JP2015173818A - 清掃用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 二重にした掃除用シートにそれぞれ切込部を設けて拡開することにより、立体形状を形成して、立体形状内に保持されたごみが落下し難くなるようにする。
【解決手段】 矩形状の清掃用シート10は、使用する際に被清掃面である床面と接する外側シート部11と、外側シート部11上に重ねた同一形状の内側シート部12とから構成されている。そして、外側シート部11、内側シート部12は後述する多数のスリットによる切込部13を有しているが、その両側の縦辺部の近傍は切込部が存在しない非切込領域14とされている。
外側シート部11と内側シート部12を重ねた状態で切込方向に対して直交方向に伸張すると、各切込部13は横方向に拡開し、唇形状の開口部に変形する。開口部の周縁の縁辺部は立ち上がり、開口部ごとに立体的な空間が形成され、この空間によりごみを捕捉する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ごみを絡め取って清掃する清掃用シートに関するものである。
特許文献1には、繊維集合体に図13の断面図に示すように多数の凹部を設け、三次元状の凹凸形状に形成された清掃用シート1が開示されている。
この清掃用シートは清掃具のヘッド部に取り付けて使用される。清掃用シート1を取り付けた清掃具を、フローリング床の拭き清掃に使用すると、清掃用シート1の凹部2に粒子状のごみが立体的なシート表面に捕捉され易く、凹部2に保持されたごみが構成繊維により絡め取られ、ごみが落下し難く掃除の効率が向上する。
特開2013−7132号公報
しかし、この清掃用シート1では、毛髪や塵芥等の小さなごみは凹部2によって保持され続けるが、直径3mm程度の大き目な綿埃等のごみについては、凹部2によって十分に保持することができない。
従って、大き目なごみは床上に残留することになり、掃除具のヘッド部を摺動させて、これらの大きなごみは1個所に寄せ集めた後に、掃除機や塵取りを用いて収集しなければならず掃除に手間が掛かる。
また、一時的に大き目なごみが凹部2に嵌って捕捉できたしても、ヘッド部を動かしているうちに、このごみが凹部2から落下してしまうという問題もある。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、二重にした掃除用シートにそれぞれスリット状に設けた切込部を拡開して開口部とすることにより、立体形状を形成してごみの捕捉効率を向上すると共に、開口部内に保持されたごみが落下し難くなる清掃用シートを提供することにある。
上述の目的を達成するための本発明に係る清掃用シートは、矩形状の外側シート部と該外側シート部と同一形状の内側シート部とを重ねた清掃用シートであって、前記外側シート部、内側シート部において、スリット状の切込部と該切込部の端部間を接続する接続部とを交互に直線状に配置した多数列の切込列を平行に配置し、前記切込部の側方に縁片部を介して隣接する前記切込列の前記接続部を配置すると共に、前記接続部の側方に前記縁片部を介して隣接する前記切込列の前記切込部が位置するように配置し、前記外側シート部と前記内側シート部を前記外側シート部、前記内側シート部を前記切込列に対し直交方向に伸長することにより、前記外側シート部、前記内側シート部の前記切込部を拡開して開口部とすると共に、前記縁片部を立ち上げて前記開口部内に空間を形成することを特徴とする。
本発明の清掃用シートによれば、伸張時にスリットの両縁の縁片部は立体的な構造の開口部となり、毛髪や塵芥等のごみを捕捉し易くすると共に、被清掃面に対して多数の開口部を形成し、内部に進入したごみは再度、開口部から落下することは少ない。
実施例1の清掃用シートの構成図である。 外側シート部の一部の平面図である。 外側シート部を伸張した状態の一部の平面図である。 切込パターンの変形例1の説明図である。 切込パターンの変形例2の説明図である。 切込パターンの変形例3の説明図である。 清掃具に清掃用シートを固定する状態の説明図である。 清掃具に清掃用シートを固定した状態の斜視図である。 清掃用シートを清掃具に固定した状態の側面図である。 清掃用シートを伸張した状態の一部拡大斜視図である。 清掃用シートを断面で示した模式概念図である。 実施例2の清掃用シートを断面で示した模式概念図である。 従来例の清掃用シートの断面図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の清掃用シートの構成図である。矩形状の清掃用シート10は、使用する際に被清掃面である床面と接する外側シート部11と、外側シート部11上に重ねた同一形状の内側シート部12とから構成されている。そして、外側シート部11、内側シート部12は後述する多数のスリットによる切込部13を有しているが、その両側の縦辺部の近傍は切込部が存在しない非切込領域14とされている。
外側シート部11及び内側シート部12は同じ大きさであり、例えば縦25cm、横15cm程度である。これらの大きさは、床面の拭き掃除等に使用する後述する掃除具のヘッド部の大きさに対応して、適宜のサイズを用いることができる。
外側シート部11、内側シート部12の素材は、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等から成る不織布、合成樹脂フィルム、又は紙材等の素材が用いられる。また、外側シート部11は床面と接して摺動し柔軟性を持ち毛羽立ち易い素材を用いることが望ましい。外側シート部11は、内側シート部12の素材に比べて、柔軟性を持つ素材から成り、例えば外側シート部11には柔らかな不織布を用い、内側シート部12は腰のある硬めの不織布を用いたり、外側シート部11には不織布を用い、内側シート部12は合成樹脂フィルムを用いことが好適である。
外側シート部11及び内側シート部12は、伸張しても互いに分離することがないように、外側シート部11及び内側シート部12の縦辺同士を溶着、圧着、接着等により固定することが好ましい。また、清掃用シート10の使用中に、外側シート部11及び内側シート部12間での極端なずれを防止するため、外側シート部11と内側シート部12の適宜の個所に、スポット的に溶着や接着剤等により固定してもよい。
外側シート部11と内側シート部12とは重ねた状態で、切刃により切込部13を形成しているため、切込部13の配置は同一とされている。図2は外側シート部11の一部の平面図であり、縦方向に沿ってスリット状の多数の切込部13が直線状に切り込まれている。これらの切込部13の端部間は、切込部13よりも長さが短い接続部15により直線状に接続され、これらの切込部13、接続部15による切込列が多数列形成され、これらの切込列は所定の間隔をおいて平行に形成されている。切込列は2種類あり、第1の切込列16と第2の切込列17とが横方向に交互に配置されている。
第1の切込列16と第2の切込列17は側方の縁片部18を介して平行に隣接して配置され、第1の切込列16の切込部13の側方には、第2の切込列17の接続部15が位置している。また、第1の切込列16の接続部15の横方向には第2の切込列17の切込部13が位置している。このように第1、第2の切込列16、17は交互に配置され、第1、第2の切込列16、17の切込部13の位置がずれていることにより、外側シート部11、内側シート部12において切込部13は千鳥状に配置されている。
この外側シート部11を切込方向に対して直交方向に伸張すると、図3に示すように各切込部13は横方向に拡開し、唇形状の開口部19に変形する。このように、唇形状に拡開した第1の切込列16、第2の切込列17による開口部19同士は千鳥状に配置されることになる。
内側シート部12も外側シート部11と同様に、切込部13と接続部15とから成る第1の切込列16、第2の切込列17が形成されている。そして、内側シート部12を横方向に伸張すれば、切込部13は唇形状に拡がった開口部19となり、開口部19同士は千鳥状に配置されることになる。
例えば、外側シート部11、内側シート部12では、切込部13の長さを10mm、接続部15の長さを4mm、縁片部18の幅を3mmとしている。なお、素材にもよるが、切込部13の長さは例えば7〜15mm程度で、10mm程度が好適であり、接続部15の長さは例えば3〜5mm程度で、4mm程度が好適であり、つまり縁片部18の幅は例えば3〜5mm程度が好適である。
図4は外側シート部11の変形例1を示している。図4(a)に示すように、第1の切込列16と第2の切込列17とは交互に配置され、第1の切込列16には、長い切込部20のみを接続部21を介して配置し、第2の切込列17には短い切込部22のみを接続部23を介して配置している。この外側シート部11を横方向に伸張すると、図4(b)に示すように第1の切込列16による大きい開口部24と、第2の切込列17による小さな開口部25とが形成され、開口部24、25は千鳥状に配置される。
図5は外側シート部11の変形例2を示している。図5(a)に示すように第1の切込列16には、長い切込部20と短い切込部22とを交互に接続部26を介してあたかも一点鎖線のように配置し、第2の切込列17には中間の長さの切込部27が2つ置きに設けられている。この外側シート部11を横方向に伸張すると、図5(b)に示すような大きい開口部24と小さい開口部25が交互に形成される第1の切込列16と、切込部27による中間の大きさである開口部28が形成された第2の切込列17とが形成され、開口部24、25、28は千鳥状に配置される。
図6は外側シート部11の変形例3を示している。図6(a)に示すように第1の切込列16には、中間の長さの切込部27を等間隔で配置し、第2の切込列17には、若干斜め方向にスリット状に切り込んだ切込部29が配置している。この外側シート部11を横方向に伸張すると、図6(b)に示すように、中間の大きさの開口部28の第1の切込列16と、切込部29による斜め方向に唇形状の開口部30が配置された第2の切込列17とが形成され、開口部28、30は千鳥状に配置される。
図4〜図6に示す外側シート部11の開口パターンは、内側シート部12と2枚重ねで切刃により切込部13を形成していることにより、内側シート部12も同様の開口パターンとなる。
また、図2、図4〜図6の切込パターンは、非切込領域14以外の清掃用シート10の切込パターン形成面全体に対して、一様に形成されているが、切込パターン形成面を複数の領域に分け、各領域に図2、図4〜図6に示す各種切込みパターンを適宜に配置してもよい。更には、切込部13及び接続部15の長さが長い、つまり粗い切込パターンと、切込部13及び接続部15の長さが短い、つまり細かい切込パターンを設け、各領域にこれらの切込パターンを適宜に配置してもよい。
例えば、切込パターン形成面を縦辺と平行とする分割線により三等分し、中央領域に図2に示す切込パターンを配置し、両端領域に図3に示す切込パターンを配置し、或いは中央領域に図2の粗い切込パターンを配置し、両端領域に図2に示す細かい切込パターンを配置する。このようにして、清掃用シート10の使用する環境に応じて切込パターンを適宜に組み合わせて利用することもできる。
図7は清掃具40に清掃用シート10を取り付ける際の説明図である。清掃具40のヘッド部41の合成樹脂製の平板状の基体42には、柄部43が回動自在に取り付けられている。
基体42の四隅近傍のそれぞれには、可撓性及び弾力性を有する板状部材から成り、清掃用シート10を保持するシート保持部44が設けられており、このシート保持部44の中央には、板状部材を山切り状に切断した押込部45が備えられている。
ヘッド部41に清掃用シート10を固定する際には、清掃用シート10の非切込領域14が基体42の長辺の両側に位置するようにして、基体42の底側に固定する底板部46の下面を覆うように配置する必要がある。先ず、清掃用シート10の一方の非切込領域14の両端を、図7に示すように基体42の一方の長辺側の押込部45にそれぞれ押し込んで固定する。
清掃用シート10の一方の非切込領域14を押込部45に固定した後に、他方の非切込領域14を矢印方向に伸張し、図8、図9に示すように底板部46に巻き付けるようにして、清掃用シート10を引っ張りながら他方の非切込領域14を、基体42の他方の長辺側の押込部45に押し込んで取り付ける。このようにして基体42の側部から底板部46の底部に掛けて伸張された清掃用シート10は、図3に示すような切込部13が開口部19に変形した形状となる。
図10は伸張させた状態の清掃用シート10の外側シート部11の一部を拡大した説明図である。清掃用シート10の伸張により切込部13は拡開により唇状の開口部19に変形し、開口部19に接する縁片部18が捩られてめくり上げられ、縁片部18は開口部19に対して表側及び裏側に向けて起立することになる。また、内側シート部12にも同様の唇形状の開口部19が形成される。
図11は清掃具40を床面等に対して摺動させてごみを集塵した際の清掃用シート10の断面の一部を示す模式概念図である。外側シート部11、内側シート部12は伸張してヘッド部41に固定させることで、開口部19の周縁の縁片部18が立ち上がり、縁片部18間に開口部19の空間が形成される立体構造となる。
外側シート部11と内側シート部12は同じ切込パターンを有していることから、伸長すればほぼ同じ位置に開口部19が形成されることになる。しかし、素材の違いなどにより、外側シート部11と内側シート部12の開口部19の位置は若干ずれることになり、それぞれの開口部19内の空間で独立してごみを捕捉することになる。
また、外側シート部11と内側シート部12との素材が異なれば、捕捉するごみの種類も異なる。柔軟性を有する外側シート部11の立ち上がった縁片部18は床面等に対して摺動させると、柔軟性を有するためにヘッド部41に押し潰されて圧縮する。この圧縮により多数の微細な凹凸が縁片部18表面に形成され、細かな毛髪や塵芥等の小さなごみSが絡め取られる。更に、開口部19に直径が例えば5mm以上大き目のごみLが嵌り込み保持される。
内側シート部12に腰のある素材を用いると、立ち上がった縁片部18が保形し易く、開口部19内に大き目なごみLが嵌り易い。外側シート部11の開口部19内に入り込んだごみの多くは、更に内側シート部12の開口部19内に押し込まれる。そして、一旦、ごみが内側シート部12の開口部19内の空間に入り込むと、内側シート部12の縁片部18に小さなごみSは付着し、大きめのごみLは内側シート部12の開口部19に嵌り込み、保持される。内側シート部12に到達したごみは下層の外側シート部11の縁片部18に引っ掛かり、内側シート部12からの落下が阻害されるので、外側シート部11の開口部19内に落下して戻ることは少ない。
内側シート部12の開口部19に入り込んだごみの一部である直径2〜4mm程度の中間の大きさのごみMや小さなごみSは、更に内側シート部12の開口部19を通過し、底板部46の突条46aと内側シート部12との間に入り込む。これらのごみは、内側シート部12の縁片部18に引っ掛かり落下が阻害されるため、底板部46の突条46aと内側シート部12との間の空間内に留まり移動することはない。
本実施例1では、外側シート部11及び内側シート部12による開口部19の開口パターンは、図3を用いて説明したが、図4〜図6による開口パターンを用いても、大きさや向きが異なる開口部に応じたごみがそれぞれ絡め取られる。
使用後に、ごみを十分に捕捉した清掃用シート10は、ヘッド部41のシート保持部44から引き抜いて取り外し、ごみごと廃棄する。次の掃除に際しては、新しい清掃用シート10をヘッド部41に取り付けて使用する。
実施例1では、外側シート部11と内側シート部12の切込パターンは同一とした。しかし、実施例2においては、外側シート部11、内側シート部12は異なる切込パターンとしている。例えば、外側シート部11の接続部15の長さ、第1、第2の切込列16、17間の間隔つまり縁片部18の幅は、内側シート部12の切込部13の長さ、接続部15の長さ、縁片部18の幅よりも、それぞれ大きく設定されている。
つまり、内側シート部12は切込部13による細かな切込パターンとされているのに対して、外側シート部11の切込パターンは粗く形成されている。例えば、前述したように外側シート部11では、切込部13の長さを10mm、接続部15の長さを4mm、縁片部18の幅を3mmとすると、内側シート部12では切込部13の長さを5mm、接続部15の長さを2mm、縁片部18の幅を2mmとすることが考えられる。
また、この場合に外側シート部11に対して内側シート部12の切込部13の長さは例えば3〜10mm程度で、6mm程度が好適であり、接続部15の長さは例えば1〜3mm程度で、2mm程度が好適であり、縁片部18の幅は例えば1〜3mm程度とすることが好適である。
図12は粗い切込パターンの外側シート部11と細かな切込パターンの内側シート部12とから成る清掃用シート10を床面を摺動させて、ごみを集塵した際の清掃用シート10の断面の一部を示す模式概念図である。
外側シート部11と内側シート部12において、縁片部18、30eの幅を変えることにより、伸長による開口部19を形成する際に縁片部18の起立により、外側シート部11の縁片部18の起立した高さが内側シート部12の縁片部18よりも大きくなり、外側シート部11は内側シート部12よりも見掛け上の厚みが大きくなる。また、外側シート部11の開口部19は内側シート部12の開口部19よりも面積が大きいことから、外側シート部11の開口部19により形成される空間は、内側シート部12の開口部19による空間よりも大きくなる。
柔軟性を有する外側シート部11の立ち上がった縁片部18を床面等に対して摺動させるとヘッド部41に押し潰されて圧縮する。この圧縮により多数の微細な凹凸が縁片部18表面に形成され、細かな毛髪や塵芥等の小さなごみSが絡め取られる。
大き目のごみLについては、外側シート部11の開口部19に嵌ることで捕捉され、小さなごみの一部や直径2〜4mm程度の中間の大きさのごみMは、床面に押し付けられることで外側シート部11の開口部19を通過して、更に内側シート部12に達する。
外側シート部11の開口部19を通過した細かな毛髪や塵芥等の小さなごみSは、内側シート部12の起立した縁片部18により付着又は絡め取られる。また、内側シート部12の開口部19による空間は外側シート部11に比較して小さいため、中間の大きさのごみMは内側シート部12の開口部19に嵌ることで捕捉することができる。
これらの内側シート部12の縁片部18及び開口部19による空間で捕捉したごみは、振動等で内側シート部12から落下したとしても、下層の外側シート部11の開口部19に引っ掛かり、外側シート部11からの落下が阻害される。外側シート部11の開口部19に嵌りきらずに、押し込まれた大き目なごみLについても、内側シート部12の開口部19に引っ掛かることにより、落下することはない。
内側シート部12の開口部19に入り込んだゴミの一部である中間の大きさのごみMや小さなごみSは、実施例1の場合と同様に更に内側シート部12の開口部19を通過し、底板部46の突条46aと内側シート部12との間に入り込む。これらのごみは、内側シート部12の縁片部18に引っ掛かり落下が阻害されるため、底板部46の突条46aと内側シート部12との間の空間内に留まり移動することはない。
本実施例2では、図4〜図6による開口パターンを外側シート部11及び内側シート部12に適宜に組合わせて用いても、大きさや向きが異なる開口部に応じた大きさのごみがそれぞれ嵌り込み、外側シート部11及び内側シート部12から落下することなく保持される。
また、実施例2では、粗い切込パターンの外側シート部11と細かな切込パターンの内側シート部12とから成る清掃用シート10について説明したが、細かな切込パターンの外側シート部11と粗い切込パターンの内側シート部12とから成る清掃用シート10を用いてもよい。
なお、実施例1、2においては、この清掃用シート10は清掃具40に取り付けて使用しているが、例えば拡開した清掃用シート10を手で保持した状態で清掃することもできる。
10 清掃用シート
11 外側シート部
12 内側シート部
13、20、22、27、29 切込部
14 非切込領域
15、21、23、26 接続部
16 第1の切込列
17 第2の切込列
18 縁片部
19、24、25、28、30 開口部
40 清掃具
41 ヘッド部

Claims (7)

  1. 矩形状の外側シート部と該外側シート部と同一形状の内側シート部とを重ねた清掃用シートであって、
    前記外側シート部、内側シート部において、スリット状の切込部と該切込部の端部間を接続する接続部とを交互に直線状に配置した多数列の切込列を平行に配置し、
    前記切込部の側方に縁片部を介して隣接する前記切込列の前記接続部を配置すると共に、前記接続部の側方に前記縁片部を介して隣接する前記切込列の前記切込部が位置するように配置し、
    前記外側シート部と前記内側シート部を前記外側シート部、前記内側シート部を前記切込列に対し直交方向に伸長することにより、前記外側シート部、前記内側シート部の前記切込部を拡開して開口部とすると共に、前記縁片部を立ち上げて前記開口部内に空間を形成することを特徴とする清掃用シート。
  2. 前記外側シート部は前記内側シート部に比べて柔軟性を持つ素材から成ることを特徴とする請求項1に記載の清掃用シート。
  3. 前記外側シート部と前記内側シート部の切込部の配置は同じ切込パターンとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃用シート。
  4. 前記外側シート部と前記内側シート部の切込部の配置は異なる切込パターンとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃用シート。
  5. 前記外側シート部と前記内側シート部の両縦辺部の近傍には前記切込部を設けない非切込領域を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の清掃用シート。
  6. 前記外側シート部と前記内側シート部の両縦辺部同士は接着したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の清掃用シート。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の清掃用シートを、前記切込列に対し直交方向に伸長してヘッド部に取り付けたことを特徴とする清掃具。
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