JP2015167124A - 車両用灯具 - Google Patents

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憲一 本村
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Abstract

【課題】車両に搭載される導光体を均一に発光させる。
【解決手段】導光体30は、第一導光要素31、第二導光要素32、および第三導光要素33を備えている。第一導光要素31と第三導光要素33は、第一屈折率を有する第一媒質からなる。第二導光要素32は、第一屈折率以下である第二屈折率を有する。第一導光要素31の第一入射面31aと第二入射面31bは、それぞれ光源11から出射された光の一部が入射するように配置されている。第一導光要素31の反射面31cは、光源11から出射され、かつ第二入射面31bから入射した光を反射するように配置されている。第二導光要素32の第一の面32aは、第一入射面31aに入射した光と反射面31cにより反射された光が通過するように配置されている。第二導光要素32の第二の面32bは、第一の面32aを通過した光が通過するように配置され、光拡散要素を含んでいる。第三導光要素33は、光拡散要素により拡散された光が出射するように配置された出射面33aを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載される灯具に関する。
この種の灯具として、光源と導光体を備えている構成が知られている(例えば、特許文献1を参照)。光源から出射された光は、導光体に入射する。導光体に入射した光は、導光体に設けられた各種の導光要素により反射、屈折、散乱等に供され、所定の出射面より出射する。これにより、車両外に居る者からは導光体全体が発光しているように見える。
特開昭62−229701号公報
本発明は、上記のような導光体を均一に発光させることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明がとりうる一態様は、車両に搭載される灯具であって、
第一光源と、
第二光源と、
第一導光体と、
前記第一導光体と隣接して配置された第二導光体と、
を備えており、
前記第一導光体は、
第一屈折率を有する第一媒質からなる第一導光要素と、
前記第一屈折率以下である第二屈折率を有する第二媒質からなる第二導光要素と、
前記第一媒質からなる第三導光要素と、
を備えており、
前記第一導光要素は、
前記第一光源から出射された光の一部が入射するように配置された第一入射面と、
前記第一光源から出射された光の一部が入射するように配置された第二入射面と、
前記第一光源から出射され、かつ前記第二入射面から入射した光を反射するように配置された第一反射面と、
を備えており、
前記第二導光要素は、
前記第一入射面に入射した光と前記第一反射面により反射された光が通過するように配置された第一の面と、
前記第一の面を通過した光が通過するように配置され、第一光拡散要素を含んでいる第二の面と、
を備えており、
前記第二導光体は、
前記第一媒質からなる第四導光要素と、
前記第二媒質からなる第五導光要素と、
前記第一媒質からなる第六導光要素と、
を備えており、
前記第四導光要素は、
前記第二光源から出射された光の一部が入射するように配置された第三入射面と、
前記第二光源から出射された光の一部が入射するように配置された第四入射面と、
前記第二光源から出射され、かつ前記第四入射面から入射した光を反射するように配置された第二反射面と、
を備えており、
前記第五導光要素は、
前記第三入射面に入射した光と前記第二反射面により反射された光が通過するように配置された第三の面と、
前記第三の面を通過した光が通過するように配置され、第二光拡散要素を含んでいる第四の面と、
を備えており、
前記第三導光要素は、前記第二反射面により反射され、前記第二光拡散要素により拡散された光の一部が出射されるように配置された第一出射面を備えており、
前記第六導光要素は、前記第一反射面により反射され、前記第一光拡散要素により拡散された光の一部が出射されるように配置された第二出射面を備えている。
発明者は、第一反射面と第二反射面により反射された光束同士が離間したまま第一出射面と第二出射面から出射されると、当該光束の間に位置する部分、すなわち隣接する第一導光体と第二導光体の境界付近が相対的に暗く発光し、一様な発光を妨げる事実を見出した。上記のような構成によれば、第一反射面と第二反射面により反射された光束同士が、離間したまま第一出射面と第二出射面より出射されることが防止される。これにより、隣接する第一導光体と第二導光体の境界付近を、周囲と一様の明るさで発光させることができる。したがって、複数の導光体を均一に発光させることができる。
上記の灯具は、以下のように構成されうる。
前記第一の面と前記第三の面の少なくとも一方は集光部を含んでおり、
前記第一の面が前記集光部を含む場合、当該集光部は、前記第一入射面に入射した光の少なくとも一部を集光するように配置されており、
前記第三の面が前記集光部を含む場合、当該集光部は、前記第三入射面に入射した光の少なくとも一部を集光するように配置されている。
このような構成によれば、第一導光要素の第一入射面を経由した光と第二入射面を経由した光(第四導光要素の第三入射面を経由した光と第四入射面を経由した光)について、第二導光要素の第二の面(第五導光要素の第四の面)に入射する向きが揃えられる。そのため、第二の面の第一光拡散要素(第四の面の第二光拡散要素)による拡散光の一様性を向上しやすい。したがって、より容易に第一導光体(第二導光体)を均一に発光させることができる。第一の面と第三の面がそれぞれ集光部を含んでいる場合、より容易に複数の導光体を一様に発光させることができる。
あるいは、上記の灯具は、以下のように構成されうる。
前記第一導光要素と前記第四導光要素の少なくとも一方は、前記第一屈折率以下である第三屈折率を有する第三媒質からなる集光要素を備えており、
前記第一導光要素が前記集光要素を備える場合、当該集光要素は、前記第一入射面に入射した光の少なくとも一部を集光するように配置されており、かつ、前記第一の面は、当該集光要素により集光された光が入射するように配置されており、
前記第四導光要素が前記集光要素を備える場合、当該集光要素は、前記第三入射面に入射した光の少なくとも一部を集光するように配置されており、かつ、前記第三の面は、当該集光要素により集光された光が入射するように配置されている。
発明者は、第一導光体(第二導光体)における第一導光要素の第二入射面(第四導光要素の第四入射面)近傍の形状に起因して、第一入射面(第三入射面)を通過した光束と第一反射面(第二反射面)により反射された光束とは離間する傾向にある事実を見出した。これらの光束が離間したまま第一出射面(第二出射面)から出射されると、両光束の間に位置する部分が相対的に暗く発光し、第一導光体(第二導光体)の一様な発光を妨げる。しかしながら、上記のような構成によれば、第一反射面(第二反射面)により反射された光を含む光束と、集光要素を通過した光を含む光束とを可及的に接近させることができる。これにより、問題の領域が相対的に暗く発光することを抑制できる。したがって、より容易に第一導光体(第二導光体)を一様に発光させることができる。
第一導光要素と第四導光要素がそれぞれ集光要素を備えている場合、第一導光要素の第一入射面を経由した光と第二入射面を経由した光について、第二導光要素の第二の面に入射する向きが揃えられる。そのため、第二の面の第一光拡散要素による拡散光の一様性を向上しやすい。同様に、第四導光要素の第三入射面を経由した光と第四入射面を経由した光について、第五導光要素の第四の面に入射する向きが揃えられる。そのため、第四の面の第二光拡散要素による拡散光の一様性を向上しやすい。よって、より容易に複数の導光体を均一に発光させることができる。
この場合、上記の灯具は、以下のように構成されうる。
前記第三媒質は、空気である。
このような構成によれば、第一集光要素と第二集光要素を、低コストで形成できる。したがって、複数の導光体を均一に発光させることが可能な構成を得るためのコストを抑制できる。
上記の灯具は、以下のように構成されうる。
前記第一の面において、少なくとも前記第一反射面により反射された光が通過する部分は、少なくとも1つの段差部を有しており、
前記第三の面において、少なくとも前記第二反射面により反射された光が通過する部分は、少なくとも1つの段差部を有している。
このような構成によれば、複数の導光体が弧状に配列されている構成においても、第二導光要素を通過する光の偏向を抑制しつつ、第二導光要素を通過する光路長を一定にしやすい。同様に、第五導光要素を通過する光の偏向を抑制しつつ、第五導光要素を通過する光路長を一定にしやすい。これにより、複数の導光体が弧状に配列されている構成においても、第二の面の第一光拡散要素による拡散光の一様性を向上しやすい。また、第四の面の第二光拡散要素による拡散光の一様性を向上しやすい。したがって、弧状に配列されている複数の導光体を一様に発光させることができる。
上記の灯具は、以下のように構成されうる。
前記第一光拡散要素の包絡面と前記第二光拡散要素の包絡面は、平面をなしており、
前記第一光源と前記第二光源は、前記平面と平行に延びる平面上に配置されている。
このような構成によれば、第一光源と第一光拡散要素の間隔と、および第二光源と第二光拡散要素の間隔が一致する。これにより、各光源から出射される光の光路長が管理しやすく、第二の面の第一光拡散要素による拡散光の一様性を向上しやすい。また、第四の面の第二光拡散要素による拡散光の一様性を向上しやすい。したがって、弧状に配列されている複数の導光体を一様に発光させることができる。
上記の灯具は、以下のように構成されうる。
前記第二媒質は、空気である。
このような構成によれば、第二導光要素と第五導光要素を、低コストで形成できる。したがって、複数の導光体を均一に発光させることが可能な構成を得るためのコストを抑制できる。
上記の灯具は、以下のように構成されうる。
前記第一導光要素と前記第四導光要素の組合せ、および前記第三導光要素と前記第六導光要素の組合せの少なくとも一方は、ワンピース成形品である。
第一導光要素と第四導光要素がワンピース成形品である場合、第一導光要素と第四導光要素の位置決め精度が向上し、より容易に複数の導光体を均一に発光させることができる。第三導光要素と第六導光要素がワンピース成形品である場合、第三導光要素と第六導光要素の位置決め精度が向上するのみならず、第一導光体と第二導光体の境界に物性の不連続性が存在しないため、当該境界を超えて進行する光の直進性を高めることができる。これにより、第一導光体における第二導光要素の第一光拡散要素により拡散された光の一部を、隣接する第二導光体における第六導光要素へ導きやすくなる。同様に、第二導光体における第五導光要素の第二光拡散要素により拡散された光の一部を、隣接する第一導光体における第三導光要素へ導きやすくなる。したがって、より容易に複数の導光体を均一に発光させることができる。
上記の灯具は、以下のように構成されうる。
前記第一導光要素と前記第三導光要素の組合せ、および前記第四導光要素と前記第六導光要素の組合せの少なくとも一方は、ワンピース成形品である。
このような構成によれば、第一導光要素と第三導光要素の組合せ、および第四導光要素と第六導光要素の組合せの少なくとも一方について位置決め作業が不要になる。これにより、第二導光要素と第五導光要素の少なくとも一方について光路長管理が容易になる。したがって、より容易に複数の導光体を均一に発光させることができる。
上記の目的を達成するために、本発明がとりうる第二の態様は、車両に搭載される灯具であって、
光源と、
導光体と、
を備えており、
前記導光体は、
第一屈折率を有する第一媒質からなる第一導光要素と、
前記第一屈折率以下である第二屈折率を有する第二媒質からなる第二導光要素と、
前記第一媒質からなる第三導光要素と、
を備えており、
前記第一導光要素は、
前記光源から出射された光の一部が入射するように配置された第一入射面と、
前記光源から出射された光の一部が入射するように配置された第二入射面と、
前記光源から出射され、かつ前記第二入射面から入射した光を反射するように配置された反射面と、
を備えており、
前記第二導光要素は、
前記第一入射面に入射した光と前記反射面により反射された光が通過するように配置された第一の面と、
前記第一の面を通過した光が通過するように配置され、光拡散要素を含んでいる第二の面と、
を備えており、
前記第三導光要素は、前記光拡散要素により拡散された光が出射するように配置された出射面を備えている。
発明者は、第一入射面、第二入射面、および反射面を備える第一導光要素の形状に起因して、第一入射面を通過する光束と反射面により反射された光束は、離間したまま第二導光要素に入射する傾向にある事実を見出した。これらの光束が離間したまま出射面から出射されると、両光束の間に位置する部分が相対的に暗く発光し、一様な発光を妨げる。しかしながら、上記の構成によれば、第二導光要素の第二の面が光拡散要素を含んでいるため、第二導光要素に入射した光は拡散光とされ、第一入射面を通過する光束と反射面により反射された光束が離間したまま出射面から出射されることを防止できる。したがって、導光体を一様に発光させることができる。
第一実施形態に係る灯具ユニットを備える照明装置を示す図である。 図1の灯具ユニットの一部を拡大して示す図である。 第二実施形態に係る灯具ユニットを模式的に示す図である。 図3の灯具ユニットの一部を拡大して示す図である。 第三実施形態に係る灯具ユニットを模式的に示す図である。 図5の灯具ユニットの一部を拡大して示す図である。 第四実施形態に係る灯具ユニットを模式的に示す図である。 図7の灯具ユニットの一部を拡大して示す図である。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例について以下詳細に説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
図1の(a)は、車両に搭載される照明装置1を示す正面図である。図1の(b)は、図1の(a)における線IB−IBに沿って上方から見た横断面図である。照明装置1は、例えば、車両の前部に搭載されるデイタイムランニングランプ、クリアランスランプ、あるいはターンシグナルランプである。同図に記載の照明装置1は、車両前部の左寄りに搭載される。図示を省略するが、車両前部の右寄りに搭載される照明装置1は、同図に記載のものと左右対称の構成を有している。
照明装置1は、ハウジング2と透光カバー3を備えている。ハウジング2は、前方に開口している。透光カバー3は、当該開口を閉塞するようにハウジング2に装着される。ハウジング2と透光カバー3は、灯室4を区画している。
灯室4の内部には、第一の実施形態に係る灯具ユニット5(灯具の一例)が収容されている。灯具ユニット5は、複数の発光ユニット10を備えている。複数の発光ユニット10は、灯室4内において左右方向に配列されている。複数の発光ユニット10の各々は、光源11、基板12、およびキャップレンズ13を備えている。
本実施形態においては、各光源11として半導体発光素子を用いている。半導体発光素子の例としては、発光ダイオード、レーザダイオード、有機EL素子などが挙げられる。あるいは、バルブ光源が各光源11として用いられうる。
各基板12は、対応する光源11を発光させるための給電回路を備えている。各基板12は、対応する光源11と対応するキャップレンズ13を支持している。各キャップレンズ13は、透光性を有する材料により形成されている。各キャップレンズ13は、対応する光源11を覆うように対応する基板12上に配置される。光学系の仕様によっては、各キャップレンズ13は省略されうる。
灯具ユニット5は、導光体ユニット20を備えている。導光体ユニット20は、複数の発光ユニット10の前方を横切るように配置されている。
図1の(b)に示すように、導光体ユニット20は、複数の導光体30を含んでいる。各導光体30は、透光性を有する材料により形成されている。複数の導光体30は、複数の光源11と一対一に対応付けられている。各光源11より出射された光は、対応するキャップレンズ13、対応する導光体30、および透光カバー3を通過して照明装置1の前方を照明する。
図2は、導光体ユニット20の構成を模式的に示す図である。複数の導光体30は、第一導光体30aと第二導光体30bを含んでいる。以降の説明において、第一導光体30aと第二導光体30bは、複数の導光体30から任意に選ばれた隣接する2つの導光体を意味する。複数の光源11は、第一光源11aと第二光源11bを含んでいる。以降の説明において、第一光源11aは、上記のように選ばれた第一導光体30aに対応する光源を意味する。また、第二光源11bは、上記のように選ばれた第二導光体30bに対応する光源を意味する。
第一導光体30aは、第一導光要素31を備えている。第一導光要素31は、第一屈折率を有する第一媒質からなる。
第一導光要素31は、第一入射面31aを備えている。第一入射面31aは、第一光源11aに対向するように配置されている。第一入射面31aは、第一光源11aから出射された光の一部L1が入射するように配置された面である。
第一導光要素31は、第二入射面31bを備えている。第二入射面31bは、第一入射面31aの左右方向に隣接するように配置されている。第二入射面31bは、第一光源11aから出射された光の一部L2が入射するように配置された面である。
第一導光要素31は、第一反射面31cを備えている。第一反射面31cは、第一光源11aから出射され、かつ第二入射面31bを通過した光L2を反射するように配置された面である。第一反射面31cにより反射された光は、反射光L3となる。
第一導光体30aは、第二導光要素32を備えている。第二導光要素32は、第一屈折率以下である第二屈折率を有する第二媒質からなる。第二導光要素32は、第一光源11aの光軸を横切るように、第一入射面31a、第二入射面31b、および第一反射面31cよりも前方に配置されている。
第二導光要素32は、第一の面32aを備えている。第一の面32aは、第一入射面31aを通過した光L1と、第一反射面31cにより反射された反射光L3が通過する位置に配置されている。
第二導光要素32は、第二の面32bを備えている。第二の面32bは、第一の面32aを通過した光L4が通過する位置に配置されている。第二の面32bは、第一光拡散要素を含んでいる。具体的には、複数の微小なシリンドリカルステップが左右方向に配列されている。各シリンドリカルステップは、第一の面32aから離れる側に凸とされた面を有し、上下方向に延びる突条である。第一の面32aを通過した光L4は、第二の面32bに形成されたシリンドリカルステップにより屈折され、拡散光L5となる。
第一導光体30aは、第三導光要素33を備えている。第三導光要素33は、第一出射面33aを備えている。第一出射面33aは、平滑面である。
複数の導光体30は、第二導光体30bを含んでいる。複数の光源11は、第二光源11bを含んでいる。第二導光体30bは、第一導光体30aに隣接して配置されている。図2において、仮想線Bは、隣接する第一導光体30aと第二導光体30bの境界を示している。
第二導光体30bは、第四導光要素34を備えている。第四導光要素34は、第一屈折率を有する第一媒質からなる。
第四導光要素34は、第三入射面34aを備えている。第三入射面34aは、第二光源11bに対向するように配置されている。第三入射面34aは、第二光源11bから出射された光の一部L6が入射するように配置された面である。
第四導光要素34は、第四入射面34bを備えている。第四入射面34bは、第三入射面34aの左右方向に隣接するように配置されている。第四入射面34bは、第二光源11bから出射された光の一部L7が入射するように配置された面である。
第四導光要素34は、第二反射面34cを備えている。第二反射面34cは、第二光源11bから出射され、かつ第四入射面34bを通過した光L7を反射するように配置された面である。第二反射面34cにより反射された光は、反射光L8となる。
第二導光体30bは、第五導光要素35を備えている。第五導光要素35は、第一屈折率以下である第二屈折率を有する第二媒質からなる。第五導光要素35は、第二光源11bの光軸を横切るように、第三入射面34a、第四入射面34b、および第二反射面34cよりも前方に配置されている。
第五導光要素35は、第三の面35aを備えている。第三の面35aは、第三入射面34aを通過した光L6と、第二反射面34cにより反射された反射光L8が通過する位置に配置されている。
第五導光要素35は、第四の面35bを備えている。第四の面35bは、第三の面35aを通過した光L9が通過する位置に配置されている。第四の面35bは、第二光拡散要素を含んでいる。具体的には、複数の微小なシリンドリカルステップが左右方向に配列されている。各シリンドリカルステップは、第一の面32aから離れる側に凸とされた面を有し、上下方向に延びる突条である。第三の面35aを通過した光L9は、第四の面35bに形成されたシリンドリカルステップにより屈折され、拡散光L10となる。
第二導光体30bは、第六導光要素36を備えている。第六導光要素36は、第二出射面36aを備えている。第二出射面36aは、平滑面である。
第一導光要素31の第一反射面31cと第四導光要素34の第二反射面34cは、第一導光体30aと第二導光体30bの境界Bに隣接している。第一反射面31cにより反射され、次いで第二導光要素32を通過した光L5の一部は、第二の面32bの第一光拡散要素による光拡散効果により、境界Bを超えて隣接する第二導光体30bの第六導光要素36に進入し、第二出射面36aより出射される。同様に、第二反射面34cにより反射され、次いで第五導光要素35を通過した拡散光L10の一部は、第四の面35bの第二光拡散要素による光拡散効果により、境界Bを超えて隣接する第一導光体30aの第三導光要素33に進入し、第一出射面33aより出射される。
すなわち、第三導光要素33の第一出射面33aは、第五導光要素35の第四の面35bが含む第二光拡散要素により拡散された光L10の一部が出射されるように配置されている。第六導光要素36の第二出射面36aは、第二導光要素32の第二の面32bが含む第一光拡散要素により拡散された光の一部L5が出射されるように配置されている。
第一反射面31cと第二反射面34cにより反射された光束同士が離間したまま第一出射面33aと第二出射面36aから出射されると、導光体ユニット20における当該光束の間に位置する部分、すなわち隣接する第一導光体30aと第二導光体30bの境界B付近が相対的に暗く発光する。しかしながら、上記のような構成によれば、第一反射面31cと第二反射面34cにより反射された光束同士が、離間したまま第一出射面33aと第二出射面36aより出射されることが防止される。これにより、隣接する第一導光体30aと第二導光体30bの境界B付近を、周囲と一様の明るさで発光させることができる。したがって、複数の導光体30を均一に発光させることができる。
また、複数の導光体30の各々を均一に発光させることができる。第一導光体30aを例にとって説明すると、第一入射面31a、第二入射面31b、および第一反射面31cを備える第一導光要素31の形状に起因して、第一入射面31aを通過する光束と第一反射面31cにより反射された光束は、離間したまま第二導光要素32に入射する傾向にある(図2において符号Aで囲まれた部分を参照)。これらの光束が離間したまま第一出射面33aから出射されると、両光束の間に位置する部分が相対的に暗く発光する。しかしながら、上記の構成によれば、第二導光要素32の第二の面32bが光拡散要素を含んでいるため、第二導光要素32に入射した光L4は拡散光L5とされ、第一入射面31aを通過する光束と第一反射面31cにより反射された光束が離間したまま第一出射面33aから出射されることを防止できる。したがって、第一導光体30aを一様に発光させることができる。
第一導光体30aの第二導光要素32における第一の面32aは、集光部32cを含んでいる。集光部32cは、第一導光要素31の第一入射面31aを通過した光L1を集光するように配置されている。例えば、集光部32cは、第二の面32bに向かって凸とされた面を有し、上下方向に延びるシリンドリカルレンズである。集光部32cの形状および配置は、例えば、集光部32cを通過した光L4が反射光L3と平行な向きに進むように定められる。
第二導光体30bの第五導光要素35における第三の面35aは、集光部35cを含んでいる。集光部35cは、第四導光要素34の第三入射面34aを通過した光L6を集光するように配置されている。例えば、集光部35cは、第四の面35bに向かって凸とされた面を有し、上下方向に延びるシリンドリカルレンズである。集光部35cの形状および配置は、例えば、集光部35cを通過した光L9が反射光L8と平行な向きに進むように定められる。
このような構成によれば、第一導光要素31の第一入射面31aを経由した光と第二入射面31bを経由した光について、第二導光要素32の第二の面32bに入射する向きが揃えられる。そのため、第二の面32bの第一光拡散要素による拡散光L5の一様性を向上しやすい。同様に、第四導光要素34の第三入射面34aを経由した光と第四入射面34bを経由した光について、第五導光要素35の第四の面35bに入射する向きが揃えられる。そのため、第四の面35bの第二光拡散要素による拡散光L10の一様性を向上しやすい。したがって、より容易に複数の導光体30を均一に発光させることができる。
図3は、第二実施形態に係る灯具ユニット5Aを示している。灯具ユニット5Aは、導光体ユニット20Aを備えている。図4の(a)は、導光体ユニット20Aの一部を拡大して示している。図4の(b)は図4の(a)における符号VIBで囲んだ部分を拡大して示している。第一実施形態に係る灯具ユニット5と同一または同様の機能を有する構成要素については、同一の参照番号が付与されている。これらの構成要素についての繰り返しとなる説明は省略する。
第一導光体30aの第一導光要素31は、第一集光要素37を備えている。第一集光要素37は、第三媒質からなる。第三媒質の屈折率は、第一導光要素31を形成する第一媒質が有する第一屈折率以下である。
第一集光要素37は、第一集光部37aと第二集光部37bを含んでいる。第一集光部37aと第二集光部37bは、第一入射面31aを通過した光L1の少なくとも一部を集光するように配置されている。例えば、第一集光部37aは、第一入射面31aから離れる側に向かって凸とされた面を有し、上下方向に延びるシリンドリカルレンズである。例えば、第二集光部37bは、第一入射面31aに近づく側に向かって凸とされた面を有し、上下方向に延びるシリンドリカルレンズである。第一集光部37aと第二集光部37bの形状および配置は、例えば、第一集光部37aと第二集光部37bを通過した光L11が反射光L3と平行な向きに進むように定められる。
第二導光要素32は、第一集光部37aと第二集光部37bにより集光された光L11が通過するように配置されている。
第二導光体30bの第四導光要素34は、第二集光要素38を備えている。第二集光要素38は、第三媒質からなる。第三媒質の屈折率は、第四導光要素34を形成する第一媒質が有する第一屈折率以下である。
第二集光要素38は、第三集光部38aと第四集光部38bを含んでいる。第三集光部38aと第四集光部38bは、第三入射面34aを通過した光L6の少なくとも一部を集光するように配置されている。例えば、第三集光部38aは、第三入射面34aから離れる側に向かって凸とされた面を有し、上下方向に延びるシリンドリカルレンズである。例えば、第四集光部38bは、第三入射面34aに近づく側に向かって凸とされた面を有し、上下方向に延びるシリンドリカルレンズである。第三集光部38aと第四集光部38bの形状および配置は、例えば、第三集光部38aと第四集光部38bを通過した光L12が反射光L8と平行な向きに進むように定められる。
第五導光要素35は、第三集光部38aと第四集光部38bにより集光された光L12が通過するように配置されている。
第一導光体30aにおける第一導光要素31の第二入射面31b近傍の形状に起因して、第一入射面31aを通過した光束と第一反射面31cにより反射された光束とは離間する傾向にある。これらの光束が離間したまま第一出射面33aから出射されると、両光束の間に位置する部分(図4の(a)において仮想線C1とC2で挟まれた領域)が相対的に暗く発光する。しかしながら、上記のような構成によれば、第一反射面31cにより反射された光L3を含む光束と、第一集光要素37を通過した光L11を含む光束とを可及的に接近させることができる。これにより、仮想線C1とC2で挟まれた領域が相対的に暗く発光することを抑制できる。したがって、より容易に第一導光体30aを一様に発光させることができる。
同様に、第二導光体30bにおける第四導光要素34の第四入射面34b近傍の形状に起因して、第三入射面34aを通過した光束と第二反射面34cにより反射された光束とは離間する傾向にある。これらの光束が離間したまま第二出射面36aから出射されると、両光束の間に位置する部分が相対的に暗く発光する。しかしながら、上記のような構成によれば、第二反射面34cにより反射された光L8を含む光束と、第二集光要素38を通過した光L12を含む光束とを可及的に接近させることができる。したがって、より容易に第二導光体30bを一様に発光させることができる。
また、上記の構成によれば、第一導光要素31の第一入射面31aを経由した光と第二入射面31bを経由した光について、第二導光要素32の第二の面32bに入射する向きが揃えられる。そのため、第二の面32bの第一光拡散要素による拡散光L5の一様性を向上しやすい。同様に、第四導光要素34の第三入射面34aを経由した光と第四入射面34bを経由した光について、第五導光要素35の第四の面35bに入射する向きが揃えられる。そのため、第四の面35bの第二光拡散要素による拡散光L10の一様性を向上しやすい。したがって、より容易に複数の導光体30を均一に発光させることができる。
図4の(a)に示すように、第一導光体30aにおける第二導光要素32の第一の面32aは、複数の段差部を含んでいる。図4の(b)に示すように、各段差部は、第二導光要素32に入射する光L3、L11の進行方向に平行な向きに延びる面と、当該進行方向に直交する向きに延びる面を含んでいる。同様に、第二導光体30bにおける第五導光要素35の第三の面35aは、複数の段差部を含んでいる。各段差部は、第五導光要素35に入射する光L8、L12の進行方向に平行な向きに延びる面と、当該進行方向に直交する向きに延びる面を含んでいる。
このような構成によれば、複数の導光体30が弧状に配列されている構成においても、第二導光要素32を通過する光L3、L11の偏向を抑制しつつ、第二導光要素32を通過する光路長を一定にしやすい。同様に、第五導光要素35を通過する光L8、L12の偏向を抑制しつつ、第五導光要素35を通過する光路長を一定にしやすい。これにより、複数の導光体30が弧状に配列されている構成においても、第二の面32bの第一光拡散要素による拡散光L5の一様性を向上しやすい。また、第四の面35bの第二光拡散要素による拡散光L10の一様性を向上しやすい。したがって、弧状に配列されている複数の導光体30を一様に発光させることができる。
本実施形態においては、第一導光体30aにおける第三導光要素33の第一出射面33aと、第二導光体30bにおける第六導光要素36の第二出射面36aは、それぞれ光拡散要素を含んでいる。これにより、各導光体の一様発光性をさらに高めている。
図5は、第三実施形態に係る灯具ユニット5Bを示している。灯具ユニット5Bは、導光体ユニット20Bを備えている。図6は、導光体ユニット20Bの一部を拡大して示している。第一実施形態に係る灯具ユニット5と同一または同様の機能を有する構成要素については、同一の参照番号が付与されている。これらの構成要素についての繰り返しとなる説明は省略する。
図6に示すように、第二導光要素32の第一の面32aにおいて、第一導光要素31の第一反射面31cにより反射された光L3が通過する部分は、段差部を有している。段差部は、第二導光要素32に入射する光L3の進行方向に平行な向きに延びる面と、当該進行方向に直交する向きに延びる面を含んでいる。同様に、第五導光要素35の第三の面35aにおいて、第四導光要素34の第二反射面34cにより反射された光L8が通過する部分は、段差部を有している。段差部は、第五導光要素35に入射する光L8の進行方向に平行な向きに延びる面と、当該進行方向に直交する向きに延びる面を含んでいる。
このような構成によれば、複数の導光体30が弧状に配列されている構成においても、第二導光要素32を通過する光L3の偏向を抑制しつつ、第二導光要素32を通過する光路長を一定にしやすい。同様に、第五導光要素35を通過する光L8の偏向を抑制しつつ、第五導光要素35を通過する光路長を一定にしやすい。これにより、複数の導光体30が弧状に配列されている構成においても、第二の面32bの第一光拡散要素による拡散光L5の一様性を向上しやすい。また、第四の面35bの第二光拡散要素による拡散光L10の一様性を向上しやすい。したがって、弧状に配列されている複数の導光体30を一様に発光させることができる。
本実施形態においても、第一導光体30aにおける第三導光要素33の第一出射面33aと、第二導光体30bにおける第六導光要素36の第二出射面36aは、それぞれ光拡散要素を含んでいる。これにより、各導光体の一様発光性をさらに高めている。
図7は、第四実施形態に係る灯具ユニット5Cを示している。灯具ユニット5Cは、導光体ユニット20Cを備えている。図8は、導光体ユニット20Cの一部を拡大して示している。第一実施形態に係る灯具ユニット5と同一または同様の機能を有する構成要素については、同一の参照番号が付与されている。これらの構成要素についての繰り返しとなる説明は省略する。
図7に示すように、複数の光源11は、一点鎖線で示される平面P1上に位置するように配列されている。図8に示すように、平面P1は、一点鎖線で示される平面P2と平行に延びている。第二導光要素32の第二の面32bが含んでいる第一光拡散要素の包絡面と、第五導光要素35の第四の面35bが含んでいる第二光拡散要素の包絡面は、平面P2をなしている。
このような構成によれば、第一光源11aと第一光拡散要素の間隔と、および第二光源11bと第二光拡散要素の間隔が一致する。これにより、各光源から出射される光の光路長が管理しやすく、第二の面32bの第一光拡散要素による拡散光L5の一様性を向上しやすい。また、第四の面35bの第二光拡散要素による拡散光L10の一様性を向上しやすい。したがって、弧状に配列されている複数の導光体30を一様に発光させることができる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。また、等価物が本発明の技術的範囲に含まれることは明らかである。
第一実施形態に係る導光体ユニット20と第三実施形態に係る導光体ユニット20Bにおいては、第二導光要素32の第一の面32aが集光部32cを含んでおり、第五導光要素35の第三の面35aが集光部35cを含んでいる。しかしながら、光学系の仕様に応じて、集光部32cと集光部35cの少なくとも一方は省略されうる。
第二実施形態に係る導光体ユニット20Aにおいては、第一導光要素31が第一集光要素37を備えており、第四導光要素34が第二集光要素38を備えている。しかしながら、光学系の仕様に応じて、第一集光要素37と第二集光要素38の少なくとも一方は省略されうる。
上記の各実施形態において、第一導光要素31、第三導光要素33、第四導光要素34、および第六導光要素36を形成している第一媒質の例としては、第一屈折率を有する透明樹脂やガラスが挙げられる。第二導光要素32と第五導光要素25を形成している第二媒質は、空気である。
このような構成によれば、第二導光要素32と第五導光要素35を、低コストで形成できる。したがって、複数の導光体30を均一に発光させることが可能な構成を得るためのコストを抑制できる。
第一屈折率以下である第二屈折率を有するのであれば、第二導光要素32と第五導光要素35の少なくとも一方は、透明樹脂やガラスなどの透光性を有する材料によって形成されうる。
第二実施形態に係る導光体ユニット20Aにおいて、第一集光要素37と第二集光要素38を形成している第三媒質は、空気である。
このような構成によれば、第一集光要素37と第二集光要素38を、低コストで形成できる。したがって、複数の導光体30を均一に発光させることが可能な構成を得るためのコストを抑制できる。
第一屈折率以下である第二屈折率を有するのであれば、第一集光要素37と第二集光要素38の少なくとも一方は、透明樹脂やガラスなどの透光性を有する材料によって形成されうる。
第二実施形態に係る導光体ユニット20A、第三実施形態に係る導光体ユニット20B、および第四実施形態に係る導光体ユニット20Cにおいては、第三導光要素33と第六導光要素36は、ワンピース成形品21の一部である。
このような構成によれば、第三導光要素33と第六導光要素36の位置決め精度が向上するのみならず、第一導光体30aと第二導光体30bの境界Bに物性の不連続性が存在しないため、当該境界Bを超えて進行する光の直進性を高めることができる。これにより、第一導光体30aにおける第二導光要素32の第一光拡散要素により拡散された光L5の一部を、隣接する第二導光体30bにおける第六導光要素36へ導きやすくなる。同様に、第二導光体30bにおける第五導光要素35の第二光拡散要素により拡散された光L10の一部を、隣接する第一導光体30aにおける第三導光要素33へ導きやすくなる。したがって、より容易に複数の導光体30を均一に発光させることができる。
また、第一導光要素31と第四導光要素34は、ワンピース成形品22の一部である。このような構成によれば、第一導光要素31と第四導光要素34の位置決め精度が向上し、より容易に複数の導光体30を均一に発光させることができる。
第一導光要素31と第四導光要素34の組合せ、および第三導光要素33と第六導光要素36の組合せの少なくとも一方は、別体として形成された導光要素を接合することにより一体化されうる。この場合、接合面が第一導光体30aと第二導光体30bの境界Bに対応する。
第二実施形態に係る導光体ユニット20A、第三実施形態に係る導光体ユニット20B、および第四実施形態に係る導光体ユニット20Cにおいては、ワンピース成形品21とワンピース成形品22は、別体である。すなわち、ワンピース成形品21とワンピース成形品22の間に区画される間隙により、第二導光要素32と第五導光要素35が形成されている。
しかしながら、第一導光要素31と第三導光要素33の組合せ、および第四導光要素34と第六導光要素36の組合せの少なくとも一方は、ワンピース成形品とされうる。例えば、図2に示した第一実施形態に係る導光体ユニット20においては、第二導光体30bの第四導光要素34と第六導光要素36がワンピース成形品である。別例としては、第二実施形態に係る導光体ユニット20A、第三実施形態に係る導光体ユニット20B、および第四実施形態に係る導光体ユニット20Cにおいて、第二導光要素32と第五導光要素35の下方を一体に接続することにより、ワンピース成形品を構成してもよい。
このような構成によれば、第一導光要素31と第三導光要素33の組合せ、および第四導光要素34と第六導光要素36の組合せの少なくとも一方について位置決め作業が不要になる。これにより、第二導光要素32と第五導光要素35の少なくとも一方について光路長管理が容易になる。したがって、より容易に複数の導光体30を均一に発光させることができる。
複数の導光要素のいずれをワンピース成形品とするかは、光学系の仕様に応じて適宜に定められうる。例えば、図2に示した第一実施形態に係る導光体ユニット20においては、第一導光体30aの第三導光要素33と第二導光体30bの第四導光要素34が一体成型されている。
上記の各実施形態においては、車両の前部に搭載される照明装置に灯具ユニットが装備される構成を例示した。本発明に係る灯具ユニットは、車両の後部に搭載される照明装置にも装備されうる。そのような照明装置としては、テールランプ、ストップランプ、クリアランスランプ、リアフォグランプなどが挙げられる。
5:灯具ユニット、11:光源、11a:第一光源、11b:第二光源、20(20A、20B、20C):導光体ユニット、21、22:ワンピース成形品、30:導光体、30a:第一導光体、30b:第二導光体、31、第一導光要素、31a:第一入射面、31b:第二入射面、31c:第一反射面、32:第二導光要素、32a:第一の面32a:第二の面、32c:集光部、33:第三導光要素、33a:第一出射面、34:第四導光要素、34a:第三入射面、34b:第四入射面、34c:第二反射面、35:第五導光要素、35a:第三の面、35b:第四の面、35c:集光部、36:第三導光要素、36a:第二出射面、37:第一集光要素、38:第二集光要素、L1:第一入射面に入射した光、L2:第二入射面に入射した光、L3:第一反射面に反射された光、L4:第一の面に入射した光、L5:第一光拡散要素に拡散された光、L6:第三入射面に入射した光、L7:第四入射面に入射した光、L8:第二反射面に反射された光、L9:第二の面に入射した光、L10:第二光拡散要素に拡散された光、L11:第一集光要素に集光された光、L12:第二集光要素に集光された光、P1:複数の光源が配列されている平面、P2:第一光拡散要素と第二光拡散要素の包絡面

Claims (10)

  1. 車両に搭載される灯具であって、
    第一光源と、
    第二光源と、
    第一導光体と、
    前記第一導光体と隣接して配置された第二導光体と、
    を備えており、
    前記第一導光体は、
    第一屈折率を有する第一媒質からなる第一導光要素と、
    前記第一屈折率以下である第二屈折率を有する第二媒質からなる第二導光要素と、
    前記第一媒質からなる第三導光要素と、
    を備えており、
    前記第一導光要素は、
    前記第一光源から出射された光の一部が入射するように配置された第一入射面と、
    前記第一光源から出射された光の一部が入射するように配置された第二入射面と、
    前記第一光源から出射され、かつ前記第二入射面から入射した光を反射するように配置された第一反射面と、
    を備えており、
    前記第二導光要素は、
    前記第一入射面に入射した光と前記第一反射面により反射された光が通過するように配置された第一の面と、
    前記第一の面を通過した光が通過するように配置され、第一光拡散要素を含んでいる第二の面と、
    を備えており、
    前記第二導光体は、
    前記第一媒質からなる第四導光要素と、
    前記第二媒質からなる第五導光要素と、
    前記第一媒質からなる第六導光要素と、
    を備えており、
    前記第四導光要素は、
    前記第二光源から出射された光の一部が入射するように配置された第三入射面と、
    前記第二光源から出射された光の一部が入射するように配置された第四入射面と、
    前記第二光源から出射され、かつ前記第四入射面から入射した光を反射するように配置された第二反射面と、
    を備えており、
    前記第五導光要素は、
    前記第三入射面に入射した光と前記第二反射面により反射された光が通過するように配置された第三の面と、
    前記第三の面を通過した光が通過するように配置され、第二光拡散要素を含んでいる第四の面と、
    を備えており、
    前記第三導光要素は、前記第二反射面により反射され、前記第二光拡散要素により拡散された光の一部が出射されるように配置された第一出射面を備えており、
    前記第六導光要素は、前記第一反射面により反射され、前記第一光拡散要素により拡散された光の一部が出射されるように配置された第二出射面を備えている、
    灯具。
  2. 前記第一の面と前記第三の面の少なくとも一方は集光部を含んでおり、
    前記第一の面が前記集光部を含む場合、当該集光部は、前記第一入射面に入射した光の少なくとも一部を集光するように配置されており、
    前記第三の面が前記集光部を含む場合、当該集光部は、前記第三入射面に入射した光の少なくとも一部を集光するように配置されている、
    請求項1に記載の灯具。
  3. 前記第一導光要素と前記第四導光要素の少なくとも一方は、前記第一屈折率以下である第三屈折率を有する第三媒質からなる集光要素を備えており、
    前記第一導光要素が前記集光要素を備える場合、当該集光要素は、前記第一入射面に入射した光の少なくとも一部を集光するように配置されており、かつ、前記第一の面は、当該集光要素により集光された光が入射するように配置されており、
    前記第四導光要素が前記集光要素を備える場合、当該集光要素は、前記第三入射面に入射した光の少なくとも一部を集光するように配置されており、かつ、前記第三の面は、当該集光要素により集光された光が入射するように配置されている、
    請求項1に記載の灯具。
  4. 前記第一の面において、少なくとも前記第一反射面により反射された光が通過する部分は、少なくとも1つの段差部を有しており、
    前記第三の面において、少なくとも前記第二反射面により反射された光が通過する部分は、少なくとも1つの段差部を有している、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の灯具。
  5. 前記第一光拡散要素の包絡面と前記第二光拡散要素の包絡面は、平面をなしており、
    前記第一光源と前記第二光源は、前記平面と平行に延びる平面上に配置されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の灯具。
  6. 前記第二媒質は、空気である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の灯具。
  7. 前記第三媒質は、空気である、
    請求項3に記載の灯具。
  8. 前記第一導光要素と前記第四導光要素の組合せ、および前記第三導光要素と前記第六導光要素の組合せの少なくとも一方は、ワンピース成形品である、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の灯具。
  9. 前記第一導光要素と前記第三導光要素の組合せ、および前記第四導光要素と前記第六導光要素の組合せの少なくとも一方は、ワンピース成形品である、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の灯具。
  10. 車両に搭載される灯具であって、
    光源と、
    導光体と、
    を備えており、
    前記導光体は、
    第一屈折率を有する第一媒質からなる第一導光要素と、
    前記第一屈折率以下である第二屈折率を有する第二媒質からなる第二導光要素と、
    前記第一媒質からなる第三導光要素と、
    を備えており、
    前記第一導光要素は、
    前記光源から出射された光の一部が入射するように配置された第一入射面と、
    前記光源から出射された光の一部が入射するように配置された第二入射面と、
    前記光源から出射され、かつ前記第二入射面から入射した光を反射するように配置された反射面と、
    を備えており、
    前記第二導光要素は、
    前記第一入射面に入射した光と前記反射面により反射された光が通過するように配置された第一の面と、
    前記第一の面を通過した光が通過するように配置され、光拡散要素を含んでいる第二の面と、
    を備えており、
    前記第三導光要素は、前記光拡散要素により拡散された光が出射するように配置された出射面を備えている、
    灯具。
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