JP2015169811A - 表示装置、及び、表示装置を備えた電子機器 - Google Patents

表示装置、及び、表示装置を備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】信号のスルーレートが連続的に調整可能であってシェーディングを効果的に抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、走査線と信号線とに接続された表示素子が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル、及び、表示パネルを駆動する駆動回路部、を備えており、駆動回路部は、走査線に走査信号を供給するゲートドライバを含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている。
【選択図】 図1

Description

本開示は、表示装置、及び、表示装置を備えた電子機器に関する。
近年、液晶表示パネルや有機エレクトロルミネッセンス表示パネルといった、平面型の表示パネルを用いた表示装置の大画面化が進んでいる。
表示パネルの走査線における信号波形は、配線抵抗や寄生容量の影響によるトランジェントの影響を受け変化する。従って、走査信号を発生するドライバの近傍と遠端とでは、波形の鈍りの程度に差が生ずる。これによって、表示パネルを構成する画素の信号書き込み時間などに差が生じ、表示される画像にシェーディングなどが発生する場合がある。
このため、ドライバからの距離に応じて画素の容量を変化させるといったことも行われている(引用文献1)。また、走査線に容量を付加して信号を積極的に鈍らせたりすることによって、シェーディングの程度を軽減するといったことも行われている(引用文献2)。
特開2011−100138号公報 特開2013−044891号公報
上述した引用文献1や引用文献2のような構成は固定的であって、製造ばらつきや温度変化などに対応して設定を調整するといったことが難しい。そこで、ドライバが発生する信号のスルーレート(Slew Rate)を調整可能にして予め信号波形を鈍らせるといった構成であれば、製造ばらつきになど対応した個別調整が可能となる。
例えば、ドライバの出力段を並列接続された複数のトランジスタで構成しておき、動作させるトランジスタの数を調整するといった構成であれば、個別調整が可能となる。しかしながら、制御は連続的ではなく離散的であるといった問題がある。
従って、本発明の目的は、走査信号のスルーレートが連続的に調整可能であってシェーディングを効果的に抑制することができる表示装置、及び、係る表示装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記の目的を達成するための本開示の表示装置は、
走査線と信号線とに接続された表示素子が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル、及び、
表示パネルを駆動する駆動回路部、
を備えており、
駆動回路部は、走査線に走査信号を供給するゲートドライバを含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている、
表示装置である。
上記の目的を達成するための本開示の電子機器は、
表示装置を備えた電子機器であって、
表示装置は、
走査線と信号線とに接続された表示素子が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル、及び、
表示パネルを駆動する駆動回路部、
を備えており、
駆動回路部は、走査線に走査信号を供給するゲートドライバを含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている、
電子機器である。
本開示に係る表示装置および表示装置を備えた電子機器は、走査信号のスルーレートが連続的に調整可能であるのでシェーディングを効果的に抑制することができる。
図1は、第1の実施形態に係る表示装置の概念図である。 図2は、走査線を伝播する走査信号の波形変化と表示領域の明るさの変化との関係を説明するための模式図である。 図3は、スルーレートを調整して、立ち上がり/立ち下がりが鈍った走査信号をゲートドライバが供給した場合の動作を説明するための模式図である。 図4は、信号のスルーレートを制御することができる回路の参考例を説明するための模式的な回路図である。 図5は、第1の実施形態に係る表示装置の電圧制御部とゲートドライバの構成を説明するための模式的な回路図である。 図6は、NMOSトランジスタのバックゲート電圧を制御したときの、IDS−VGS特性を説明するための模式的なグラフである。 図7は、第1の実施形態に係る表示装置の基本的な動作を説明するための模式的なフローチャートである。 図8A及び図8Bは、ゲートドライバの出力段に同一導電型のトランジスタを用いた場合の構成を説明するための模式的な回路図である。 図9は、第2の実施形態に係る表示装置の概念図である。 図10は、第2の実施形態に係る表示装置の動作を説明するための模式的なフローチャートである。 図11は、実施形態の表示装置の適用例1の外観を表す斜視図である。 図12は、実施形態の表示装置の適用例2の外観を表す斜視図である。
以下、図面を参照して、実施形態に基づき本開示を説明する。本開示は実施形態に限定されるものではなく、実施形態における種々の数値や材料は例示である。以下の説明において、同一要素または同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。尚、説明は、以下の順序で行う。
1.本開示の表示装置、全般に関する説明
2.第1の実施形態
3.第2の実施形態
4.適用例(電子機器の例)、その他
[本開示に係る表示装置、全般に関する説明]
本開示の表示装置あるいは電子機器に備えられる表示装置(以下、これらを単に、本開示の表示装置と呼ぶ場合がある)にあっては、
出力バッファは電界効果型の第1トランジスタと第2トランジスタを備えており、
第1トランジスタの一方のソース/ドレイン領域と第2トランジスタの一方のソース/ドレイン領域とは接続されており、
第1トランジスタの他方のソース/ドレイン領域には第1電圧が印加され、
第2トランジスタの他方のソース/ドレイン領域には第2電圧が印加され、
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とが調整可能に構成されている、
態様とすることができる。
この場合において、第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、独立して調整可能に構成されている態様とすることができる。この態様によれば、出力バッファが生成する走査信号の立ち上がりと立ち上がりとの波形の鈍りを、それぞれ独立して調整することができる。例えば、走査信号の波形の立ち上がりと立ち下がりの鈍りの程度を立ち上がりについてより大きくすることがシェーディング対策上好適であるといった場合にも対応が可能である。
また、第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバの温度情報に基づいて調整される構成とすることができる。例えば、表示装置の動作に伴うゲートドライバの温度変化によって走査信号の波形が変化し、シェーディングの程度が変化するといったことも考えられる。このような場合に、ゲートドライバに組み込まれたサーマルダイオードなどの温度センサから温度情報を取得し、ルックアップテーブルなどを参照してバックゲート電圧を調整することで、シェーディングの程度の変化を軽減することができる。
この場合において、第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバの温度情報と表示パネルの温度情報とに基づいて調整される構成とすることができる。例えば、表示装置の動作に伴う温度変化によって表示パネルの走査線の抵抗値が変化することで、信号が伝播する際の時定数が変化し、シェーディングの程度が変化するといったことも考えられる。このような場合に、例えば表示パネルに取り付けられたサーミスタなどの温度センサから温度情報を取得し、ルックアップテーブルなどを参照してバックゲート電圧を調整することで、シェーディングの程度の変化を軽減することができる。この構成によれば、ゲートドライバの温度情報と表示パネルの温度情報とに基づいた調整が行われるので、より効果的にシェーディングの程度の変化を軽減することができる。
上述した各種の好ましい構成を含む本開示の表示装置において、出力バッファが備える第1トランジスタと第2トランジスタとはそれぞれ異なる導電型のトランジスタから構成されている態様であってもよいし、第1トランジスタと第2トランジスタとは同一導電型のトランジスタから構成されている態様であってもよい。
上述した各種の好ましい構成を含む本開示の表示装置において、表示パネルを構成する表示素子の態様は特に限定するものではない。例えば、表示素子は電流駆動型または電圧駆動型の素子から成る構成とすることができる。例えば、表示パネルとして、エレクトロルミネッセンス表示パネルや、液晶表示パネルなどを用いることができる。
表示パネルは、所謂モノクロ表示の構成であってもよいし、カラー表示の構成であってもよい。カラー表示の構成とする場合には、1つの画素は複数の副画素から成る構成、具体的には、1つの画素は、赤色表示副画素、緑色表示副画素、及び、青色表示副画素の3つの副画素から成る構成とすることができる。更には、これらの3種の副画素に更に1種類あるいは複数種類の副画素を加えた1組(例えば、輝度向上のために白色を表示する副画素を加えた1組、色再現範囲を拡大するために補色を表示する副画素を加えた1組、色再現範囲を拡大するためにイエローを表示する副画素を加えた1組、色再現範囲を拡大するためにイエロー及びシアンを表示する副画素を加えた1組)から構成することもできる。
表示パネルの画素(ピクセル)の値として、VGA(640,480)、S−VGA(800,600)、XGA(1024,768)、APRC(1152,900)、S−XGA(1280,1024)、U−XGA(1600,1200)、HD−TV(1920,1080)、Q−XGA(2048,1536)の他、(1920,1035)、(720,480)、(1280,960)等、画像表示用解像度の幾つかを例示することができるが、これらの値に限定するものではない。
本開示に用いられる駆動回路部は、例えば、論理回路、演算素子、記憶素子、及び、オペアンプなどの周知の回路素子等を用いて構成することができる。例えば、ゲートドライバは、ドライバIC(集積回路)とされている構成であってもよい。
表示装置を備えた電子機器の態様は特に限定するものではない。例えば、外部から入力された映像信号あるいは内部で生成した映像信号を、画像あるいは映像として表示する電子機器を挙げることができる。
本明細書に示す各種の条件は、厳密に成立する場合の他、実質的に成立する場合にも満たされる。設計上あるいは製造上生ずる種々のばらつきの存在は許容される。
[第1の実施形態]
第1の実施形態は、本開示に係る表示装置に関する。
図1は、第1の実施形態に係る表示装置の概念図である。表示装置1は、
走査線SCLと信号線DTLとに接続された表示素子101が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル100、及び、
表示パネルを駆動する駆動回路部150、
を備えている。
駆動回路部150は、走査線SCLに走査信号を供給するゲートドライバ110を含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている。ゲートドライバ110は、例えば、CMOSの集積回路から成る。
第1の実施形態において、駆動回路部150は、ゲートドライバ110の他、更に、データドライバ120、電源部130、及び、電圧制御部140を含んでいる。
表示パネル100は、電流駆動型の発光部ELPとELP発光部を駆動する画素回路とを含む表示素子101が、行方向(図1においてX方向)に延びる走査線SCLと列方向(図1においてY方向)に延びるデータ線DTLとに接続された状態で2次元マトリクス状に配列された表示パネルである。データ線DTLには、データドライバ120から、表示すべき画像の輝度に対応した電圧が印加される。走査線SCLには、ゲートドライバ110から走査信号が供給される。表示素子101を構成する発光部ELPは、例えば有機エレクトロルミネッセンス発光部から成る。尚、図示の都合上、図1においては、1つの表示素子101、より具体的には、後述する第(n,m)番目の表示素子101についての結線関係を示した。
表示パネル100は、更に、行方向に並ぶ表示素子101に接続される給電線PS1と、全ての表示素子101に共通に接続される第2の給電線PS2を備えている。給電線PS1には、電源部130から所定の駆動電圧が供給される。第2の給電線PS2には、共通の電圧VCat(例えば接地電位)が供給される。
図1では図示されていないが、表示パネル100が画像を表示する領域(表示領域)は、行方向にN個、列方向にM個、合計N×M個の、2次元マトリクス状に配列された表示素子101から構成されている。表示領域における表示素子101の行数はMであり、各行を構成する表示素子101の数はNである。
また、走査線SCL及び給電線PS1の本数はそれぞれM本である。第m行目(但し、m=1,2・・・,M)の表示素子101は、第m番目の走査線SCLm及び第m番目の給電線PS1mに接続されており、1つの表示素子行を構成する。尚、図1では、給電線PS1mのみが示されている。
また、データ線DTLの本数はN本である。第n列目(但し、n=1,2・・・,N)の表示素子101は、第n番目のデータ線DTLnに接続されている。尚、図1では、データ線DTLnのみが示されている。
表示装置1は、例えばモノクロ表示の表示装置であり、1つの表示素子101が1つの画素を構成する。ゲートドライバ110からの走査信号によって、表示装置1は行単位で線順次走査される。第m行、第n列目に位置する表示素子101を、以下、第(n,m)番目の表示素子101あるいは第(n,m)番目の画素と呼ぶ。
説明の都合上、先ず、表示装置1の画像表示の基本的な動作について説明する。
表示装置1にあっては、第m行目に配列されたN個の画素のそれぞれを構成する表示素子101が同時に駆動される。換言すれば、行方向に沿って配されたN個の表示素子101にあっては、その発光/非発光のタイミングは、それらが属する行単位で制御される。表示装置1の表示フレームレートをFR(回/秒)と表せば、表示装置1を行単位で線順次走査するときの1行当たりの走査期間(いわゆる水平走査期間)は、(1/FR)×(1/M)秒未満である。
表示装置1のデータドライバ120には、例えば図示せぬ装置から、表示すべき画像に応じた階調信号vDSigが入力される。入力される階調信号vDSigのうち、第(n,m)番目の表示素子101に対応する階調信号をvDSig(n,m)と表す。データドライバ120が階調信号vDSig(n,m)の値に基づいてデータ線DTLnに印加する映像信号電圧をVSig(n,m)と表す。
表示素子101は、電流駆動型の発光部ELP、書込みトランジスタTRW、駆動トランジスタTRD、及び、容量部C1を少なくとも備えており、駆動トランジスタTRDのソース/ドレイン領域を介して発光部ELPに電流が流れると発光する。
容量部C1は、駆動トランジスタTRDのソース領域に対するゲート電極の電圧(所謂ゲート−ソース間電圧)を保持するために用いられる。表示素子101の発光状態においては、駆動トランジスタTRDの一方のソース/ドレイン領域(図1において給電線PS1に接続されている側)はドレイン領域として働き、他方のソース/ドレイン領域(発光部ELPの一端、具体的には、アノード電極に接続されている側)はソース領域として働く。容量部C1を構成する一方の電極と他方の電極は、それぞれ、駆動トランジスタTRDの他方のソース/ドレイン領域とゲート電極に接続されている。
書込みトランジスタTRWは、走査線SCLに接続されたゲート電極と、データ線DTLに接続された一方のソース/ドレイン領域と、駆動トランジスタTRDのゲート電極に接続された他方のソース/ドレイン領域とを有する。
駆動トランジスタTRDのゲート電極は、書込みトランジスタTRWの他方のソース/ドレイン領域と容量部C1の他方の電極とに接続されており、駆動トランジスタTRDの他方のソース/ドレイン領域は、容量部C1の一方の電極と発光部ELPのアノード電極とに接続されている。
発光部ELPの他端(具体的には、カソード電極)は、第2の給電線PS2に接続されている。発光部ELPの容量を符号CELで表す。
データドライバ120からデータ線DTLに、表示すべき画像の輝度に応じた電圧VSigが供給された状態で、ゲートドライバ110からの走査信号により書込みトランジスタTRWが導通状態とされると、容量部C1に表示すべき画像の輝度に応じた電圧が書き込まれる。書込みトランジスタTRWが非導通状態とされた後、容量部C1に保持された電圧に応じて駆動トランジスタTRDに電流が流れ、発光部ELPが発光する。
以上、表示装置1の画像表示の基本的な動作について説明した。次いで、本開示の理解を助けるため、走査線SCLを伝播する走査信号の鈍りとシェーディングの関係を説明し、その後、走査信号のスルーレートを変化させるための参考例とその問題点について説明する。
図2は、走査線を伝播する走査信号の波形変化と表示領域の明るさの変化との関係を説明するための模式図である。
一般に、配線を伝わる信号は、分布容量や配線の抵抗などの影響により、信号の立ち上がり/立ち下がりが鈍り変形する。そして、変形の程度は、信号が伝達する経路が長くなればなる程、顕著になる。走査線SCLにおける走査信号に着目すると、ゲートドライバ110に最も近い表示素子1011(左端に配列された表示素子)と、ゲートドライバ110から最も離れた表示素子101N(右端に配列された表示素子)とでは、信号が伝達する経路長が相違する。
従って、ゲートドライバ110が理想的な矩形パルスを走査線SCLに供給するとしたとき、表示素子1011には波形BF1で示すような鈍りの少ないパルスが印加され、表示素子101Nには、波形BFNに示すように、立ち上がり/立ち下がりが鈍ったパルスが印加される。これによって、表示素子1011と表示素子101Nとにおいて書込みトランジスタTRWが導通状態となる期間の長さに差が生ずる。
波形の鈍りの程度は、右端に近づくほど大きくなる。結果として、表示素子101の書込みトランジスタTRWが導通状態となる期間の長さは、表示パネルの左端から右端にかけて徐々に変化する。これによって、例えば、左端から右端にかけて画像が徐々に明るく或いは暗くなる等の現象(シェーディング)が生ずる。図2では、右端は暗く左端は明るいといった場合の例を模式的に示した。
シェーディングの程度は、ゲートドライバ110が生成するパルスのスルーレートを調整することによって軽減することができる。以下、図3を参照して説明する。
図3は、スルーレートを調整して、立ち上がり/立ち下がりが鈍った走査信号をゲートドライバ110が供給した場合の動作を説明するための模式図である。
この場合も、表示素子101Nには、波形BF1よりもより立ち上がり/立ち下がりが鈍った波形BFNが印加される。しかしながら、波形BF1の立ち上がり/立ち下がりが既に鈍っているので、左端から右端にかけて表示素子101の書込みトランジスタTRWが導通状態となる期間の長さが徐々に変化する程度が軽減され、結果として、シェーディングも軽減される。
図4は、信号のスルーレートを制御することができる回路の参考例を説明するための模式的な回路図である。
図4に示す回路は、ゲートドライバの出力バッファの参考例を示す。この出力バッファは、等価的には、pチャネル型のトランジスタQPとnチャネル型のトランジスタQNが直列接続された群が、複数並列に接続されて構成されている。尚、図4では、3つの群(トランジスタQP1,QN1から成る群、トランジスタQP2,QN2から成る群、トランジスタQP3,QN3から成る群)を含む例を示した。
トランジスタQP1,QP2,QP3の一方のソース/ドレイン領域と、トランジスタQN1,QN2,QN3の一方のソース/ドレイン領域とは接続されており、出力バッファの出力部を構成する。
トランジスタQP1,QP2,QP3の他方ソース/ドレイン領域には、第1電圧VDD(例えば20[ボルト])が印加され、トランジスタQN1,QN2,QN3の他方のソース/ドレイン領域には、第2電圧VSS(例えば0[ボルト])が印加される。
例えば、図4に示すスイッチSW1P,SW2P,SW3P,SW1N,SW2N,SW3Nを制御して、トランジスタQP1,QN1から成る群、トランジスタQP2,QN2から成る群、及び、トランジスタQP3,QN3から成る群を動作させる。その結果、出力バッファのオン抵抗は小さく、走査線SCLへの電圧供給能力は高い。従って、鈍りの小さい波形(スルーレートの大きい波形)の信号が走査線SCLに供給される。
上述の状態を基準として、例えば、図4に示すスイッチSW3P,SW3Nを非導通状態としたとする。この場合、トランジスタQP1,QN1から成る群、トランジスタQP2,QN2から成る群のみが動作するので、出力バッファのオン抵抗は大きくなり、電圧供給能力は低下する。従って、鈍りが相対的に大きくなった波形の信号が走査線SCLに供給される。
また、例えば、図4に示すスイッチスイッチSW2P,SW2N,SW3P,SW3Nを非導通状態としたとする。この場合、トランジスタQP1,QN1から成る群のみが動作するので、出力バッファのオン抵抗は更に大きくなり、電圧供給能力は更に低下する。従って、更に鈍りが大きくなった波形の信号が走査線SCLに供給される。
従って、動作させるトランジスタ群のうち動作させる群の個数を変えることによって、信号のスルーレートを調整することができる。しかしながら、階段的な調整しかできず、表示パネルのばらつき等を考慮して個別に調整を行うといったことには適していない。
以上、走査信号のスルーレートを変化させるための参考例とその問題点について説明した。次いで、第1の実施形態に係る表示装置1の電圧制御部とゲートドライバの構成を説明する。
図5は、第1の実施形態に係る表示装置の電圧制御部とゲートドライバの構成を説明するための模式的な回路図である。
図5に示すように、ゲートドライバ110の出力バッファは電界効果型の第1トランジスタQPと第2トランジスタQNを備えており、
第1トランジスタQPの一方のソース/ドレイン領域と第2トランジスタQNの一方のソース/ドレイン領域とは接続されており、
第1トランジスタQPの他方のソース/ドレイン領域には第1電圧VDDが印加され、
第2トランジスタQNの他方のソース/ドレイン領域には第2電圧VSSが印加され、
第1トランジスタQPのバックゲート電圧VPBGと第2トランジスタQNのバックゲート電圧VNBGとが調整可能に構成されている。
図5に示す例では、第1トランジスタQPと第2トランジスタQNとはそれぞれ異なる導電型のトランジスタから構成されている。即ち、第1トランジスタQPはpチャネル型のトランジスタ(PMOS)、第2トランジスタQNはnチャネル型のトランジスタ(NMOS)である。
第1トランジスタQPのバックゲートと第2トランジスタQNのバックゲートには、それぞれ、電圧制御部140から、より具体的には、電圧制御部140を構成するバックゲート電圧発生部142から、電圧VPBGと電圧VNBGが供給される。
バックゲート電圧発生部142(図示の都合上、図ではBG電圧発生部と表す)は、例えばオペアンプなどによって構成されている。そして、電圧制御部140に含まれる図示せぬ制御回路によって動作が制御され、電圧VPBGと電圧VNBGとはそれぞれ独立に調整可能に構成されている。このようにして、第1トランジスタQPのバックゲート電圧と第2トランジスタQNのバックゲート電圧とは、独立して調整可能に構成されている。
先に説明した図4に示す回路では、トランジスタQP1ないしQP3のバックゲートには、第1電圧VDDが固定的に印加され、トランジスタQN1ないしQN3のバックゲートには、第2電圧VSSが固定的に印加される。
これに対し、図5に示すバックゲート電圧発生部142では、例えば、電圧VPBGは、VDDないし(VDD+10[ボルト])の範囲で調整可能に構成され、電圧VNBGは、(VSS−10[ボルト])ないしVSSの範囲で調整可能に構成されている。
ここで、バックゲート電圧を調整することによるトランジスタの動作変化について、図6を参照して定性的な説明を行う。
図6は、NMOSトランジスタにおいてバックゲート電圧を制御した場合におけるIDS−VGS特性を説明するための模式的なグラフである。
具体的には、ドレイン電圧を10[ボルト]に設定した状態で、バックゲート電圧VNBGを、0,−2,−4,−10[ボルト]としたときの、IDS−VGS特性を示した。尚、図示の都合上、ドレイン電流IDSは正規化して示した。
図6に示すように、ゲートソース間電圧VGSが同じであっても、バックゲート電圧VNBGを変えることでドレイン電流IDSが変化する。グラフは省略したが、PMOSトランジスタにおいてもバックゲート電圧をVPBGを変えることでドレイン電流が変化する。
従って、ゲートドライバ110の出力バッファを構成するトランジスタQP1,QN1のバックゲート電圧を調整することによって、生成される走査信号のスルーレートを調整することができる。
図5に示す電圧制御部140は、例えば、所定のパラメータを格納したルックアップテーブル(LUT)141を備えている。電圧制御部140における図示せぬ制御回路は、ルックアップテーブル141を参照して、バックゲート電圧発生部142の動作を制御する。例えば、ルックアップテーブル141は8ビットの数値から成るテーブルで構成されているとすれば、バックゲート電圧発生部142の動作を256段階で制御することができる。従って、表示パネルのばらつき等を考慮して個別に調整を行うといったことを容易に行うことができる。
尚、ゲートドライバ110は動作に伴い温度が上昇する。これによって、トランジスタの動作点などが変化し、走査線SCLに出力される信号のスルーレートが変化するといった現象が生ずる場合がある。
そこで、第1の実施形態にあっては、第1トランジスタQPのバックゲート電圧と第2トランジスタQNのバックゲート電圧とが、ゲートドライバ110の温度情報に基づいて調整されるように構成されている。
電圧制御部140における図示せぬ制御回路は、例えば、ゲートドライバ110に組み込まれたサーマルダイオードなどの温度センサの検出結果に基づき、ゲートドライバ110の温度情報を取得する(図1を参照)。そして、温度情報に基づいてルックアップテーブル141を参照し、その結果に基づいて、バックゲート電圧発生部142を制御する。
図7は、第1の実施形態に係る表示装置の基本的な動作を説明するための模式的なフローチャートである。
ルックアップテーブル141には、例えば、工場における表示装置1の出荷検査において、表示パネル100のばらつきとゲートドライバ110の温度特性とに基づいて、好適な値が設定される(ステップS101)。例えば、実物の動作検査における表示装置1のシェーディングの特性変化などを測定して、適宜好適な値を設定すればよい。
そして、例えば出荷後の表示装置1の動作状態においては、ゲートドライバ110の温度情報の取得(ステップS102)と、ルックアップテーブル(LUT)を参照し、その結果に基づいて、バックゲート電圧発生部142を制御する(ステップS103)。電圧制御部140に組み込まれた図示せぬ制御回路は、ステップS102とステップS103を適当な時間間隔で繰り返し行う。どの程度の時間間隔で行うかは、表示装置の仕様などに応じて、適宜設定すればよい。
以上述べたように、第1の実施形態に係る表示装置によれば、表示パネルのばらつき等を考慮して個別にシェーディング調整を行うといったことを容易に行うことができる。更には、ゲートドライバの温度特性をも考慮した制御を行うことができる。
尚、上記の説明にあってはゲートドライバはCMOSであるとしたが、例えば、NMOSのみ、あるいはPMOSのみから成る構成とすることもできる。図8AにNMOSの場合の構成例を示し、図8BにPMOSの場合の構成例を示す。
[第2の実施形態]
第2の実施形態も、本開示に係る表示装置に関する。
第2の実施形態の表示装置は、第1の実施形態の表示装置に対し、更に、表示パネルの温度情報に基づいてバックゲート電圧が制御される点が相違する。以上の点が相違する他、第2の実施形態は第1の実施形態と同様の構成である。
図9は、第2の実施形態に係る表示装置の概念図である。表示装置2は、
走査線SCLと信号線DTLとに接続された表示素子101が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル100、及び、
表示パネルを駆動する駆動回路部250、
を備えている。
駆動回路部250は、走査線SCLに走査信号を供給するゲートドライバ110を含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている。ゲートドライバ110は、例えば、CMOSの集積回路から成る。
第2の実施形態において、駆動回路部250は、ゲートドライバ110の他、更に、データドライバ120、電源部130、及び、電圧制御部240を含んでいる。尚、第2の実施形態に係る表示装置2の電圧制御部とゲートドライバの構成を説明するための模式的な回路図は、図5において、電圧制御部140を電圧制御部240と、ルックアップテーブル141をルックアップテーブル241と、バックゲート電圧発生部(BG電圧発生部)142をバックゲート電圧発生部(BG電圧発生部)242と読み替えればよい。
第1の実施形態において図2を参照して説明したが、一般に、配線を伝わる信号は、分布容量や配線の抵抗などの影響により、信号の立ち上がり/立ち下がりが鈍り変形する。一般に、配線の抵抗値は温度が高くなるほど大きくなる。従って、例えば長時間に亘り停止状態におかれた表示装置2を動作させると、表示パネル100の温度は定常状態に至るまでは徐々に上昇し、走査線SCLの抵抗値も徐々に大きくなる。従って、走査線SCLを伝播する走査信号のスルーレートも表示パネル100の温度上昇によって変化するといったことが考えられる。
そこで、第2の実施形態に係る表示装置2にあっては、ゲートドライバ110の温度情報に加えて、更に、表示パネル100の温度情報も考慮した制御を行う。即ち、第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバ110の温度情報に基づいて調整される。表示パネル100の温度情報は、例えば、表示パネル100の裏面に取り付けたサーミスタなどの温度センサの検出結果に基づいて取得すればよい。
図10は、第2の実施形態に係る表示装置の基本的な動作を説明するための模式的なフローチャートである。
ルックアップテーブル241には、例えば、工場における表示装置2の出荷検査において、表示パネル100のばらつきとゲートドライバ110の温度特性、更には、表示パネル100の温度特性に基づいて、好適な値が設定される(ステップS201)。例えば、実物の動作検査における表示装置2のシェーディングの特性変化などを測定して、適宜好適な値を設定すればよい。
そして、例えば出荷後の表示装置2の動作状態においては、ゲートドライバ110と表示パネル100の温度情報を取得(ステップS202)し、ルックアップテーブル(LUT)を参照し、その結果に基づいて、バックゲート電圧発生部242を制御する(ステップS203)。電圧制御部240に組み込まれた図示せぬ制御回路は、ステップS202とステップS203を適当な時間間隔で繰り返し行う。
以上述べたように、第2の実施形態に係る表示装置によれば、表示パネルのばらつき等を考慮して個別にシェーディング調整を行うといったことを容易に行うことができる。更には、ゲートドライバ110と表示パネルの温度特性をも考慮した制御を行うことができる。
[適用例(電子機器の例)]
上述した表示装置の電子機器への適用例について説明する。電子機器として、外部から入力された映像信号あるいは内部で生成した映像信号を、画像あるいは映像として表示する電子機器を挙げることができる。
(適用例1)
図11A及び図11Bはそれぞれ、上記の実施形態の表示装置が適用されるスマートフォンの外観を表したものである。このスマートフォン300,300’は、例えば、表示部310,310’を有している。この表示部310,310’が上記の実施形態の表示装置により構成されている。上記の実施形態の表示装置を適用することにより、シェーディングを効果的に抑制することができるため、このスマートフォン300,300’の品質向上に貢献することができる。
(適用例2)
図12は、上記の実施形態の表示装置が適用されるテレビジョン装置の外観を表したものである。このテレビジョン装置400は、例えば、映像表示画面部401を有している。この映像表示画面部401が実施形態の表示装置により構成されている。上記の実施形態の表示装置を適用することにより、シェーディングを効果的に抑制することができるため、このテレビジョン装置400の品質向上に貢献することができる。
以上、本開示の実施形態について具体的に説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施形態において挙げた数値、構造、基板、原料、プロセスなどはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異なる数値、構造、基板、原料、プロセスなどを用いてもよい。
尚、本開示の技術は以下のような構成も取ることができる。
[1]
走査線と信号線とに接続された表示素子が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル、及び、
表示パネルを駆動する駆動回路部、
を備えており、
駆動回路部は、走査線に走査信号を供給するゲートドライバを含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている、
表示装置。
[2]
出力バッファは電界効果型の第1トランジスタと第2トランジスタを備えており、
第1トランジスタの一方のソース/ドレイン領域と第2トランジスタの一方のソース/ドレイン領域とは接続されており、
第1トランジスタの他方のソース/ドレイン領域には第1電圧が印加され、
第2トランジスタの他方のソース/ドレイン領域には第2電圧が印加され、
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とが調整可能に構成されている、
上記[1]に記載の表示装置。
[3]
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、独立して調整可能に構成されている、
上記[2]に記載の表示装置。
[4]
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバの温度情報に基づいて調整される、
上記[2]に記載の表示装置。
[5]
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバの温度情報と表示パネルの温度情報とに基づいて調整される、
上記[4]に記載の表示装置。
[6]
第1トランジスタと第2トランジスタとはそれぞれ異なる導電型のトランジスタから構成されている、
上記[2]ないし[5]のいずれかに記載の表示装置。
[7]
第1トランジスタと第2トランジスタとは同一導電型のトランジスタから構成されている、
上記[2]ないし[5]のいずれかに記載の表示装置。
[8]
表示装置を備えた電子機器であって、
表示装置は、
走査線と信号線とに接続された表示素子が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル、及び、
表示パネルを駆動する駆動回路部、
を備えており、
駆動回路部は、走査線に走査信号を供給するゲートドライバを含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている、
電子機器。
[9]
出力バッファは電界効果型の第1トランジスタと第2トランジスタを備えており、
第1トランジスタの一方のソース/ドレイン領域と第2トランジスタの一方のソース/ドレイン領域とは接続されており、
第1トランジスタの他方のソース/ドレイン領域には第1電圧が印加され、
第2トランジスタの他方のソース/ドレイン領域には第2電圧が印加され、
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とが調整可能に構成されている、
上記[8]に記載の電子機器。
[10]
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、独立して調整可能に構成されている、
上記[9]に記載の電子機器。
[11]
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバの温度情報に基づいて調整される、
上記[9]に記載の電子機器。
[12]
第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバの温度情報と表示パネルの温度情報とに基づいて調整される、
上記[11]に記載の電子機器。
[13]
第1トランジスタと第2トランジスタとはそれぞれ異なる導電型のトランジスタから構成されている、
上記[9]ないし[12]のいずれかに記載の電子機器。
[14]
第1トランジスタと第2トランジスタとは同一導電型のトランジスタから構成されている、
上記[9]ないし[12]のいずれかに記載の電子機器。
1,2・・・表示装置、100・・・表示パネル、101・・・表示素子、110・・・ゲートドライバ、120・・・データドライバ、130・・・電源部、140,240・・・電圧制御部、141,241・・・ルックアップテーブル(LUT)、142,242・・・バックゲート電圧発生部(BG電圧発生部)、150,250・・・駆動回路部、300,300’・・・スマートフォン、310,310’・・・表示部、400・・・テレビジョン装置、410・・・表示部、SCL・・・走査線、DTL・・・信号線、PS1・・・第1の給電線、PS2・・・第1の給電線、TRD・・・駆動トランジスタTRW・・・書込みトランジスタ、C1・・・容量部、ELP・・・有機エレクトロルミネッセンス発光部、CEL・・・発光部ELPの容量、QP,QP1,QP2,QP3,QP1A,QP1B,QN,QN1,QN2,QN3,QN1A,QN1B・・・トランジスタ

Claims (8)

  1. 走査線と信号線とに接続された表示素子が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル、及び、
    表示パネルを駆動する駆動回路部、
    を備えており、
    駆動回路部は、走査線に走査信号を供給するゲートドライバを含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている、
    表示装置。
  2. 出力バッファは電界効果型の第1トランジスタと第2トランジスタを備えており、
    第1トランジスタの一方のソース/ドレイン領域と第2トランジスタの一方のソース/ドレイン領域とは接続されており、
    第1トランジスタの他方のソース/ドレイン領域には第1電圧が印加され、
    第2トランジスタの他方のソース/ドレイン領域には第2電圧が印加され、
    第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とが調整可能に構成されている、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、独立して調整可能に構成されている、
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバの温度情報に基づいて調整される、
    請求項2に記載の表示装置。
  5. 第1トランジスタのバックゲート電圧と第2トランジスタのバックゲート電圧とは、ゲートドライバの温度情報と表示パネルの温度情報とに基づいて調整される、
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 第1トランジスタと第2トランジスタとはそれぞれ異なる導電型のトランジスタから構成されている、
    請求項2に記載の表示装置。
  7. 第1トランジスタと第2トランジスタとは同一導電型のトランジスタから構成されている、
    請求項2に記載の表示装置。
  8. 表示装置を備えた電子機器であって、
    表示装置は、
    走査線と信号線とに接続された表示素子が2次元マトリクス状に配列されて成る表示パネル、及び、
    表示パネルを駆動する駆動回路部、
    を備えており、
    駆動回路部は、走査線に走査信号を供給するゲートドライバを含んでおり、走査信号を生成する出力バッファを構成する電界効果型のトランジスタのバックゲート電圧が調整可能に構成されている、
    電子機器。
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