JP2015174933A - 表面保護フィルム用ポリエステルフィルムおよび積層体 - Google Patents

表面保護フィルム用ポリエステルフィルムおよび積層体 Download PDF

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康平 細井
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Abstract

【課題】 透明導電フィルムと貼りあわせて使用される表面保護フィルム用ポリエステルフィルムであって、優れた取扱い性、検査性、表面特性を兼ね備えた表面保護フィルム用ポリエステルフィルムを提供する。【解決手段】 厚さ100μm以上のポリエステルフィルムであり、ヘーズが5〜20%の範囲内にあり、かつ一方のフィルム表面の粗度(Ra)が30nm以下であることを特徴とする表面保護フィルム用ポリエステルフィルム、および当該ポリエステルフィルムを、粘着層を介して導電性フィルムと貼り合わしてなることを特徴とする積層体。【選択図】 なし

Description

本発明は、透明導電フィルムと貼りあわせて使用される表面保護フィルム用ポリエステルフィルムおよび積層体に関するものであり、さらに詳しくは、優れた取扱い性、検査性、表面特性を兼ね備えた表面保護フィルム用ポリエステルフィルムおよび積層体に関するものである。
従来、合成樹脂板、ガラス板、金属板、光学部材用(ガラス基板、光拡散フィルム、液晶ディスプレイ(偏光板、位相差板、導光板、プリズム板など)、タッチパネル、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等)、自動車部材、電気・電子部材、建材用部材、文具・事務用品部材など、表面の汚れ、傷、埃等を防止するために、各種被着体の表面保護を目的として、ポリエチレン基材の片面に粘着層が設けられた表面保護フィルムが使用されている。しかしながら、このような表面保護フィルムを被着体に貼りあわせたままの状態で、高温雰囲気下で加熱処理する工程、あるいは輸送時、保管時に高温雰囲気下に晒される(特許文献1、2)状況に用いた場合、基材フィルムの溶融、あるいは収縮等による変形が大きく、使用困難な状況にある。
一方、二軸延伸ポリエステルフィルムは、透明性、寸法安定性、機械的特性、耐熱性、電気的特性、ガスバリヤー性、耐薬品性などに優れ、包装材料、製版材料、表示材料、転写材料、建材、窓貼り材料などを始め、メンブレンスイッチや、フラットディスプレイ等に用いられる反射防止フィルム、拡散シート、プリズムシート等の光学フィルム、透明タッチパネルなどに使用されている。ポリエステルという素材が比較的安価に入手されることから、前述に記載の各種機能性フィルムの工程内で使用される保護フィルムの基材として好適に使用されている(特許文献3)。
タッチパネル機能を保有した電子ディスプレイは、その利便性の良さから近年、急速に日常生活に浸透してきているが、さらにその簡便さを向上すべく電子ディスプレイ自体の薄膜化が進行している。これに伴い、電子ディスプレイ内に使用される各種部材も薄膜化する必要あり、タッチパネル機能を発現させるために必須部材である透明導電フィルムも薄膜化が進行している。しかしながら、透明導電フィルムの薄膜化が進行すると、その製造工程でのハンドリング性・加工性が悪化するため、透明導電膜フィルム製造工程で貼りあわせて使用される表面保護フィルムは、薄膜化とは逆に厚膜化する傾向にある。
透明導電膜フィルムの製造工程の最終工程で実施される検査では透明導電膜フィルムと表面保護フィルムを貼りあわせた積層体の形態で検査されるが、透明導電膜フィルムの薄膜化の進行に伴い、積層体としての透明性があがるため、従来の表面保護フィルムを使用した場合は、表面ぎらつきにより目視検査性悪化、および、自動欠陥検知器の過剰検出などの不具合が発生するようになり、表面保護フィルムにも適当な光学特性を保有することが求められている。
また、表面保護フィルムは、電子ディスプレイに搭載される際は剥がして使用される部材であるが、剥がす際その表面形状が粘着層の表面に転写するため、その表面特性も適度に好適な特性を保有することが求められている。
特開2006−299162号公報 特開2008−68564号公報 特開2012−232488公報
本発明は、透明導電フィルムと貼りあわせて使用される表面保護フィルム用ポリエステルフィルムであって、優れた取扱い性、検査性、表面特性を兼ね備えた表面保護フィルム用ポリエステルフィルムを提供することにある。
本発明者らは、上記の課題に関して鋭意検討を重ねた結果、特定のポリエステルフィルムに処方する粒子を制御し、光学特性・表面特性を一定の範囲内に制御することにより、上記課題が解決されることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、厚さ100μm以上のポリエステルフィルムであり、ヘーズが5〜20%の範囲内にあり、かつ一方のフィルム表面の粗度(Ra)が30nm以下であることを特徴とする表面保護フィルム用ポリエステルフィルム、および当該ポリエステルフィルムを、粘着層を介して導電性フィルムと貼り合わしてなることを特徴とする積層体に存する。
本発明によれば、透明導電フィルムと貼りあわせて使用された場合に優れた取扱い性・検査性を有するとともに、透明導電フィルムから剥がされる際の剥離表面が好適となるような表面特性を兼ね備えた表面保護フィルム用ポリエステルフィルムおよび積層体を提供することができ、本発明の工業的価値は高い。
本発明の光学用積層ポリエステルフィルムは、少なくとも3層以上の多層フィルムであることが好ましい。本発明にいう光学用積層ポリエステルフィルムとは、押出口金から溶融押し出される、いわゆる押出法により、押し出されたポリエステルフィルムであって、必要に応じ、縦方向および横方向の二軸方向に配向させたフィルムである。
本発明の基材フィルムは、ポリエステルからなるものである。かかるポリエステルとは、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、1,4−シクロヘキシルジカルボン酸のようなジカルボン酸またはそのエステルとエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールのようなグリコールとを溶融重縮合させて製造されるポリエステルである。これらの酸成分とグリコール成分とからなるポリエステルは、通常行われている方法を任意に使用して製造することができる。
例えば、芳香族ジカルボン酸の低級アルキルエステルとグリコールとの間でエステル交換反応をさせるか、あるいは芳香族ジカルボン酸とグリコールとを直接エステル化させるかして、実質的に芳香族ジカルボン酸のビスグリコールエステル、またはその低重合体を形成させ、次いでこれを減圧下、加熱して重縮合させる方法が採用される。その目的に応じ、脂肪族ジカルボン酸を共重合しても構わない。
本発明のポリエステルとしては、代表的には、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート等が挙げられるが、その他に上記の酸成分やグリコール成分を共重合したポリエステルであってもよく、必要に応じて他の成分や添加剤を含有していてもよい。
本発明のフィルムのポリエステル層中には、易滑性の付与および各工程での傷発生防止を主たる目的として、粒子を配合しても良い。配合する粒子の種類は、易滑性付与可能な粒子であれば特に限定されるものではなく、具体例としては、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、カオリン、酸化アルミニウム、酸化チタン等の粒子が挙げられる。また、特公昭59−5216号公報、特開昭59−217755号公報等に記載されている耐熱性有機粒子を用いてもよい。この他の耐熱性有機粒子の例として、熱硬化性尿素樹脂、熱硬化性フェノール樹脂、熱硬化性エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等が挙げられる。さらに、ポリエステル製造工程中、触媒等の金属化合物の一部を沈殿、微分散させた析出粒子を用いることもできる。
一方、使用する粒子の形状に関しても特に限定されるわけではなく、球状、塊状、棒状、扁平状等のいずれを用いてもよい。また、その硬度、比重、色等についても特に制限はない。
用いる粒子の粒径や含有量はフィルムの用途や目的に応じて選択されるが、平均粒径に関しては、通常は0.01〜5.0μmの範囲である。平均粒径が5.0μmを超えるとフィルムの表面粗度が粗くなりすぎたり、粒子がフィルム表面から脱落しやすくなったりする。平均粒径が0.01μm未満では、表面粗度が小さすぎて、十分な易滑性が得られない場合があるとともに、ポリエステルフィルムを所望のへーズ範囲に調整できない可能性がある。
用いる粒子については、2種以上の粒子を添加することが好ましい。易滑性付与の目的では、後工程で塗設される粘着層の表面形状に悪影響が出ない範囲で、粒径が比較的大きい粒子を処方することが好ましく、具体的にはその粒径が1.0〜5.0μmの範囲が好ましく、さらに好ましくは1.5〜3.0μmの範囲の粒子を添加するのが好ましい。易滑性付与の目的で添加する粒子はポリエステルフィルムの最表層に添加するのが好ましい。
一方、ヘーズ調整の目的では、粒径が比較的小さい粒子を処方するのが好ましく、具体的には、その粒径が0.01〜1.5μmの範囲が好ましく、さらに好ましくは0.1〜1.2μmの範囲の粒子を添加するのが好ましい。ヘーズ調整の目的で添加する粒子はフィルムの最表層、内層のどの層であっても良く、その存在する層は特に限定されない。
さらにポリエステル層中の粒子含有量は、通常0.0005〜0.5重量%、好ましくは0.001〜0.3重量%の範囲である。粒子含有量が0.0005重量%未満の場合には、フィルムの易滑性が不十分でフィルム加工時に傷等の外観不良が生じる場合があるとともに、所望のヘーズ特性が得られない可能性が高い。一方、0.5重量%を超えて添加する場合には、所望の表面粗度(Ra)のポリエステルフィルムが得られない可能性が高く、かつ、所望のヘーズ特性が得られない可能性が高い。
本発明のフィルムのポリエステルは、そのフィルムのヘーズが5〜20%の範囲内であることを必須の条件とし、好ましくは7〜15%の範囲である。ヘーズが5%より小さい場合は、本発明のフィルムを用いて表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体を作成した後の反射光による検査にて、表面のぎらつきが確認され、検査性が悪い。一方、ヘーズが20%より高い場合も、表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体を作成した後の透過光の検査にて、積層体の曇り等が起因で、検査性が悪い。
本発明のフィルムのポリエステルは、一方のフィルム表面の粗度(Ra)が30nm以下であることを必須の条件とし、好ましくは20nm以下である。表面粗度(Ra)が30nmを超えると、表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体を作成後、表面保護フィルムを剥離した際に粘着層表面が荒れてしまい、該凹凸が起因して、最終製品である透明導電フィルムを組み込んだ電子ディスプレイの画像でゆがみ・にじみなどの不具合が発生する。
本発明においては、適宜、各種安定剤、潤滑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤等をフィルム中に加えることもできる。
本発明のポリエステルフィルムの厚さは、100μm以上であることを必須の条件とし、さらに好ましくは125μm以上の厚さが好ましい。フィルム厚さが100μm未満の場合、透明導電性フィルムと貼りあわせた後の該積層体の厚さが十分でないため、加工時にシワが発生したり、積層体を枚葉に切断する際に不具合が発生したり、枚葉に切断した積層体の安定性が不足する。また、350μm以上であるとフィルムのこしが強くなりすぎて、透明導電性フィルムと貼りあわせた後の積層体を、製品をロール形態から巻きほぐして実使用する際に巻癖がつき、カールするなどの不具合が発生し、実使用上課題があることがある。
本発明のフィルムの製膜方法としては、通常知られている製膜法を採用でき、特に制限はない。例えば、まず溶融押出によって得られたシートを、ロール延伸法により、70〜145℃で2〜6倍に延伸して、一軸延伸ポリエステルフィルムを得、次いで、テンター内で先の延伸方向とは直角方向に80〜160℃で2〜6倍に延伸し、さらに、150〜250℃で1〜600秒間熱処理を行うことでフィルムが得られる。さらにこの際、熱処理のゾーンおよび/または熱処理出口のクーリングゾーンにおいて、縦方向および/または横方向に0.1〜20%弛緩する方法が好ましい。
なお、本発明においては、ITO層付きフィルムと貼りあわせた後の積層体状態での平面性を良好とするため、保護フィルム基材としてのポリエステルフィルムに関して、たとえば、縦方向の延伸倍率は3.5倍以下、好ましくは3.2倍以下が好ましい。また、熱固定温度に関しては223℃以上が好ましく、さらに好ましくは227℃以上がよい。
本発明の光学用積層ポリエステルフィルムにおいて、その上に加工される層との密着性の向上、加工時の滑り性向上などを目的として塗布層を設けても良い。塗布層に関しては、ポリエステルフィルムの製膜工程中にフィルム表面を処理する、インラインコーティングにより設けられてもよく、一旦製造したフィルム上に系外で塗布する、オフラインコーティングを採用してもよい。製膜と同時に塗布が可能であるため、製造が安価に対応可能であることから、インラインコーティングが好ましく用いられる。
インラインコーティングについては、以下に限定するものではないが、例えば、逐次二軸延伸においては、特に縦延伸が終了した横延伸前にコーティング処理を施すことができる。インラインコーティングによりポリエステルフィルム上に塗布層が設けられる場合には、製膜と同時に塗布が可能になると共に、延伸後のポリエステルフィルムの熱処理工程で、塗布層を高温で処理することができるため、塗布層上に形成され得る各種の表面機能層との接着性や耐湿熱性等の性能を向上させることができる。また、延伸前にコーティングを行う場合は、塗布層の厚みを延伸倍率により変化させることもでき、オフラインコーティングに比べ、薄膜で均一な塗工を行うことができる。すなわち、インラインコーティング、特に延伸前のコーティングにより、ポリエステルフィルムとして好適なフィルムを製造することができる。
また、本発明のフィルムの塗布層は、界面活性剤、消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、有機系潤滑剤、有機粒子、無機粒子、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、染料、顔料等の添加剤を含有していてもよい。これらの添加剤は単独で用いてもよいが、必要に応じて二種以上を併用してもよい。
塗布剤は、水を主たる媒体とする限りにおいて、水への分散を改良する目的または造膜性能を改良する目的で少量の有機溶剤を含有していてもよい。有機溶剤は、水に溶解する範囲で使用することが必要である。有機溶剤としては、n−ブチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、エチルアルコール、メチルアルコール等の脂肪族または脂環族アルコール類、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール等のグリコール類、n−ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチルセロソルブ、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリコール誘導体、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸アミル等のエステル類、メチルエチルケトン、アセトン等のケトン類、N−メチルピロリドン等のアミド類が挙げられる。
これらの有機溶剤は、必要に応じて二種以上を併用してもよい。
また、必要に応じ、オフラインコーティングあるいはインラインコーティングに係わらず、必要に応じて熱処理と紫外線照射等の活性エネルギー線照射とを併用してもよい。本発明における積層ポリエステルフィルムを構成するポリエステルフィルムにはあらかじめ、コロナ処理、プラズマ処理等の表面処理を施してもよい。このようなコートは片面、両面のいずれでもよい。コーティングの材料としては、オフラインコーティングの場合は水系および/または溶媒系のいずれでもよいが、インラインコーティングの場合は、水系または水分散系が好ましい。
また、本発明のポリエステルフィルムを光学用として用いる場合、着色剤、導電材料等を加えてもよく、さらにその上に、外光の映り込みや静電気による電撃、ゴミ付着防止、さらには電磁波シールドを目的とした機能性多層薄膜を形成してもよい。
本発明において用いる塗布液は、取扱い上、作業環境上、水溶液または水分散液であることが望ましいが、水を主たる媒体としており、本発明の要旨を越えない範囲であれば、有機溶剤を含有していてもよい。
塗布液の固形分濃度には特に制限はないが、通常0.3〜65重量%、好ましくは0.5〜30重量%、さらに好ましくは1〜20重量%である。濃度がこれらの範囲より高すぎる場合も低すぎる場合も、機能を十分に発現するために必要な厚さの塗布層を設けることが困難となることがある。
塗布層の厚さは乾燥厚さで、通常0.003〜1.5μm、好ましくは0.01〜0.5μm、さらに好ましくは0.01〜0.3μmである。塗布層の厚さが0.003μm未満の場合は十分な性能が得られない恐れがあり、1.5μmを超えるとフィルム同士のブロッキングが起こりやすくなる。
塗布剤の塗布方法としては、例えば、原崎勇次著、槙書店、1979年発行、「コーティング方式」に示されるような、リバースロールコーター、グラビアコーター、ロッドコーター、エアドクターコーターまたはこれら以外の塗布装置を使用することができる。
本発明において、すべり性、固着性などをさらに改良するため、塗布層中に無機系粒子や有機系粒子を含有させることが好ましい。塗布剤中における粒子の配合量は、通常0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%である。かかる配合量が0.5重量%未満では、耐ブロッキング性が不十分となる場合があり、10重量%を超えると、フィルムの透明性を阻害し、画像の鮮明度が落ちる傾向がある。
無機粒子としては、二酸化ケイ素、アルミナ、酸化ジルコニウム、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化バリウム、カーボンブラック、硫化モリブデン、酸化アンチモン等が挙げられる。これらの中では、二酸化ケイ素が安価でかつ粒子径が多種あるので利用しやすい。
有機粒子としては、炭素−炭素二重結合を一分子中に2個以上含有する化合物(例えばジビニルベンゼン)により架橋構造を達成したポリスチレンまたはポリアクリレートポリメタクリレートが挙げられる。
上記の無機粒子および有機粒子は表面処理されていてもよい。表面処理剤としては、例えば、界面活性剤、分散剤としての高分子、シランカップリング剤、チタンカップリング剤などが挙げられる。塗布層中の粒子の含有量は、透明性を阻害しない適切な添加量として10重量%以下が好ましく、さらには5重量%以下が好ましい。
また、塗布層は、消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、染料、顔料などを含有していてもよい。
本発明のポリエステルフィルムはその片面に粘着層を塗設し、表面保護フィルムとして使用する。なお、粘着層の下に通常離型層を塗設する。離型層を構成する材料は離型性を有するものであれば特に限定されるものではなく、硬化型シリコーン樹脂を主成分とするタイプでもよいし、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂等の有機樹脂とのグラフト重合等による変性シリコーンタイプ等を使用してもよい。それらの中でも、硬化型シリコーン樹脂を主成分とした場合に離型性が良好な点で良い。硬化型シリコーン樹脂の種類としては溶剤付加型・溶剤縮合型・溶剤紫外線硬化型、無溶剤付加型、無溶剤縮合型、無溶剤紫外線硬化型、無溶剤電子線硬化型等いずれの硬化反応タイプでも用いることができる。
粘着層を構成する材料は、粘着性を有するものであればその素材は、特に限定されるものではなく、好適な例としてはアクリル系樹脂、オレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエーテル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、エチレン-酢酸ビニル樹脂、エポキシ系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂などが挙げられるが、粘着力の調整がしやすいアクリル系樹脂が特に好適に使用される。粘着層の厚さは特に限定されないが、通常1〜100μmの範囲、好ましくは2〜50μm、さらに好ましくは2〜30μmである。1μmよりも薄いと十分な粘着力が得られない可能性が高く、100μmより厚いと表面保護フィルム・透明導電フィルムの積層体全体に占める粘着層の割合が高すぎて、積層体としての安定性に欠ける可能性がある。
本発明のポリエステルフィルムを基材として用いた表面保護フィルムは透明導電フィルムと粘着層を介して貼り合わされ、表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体として使用されるが、その透明導電フィルムは一般的には透明基材の上に導電膜が積層された構成を持つ。透明基材としては、十分な透明性、寸法安定性、機械的特性、耐熱性等が確保されていれば特に限定されないが、その素材としては一般的にはポリエステル、ポリアクリル、ポリカーネート、トリアセチルセルロース、脂肪族環状ポリオレフィンなどが好適に使用される。透明導電フィルムの基材の厚さは特に限定されないが、通常5〜100μmの範囲、好ましくは7〜50μm、さらに好ましくは10〜30μmである。5μmより薄いと透明導電層塗設の加工時にシワなどが入りやすく、加工性欠ける可能性があり、100μmよりも厚いと透明膜塗設時の生産性が悪い。
透明導電膜の構成材料としては、透明性、耐久性、耐候性の観点から金属酸化物が好適に使用されるが、特にインジウム錫酸化物(ITO)、アンチモン含有インジウム錫化合物(ATO)、酸化錫、酸化亜鉛(ZnO)、インジウム亜鉛酸化物(In−ZnO)などが特に好ましく使用される。透明導電膜の形成方法については、特に限定されるわけではなく、従来公知の方法を採用することができる。具体的には真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などが挙げられる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例および比較例における評価方法は下記のとおりである。
(1)ポリエステルの極限粘度の測定
ポリエステルに非相溶な他のポリマー成分および顔料を除去したポリエステル1gを精秤し、フェノール/テトラクロロエタン=50/50(重量比)の混合溶媒100mlを加えて溶解させ、30℃で測定した。
(2)ポリエステルフィルム中に添加する粒子の平均粒径(d50)
島津製作所製遠心沈降式粒度分布測定装置SA−CP3型を用いてストークスの抵抗則に基づく沈降法によって粒子の大きさを測定した。
(3)ポリエステルフィルムの厚さ
株式会社ミツトヨ製デジマチック標準外側マイクロメータ(MDC-SB)を用いて、ポリエステルフィルムの厚さを測定した。
(4)フィルムヘーズの測定
試料フィルムをJIS−K−7136に準じ、村上色彩技術研究所製ヘーズメーター「HM−150」により、フィルムヘーズを測定した。
(5)ポリエステルフィルムの表面粗さ(Ra)
(株)小坂研究所製表面粗さ測定機「SE−3F」によって得られた断面曲線から、基準長さ(2.5mm)だけ抜き取った部分(以下、抜き取り部分という)の平均線に平行2直線で抜き取り部分を挟んだ時、この2直線の間隔を断面曲線の縦倍率の方向に測定してその値をマイクロメートル(μm)単位で表したものを抜き取り部分の最大高さとした。最大高さは、試料フィルム表面から10本の断面曲線を求め、これらの断面曲線から求めた抜き取り部分の最大高さの平均値で表した。なお、この時使用した触針の半径は2.0μmとし、荷重は30mg、カットオフ値は0.08mmとした。
(6)ポリエステルフィルムへの離型層・粘着層の塗設
ポリエステルフィルム上に下記アンカー層組成から構成されるアンカー層を塗布量(乾燥後)が0.05g/m2になるように塗布した後、120℃、30秒で乾燥した。つぎに、アンカー層上に硬化型シリコーン樹脂(信越化学製「KS−779H」)100部、硬化剤(信越化学製「CAT−PL−8」)1部、メチルエチルケトン(MEK)/トルエン混合溶媒系2200部よりなる離型剤を塗工量が0.1g/mになるように塗布して170℃で10秒間の乾燥を行い離型フィルムとした。
《アンカー層組成》
・アルミニウムトリス(アセチルアセトネ−ト):19.5重量%
・γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン:80重量%
・ジブチル錫ジアセテート:0.5重量%
その後、該ポリエステルフィルムの離型処理した表面に下記粘着層組成物から構成される粘着層を厚さ(乾燥後)が25μmなるように塗布、100℃、5分間乾燥させて、表面保護フィルムを得た。
(粘着層組成物)
常法により、酢酸エチル中でブチルアクリレート(100重量部)、アクリル酸6重量部)を共重合して重量平均分子量60万(ポリスチレン換算)のアクリル系共重合体の溶液(固形分30重量%)を得た。アクリル系共重合体100重量部(固形分)に対し、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、0.2重量部、エポキシ系架橋剤であるテトラッドC(三菱瓦斯化学製)6重量部を添加し粘着層組成物を得た。
(7)表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体の加工性
38μmの厚さのポリエステルフィルム(ダイアホイル「T600E38」, 三菱樹脂株式会社製)を使用し、アルゴンガス95%と酸素ガス5%とからなる0.4Paの雰囲気下で、酸化インジウム95重量%、酸化スズ5重量%の焼結体材料を用いた反応性スパッタリング法により、厚さ25nmのITO膜(透明導電性薄膜)を形成し透明導電フィルムを作成した。該透明導電フィルムのITO膜が形成されている面と反対面側に前述の粘着加工した表面保護フィルムの粘着面が接するように配置し、貼りあわせて、表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体とした。得られた表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体を21cm×30cmのサイズに切断し、枚葉とした後、180℃1時間の熱処理を施すことでITO膜の結晶化処理を実施した。該積層体の加工性を以下の基準で評価した。 ○:積層体を枚葉切断する際にカッター等にフィルム端部が付着することなく切断でき、かつ、結晶化処理時にカール等も発生しない
△:積層体を枚葉切断する際にカッター等にフィルム端部が付着することなく切断でき、かつ、結晶化処理時にカールがわずかに発生するが実用上、問題ないレベルである
×:積層体を枚葉切断する際にカッター等にフィルム端部で付着が散発し、また結晶化処理時に積層体のカールが発生し、結晶化処理後に積層体が湾曲することがある
(8)表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体のカール性
積層体を一片が10cmの正方形になるように切り出して、測定用試料とした後、この試料を180℃に設定した熱風式循環炉内で、60分間熱処理する。次に試料を水平な台に置き、水平面から浮き上がった四隅の高さを測定し、この平均値をカール値とした。
(判定基準)
○:カール値が3mm以下(実用上、問題ないレベル)
△:カール値が3mmを越えて、5mm以下(実用上、問題になる場合があるレベル)
×:カール値が5mmを越える。(実用上、問題あるレベル)
上記判定により、熱処理後の積層体平面性評価を行うことで、より、高精度なフィルム積層体を得ることが可能となる。
(9)表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体の検査性
前述のとおり作成した結晶化処理後の表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体製品を暗室内で、三波長蛍光灯照射下で透過・反射の両条件で保護フィルム側から目視検査し、以下の基準でその検査性を評価した。
○:目視検査時にぎらつき・曇り等確認されず、十分な検査性が確保されている
△:目視検査時の反射光検査時に蛍光灯の反射光が強く、目視検査に支障をきたす
×:目視検査時の透過光検査時に積層体が曇っており、目視検査に支障をきたす
(10)表面保護フィルム剥離後の粘着層表面の評価
前述に記載のとおり作成した表面保護フィルム・透明導電フィルム積層体の表面保護フィルムを剥離し、その表面を暗室内で、三波長蛍光灯照射下で反射光を介して観察し、以下の基準により評価した。
○:粘着層表面が荒れておらず、十分な平坦性が確保されている
×:粘着層表面が荒れているため、蛍光灯反射光の乱反射が目視で確認できる
(ポリエステルチップAの製造法)
ジメチルテレフタレート100部、エチレングリコール70部、および酢酸カルシウム一水塩0.07部を反応器にとり、加熱昇温すると共にメタノール留去させエステル交換反応を行い、反応開始後、約4時間半を要して230℃に昇温し、実質的にエステル交換反応を終了した。次に燐酸0.04部および三酸化アンチモン0.035部を添加し、常法に従って重合した。すなわち、反応温度を徐々に上げて、最終的に280℃とし、一方、圧力は徐々に減じて、最終的に0.05mmHgとした。4時間後、反応を終了し、常法に従いチップ化して、ポリエステルAを得た。
(ポリエステルチップBの製造法)
上記ポリエステルAを製造する際、平均粒径3.0μmのシリカ粒子を6000ppm添加し、ポリエステルBを得た。
(ポリエステルチップCの製造法)
上記ポリエステルAを製造する際、平均粒径0.8μmの炭酸カルシウムを5000ppm添加し、ポリエステルCを得た。
実施例1:
上記ポリエステルA、ポリエステルBを85%、15%の割合で混合した混合原料をA層の原料とし、ポリエステルA、ポリエステルCを98%、2%の割合で混合した混合原料をB層の原料として、2台の押出機に各々を供給し、各々285℃で溶融した後、A層を最外層(表層)、B層を中間層として、40℃に冷却したキャスティングドラム上に、2種3層(ABA)で、厚さ構成比がA:B:A=5:115:5になるように共押出し冷却固化させて無配向シートを得た。次いで、ロール周速差を利用してフィルム温度85℃で縦方向に3.1倍延伸した後、この縦延伸フィルムをテンターに導き、横方向に120℃で4.3倍延伸し、228℃で熱処理を行った後、厚さが125μmのポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性を下記表1に示す。
実施例2:
実施例1において、B層の原料としてポリエステルA、ポリエステルCを92%、8%の割合で混合した以外は実施例1と同様の方法でポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性を下記表1に示す。
実施例3:
実施例1において、A層の原料として、ポリエステルA,ポリエステルBを77%、23%の割合で混合し、B層の原料としてポリエステルA、ポリエステルCを97%、3%の割合で混合した以外は実施例1と同様の方法でポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性を下記表1に示す。
実施例4:
実施例1において、フィルムの厚さ構成比がA:B:A=7.5:173:7.5となるように共押出したことと、最終的なポリエステルフィルムの厚さが188μmとなるように製膜した以外は実施例1と同様の方法でポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性を下記表1に示す。
実施例5:
実施例1において、ロール周速差を利用してフィルム温度85℃で縦方向に3.4倍延伸した後、この縦延伸フィルムをテンターに導き、横方向に120℃で4.3倍延伸し、223℃で熱処理を行う以外は実施例1と同様にして製造し、ポリエステルフィルムを得た。
比較例1:
実施例1において、A層の原料として、ポリエステルA,ポリエステルBを77%、23%の割合で混合し、B層の原料としてポリエステルAを100%の割合で混合した以外は実施例1と同様の方法でポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性を下記表1に示す。
比較例2:
実施例1において、A層の原料として、ポリエステルA,ポリエステルBを80%、20%の割合で混合し、B層の原料としてポリエステルA、ポリエステルCを90%、10%の割合で混合した以外は実施例1と同様の方法でポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性を下記表1に示す。
比較例3:
実施例1において、A層の原料として、ポリエステルA,ポリエステルBを70%、30%の割合で混合し、B層の原料としてポリエステルA、ポリエステルCを95%、5%の割合で混合した以外は実施例1と同様の方法でポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性を下記表1に示す。
比較例4:
実施例1において、フィルムの厚さ構成比がA:B:A=3:69:3となるように共押出したことと、最終的なポリエステルフィルムの厚さが75μmとなるように製膜した以外は実施例1と同様の方法でポリエステルフィルムを得た。得られたポリエステルフィルムの特性を下記表1に示す。
Figure 2015174933
本発明のフィルムは、例えば、透明導電フィルムと貼りあわせて使用される表面保護フィルムとして好適に利用することができる。

Claims (2)

  1. 厚さ100μm以上のポリエステルフィルムであり、ヘーズが5〜20%の範囲内にあり、かつ一方のフィルム表面の粗度(Ra)が30nm以下であることを特徴とする表面保護フィルム用ポリエステルフィルム。
  2. 請求項1に記載のポリエステルフィルムを、粘着層を介して導電性フィルムと貼り合わしてなることを特徴とする積層体。
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