JP2015165634A - 情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク内の輻輳の助長を緩和する。【解決手段】情報処理装置は、端末からの接続要求に対する接続可否判定を行う要求判定部と、接続要求の拒否が判定された要求元端末の、次回の接続要求の推奨時間と該接続要求による接続の優先度とを決定する決定部と、推奨時間と優先度とを含む拒否応答を生成して要求元端末に送信する応答処理部と、を備え、要求判定部は、要求元端末からの接続要求に、推奨時間と優先度とが含まれる場合には、接続要求の推奨時間の順守の有無と、優先度と、に基づいて、該接続要求に対する接続可否判定を行い、決定部は、要求元端末からの接続要求の拒否が判定された場合に、推奨時間の順守の有無に基づいて、優先度を変更する。【選択図】図6

Description

本発明は、接続要求に対する優先接続処理を行う情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理方法に関する。
図1は、移動体通信ネットワークシステムの構成の一例を示す図である。移動体通信ネットワークシステムP100は、IP電話等のサービスが加入者に提供されるシステムである。移動体通信ネットワークシステムP100は、携帯端末P2と、携帯端末P2からのアクセスを受け付ける基地局P3と、基地局P3を通じて受信される携帯端末P2からの呼の処理を行う交換機P1と、を含む。
交換機P1は、信号処理部P11と、呼制御部P12と、加入者情報データベース(DB)P13とを含む。信号処理部P11は、例えば、SIP(Session Initiation Protocol)等のプロトコルに従って受信信号から発呼の情報を含むユーザデータを抽出し、呼
制御部P12に出力する。加入者情報DB P13には、各ユーザ(加入者)の電話番号、IPアドレス、契約サービスの内容等の各ユーザに関する情報が格納されている。呼制御部P12は、加入者情報DB P13から、発呼元のユーザ及び発呼先のユーザの情報を読み出し、発呼元のユーザの携帯端末P2と発呼先のユーザの携帯端末P2との間のセッションを確立するための処理を行う。
すなわち、信号処理部P11では、プロトコルに従った、ユーザの区別を意識しない、信号処理が行われる。一方、呼制御部P12では、ユーザを区別し、各ユーザの情報に応じて、例えば、発呼に対する許可及び拒否等の判定や、契約サービスに応じた優先処理が行われる。
特開2007−053676号公報
しかしながら、例えば、図1に示されるような移動体通信ネットワークシステムP100には、以下のような問題があった。
ネットワーク内で輻輳が発生した場合には、交換機P1では、所定の条件に従って呼が選択され、選択された呼が優先的に接続される優先接続処理が行われる。このため、輻輳時には、携帯端末P2の通信がつながりにくくなる。このように、携帯端末P2の通信がつながりにくい状況になった場合でも、該携帯端末P2のユーザ自身はネットワークの輻輳の状況を知ることができない。そのため、ユーザは、再度発呼を試みることが多い。通信がつながりにくい状況が続くと、ユーザによって発呼が繰り返し行われる事態が発生し、これがネットワークの輻輳を助長させることとなる。また、ユーザの通信がつながらないことへの不満を高めることとなる。
また、交換機P1における輻輳時の優先接続処理は、呼制御部P12によって行われるが、呼制御部P12では優先接続処理以外の処理も行われているため、交換機P1の処理負荷が高くなる。輻輳時の優先接続処理がユーザ単位に行われる場合には、加入者情報DB P13に各ユーザの優先接続処理の情報が保持され、呼制御部P12は加入者情報D
B P13から情報を読み出して優先接続処理を行うため、処理負荷がより高くなる。したがって、交換機P1の輻輳時の優先接続処理によって、交換機P1の処理負荷がより高くなり、輻輳を助長させることがある。
本発明の一態様は、輻輳の助長を緩和するための情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明の態様の一つは、
端末からの接続要求に対する接続可否判定を行う要求判定部と、
前記接続要求の拒否が判定された要求元端末の、次回の接続要求の推奨時間と該接続要求による接続の優先度とを決定する決定部と、
前記推奨時間と前記優先度とを含む拒否応答を生成して前記要求元端末に送信する応答処理部と、
を備え、
前記要求判定部は、前記要求元端末からの接続要求に、前記推奨時間と前記優先度とが含まれる場合には、前記接続要求の前記推奨時間の順守の有無と、前記優先度とに基づいて、該接続要求に対する前記接続可否判定を行い、
前記決定部は、前記要求元端末からの前記接続要求の拒否が判定された場合に、前記推奨時間の順守の有無に基づいて、前記優先度を変更する、
情報処理装置である。
本発明の他の態様の一つは、接続要求を送信する端末と、上述した情報処理装置を含む情報処理システムである。また、本発明の他の態様の一つは、コンピュータが上述の処理を実行する情報処理方法である。また、本発明の他の態様は、コンピュータを上述した情報処理装置として機能させるプログラム、及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体を含むことができる。コンピュータ等が読み取り可能な非一時的な記録媒体には、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
開示の情報処理装置、情報処理システム、及び、情報処理方法によれば、輻輳の助長を緩和することができる。
移動体通信ネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る交換機の処理の一つを示す図である。 携帯端末が指定された優先時間帯に従って接続要求を送信した場合の、移動体通信ネットワークシステムにおける処理のシーケンスの一例である。 携帯端末が指定された優先時間帯外に接続要求を送信した場合の、移動体通信ネットワークシステムにおける処理のシーケンスの一例である。 交換機のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る交換機の機能構成の一例を示す図である。 優先接続情報生成部の優先時間帯の決定処理の一例を示す図である。 優先接続情報生成部の優先度の決定処理の一例を示す図である。 信号送受信部の処理のフローチャートの一例である。 優先時間帯判定部の処理のフローチャートの一例である。 優先度判定部の処理のフローチャートの一例である。 優先接続情報生成部の処理のフローチャートの一例である。 第1実施形態における交換機と携帯端末間の処理のシーケンス図の一例である。 第1実施形態における交換機と携帯端末間の処理のシーケンス図の一例である。 第1実施形態における交換機と携帯端末間の処理のシーケンス図の一例である。 第1実施形態における交換機と携帯端末間の処理のシーケンス図の一例である。 第1実施形態における交換機と携帯端末間の処理のシーケンス図の一例である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
第1実施形態における移動体通信ネットワークシステムの構成は、図1に示される移動体通信ネットワークシステムP100のように、交換機1,携帯端末2,基地局をそれぞれ複数含むものとする。
図2は、第1実施形態に係る交換機1の処理の一つを示す図である。第1実施形態の移動体通信ネットワークシステムには基地局も含まれるが、図2以降においては、便宜上、交換機1と携帯端末2とが抽出されて示されている。
第1実施形態では、交換機1において、信号処理部11が、携帯端末2からの発呼である接続要求に対して、呼制御部12による呼処理の可否判定、すなわち、優先接続処理を行う。呼制御部12による呼処理とは、宛先の装置との呼を接続するための一連の処理のことである。呼制御部12による呼処理の拒否を判定した場合には、信号処理部11は、該発呼元の携帯端末2の接続を推奨する優先時間帯と該携帯端末2の接続要求の優先度とを決定し、これらを含む拒否応答を該携帯端末2に対して送信する。優先時間帯は、「推奨時間」の一例である。
優先時間帯と優先度とは、優先接続情報として、拒否応答に含まれる。携帯端末2のユーザによる優先時間帯又は優先度の改ざんを防ぐために、優先接続情報は所定の秘密鍵を用いて信号処理部11によって暗号化される。ただし、優先時間帯は、携帯端末2のユーザに報知するために、平文で、優先接続情報に加えて、拒否応答に含まれて送信される。秘密鍵は、交換機1は有しているものの、携帯端末2は有していない。
次に、該当の携帯端末2が発呼する場合には、拒否応答に含まれていた暗号化されたままの優先接続情報を含めて接続要求を送信する。この接続要求を受信した交換機1の信号処理部11は、秘密鍵を用いて接続要求に含まれる優先接続情報を復号し、優先接続情報に含まれる優先時間帯及び優先度と、接続要求の受信時刻とに基づいて、該接続要求に対する呼処理の可否判定を行う。
上述のように、交換機1は、接続要求に対する呼処理の拒否の場合には、優先時間帯及び優先度を該接続要求の発呼元の携帯端末2に送信し、該発呼元の携帯端末2は、再度発呼する際に接続要求に該優先時間帯と優先度とを含める。これによって、交換機1は、優先接続処理のためにデータベースを保持することなく、接続要求に含まれる優先時間帯及び優先度を用いて、呼処理の可否判定を行うことができる。また、交換機1は、携帯端末2のユーザの挙動に応じて優先処理を行うことができる。
また、第1実施形態では、ユーザの区別なく、接続要求に含まれる優先時間帯、優先度の情報を用いて優先処理を行うことができるため、信号処理部11が優先処理を行う。信号処理部11は、呼制御部12の処理に比べて軽い負荷で処理を行えるため、交換機1における処理負荷を抑えることができる。
図3は、携帯端末2が指定された優先時間帯に従って接続要求を送信した場合の、移動体通信ネットワークシステムにおける処理のシーケンスの一例である。図3に示される例では、交換機1は、輻輳を検知していることとする。
携帯端末2からの接続要求を受信し(OP1)、輻輳により呼処理を拒否する場合、交換機1は、拒否応答を送信する(OP2)。この拒否応答には、優先時間帯と優先度とを含む優先接続情報と、優先時間帯と、が含まれる。OP2において携帯端末2に通知される優先時間帯及び優先度は、それぞれの初期値である。なお、交換機1によって優先接続情報は暗号化されている。携帯端末2は、優先接続情報をバッファに保持し、ディスプレイに表示する等して、優先時間帯を携帯端末2のユーザに報知する。
次に、携帯端末2は、ユーザの操作によって、拒否応答によって通知された優先時間帯中に、接続要求を送信する(OP3)。この接続要求には、拒否応答に含まれていた優先接続情報が暗号化されたまま含まれている。
輻輳が継続しているので、交換機1は、携帯端末2からの接続要求に対して拒否応答を送信する(OP4)。この拒否応答には、暗号化された優先接続情報と優先時間帯とが含まれる。交換機1は、接続要求に含まれる優先接続情報を復号し、優先時間帯を抽出し、接続要求の受信時刻と比較して、接続要求が指定した優先時間帯に従って送信されたか否かを判定する。図3に示される例では、接続要求が優先時間帯に従って送信されており、拒否応答に含まれる優先度は、高く設定される。次に携帯端末2が接続要求を送信する場合には、携帯端末2は、より高い優先度を用いることができる(OP5)。
図4は、携帯端末2が指定された優先時間帯外に接続要求を送信した場合の、移動体通信ネットワークシステムにおける処理のシーケンスの一例である。図4に示される例では、交換機1は、輻輳を検知していることとする。図4に示される例では、図3に示される例のOP1、OP2の処理が終了し、その続きからの処理が示される。
携帯端末2は、拒否応答によって通知された優先時間帯外に、接続要求を送信する(OP11)。この接続要求には、交換機1からの拒否応答に含まれていた優先接続情報が暗号化されたまま含まれている。
輻輳が継続しており、交換機1は、携帯端末2からの接続要求に対して拒否応答を送信する(OP12)。拒否応答には、暗号化された優先接続情報と優先時間帯とが含まれる。図4に示される例では、接続要求が優先時間帯外に送信されており、拒否応答に含まれる優先度は、低く設定される。次に携帯端末2が接続要求を送信する場合には、より低い優先度となる(OP13)。
第1実施形態では、輻輳発生等で接続要求に対して拒否応答を返信する場合には、交換機1は、優先時間帯と優先度とを携帯端末2に通知する。携帯端末2は、接続要求に、交換機1から通知された優先時間帯と優先度とを含めて送信する。これによって、交換機1はデータベースを持つことなく、携帯端末2の優先時間帯と優先度とを取得し、優先接続処理を行うことができる。携帯端末2は移動するため、携帯端末2がいずれの交換機1に接続するかは予測が困難であるが、交換機1は優先接続処理のためのデータベースを保持
しないため、携帯端末2はいずれの交換機1に接続した場合でも優先接続処理を施してもらうことができる。例えば、携帯端末2が優先時間帯と優先度とを通知してきた交換機1とは別の交換機に接続した場合でも、優先接続処理を施してもらうことができる。また、接続要求が優先時間帯に従っているか否かによって、優先度の設定が変動するため、ユーザに優先時間帯に従って接続要求を送信するように促すことができる。
なお、携帯端末2は、優先接続時間帯が過ぎると、拒否応答によって通知された優先接続情報及び優先時間帯をバッファから廃棄し、その後は、優先接続情報を含まない接続要求を送信する。
<交換機の構成>
図5は、交換機1のハードウェア構成の一例を示す図である。交換機1は、CPU(Central Processing Unit)101,主記憶装置102,補助記憶装置105,ネットワー
クインタフェース107を備え、これらはバス109によって電気的に接続される。
CPU 101は、補助記憶装置105に保持されたOSや様々なアプリケーションプログラムをRAM 102にロードして実行することによって、様々な処理を実行する。CPU 101は、1つに限られず、複数備えられてもよい。
主記憶装置102は、CPU 101に、補助記憶装置105に格納されているプログラムをロードする記憶領域および作業領域を提供したり、バッファとして用いられたりする。主記憶装置102は、例えば、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)
、SDRAM(Synchronous DRAM)、のような半導体メモリである。また、主記憶装置
102は、ROM(Read Only Memory)を含んでもよい。
補助記憶装置105は、様々なプログラムや、各プログラムの実行に際してCPU 101が使用するデータを格納する。補助記憶装置105は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)等の不揮発性の記憶媒体である。補助記憶装置105は、例えば、オペレーティングシステム(OS),優先接続処理プログラム,呼処理プログラム,輻輳制御プログラム,その他様々なアプリケーションプログラムを保持する。
優先接続処理プログラムは、携帯端末2に拒否応答とともに優先時間帯と優先度とを通知し、接続要求に含まれる優先時間帯と優先度とに従って、優先接続処理を行うためのプログラムである。優先接続処理プログラムは、「情報処理プログラム」の一例である。呼処理プログラムは、呼を確立するためのプログラムである。輻輳制御プログラムは、輻輳を検知するためのプログラムである。
ネットワークインタフェース107は、例えば、光ケーブル,LAN(Local Area Network)ケーブル等の有線のネットワーク回線のケーブルを接続する回路である。
なお、図5に示される交換機1のハードウェア構成は、一例であり、上記に限られず、実施の形態に応じて、適宜、構成要素の省略や置換、追加が可能である。例えば、交換機1は、可搬記録媒体駆動装置を備え、SDカード等の可搬記録媒体を補助記憶装置の一つとして使用してもよい。
図6は、第1実施形態に係る交換機1の機能構成の一例を示す図である。交換機1は、機能構成として、信号処理部11,呼制御部12,輻輳制御部13を含む。信号処理部11は、CPU 101が優先接続処理プログラムを実行することによって実現される機能ブロックである。呼制御部12は、CPU 101が呼制御プログラムを実行することに
よって実現される機能ブロックである。輻輳制御部13は、CPU 101が輻輳制御プログラムを実行することによって実現される機能ブロックである。なお、これらの機能ブロックは、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等でハードウェアとし
て実現されてもよい。交換機1は、「情報処理装置」の一例である。
呼制御部12は、接続要求の呼を確立するための一連の処理を行う。より具体的には、呼制御部12は、接続要求先の携帯端末2の電話番号、IPアドレス等をデータベースより取得して呼び出し処理を行ったり等の、セッションの確立処理を行う。その他に、呼制御部12は、接続要求の送信元の携帯端末2のユーザの情報をデータベースより読み出し、契約サービスに応じたサービスを提供したりもする。
輻輳制御部13は、輻輳状態を検出する。第1実施形態では、輻輳制御部13は、CPU 101の処理負荷,メモリの使用率,データの流入量等に基づいて、輻輳の状態を、10段階のレベルで判定する。輻輳制御部13は、輻輳レベルを所定の周期で算出し、信号処理部114に通知する。なお、第1実施形態では、輻輳閾値は6であり、輻輳レベル6未満の場合には、輻輳が発生していない状態であり、輻輳レベル6以上で輻輳が発生している状態と判定される。なお、輻輳レベルは、10段階に限定されない。また、輻輳状態の検出は、交換機1の内部負荷に基づいて行われるものに限られず、外部装置からネットワーク内の輻輳の発生の通知を受けて行われてもよい。
信号処理部11は、信号送受信部111,優先時間帯判定部112,優先度判定部113,優先接続情報生成部114を含む。ネットワークインタフェース107を通じて受信された信号は、信号処理部11に届く前の段階で、所定の処理によって、SIP等の呼制御プロトコルのメッセージに変換されている。
信号送受信部111は、受信した接続要求に対して、輻輳状態に応じて、呼制御部12による呼処理を行うか否かを判定する。第1実施形態では、輻輳制御部13から通知された輻輳レベルが輻輳閾値未満の場合には、信号送受信部111は、輻輳が発生していない状態と判定し、接続要求の呼処理を許可して呼制御部12に出力する。
輻輳レベルが輻輳閾値以上の場合には、信号送受信部111は、輻輳が発生している状態と判定し、接続要求に含まれる優先接続情報を抽出し、秘密鍵を用いて復号する。秘密鍵は、例えば、補助記憶装置105の記憶領域に保持されている。秘密鍵は、移動体通信ネットワークシステム内の交換機1で統一されていることとする。信号送受信部111は、抽出した優先接続情報について、優先時間帯判定部112,優先度判定部113に、それぞれ、優先時間帯、優先度の判定を依頼する。信号送受信部111は、優先時間帯判定部112,優先度判定部113からの判定結果に従って、輻輳発生状態で受信した接続要求の呼処理の可否判定を行う。該接続要求の呼処理の許可を判定した場合には、信号送受信部111は、呼制御部12に該接続要求の呼処理を依頼する。該接続要求の呼処理の拒否を判定した場合には、信号送受信部111は、拒否応答を生成し、該接続要求の送信元の携帯端末2に送信する。
輻輳が発生している状態で受信した接続要求に優先接続情報が含まれていない場合には、信号送受信部111は、優先接続情報生成部114に優先接続情報の生成を依頼する。優先接続情報生成部114から優先接続情報を受信すると、信号送受信部111は、秘密鍵で優先接続情報を暗号化し、拒否応答に該優先接続情報を含めて、接続要求の送信元の携帯端末2に送信する。信号送受信部111は、「要求判定部」、「応答処理部」の一例である。
優先時間帯判定部112は、信号送受信部111からの依頼を受けて、接続要求が優先
時間帯に従って行われたか否かを判定し、判定結果を信号送受信部111に返す。第1実施形態では、優先時間帯判定部112は、接続要求の受信時刻と、接続要求から抽出された優先時間帯とを比較し、接続要求が優先時間帯に従って行われたか否かを判定する。接続要求の受信時刻は、例えば、信号処理部11に入力される前の処理で接続要求に付与されるか、又は、メモリに記録される。なお、携帯端末2によって接続要求に送信時刻が付与され、優先時間帯判定部112は、該送信時刻と優先時間帯とを比較して上記判定を行ってもよい。
接続要求が優先時間帯外に受信された場合には、優先時間帯判定部112は、優先接続情報生成部114に優先接続情報の生成を依頼する。優先接続情報生成部114から優先接続情報を受信すると、優先時間帯判定部112は、優先接続情報と優先時間帯の判定結果とを信号送受信部111に送信する。
優先度判定部113は、信号送受信部111からの依頼を受けて、接続要求から抽出された優先度が、接続可能な優先度であるか否かを判定し、判定結果を信号送受信部111に返す。第1実施形態では、優先度は輻輳レベルと同じく10段階であり、優先度判定部113は、接続要求から抽出された優先度と輻輳レベルとを比較して、上記判定を行う。接続要求から抽出された優先度が接続不可能な優先度である場合には、優先度判定部113は、優先接続情報生成部114に優先接続情報の生成を依頼する。優先接続情報生成部114から優先接続情報を受信すると、優先度判定部113は、該優先接続情報と優先度の判定結果とを信号送受信部111に送信する。
優先接続情報生成部114は、信号送受信部111,優先時間帯判定部112,又は,優先度判定部113からの依頼を受けて、優先時間帯と優先度とを決定し、優先接続情報を生成する。優先接続情報生成部114は、「決定部」の一例である。
図7は、優先接続情報生成部114の優先時間帯の決定処理の一例を示す図である。図7では、接続要求の受信時刻が18:00,輻輳レベルが7である場合の例が示される。
優先接続情報生成部114は、優先時間帯の幅(時間長)を優先期間情報に基づいて決定する。優先期間情報は、システム管理者によって決定される優先時間帯の幅を示す情報であり、図7に示される例では10分である。
また、優先接続情報生成部114は、優先時間帯の開始時刻を優先時間帯定義テーブルに基づいて決定する。優先時間帯定義テーブルは、輻輳状態と優先時間帯の順守状況とに応じて、優先時間帯の開始時刻となる、接続要求の受信時刻からの経過時間が定義されている。例えば、図7に示される例では、優先時間帯が順守されており、輻輳レベルが輻輳考慮閾値以上である場合には、接続要求の受信時刻から10分後に優先時間帯の開始時刻が設定される。輻輳考慮閾値は、信号送受信部111が輻輳の発生を判定するために使用する輻輳閾値とは異なるものであるが、値は同じであっても異なっていてもよい。図7に示される例では、輻輳考慮閾値は、6である。優先期間情報、優先時間帯定義テーブル、及び、輻輳考慮閾値は、補助記憶装置105に格納されている。
優先時間帯の開始時刻となる接続要求の受信時刻からの経過時間は、例えば、以下のA<B<C<Dの順番で長くなるように設定される。
(A)優先時間帯が順守されており、且つ、輻輳レベルが輻輳考慮閾値未満である。
(B)優先時間帯が順守されており、且つ、輻輳レベルが輻輳考慮閾値以上である。
(C)優先時間帯が順守されておらず、且つ、輻輳レベルが輻輳考慮閾値未満である。
(D)優先時間帯が順守されておらず、且つ、輻輳レベルが輻輳考慮閾値以上である。
図7に示される例において、接続要求が優先時間帯外に受信された場合には、上記(D)に該当し、優先接続情報生成部114は、優先時間帯を、接続要求の受信時刻の20分後の18:20から18:30までの10分間に決定する。図7に示される例において、接続要求が優先時間帯内に受信された場合には、上記(B)に該当し、優先接続情報生成部114は、優先時間帯を、接続要求の受信時刻の10分後の18:10から18:20までの10分間に決定する。なお、接続要求が初回のものである場合には、優先時間帯が順守されているものとして取り扱われる。
図8は、優先接続情報生成部114の優先度の決定処理の一例を示す図である。図8では、輻輳レベルが7である場合の例が示される。第1実施形態では、優先度は、1から10の10段階で設定される。優先度の値が大きいほど優先度が高いとする。
優先接続情報生成部114は、接続要求が、優先接続情報を含まない初回の場合には、優先度初期値を優先度に決定する。優先度初期値は、例えば、5に設定される。優先度初期値は、補助記憶装置105に格納されている。
優先接続情報生成部114は、接続要求が優先時間を順守しており、優先度が輻輳レベル未満である場合には、優先度を1加算した値に決定する。優先接続情報生成部114は、接続要求が優先時間を順守しておらず、優先度が輻輳レベル未満である場合には、優先度を1減算した値に決定する。優先度の値の変動幅は、1に限られず、システム設計者が適宜設定可能である。
図8に示される例において、接続要求に含まれる優先度が5である場合には、輻輳レベル7より小さいので、接続要求の呼処理が拒否される。このとき、優先時間が順守されている場合には、例えば、拒否応答に含まれる優先度は6に決定される。優先時間が順守されていない場合には、例えば、拒否応答に含まれる優先度は4に決定される。
図8に示される例において、接続要求に含まれる優先度が8である場合には、輻輳レベル7より大きいので、優先時間帯の順守に応じて接続要求の呼処理の可否が判定される。優先時間が順守されている場合には、該当の接続要求の呼処理が許可される。優先時間が順守されていない場合には、該当の接続要求の呼処理の拒否が判定され、拒否応答に含まれる優先度は7に決定される。
<処理の流れ>
図9は、信号送受信部111の処理のフローチャートの一例である。図9に示されるフローチャートは、接続要求を受信する度に開始される。
S1では、信号送受信部111は、輻輳制御部13に輻輳状態を問い合わせ、最新の輻輳レベルを取得する。次に処理がS2に進む。
S2では、信号送受信部111は、輻輳が発生している状態であるか否かを判定する。より具体的には、信号送受信部111は、輻輳レベルと輻輳閾値とを比較し、輻輳レベルが輻輳閾値以上である場合に輻輳が発生している状態であることを判定する。輻輳が発生している状態である場合には(S2:YES)、処理がS3に進む。輻輳が発生していない場合には(S2:NO)、処理がS9に進み、S9では、信号送受信部111は、接続要求の呼処理の許可を判定し、接続要求を呼制御部12に送信する。その後、図9に示される処理が終了する。
S3以降の処理は、輻輳発生状態であるため、接続要求の呼処理を拒否するための処理である。S3では、信号送受信部111は、接続要求に優先接続情報が含まれているか否
かを判定する。接続要求に優先接続情報が含まれているか否かは、例えば、接続要求のヘッダ内の情報により判定される。接続要求に優先接続情報が含まれていない場合には(S3:NO)、該接続要求の送信元の携帯端末2からの初回の接続要求であることが示され、信号送受信部111は、優先接続情報生成部114に優先接続情報の生成を依頼する。優先接続情報生成部114から優先接続情報を受信すると、処理がS10に進む。
接続要求に優先接続情報が含まれている場合には(S3:YES)、処理がS4に進む。S4では、信号送受信部111は、接続要求から暗号化されている優先接続情報を抽出し、秘密鍵を用いて優先接続情報を復号する。次に処理がS5に進む。
S5では、信号送受信部111は、優先時間帯判定部112に優先時間帯の判定を依頼する。優先時間帯判定部112からの判定結果を受信すると、処理がS6に進む。
S6では、信号送受信部111は、優先時間帯判定部112からの判定結果が接続要求の優先時間帯の順守を示す場合には(S6:YES)、処理がS7に進む。接続時間帯判定部112からの判定結果が、接続要求の優先時間帯の不順守を示す場合には(S6:NO)、処理がS10に進む。
S7では、信号送受信部111は、優先度の判定を優先度判定部113に依頼する。優先度判定部113から優先度の判定結果を受けると、処理がS8に進む。
S8では、優先度の判定結果が接続可能である場合には(S8:YES)、処理がS9に進む。S9では、信号送受信部111は、接続要求の呼処理の許可を判定し、接続要求を呼制御部12に送信する。その後、図9に示される処理が終了する。
優先度の判定結果が接続不可能である場合には(S8:NO)、処理がS10に進む。S10では、信号送受信部111は、優先時間帯判定部112,優先度判定部113,優先接続情報生成部114のいずれかから受信した優先接続情報を秘密鍵を用いて暗号化する。次に処理がS11に進む。優先時間帯判定部112,優先度判定部113からは、それぞれの判定結果とともに優先接続情報が受信される。
S11では、信号送受信部111は、暗号化された優先接続情報と優先時間帯とを拒否応答に含めて、該拒否応答を接続要求の送信元の携帯端末2に送信する。その後、図9に示される処理が終了する。
図10は、優先時間帯判定部112の処理のフローチャートの一例である。図10に示されるフローチャートは、優先時間帯判定部112が信号送受信部111から優先時間帯の判定の依頼を受けるたびに開始される。
S21では、優先時間帯判定部112は、接続要求の受信時刻が優先時間帯内であるか否かを判定する。接続要求の受信時刻が優先時間帯内である場合には(S21:YES)、処理がS22に進む。S22では、優先時間帯判定部112は、信号送受信部111に、接続要求の優先時間帯の順守を示す判定結果を通知する。その後、図10に示される処理が終了する。
接続要求の受信時刻が優先時間帯外である場合には(S21:NO)、処理がS23に進む。S23では、優先時間帯判定部112は、優先接続情報生成部114に優先接続情報の生成を依頼する。優先時間帯判定部112が優先接続情報生成部114から優先接続情報を受信すると、処理がS24に進む。
S24では、優先時間帯判定部112は、信号送受信部111に、接続要求の優先時間帯の不順守を示す判定結果と、優先接続情報とを通知する。その後、図10に示される処理が終了する。
図11は、優先度判定部113の処理のフローチャートの一例である。図11に示されるフローチャートは、優先度判定部113が信号送受信部111から優先度の判定の依頼を受けるたびに開始される。
S31では、優先度判定部113は、接続要求から抽出された優先度が接続可能なものであるか否かを判定する。より具体的には、優先度判定部113は、優先度と輻輳レベルとを比較する。優先度が輻輳レベル以上である場合には、優先度判定部113は、接続要求の優先度が接続可能な優先度であることを判定する。
接続要求の優先度が接続可能なものである場合には(S31:YES)、処理がS32に進む。S32では、優先度判定部113は、信号送受信部111に、接続要求の優先度は接続可能なものであることを示す判定結果を通知する。その後、図11に示される処理が終了する。
接続要求の優先度が接続不可能なものである場合には(S31:NO)、処理がS33に進む。S33では、優先度判定部113は、優先接続情報生成部114に優先接続情報の生成を依頼する。優先度判定部113が優先接続情報生成部114から優先接続情報を受信すると、処理がS34に進む。
S34では、優先度判定部113は、信号送受信部111に、接続要求の優先度が接続不可能なものであることを示す判定結果と、優先接続情報とを通知する。その後、図11に示される処理が終了する。
図12は、優先接続情報生成部114の処理のフローチャートの一例である。図12に示されるフローチャートは、優先接続情報生成部114が、信号送受信部111,優先時間帯判定部112,優先度判定部113のいずれかから優先接続情報の生成依頼を受けるたびに開始される。
S41では、優先接続情報生成部114は、接続要求に優先接続情報が含まれているか否かを判定する。接続要求に優先接続情報が含まれていない場合には(S41:NO)、接続要求の送信元の携帯端末2からの初回の接続要求であることが示され、処理がS42に進む。S42では、優先接続情報生成部114は、優先度を初期値に設定する。次に処理がS45に進む。
接続要求に優先接続情報が含まれている場合には(S41:YES)、処理がS43に進む。S43では、優先接続情報生成部114は、接続要求の受信時刻が優先時間帯内であるか否かを判定する。
接続要求の受信時刻が優先時間帯内である場合には(S43:YES)、処理がS44に進む。S44では、優先接続情報生成部114は、優先度を、接続要求に含まれる優先度より高く設定する。例えば、優先接続情報生成部114は、優先度を接続要求に含まれる優先度に1加算した値に設定する。次に処理がS45に進む。
S45では、優先度情報生成部114は、輻輳レベルと輻輳考慮閾値とを比較する。輻輳レベルは、例えば、信号送受信部111に問い合わせて取得可能である。輻輳レベルが輻輳考慮閾値未満である場合には(S45:NO)、処理がS46に進む。S46では、
優先時間帯が順守されており、且つ、輻輳が輻輳考慮閾値未満であるので、優先度接続情報生成部114は、優先時間帯定義テーブルに基づいて、優先時間帯の開始時刻が一番早い時刻に設定する。次に処理がS52に進む。
輻輳レベルが輻輳考慮閾値以上である場合には(S45:YES)、処理がS47に進む。S47では、優先時間帯が順守されており、且つ、輻輳が輻輳考慮閾値以上であるので、優先度接続情報生成部114は、優先時間帯定義テーブルに基づいて、優先時間帯の開始時刻が2番目に早い時刻に設定する。次に処理がS52に進む。
S43において、接続要求の受信時刻が優先時間帯外である場合には(S43:NO)、処理がS48に進む。S48では、優先接続情報生成部114は、優先度を、接続要求に含まれる優先度より低く設定する。例えば、優先接続情報生成部114は、優先度を接続要求に含まれる優先度に1減算した値に設定する。次に処理がS49に進む。
S49では、優先度情報生成部114は、輻輳レベルと輻輳考慮閾値とを比較する。輻輳レベルが輻輳考慮閾値未満である場合には(S49:NO)、処理がS50に進む。S50では、優先時間帯が順守されておらず、且つ、輻輳が輻輳考慮閾値未満であるので、優先度接続情報生成部114は、優先時間帯定義テーブルに基づいて、優先時間帯の開始時刻が3番目の早い時刻に設定する。次に処理がS52に進む。
輻輳レベルが輻輳考慮閾値以上である場合には(S49:YES)、処理がS51に進む。S51では、優先時間帯が順守されておらず、且つ、輻輳が輻輳考慮閾値以上であるので、優先度接続情報生成部114は、優先時間帯定義テーブルに基づいて、優先時間帯の開始時刻が一番遅い時刻に設定する。次に処理がS52に進む。
S52では、優先接続情報生成部114は、新たに決定した優先時間帯と優先度とを含む優先接続情報を生成し、信号送受信部111,優先時間帯判定部112,優先度判定部113のいずれかの優先接続情報の要求元に通知する。その後、図12に示される処理が終了する。
図13A,図13B,図13C,図13D,図13Eは、第1実施形態における交換機1と携帯端末2間の処理のシーケンス図の一例である。図13A〜図13Eに示される例では、移動体通信ネットワークシステムのうち、交換機1と携帯端末2とが抽出されて示されている。
図13Aは、優先接続情報を含まない接続要求が携帯端末2から送信された場合の処理のシーケンスが示される。
OP21では、携帯端末2が初めて接続要求を送信する。この接続要求には、優先接続情報は含まれていない。
OP22では、交換機1の信号送受信部111が接続要求を受信し、輻輳制御部13に輻輳状態を問い合わせる(図9、S1)。OP23では、輻輳制御部13が信号送受信部111からの問い合わせに対して、輻輳状態として輻輳レベルを送信する。信号送受信部111は、輻輳レベルと輻輳閾値とから輻輳が発生している状態か否かを判定する(図9、S2)。
(1−A)輻輳未発生の場合
OP24では、輻輳が発生していないので、信号送受信部111は、接続要求の呼処理の許可を判定し、接続要求に対する呼処理を呼制御部12に要求する(図9、S9)。O
P25では、呼制御部12が、信号送受信部111に対して呼処理応答を返信する。OP26では、信号送受信部111が接続要求の送信元の携帯端末2に呼処理の許可を含む接続要求応答を送信する。その後、携帯端末2の呼の確立の処理が行われる。
(1−B)輻輳発生の場合
OP27では、輻輳が発生しており(図9、S2:YES)、接続要求に優先接続情報が含まれていないので、優先接続情報生成部114に優先接続情報の生成依頼のための要求を送信する(図9、S3:NO)。OP28では、優先接続情報生成部114は、優先接続情報を生成し、応答に含めて、信号送受信部111に送信する(図12)。
OP29では、信号送受信部111は、優先接続情報生成部114から受信した優先接続情報を秘密鍵で暗号化し(図9、S10)、呼処理の拒否を含む接続要求に対する拒否応答を接続要求の送信元の携帯端末2に送信する(図9、S11)。この拒否応答には、暗号化された優先接続情報と暗号化されていない優先時間帯とが含まれる。優先時間帯は、携帯端末2のディスプレイに表示される等して、ユーザに報知される。
図13Bは、接続要求に優先接続情報が含まれる場合の処理のシーケンスの例である。OP31では、携帯端末2が暗号化されたままの優先接続情報を含む接続要求を送信する。
OP32では、交換機1の信号送受信部111が接続要求を受信し、輻輳制御部13に輻輳状態を問い合わせる(図9、S1)。OP33では、輻輳制御部13が信号送受信部111からの問い合わせに対して、輻輳状態として輻輳レベルを送信する。信号送受信部111は、輻輳レベルと輻輳閾値とから輻輳が発生している状態か否かを判定する(図9、S2)。
(2−A)輻輳未発生の場合
OP34では、輻輳が発生していないので、信号送受信部111は、接続要求の呼処理の許可を判定し、接続要求に対する呼処理を呼制御部12に要求する(図9、S9)。OP35では、呼制御部12が、信号送受信部111に対して呼処理応答を返信する。OP36では、信号送受信部111が接続要求の送信元の携帯端末2に呼処理の許可を含む接続要求応答を送信する。その後、携帯端末2の呼の確立の処理が行われる。
以上のように、輻輳未発生の場合には、接続要求に優先接続情報が含まれているか否かに関わらず、接続要求の呼処理は許可される。
図13Cは、接続要求に優先接続情報が含まれており、輻輳が発生している場合の処理のシーケンスの一例である。
(2−B)輻輳発生の場合
OP41では、輻輳が発生しており(図9、S2:YES)、接続要求に優先接続情報が含まれているので(図9、S3:YES)、信号送受信部111は、優先接続情報を秘密鍵で復号し(図9、S4)、優先時間帯判定部112に優先時間帯の判定を依頼するための要求を送信する(図9、S5)。優先時間帯判定部112は、接続要求に含まれていた優先時間帯と接続要求の受信時刻とを比較し、接続要求が優先時間帯に従って送信されているか否かを判定する(図10、S21)。
(3−A)接続要求が優先時間帯に従って送信されている場合
OP42では、優先時間帯判定部12は、接続要求が優先時間帯に従って送信されていることを判定し(図10、S21:YES)、信号送受信部111に、接続要求の優先時
間帯の順守を示す判定結果を含む応答を送信する(図10、S22)。
OP43では、信号送受信部111は、接続要求の優先時間帯の順守を示す判定結果を受けたので(図9、S6:YES)、次に優先度判定部113に優先度の判定を依頼するための要求を送信する(図9、S7)。優先度判定部113は、信号送受信部111から要求を受けて、接続要求に含まれる優先度が接続可能なものであるか否かを判定する(図11、S31)。
図13Dは、接続要求に優先接続情報が含まれており、輻輳が発生している状態において、接続要求が優先時間帯に従って送信された場合の処理のシーケンスの一例である。
(4−A)接続要求に含まれる優先度が輻輳発生状態において接続可能なものである場合
OP51では、優先度判定部113は、接続要求に含まれている優先度が接続可能なものであるので(図11、S31:YES)、信号送受信部111に、接続可能を示す判定結果を含む応答を送信する(図11、S32)。
OP52では、信号送受信部111は、優先度判定部113からの応答を受けて、接続要求の呼処理の許可を判定し(図9、S8:YES)、接続要求に対する呼処理を呼制御部12に要求する(図9、S9)。OP53では、呼制御部12が、信号送受信部111に対して呼処理応答を返信する。OP54では、信号送受信部111が接続要求の送信元の携帯端末2に呼処理の許可を含む接続要求応答を送信する。その後、呼制御部12によって携帯端末2の呼の確立の処理が行われる。
(4−B)接続要求に含まれる優先度が輻輳発生状態において接続可能なものでない場合
OP55では、優先度判定部113は、接続要求に含まれている優先度が接続可能なものでないので(図11、S31:NO)、優先接続情報生成部114に、優先接続情報の生成を依頼するための要求を送信する(図11、S33)。
OP56では、優先接続情報生成部114は、優先度判定部113からの要求を受けて、優先接続情報を生成し、優先度判定部113に送信する(図12)。この優先度接続情報に含まれる優先度は、接続要求が優先時間帯に従って送信されたものであるので、接続要求に含まれていた優先度よりも高く設定される。
OP57では、優先度判定部113は、優先接続情報生成部114から優先接続情報を受信し、信号送受信部111に優先接続情報と接続不可能を示す判定結果とを含む応答を送信する(図11、S34)。
OP59では、信号送受信部111は、優先度判定部113からの応答を受けて、呼処理の拒否を含む拒否応答を接続要求の送信元の携帯端末2に送信する。このときの拒否応答には、暗号化された優先接続情報と、暗号化されていない優先時間帯とが含まれる。優先接続情報に含まれる優先度は、接続要求に含まれる優先度よりも高いものとなっている。
図13Eは、接続要求に優先接続情報が含まれており、輻輳が発生している状態において、接続要求が優先時間帯に従わずに送信された場合の処理のシーケンスの一例である。
(3−B)接続要求が優先時間帯に従わずに送信されている場合
OP61では、優先時間帯判定部12は、接続要求の優先時間帯の不順守を判定し(図
10、S21:NO)、優先接続情報生成部114に、優先接続情報の生成を依頼するための要求を送信する(図10、S23)。OP61では、優先接続情報生成部114は、優先時間帯判定部112からの要求を受けて、優先接続情報を生成し、優先時間帯判定部112に送信する(図12)。この優先度接続情報に含まれる優先度は、接続要求が優先時間帯に従わずに送信されたものであるので、接続要求に含まれていた優先度よりも低く設定される。
OP63では、優先時間帯判定部112は、優先接続情報生成部114から優先接続情報を受信し、信号送受信部111に優先接続情報と接続要求の優先時間帯の不順守を示す判定結果とを含む応答を送信する(図10、S24)。
OP64では、信号送受信部111は、優先時間帯判定部112からの応答を受けて、呼処理の拒否を含む拒否応答を接続要求の送信元の携帯端末2に送信する。このときの拒否応答には、暗号化された優先接続情報と、暗号化されていない優先時間帯とが含まれる。拒否応答の優先接続情報に含まれる優先度は、接続要求に含まれる優先度よりも低いものとなっている。
<第1実施形態の作用及び効果>
第1実施形態では、輻輳発生状態において接続要求の呼処理が拒否される場合には、交換機1から携帯端末2に、拒否応答とともに優先時間帯と優先度とが通知される。該携帯端末2が再度接続要求を行う場合には、接続要求に含めて優先時間帯と優先度とが交換機1に送信される。これによって、交換機1は、接続要求から、該携帯端末2のユーザの優先時間帯と優先度とを取得することができ、優先接続処理のためのデータベースを保持せずともよくなる。これによって、データベースをユーザの情報を検索する処理を省くことができ、交換機1の優先接続処理の負荷を軽減することができる。交換機1の優先接続処理の負荷が軽減されることによって、輻輳の助長を緩和することができる。
また、第1実施形態では、携帯端末2に拒否応答とともに優先時間帯が通知されるので、携帯端末2のユーザによる無闇な接続要求の再送を抑制することができる。また、優先時間帯に従って接続要求が送信された場合には、呼処理が拒否されたとしても優先度が高く設定され、該携帯端末2の呼が接続されやすくなるので、ユーザに対して優先時間帯の順守に対するモチベーションを高めることができる。これによって、輻輳の早期緩和が期待できる。
また、交換機1が優先接続処理のためのデータベースを保持しなくてよいことによって、ネットワーク全体において、交換機1間のデータベースの整合性を保つための処理を省くことができ、ネットワーク全体としての負荷も軽減される。また、携帯端末2は、移動するため、いずれの交換機に接続するかわからないが、優先接続処理に用いられる情報は接続要求に含まれるので、携帯端末2が優先時間帯を通知してきた交換機1と同じ交換機に接続する必要性を排除することができる。
また、携帯端末2に優先時間帯を通知し、再度携帯端末2からの接続要求に優先時間帯が含まれ、該接続要求に含まれる優先時間帯に従って接続要求が送信されているか否かを判定して、優先接続処理が行われる。これによって、交換機1は、携帯端末2のユーザの挙動に応じた優先接続処理を低負荷で行うことができる。
また、第1実施形態では、優先時間帯と優先度とを含む優先接続情報は、交換機1によって交換機1が保持する秘密鍵によって暗号化されて携帯端末2に送信される。携帯端末2は秘密鍵を保持しておらず、優先接続情報を復号することができない。これによって、携帯端末2による優先時間帯及び優先度の改ざんを防ぐことができる。
また、第1実施形態では、優先接続情報生成部114は、優先時間帯定義テーブルを用いて、優先時間帯の開始時刻を決定する。これによって、優先時間帯の順守の有無、輻輳状況に応じて、優先時間帯の開始時刻を柔軟に決定することができる。また、接続要求の再送を分散させることができる。
<その他>
第1実施形態では、携帯端末2からの接続要求に対して、交換機1が上記処理を行うことを説明したが、これに限られず、例えば、交換機1は、PC等の移動体でない端末からの接続要求に対しても、上記処理を行うようにしてもよい。
1 交換機
2 携帯端末
11 信号処理部
12 呼制御部
13 輻輳制御部
111 信号送受信部
112 優先時間帯判定部
113 優先度判定部
114 優先接続情報生成部

Claims (7)

  1. 端末からの接続要求に対する接続可否判定を行う要求判定部と、
    前記接続要求の拒否が判定された要求元端末の、次回の接続要求の推奨時間と該接続要求による接続の優先度とを決定する決定部と、
    前記推奨時間と前記優先度とを含む拒否応答を生成して前記要求元端末に送信する応答処理部と、
    を備え、
    前記要求判定部は、前記要求元端末からの接続要求に、前記推奨時間と前記優先度とが含まれる場合には、前記接続要求の前記推奨時間の順守の有無と、前記優先度とに基づいて、該接続要求に対する前記接続可否判定を行い、
    前記決定部は、前記要求元端末からの前記接続要求の拒否が判定された場合に、前記推奨時間の順守の有無に基づいて、前記優先度を変更する、
    情報処理装置。
  2. 前記決定部は、前記推奨時間が順守されている場合には、前記優先度をより高い値に変更し、前記推奨時間が順守されていない場合には、前記優先度をより低い値に変更する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、前記推奨時間の順守の有無と、輻輳の状態とに基づいて、前記推奨時間を決定する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 輻輳レベルを算出する輻輳制御部をさらに備え、
    前記決定部は、前記推奨時間が順守されており、且つ、前記輻輳レベルが所定閾値未満である場合、前記推奨時間が順守されており、且つ、前記輻輳レベルが所定閾値以上の場合、前記推奨時間が順守されておらず、且つ、前記輻輳レベルが所定閾値未満である場合、前記推奨時間が順守されておらず、且つ、前記輻輳レベルが所定閾値以上の場合、の順番で、開始時刻が遅くなるように前記推奨時間を決定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記応答処理部は、前記推奨時間と前記優先度とを含む優先接続情報を暗号化し、暗号化した優先接続情報と、暗号化していない前記推奨時間とを含む拒否応答を前記接続要求元端末に送信する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 端末からの接続要求に対する接続可否判定を行う要求判定部と、
    前記接続要求の拒否が判定された要求元端末の、次回の接続要求の推奨時間と該接続要求による接続の優先度とを決定する決定部と、
    前記推奨時間と前記優先度とを含む拒否応答を生成して前記要求元端末に送信する応答処理部と、
    を備える情報処理装置と、
    前記拒否応答によって通知された前記推奨時間と前記優先度とを含む接続要求を送信する端末と、
    を含む情報処理システムであって、
    前記要求判定部は、前記要求元端末からの接続要求に、前記推奨時間と前記優先度とが含まれる場合には、前記接続要求の前記推奨時間の順守の有無と、前記優先度とに基づいて、該接続要求に対する前記接続可否判定を行い、
    前記決定部は、前記要求元端末からの前記接続要求の拒否が判定された場合に、前記推奨時間の順守の有無に基づいて、前記優先度を変更する、
    情報処理システム。
  7. コンピュータが、
    端末からの接続要求に対する接続可否判定を行い、
    前記接続要求の拒否が判定された要求元端末の、次回の接続要求の推奨時間と該接続要求による接続の優先度とを決定し、
    前記推奨時間と前記優先度とを含む拒否応答を生成して前記要求元端末に送信する、
    情報処理方法であって、
    前記要求元端末からの接続要求に、前記推奨時間と前記優先度とが含まれる場合には、
    前記接続要求の前記推奨時間の順守の有無と、前記優先度とに基づいて、該接続要求に対する前記接続可否判定を行い、
    前記要求元端末からの前記接続要求の拒否が判定された場合に、前記推奨時間の順守の有無に基づいて、前記優先度を変更する、
    情報処理方法。
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