JP2015175550A - 流体搬送装置及び空気調和システム - Google Patents

流体搬送装置及び空気調和システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015175550A
JP2015175550A JP2014052420A JP2014052420A JP2015175550A JP 2015175550 A JP2015175550 A JP 2015175550A JP 2014052420 A JP2014052420 A JP 2014052420A JP 2014052420 A JP2014052420 A JP 2014052420A JP 2015175550 A JP2015175550 A JP 2015175550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
conveyance device
fluid
fluid conveyance
humidity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014052420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015175550A5 (ja
Inventor
美寿見 奈穂
Naho Misumi
奈穂 美寿見
星崎 潤一郎
Junichiro Hoshizaki
潤一郎 星崎
茉莉花 陸
Marika Riku
茉莉花 陸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2014052420A priority Critical patent/JP2015175550A/ja
Publication of JP2015175550A publication Critical patent/JP2015175550A/ja
Publication of JP2015175550A5 publication Critical patent/JP2015175550A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】人が睡眠する際に使用することに適した流体搬送装置を提供する。【解決手段】流体搬送装置51は、流体を貯蔵するように設けられた流体貯蔵部と、流体貯蔵部に貯蔵された流体を気化させて高湿空気を生成するように設けられた高湿空気生成部と、高湿空気生成部に生成された高湿空気を放出するように設けられた空気放出部と、人の体動を測定する体動測定手段とを備え、体動測定手段で測定された人の体動の頻度が所定以上の場合は、高湿空気を生成して搬送し、体動の頻度が所定以下の場合は運転を停止するものである。【選択図】図7

Description

この発明は、流体搬送装置及び空気調和システムに関するものである。
高湿空気を加圧して渦輪状に搬送する流体搬送装置が提案されている。当該流体搬送装
置によれば、高湿空気を局所的に搬送することができる(例えば、特許文献1)。
特許第3675203号公報 特許第4829814号公報 特許第4892364号公報 特開2005−296540号公報 特開2007−181653号公報 特開2010−22642号公報 特開2007−319234号公報
しかしながら、特許文献1に記載の流体搬送装置においては、人が睡眠時に使用する場合、常に一定の蒸気が放出されるために、睡眠の妨げとなるという課題がある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、人が睡眠する際に使用することに適した流体搬送装置を提供することを目的とする。
この発明に係る流体搬送装置は、流体を貯蔵するように設けられた流体貯蔵部と、前記流体貯蔵部に貯蔵された流体を気化させて高湿空気を生成するように設けられた高湿空気生成部と、 前記高湿空気生成部に生成された高湿空気を放出するように設けられた空気放出部と、人の体動を測定する体動測定手段とを備え、前記体動測定手段で測定された前記人の体動の頻度が所定以上の場合は、高湿空気を生成して搬送し、体動の頻度が所定以下の場合は運転を停止するものである。
この発明によれば、人の体動に応じて高湿空気の放出を制御するので、人が睡眠する際に使用することに適した流体搬送装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1における流体搬送装置の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における流体搬送装置の動作を説明するためのフロ ーチャートである。 この発明の実施の形態2における流体搬送装置の縦断面図である。 この発明の実施の形態3における流体搬送装置の縦断面図である。 この発明の実施の形態4における流体搬送装置の縦断面図である。 この発明の実施の形態5における流体搬送装置の縦断面図である。 この発明の実施の形態6における流体搬送装置の制御概念図である。 この発明の実施の形態6における流体搬送装置の制御概念図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、
同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし
省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における流体搬送装置の縦断面図である。
図1において、本体ケース1の上部の奥側には、ふた2が着脱自在に設けられる。本体
ケース1内の下部の奥側には、給水部3が形成される。給水部3は、下方に凹むように形
成される。給水部3には、水位検知部(図示せず)が設けられる。
本体ケース1内の下部の手前側には、流体貯蔵部として、貯水部4が設けられる。給水
部3の底面と貯水部4の底面とつなぐように、給水路5が設けられる。貯水部4下部の外
周面には、高湿空気生成部として、ヒータ6が取り付けられる。貯水部4下部の外周面に
は、温度検出部として、サーミスタ7が取り付けられる。
貯水部4の直上には、加圧室8が設けられる。加圧室8の側面中央には、空気放出部と
して、渦輪生成管9が設けられる。渦輪生成管9は、本体ケース1から水平方向に突き出
すように形成される。渦輪生成管9の先端には、開口部10が形成される。
加圧室8よりも奥側には、加圧部として、加振器11が設けられる。加振器11は、一
般的なスピーカと同様の構造である。すなわち、加振器11は、ボイスコイル11a、振
動板11b、マグネット11cを備える。
ボイスコイル11aは、開口部10の略中央の水平線上に配置される。ボイスコイル1
1aの端部の定位置には、振動部として、振動板11bが接着層を介して固着される。振
動板11bは、耐熱性を有する材料で形成される。振動板11bの正面の面積は、垂直投
影面上において開口部10の面積よりも大きくなるように形成される。振動板11bは、
加圧室8との間で気密を保持するように設けられる。振動板11bに接するように、ゴム
等の振動減衰能の大きい材料が配置される場合もある。ボイスコイル11aの周辺かつ振
動板11bよりも奥側には、マグネット11cが配置される。加振器11の奥側には、任
意形状の空気弁(図示せず)が形成される。
貯水部4と加圧室8との間には、オゾン生成部12が設けられる。オゾン生成部12は
、UVランプ等からなる。
本体ケース1の手前側の外面下部には、操作部13が設けられる。本体ケース1内には
、制御部14が設けられる。制御部14には、サーミスタ7の出力端、操作部13の出力
端、ヒータ6の入力端、オゾン生成部12の入力端、ボイスコイル11aの入力端が接続
される。
本体ケース1内の奥側には、給水タンク15が着脱自在に取り付けられる。給水タンク
15の下部には、給水弁15aが設けられる。給水弁15aは、給水タンク15が本体ケ
ース1に取り付けられた際に給水部3に嵌るように形成される。
次に、図2を用いて、流体搬送装置の動作を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における流体搬送装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
給水タンク15には、外部から水が供給される。給水タンク15は、給水部3に沿って
、本体ケース1内に設置される。給水タンク15内の水は、給水弁15a、給水部3、給
水路5を経由して貯水部4に一定量流れ込む。この際、給水量は、給水弁15aによって
調整される。
その後、ステップS1で、操作部13の電源SW(図示せず)がユーザに押されると、
流体搬送装置の電源がON状態となる。その結果、流体搬送装置の運転が開始する。その
後、ステップS2に進み、制御部14は、ヒータ6をON状態にする。その結果、ヒータ
6に電流が流れる。当該電流により、ヒータ6が熱を発する。当該熱により、貯水部4が
加熱される。当該加熱により、貯水部4内の水温が上昇する。当該上昇により、水が殺菌
される。
その後、水蒸気が貯水部4から発生する。当該水蒸気は、高湿空気16となって加圧室
8へ進入する。その結果、加圧室8は、高湿空気16で満たされる。
その後、ステップS3に進み、制御部14は、オゾン生成部12、加振器11をON状
態にする。その結果、オゾン生成部12は、オゾンを生成する。当該オゾンは、高湿空気
16と混合し、加圧室8へ進入する。
制御部14は、駆動信号をボイスコイル11aに出力する。当該駆動信号に基づいて、
振動板11bが振動する。この際、振動板11bは加圧室8の壁面に接しない。当該振動
により、加圧室8内の容積が変動する。当該変動により、加圧室8内の高湿空気16とオ
ゾンとの混合空気が加圧される。当該加圧により、混合空気は、渦輪生成管9を通過する
その後、混合空気は、開口部10から外部へ押し出される。この際、混合空気の渦輪生
成管9内面近傍は、渦輪生成管9との摩擦により減速する。このため、混合空気の渦輪生
成管9の内面近傍と中心軸近傍との間には、風速分布が形成される。当該分布により、渦
輪生成管9の内面近傍で、渦流が生成される。その結果、全体として、渦輪状の混合空気
が生成される。この際、混合空気は、視認される。
その後、当該混合空気においては、渦輪外周部が徐々に拡散する。その後、当該混合空
気は、渦輪の形状を保持できなくなるまで並進する。
その後、ステップS4に進み、予め設定された時間が経過すると、オゾン生成部12が
OFF状態となる。その結果、高湿空気16には、オゾンが混合しない。このため、オゾ
ンを含まない高湿空気16が渦輪状となって開口部10から外部へ押し出される。この際
、高湿空気16は視認されない。
その後、ステップS5に進み、制御部14は、操作部13の方向スイッチがユーザに押
されたか否かを判定する。操作部13の方向スイッチがユーザに押された場合は、ステッ
プS3に戻る。その結果、オゾン生成部12が再びON状態となる。このため、高湿空気
16には、オゾンが混合する。その結果、混合空気は再び視認される。
ステップS5で操作部13の方向スイッチがユーザに押されない場合は、ステップS6
に進む。ステップS6では、制御部14は、電源SWがOFF状態となっているか否か、
タイマー設定時間が経過したか否か、給水タンク15内の水量が0になったか否かを判定
する。いずれの条件も成立しない場合は、ステップS2に戻る。いずれかの条件が成立し
た場合は、ステップS7に進む。ステップS7では、流体搬送装置の電源がOFF状態と
なる。
以上で説明した実施の形態1によれば、高湿空気16とオゾンとの混合空気が外部へ押
し出される。当該混合空気は視認される。このため、本体ケース1の向きを調整すれば、
並進する渦輪の搬送方向を所望の方向へ定めることができる。また、温かくてしっとりし
た渦輪が生成される。このため、視覚的な癒し効果がある。また、体感的にも心地よい。
また、オゾンの生成は、予め設定された時間が経過した場合に停止する。この際、開口
部10付近のオゾン濃度が100ppb以下となるように、オゾンの生成時間を設定すれ
ばよい。
また、ユーザの操作により、オゾン生成部12を再び動作させることができる。このた
め、高湿空気16の搬送方向を再び設定することができる。
また、オゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域内に配置される。このため、本体
ケース1内にオゾン生成部12を配置するためだけの領域を確保する必要がない。
また、高湿空気16は、渦輪状に水平方向に搬送される。このため、高湿空気16を遠
くまで搬送することができ、人周辺を集中的に必要最小限の水量で加湿できるので、タン
ク容量を小さくし、製品サイズを小さくすることができる。また、部屋周囲や人以外のエ
リアへの加湿をしないので、部屋壁面や壁の結露を抑えることができる。
なお、高湿空気16を生成せずに流体搬送装置を使用してもよい。この場合、流体搬送
装置を送風ファンとして夏にも使用することができる。このため、流体搬送装置を年中使
用することができる。
また、制御部14により、貯水部4内の水の最大温度を95℃等、沸騰直前の温度とな
るように制御してもよい。例えば、サーミスタ7の検知結果に応じて、95℃になったら
ヒータをOFF状態にし、85℃になったらヒータをON状態にしてもよい。この場合も
、加圧室8は、高湿空気16で常時満たされる。この際、過剰な蒸気は生成されない。こ
のため、渦輪にならずに加圧室8外に流出する蒸気を抑えることができる。すなわち、無
駄が省かれる。その結果、消費するエネルギーを抑制することができる。また、渦輪の生
成が害されることを防止できる。このため、渦輪を効率よく生成することができる。その
結果、渦輪の見た目をよくすることができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の
形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1のオゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域内に配置されていた。一
方、実施の形態2のオゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域外に配置される。具体
的には、オゾン生成部12は、加振器11の直下に配置される。オゾン生成部12よりも
奥側には、オゾン用送風ファン(オゾン用送風部)17が設けられる。
実施の形態2においては、オゾン用送風ファン17は、オゾン生成部12とともに動作
する。当該動作により、風が貯水部4と加圧室8との間の経路に向かって水平方向に吹く
。当該風は、オゾン生成部12により生成されたオゾンを貯水部4と加圧室8との間の経
路に搬送する。
以上で説明した実施の形態2によれば、オゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域
外に配置される。このため、水銀等を使用しないオゾナイザー等、高湿の雰囲気内に配置
すると故障するものでも、オゾン生成部12として利用できる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の
形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、高湿空気16を渦輪状にして搬送していた。一方、実施の形
態3においては、高湿空気16を蒸気にして搬送する。
図4に示すように、貯水部4の直上には、蒸気ダクト18が形成される。蒸気ダクト1
8の上端には、ノズル19が設けられる。蒸気ダクト18とノズル19とを外側から覆う
ように送風ダクト20が設けられる。送風ダクト20の端部には、吹出口21が形成され
る。
本体ケース1内の下部の奥側には、吹出用送風ファン22が設けられる。吹出用送風フ
ァン22の上方には、ファンカバー23が設けられる。
実施の形態3においては、高湿空気16は、オゾン生成部12に生成されたオゾンと混
合して混合空気となる。当該混合空気は、蒸気ダクト18に進入する。当該混合空気は、
ノズル19に絞られてスチーム24となって外部へ放出される。
一方、吹出用送風ファン22は、本体ケース1の外部から空気25を吸い込む。空気2
5は、ファンカバー23を通じて、送風ダクト20に送られる。その後、空気25は、蒸
気ダクト18の先端(下流)で、スチーム24と混合する。その後、空気25は、スチー
ム24とともに吹出口21から外部に放出される。
以上で説明した実施の形態3によれば、スチーム24となった高湿空気16を視認する
ことができる。このため、本体ケース1の向きを調整すれば、スチーム26の搬送方向を
所望の方向へ定めることができる。
また、空気25によって、スチーム24の温度を下げることができる。また、空気25
によって、上昇力が強くて地面と平行方向への搬送距離を確保することが難しいスチーム
24を遠くまで搬送することができる。このため、ヒータ6の入力を下げることができる
。その結果、エネルギーの消費を抑制することができる。
また、送風ダクト20は、蒸気ダクト18とノズル19とを覆う。このため、ユーザの
手がノズル19に直接触れることを防止できる。
また、加振器11等、渦輪を生成するための部品が不要となる。このため、流体搬送装
置の部品点数を少なくすることができる。その結果、低コストの流体搬送装置を提供する
ことができる。
また、吹出用送風ファン22をOFF状態としてもよい。この場合、スチーム24のみ
が外部へ放出される。その結果、スチーム24の密度が濃くなる。このため、肌、髪保湿
など美容や、粘膜の保湿等のための健康器具として流体搬送装置を使用することができる
また、高湿空気16を生成せずに流体搬送装置を使用してもよい。この場合、流体搬送
装置を送風ファンとして夏にも使用することができる。このため、流体搬送装置を年中使
用することができる。
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の
形態3と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3のオゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域内に配置されていた。一
方、実施の形態4のオゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域外に配置される。具体
的には、オゾン生成部12は、吹出用送風ファン22の下流側でファンカバー23の直下
に配置される。
実施の形態4においては、オゾンは、空気25と混合する。その後、オゾンは、空気2
5とともに送風ダクト20に送られる。その後、オゾンは、蒸気ダクト18の先端でスチ
ーム24と混合する。その後、オゾンは、スチーム24とともに吹出口21から外部に放
出される。
以上で説明した実施の形態4によれば、オゾン生成部12は、高湿空気16の通過領域
外に配置される。このため、水銀等を使用しないオゾナイザー等、高湿の雰囲気内に設置
すると故障するものでも、オゾン生成部12として利用できる。
実施の形態5.
図6はこの発明の実施の形態5における流体搬送装置の縦断面図である。なお、実施の
形態3と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3においては、ノズル19が利用されていた。一方、実施の形態5において
は、ノズル19を利用しない。
実施の形態5においては、オゾンは、高湿空気16と混合する。その後、オゾンは、蒸
気となった高湿空気16とともに送風ダクト20に送られる。その後、オゾンは、蒸気と
ともに吹出口21から外部に放出される。
以上で説明した実施の形態5によれば、蒸気となった高湿空気16を視認することがで
きる。
なお、水以外の流体にオゾンを混合して外部に搬送してもよい。この場合、オゾンが混
合した流体を視認することができる。
実施の形態6.
図7、図8はこの発明の実施の形態6における流体搬送装置の制御概念図である。
図7、図8において、寝室50内には流体搬送装置51が設置され、流体搬送装置51
の本体ケース側面には睡眠状態測定手段の一例としての体動センサ52、通信手段53、及び図示していない温度測定手段、及び湿度測定手段を備えている。寝室50内上部には赤外線センサ54を備えたエアコン55が設置され、流体搬送装置51から数十cm〜1m程度離れて寝具56が設置されている。
体動センサ52は赤外線や電波、超音波などを用いて非接触で人の動き(体動)を測定するものであり、通信手段53は赤外線や電波などを利用したものである。
赤外線センサ54はエアコン55の吹出し気流による冷暖房を効率的にするため、人体
の位置や、壁や床の表面温度などを検知するセンサで、その出力によって気流の方向を調
整するためのものである。
人が寝具56で就寝すると体動センサ52は人の体動を測定し、体動数または体動の大きさに応じて入眠のタイミングや睡眠の深度を判定する。例えば、所定の時間間隔内で体動がある場合は睡眠が浅いと判定し、所定の時間間隔内で体動がない場合は睡眠が深いと判定する。または、所定の時間間隔内で所定の値以上の体動があった場合は睡眠が浅いと判定し、所定の時間間隔内で所定の値以上の体動がない場合は睡眠が深いと判定する。
一般的に快眠のためには寝室の温度は、冬は20℃前後、夏は25℃前後、湿度は50〜60%が理想的とされている。従って、流体搬送装置51は睡眠が浅いと判定したときには、流体搬送装置から搬送される高温空気の量、または、搬送する間隔を調整することにより、湿度50〜60%に調整し、睡眠が深いと判定したときには運転を停止し、または、搬送される高温空気の量を前の動作状態に比べて、減らす、または、搬送する間隔を長くすることにより、過加湿を防止して、質の良い睡眠へと誘導する。
また、流体搬送装置は、温度測定結果、湿度測定結果に応じて、搬送する流体の量を調整する。例えば、温度が高い場合は、高湿空気の量を少なく、または、搬送する間隔を広くし、温度が低い場合は、高湿空気の量を多く、または、搬送する間隔を短くする。
また、通信手段53によって、睡眠判定結果及び、流体搬送装置周辺の温度、湿度情報をエアコン55に送信し、同様に睡眠が浅いと判定したときには快眠温度に調整し、睡眠が深いと判定したときには運転を停止して冷えすぎ、温まりすぎを防止したり、入眠するまでは快眠温度より低めに設定し、入眠後は運転を停止すること等により、流体搬送装置51と連動して、入眠から睡眠を通して質の良い睡眠のための室内環境を提供することができる。
また、エアコン55に設置した赤外線センサ54で人の体動を検知し、睡眠判定を行っ
てもよいが、流体搬送装置51の方がより、人に近い位置に設置することができるので、
検知距離の小さい電波でもより精度の高い判定を行うことができる。
図7では体動センサ52、通信手段53、温度検出手段、湿度検出手段は流体搬送装置51に設置したが、図8のように体動センサ52Aと、通信手段53Aを測定ユニットとして分離して構成し、寝具に設置して、睡眠判定結果を流体搬送装置51、エアコン55に通信することによって、適温適湿環境に制御してもよい。その際、体動センサ52Aは赤外線、電波、超音波以外にも加速度センサを用いることも可能であり、さらに、通信手段をネット環境と接続できるものとし、睡眠センサを携帯電話の睡眠アプリケーションと連動しても良い。
また、上記の体動センサ52Aと、通信手段53Aと温度検出手段、湿度検出手段を通信機能を持ったモバイル端末等に組み込むことで別ユニットとして構成してもよい。
上記のように、別の測定ユニットとして分離する場合の形態として例えば下記の形態が考えられる。すなわち、(1)測定ユニットを睡眠時の人の近傍に設置し、測定ユニットから流体搬送装置51に測定結果を送信し、その測定結果に応じて、流体搬送装置から送される流体の搬送量、タイミングを変更する場合が考えられる。また、(2)測定ユニットを睡眠時の人の近傍に設置し、測定ユニットからエアコン55に測定結果を送信し、その測定結果に応じて、エアコン55から送出される空気の温度、風量等を変更する場合が考えられる。また、(3)測定ユニットを睡眠時の人の近傍に設置し、測定ユニットから流体搬送装置51及びエアコン55に測定結果を送信し、その測定結果に応じて、流体搬送装置の流体搬送量、タイミング、及びエアコン55から送出される空気の温度、風量等を変更する場合が考えられる。また、(4)測定ユニットを睡眠時の人の近傍に設置し、測定ユニットから流体搬送装置に測定結果を送信し、その測定結果を流体搬送装置51からエアコンに送信し、その測定結果に応じて、エアコン55から送出される空気の温度、風量等を変更する場合が考えられる。
上記のような構成にすることで、人の体動や人の周りの温度、湿度に応じて高湿空気の放出を制御するので、人が睡眠する際に使用することに適した流体搬送装置を提供することができる。
尚、上記の例では、睡眠状態測定手段として体動センサ52を用いたが、人の身に着ける形態として、人の心拍数測定手段を睡眠状態測定手段として用いても良い。この場合、例えば、所定の時間間隔内に心拍数が所定の値以上ある場合は睡眠が浅いと判定し、所定の時間間隔内に心拍数が所定の値以下の場合は睡眠が深いと判定する。
また、上記の例では、流体搬送装置、測定ユニットに、体動センサ、心拍測定手段、温度検出手段、湿度測定手段のすべてを搭載する例を示したが、それに限らず、これらの測定手段のうちのいずれか1つを搭載してもよい。
また、上記の例では、体動センサ、心拍測定手段、温度検出手段、湿度測定手段の測定結果のうちのいずれか1つに基づいて、流体搬送装置、エアコンの動作を制御しても良い。
また、流体搬送装置は、エアコンが測定する温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御してもよい。
また、実施の形態1から6のうち、いずれのものを適宜組み合わせても構わない。
1 本体ケース、 2 ふた、 3 給水部、 4 貯水部、 5 給水路、 6 ヒ
ータ、 7 サーミスタ、 8 加圧室、 9 渦輪生成管、 10 開口部、 11
加振器、 11a ボイスコイル、 11b 振動板、 11c マグネット、 12
オゾン生成部、 13 操作部、 14 制御部、 15 給水タンク、 15a 給水
弁、 16 高湿空気、 17 オゾン用送風ファン、 18 蒸気ダクト、 19 ノ
ズル、 20 送風ダクト、 21 吹出口、 22 吹出用送風ファン、 23 ファ
ンカバー、 24 スチーム、 25 空気、 50 寝室、 51 流体搬送装置、
52 体動センサ、 53 通信手段、 54 赤外線センサ、 55 エアコン、 5
6 寝具

Claims (12)

  1. 流体を貯蔵するように設けられた流体貯蔵部と、
    前記流体貯蔵部に貯蔵された流体を気化させて高湿空気を生成するように設けられた高
    湿空気生成部と、
    前記高湿空気生成部に生成された高湿空気を放出するように設けられた空気放出部と、
    人の睡眠状態を測定する睡眠状態測定手段とを備え、
    前記睡眠状態測定手段で測定された前記人の睡眠状態が浅い場合は、高湿空気を生成して搬送し、睡眠状態が深い場合は運転を停止する、または、搬送される高温空気の量を減らす、または、搬送する間隔を長くする流体搬送装置。
  2. 前記睡眠状態測定手段は、人の体動を測定する体動測定手段であることを特徴とする
    請求項1に記載の流体搬送装置。
  3. 前記睡眠状態測定手段は、人の心拍を測定する心拍測定手段であることを特徴とする
    請求項1に記載の流体搬送装置。
  4. 温度測定手段、湿度測定手段のうち少なくとも1つをさらに備えたことを特徴とする
    請求項1乃至3に記載の流体搬送装置。
  5. 通信手段をさらに備え、
    前記睡眠状態測定手段で測定された前記人の睡眠状態、温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つを外部に送信することを特徴とする請求項1乃至4に記載の流体搬送装置。
  6. 前記睡眠状態測定手段、温度測定手段、湿度測定手段のうちの少なくとも1つと、
    通信手段とを測定ユニットとして分離して構成したことを特徴とする請求項5に記載の流体搬送装置。
  7. 前記測定ユニットは通信機能を備えたモバイル通信機器であることを特徴とする6に記載の流体搬送装置。
  8. 前記通信ユニットから送信された、睡眠の深さ、温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御することを特徴とする
    請求項6または7に記載の流体搬送装置。
  9. 請求項1乃至5のいずれかに記載の流体搬送装置と、その流体搬送装置から送信された睡眠の深さ、温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御する空調機器とを備えた室内空調システム。
  10. 請求項6乃至7のいずれかに記載の流体搬送装置及び測定ユニットと、空気調和器とを備え、
    前記流体搬送装置、前記空気調和器のうちの少なくとも1つは、前記測定ユニットから送信された睡眠の深さ、温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御することを特徴とする室内空調システム。
  11. 請求項6乃至7のいずれかに記載の流体搬送装置及び測定ユニットと、空気調和器とを備え、
    前記空気調和器は、前記測定ユニットから送信される測定結果を、前記流体搬送装置を経由して受信し、その受信した測定結果に応じて運転を制御することを特徴とする空気調和システム。
  12. 請求項6乃至7のいずれかに記載の流体搬送装置と、空気調和器とを備え、
    前記流体搬送装置は、前記空気調和器の測定する温度測定結果、湿度測定結果のうちの少なくとも1つの測定結果に応じて運転を制御することを特徴とする空気調和システム。
JP2014052420A 2014-03-14 2014-03-14 流体搬送装置及び空気調和システム Pending JP2015175550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014052420A JP2015175550A (ja) 2014-03-14 2014-03-14 流体搬送装置及び空気調和システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014052420A JP2015175550A (ja) 2014-03-14 2014-03-14 流体搬送装置及び空気調和システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015175550A true JP2015175550A (ja) 2015-10-05
JP2015175550A5 JP2015175550A5 (ja) 2016-09-01

Family

ID=54254898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014052420A Pending JP2015175550A (ja) 2014-03-14 2014-03-14 流体搬送装置及び空気調和システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015175550A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105371438A (zh) * 2015-12-01 2016-03-02 青岛海尔空调器有限总公司 基于热成像的空调控制方法
CN106440153A (zh) * 2016-09-28 2017-02-22 柳州治业科技有限公司 空间恒温恒湿***
JP2017083124A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 三菱電機株式会社 空気調和システム
JP2017116227A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 三菱電機株式会社 加湿器、空気調和機および寝室環境制御システム
JP2018071808A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 三菱電機株式会社 空気調和システム
JP2018096648A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 三菱電機株式会社 加湿器および環境制御システム
CN111750429A (zh) * 2019-03-26 2020-10-09 广东美的制冷设备有限公司 空调器室内机及空调器
JP2021096049A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 三菱電機株式会社 換気システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614844U (ja) * 1992-07-17 1994-02-25 輝男 高橋 センサーのついた加湿器
JPH0674534A (ja) * 1992-08-31 1994-03-15 Toshiba Corp 空気調和機
JP2001108278A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2002089937A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置の制御方法。
JP2013024479A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 水分搬送装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614844U (ja) * 1992-07-17 1994-02-25 輝男 高橋 センサーのついた加湿器
JPH0674534A (ja) * 1992-08-31 1994-03-15 Toshiba Corp 空気調和機
JP2001108278A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2002089937A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置の制御方法。
JP2013024479A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 水分搬送装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017083124A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 三菱電機株式会社 空気調和システム
CN105371438A (zh) * 2015-12-01 2016-03-02 青岛海尔空调器有限总公司 基于热成像的空调控制方法
JP2017116227A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 三菱電機株式会社 加湿器、空気調和機および寝室環境制御システム
CN106440153A (zh) * 2016-09-28 2017-02-22 柳州治业科技有限公司 空间恒温恒湿***
JP2018071808A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 三菱電機株式会社 空気調和システム
JP2018096648A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 三菱電機株式会社 加湿器および環境制御システム
CN111750429A (zh) * 2019-03-26 2020-10-09 广东美的制冷设备有限公司 空调器室内机及空调器
JP2021096049A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 三菱電機株式会社 換気システム
JP7434874B2 (ja) 2019-12-18 2024-02-21 三菱電機株式会社 換気システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015175550A (ja) 流体搬送装置及び空気調和システム
JP5445657B1 (ja) 流体搬送装置
JP6352240B2 (ja) 加湿システム
JP6099399B2 (ja) 圧力サポートシステムの湿度制御
JP5795764B2 (ja) ワイヤレス温度検出を用いる加湿器
US9987456B2 (en) Humidifying device for breathing mask
WO2020075854A1 (ja) 気流放出装置、就寝者支援装置、及び時間報知装置
JP6188645B2 (ja) 流体搬送装置
KR101971727B1 (ko) 삼림 모사 피톤치드 발생 장치
JP2010531702A (ja) 処置又は治療装置
CN209378254U (zh) 呼吸内科用新型加湿吸氧装置
KR102422199B1 (ko) 산소 배출량을 제어하는 마사지 장치
JP7039824B2 (ja) 室内環境制御システム、加湿器及び空気調和機
JP5709923B2 (ja) 流体搬送装置
JP2013024479A (ja) 水分搬送装置
JP2009183406A (ja) 空調装置付きベッド
GB2489118B (en) Temperature-controlled mattress system
KR102451771B1 (ko) 회음부에 온냉풍을 제공하는 마사지 장치 및 마사지 장치의 동작 방법
CN210416313U (zh) 具有温度及通风调节功能的儿童安全座椅
JP2016003824A (ja) 空気調和機
JP2005111048A (ja) 空調枕及び水微細化装置とエアサプリメント装置
KR102510799B1 (ko) 공기청정기능을 포함하는 마사지 장치
US11464927B2 (en) Respiratory assistance device
US20240041389A1 (en) Intestinal activity regulation device, intestinal activity regulation system, and intestinal activity regulation program
KR102307869B1 (ko) 송풍 시트를 포함하는 안마의자 및 안마의자의 동작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170404