JP2015170379A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスターブ現象を抑制しつつ、GIDL電流を低減する。
【解決手段】サブワード線SWLを駆動するサブワードドライバSWDと、サブワードドライバSWDに、負電位VKK1,VKK2の一方を供給する選択回路50と、サブワード線SWLが活性電位VPPである場合に選択され、負電位VKK1,VKK2のいずれかである場合に非選択となるメモリセルMCとを備える。本発明によれば、アクセス状況に応じてサブワード線の非活性電位を切り替えることができる。これにより、ディスターブ現象を抑制しつつ、GIDL電流を低減することができるため、プロセスばらつきが大きい場合であっても、非活性電位のマージンを十分に確保することが可能となる。
【選択図】図9

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、サブワード線を駆動するサブワードドライバを備えた半導体装置に関する。
DARM(Dynamic Random Access Memory)などのメモリ系半導体装置においては、サブワード線とビット線の交点にメモリセルが配置される。サブワード線の駆動はサブワードドライバによって行われ、サブワード線が活性電位に駆動されるとメモリセルが当該ビット線に接続される。一方、サブワード線が非活性電位に駆動されている期間は、メモリセルとビット線が切断された状態となる。
DRAMにおけるサブワード線の非活性電位は、通常、接地電位よりも低い負電位に設定される(特許文献1参照)。これは、サブワード線を負電位とすることによりメモリセルに含まれるセルトランジスタのオフリーク電流を低減し、これによってディスターブ現象による情報保持特性の悪化を防止するためである。ディスターブ現象とは、あるサブワード線を繰り返しアクセスすると、これに隣接する他のサブワード線に接続されたメモリセルの情報保持特性が低下する現象である。
しかしながら、サブワード線に与える負電位が低すぎると、ゲート−ドレイン間の電圧によってGIDL(Gate-Induced Drain Leakage)電流が増加してしまう。つまり、ディスターブ特性の確保とGIDL電流の抑制はトレードオフの関係にある。したがって、具体的な負電位のレベルは、ディスターブ特性とGIDL電流の両方を考慮して最適な範囲内に設定される。
特開2013−157044号公報
しかしながら、ディスターブ特性やGIDL電流は、製造時におけるプロセスばらつきの影響を受けるため、プロセスばらつきが大きいとマージンが減少し、場合によっては設定値が最適な範囲から外れてしまうおそれが生じる。特に、近年においては、サブワード線のピッチが縮小されているためディスターブ現象が生じやすく、負電位のマージンはますます狭くなっているのが実情である。
本発明の一側面による半導体装置は、第1のサブワード線と、前記第1のサブワード線を駆動する第1のサブワードドライバと、前記第1のサブワードドライバに、少なくとも第1及び第2の非活性電位を含む互いに電位の異なる複数の非活性電位のいずれか一つを供給する第1の選択回路と、前記第1のサブワード線が活性電位である場合に選択され、前記第1のサブワード線が前記複数の非活性電位のいずれかである場合に非選択となる第1のメモリセルと、を備えることを特徴とする。
本発明の他の側面による半導体装置は、複数のサブワード線と、前記複数のサブワード線と交差する複数のビット線と、前記複数のサブワード線と前記複数のビット線の交点にそれぞれ配置された複数のメモリセルと、前記複数のサブワード線のいずれか一つに活性電位が供給される場合には、前記複数のサブワード線の残りの少なくとも一部に第2の非活性電位を供給し、前記複数のサブワード線のいずれにも前記活性電位が供給されない場合には、前記複数のサブワード線の少なくとも一部に前記第2の非活性電位とは異なる第1の非活性電位を供給する選択回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、アクセス状況に応じてサブワード線の非活性電位を切り替えることができる。これにより、プロセスばらつきが大きい場合であっても、非活性電位のマージンを十分に確保することが可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の全体構成を示すブロック図である。 半導体装置10のレイアウトを説明するための模式的な平面図である。 バンクBKの構造を説明するための拡大図である。 メモリマットMATの構造を説明するための回路図である。 メモリセルMC0,MC1の物理的な構造を説明するための断面図である。 非活性電位NVKKのマージンを説明するためのグラフである。 非活性電位NVKKのレベルと情報保持時間との関係を説明するためのグラフである。 活性電位VPP及び非活性電位NVKKのレベルとGIDL電流との関係を説明するためのグラフである。 第1例による選択回路50の回路図である。 選択回路50の動作を説明するためのタイミング図である。 第2例による選択回路60の回路図である。 選択回路60の動作を説明するためのタイミング図である。 第3例による選択回路70の回路図である。 選択回路70の動作を説明するためのタイミング図である。 選択回路50,60又は70の割り当て方法の第1例を説明するための図である。 選択回路50を第1例による割り当て方法に基づいて割り当てた場合の具体的な回路図である。 選択回路60を第1例による割り当て方法に基づいて割り当てた場合の具体的な回路図である。 選択回路70を第1例による割り当て方法に基づいて割り当てた場合の具体的な回路図である。 選択回路50,60又は70の割り当て方法の第2例を説明するための図である。 選択回路70を第2例による割り当て方法に基づいて割り当てた場合の具体的な回路図である。 選択回路50,60又は70の割り当て方法の第3例を説明するための図である。 選択回路60を第3例による割り当て方法で割り当てた場合の具体的な回路図である。 選択回路70を第3例による割り当て方法で割り当てた場合におけるキャパシタ71のレイアウトを説明するための図である。 図23のレイアウトを採用した場合の回路図である。 サブワード線SWLとビット線BLとの間に生じる容量成分を説明するための図である。 ビット線BLの電位変化を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置10はDRAMであり、図1に示すようにメモリセルアレイ11を備えている。メモリセルアレイ11には、互いに交差する複数のサブワード線SWLと複数のビット線BLが設けられており、その交点にメモリセルMCが配置されている。サブワード線SWLの選択はロウデコーダ12によって行われ、ビット線BLの選択はカラムデコーダ13によって行われる。ビット線BLは、センス回路14内の対応するセンスアンプSAにそれぞれ接続されており、カラムデコーダ13により選択されたビット線BLは、センスアンプSAを介してアンプ回路15に接続される。
ロウデコーダ12、カラムデコーダ13、センス回路14及びアンプ回路15の動作は、アクセス制御回路20によって制御される。アクセス制御回路20には、アドレス端子21及びコマンド端子22を介して外部からアドレス信号ADD及びコマンド信号CMDがそれぞれ供給される。アクセス制御回路20は、アドレス信号ADD及びコマンド信号CMDを受け、これらに基づいてロウデコーダ12、カラムデコーダ13、センス回路14及びアンプ回路15の動作を制御する。
具体的には、コマンド信号CMDがアクティブコマンドを示している場合には、アドレス信号ADD(ロウアドレスRA)はロウデコーダ12に供給される。これに応答して、ロウデコーダ12はロウアドレスRAが示すサブワード線SWLを選択し、これにより対応するメモリセルMCがそれぞれビット線BLに接続される。その後、アクセス制御回路20は、所定のタイミングでセンス回路14を活性化させる。
一方、コマンド信号CMDがリードコマンド又はライトコマンドを示している場合には、アドレス信号ADD(カラムアドレスCA)はカラムデコーダ13に供給される。これに応答して、カラムデコーダ13はカラムアドレスCAが示すビット線BLをアンプ回路15に接続する。これにより、リード動作時においては、メモリセルアレイ11から読み出されたリードデータDQがアンプ回路15を介してデータ端子23から外部に出力される。また、ライト動作時においては、データ端子23を介して外部から供給されたリードデータDQがアンプ回路15及びセンスアンプSAを介してメモリセルMCに書き込まれる。
これら各回路ブロックは、それぞれ所定の内部電圧を動作電源として使用する。これら内部電源は、図1に示す電源回路30によって生成される。電源回路30は、電源端子31,32を介してそれぞれ供給される外部電位VDD及び接地電位VSSを受け、これらに基づいて内部電位VPP,VKK1,VKK2,VBB,VPERI,VARYなどを生成する。本実施形態では、
VPP>VDD>VPERI≒VARY>VSS>VKK1>VKK2>VBB
である。つまり、内部電位VKK1,VKK2,VBBはいずれも負電位である。以下、内部電位VKK1,VKK2,VBBをそれぞれ「第1の負電位」、「第2の負電位」及び「基板電位」と呼ぶことがある。
内部電位VPP,VKK1,VKK2は、主にロウデコーダ12において用いられる電位である。詳細については後述するが、ロウデコーダ12は、アドレス信号ADDに基づき選択したサブワード線SWLを高電位であるVPPレベルに駆動し、これによりメモリセルMCに含まれるセルトランジスタをオンさせる。一方、非選択のサブワード線には、負電位VKK1,VKK2のいずれかが供給される。
内部電位VARYは、センス回路14において用いられる電位である。センス回路14が活性化すると、ビット線対の一方をVARYレベル、他方をVSSレベルに駆動することにより、読み出されたリードデータの増幅を行う。内部電位VPERIは、アクセス制御回路20などの大部分の周辺回路の電源電位として用いられる。これら周辺回路の電源電位として外部電位VDDよりも電位の低い内部電位VPERIを用いることにより、半導体装置10の低消費電力化が図られている。
図2は、本実施形態による半導体装置10のレイアウトを説明するための模式的な平面図である。
図2に示すように、本実施形態においてはメモリセルアレイ11が8つのバンクBK0〜BK7に分割され、X方向に隣接する2つのバンク間にロウデコーダ12が配置されている。その他の周辺回路領域PEには、図1に示した各種周辺回路や外部端子が配置される。
図3は、バンクBKの構造を説明するための拡大図である。
図3に示すように、各バンクBKには、多数のメモリマットMATがマトリクス状にレイアウトされている。そして、各メモリマットMATのX方向における両側にはサブワードドライバ列SWDAが設けられ、各メモリマットMATのY方向における両側にはセンスアンプ列SAAが設けられる。
サブワードドライバ列SWDAには、後述する複数のサブワードドライバが配置され、その動作はロウデコーダ12によって制御される。ロウデコーダ12は、ロウアドレスRAが入力されると、X方向に並ぶ(つまりY座標の等しい)複数のサブワードドライバ列SWDAを選択する。例えば、図3においてハッチングが付されたサブワードドライバ列SWDAが選択されると、ハッチングが付されたメモリマットMATが選択されることになる。この場合、他のメモリマットMATは全て非選択となる。
また、センスアンプ列SAAには複数のセンスアンプSAが配置され、カラムデコーダ13によって選択されたセンスアンプSAが図1に示したアンプ回路15に接続される。
図4は、メモリマットMATの構造を説明するための回路図である。
図4には、Y方向に隣接するメモリマットMAT0,MAT1の一部が図示されている。図4に示すように、各メモリマットMAT0,MAT1内においては、サブワード線SWLがX方向に延在し、ビット線BLがY方向に延在している。尚、図4にはメモリマットMAT0に設けられた2本のサブワード線SWL0,SWL1及び1本のビット線BL0と、メモリマットMAT1に設けられた1本のサブワード線SWL2及び1本のビット線BL1が示されている。
サブワード線SWL0,SWL1は隣接して設けられており、互いに異なるサブワードドライバ列SWDAに設けられたサブワードドライバSWD0,SWD1によって駆動される。これらサブワードドライバSWDには、それぞれ対応するメインワード信号MWS、駆動信号FX及び非活性電位NVKKが供給される。メインワード信号MWS及び駆動信号FXは、ロウアドレスRAに基づきロウデコーダ12によって生成される信号である。後述するが、駆動信号FXは、FXT及びFXBからなる相補信号である。また、非活性電位NVKKは、上述した第1及び第2の負電位VKK1,VKK2のいずれかである。
また、ビット線BL0とビット線BL1は、同じセンスアンプSA0に接続されている。つまり、本実施形態による半導体装置10はいわゆるオープンビット線構造を有している。但し、本発明による半導体装置がオープンビット線構造を有していることは必須でなく、他の構造、例えばフォールデットビット線構造を有していても構わない。
センスアンプSA0は、ビット線BL0とビット線BL1の電位差を増幅する役割を果たす。例えば、サブワード線SWL0が選択された場合には、メモリセルMC0に保持された電荷によってビット線BL0の電位が変化するため、ビット線BL1を参照電位としてこの変化を検出することができる。
メモリセルMCは、セルトランジスタTとセルキャパシタCが直列接続された構成を有している。ここで、図4に示すメモリセルMC0,MC1は、ビット線BL0を共有し、且つ、隣接するサブワード線SWL0,SWL1によってそれぞれ選択されるメモリセルである。このような2つのメモリセル間においてはディスターブ現象が生じやすいことが知られている。
図5は、メモリセルMC0,MC1の物理的な構造を説明するための断面図である。
図5に示すように、メモリセルMC0,MC1のセルトランジスタTは、素子分離領域STIによって区画された1つの活性領域41内に設けられている。セルトランジスタTは、ゲート電極が半導体基板40に埋め込まれた、いわゆるトレンチゲート構造を有している。これらゲート電極は、それぞれサブワード線SWL0,SWL1によって構成される。
活性領域41内には、3つの不純物拡散領域42〜44が設けられている。このうち、端部に位置する不純物拡散領域42,44はそれぞれメモリセルMC0,MC1のセルキャパシタCに接続され、中央に位置する不純物拡散領域43はビット線BL0に接続されている。
隣接するメモリセルMC0,MC1間においては、ディスターブ現象が生じることがある。既に説明したとおり、ディスターブ現象とは、あるサブワード線SWLを繰り返しアクセスすると、これに隣接する他のサブワード線SWLに接続されたメモリセルMCの情報保持特性が低下する現象である。例えば、図5に示すサブワード線SWL0を繰り返しアクセスすると、これに隣接するサブワード線SWL1に接続されたメモリセルMC1の情報保持特性が低下する。原因については諸説あるが、例えば、隣接するサブワード線間に生じている寄生容量Cpによるものであると考えられている。
つまり、あるサブワード線SWL0が繰り返しアクセスされると、その電位が負電位NVKKから高電位VPPへ繰り返し変化するため、隣接するサブワード線SWL1を負電位NVKKに固定しているにもかかわらず、寄生容量Cpによるカップリングによってその電位がわずかに上昇する。これにより、サブワード線SWL1に接続されたセルトランジスタTのオフリーク電流が増大し、セルキャパシタCのチャージレベルが通常よりも高速に失われてしまう。
さらに、サブワード線SWL0を高電位VPPから負電位NVKKに変化させると、セルトランジスタTがオンからオフに変化するため、キャリアである浮遊電子がチャネル付近に発生する。そして、サブワード線SWL0へのアクセスが繰り返されると浮遊電子が累積し、累積した浮遊電子がサブワード線SWL1側のキャパシタノード(不純物拡散領域44)へ移動してPNジャンクションリークを誘発し、セルキャパシタCのチャージレベルを失わせる。
以上のメカニズムにより、あるサブワード線SWLが繰り返しアクセスされると、隣接するサブワード線SWLに繋がるメモリセルMCの情報保持時間が低下する。
このようなディスターブ現象による情報保持時間の低下を防止するためには、サブワード線SWLの非活性電位NVKKをより低くすればよい。しかしながら、サブワード線SWLの非活性電位NVKKを低くすると、ゲート−ドレイン間電圧が高くなるためGIDL電流が増加してしまう。したがって、具体的な非活性電位NVKKのレベルは、ディスターブ特性とGIDL電流の両方を考慮して設定する必要がある。しかしながら、ディスターブ特性やGIDL電流は、製造時におけるプロセスばらつきの影響を受けるため、プロセスばらつきが存在すると、製造ロットごとに非活性電位NVKKのマージンが相違してしまう。
図6は、非活性電位NVKKのマージンを説明するためのグラフである。
図6において、縦軸は非活性電位NVKKのレベル、横軸は製造ロットであり、網掛けされた領域Passは、非活性電位NVKKの適切な範囲である。そして、実際の非活性電位NVKKのレベルは、全ての製造ロットに対して領域Passに含まれるよう、設定される。一例として、図6では非活性電位NVKKを−0.2Vに設定している。
ここで、実際の非活性電位NVKKのレベルが領域Passよりも高い場合(レベルが浅い場合)には、ディスターブ特性の悪化により所定の情報保持特性を満足することができなくなる。図7は、非活性電位NVKKのレベルと情報保持時間との関係を説明するためのグラフであり、非活性電位NVKKが高くなると情報保持時間が低下することが分かる。
逆に、実際の非活性電位NVKKのレベルが領域Passよりも低い場合(レベルが深い場合)には、GIDL電流の増大により所定の電流スペックを満足することができなくなる。図8は、活性電位VPP及び非活性電位NVKKのレベルとGIDL電流との関係を説明するためのグラフであり、活性電位VPPが一定であれば、負電位である非活性電位NVKKが低くなるほどGIDL電流が増大することが分かる。
したがって、情報保持特性と電流スペックの両方を満足するためには、非活性電位NVKKのレベルを網掛けされた領域Passの範囲内に設定する必要があるが、図6に示すように、領域Passのレベルは製造ロットによって異なる。このため、製造ロット間における領域Passの違いを考慮すると、非活性電位NVKKのマージンは非常に狭くなってしまう。
このような問題を解消すべく、本実施形態による半導体装置10では、選択回路を用いて非活性電位NVKKのレベルを可変としている。以下、詳細に説明する。
図9は、第1例による選択回路50の回路図である。
図9に示すように、第1例による選択回路50は、Nチャンネル型のMOSトランジスタ51,52によって構成される。トランジスタ51のソースには第1の負電位VKK1が供給され、トランジスタ52のソースには第2の負電位VKK2(<VKK1)が供給されている。また、トランジスタ51のゲート電極には選択信号SEL1が供給され、トランジスタ52のゲート電極には選択信号SEL2が供給される。そして、トランジスタ51,52のドレインからは、非活性電位NVKKが出力される。したがって、非活性電位NVKKのレベルは、選択信号SEL1,SEL2に基づき、負電位VKK1,VKK2のいずれか一方に設定される。
非活性電位NVKKは、サブワードドライバSWDに供給される。サブワードドライバSWDは、Pチャンネル型のMOSトランジスタP1と、Nチャンネル型のMOSトランジスタN1,N2によって構成される。トランジスタP1,N1は直列接続されており、そのゲート電極にはメインワード信号MWSが入力される。トランジスタP1のソースには駆動信号FXTが供給され、トランジスタN1のソースには非活性電位NVKKが供給される。また、トランジスタP1,N1のドレインはサブワード線SWLに接続されている。さらに、トランジスタN2のゲート電極には駆動信号FXBが供給されており、そのドレインはサブワード線SWLに接続され、ソースには非活性電位NVKKが供給される。
メインワード信号MWSは選択時にローレベル(VKK2レベル)となる信号であり、駆動信号FXT,FXBは選択時にそれぞれハイレベル(VPPレベル)及びローレベル(VKK2レベル)となる信号である。これにより、メインワード信号MWS及び駆動信号FXT,FXBが活性化すると、当該サブワード線SWLは活性電位であるVPPレベルに駆動される。これに対し、メインワード信号MWS及び駆動信号FXT,FXBの少なくとも一方が非活性状態である場合には、当該サブワード線SWLは非活性電位であるNVKKレベルに駆動される。そして、実際の非活性電位NVKKのレベルは、選択信号SEL1,SEL2に基づき、負電位VKK1,VKK2のいずれかに制御される。
選択信号SEL1,SEL2は、図1に示すロウデコーダ12によって生成される。そして、非選択のメモリマットMATに対しては選択信号SEL1が活性化し、選択されたメモリマットMATに対しては選択信号SEL2が活性化される。例えば、図3に示したメモリマットMATのうち、ハッチングが施されていない非選択のメモリマットMATに対しては選択信号SEL1が活性化し、ハッチングが施された選択メモリマットMATに対しては選択信号SEL2が活性化する。その結果、非選択のメモリマットMATにおいては全てのサブワード線SWLに第1の負電位VKK1が与えられる一方、選択メモリマットMATにおいては、選択されたサブワード線SWLに高電位VPPが与えられるとともに、その他のサブワード線SWLには第2の負電位VKK2が与えられる。
図10は、選択回路50の動作を説明するためのタイミング図である。
図10において、符号SWLaは選択されたサブワード線SWLの電位を示し、符号SWLxは選択メモリマットMAT内の非選択サブワード線SWLの電位を示し、符号SWLyは非選択メモリマットMAT内のサブワード線SWLの電位を示している。また、選択信号SEL1,SEL2及び非活性電位NVKKについては、選択されたメモリマットMATに対応するレベルを実線で示し、非選択のメモリマットMATに対応するレベルを破線で示している。
図10に示すように、外部からアクティブコマンドACTとプリチャージコマンドPREが交互に発行されると、これに連動して、選択されたサブワード線SWLに対応するメインワード信号MWS及び駆動信号FXT,FXBが変化する。その結果、選択されたサブワード線SWLについては、符号SWLaで示すように、アクティブ期間においては高電位VPPとなり、プリチャージ期間においては負電位VKK1となる。プリチャージ期間においてサブワード線SWLが負電位VKK1となるのは、プリチャージ期間においては常に選択信号SEL1が活性化するからである。
一方、選択メモリマットMAT内の非選択サブワード線SWLについては、符号SWLxで示すように、アクティブ期間においては負電位VKK2となり、プリチャージ期間においては負電位VKK1となる。つまり、アクティブコマンドACTが発行されると非活性電位NVKKのレベルが△V(=VKK1−VKK2)だけ低下し、プリチャージコマンドPREが発行されると非活性電位NVKKのレベルが△Vだけ上昇する。アクティブ期間においてサブワード線SWLが負電位VKK2となるのは、アクティブ期間においては選択メモリマットMATに対応する選択信号SEL2が活性化するからである。
さらに、非選択メモリマットMAT内のサブワード線SWLについては、符号SWLyで示すように、常に負電位VKK1に固定される。これは、非選択メモリマットMATにおいては常に選択信号SEL1が活性化するからである。
かかる動作により、アクティブ期間においては、選択メモリマットMATに属する非選択サブワード線SWLについては負電位VKK2(<VKK1)となり、非選択メモリマットMATに属するサブワード線SWLについては負電位VKK1となる。その結果、ディスターブ現象が生じる選択メモリマットMATにおいては、より大きな負電位が与えられることからディスターブ現象が効果的に抑制される一方、ディスターブ現象の生じない非選択メモリマットMATにおいては、負電位のレベルが抑制されることからGIDL電流が低減される。
これにより、非活性電位NVKKのマージンが狭い場合であっても、ディスターブ特性の確保とGIDL電流の抑制を両立させることが可能となる。
図11は、第2例による選択回路60の回路図である。
図11に示すように、第2例による選択回路60は、Nチャンネル型のMOSトランジスタ61,62が追加されている点において、第1例による選択回路50と相違している。トランジスタ61のドレインには電源電位VDDが供給され、トランジスタ62のソースには基板電位VBB(<VKK2)が供給されている。また、トランジスタ61のゲート電極には選択信号SEL1pが供給され、トランジスタ62のゲート電極には選択信号SEL2pが供給される。そして、トランジスタ61のソース及びトランジスタ62のドレインは、トランジスタ51,52のドレインに接続されている。
選択信号SEL1p,SEL2pは、図1に示すロウデコーダ12によって生成される。そして、選択信号SEL1pは選択信号SEL1が活性化する直前に活性化し、選択信号SEL2pは選択信号SEL2が活性化する直前に活性化する。
図12は、選択回路60の動作を説明するためのタイミング図である。
図12に示す選択信号SEL1,SEL1p,SEL2,SEL2pは、いずれも選択されたメモリマットMATに対する波形を示している。また、選択されたサブワード線SWLについては、図10と同様、符号SWLaで示すように高電位VPPと負電位VKK1の間で変化する。
また、他のサブワード線SWLの電位についても、基本的に図10を用いて説明したとおりに変化するが、選択信号SEL1p,SEL2pの活性化によって非活性電位NVKKがオーバードライブされる。つまり、選択信号SEL2が活性化する直前には選択信号SEL2aが活性化するため、非活性電位NVKKが負電位VKK1からマイナス方向にオーバードライブされ、これによって非活性電位NVKKのレベルが速やかに負電位VKK2に到達する。また、選択信号SEL1が活性化する直前には選択信号SEL1aが活性化するため、非活性電位NVKKが負電位VKK2からプラス方向にオーバードライブされ、これによって非活性電位NVKKのレベルが速やかに負電位VKK1に到達する。
このように、選択回路60を用いれば、非活性電位NVKKのレベルを速やかに切り替えることが可能となる。尚、図11に示した例では、オーバードライブ用に電源電位VDD及び基板電位VBBを用いているが、オーバードライブ可能な電位であれば、他の電位を用いても構わない。ここで、オーバードライブ可能な電位とは、負電位VKK1について負電位VKK1よりも高い電位を指し、負電位VKK2については負電位VKK2よりも低い電位を指す。
図13は、第3例による選択回路70の回路図である。
図13に示すように、第3例による選択回路70は、トランジスタ62がキャパシタ71に置き換えられている点において、第1例による選択回路50と相違している。キャパシタ71は、一端がトランジスタ51のドレインに接続され、他端に選択信号SEL2が供給される。
図14は、選択回路70の動作を説明するためのタイミング図である。
図14に示すように、本例では、トランジスタ51がオフすると選択信号SEL2がローレベルとなり、トランジスタ51がオンすると選択信号SEL2がハイレベルとなる。これにより、アクティブ期間においては、キャパシタ71によるポンピングによって、非活性電位NVKKのレベルが負電位VKK1から負電位VKK2に押し下げられる。
本例によれば、電源回路30によって負電位VKK2を生成することなく、非活性電位NVKKのレベルを切り替えることが可能となる。また、キャパシタ71によるポンピングによって非活性電位NVKKのレベルを切り替えていることから、充放電による消費電流を削減することも可能となる。
図15は、選択回路50,60又は70の割り当て方法の第1例を説明するための図である。
図15に示す例では、X方向に並ぶ(つまりY座標の等しい)複数のサブワードドライバ列SWDAに対して、1つの選択回路50,60又は70が割り当てられる。かかる割り当て方法によれば、選択回路50,60又は70の数を最小限とすることが可能となる。
図16〜図18は、それぞれ選択回路50,60,70を第1例による割り当て方法に基づいて割り当てた場合の具体的な回路図である。
図16〜図18に示すように、第1例による割り当て方法を用いる場合、X方向に並ぶ複数のサブワードドライバ列SWDAに含まれる全てのサブワードドライバSWDに対して、1つの選択回路50,60又は70が割り当てられる。したがって、これら全てのサブワードドライバSWDには共通の非活性電位NVKKが供給されることになる。尚、選択回路70を用いる場合、キャパシタ71はロウデコーダ12の形成エリアに配置すればよい。これによれば、メモリセルアレイ11の形成エリアにキャパシタ71を設ける必要がないことから、メモリセルアレイ11の設計を変更する必要がない。
図19は、選択回路50,60又は70の割り当て方法の第2例を説明するための図である。
図19に示す例では、X方向に並ぶ(つまりY座標の等しい)複数のサブワードドライバ列SWDAに対して、2つの選択回路50,60又は70が割り当てられる。そして、一方の選択回路50,60又は70については奇数番目のサブワードドライバ列SWDAに割り当てられ、他方の選択回路50,60又は70については偶数番目のサブワードドライバ列SWDAに割り当てられる。かかる割り当て方法によれば、1つの選択回路50,60又は70の負荷が小さくなることから、高速に非活性電位NVKKのレベルを切り替えることが可能となる。
また、X方向に並ぶ複数のメモリマットMATが1つおきに選択される仕様(例えば偶数番目のメモリマットMATが選択され、奇数番目のメモリマットMATが非選択となる仕様)である場合には、X方向に並ぶ複数のメモリマットMATのうち、選択されたメモリマットMATに対しては負電位VKK2を供給し、非選択のメモリマットMATに対しては負電位VKK1を供給することができる。
尚、本例による割り当て方法は、選択回路70を用いる場合において特に好適である。
図20は、選択回路70を第2例による割り当て方法に基づいて割り当てた場合の具体的な回路図である。
図20に示す例では、偶数番目のサブワードドライバ列SWDAに割り当てられた選択回路70eと、奇数番目のサブワードドライバ列SWDAに割り当てられた選択回路70oを備え、これらに含まれるキャパシタ71がロウデコーダ12の形成エリアに配置されている。
図21は、選択回路50,60又は70の割り当て方法の第3例を説明するための図である。
図21に示す例では、1つのサブワードドライバ列SWDAに対して、1つの選択回路50,60又は70が割り当てられる。かかる割り当て方法によれば、1つの選択回路50,60又は70の負荷がより小さくなることから、より高速に非活性電位NVKKのレベルを切り替えることが可能となる。
図22は、選択回路60を第3例による割り当て方法で割り当てた場合の具体的な回路図である。
図22には、X方向に並ぶ(つまりY座標の等しい)2つのサブワードドライバ列SWDAk,SWDAjが示されており、これらに対して選択回路60k,60jがそれぞれ割り当てられている。これら選択回路60k,60jは上述したオーバードライブ機能を有していることから、非活性電位NVKKのレベルを非常に高速に切り替えることが可能となる。尚、選択回路60k,60jは、X方向に並んだサブワードドライバ列SWDAk,SWDAjに対して割り当てられていることから、共通に制御される。
図23は、選択回路70を第3例による割り当て方法で割り当てた場合におけるキャパシタ71のレイアウトを説明するための図である。また、図24はその回路図である。
図23に示すように、本例では、キャパシタ71を当該メモリマットMATの周囲に配置している。これによれば、1つのキャパシタ71に必要な容量を抑制することができることから、キャパシタ71によってチップ上の大きなエリアが占有されることがない。
また、図24には、X方向に並ぶ(つまりY座標の等しい)2つのサブワードドライバ列SWDAk,SWDAjが示されており、これらに対して選択回路70k,70jがそれぞれ割り当てられている。これら選択回路70k,70jは、X方向に並んだサブワードドライバ列SWDAk,SWDAjに対して割り当てられていることから、共通に制御される。
図25は、サブワード線SWLとビット線BLとの間に生じる容量成分を説明するための図である。
図25に示すように、サブワード線SWLとビット線BLは互いに交差するため、両者間には所定の容量成分Cbwが生じる。本実施形態においては、選択されたメモリマットMAT内の非選択サブワード線SWLが負電位VKK2(<VKK1)に設定されることから、非選択サブワード線SWLが負電位VKK1に設定される場合と比べて、ビット線BLがマイナス方向に引っ張られることになる。
図26は、ビット線BLの電位変化を示すグラフであり、実線は本実施形態による例を示し、破線は比較例を示す。
図26に示すように、本実施形態においては、所定のサブワード線SWLが選択されると、ビット線BLの電位が比較例と比べてマイナス方向に引っ張られる。これは、比較例においては選択メモリマットMAT内の非選択サブワード線SWLが負電位VKK1に設定されるのに対し、本実施形態においては選択メモリマットMAT内の非選択サブワード線SWLが負電位VKK2(<VKK1)に設定されるからである。これにより、メモリセルMCにローレベルの情報が保持されている場合、ビット線BLのレベルがより大きく低下するため、信号量が増大する。したがって、本実施形態による半導体装置10は、メモリセルMCからローレベルの情報を読み出した場合におけるビット線BLの信号量が不足する場合には、これを補う効果をもたらす。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記の実施形態では、サブワード線SWLの非活性電位NVKKを負電位VKK1,VKK2のいずれかとしているが、非活性電位の種類が2種類に限定されるものではなく、3種類以上の異なる非活性電位を用意し、これらのいずれかを選択しても構わない。
また、上記の実施形態では、選択メモリマットMAT内の非選択サブワード線SWLのレベルを全て第2の負電位VKK2に設定しているが、本発明がこれに限定されるものではなく、ディスターブ現象の影響を受ける一部の非選択サブワード線SWLのみを第2の負電位VKK2とし、残りを第1の負電位VKK1としても構わない。
10 半導体装置
11 メモリセルアレイ
12 ロウデコーダ
13 カラムデコーダ
14 センス回路
15 アンプ回路
20 アクセス制御回路
21 アドレス端子
22 コマンド端子
23 データ端子
30 電源回路
31,32 電源端子
40 半導体基板
41 活性領域
42〜44 不純物拡散領域
50,60,70 選択回路
51,52,61,62 トランジスタ
71 キャパシタ
BK0〜BK7 バンク
BL ビット線
C セルキャパシタ
MAT メモリマット
MC メモリセル
N1,N2,P1 トランジスタ
PE 周辺回路領域
SA センスアンプ
SAA センスアンプ列
STI 素子分離領域
SWD サブワードドライバ
SWDA サブワードドライバ列
SWL サブワード線
T セルトランジスタ

Claims (14)

  1. 第1のサブワード線と、
    前記第1のサブワード線を駆動する第1のサブワードドライバと、
    前記第1のサブワードドライバに、少なくとも第1及び第2の非活性電位を含む互いに電位の異なる複数の非活性電位のいずれか一つを供給する第1の選択回路と、
    前記第1のサブワード線が活性電位である場合に選択され、前記第1のサブワード線が前記複数の非活性電位のいずれかである場合に非選択となる第1のメモリセルと、を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 第2のサブワード線と、
    前記第2のサブワード線を駆動する第2のサブワードドライバと、
    前記第2のサブワードドライバに少なくとも前記複数の非活性電位のいずれか一つを供給する第2の選択回路と、
    前記第2のサブワード線が活性電位である場合に選択され、前記第2のサブワード線が前記複数の非活性電位のいずれかである場合に非選択となる第2のメモリセルと、を備え、
    前記第1の選択回路は、前記第1のサブワードドライバに前記第1の非活性電位を供給し、
    前記第2の選択回路は、前記第2のサブワードドライバに前記第2の非活性電位を供給することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2のサブワード線と交差することなく、前記第1のサブワード線と交差する第1のビット線と、
    前記第1のサブワード線と交差することなく、前記第2のサブワード線と交差する第2のビット線と、をさらに備え、
    前記第1のメモリセルは、前記第1のサブワード線が前記活性電位である場合に前記第1のビット線に接続され、
    前記第2のメモリセルは、前記第2のサブワード線が前記活性電位である場合に前記第2のビット線に接続されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1のビット線と前記第2のビット線の電位差を増幅するセンスアンプをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1のビット線と交差する複数の第3のサブワード線と、
    前記複数の第3のサブワード線をそれぞれ駆動する複数の第3のサブワードドライバと、をさらに備え、
    前記複数の第3のサブワードドライバの全てがそれぞれ対応する前記複数の第3のサブワード線に前記第1の非活性電位を供給する場合、前記第1の選択回路は、前記第1のサブワードドライバに前記第1の非活性電位を供給し、
    前記複数の第3のサブワードドライバのいずれか一つが当該第3のサブワード線に前記活性電位を供給する場合、前記第1の選択回路は、前記第1のサブワードドライバに前記第2の非活性電位を供給し、前記第2の選択回路は、前記第2のサブワードドライバに前記第1の非活性電位を供給することを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1及び第2の非活性電位はいずれも負電位であり、前記第2の非活性電位の絶対値は、前記第1の非活性電位の絶対値よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記第1の選択回路は、外部から第1のコマンドが発行されてから第2のコマンドが発行されるまでの少なくとも一部の期間においては前記第1のサブワードドライバに前記第2の非活性電位を供給し、外部から前記第2のコマンドが発行されてから前記第1のコマンドが発行されるまでの少なくとも一部の期間においては前記第1のサブワードドライバに前記第1の非活性電位を供給することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  8. 前記第1のコマンドはアクティブコマンドであり、前記第2のコマンドはプリチャージコマンドであることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第1の選択回路は、前記第1の非活性電位、前記第2の非活性電位、第1のオーバードライブ電位及び第2のオーバードライブ電位のいずれか一つを前記第1のサブワードドライバに供給し、
    前記第1の非活性電位は、前記第1のオーバードライブ電位と前記第2の非活性電位の間であり、
    前記第2の非活性電位は、前記第2のオーバードライブ電位と前記第1の非活性電位の間であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  10. 前記第1の選択回路は、前記第1のサブワードドライバに供給する電位を前記第1の非活性電位から前記第2の非活性電位に切り替える際には、一時的に前記第2のオーバードライブ電位を前記第1のサブワードドライバに供給し、前記第1のサブワードドライバに供給する電位を前記第2の非活性電位から前記第1の非活性電位に切り替える際には、一時的に前記第1のオーバードライブ電位を前記第1のサブワードドライバに供給することを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記第1の選択回路は、前記第1の非活性電位が供給される電源配線と前記第1のサブワードドライバとの間に接続され、制御電極に第1の制御信号が供給されるトランジスタと、一端が前記電源配線と前記トランジスタとの接続点に接続され、他端に第2の制御信号が供給されるキャパシタとを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  12. 複数のサブワード線と、
    前記複数のサブワード線と交差する複数のビット線と、
    前記複数のサブワード線と前記複数のビット線の交点にそれぞれ配置された複数のメモリセルと、
    前記複数のサブワード線のいずれか一つに活性電位が供給される場合には、前記複数のサブワード線の残りの少なくとも一部に第2の非活性電位を供給し、前記複数のサブワード線のいずれにも前記活性電位が供給されない場合には、前記複数のサブワード線の少なくとも一部に前記第2の非活性電位とは異なる第1の非活性電位を供給する選択回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  13. 前記選択回路は、前記複数のサブワード線のいずれか一つに活性電位が供給される場合には、前記複数のサブワード線の残りの全てに前記第2の非活性電位を供給し、前記複数のサブワード線のいずれにも前記活性電位が供給されない場合には、前記複数のサブワード線の全てに前記第1の非活性電位を供給することを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記第1及び第2の非活性電位はいずれも負電位であり、前記第2の非活性電位の絶対値は、前記第1の非活性電位の絶対値よりも大きいことを特徴とする請求項12又は13に記載の半導体装置。
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