JP2015176054A - 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】結着樹脂を含むトナー粒子と、平均円相当径が0.3μm以上3μm未満である第1のぺロブスカイト型化合物及び平均円相当径が3μm以上7μm未満の第2のぺロブスカイト型化合物を含む外添剤と、を含有し、トナー全体に占める前記第1のぺロブスカイト型化合物の含有率をα(質量%)としたときのトナー全体に占める前記第2のぺロブスカイト型化合物の含有率β(質量%)が、α/10以上α/2未満である静電荷像現像用トナー。
【選択図】なし
Description
即ち、請求項1に係る発明は、
結着樹脂を含むトナー粒子と、
平均円相当径が0.3μm以上3μm未満である第1のぺロブスカイト型化合物及び平均円相当径が3μm以上7μm未満の第2のぺロブスカイト型化合物を含む外添剤と、を含有し、
トナー全体に占める前記第1のぺロブスカイト型化合物の含有率をα(質量%)としたときのトナー全体に占める前記第2のぺロブスカイト型化合物の含有率β(質量%)が、α/10以上α/2未満である静電荷像現像用トナー。
前記第1のぺロブスカイト型化合物及び前記第2のぺロブスカイト型化合物が、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム及びチタン酸カルシウムからなる群より選択される少なくとも一種である請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
前記第1のぺロブスカイト型化合物が、一次粒径が0.3μm以上1μm未満の一次粒子又はその凝集体であり、前記第2のぺロブスカイト型化合物が、一次粒径が0.3μm以上1μm未満の一次粒子の凝集体である請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
トナー全体に占める、前記第1のぺロブスカイト型化合物及び前記第2のぺロブスカイト型化合物の合計の含有率が、0.1質量%以上1.5質量%未満である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを含む静電荷像現像剤。
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを収容し、
画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジ。
請求項5に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段を備え、
画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
請求項5に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置。
像保持体の表面を帯電する帯電工程と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、
請求項5に記載の静電荷像現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写工程と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、
を有する画像形成方法。
請求項5に係る発明によれば、特定のペロブスカイト型化合物を外添剤として特定の比率で含有しない場合に比較して、高温環境下における低画像密度での連続画像出力状況でも画像欠陥が生じにくい静電荷像現像剤が提供される。
請求項6に係る発明によれば、特定のペロブスカイト型化合物を外添剤として特定の比率で含有しない場合に比較して、高温環境下における低画像密度での連続画像出力状況でも画像欠陥が生じにくい静電荷像現像用トナーを収容するトナーカートリッジが提供される。
請求項7に係る発明によれば、特定のペロブスカイト型化合物を外添剤として特定の比率で含有しない場合に比較して、高温環境下における低画像密度での連続画像出力状況でも画像欠陥が生じにくい静電荷像現像剤の取り扱いを容易にし、種々の構成の画像形成装置への適応性が高められる。
請求項8に係る発明によれば、特定のペロブスカイト型化合物を外添剤として特定の比率で含有しない場合に比較して、高温環境下における低画像密度での連続画像出力状況でも画像欠陥が生じにくい静電荷像現像剤を用いた画像形成装置が提供される。
請求項9に係る発明によれば、特定のペロブスカイト型化合物を外添剤として特定の比率で含有しない場合に比較して、高温環境下における低画像密度での連続画像出力状況でも画像欠陥が生じにくい静電荷像現像剤を用いた画像形成方法が提供される。
本実施形態に係る静電荷像現像用トナー(以下、本実施形態に係るトナー)は、結着樹脂を含むトナー粒子と、平均円相当径が0.3μm以上3μm未満である第1のぺロブスカイト型化合物及び平均円相当径が3μm以上7μm未満の第2のぺロブスカイト型化合物を含む外添剤と、を含有し、トナー全体に占める前記第1のぺロブスカイト型化合物の含有率をα(質量%)としたときのトナー全体に占める前記第2のぺロブスカイト型化合物の含有率β(質量%)が、α/10以上α/2未満とされたものである。
従来、感光体上の放電生成物やフィルミングによる画像欠陥の発生を防止するために、チタン酸ストロンチウム等のペロブスカイト型化合物等の無機粒子をトナー表面に外添剤として外添しトナーに感光体のクリーニング性を付与してきた。しかし、高温環境下での低画像密度での連続画像出力状況では、現像機内の撹拌ストレスにより外添された無機粒子がトナー中に埋没してしまいクリーニング性が十分に担保できず、画像欠陥を生じてしまう場合がある。
本実施形態では、第1のぺロブスカイト型化合物と、第1のぺロブスカイト型化合物よりも平均円相当径の大きい第2のぺロブスカイト型化合物とが外添剤として含有される。小径側の無機粒子である第1のぺロブスカイト型化合物はトナー表面に存在し、クリーニングブレードと感光体との接触部に滞留することでクリーニング性を担保している。しかし、高温環境下での低画像密度での連続画像出力状況では現像機内の撹拌ストレスにより外添された無機粒子である第1のぺロブスカイト型化合物がトナー中に埋没してしまう場合がある。しかし、本実施形態では、大径側の無機粒子である第2のぺロブスカイト型化合物が存在することによって、現像機内の撹拌ストレスにより大径側の無機粒子である第2のぺロブスカイト型化合物が解砕されて小径側の無機粒子である第1のぺロブスカイト型化合物が生じ、第1のぺロブスカイト型化合物の埋没分が補てんされる。その結果、高温環境下における低画像密度での連続画像出力状況でもクリーニングブレードと感光体との接触部に第1のぺロブスカイト型化合物が滞留し、画像欠陥を生ずることなく良質な画像を得ることができると推察される。
トナー粒子は、例えば、結着樹脂と、必要に応じて、着色剤と、離型剤と、その他添加剤と、を含んで構成される。
結着樹脂としては、例えば、スチレン類(例えばスチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等)、(メタ)アクリル酸エステル類(例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等)、エチレン性不飽和ニトリル類(例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル等)、ビニルエーテル類(例えばビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等)、ビニルケトン類(ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等)、オレフィン類(例えばエチレン、プロピレン、ブタジエン等)等の単量体の単独重合体、又はこれら単量体を2種以上組み合せた共重合体からなるビニル系樹脂が挙げられる。
結着樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂、変性ロジン等の非ビニル系樹脂、これらと前記ビニル系樹脂との混合物、又は、これらの共存下でビニル系単量体を重合して得られるグラフト重合体等も挙げられる。
これらの結着樹脂は、1種類単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
ポリエステル樹脂としては、例えば、公知のポリエステル樹脂が挙げられる。
多価カルボン酸は、ジカルボン酸と共に、架橋構造又は分岐構造をとる3価以上のカルボン酸を併用してもよい。3価以上のカルボン酸としては、例えば、トリメリット酸、ピロメリット酸、これらの無水物、又はこれらの低級(例えば炭素数1以上5以下)アルキルエステル等が挙げられる。
多価カルボン酸は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
多価アルコールとしては、ジオールと共に、架橋構造又は分岐構造をとる3価以上の多価アルコールを併用してもよい。3価以上の多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールが挙げられる。
多価アルコールは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、ガラス転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)により得られたDSC曲線より求め、より具体的にはJIS K−7121−1987「プラスチックの転移温度測定方法」のガラス転移温度の求め方に記載の「補外ガラス転移開始温度」により求められる。
ポリエステル樹脂の数平均分子量(Mn)は、2000以上100000以下が好ましい。
ポリエステル樹脂の分子量分布Mw/Mnは、1.5以上100以下が好ましく、2以上60以下がより好ましい。
なお、重量平均分子量及び数平均分子量は、ゲルパーミュエーションクロマトグラフィ(GPC)により測定する。GPCによる分子量測定は、測定装置として東ソー製GPC・HLC−8120GPCを用い、東ソー製カラム・TSKgel SuperHM−M(15cm)を使用し、THF溶媒で行う。重量平均分子量及び数平均分子量は、この測定結果から単分散ポリスチレン標準試料により作成した分子量校正曲線を使用して算出する。
なお、原料の単量体が、反応温度下で溶解又は相溶しない場合は、高沸点の溶剤を溶解補助剤として加え溶解させてもよい。この場合、重縮合反応は溶解補助剤を留去しながら行う。共重合反応において相溶性の悪い単量体が存在する場合は、あらかじめ相溶性の悪い単量体とその単量体と重縮合予定の酸又はアルコールとを縮合させておいてから主成分と共に重縮合させるとよい。
着色剤としては、例えば、カーボンブラック、クロムイエロー、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、スレンイエロー、キノリンイエロー、ピグメントイエロー、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、ウオッチヤングレッド、パーマネントレッド、ブリリアンカーミン3B、ブリリアンカーミン6B、デュポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、リソールレッド、ローダミンBレーキ、レーキレッドC、ピグメントレッド、ローズベンガル、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー、カルコオイルブルー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブルー、ピグメントブルー、フタロシアニングリーン、マラカイトグリーンオキサレートなどの種々の顔料、又は、アクリジン系、キサンテン系、アゾ系、ベンゾキノン系、アジン系、アントラキノン系、チオインジコ系、ジオキサジン系、チアジン系、アゾメチン系、インジコ系、フタロシアニン系、アニリンブラック系、ポリメチン系、トリフェニルメタン系、ジフェニルメタン系、チアゾール系などの各種染料等が挙げられる。
着色剤は、1種類単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
離型剤としては、例えば、炭化水素系ワックス;カルナバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等の天然ワックス;モンタンワックス等の合成又は鉱物・石油系ワックス;脂肪酸エステル、モンタン酸エステル等のエステル系ワックス;などが挙げられる。離型剤は、これに限定されるものではない。
なお、融解温度は、示差走査熱量測定(DSC)により得られたDSC曲線から、JIS K−7121−1987「プラスチックの転移温度測定方法」の融解温度の求め方に記載の「融解ピーク温度」により求める。
その他の添加剤としては、例えば、磁性体、帯電制御剤、無機粉体等の周知の添加剤が挙げられる。これらの添加剤は、内添剤としてトナー粒子に含まれる。
トナー粒子は、単層構造のトナー粒子であってもよいし、芯部(コア粒子)と芯部を被覆する被覆層(シェル層)とで構成された所謂コア・シェル構造のトナー粒子であってもよい。
ここで、コア・シェル構造のトナー粒子は、例えば、結着樹脂と必要に応じて着色剤及び離型剤等のその他添加剤とを含んで構成された芯部と、結着樹脂を含んで構成された被覆層と、で構成されていることがよい。
測定に際しては、分散剤として、界面活性剤(アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムが好ましい)の5%水溶液2ml中に測定試料を0.5mg以上50mg以下加える。これを電解液100ml以上150ml以下中に添加する。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で1分間分散処理を行い、コールターマルチサイザーIIにより、アパーチャー径として100μmのアパーチャーを用いて2μm以上60μm以下の範囲の粒径の粒子の粒度分布を測定する。なお、サンプリングする粒子数は50000個である。
測定される粒度分布を基にして分割された粒度範囲(チャネル)に対して体積、数をそれぞれ小径側から累積分布を描いて、累積16%となる粒径を体積粒径D16v、数粒径D16p、累積50%となる粒径を体積平均粒径D50v、累積数平均粒径D50p、累積84%となる粒径を体積粒径D84v、数粒径D84pと定義する。
これらを用いて、体積平均粒度分布指標(GSDv)は(D84v/D16v)1/2、数平均粒度分布指標(GSDp)は(D84p/D16p)1/2として算出される。
式:SF1=(ML2/A)×(π/4)×100
上記式中、MLはトナーの絶対最大長、Aはトナーの投影面積を各々示す。
具体的には、形状係数SF1は、主に顕微鏡画像又は走査型電子顕微鏡(SEM)画像を画像解析装置を用いて解析することによって数値化され、以下のようにして算出される。すなわち、スライドガラス表面に散布した粒子の光学顕微鏡像をビデオカメラによりルーゼックス画像解析装置に取り込み、100個の粒子の最大長と投影面積を求め、上記式によって計算し、その平均値を求めることにより得られる。
本実施形態においては、外添剤として、平均円相当径が0.3μm以上3μm未満である第1のぺロブスカイト型化合物及び平均円相当径が3μm以上7μm未満の第2のぺロブスカイト型化合物が少なくとも用いられる。また、トナー全体に占める第1のぺロブスカイト型化合物の含有率をα(質量%)としたときのトナー全体に占める第2のぺロブスカイト型化合物の含有率β(質量%)は、α/10以上α/2未満とされる。
第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径が3μmより小さい場合、解砕による第1のぺロブスカイト型化合物の補てんがされにくく、高温環境下における低画像密度での連続画像出力状況では良質な画像を提供できないことがある。第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径が7μm以上の場合は、撹拌によって第2のぺロブスカイト型化合物が解砕されにくく、第2のぺロブスカイト型化合物の解砕による第1のぺロブスカイト型化合物の補てんが行われないことがある。第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径は、4μm以上6μm未満であることが好ましく、4.5μm以上5.5μm未満であることがより好ましい。
式:円相当径=2√(面積/π)
[上記式中、面積は、ぺロブスカイト型化合物の投影面積を表す。]
第1のぺロブスカイト型化合物が、一次粒径が0.3μm以上1μm未満の一次粒子又はその凝集体であることで、クリーニングブレードと感光体との接触部に滞留しやすくなる利点がある。また、第2のぺロブスカイト型化合物が、一次粒径が0.3μm以上1μm未満の一次粒子の凝集体であることで、現像機の撹拌ストレスにより解砕されたときに第1のペロブスカイト型化合物と同等のクリーニング性を担保できる利点がある。
その他の無機粒子としては、SiO2、TiO2、Al2O3、CuO、ZnO、SnO2、CeO2、Fe2O3、MgO、BaO、CaO、K2O、Na2O、ZrO2、CaO・SiO2、K2O・(TiO2)n、Al2O3・2SiO2、CaCO3、MgCO3、BaSO4、MgSO4等が挙げられる。
次に、本実施形態に係るトナーの製造方法について説明する。
本実施形態に係るトナーは、トナー粒子を製造後、トナー粒子に対して、外添剤を外添することで得られる。
これらの中でも、凝集合一法により、トナー粒子を得ることがよい。
結着樹脂となる樹脂粒子が分散された樹脂粒子分散液を準備する工程(樹脂粒子分散液準備工程)と、樹脂粒子分散液中で(必要に応じて他の粒子分散液を混合した後の分散液中で)、樹脂粒子(必要に応じて他の粒子)を凝集させ、凝集粒子を形成する工程(凝集粒子形成工程)と、凝集粒子が分散された凝集粒子分散液に対して加熱し、凝集粒子を融合・合一して、トナー粒子を形成する工程(融合・合一工程)と、を経て、トナー粒子を製造する。
なお、以下の説明では、着色剤、及び離型剤を含むトナー粒子を得る方法について説明するが、着色剤、離型剤は、必要に応じて用いられるものである。無論、着色剤、離型剤以外のその他添加剤を用いてもよい。
まず、結着樹脂となる樹脂粒子が分散された樹脂粒子分散液と共に、例えば、着色剤粒子が分散された着色剤粒子分散液、離型剤粒子が分散された離型剤粒子分散液を準備する。
水系媒体としては、例えば、蒸留水、イオン交換水等の水、アルコール類等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、転相乳化法とは、分散すべき樹脂を、その樹脂が可溶な疎水性有機溶剤中に溶解せしめ、有機連続相(O相)に塩基を加えて、中和したのち、水媒体(W相)を投入することによって、W/OからO/Wへの、樹脂の変換(いわゆる転相)が行われて不連続相化し、樹脂を、水媒体中に粒子状に分散する方法である。
なお、樹脂粒子の体積平均粒径は、レーザー回折式粒度分布測定装置(例えば、堀場製作所製、LA−700)の測定によって得られた粒度分布を用い、分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、体積について小粒径側から累積分布を引き、全粒子に対して累積50%となる粒径を体積平均粒径D50vとして測定される。なお、他の分散液中の粒子の体積平均粒径も同様に測定される。
次に、樹脂粒子分散液と共に、着色剤粒子分散液と、離型剤粒子分散液と、を混合する。
そして、混合分散液中で、樹脂粒子と着色剤粒子と離型剤粒子とをヘテロ凝集させ目的とするトナー粒子の径に近い径を持つ、樹脂粒子と着色剤粒子と離型剤粒子とを含む凝集粒子を形成する。
凝集粒子形成工程においては、例えば、混合分散液を回転せん断型ホモジナイザーで攪拌下、室温(例えば25℃)で上記凝集剤を添加し、混合分散液のpHを酸性(例えばpHが2以上5以下)に調整し、必要に応じて分散安定剤を添加した後に、上記加熱を行ってもよい。
凝集剤の金属イオンと錯体もしくは類似の結合を形成する添加剤を必要に応じて用いてもよい。この添加剤としては、キレート剤が好適に用いられる。
キレート剤としては、水溶性のキレート剤を用いてもよい。キレート剤としては、例えば、酒石酸、クエン酸、グルコン酸等のオキシカルボン酸、イミノジ酸(IDA)、ニトリロトリ酢酸(NTA)、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)等が挙げられる。
キレート剤の添加量としては、例えば、樹脂粒子100質量部に対して0.01質量部以上5.0質量部以下が好ましく、0.1質量部以上3.0質量部未満がより好ましい。
次に、凝集粒子が分散された凝集粒子分散液に対して、例えば、樹脂粒子のガラス転移温度以上(例えば樹脂粒子のガラス転移温度より10から30℃高い温度以上)に加熱して、凝集粒子を融合・合一し、トナー粒子を形成する。
なお、凝集粒子が分散された凝集粒子分散液を得た後、当該凝集粒子分散液と、樹脂粒子が分散された樹脂粒子分散液と、をさらに混合し、凝集粒子の表面にさらに樹脂粒子を付着するように凝集して、第2凝集粒子を形成する工程と、第2凝集粒子が分散された第2凝集粒子分散液に対して加熱をし、第2凝集粒子を融合・合一して、コア/シェル構造のトナー粒子を形成する工程と、を経て、トナー粒子を製造してもよい。
洗浄工程は、帯電性の点から充分にイオン交換水による置換洗浄を施すことがよい。また、固液分離工程は、特に制限はないが、生産性の点から吸引濾過、加圧濾過等を施すことがよい。また、乾燥工程も特に方法に制限はないが、生産性の点から凍結乾燥、フラッシュジェット乾燥、流動乾燥、振動型流動乾燥等を施すことがよい。
本実施形態に係る静電荷像現像剤は、本実施形態に係るトナーを少なくとも含むものである。
本実施形態に係る静電荷像現像剤は、本実施形態に係るトナーのみを含む一成分現像剤であってもよいし、当該トナーとキャリアと混合した二成分現像剤であってもよい。
なお、磁性粉分散型キャリア、及び樹脂含浸型キャリアは、当該キャリアの構成粒子を芯材とし、これに被覆樹脂により被覆したキャリアであってもよい。
なお、被覆樹脂、及びマトリックス樹脂には、導電材料等、その他添加剤を含ませてもよい。
具体的な樹脂被覆方法としては、芯材を被覆層形成用溶液中に浸漬する浸漬法、被覆層形成用溶液を芯材表面に噴霧するスプレー法、芯材を流動エアーにより浮遊させた状態で被覆層形成用溶液を噴霧する流動床法、ニーダーコーター中でキャリアの芯材と被覆層形成用溶液とを混合し、溶剤を除去するニーダーコーター法等が挙げられる。
本実施形態に係る画像形成装置/画像形成方法について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体と、像保持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電した像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、静電荷像現像剤を収容し、静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、を備える。そして、静電荷像現像剤として、本実施形態に係る静電荷像現像剤が適用される。
中間転写方式の装置の場合、転写手段は、例えば、表面にトナー画像が転写される中間転写体と、像保持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写体の表面に一次転写する一次転写手段と、中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に二次転写する二次転写手段と、を有する構成が適用される。
図1に示す画像形成装置は、色分解された画像データに基づくイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を出力する電子写真方式の第1乃至第4の画像形成ユニット10Y、10M、10C、10K(画像形成手段)を備えている。これらの画像形成ユニット(以下、単に「ユニット」と称する場合がある)10Y、10M、10C、10Kは、水平方向に互いに予め定められた距離離間して並設されている。なお、これらユニット10Y、10M、10C、10Kは、画像形成装置に対して脱着するプロセスカートリッジであってもよい。
また、各ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置(現像手段)4Y、4M、4C、4Kのそれぞれには、トナーカートリッジ8Y、8M、8C、8Kに収められたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを含むトナーの供給がなされる。
なお、一次転写ロール5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各一次転写ロール5Y、5M、5C、5Kには、一次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部による制御によって、各一次転写ロールに印加する転写バイアスを可変する。
まず、動作に先立って、帯電ロール2Yによって感光体1Yの表面が−600V乃至−800Vの電位に帯電される。
感光体1Yは、導電性(例えば20℃における体積抵抗率:1×10−6Ωcm以下)の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂の抵抗)であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー画像パターンの静電荷像が感光体1Yの表面に形成される。
感光体1Y上に形成された静電荷像は、感光体1Yの走行に従って予め定められた現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電荷像が、現像装置4Yによってトナー画像として可視像(現像像)化される。
一方、感光体1Y上に残留したトナーは感光体クリーニング装置6Yで除去されて回収される。
こうして、第1のユニット10Yにてイエロートナー画像の転写された中間転写ベルト20は、第2乃至第4のユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー画像が重ねられて多重転写される。
定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、記録紙Pの表面も平滑が好ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等が好適に使用される。
本実施形態に係るプロセスカートリッジについて説明する。
本実施形態に係るプロセスカートリッジは、本実施形態に係る静電荷像現像剤を収容し、静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段を備え、画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジである。
図2に示すプロセスカートリッジ200は、例えば、取り付けレール116及び露光のための開口部118が備えられた筐体117により、感光体107(像保持体の一例)と、感光体107の周囲に備えられた帯電ロール108(帯電手段の一例)、現像装置111(現像手段の一例)、及び感光体クリーニング装置113(クリーニング手段の一例)を一体的に組み合わせて保持して構成し、カートリッジ化されている。
なお、図2中、109は露光装置(静電荷像形成手段の一例)、112は転写装置(転写手段の一例)、115は定着装置(定着手段の一例)、300は記録紙(記録媒体の一例)を示している。
本実施形態に係るトナーカートリッジは、本実施形態に係るトナーを収容し、画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジである。トナーカートリッジは、画像形成装置内に設けられた現像手段に供給するための補給用のトナーを収容するものである。
[トナー粒子の作製]
−ポリエステル樹脂粒子分散液の調製−
・エチレングリコール〔和光純薬工業(株)製〕: 37部
・ネオペンチルグリコール〔和光純薬工業(株)製〕: 65部
・1,9−ノナンジオール〔和光純薬工業(株)製〕: 32部
・テレフタル酸〔和光純薬工業(株)製〕: 96部
上記モノマーをフラスコに仕込み、1時間をかけて温度200℃まで上げ、反応系内が攪拌されていることを確認したのち、ジブチル錫オキサイドを1.2部投入した。更に、生成する水を留去しながら同温度から6時間をかけて240℃まで温度を上げ、240℃で更に4時間脱水縮合反応を継続し、酸価が9.4mgKOH/g、重量平均分子量13,000、ガラス転移温度62℃であるポリエステル樹脂Aを得た。
・シアン顔料〔PigmentBlue15:3、大日精化工業(株)製〕: 10部
・アニオン性界面活性剤〔ネオゲンSC、第一工業製薬(株)製〕: 2部
・イオン交換水: 80部
上記の成分を混合し、高圧衝撃式分散機アルティマイザー〔HJP30006、(株)スギノマシン製〕により1時間分散し、体積平均粒径180nm、固形分20%の着色剤粒子分散液を得た。
・パラフィンワックス〔HNP 9、日本精鑞社製〕: 50部
・アニオン性界面活性剤〔ネオゲンSC、第一工業製薬製〕: 2部
・イオン交換水: 200部
上記成分を120℃に加熱して、IKA社製、ウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した後、圧力吐出型ホモジナイザーで分散処理し、体積平均粒径が200nm、固形分20%の離型剤粒子分散液を得た。
・ポリエステル樹脂粒子分散液: 200部
・着色剤粒子分散液: 25部
・離型剤粒子分散液: 30部
・ポリ塩化アルミニウム: 0.4部
・イオン交換水: 100部
上記の成分をステンレス製フラスコに投入し、IKA社製のウルトラタラックスを用いて混合し、分散した後、加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら48℃まで加熱した。48℃で30分保持した後、ここに上記と同じポリエステル樹脂粒子分散液を70部追加した。
トナー粒子の体積平均粒径D50vをコールターカウンターで測定したところ5.8μmであり、SF1は130であった。
上記工程を経て、トナー1を得た。
ニーダーにMn−Mgフェライト(体積平均粒径:50μm、パウダーテック社製、形状係数SF1:120)を1,000部投入し、パーフルオロオクチルメチルアクリレート−メチルメタクリレート共重合体(重合比率:20/80、Tg:72℃、重量平均分子量:72,000、綜研化学(株)製〕150部をトルエン700部に溶かした溶液を加え、常温(25℃)で20分混合した後、70℃に加熱して減圧乾燥した後、取り出し、コートキャリアを得た。さらに得たコートキャリアを75μm目開きのメッシュでふるい、粗粉を除去してキャリアを得た。キャリアの形状係数SF1は122であった。
上述のようにして得られた現像剤を、Docu Centre Color 400改造機(富士ゼロックス社製)の現像器に充填し、高温高湿下(30℃、85%RH)にて、画像密度5%の画像を100,000枚連続で出力した。100,000枚連続出力後の像保持体表面の傷の発生、像保持体表面のフィルミングの発生及び画像欠陥の発生について評価を行った。結果を表1に示す。
100,000枚連続出力後の像保持体表面の傷を目視で確認した。評価は下記段階とした。G2以上が実際に使用可能なレベルである。
G4:像保持体表面に目視による傷は確認できない。
G3:像保持体表面に目視による傷は確認できないが僅かに曇りが確認できる。
G2:像保持体表面に目視による傷が確認できるが、出力画像には目視による欠陥は確認できない。
G1:像保持体表面に目視による傷が確認でき、出力画像には目視による欠陥が確認できる。
100,000枚連続出力後の像保持体表面の傷を目視で確認した。評価は下記段階とした。G3以上が実際に使用可能なレベルである。
G4:像保持体表面上の異物の付着、画像上のトナーの汚れともに目視では確認できない。
G3:像保持体表面上の異物の付着は目視で認められるが、画像上には目視による欠陥は現れていない。
G2:像保持体表面上の異物の付着が目視で認められ、画像上に僅かなトナー汚れが目視で観察される。
G1:像保持体表面上全面に異物の付着が目視で認められ、画像上にトナー汚れが目視で観察される。
100,000枚出力した画像の中で、99,900枚〜100,000枚の100枚について画像欠陥(色筋、色点等)の発生を目視で確認した。評価は下記段階とした。△以上が実際に使用可能なレベルである。
○:画像欠陥の発生無し
△:0枚<画像欠陥発生≦4枚
×:4枚<画像欠陥発生≦10枚
××:10枚≦画像欠陥発生
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー2を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー2を用いて実施例1と同様にして現像剤2を得た。現像剤2を用いて実施例1と同様に評価した。実施例2で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー3を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー3を用いて実施例1と同様にして現像剤3を得た。現像剤3を用いて実施例1と同様に評価した。実施例3で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー4を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー4を用いて実施例1と同様にして現像剤4を得た。現像剤4を用いて実施例1と同様に評価した。実施例4で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー5を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー5を用いて実施例1と同様にして現像剤5を得た。現像剤5を用いて実施例1と同様に評価した。実施例5で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー6を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー6を用いて実施例1と同様にして現像剤6を得た。現像剤6を用いて実施例1と同様に評価した。実施例6で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー7を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー7を用いて実施例1と同様にして現像剤7を得た。現像剤7を用いて実施例1と同様に評価した。実施例7で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー8を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー8を用いて実施例1と同様にして現像剤8を得た。現像剤8を用いて実施例1と同様に評価した。実施例8で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー9を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー9を用いて実施例1と同様にして現像剤9を得た。現像剤9を用いて実施例1と同様に評価した。実施例9で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナー10を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー10を用いて実施例1と同様にして現像剤10を得た。現像剤10を用いて実施例1と同様に評価した。実施例10で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物をチタン酸バリウムに変更した以外は実施例1と同様にしてトナー11を得た。トナー11を用いて実施例1と同様にして現像剤11を得た。現像剤11を用いて実施例1と同様に評価した。実施例11で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物をチタン酸カルシウムに変更した以外は実施例1と同様にしてトナー12を得た。トナー12を用いて実施例1と同様にして現像剤12を得た。現像剤12を用いて実施例1と同様に評価した。実施例12で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC1を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC1を用いて実施例1と同様にして現像剤C1を得た。現像剤C1を用いて実施例1と同様に評価した。比較例1で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC2を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC2を用いて実施例1と同様にして現像剤C2を得た。現像剤C2を用いて実施例1と同様に評価した。比較例2で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC3を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC3を用いて実施例1と同様にして現像剤C3を得た。現像剤C3を用いて実施例1と同様に評価した。比較例3で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC4を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC4を用いて実施例1と同様にして現像剤C4を得た。現像剤C4を用いて実施例1と同様に評価した。比較例4で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC5を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC5を用いて実施例1と同様にして現像剤C5を得た。現像剤C5を用いて実施例1と同様に評価した。比較例5で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC6を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC6を用いて実施例1と同様にして現像剤C6を得た。現像剤C6を用いて実施例1と同様に評価した。比較例6で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC7を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC7を用いて実施例1と同様にして現像剤C7を得た。現像剤C7を用いて実施例1と同様に評価した。比較例7で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC8を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC8を用いて実施例1と同様にして現像剤C8を得た。現像剤C8を用いて実施例1と同様に評価した。比較例8で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第1のペロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC9を得た。第1のペロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC9を用いて実施例1と同様にして現像剤C9を得た。現像剤C9を用いて実施例1と同様に評価した。比較例9で用いた第1のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
実施例1の第2のペロブスカイト型化合物を表1に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例1と同様にしてトナーC10を得た。第2のペロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナーC10を用いて実施例1と同様にして現像剤C10を得た。現像剤C10を用いて実施例1と同様に評価した。比較例10で用いた第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表1に示す。
得られたトナー粒子100質量%に対して、酸化チタン粒子(商品面:TT0−55(C)、石原産業(株)社製、平均粒径=45nm)を0.5質量%と、ヘキサメチルジシラザン(以下、「HMDS」と略す場合がある)で疎水化処理した疎水性シリカ粒子(商品名:RX200、日本アエロジル社製)を1.5質量%と、後述するゾルゲルシリカ粒子を1.5質量%と、表2に示す通り、表1と同様にした第1のペロブスカイト型化合物(チタン酸ストロンチウム)と第2のペロブスカイト型化合物(チタン酸ストロンチウム)を添加し、ヘンシェルミキサーにて2000rpmで5分間混合した。
窒素雰囲気下、反応容器にエタノール160部、テトラエトキシシラン11部、水6部を入れ、100rpmで攪拌しているところに20%アンモニア水10部を130分かけて滴下した。30℃で3.1時間攪拌した後、液量が半分になるまで濃縮した。ここに水を400部加えたものを、遠心沈降機によって生成物を沈殿させた。上澄み液をデカンテーションで除去した後、蒸留水160部を加え、1M水酸化ナトリウム水溶液でpH9に調整したあと、0.3MのHNO3水溶液でpH7に調整した。上澄み液をデカンテーションで除去した後、凍結乾燥機で約60時間凍結乾燥させた後、平均粒径80nmのゾルゲルシリカ粒子を得た。得られたゾルゲルシリカ粒子は、トルエン300部、ジメチルシリコーンオイルKF−96−100cs(信越化学工業(株)製)9部に加え、超音波をかけ30分間室温(25℃)で攪拌した後濃縮乾固し200℃で1時間加熱乾燥を行なって用いた。
上記工程を経て、トナー13を得たこと以外は実施例1と同様にして、現像剤13を得た。現像剤13を用いて実施例1と同様に評価した。結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー14を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー14を用いて実施例1と同様にして現像剤14を得た。現像剤14を用いて実施例1と同様に評価した。実施例14で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー15を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー15を用いて実施例1と同様にして現像剤15を得た。現像剤15を用いて実施例1と同様に評価した。実施例15で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー16を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー16を用いて実施例1と同様にして現像剤16を得た。現像剤16を用いて実施例1と同様に評価した。実施例16で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー17を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー17を用いて実施例1と同様にして現像剤17を得た。現像剤17を用いて実施例1と同様に評価した。実施例17で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー18を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー18を用いて実施例1と同様にして現像剤18を得た。現像剤18を用いて実施例1と同様に評価した。実施例18で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー19を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー19を用いて実施例1と同様にして現像剤19を得た。現像剤19を用いて実施例1と同様に評価した。実施例19で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー20を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー20を用いて実施例1と同様にして現像剤20を得た。現像剤20を用いて実施例1と同様に評価した。実施例20で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー21を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー21を用いて実施例1と同様にして現像剤21を得た。現像剤21を用いて実施例1と同様に評価した。実施例21で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物を表2に示す平均円相当径及び含有率に変更した以外は実施例13と同様にしてトナー22を得た。第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物としてチタン酸ストロンチウムを用いた。
トナー22を用いて実施例1と同様にして現像剤22を得た。現像剤22を用いて実施例1と同様に評価した。実施例22で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物をチタン酸バリウムに変更した以外は実施例13と同様にしてトナー23を得た。トナー23を用いて実施例1と同様にして現像剤23を得た。現像剤23を用いて実施例1と同様に評価した。実施例23で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
実施例13の第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物をチタン酸カルシウムに変更した以外は実施例13と同様にしてトナー24を得た。トナー24を用いて実施例1と同様にして現像剤24を得た。現像剤24を用いて実施例1と同様に評価した。実施例24で用いた第1のぺロブスカイト型化合物及び第2のぺロブスカイト型化合物の平均円相当径及び含有率並びに評価結果を表2に示す。
2Y、2M、2C、2K、帯電ロール(帯電手段の一例)
3 露光装置(静電荷像形成手段の一例)
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
4Y、4M、4C、4K 現像装置(現像手段の一例)
5Y、5M、5C、5K 一次転写ロール(一次転写手段の一例)
6Y、6M、6C、6K 感光体クリーニング装置(クリーニング手段の一例)
8Y、8M、8C、8K トナーカートリッジ
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
20 中間転写ベルト(中間転写体の一例)
22 駆動ロール
24 支持ロール
26 二次次転写ロール(二次転写手段の一例)
30 中間転写体クリーニング装置
107 感光体(像保持体の一例)
108 帯電ロール(帯電手段の一例)
109 露光装置(静電荷像形成手段の一例)
111 現像装置(現像手段の一例)
112 転写装置(転写手段の一例)
113 感光体クリーニング装置(クリーニング手段の一例)
115 定着装置(定着手段の一例)
116 取り付けレール
117 筐体
118 露光のための開口部
200 プロセスカートリッジ
300 記録紙(記録媒体の一例)
P 記録紙(記録媒体の一例)
Claims (9)
- 結着樹脂を含むトナー粒子と、
平均円相当径が0.3μm以上3μm未満である第1のぺロブスカイト型化合物及び平均円相当径が3μm以上7μm未満の第2のぺロブスカイト型化合物を含む外添剤と、を含有し、
トナー全体に占める前記第1のぺロブスカイト型化合物の含有率をα(質量%)としたときのトナー全体に占める前記第2のぺロブスカイト型化合物の含有率β(質量%)が、α/10以上α/2未満である静電荷像現像用トナー。 - 前記第1のぺロブスカイト型化合物及び前記第2のぺロブスカイト型化合物が、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム及びチタン酸カルシウムからなる群より選択される少なくとも一種である請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記第1のぺロブスカイト型化合物が、一次粒径が0.3μm以上1μm未満の一次粒子又はその凝集体であり、前記第2のぺロブスカイト型化合物が、一次粒径が0.3μm以上1μm未満の一次粒子の凝集体である請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
- トナー全体に占める、前記第1のぺロブスカイト型化合物及び前記第2のぺロブスカイト型化合物の合計の含有率が、0.1質量%以上1.5質量%未満である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを含む静電荷像現像剤。
- 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを収容し、
画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジ。 - 請求項5に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段を備え、
画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
請求項5に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置。 - 像保持体の表面を帯電する帯電工程と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、
請求項5に記載の静電荷像現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写工程と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、
を有する画像形成方法。
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