマートフォン、携帯電話等が挙げられる。
GPS/WLANレシーバ204は、アンテナ204aを備え、アンテナ204aを介
して、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星300から送信される衛
星信号を受信し、時刻情報や位置情報を取得する。また、GPS/WLANレシーバ20
4は、アンテナ204aを介して無線LANによる信号を受信する。
GPS/WLANレシーバ204は、図示を省略するが、通常のGPS装置と同様に、
GPS衛星300から送信される衛星信号を受信してデジタル信号に変換するRF(Radi
o Frequency)部と、受信信号の相関判定を実行して航法メッセージを復調するBB部(
ベースバンプ部)と、BB部で復調された航法メッセージ(衛星信号)からGPS時刻情
報や位置情報(測位情報)を取得して出力する情報取得部とを備えている。GPSとWL
ANとでは周波数が異なるが、便宜上一つのアンテナ204aで両システムを表現している。
RF部は、バンドパスフィルター、PLL回路、IFフィルター、VCO(Voltage Co
ntrolled Oscillator)、ADC(A/D変換器)、ミキサー、LNA(Low Noise Ampli
fier)、IFアンプ等を備えている。バンドパスフィルターで抜き出された衛星信号は、
LNAで増幅された後、ミキサーでVCOの信号とミキシングされ、IF(Intermediate
Frequency:中間周波数)にダウンコンバートされる。ミキサーでミキシングされたIF
は、IFアンプ、IFフィルターを通り、ADCでデジタル信号に変換される。
BB部は、GPS衛星300で送信時に使用されたものと同一のC/Aコードからなる
ローカルコードを生成するローカルコード生成部と、ローカルコードとRF部から出力さ
れる受信信号との相関値を算出する相関部とを備える。そして、相関部で算出された相関
値が所定の閾値以上であれば、受信した衛星信号に用いられたC/Aコードと、生成した
ローカルコードとが一致していることになり、衛星信号を捕捉(同期)することができる
。このため、受信した衛星信号を、ローカルコードを用いて相関処理することで、航法メ
ッセージを復調することができる。
情報取得部は、BB部で復調した航法メッセージからGPS時刻情報や位置情報を取得
する。航法メッセージには、プリアンブルデータ及びHOWワードのTOW(Time of We
ek、「Zカウント」ともいう)、各サブフレームデータが含まれている。サブフレームデ
ータは、サブフレーム1からサブフレーム5まであり、各サブフレームには、例えば、週
番号データや衛星健康状態データを含む衛星補正データ等や、エフェメリス(GPS衛星
300毎の詳細な軌道情報)や、アルマナック(全GPS衛星300の概略軌道情報)等
のデータが含まれている。したがって、情報取得部は、受信した航法メッセージから所定
のデータ部分を抽出することにより、GPS時刻情報や航法情報を取得することができる
近距離無線回路205は、Bluetooth LEの規格に従った無線通信を行う専
用のIC(集積回路装置)により実現される。近距離無線回路205は、アンテナ205
aを備え、Bluetooth LEの規格に従って、例えば前記電子時計100のよう
な電子機器との間で、無線通信を行う。図示を省略するが、近距離無線回路205におい
ても、電子時計100の無線通信部23と同様に、コンデンサ等で構成された同調部及び
パワーアンプ等で構成された送受信部を含む送受信回路部と、リンク層部及び制御処理部
を含む通信処理部とを備える。
記憶部202は、半導体メモリ等から構成され、携帯機器制御部201により実行され
るプログラム等が記憶される。また、記憶部202は、制御部201の作業領域として使
用される。プログラムには、電子時計100との通信を行うためのプログラムとしてのア
プリケーションが含まれる。
携帯機器制御部201は、CPU等の各種プロセッサやASIC等のハードウェア回路
や、このハードウェア回路上で動作するプログラムなどにより実現できる。携帯機器制御
部201は、携帯機器200の全体の処理を制御し、例えば、GPS/WLANレシーバ
204を介して取得したGPS時刻情報に基づいて時刻情報の表示処理等を行う。また、
携帯機器制御部201は、記憶部202に記憶されているアプリケーションプログラムを
実行することにより、前記電子時計100のような電子機器との間で、無線通信を行うた
めの処理を行う。詳しくは後述する。
表示部203は、液晶ディスプレイパネル等により実現され、携帯機器制御部201に
より各種のプログラムが実行された際に、種々の表示を行う。また、表示部203は、タ
ッチパネルの機能を備えており、入力部としても機能する。
<D:電子時計及び携帯機器の無線通信処理>
次に、電子時計100及び携帯機器200との間の無線通信処理について、図4ないし
図9までの各図を参照しつつ説明する。図4は電子時計100と携帯機器200とが初め
て無線通信を行う場合の処理を示すフローチャートである。
まず、Bluetooth LEの規格に従って携帯機器200と電子時計100とが
初めて無線通信を開始する場合には、携帯機器200側から見て電波が届く範囲にある電
子時計100の発見と、この隣接機器のネットワークへの参加という処理が必要になる。
これらの処理を開始するには、携帯機器200において電子時計100との無線通信用の
アプリケーションプログラムを起動させる(図4:ステップS20)。アプリケーション
プログラムを起動させると、携帯機器200の表示部203には、例えば「電子時計を探
す」と示されたサーチボタンが表示される。
使用者がこのサーチボタンをタップすると、携帯機器200の携帯機器制御部201は
、スキャニング(Scanning)と呼ばれる処理を行うべく近距離無線回路205を
制御する。具体的には、携帯機器200の近距離無線回路205は、スキャニング(Sc
anning)状態に遷移し、電子時計100からのアドバタイング・パケットの受信を
待つ。
次に、使用者が、電子時計100の操作ボタン17を所定時間押下することにより、電
子時計100は通常モードから通信モードに移行し(図4:ステップS10)、電子時計
100の無線通信部23は、アドバタイジング(Advertising)状態に遷移し
、一定期間ごとにアドバタイジング・パケットを送信する。アドバタイジング・パケット
には、機器が持つ発見や接続の機能を示す情報、機器の名称、機器の送信電力、機器の機
能を示す情報等が含まれる。
携帯機器200は、電子時計100からのアドバタイング・パケットを受信すると、こ
の電子時計100を接続先として決め、電子時計100に対して接続要求を送信して、接
続を開始する。この時、携帯機器200の表示部203には、例えば電子時計100の型
名及び「未接続」の文字が示されたボタンが表示される。型名には、アドバタイジング・
パケットに含まれていた機器の名称が表示される。電子時計100は、携帯機器200か
らの接続要求を受信すると、この接続要求が自分宛てであることを確認して、接続を開始
する。
以上のように携帯機器200と電子時計100との間で接続が開始されると、接続相手
となる機器をお互いに登録するためのペアリング(Pairing)と呼ばれる処理が開
始され、互いの機器ID(Public Key)の交換、時刻データの交換、何秒に1
回通信を行うかを示すインターバル等の通信パラメータの交換が行われる。
図5は携帯機器200と電子時計100が通信状態にある場合のデータ送受信の態様を
示す図である。図6は、電子時計100における通信状態と動作電圧の関係を示す図であ
る。図5に示すように、通信状態の携帯機器200と電子時計100は、インターバルT
で互いにデータの送信と受信を行うようになっている。図6に示すように、インターバル
Tのうち通信期間において電流が消費されるため、動作電圧は高容量二次電源72の内部
インピーダンスに起因して低下するが、この値は無線通信部における各回路や、他の回路
等の動作電圧を下回らないように設計されることが望ましい。また、同時に、インターバ
ルTのうち通信期間を除いた待機期間において、高容量二次電源72が充電されるので、
インターバルTは、電圧を回復できるよう適当な間隔であることが望ましい。
上述のような種々のデータの交換が行われると、ペアリングが完了し、次に、お互いの
機器を認証済みであることを示す接続情報が生成される。この接続情報は、携帯機器20
0と電子時計100との双方において登録され、接続完了となる(図4:ステップS11
、ステップS21)。
なお、接続情報が登録されて接続が完了すると、例えば携帯機器200において無線通
信用のアプリケーションプログラムを終了させ、電子時計100を通常の時刻表示モード
に戻した後に、再び無線通信用のアプリケーションプログラムを起動し、電子時計100
を通信モードにして再接続を行った場合であっても、上述したペアリングの処理は行われ
ず、お互いに接続情報を確認することにより、無線通信が可能となる。
説明を図4のフローチャートに戻す。携帯機器200は、電子時計100との接続が完
了すると(図4:ステップS21)、上述したペアリング時に取得した電子時計100の
時刻データ(時計時刻情報)と、携帯機器200におけるGPS時刻データ(基準時刻情
報)とに基づいて、時刻比較表示を行う(図4:ステップS22)。
電子時計100の時刻データ(時計時刻情報)は、電子時計100の無線通信部23に
よって送信され、携帯機器200の近距離無線回路205によって受信されて取得される
。したがって、無線通信部23は、前記時計時刻情報を電子機器として携帯機器200に
送信する通信部として機能し、近距離無線回路205は、前記計時刻情報を電子時計10
0から取得する取得部として機能する。また、時刻比較表示は、携帯機器200の携帯機
器制御部201による制御によって実行される。したがって、携帯機器制御部201は、
前記基準時刻情報と前記時計時刻情報とを表示部203に表示させる制御部として機能す
る。
なお、上述した再接続時においては、ペアリングが行われないので、携帯機器200か
ら電子時計100に対して時刻データを送信するように指示し、電子時計100から受信
した時刻データに基づいて時刻比較表示を行うようにすればよい。
図7に時刻比較表示の一例を示す。図7に示すように、携帯機器200の表示部203
には、現在時刻デジタル表示欄210と、現在時刻アナログ表示欄211と、電子時計時
刻表示欄212とを備えている。
現在時刻デジタル表示欄210と現在時刻アナログ表示欄211には、携帯機器200
におけるGPS時刻データに基づく現在時刻が表示される。現在時刻デジタル表示欄21
0には現在時刻がデジタル表示され、現在時刻アナログ表示欄211には現在時刻がアナ
ログ表示される。また、電子時計時刻表示欄212には、電子時計100から取得した電
子時計100の時刻データに基づく時刻が表示される。
携帯機器200は、GPS時刻データと電子時計100の時刻データとを比較し、GP
S時刻データに対する電子時計100の時刻データのずれが予め定めた基準値を超える場
合には、電子時計時刻表示欄212における時計画像の色を例えば黄色等で表示すると共
に、“Correct Time”等の文字を表示して、使用者に対して時刻修正の実行
を促す。図7は、時刻修正の実行を促す表示例を示している。
一方、携帯機器200は、GPS時刻データと電子時計100の時刻データとを比較し
、GPS時刻データに対する電子時計100の時刻データのずれが予め定めた基準値以内
である場合には、電子時計時刻表示欄212における時計画像の色を例えば緑色等で表示
すると共に、“Time is keeping”等の文字を表示して、使用者に対して電
子時計100の時刻が適正時刻であることを示す。図9は、適正時刻の場合の表示例を示
している。
本実施形態では、図7のように使用者に対して時刻修正の実行を促す表示が行われ、使
用者が修正を希望する場合には、時計画像をタップすることにより(図4:ステップS2
3;YES)、携帯機器200において時刻修正処理が実行される。携帯機器200は、
電子時計100に対してGPS時刻データと共に時刻修正指示を送る(図4:ステップS
24)。
電子時計100に対してGPS時刻データと共に時刻修正指示を送る処理は、携帯機器
200の携帯機器制御部201の制御により実行される。したがって、携帯機器制御部2
01は、表示部203に前記基準時刻情報と前記時計時刻情報とが表示されている状態で
、使用者が入力部としての表示部203を用いて前記時計時刻情報を前記基準時刻情報に
更新する指示を入力すると、前記時計時刻情報を前記基準時刻情報に更新する要求を電子
時計100に送信するように近距離無線回路205を制御する制御部として機能する。
電子時計100の無線通信部23は、GPS時刻データと共に時刻修正指示を受信する
と、GPS時刻データを時刻データ記憶回路部24に記憶させる。また、時刻情報管理部
22は、時刻データ記憶回路部24に記憶されたGPS時刻データに基づいて指針13を
駆動するように運針制御部3に対して指示を行う。その結果、電子時計100においてG
PS時刻データに基づく時刻修正が行われる(図4:ステップS12)。
したがって、電子時計100の無線通信部23は、前記基準時刻情報を携帯機器200
から受信する通信部として機能する。また、時刻情報管理部22は、前記時計時刻情報の
前記基準時刻情報への更新の指示があった場合には、時刻修正を行う時刻情報管理部とし
て機能する。
携帯機器200は、電子時計100に対してGPS時刻データと共に時刻修正指示を送
った後、電子時計時刻表示欄212に、GPS時刻データに基づく時刻を表示する(図4
:ステップS25)。時刻修正処理が実行された際の電子時計時刻表示欄212の表示例
を図8に示す。“Correct Time”の文字が表示された時計画像がタップされ
ると、携帯機器200の携帯機器制御部201は、電子時計時刻表示欄212の表示を、
電子時計100の時刻データに基づく表示から、GPS時刻データに基づく時刻の表示に
変更し、電子時計時刻表示欄212における時計画像の色を例えば緑色等で表示すると共
に、 “Update”等の文字を表示して時刻修正処理が実行されたことを示す。した
がって、携帯機器制御部201は、前記基準時刻情報に更新した前記時計時刻情報を表示
部203に表示させる制御部として機能する。
携帯機器200は、修正時刻表示を行った後(図4:ステップS25)、あるいは、時
計画像のタップが行われなった場合には(図4:ステップS23;NO)、電子時計10
0との接続を継続するかどうかを判定する(図4:ステップS26)。具体的には、携帯
機器200は、通信用のアプリケーションプログラムの終了処理が行われなければ、電子
時計100との接続を継続すると判定し(図4:ステップS26;YES)、そのまま電
子時計100との接続を継続する(図4:ステップS27)。接続を継続した後は、例え
ばステップS22の時刻比較表示の処理に戻り、所定期間ごとに電子時計100から時刻
データを受信して、時刻比較表示を行う。また、携帯機器200は、電子時計100との
接続を継続すると判定した場合には(図4:ステップS26;YES)、電子時計100
に対して接続の継続を指示する(図4:ステップS28)。
電子時計100は、携帯機器200との接続を継続するかどうかを判定し(図4:ステ
ップS13)、携帯機器200から接続継続の指示を受信した場合には、携帯機器200
との接続を継続する(図4:ステップS13;YES、ステップS14)。具体的には、
携帯機器200から指示に従って時刻データを送信すると共に、携帯機器200から時刻
修正指示があった場合には時刻修正を行う(図4:ステップS24、ステップS12)。
一方、携帯機器200は、通信用のアプリケーションプログラムの終了処理が行われた
場合には、電子時計100との接続を継続しないと判定し(図4:ステップS26;NO
)、通信用のアプリケーションプログラムを終了する。また、携帯機器200は、電子時
計100に対して、接続終了の指示を行う(図4:ステップS30)。電子時計100は
、携帯機器200から接続終了の指示を受けると、通信モードを終了させる(図4:ステ
ップS13;NO、ステップS15)。
以上のように、本実施形態においては、携帯機器200上でGPS時刻データに基づく
時刻表示と、電子時計100の時刻データに基づく時刻表示とを比較表示させるので、電
子時計100の時刻精度を使用者に対してわかり易く知らせることができる。また、使用
者の操作が行われた場合には、携帯機器200から電子時計100に対して時刻修正を指
示し、電子時計100においてGPS時刻データに基づく時刻修正が行われるので、電子
時計100においてGPS時刻データに基づく適切な時刻表示を行うことができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について図10を参照しつつ説明する。本実施形態においては、
第1実施形態の処理に加えて、電子時計の時刻精度計算を行う構成となっている。図10
は、本実施形態における通信処理のフローチャートである。第1実施形態における図4の
フローチャートとの共通箇所には同一のステップ番号を付している。
本実施形態においては、図10に示すように、時刻比較表示(図10:ステップS22
)を行った後に、携帯機器200の携帯機器制御部201が電子時計100の時刻精度を
計算して記憶する処理を行う(図10:ステップS40)。したがって、携帯機器制御部
201は、前記基準時刻情報と前記時計時刻情報と、直近に時刻修正が行われた時刻から
の経過時間とから、電子時計201の時刻精度を算出する制御部として機能する。
なお、時刻精度の計算は、最初に時刻データを交換した時点から一定時間以上後の通信
時に行うことが望ましい。
時刻精度は、ある時刻において電子時計100から受信した時刻データに基づく時刻と
、その時の携帯機器200のGPS時刻データに基づく時刻との差から計算する。
(数1)
時刻精度=(電子時計の時刻−携帯機器の時刻)÷ 経過時間
ここで、経過時間とは、直近の時刻修正を行った時刻からの経過時間である。
例えば、経過時間が24時間(86400秒)であり、その時の時刻差が0.864秒
の場合には、
時刻精度=(0.864)÷ 86400=10×10−6
となり、時刻精度は、10ppmと計算される。携帯機器200は、はこの値を電子時計
の時刻精度としてメモリ等に記憶しておく(図10:ステップS40)。
時刻精度が10ppmの場合には、約28時間でほぼ1秒のずれを生じると考えること
ができる。したがって、携帯機器200は、電子時計100との接続が行われていない場
合であっても、時刻精度から計算される時刻のずれが所定値以上になった際に、使用者に
対して時刻修正の実行を促すことができる。例えば、時刻精度から計算される時刻のずれ
が1分になった場合に、通信用のアプリケーションのアイコン上等にアラートを表示させ
、使用者に対して通信用のアプリケーションの起動を促すようにしてもよい。そして、使
用者が通信用のアプリケーションを起動すると、携帯機器200上で時刻比較表示が行わ
れ(図10:ステップS22)、図7のような時刻修正を促す表示が行われることになる
。この時刻修正を促す表示は、携帯機器制御部201の制御により実行される。したがっ
て、携帯機器制御部201は、前記時刻精度に基づいて、前記時計時刻情報の前記基準時
刻情報への更新を促す表示を表示部203に表示させる制御部として機能する。
また、計算した時刻精度に基づいて、時刻のずれが一定以上に達しない範囲で、通信パ
ラメータを変更してもよい(図10:ステップS40)。例えば、インターバルTを長い
時間に変更し、電子時計100と携帯機器200との通信の頻度を低くするようにしても
よい。通信パラメータを変更することにより、消費電力を低く抑えることができる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態について図11を参照しつつ説明する。第2実施形態においては
、時刻精度を計算した後に、計算した時刻精度に基づいて時刻修正を促す表示を行い、あ
るいは、通信パラメータを変更した。本実施形態は、さらに、計算した時刻精度に基づい
て、携帯機器200上で電子時計100の推定時刻を計算して表示する構成となっている
図11は、本実施形態における通信処理及び表示処理のフローチャートである。図4に
示すフローチャートとの共通箇所には、同一のステップ番号を付している。図11に示す
ように、通信用のアプリケーションが起動されると(図11:ステップS50)、携帯機
器200は、電子時計100が発見できたかどうかを判定する(図11:ステップS51
)。携帯機器200は、電子時計100が発見できた場合には(図11:ステップS51
;YES)、図10に示すような通常の通信状態における処理を行う(図11:ステップ
S52)。
携帯機器200は、電子時計100が発見できなかった場合には(図11:ステップS
51;NO)、第2実施形態で説明した時刻精度と、直近の時刻修正を行った時刻からの
経過時間とに基づいて、電子時計100の推定時刻を計算する(図11:ステップS53
)。そして、携帯機器200は、GPS時刻データに基づく時刻と、計算した推定時刻と
を表示部203に比較表示させる(図11:ステップS54)。
携帯機器200は、GPS時刻データに基づく時刻に対する、計算した推定時刻のずれ
が一定以上の場合には、上述した各実施形態と同様に、時刻修正の実行を促す表示を行う
。ここで、使用者が携帯機器200上の時計画像をタップした場合には(図11:ステッ
プS55;YES)、携帯機器200において電子時計時刻表示欄212の時刻を図8の
ようにGPS時刻データに基づく時刻に修正する(図11:ステップS56)。携帯機器
200は、使用者による通信用のアプリケーションを終了させる処理が行われない場合に
は(図11:ステップS57;YES)、表示を継続する(図11:ステップS57)。
この後、使用者が電子時計100を通信モードに設定した場合には、第1実施形態と同様
に、携帯機器200から電子時計100に対して、GPS時刻データと時刻修正指示が送
信され、電子時計100において時刻修正が行われることになる。
携帯機器200は、使用者による通信用のアプリケーションを終了させる処理が行われ
た場合、あるいは、一定のタイムアウトの時間になった場合は(図11:ステップS57
;NO)、通信用のアプリケーションを終了させる(図11:ステップS59)。この後
、使用者が通信用のアプリケーションを再び起動させ、電子時計100を通信モードに設
定した場合には、第1実施形態と同様に、携帯機器200から電子時計100に対して、
GPS時刻データと時刻修正指示が送信され、電子時計100において時刻修正が行われ
ることになる。
以上のように、本実施形態によれば、電子時計100と携帯機器200が接続されてい
ない場合であっても、携帯機器20上で電子時計100の推定時刻に基づく時刻修正の実
行を促すことができるので、電子時計100の時刻を適切な時刻に維持することが可能と
なる。
<変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種
の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様は、任意に選択された一または複数を
、適宜に組み合わせることもできる。
(変形例1)
上述した各実施形態においては、携帯機器200の電子時計時刻表示欄212に表示さ
れた時計画像をタップした時に時刻修正処理が実行される構成について説明した。しかし
ながら、本発明はこのような構成に限定される訳ではなく、例えば、図12に示すように
、時計画像の右側にYESキー213とNOキー214を表示させ、YESキー213が
タップされた際に時刻修正処理を実行するようにしてもよい。なお、図12においては便
宜上、携帯機器200及び携帯機器200の表示部203を大きく表示している。
(変形例2)
上述した各実施形態及び変形例1においては、時刻修正処理において、電子時計100
の時刻をGPS時刻データに基づく時刻に修正する構成について説明した。しかしながら
、本発明はこのような構成に限定される訳ではなく、使用者が設定する時刻に修正するよ
うにしてもよい。例えば、図13に示すように、時計画像の右側にプラスキー215、マ
イナスキー216、及びフィニッシュキー217を表示させ、使用者にプラスキー215
またはマイナスキー216をタップさせることにより、使用者が希望する時刻に修正する
ようにしてもよい。この場合には、使用者がプラスキー215をタップすると時刻が進み
、マイナスキー216をタップすると時刻が遅れるように構成する。そして、使用者がフ
ィニッシュキー217をタップすると、携帯機器200から電子時計100に対して、使
用者が設定した時刻と、時刻修正の指示が送信され、電子時計100において時刻修正が
行われことになる。また、携帯機器200においては、図13に示すように、電子時計時
刻表示欄212に表示させる時計画像を例えば緑色等で表示すると共に、“Update
”等の文字を表示させ、さらに使用者が設定した時刻を表示させて、時刻修正が行われた
ことを知らせるようにしてもよい。
また、図14に示すように、電子時計時刻表示欄212において、長針218がアクテ
ィブであることを示すために文字板サイズより長く表示させ、使用者が長針218にタッ
プしながら時計回りあるいは反時計回りに移動可能に構成するようにしてもよい。このよ
うにして使用者が希望する時刻を設定し、その時刻に修正するようにしてもよい。
上述した各処理は、携帯機器200の携帯機器制御部201の制御により実行される。
したがって、携帯機器制御部201は、前記基準時刻情報に対して使用者が設定した所定
時間だけずれた時刻を示す設定時刻情報を、前記基準時刻情報と共に、表示部203に表
示させる制御部として、また、前記時計時刻情報を前記設定時刻情報に更新する要求を電
子時計100に送信するように近距離無線回路205を制御する制御部として機能する。
(変形例3)
上述した実施形態においては、時刻精度を計算して記憶する構成について説明したが、
記憶した時刻精度のデータに基づいて、日差、月差、年差を計算し、携帯機器200の表
示部203に表示させるようにしてもよい。
(変形例4)
上述した実施形態において、電子時計時刻表示欄212に修正した時刻を表示させる際
には、修正前の時刻の表示から修正後の時刻の表示にすぐに切り替えるようにしてもよい
し、修正前の時刻から修正後の時刻まで、長針を移動させるようにしてもよい。あるいは
、長針を時計回りに1回転させる等の表示を行ってもよい。
(変形例5)
上述した実施形態及び各変形例においては、本発明をアナログ式の腕時計に適用したが
、本発明は、指針をデジタルで表示する腕時計、あるいは、置き時計、もしくは、掛け時
計等に適用可能である。さらに、車載用の時計の時刻修正を携帯機器200を用いて行う
ようにしてもよい。
上述した本発明の各機能は、例えば、CPU(中央処理装置)、メモリ(記憶装置)等
を備えたコンピュータにプログラムを組み込んで実現させてもよい。なお、このプログラ
ムは、インターネット等の通信手段や、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体を介し
てインストールされてもよい。
上述した実施形態及び各変形例においては、近距離無線通信の例として、Blooth
LEの規格に従った無線通信を用いたが、本発明はこのような構成に限定されるもので
はなく、他の近距離無線通信を用いた場合にも適用可能である。
13…指針、13a…時針、13b…分針、13c…秒針、16…リュウズ、17…操
作ボタン、21…アンテナ、22…時刻情報管理部、23…無線通信部、23a…送受信
回路部、23b…通信処理部、100…電子時計、200…携帯機器、201…携帯機器
制御部、203…表示部、204…GPS/WLANレシーバ、204a…アンテナ、2
05…近距離無線回路、205a…アンテナ、210…現在時刻デジタル表示欄、211
…現在時刻アナログ表示欄、212…電子時計時刻表示欄、215…プラスキー、216
…マイナスキー、217…フィニッシュキー、218…長針。

Claims (9)

  1. 時計と通信を行う通信部及び情報を表示する表示部を備えた電子機器で用いられるプロ
    グラムであって、
    前記電子機器を、
    前記通信部を用いて前記時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を前記時計から取得す
    る取得部と、
    当該電子機器で管理する時刻を示す基準時刻情報と前記時計時刻情報とを前記表示部に
    表示させる制御部として機能させる、
    ことを特徴とする電子機器のプログラム。
  2. 前記電子機器は、使用者の指示を受け付ける入力部を備え、
    前記制御部は、前記表示部に前記基準時刻情報と前記時計時刻情報とが表示されている
    状態で、使用者が前記入力部を用いて前記時計時刻情報を前記基準時刻情報に更新する指
    示を入力すると、前記時計時刻情報を前記基準時刻情報に更新する要求を前記時計に送信
    するように前記通信部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器のプログラム。
  3. 前記制御部は、前記基準時刻情報に更新した前記時計時刻情報を前記表示部に表示させ
    る、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器のプログラム。
  4. 前記制御部は、前記基準時刻情報に対して使用者が設定した所定時間だけずれた時刻を
    示す設定時刻情報を、前記基準時刻情報と共に、前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器のプログラム。
  5. 前記制御部は、前記時計時刻情報を前記設定時刻情報に更新する要求を前記時計に送信
    するように前記通信部を制御する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器のプログラム。
  6. 前記制御部は、前記基準時刻情報と前記時計時刻情報と、直近に時刻修正が行われた時
    刻からの経過時間とから、前記時計の時刻精度を算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子機器のプログラム
  7. 前記制御部は、前記時刻精度に基づいて、前記時計時刻情報の前記基準時刻情報への更
    新を促す表示を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器のプログラム。
  8. 電子機器と通信可能な時計であって、
    前記時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を前記電子機器に送信し、前記電子機器で
    管理される時刻を示す基準時刻情報を前記電子機器から受信する通信部と、
    前記電子機器からの前記時計時刻情報の前記基準時刻情報への更新の指示があった場合
    には、時刻修正を行う時刻情報管理部と、
    を備えることを特徴とする時計。
  9. 時計と、当該時計と通信可能な電子機器とを備える通信システムであって、
    前記電子機器は、
    前記通信部を用いて前記時計で表示する時刻を示す時計時刻情報を前記時計から取得す
    る取得部と、
    当該電子機器で管理する時刻を示す基準時刻情報と前記時計時刻情報とを前記表示部に
    表示させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記表示部に前記基準時刻情報と前記時計時刻情報とが表示されている
    状態で、使用者が前記入力部を用いて前記時計時刻情報を前記基準時刻情報に更新する指
    示を入力すると、前記時計時刻情報を前記基準時刻情報に更新する要求を前記時計に送信
    するように前記通信部を制御し、
    前記時計は、
    前記時計時刻情報を前記電子機器に送信し、前記基準時刻情報を前記電子機器から受信
    する通信部と、
    前記電子機器からの前記時計時刻情報の前記基準時刻情報への更新の指示があった場合
    には、時刻修正を行う時刻情報管理部とを備える、
    ことを特徴とする通信システム。
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