JP2015175782A - 自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分析データの悪化を未然に防ぐことができる自動分析装置を提供する。【解決手段】試料容器17内の試料を吸引して反応容器3に吐出する分注を行うサンプル分注プローブ16と、サンプル分注プローブ16の位置を検出する位置検出部31と、サンプル分注プローブ16の試料容器17内の試料への接触及び試料からの離間を検出する液面検出器32と、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であるか否かを判定する判定部40とを備え、判定部40は、試料を吸引したサンプル分注プローブ16の離間位置P3において、液面検出器32により検出されるサンプル分注プローブ16の離間の情報に基づいて正常であると判定し、サンプル分注プローブ16の接触の情報に基づいて異常であると判定する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、試料及び試薬を反応容器に分注し、反応容器に分注された試料及び試薬の混合液を測定する自動分析装置に関する。
自動分析装置は生化学検査項目や免疫検査項目等を対象とし、被検体から採取された試料と各検査項目の試薬との混合液の反応によって生ずる色調や濁りの変化を、分光光度計や比濁計等の測光部で光学的に測定することにより、試料に含まれる各検査項目成分の濃度や酵素の活性等で表される分析データを生成する。
この自動分析装置は、試料容器内の試料を吸引して反応容器に吐出するサンプル分注プローブ及び試薬容器内の試薬を吸引して反応容器に吐出する試薬分注プローブを備えている。また、試料にフィブリン等の不溶物が含まれていると、その不溶物がサンプル分注プローブ内で詰まることがあるため、その詰まりを検出することができる圧力センサを備えたものがある。
特開2010−38578号公報
しかしながら、詰まりを生じずにサンプル分注プローブの外壁に不溶物が付着した状態で試料が反応容器に分注されると、不溶物も分注されて試料の分注精度が低下し分析データが悪化する問題がある。
実施形態は、上記問題点を解決するためになされたもので、分析データの悪化を未然に防ぐことができる自動分析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態の自動分析装置は、試料容器内の試料及び試薬容器内の試薬を反応容器に分注し、その混合液を測定する自動分析装置において、前記試料又は前記試薬の一方を吸引して前記反応容器に吐出する分注を行う分注プローブの位置を検出する位置検出部と、前記分注プローブの前記一方への接触及び前記一方からの離間を検出する検出器と、前記一方への接触が検出された前記分注プローブが前記一方から離間する離間位置において、前記検出器により検出される前記分注プローブの接触又は離間の情報に基づいて、前記分注プローブによる前記一方の分注が正常であるか否かを判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
実施形態に係る自動分析装置の構成を示すブロック図。 実施形態に係る分析部の構成を示す斜視図。 実施形態に係る反応容器、サンプルディスクに保持された試料容器、及びサンプル分注アームに保持されたサンプル分注プローブの上面図。 実施形態に係る試料を分注するサンプル分注プローブの位置を示す図。 実施形態に係るサンプル分注プローブの離間及び接触を検出するときの液面検出器における検出回路の出力を示す図。 実施形態に係るサンプル分注プローブの離間及び接触を検出するときの液面検出器における微分回路の出力を示す図。 実施形態に係る他の離間位置を示す図。 実施形態に係る試料を分注するサンプル分注プローブの位置を示す図。 実施形態に係る試料の分注が異常であると判定したときの液面検出器における検出回路の出力を示す図。 実施形態に係る試料の分注が異常であると判定されたサンプルプローブの離間位置における状態の一例を示す図。 実施形態に係る他の離間位置を説明するための図。 実施形態に係る他の離間位置を説明するための図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係る自動分析装置の構成を示したブロック図である。この自動分析装置100は、各検査項目の標準試料や被検試料の試料と各検査項目の分析に用いる試薬とを分注し、試料及び試薬の混合液を測定して標準データや被検データを生成する分析部24を備えている。また、分析部24の各分析ユニットを駆動する駆動部26と、駆動部26を制御する分析制御部27とを備えている。
また、自動分析装置100は、分析部24の各分析ユニットの位置等を検出する検出部30と、検出部30により検出された位置情報等に基づいて分析部24における分注が正常であるか否かを判定する判定部40とを備えている。また、分析部24で生成された標準データや被検データを処理して検量データや分析データを生成するデータ処理部50と、データ処理部50で生成された検量データや分析データを出力する出力部60とを備えている。
更に、自動分析装置100は、各検査項目の分析パラメータや検査を行う被検試料のID及び検査項目等の入力を行う操作部70を備えている。また、分析制御部27、検出部30、判定部40、データ処理部50及び出力部60を統括して制御するシステム制御部80を備えている。
図2は、分析部24の構成を示した斜視図である。この分析部24は、標準試料や被検試料等の試料を収容する試料容器17と、試料容器17を移動可能に保持するサンプルディスク5とを備えている。また、試料に含まれる検査項目の成分と反応する成分を含有する1試薬系又は2試薬系の第1試薬を収容する試薬容器6と、試薬容器6を移動可能に保持する試薬ラック1aとを備えている。
また、試薬ラック1aに保持された試薬容器6を保冷する試薬庫1と、2試薬系の第1試薬と対をなす第2試薬を収容する試薬容器7と、試薬容器7を移動可能に保持する試薬ラック2aとを備えている。また、試薬ラック2aに保持された試薬容器7を保冷する試薬庫2と、円周上に配置された複数の反応容器3と、各反応容器3を移動可能に保持する反応ディスク4とを備えている。
また、サンプルディスク5に保持された試料容器17内の試料を吸引して反応容器3内へ吐出する分注を行うサンプル分注プローブ16と、サンプル分注プローブ16を移動可能に保持するサンプル分注アーム10とを備えている。また、サンプル分注プローブ16を同一試料の分注終了毎に洗浄する洗浄槽16bを備えている。
また、試薬ラック1aに保持された試薬容器6内の第1試薬を吸引して反応容器3内に吐出する分注を行う第1試薬分注プローブ14と、第1試薬分注プローブ14を移動可能に保持する第1試薬分注アーム8とを備えている。また、第1試薬分注プローブ14を第1試薬の分注終了毎に洗浄する洗浄槽14bを備えている。
また、試薬ラック2aに保持された試薬容器7内の第2試薬を吸引して第1試薬が吐出された反応容器3内に吐出する分注を行う第2試薬分注プローブ15と、第2試薬分注プローブ15を移動可能に保持する第2試薬分注アーム9とを備えている。また、第2試薬分注プローブ15を第2試薬の分注終了毎に洗浄する洗浄槽15bを備えている。
また、反応容器3に光を照射して混合液を測定する測定部13と、測定部13で測定を終了した反応容器3内を洗浄する洗浄ノズル12とを備えている。そして、測定部13は、回転移動している測定位置の反応容器3に光を照射し、この照射により反応容器3内の標準試料と第1試薬の混合液又は標準試料と第1及び第2試薬との混合液や、被検試料と第1試薬の混合液又は被検試料と第1及び第2試薬との混合液を透過した光を検出する。そして、検出した信号を処理して例えば吸光度で表される標準データや被検データを生成してデータ処理部50に出力する。
図1の駆動部26は、分析部24の各分析ユニットを駆動するステッピングモータ等の駆動源や機構を備えている。そして、サンプルディスク5、試薬ラック1a及び試薬ラック2aを夫々回動駆動して、試料容器17、試薬容器6及び試薬容器7を移動する。また、反応ディスク4を回転駆動して各反応容器3を移動する。また、サンプル分注アーム10、第1試薬分注アーム8及び第2試薬分注アーム9を夫々回動及び上下駆動して、サンプル分注プローブ16、第1試薬分注プローブ14及び第2試薬分注プローブ15を水平方向及び上下方向に移動する。
分析制御部27は、操作部70から入力された各検査項目の分析パラメータや被検試料のID及び検査項目等の入力情報に基づいて駆動部26を制御する。そして、駆動部26のステッピングモータに駆動パルスの供給を行い、分析部24のサンプル分注アーム10、第1試薬分注アーム8及び第2試薬分注アーム9等を駆動させ、サンプル分注プローブ16、第1試薬分注プローブ14及び第2試薬分注プローブ15等を移動させる。
検出部30は、分析部24のサンプル分注プローブ16、第1試薬分注プローブ14及び第2試薬分注プローブ15の位置をそれぞれ検出する位置検出部31を備えている。また、分析部24のサンプルディスク5に保持される試料容器17内の試料へのサンプル分注プローブ16の接触及び前記試料からのサンプル分注プローブ16の離間を検出する液面検出器32を備えている。また、分析部24の試薬ラック1aに保持される試薬容器6内の第1試薬への第1試薬分注プローブ14の接触及び前記第1試薬からの第1試薬分注プローブ14の離間を検出する液面検出器33を備えている。また、分析部24の試薬ラック2aに保持される試薬容器7内の第2試薬への第2試薬分注プローブ15の接触及び前記第2試薬からの第2試薬分注プローブ15の離間を検出する液面検出器34を備えている。
位置検出部31は、分析制御部27から駆動部26に供給される分析部24のサンプル分注プローブ16の移動に要する駆動パルス数に基づいて、サンプル分注プローブ16の位置を検出する。また、分析制御部27から駆動部26に供給される第1試薬分注プローブ14の移動に要する駆動パルス数に基づいて、第1試薬分注プローブ14の位置を検出する。また、分析制御部27から駆動部26に供給される第2試薬分注プローブ15の移動に要する駆動パルス数に基づいて、第2試薬分注プローブ15の位置を検出する。
液面検出器32は、発振回路、ブリッジ回路、差動アンプ、同期検波回路、積分回路及び増幅回路等からなる検出回路32aを備え、一端が電気的にサンプル分注プローブ16に接続されている。そして、サンプル分注プローブ16がサンプルディスク5に保持された試料容器17内の試料に接触したときの例えば静電容量の変化により、前記試料へのサンプル分注プローブ16の接触を検出する。また、サンプル分注プローブ16がサンプルディスク5に保持された試料容器17内の試料から離間したときの静電容量の変化により、前記試料からのサンプル分注プローブ16の離間を検出する。
液面検出器33は検出回路32aと同様に構成される検出回路33aを備え、一端が第1試薬分注プローブ14に接続されている。そして、第1試薬分注プローブ14が試薬ラック1aに保持された試薬容器6内の第1試薬に接触したときの静電容量の変化により、前記第1試薬への第1試薬分注プローブ14の接触を検出する。また、第1試薬分注プローブ14が試薬ラック1aに保持された試薬容器6内の第1試薬から離間したときの静電容量の変化により、前記第1試薬からの第1試薬分注プローブ14の離間を検出する。
液面検出器34は検出回路32aと同様に構成される検出回路34aを備え、一端が第2試薬分注プローブ15に接続されている。そして、第2試薬分注プローブ15が試薬ラック2aに保持された試薬容器7内の第2試薬に接触したときの静電容量の変化により、前記第2試薬への第2試薬分注プローブ15の接触を検出する。また、試薬ラック2aに保持された試薬容器7内の第2試薬から第2試薬分注プローブ15が離間したときの静電容量の変化により、前記第2試薬からの第2試薬分注プローブ15の離間を検出する。
判定部40は、検出部30の位置検出部31により検出されるサンプル分注プローブ16の位置情報及び液面検出器32により検出されるサンプル分注プローブ16の接触又は離間の情報に基づいて、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であるか否かを判定する。また、位置検出部31により検出される第1試薬分注プローブ14の位置情報及び液面検出器33により検出される第1試薬分注プローブ14の接触又は離間の情報に基づいて、第1試薬分注プローブ14による第1試薬の分注が正常であるか否かを判定する。また、位置検出部31により検出される第2試薬分注プローブ15の位置情報及び液面検出器34により検出される第2試薬分注プローブ15の接触又は離間の情報に基づいて、第2薬分注プローブ15による第2試薬の分注が正常であるか否かを判定する。
データ処理部50は、分析部24の測定部13で生成された標準データや被検データを処理して各検査項目の検量データや分析データを生成する演算部51と、演算部51で生成された標準データや分析データを保存するデータ記憶部52とを備えている。
演算部51は、測定部13で生成された標準データ及び標準試料に予め設定された標準値の関係を示す検量データを生成し、生成した検量データを出力部60に出力すると共にデータ記憶部52に保存する。また、測定部13で生成された被検データに対応する検量データをデータ記憶部52から読み出して濃度値や酵素の活性値として表される分析データを生成する。そして、生成した分析データを出力部60に出力すると共にデータ記憶部52に保存する。
データ記憶部52は、ハードディスク等のメモリデバイスを備え、演算部51から出力された検量データを検査項目毎に保存する。また、演算部51から出力された各検査項目の分析データを被検試料毎に保存する。
出力部60は、データ処理部50の演算部51から出力された検量データや分析データを印刷出力する印刷部61及び表示出力する表示部62を備えている。そして、印刷部61は、プリンタなどを備え、演算部51から出力された検量データや分析データを予め設定されたフォーマットに従って、プリンタ用紙などに印刷する。
表示部62は、CRTや液晶パネルなどのモニタを備え、演算部51から出力された検量データや分析データを表示する。また、検査項目毎に分析パラメータを設定するための分析パラメータ設定画面、被検試料毎にこの被検試料を識別する氏名やID等の被検識別情報の設定及び検査に必要な検査項目を設定するための検査項目設定画面等を表示する。
操作部70は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備え、各検査項目の分析パラメータを設定するための入力、被検試料の被検識別情報及び検査項目を設定するための入力等を行う。
システム制御部80は、CPU及び記憶回路を備え、操作部70から入力された各検査項目の分析パラメータ、被検識別情報及び検査項目等の入力情報を記憶回路に記憶した後、これらの入力情報に基づいて、分析制御部27、検出部30、判定部40、データ処理部50及び出力部60を統括してシステム全体を制御する。
以下、試料の分注に関る自動分析装置100の動作について説明する。
図3は、反応容器3、サンプルディスク5に保持された試料容器17、及びサンプル分注アーム10に保持されたサンプル分注プローブ16の上面図である。
サンプル分注プローブ16は導電性を有する材料から形成され、破線で示した円軌道に沿って水平方向の矢印R1及び矢印R2方向に水平移動して洗浄位置T1、試料位置T2及び反応容器位置T3の各上停止位置で停止する。また、各停止位置から下方向へ移動した後、上方向へ移動して各上停止位置で停止する。
試料の分注において、サンプル分注プローブ16はホームポジションである例えば洗浄位置T1の上停止位置からR2方向へ水平移動した後、図4(a)に示すように、試料位置T2の上停止位置P1で停止する。次いで、図4(b)に示すように、上停止位置P1から下方向へ移動して試料位置T2で停止した試料容器17内における試料の液面に接触する。
液面検出器32は、サンプル分注プローブ16がサンプルディスク5に保持された試料容器17内の試料から離間している間、図5に示すように、検出回路32aの出力が離間範囲Oa内に入り、試料容器17内の試料からのサンプル分注プローブ16の離間を検出する。
また、液面検出器32は、図4(b)に示したサンプル分注プローブ16が試料容器17内の試料液面に接触する接触位置P2において、図5に示すように、静電容量の変化により検出回路32aの出力が接触範囲Oc内に入る。これにより、試料容器17内の試料へのサンプル分注プローブ16の接触を検出する。
更に、液面検出器32は、試料を吸引したサンプル分注プローブ16が上方向へ移動して試料容器17内の試料から離間すると、図5に示すように、検出回路32aの出力が離間範囲Oa内に入る。これにより、試料容器17内の試料からのサンプル分注プローブ16の離間を検出する。
なお、液面検出器32に検出回路32aの出力を微分する微分回路を設けて実施するようにしてもよい。この場合、図6に示すように、微分回路の出力が離間範囲Oc1範囲に入ったとき、試料容器17内の試料へのサンプル分注プローブ16の接触を検出する。また、微分回路の出力が離間範囲Oa1に入ったとき、試料容器17内の試料からのサンプル分注プローブ16の離間を検出する。
位置検出部31は、上停止位置P1から接触位置P2までのサンプル分注プローブ16の移動に要した駆動パルス数に基づいて、サンプル分注プローブ16が上停止位置P1から接触位置P2まで移動した距離D1を算出することにより、上停止位置P1を起点として上下方向における接触位置P2を検出する。次いで、図4(c)に示すように、接触位置P2から距離D2上方の位置である、試料を吸引する前のサンプル分注プローブ16の下端が試料容器17内の試料液面から僅かに離間する離間位置P3を算出する。
なお、小児用の微量な試料を収容可能な内側の水平断面積が狭い試料容器17や、採血管などのように水平断面積の広い試料容器17のように内側の水平断面積が異なる複数種類の試料容器17がある場合、サンプルディスク5の試料容器17の各保持位置に関連付けて試料容器17内側の水平断面積の情報を予め操作部70から入力する。そして、試料位置T2で停止した試料容器17内側の水平断面積の情報、この試料容器17内の試料をサンプル分注プローブ16が吸引する吸引量の情報、及びサンプル分注プローブ16の接触位置P2に基づいて、図7に示すように、前記吸引量の試料を吸引したサンプル分注プローブ16の下端が試料容器17内の試料液面から上方に距離D3離間する離間位置P3aまでの距離を算出するように実施してもよい。
サンプル分注プローブ16は、液面検出器32により検出されたサンプル分注プローブ16の接触の情報に基づく分析制御部27の制御により、図8(a)に示すように、接触位置P2から距離D4下方へ移動して試料の吸引が可能な吸引位置P4で停止する。そして、吸引位置P4で予め設定された分注量に対応する吸引量の試料を吸引した後、吸引位置P4から上方向へ移動する。
このように、液面検出器32により試料容器17内の試料液面へのサンプル分注プローブ16の接触が検出されたときの接触位置P2の情報に基づいてサンプル分注プローブ16を吸引位置4で停止させることにより、不要な試料との接触を避けてサンプル分注プローブ16外壁の試料による汚染を低減することができる。
液面検出器32は、試料を吸引したサンプル分注プローブ16が吸引位置P4から上方向へ移動して試料容器17内の試料から離間したとき、検出回路32aの出力が離間範囲Oa内に入ることにより、試料容器17内の試料からのサンプル分注プローブ16の離間を検出する。
判定部40は、位置検出部31におけるサンプル分注プローブ16の位置情報及び液面検出器32におけるサンプル分注プローブ16の接触又は離間の情報に基づいて、離間位置P3における試料を吸引したサンプル分注プローブ16の離間又は接触を検出することにより、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であるか否かを判定する。
そして、サンプル分注プローブ16の離間位置P3において、サンプル分注プローブ16の離間が検出された場合、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であると判定する。この場合、図8(b)に示すように、サンプル分注プローブ16は、離間位置P3で試料容器17内の試料から離間している。また、サンプル分注プローブ16の離間位置P3において、図9に示すように、サンプル分注プローブ16の接触が検出された場合、サンプル分注プローブ16による試料の分注が異常であると判定する。
図10は、試料の分注が異常であると判定されたサンプルプローブ16の離間位置P3における状態の一例を示した図である。
試料容器17内の試料に混入する塵や血清等の試料に含まれるフィブリン等の不溶物が下端部に付着した状態でサンプル分注プローブ16が上方向に移動しているため、試料容器17内の試料液面から僅かに離間する離間位置P3では、サンプル分注プローブ16に付着した不溶物が試料容器17内の試料に接触している。このとき、サンプル分注プローブ16と試料容器17内の試料間の電気的抵抗が低いため、液面検出器32は試料容器17内の試料へのサンプル分注プローブ16の接触を検出する。
ここで、離間位置P3でサンプル分注プローブ16に不溶物が付着していると、反応容器3内に試料を吐出する吐出位置までサンプル分注プローブ16に不溶物が付着し、吐出された試料に不溶物が混入する可能性が大きい。不溶物が混入すると、分注量よりも多い試料が吐出されることになり、試料の分注精度が低下する。また、試料及び試薬の混合液中に不溶物が含まれていると、測定部13から照射した光の妨げになり、測定精度が低下する。そして、分析データの悪化を招くことになる。
このように、離間位置P3におけるサンプル分注プローブ16の接触又は離間を検出することにより、サンプル分注プローブ16に不溶物が付着しているか否かを検知することができる。
なお、離間位置P3aにおける試料を吸引したサンプル分注プローブ16の離間又は接触を検出することにより、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であるか否かを判定するように実施してもよい。これにより、試料容器17内側の水平断面積及び試料の吸引量にかかわらず、試料容器17内の試料から常に一定の距離D3離間する位置のサンプル分注プローブ16に不溶物が付着しているか否かを検知することができるため、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であるか否かをより精度よく検知することができる。
また、液面検出器32によりサンプル分注プローブ16の離間が検出されたときに位置検出部31により検出されるサンプル分注プローブ16の位置情報に基づいて、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であるか否かを判定するように実施してもよい。この場合、吸引位置P4から上方向へ移動する試料を吸引したサンプル分注プローブ16の離間が検出されたときの位置が離間位置P3又は離間位置P3aであるとき、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であると判定する。また、サンプル分注プローブ16の離間が検出されたときのサンプル分注プローブ16の位置が離間位置P3又は離間位置P3aよりも上方であるとき、サンプル分注プローブ16による試料の分注が異常であると判定する。
判定部40は、サンプル分注プローブ16による試料の分注が異常であると判定した場合、分析制御部27に試料分注の異常情報を出力する。分析制御部27は、異常であると判定された試料の反応容器3への分注を停止させる。
このように、試料の分注が異常であると判定された場合、サンプル分注プローブ16による試料の分注を停止させることにより、分析データの悪化を未然に防ぐことができる。
なお、第1試薬を吸引した第1試薬分注プローブ14が試薬容器6内の第1試薬から離間する離間位置(第1試薬離間位置)を、試料の分注における離間位置P3又はP3aの場合と同様にして算出する。そして、第1試薬離間位置における第1試薬を吸引した第1試薬分注プローブ14の離間又は接触を液面検出器33で検出し、第1試薬分注プローブ14による第1試薬の分注が正常であるか否かを判定するように実施してもよい。この場合、第1試薬離間位置において第1試薬を吸引した第1試薬分注プローブ14の離間が検出された場合、第1試薬の分注が正常であると判定する。また、第1試薬離間位置において第1試薬を吸引した第1試薬分注プローブ14の接触が検出された場合、第1試薬分注プローブ14に不溶物が付着して第1試薬の分注が異常であると判定し、第1試薬分注プローブ14による第1試薬の分注を停止させる。これにより、分析データの悪化を未然に防ぐことができる。
また、第2試薬を吸引した第2試薬分注プローブ15が試薬容器7内の第2試薬から離間する離間位置(第2試薬離間位置)を、試料の分注における離間位置P3又はP3aの場合と同様にして算出する。そして、第2試薬離間位置における第2試薬分注プローブ15の離間又は接触を液面検出器34で検出し、第2試薬分注プローブ15による第2試薬の分注が正常であるか否かを判定するように実施してもよい。この場合、第2試薬離間位置において第2試薬を吸引した第2試薬分注プローブ15の離間が検出された場合、第2試薬の分注が正常であると判定する。また、第2試薬離間位置において第2試薬を吸引した第2試薬分注プローブ15の接触が検出された場合、第2試薬分注プローブ15に不溶物が付着して第2試薬の分注が異常であると判定し、第2試薬分注プローブ15による第2試薬の分注を停止させる。これにより、分析データの悪化を未然に防ぐことができる。
以上述べた実施形態によれば、サンプル分注プローブ16の位置を検出する位置検出部31及び試料容器17内の試料へのサンプル分注プローブ16の接触及び試料容器17内の試料からのサンプル分注プローブ16の離間の検出が可能な液面検出器32を設け、離間位置P3の試料を吸引したサンプル分注プローブ16の離間又は接触を検出することにより、サンプル分注プローブ16による試料の分注が正常であるか否かを判定することができる。
そして、離間位置P3においてサンプル分注プローブ16の離間が検出された場合、試料の分注が正常であると判定することができる。また、離間位置P3においてサンプル分注プローブ16の接触が検出された場合、試料の分注が異常であると判定し、サンプル分注プローブ16による試料の分注を停止させることができる。これにより、分析データの悪化を未然に防ぐことができる。
なお、上記実施形態に限定されるものではなく、図11に示すように、試料位置T2の上停止位置P1と反応容器位置T3の上停止位置間を移動するサンプル分注プローブ16から離間して試料位置T2と反応容器位置T3の間に配置され、液面検出器32によりサンプル分注プローブ16との接触及び離間を検出可能な導電性を有する棒状の検出体18を設ける。そして、図12に示すように、試料位置T2の上停止位置P1から反応容器位置T3の上停止位置の方向であるR1方向へ移動する試料を吸引したサンプル分注プローブ16が検出体18に接近する、サンプル分注プローブ16下端が検出体18の上端から上方に例えば距離D3離間する位置を離間位置P3bとする。そして、離間位置P3bにおいて液面検出器32により検出体18からのサンプル分注プローブ16の離間が検出された場合、試料の分注が正常であると判定する。また、離間位置P3bにおいて検出体18へのサンプル分注プローブ16の接触が検出された場合、サンプル分注プローブ16に付着した不溶物が検出体18に接触して試料の分注が異常であると判定し、サンプル分注プローブ16による試料の分注を停止させる。これにより、分析データの悪化を未然に防ぐことができる。
また、第1試薬分注プローブ14により吸引が可能な第1試薬を収容する試薬容器6が停止する第1試薬位置の上停止位置と、第1試薬分注プローブ14により第1試薬の吐出が可能な反応容器3が停止する反応容器位置(第1試薬反応容器位置)の上停止位置間を移動する第1試薬分注プローブ14から離間して配置され、液面検出器33により第1試薬分注プローブ14との接触及び離間を検出可能な導電性を有する棒状の検出体(第1試薬検出体)を設ける。そして、第1試薬位置の上停止位置から第1試薬反応容器位置の上停止位置の方向へ移動する第1試薬を吸引した第1試薬分注プローブ14が第1試薬検出体に接近する、第1試薬分注プローブ14下端が第1試薬検出体の上端から上方に距離D3離間する位置を離間位置(第1試薬離間位置)とする。そして、第1試薬離間位置において液面検出器33により第1試薬検出体からの第1試薬分注プローブ14の離間が検出された場合、第1試薬の分注が正常であると判定する。また、第1試薬離間位置において第1試薬検出体への第1試薬分注プローブ14の接触が検出された場合、第1試薬分注プローブ14に付着した不溶物が第1試薬検出体に接触して第1試薬の分注が異常であると判定し、第1試薬分注プローブ14による第1試薬の分注を停止させる。これにより、分析データの悪化を未然に防ぐことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
P1 上停止位置
P2 接触位置
P3,P3a,P3b 離間位置
P4 吸引位置
T2 試料位置
T3 反応容器位置
3 反応容器
6,7 試薬容器
16 サンプル分注プローブ
14 第1試薬分注プローブ
15 第2試薬分注プローブ
17 試料容器
31 位置検出部
32,33,34 液面検出器
40 判定部

Claims (8)

  1. 試料容器内の試料及び試薬容器内の試薬を反応容器に分注し、その混合液を測定する自動分析装置において、
    前記試料又は前記試薬の一方を吸引して前記反応容器に吐出する分注を行う分注プローブの位置を検出する位置検出部と、
    前記分注プローブの前記一方への接触及び前記一方からの離間を検出する検出器と、
    前記一方への接触が検出された前記分注プローブが前記一方から離間する離間位置において、前記検出器により検出される前記分注プローブの接触又は離間の情報に基づいて、前記分注プローブによる前記一方の分注が正常であるか否かを判定する判定部とを
    備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記判定部は、前記一方を吸引した前記分注プローブの前記離間位置において、前記分注プローブの離間が検出された場合に正常であると判定し、前記分注プローブの接触が検出された場合に異常であると判定することを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 試料容器内の試料及び試薬容器内の試薬を反応容器に分注し、その混合液を測定する自動分析装置において、
    前記試料又は前記試薬の一方を吸引して前記反応容器に吐出する分注を行う分注プローブの位置を検出する位置検出部と、
    前記分注プローブの前記一方への接触及び前記一方からの離間を検出する検出器と、
    前記検出器により前記分注プローブの離間が検出されたときに前記位置検出部により検出される前記分注プローブの位置情報に基づいて、前記分注プローブによる前記一方の分注が正常であるか否かを判定する判定部とを
    備えたことを特徴とする自動分析装置。
  4. 前記判定部は、前記一方を吸引した前記分注プローブの離間が検出されたとき、前記分注プローブが前記一方から離間する離間位置である場合に正常であると判定し、前記分注プローブが前記離間位置よりも上方である場合に異常であると判定することを特徴とする請求項3に記載の自動分析装置。
  5. 前記離間位置は、前記位置検出部により算出された、前記一方を吸引する前の前記分注プローブの下端が前記一方の液面に接触する接触位置から所定の距離上方の位置であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項4に記載の自動分析装置。
  6. 前記一方は、前記試料であり、
    前記離間位置は、前記一方を吸引する前の前記分注プローブの下端が前記一方の液面に接触する接触位置、前記分注プローブによる前記試料の吸引量及び前記試料容器内側の水平断面積に基づいて前記位置検出部により算出された、前記吸引量の前記試料を吸引した前記分注プローブの下端が前記一方の液面から上方に所定の距離離間する位置であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項4に記載の自動分析装置。
  7. 前記一方の上停止位置と前記反応容器の上停止位置間を移動する前記分注プローブから離間して配置され、前記液面検出器により前記分注プローブとの接触及び離間を検出可能な検出体を有し、
    前記離間位置は、前記一方の上停止位置と前記反応容器の上停止位置間における前記試料を吸引した前記分注プローブの下端が前記検出体の上端から上方に所定の距離離間する位置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動分析装置。
  8. 前記分注プローブは、前記判定部により異常であると判定された前記一方の前記反応容器への分注を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の自動分析装置。
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