JP2015182791A - 食品用包装袋 - Google Patents

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Yoichi Sato
陽一 佐藤
泰史 森岡
Yasushi Morioka
泰史 森岡
孝行 宮崎
Takayuki Miyazaki
孝行 宮崎
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Abstract

【課題】 ホログラムフィルムを用いた場合に匹敵する虹色に光るような模様をグラビア印刷で実現する。
【解決手段】アルミ蒸着フィルム層4と透明フィルム層1間に印刷インキ層2を積層したプラスチックフィルムにより製袋される食品用包装袋において、印刷インキ層の模様を構成するインキに非透光性を有するインキ、透光性を有するカラーインキ、透明インキまたは非インキ部を含み、透光性を有するカラーインキを複数色組み合わせることによりアルミ蒸着フィルム層のメタリック色が混じったメタリック調の模様C(G)とするとともに、上記メタリック調の模様に隣接して非透光性を有するインキによる模様Wを配する。
【選択図】 図1

Description

この発明は食品を流通するに際し、それを収容するために使用するプラスチックフィルムからなる包装袋に関し、より詳細にはホログラム調の模様を実現した食品用包装袋に関する。
今日では食品の流通に際しては、その場で調製した食品を包装して販売する対面販売に代わり、予め食品工場で調製した加工食品類、パン類、菓子類などを包装した包装入り食品を、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の小売店舗で販売する方式が主流となりつつある。
前記の販売方式においては包装入り食品は小売店舗の店内の陳列棚などに陳列され、客は購入にあたってはそれを手にとって吟味する。従って、包装自体にも客の購買意欲を惹いたり、客の目につきやすくなるようなデザイン状の工夫が要求される。
前記の場合、包装袋自体は食品を包装することが第一番の目的なので、その機能を損なうような形状の変更は行うことができず、表面に施される色や模様にデザイン状の工夫を施すことになる。
前記において、客の購買意欲を惹いたり、客の目につきやすくなるようなデザイン状の工夫として、包装袋にホログラムフィルムを使用することが提案されている(例えば、特許文献1)。干渉縞を用いたホログラムフィルムは見る位置や角度によって、反射光の色が複雑に変化して虹色に光る装飾性を得られるので、客の購買意欲を惹いたり、客の目を惹くのに最適な手法となる。
実用新案登録第3148644号公報
しかしながら、UV硬化インクやUV硬化型樹脂を用いてホログラムパターンを形成するホログラムフィルムにはUV残渣があるために、食品を包装するための素材として用いることが難しい問題があった。
一方、予め食品工場で調製した加工食品類、パン類、菓子類などを包装した包装入り食品は流通に際し、異物の混入の有無を検査する欠点検知器での検査が不可欠となるが、ホログラムフィルムを用いた場合は検査光束がその表面で乱反射してしまうので使用できな問題があった。
また、感光材料を用いた密着露光法や、微細なエンボス加工を平滑なフィルム表面に施す方法等により得るホログラムフィルムは製造コストが嵩みく、その場で消費されてしまう食品用包装袋で使用することはコスト面で引き合わない問題があった。
この発明は前記の問題を解消した食品用包装袋を目的として創作されたものである。
すなわち、この発明の食品用包装袋は、アルミ蒸着フィルム層と透明フィルム層間に印刷インキ層を積層したプラスチックフィルムにより製袋される食品用包装袋において、印刷インキ層の模様を構成するインキに非透光性を有するインキ、透光性を有するカラーインキ、透明インキまたは非インキ部を含み、透光性を有するカラーインキを複数色組み合わせることによりアルミ蒸着フィルム層のメタリック色が混じったメタリック調の模様とするとともに、上記メタリック調の模様に隣接して非透光性を有するインキによる模様を配したことを特徴とする。
また、請求項2記載の食品用包装袋は、非透光性を有するインキによるメタリック調の模様は透光性を有するカラーインキによる模様に対し不規則に配されることを特徴とする。
また、請求項3記載の食品用包装袋は、非透光性を有するインキは白インキまたは黒インキであることを特徴とする。
また、請求項4記載の食品用包装袋は、透光性を有するカラーインキによるメタリック調の模様はグラデーション模様であることを特徴とする。
また、請求項5記載の食品用包装袋は、透光性を有するカラーインキによるメタリック調の模様は調子変化処理を行った調子模様であることを特徴とする。
メタリック色によるグラデーション模様や調子変化処理を行った調子模様をグラビア印刷により施すことはいうまでもなく周知技術である。これに対し、この発明においてはメタリック色を有するアルミ蒸着フィルム層の上に透光性を有するカラーインキ層を積層することにより、カラーインキの地色に対してその底面から透過するアルミ蒸着フィルム層の地色がブレンドされたメタリックカラーを得ている。そして、メタリックカラーの上面には透明フィルムが積層されるので、透明フィルムによる光の屈折具合も相まって光の加減によりあたかも虹色に光るような効果を得ることができ、この効果はグラデーション模様や調子模様などのメタリック調の模様に隣接して非透光性を有するインキによる模様を配することにより、それとのコントラストによりさらに強調されることとなる。
また、請求項2記載の発明によれば、非透光性を有するインキによる模様が透光性を有するカラーインキによるメタリック調の模様に対し不規則に配されることにより前記の効果はより顕著となる。
よって、この発明によれば、ホログラムフィルムを用いた場合に匹敵する虹色に光るような意匠効果が汎用のインキを用いて実現できるので、欠点検知器での異物や皺などの検知が可能な食品用包装袋を低コストで実現することが可能となる。
この発明の食品用包装袋の断面図。 この発明の食品用包装袋の異なる実施例の断面図。 この発明の食品用包装袋の模様+箇所の平面図。 この発明の食品用包装袋の異なる実施例の模様箇所の平面図。 この発明の食品用包装袋の斜視図。 この発明の食品用包装袋の異なる実施例の斜視図。
以下、この発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。この発明の食品用包装袋はアルミ蒸着フィルム層と透明フィルム層間に印刷インキ層を積層したプラスチックフィルムにより製袋される。図1は前記フィルムの断面を示すものであり、ここではVM−PET(アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム)などのアルミ蒸着フィルム4とOPP( 2軸延伸ポリプロピレンフィルム)、PET(ポリエチレンテレフタレートフィルム)、ONY(延伸ナイロンフィルム)などの透明フィルム1間に印刷インキ層2を積層した構成を示す。この実施例においてはインキは透明フィルム1の裏面に印刷されるとともに、透明フィルム1とアルミ蒸着フィルム4はLDPE(低密度ポリエチレン)3により溶着されるか、または接着剤により接着される。また、ここでは製袋のためのヒートシール性を持たせるためにアルミ蒸着フィルム4の裏面にはCPP(無延伸ポリプロピレンフィルム)がLDPE(低密度ポリエチレン)3により溶着されるか、または接着剤により接着される。
図2は前記フィルムの異なる実施例の断面を示すものであり、ここではVM−CPP(アルミ蒸着無延伸ポリプロピレンフィルム)、VMLL(アルミ蒸着直鎖状低密度ポリエチレンフィルム)などのアルミ蒸着シーラントフィルム13とOPP(2軸延伸ポリプロピレンフィルム)、PET(ポリエチレンテレフタレートフィルム)、ONY(延伸ナイロンフィルム)などの透明フィルム11間に印刷インキ層12を積層した構成を示す。この実施例においてはインキは透明フィルム11の裏面に印刷されるとともに、透明フィルム11とアルミ蒸着シーラントフィルム14は接着剤13により接着される。ここでは製袋のためのヒートシール性はアルミ蒸着シーラントフィルム13により実現される。
この発明においては、前記の印刷インキ層2または12において、包装袋の模様が構成されるが、印刷インキ層の模様を構成するインキには非透光性を有するインキ、透光性を有するカラーインキ、透明インキまたは非インキ部が含まれる。非透光性を有するインキとしては、白インキや黒インキが想定されるが、使用されるカラーインクと異なる色彩の非メタリックカラーのインキであればこれらに限定されるものではない。
図3および図4は前記のインキを用いた模様の例を示す図である。図3においては、透光性を有するカラーインキを複数色組み合わせることによりアルミ蒸着フィルム層のメタリック色が混じったグラデーション模様Gとするとともに、上記グラデーション模様に隣接して白インキによる模様Wを配している。また、図中符号Mは透明インキまたは非インキ部により表されるアルミ蒸着フィルム層の地色によるメタリックカラーの模様を指す。
また、図4においては、透光性を有するカラーインキを複数色組み合わせることによりアルミ蒸着フィルム層のメタリック色が混じったメタリック調の調子変化処理を行った調子模様Cとするとともに、上記調子模様に隣接して白インキによる模様Wを配している。
以上の構成よりなるプラスチックフィルムによりこの発明の食品用包装袋は構成される。図5は前記プラスチックフィルムSを用いた合掌袋を示す図であり、筒の一端箇所H1と合掌箇所H2をヒートシールすることにより製袋される。
また、図6は前記プラスチックフィルムS1、S2を用いた三方袋を示す図であり、底辺箇所H11と両側辺箇所H12、H12をヒートシールすることにより製袋される。
なお、以上の製袋例は例示であり、袋の形態は前記に限られないことは勿論である。
1 透明フィルム
2 印刷インキ
4 アルミ蒸着フィルム
C 調子模様
G グラデーション模様
M 透明インキまたは非インキ部による模様
W 非透光性を有するインキによる模様

Claims (5)

  1. アルミ蒸着フィルム層と透明フィルム層間に印刷インキ層を積層したプラスチックフィルムにより製袋される食品用包装袋において、印刷インキ層の模様を構成するインキに非透光性を有するインキ、透光性を有するカラーインキ、透明インキまたは非インキ部を含み、透光性を有するカラーインキを複数色組み合わせることによりアルミ蒸着フィルム層のメタリック色が混じったメタリック調の模様とするとともに、上記メタリック調の模様に隣接して非透光性を有するインキによる模様を配したことを特徴とする食品用包装袋。
  2. 非透光性を有するインキによる模様は透光性を有するカラーインキによるメタリック調の模様に対し不規則に配される請求項1記載の食品用包装袋。
  3. 非透光性を有するインキは白インキまたは黒インキである請求項1または2記載の食品用包装袋。
  4. 透光性を有するカラーインキによるメタリック調の模様はグラデーション模様である請求項1から3のいずれかに記載の食品用包装袋。
  5. 透光性を有するカラーインキによるメタリック調の模様は調子変化処理を行った調子模様である請求項1から3のいずれかに記載の食品用包装袋。
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