JP2015164253A - 通信端末、および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが通信端末を携帯しているが使用していない状況でも、通信端末の無線信号の電波強度を抑制して、人体への影響を低減する。【解決手段】スマートフォン(1)がスリープモードに移行しているとモード判定部(13a)が判定し、且つ、スマートフォン(1)がユーザに携帯されている携帯状態であると状態判定部(13b)が判定している場合、無線信号の電波強度を抑制する出力制限部(14)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、外部機器に無線信号を出力する通信端末に関する。
近年、ワイヤレス技術の進展に伴い、携帯電話およびスマートフォンなどの無線通信を行う通信端末が身近な存在となり、コミュニケーションツールとして広く普及している。その一方で、通信端末から出力される無線信号が人体に悪影響を及ぼす可能性があることが懸念されている。これに対し、通話中(顔を近づけている場合)や端末の操作中(把持されている場合)に無線信号の電波強度を抑制する技術が従来から知られている(特許文献1〜3参照)。
特開2012−195725号公報(2012年10月11日公開) 特開2012−239108号公報(2012年12月6日公開) 特開2012−170071号公報(2012年9月6日公開)
ユーザが、通信端末を携帯しているものの、使用(操作や通話)していない状況(例えばポケットに通信端末を入れているような状況)でも、当該通信端末が外部と無線通信を行うことがあるため、電波強度を抑制することが好ましい。これに対し、特許文献1〜3の技術の技術では、通話中(顔を近づけている場合)や操作中(把持されている場合)に電波強度を抑制するようになっているが、上記のように通信端末を携帯しているものの、使用(操作や通話)していない状況では電波強度を抑制できないという問題があった。
本発明は、ユーザが通信端末を携帯しているが使用していない状況でも、通信端末の無線信号の電波強度を抑制して、人体への影響を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信端末は、無線信号を出力する通信端末において、上記通信端末が通常動作モードからスリープモードに移行しているか否かを判定するモード判定手段と、上記通信端末がユーザに携帯されている携帯状態であるか否かを判定する状態判定手段と、上記状態判定手段に上記携帯状態であると判定され、且つ、上記モード判定手段に上記スリープモードに移行していると判定された場合、上記無線信号の電波強度を抑制する強度制御手段と、を備えている。
本発明の一態様によれば、ユーザが通信端末を携帯しているが使用していない状況でも、通信端末の無線信号の電波強度を抑制して、人体への影響を低減することができるという効果を奏する。
実施形態1に係るスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 図1のスマートフォンの外観図である。 図1のスマートフォンが実行する処理の流れを示すブロック図である。 実施形態2に係るスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 図4のスマートフォンの外観図である。 実施形態3に係るスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。
〔実施形態の概要〕
まず、以下に説明する実施形態1〜3の概要について説明する。なお、以下で説明する実施形態では、本発明の一態様の通信端末の一例として、通信端末をスマートフォンに適用した例を説明する。ただし、通信端末はスマートフォンに限定されるものではなく、通常の携帯電話や携帯型モデム装置等、電波を発生する機能を有する通信端末であれば適用が可能である。ユーザがスマートフォンを使用していない状態が続いてスマートフォンがスリープモードに移行している時であっても、スマートフォンが無線信号を外部に出力している場合がある。それゆえ、スマートフォンが使用されていなくても、スマートフォンがユーザ(人体)に携帯されている状態(ユーザに近接している状態)では、電波強度を制限して、人体を保護する必要がある。なお、当該状態としては、ユーザがスマートフォンを服のポケットに入れて放置しているという状態が挙げられる。
そこで、実施形態1〜3のスマートフォン1〜3は、スリープモードに移行しており、且つ、ユーザに携帯されている状態と判定した場合、出力する無線信号の電波強度を制限するようになっている。これにより、上記の状態でも無線信号の人体への影響を低減できる。以下、実施形態1〜3を詳細に説明する。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図1〜図3に基づいて説明すれば以下のとおりである。
まず、図2を参照して、スマートフォン1の外観構成について説明する。図2に示すように、スマートフォン1は、平板状の筐体からなり、当該筐体に表示部10(表示画面)が形成されている構成である。なお、本実施形態で筐体の形状を平板状としたのは一例であり、筐体の形状は平板状には限定されるものではない。なお、本実施形態では、図2に示すように、スマートフォン1の各面のうち、表示部10が形成されている面を「正面51」と称し、正面とは反対側の面を「裏面52」と称す。また、図2に示すように、スマートフォン1は、正面51にタッチセンサ20a(接触検出部)を備えており、裏面52にタッチセンサ20b(接触検出部)を備えている。なお、以降、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bを総称して「タッチセンサ20」と呼称する場合がある。
ここで、ユーザがスマートフォン1を把持する場合、正面51または裏面52がユーザの手と接触する可能性が高い。また、ユーザがスマートフォン1を衣服のポケットに挿入する場合、正面51または裏面52がユーザの身体と衣服を介して接触する可能性が高い。そのため、正面51および裏面52は、ユーザの身体(人体)と接触する可能性が高い面であるといえる。そこで、スマートフォン1には、正面51および裏面52に、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bが設けられている。なお、「ユーザの身体(人体)と接触」とは、ユーザがスマートフォン1を把持するなどして、ユーザの身体とスマートフォン1とが直接的に接触する場合だけでなく、上述したように、ユーザがスマートフォン1をポケットなどに挿入するなどして、衣服を介してユーザの身体とスマートフォン1とが間接的に接触する場合を含む。また、上記「接触」とは、人体がスマートフォンに「接近」又は「接触」する状態をあわせて「接触」と表現している。なお、以降に記載する「接触」も同様である。さらに、正面51または裏面52に突起があるなどして、人体と接触する面が常に正面51(または裏面52)となる場合、すなわち、人体と接触する面が常に一定である場合、正面51または裏面52のいずれか一方のみにタッチセンサ20が設けられてもよい。
次に、図1および図2を参照して、スマートフォン1の要部構成について説明する。図1に示すように、スマートフォン1は少なくとも、モード制御部11、判定部13、出力制限部14(強度制御手段)、記憶部15、無線通信部16(無線出力部)、検波部17、アンテナ18、タッチセンサ20a、タッチセンサ20b、および加速度センサ21(動き指標値検出部)を備えている。
モード制御部11は、通常動作モードとスリープモードとの切り替えを制御するものである。ここで、通常動作モードとは、予め定められている構成要素に通電を行うモードであり、スリープモードとは、通常動作モードよりも少ない構成要素のみに電力を供給し、通常動作モードよりも電力消費量の抑制を図るモードである。モード制御部11は、操作のない状態が所定時間経過するなどの条件が整うと、スマートフォン1を、通常動作モードからスリープモードへと移行させる。スリープモードでは、表示部10への通電が停止され、画面がオフとなる。また、スマートフォン1は、通常動作モードでは常時動作を行っているが、スリープモードでは間欠動作を行うことになる。スリープモードへ移行したスマートフォン1に対してユーザが所定の操作を行うと(例えば不図示のボタンを押す等)、モード制御部11は、スマートフォン1を再び通常動作モードへと復帰させる。また、モード制御部11は、現在のモードがスリープモードか通常モードかを示すフラグを管理している(フラグは例えばメモリ(不図示)に書き込まれる)。
タッチセンサ20aは、正面51に取り付けられており、タッチセンサ20aに人体が接触すると、後述する状態判定部13bに、人体の接触を示す人体検出信号を出力する(つまり、タッチセンサ20aは正面51に人体が接触すると上記人体検出信号を出力する)。タッチセンサ20bは、裏面52に取り付けられており、タッチセンサ20bに人体が接触すると、後述する状態判定部13bに上記人体検出信号を出力する(つまり、タッチセンサ20bは裏面52に人体が接触すると上記人体検出信号を出力する)。なお、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bとしては、衣類を介した状態でも人体を検出することができる電界式のタッチセンサが好ましい。ただし、人体との接触を検知できるセンサであれば、検出方式の種類は限定されない。例えば静電式、または圧力式のタッチセンサであってもよい。なお、スマートフォン1を衣服のポケットに挿入した場合に、衣服がコートなどの厚手のものである場合は、タッチセンサ20が電界式のタッチセンサであっても人体を検出できない可能性がある。しかし、厚手の衣服のポケットにスマートフォン1が挿入されている場合は、スマートフォン1と人体との距離が衣服の厚みによって遠くなるため、人体に到達する無線信号の電波強度は十分弱くなっていると考えられる。よって、上記のような場合に、タッチセンサ20が人体を検出する必要は無い。つまり、タッチセンサ20が衣服を介したスマートフォン1と人体との接触を検出する場合、衣服の厚みが、スマートフォン1が出力する無線信号の電波強度が人体に悪影響を与える程度に薄いとき(例えば、ユーザがポロシャツなどの薄手の衣服のポケットにスマートフォン1を挿入するとき)に、スマートフォン1と人体との接触を検出できればよい。また、正面51および裏面52において、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bの位置は特に限定されるものではない。例えば、正面51および裏面52の下部にタッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bが設けられていてもよいし、タッチセンサ20aの位置が正面51の上部であり、タッチセンサ20bの位置が裏面52の下部であってもよい。
加速度センサ21は、スマートフォン1の動きの大きさを表す指標値である動き指標値として加速度を出力するセンサである。加速度センサ21は、スマートフォン1が運動する(スマートフォン1の筐体が動く)ことによって発生する加速度を検出し、後述する状態判定部13bに出力する。加速度センサ21としては、静電容量型、ピエゾ抵抗型などの既存の加速度センサを利用できる。また、スマートフォン1の動きの大きさを表すものであれば、動き指標値は加速度に限定されない。すなわち、例えば、動き指標値として角速度を検出するジャイロセンサや、動き指標値として速度を検出する速度センサを、加速度センサ21の代わりに用いてもよい。また、スマートフォン1の動きを直接検出するようなセンサ(例えば、基準より大きい動きが筐体に発生したときにONとなるようなセンサ)を加速度センサ21の代わりに用いてもよい。
判定部13は、無線信号の電波強度抑制の要否を決定するために必要な判定処理を行うものである。具体的には、判定部13は、モード判定部13a(モード判定手段)および状態判定部13b(状態判定手段)を備える。
モード判定部13aは、スマートフォン1が通常動作モードからスリープモードに移行しているか否かを判定するものである。モード判定部13aは、モード制御部11が管理している、現在のモードがスリープモードであるか通常動作モードであるかを示すフラグを参照して、スマートフォン1がスリープモードであるか通常動作モードであるかを判定する。モード判定部13aは判定結果を出力制限部14に供給する。
状態判定部13bは、スマートフォン1がスリープモードであるとモード判定部13aに判定された場合、スマートフォン1がユーザに携帯されている携帯状態か否かを判定するものである。具体的には、状態判定部13bは、加速度センサ21から出力される動き指標値(加速度)が所定の値(閾値)より大きく、且つ、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bのうち少なくとも一方が人体検出信号を出力している場合に、スマートフォン1が上記携帯状態であると判定する。ここで、スマートフォン1がユーザに携帯されている場合、スマートフォン1は移動しつつ人体に接触しているため、加速度センサ21から出力される動き指標値が所定の値より大きく、且つ、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bの少なくとも一方から人体検出信号が出力される傾向にある。それゆえ、状態判定部13bの判定によって、携帯状態か否かを判定することができる。また、状態判定部13bは、加速度センサ21から出力される動き指標値が所定の値以下である場合はスマートフォン1が上記携帯状態ではないと判定する。また、状態判定部13bは、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bの両方が人体検出信号を出力していない場合はスマートフォン1が上記携帯状態ではないと判定する。そして、状態判定部13bは判定結果を出力制限部14に供給する。
出力制限部14は、モード判定部13aの判定結果および状態判定部13bの判定結果に基づいて、必要に応じて、外部機器に無線信号を出力するときの電波強度を制限する。具体的には、出力制限部14は、スマートフォン1が上記スリープモードであるとモード判定部13aに判定され、且つ、スマートフォン1が上記携帯状態であると状態判定部13bに判定された場合、記憶部15から電波強度の制限内容を設定している制限設定を読み出し、当該制限設定に基づいて上記電波強度を制限する。さらに、具体的には、出力制限部14は、検波部17から通知される上記電波強度の値を監視し、無線信号を送信するための電力が上記制限設定に含まれる値を超えないように、無線通信部16を制御する。
また、出力制限部14は、スマートフォン1が上記スリープモードであるとモード判定部13aに判定されたものの、スマートフォン1が上記携帯状態でないと状態判定部13bに判定された場合、電波強度の制限(抑制)を行わず、現状の電波強度を維持するようになっている。
また、出力制限部14は、スマートフォン1が通常動作モードであるとモード判定部13aに判定された場合、通常モード時について従来から行われていた手法を用いて、電波強度の制限の有無を切り替える。ここで、従来から行われていた手法としては、特許文献1〜3の手法などが適用できる。
記憶部15は、無線信号を出力するときの電波強度を制限するための設定である制限設定を記憶しているものである。具体的には、記憶部15は上記制限設定として、上記電波強度を制限する場合の送信電力の最大値(最大送信電力)を記憶している。つまり、出力制限部14は、無線信号を送信するための電力が上記最大送信電力を超えないように、無線通信部16を制御している。なお、記憶部15は、無線通信部16が備える電波強度制御回路(不図示)の電圧値と上記最大送信電力とを対応付けた制限設定を記憶するものであってもよい。この場合、出力制限部14は、電波強度制御回路の電圧値が上記最大送信電力と対応付けられた電圧値を超えないように、上記電波強度制御回路を制御する。記憶部15は、例えば、ハードウェアとしてのメモリそのものであってもよい。また、メモリ内の一部の記憶領域であってもよく、あるいは、記憶部に形成された、閾値を格納するためのデータベースであってもよい。
無線通信部16は、外部機器に無線信号を出力するものである。具体的には、無線通信部16は、アンテナ18を介して外部機器に無線信号を出力(送信)したり、または、外部機器から送信された無線信号を、アンテナ18を介して受信したりする。無線通信部16が無線信号を出力する場合、上述したように、当該出力の電波強度は出力制限部14によって制御される。例えば、無線通信部16は、無線信号を出力するときの電力が記憶部15に記憶されている最大送信電力を超えないように、出力制限部14によって制御される。無線通信部16は、無線通信に関わる各種ハードウェアの集合体として実現されてもよく、ハードウェアと当該ハードウェアの少なくとも一部を制御するソフトウェアとの組み合わせであってもよい。
検波部17は、無線信号の電波強度の値を測定するものである。具体的には、検波部17は、無線通信部16が出力する無線信号の電波強度の値を測定し、当該測定した電波強度の値を出力制限部14に出力する。検波部17は、検波回路といったハードウェアとして表現されてもよく、ハードウェアと当該ハードウェアの少なくとも一部を制御するソフトウェアとの組み合わせであってもよい。
アンテナ18は、無線信号を送受信する通信デバイスである。具体的には、アンテナ18は、無線通信部16によって制御され、外部機器に無線信号を送信したり、または、外部機器から送信された無線信号を受信したりする。本実施形態に係るアンテナ18には、スマートフォンに一般的に内蔵されているアンテナを用いることができる。
次に、図3を参照して、スマートフォン1における処理(電波強度制限処理)の流れについて説明する。図3は、スマートフォン1における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、モード判定部13aは、スマートフォン1がスリープモードであるか否かを判定する(S1、モード判定工程)。スマートフォン1がスリープモードではないとモード判定部13aに判定された場合(S1でNO)、つまりスマートフォン1が通常動作モードである場合、出力制限部14は、通常動作モード時に従来から行われていた手法を用いて、電波強度の制限を行う(S5)。これに対し、スマートフォン1がスリープモードであるとモード判定部13aに判定された場合(S1でYES)、状態判定部13bは、スマートフォン1が運動しているか否かを判定する(S2、状態判定工程)。具体的には、状態判定部13bは、加速度センサ21から出力される動き指標値が所定の値(閾値)より大きいか否かを判定する。状態判定部13bは、加速度センサ21の出力した動き指標値が所定の値以下であることから、スマートフォン1が運動していないと判定した場合(S2でNO)、出力制限部14は、電波強度を制限せずに維持する。これに対し、加速度センサ21の出力した動き指標値が所定の値より大きいことからスマートフォン1が運動していると判定した場合(S2でYES)、さらに、スマートフォン1が人体と接触しているか否かを判定する(S3、状態判定工程)。具体的には、状態判定部13bは、正面51に設けられたタッチセンサ20aおよび裏面52に設けられたタッチセンサ20bのうちの少なくとも一方が、人体との接触を検知して人体検出信号を出力しているか否かを判定する。そして、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bの両方が人体検出信号を出力していない場合、すなわち、正面51および裏面52の両方に接触物がない場合(S3でNO)、出力制限部14は電波強度を制限せずに維持する。これに対し、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bのうち少なくとも一方が人体検出信号を出力している場合、すなわち、正面51および裏面52の少なくとも一方が人体と接触している場合(S3でYES)、スマートフォン1が携帯状態であると判定できる。そこで、出力制限部14は、電波強度を制限する(S4、強度制御工程)。以上のようにして本実施形態の処理が行われる。
以上にて示したように、本実施形態に係るスマートフォン1は、スマートフォン1がスリープモードであるとモード判定部13aに判定され、且つ、スマートフォン1が携帯状態であると状態判定部13bに判定されたとき、無線信号の電波強度を抑制する。ここで、スマートフォン1がスリープモードに移行しているということは、ユーザがスマートフォン1を使用していない状況である。よって、本実施形態によれば、ユーザがスマートフォン1を携帯しているが使用していない状況の場合に、無線信号の電波強度を抑制でき、人体への影響を低減できる。
また、ユーザがスマートフォン1を携帯している場合、スマートフォン1は移動しつつ、ユーザの身体に接触している。そこで、スマートフォン1は、加速度センサ21が出力した動き指標値が所定の値(閾値)よりも大きく、且つ、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bのうち少なくともいずれか一方が人体の接触を示す人体検出信号を出力した場合に、状態判定部13bはスマートフォン1が携帯状態であると判定する。これにより、上記携帯状態であるか否かを精度よく判定することができる。よって、スリープモードに移行している場合において、電波強度を制限する必要のない状況(非携帯状態)では電波強度を制限せずに基地局との接続性を保ちつつ、電波強度を制限すべき状況(携帯状態)では電波強度を制限して人体を保護できる。つまり、人体保護を図りつつも、接続性が劣化することを抑制できる。
また、以上の実施形態では、正面51のタッチセンサ20aと、裏面52のタッチセンサ20bとが、互いに別々のセンサになっている構成である。これに対し、正面51および裏面52の間の側面を跨ぐように正面51から裏面52に渡って形成される単一のタッチセンサを設け、加速度センサの出力した動き指標値が所定の値を超え、且つ、当該タッチセンサから接触物検知信号が出力されていれば、携帯状態と判定し、当該タッチセンサから接触物検知信号が出力されていなければ携帯状態ではないと判定するようになっていてもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図4および図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態2および後述する実施形態3において、実施形態1にて説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態に係るスマートフォン2は、実施形態1に係るスマートフォン1と異なり、近接センサ30a(近接物検出部)および近接センサ30b(近接物検出部)を備える。なお、以降、近接センサ30aおよび近接センサ30bを総称して、「近接センサ30」と呼称する場合がある。
近接センサ30aは、図5に示すように、正面51に取り付けられており、近接センサ30aから所定距離内に物体が存在すると、状態判定部13bに近接物検出信号を出力する測距センサである(つまり、近接センサ30aは正面51に物体が近接すると上記近接物検出信号を出力する)。近接センサ30bは、裏面52に取り付けられており、近接センサ30bから所定距離内に物体が存在すると、状態判定部13bに近接物検出信号を出力する測距センサである(つまり、近接センサ30bは裏面52に物体が近接すると上記近接物検出信号を出力する)。なお、近接センサ30aおよび近接センサ30bは、測距センサに限定されるものではなく、物体の近接を検出できるものであればよい。
なお、タッチセンサ20および近接センサ30の配置は、図4および図5に示すように、タッチセンサ20および近接センサ30のそれぞれが、正面51および裏面52に配置されている例に限定されない。例えば、裏面52に突起があるなどして、スマートフォン2をポケットに入れたときに人体と接触する面が常に正面51に決まる場合、正面51のみにタッチセンサ20を備え、裏面52のみに近接センサ30を備える構成であってもよい。つまり、スマートフォン2は、正面51または裏面52にタッチセンサ20を備え、タッチセンサ20を備えない面に近接センサ30を備える構成であってもよい。また、正面51および裏面52のうち一方の面にタッチセンサ20を備え、他方の面にタッチセンサ20および近接センサ30を備える構成であってもよい。また、近接センサ30はポケットにスマートフォン2が入れられているか否かを検知できればよいので、スマートフォン2の側面に設けられていてもよい。すなわち、近接センサ30は、タッチセンサ20が設けられた面と異なる面(例えば、タッチセンサ20が設けられた面と対向する面)に設けられていてもよい。さらに言えば、スマートフォン2は、断面が矩形の板状体(平板状)に限定されない。例えば、断面が楕円の柱状体である場合に、タッチセンサ20と近接センサ30とは、対向するように備えられていてもよいし、タッチセンサ20が備えられている面の反対側の面など、タッチセンサ20が備えられている面と異なるいずれかの位置に近接センサ30が備えられていてもよい。
状態判定部13bは、実施形態1と同様、スマートフォン1がスリープモードに移行しているとモード判定部13aに判定された場合、上記携帯状態か否かを判定する。ただし、実施形態2では、状態判定部13bは、下記の条件1〜3の全てを満たす場合に携帯状態と判定し、下記の条件1〜3のうちの一つの条件でも欠く場合は携帯状態ではないと判定するようになっている。
条件1:加速度センサ21の示す動き指標値が所定の値(閾値)より大きい。
条件2:正面51のタッチセンサ20aおよび裏面52のタッチセンサ20bのうち、少なくとも一方が人体検出信号を出力している。
条件3:正面51のタッチセンサ20aから人体検出信号が出力されている場合はタッチセンサ20aが設けられている面とは異なる面である裏面52の近接センサ30bから近接物検出信号が出力されており、また、裏面52のタッチセンサ20bから人体検出信号が出力されている場合は、タッチセンサ20bが設けられている面とは異なる面である正面51の近接センサ30aから近接物検出信号が出力されている。
以上にて示したように、本実施形態によれば、加速度センサ21の出力した動き指標値が所定の値(閾値)より大きく、且つ、正面51および裏面52の一方の面のタッチセンサ20が人体検出信号を出力している時に当該タッチセンサ20が設けられている面とは異なる面の近接センサ30が近接物検出信号を出力する場合、状態判定部13bは、スマートフォン2が上記携帯状態であると判定する。
これにより、上記携帯状態であるか否かを精度よく判定することができる。特に、スマートフォン2がユーザのポケットなどに挿入されている場合、正面51および裏面52のうちの一方の面に人体が接触すると、当該タッチセンサが設けられている面とは異なる面では衣服が近接するため、上記携帯状態であることを高精度に検出できる。さらに、本実施形態に係るスマートフォン2は、実施形態1に係るスマートフォン1よりも上記携帯状態の判定精度を高めることができるというメリットがある。例えばスマートフォン1のタッチセンサ20が電界式のタッチセンサである場合、当該タッチセンサ20と金属とが接触すると、タッチセンサ20は金属との接触を検知し、人体検出信号を出力してしまう場合もあり得る。ここで、タッチセンサ20が金属との接触を検知したことにより人体検出信号を出力し、さらにスマートフォン1が移動するなどして動き指標値が所定の値より大きくなると、状態判定部13bはスマートフォン1がユーザの身体と接触していないにもかかわらず携帯状態と判定(誤判定)してしまう可能性がある。これに対し、本実施形態に係るスマートフォン2は、電界式のタッチセンサ20が金属と接触して人体検出信号を出力し、さらに、動き指標値が所定の値より大きくなったとしても、タッチセンサ20が備えられている面と対向する面に備えられる近接センサ30が所定距離内の物体を検出して近接物検出信号を出力しない限り、状態判定部13bがスマートフォン2を携帯状態と判定することはない。よって携帯状態の誤判定を抑制することができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図6に示すように、本実施形態に係るスマートフォン3は、実施形態1に係るスマートフォン1、および、実施形態2に係るスマートフォン2と異なり、タッチセンサ20aおよびタッチセンサ20bを備えず、温度検知部40(温度検出部)を備える。温度検知部40は、スマートフォン3の表面温度を検出する温度センサである。
状態判定部13bは、実施形態1および実施形態2と同様、スマートフォン3がスリープモードに移行しているとモード判定部13aに判定されている場合、上記携帯状態か否かを判定する。ただし、実施形態3では、加速度センサ21の出力した動き指標値が所定の値(閾値)より大きく、且つ、温度検知部40が出力する表面温度が所定温度範囲内である場合に、状態判定部13bは、スマートフォン3が上記携帯状態であると判定する。これに対し、状態判定部13bは、加速度センサ21の出力した動き指標値が所定の値(閾値)以下である場合は携帯状態ではないと判定する。また、状態判定部13bは、温度検知部40が出力する表面温度が所定温度範囲外の場合も、携帯状態ではないと判定する。上記の所定温度範囲は、体温と想定される温度範囲に設定される。
以上にて示した実施形態は、スマートフォン3がユーザに携帯されている状況では、体温が、間接的(衣服を介して)、または、直接的にスマートフォン1に伝達されることを想定したものである。つまり、以上にて示した実施形態では、加速度センサ21の示す動き指標値が所定の値(閾値)より大きく、且つ、温度検知部40が出力する表面温度が所定温度範囲内(体温と想定される温度範囲)である場合、上記携帯状態であると判定するようになっている。これにより、上記携帯状態を精度よく特定できる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
スマートフォン1〜3の制御ブロック(特にモード制御部11、判定部13、出力制限部14)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、スマートフォン1〜3は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る通信端末(スマートフォン1〜3)は、無線信号を出力する通信端末において、上記通信端末が通常動作モードからスリープモードに移行しているか否かを判定するモード判定手段(モード判定部13a)と、上記通信端末がユーザに携帯されている携帯状態であるか否かを判定する状態判定手段(状態判定部13b)と、上記状態判定手段に上記携帯状態であると判定され、且つ、上記モード判定手段に上記スリープモードに移行していると判定された場合、上記無線信号の電波強度を抑制する強度制御手段(出力制限部14)と、を備えている。
上記態様1の通信端末において、スリープモードに移行しているという事はユーザが通信端末を使用していない状況である。それゆえ、上記の構成によれば、ユーザが通信端末を携帯しているが使用していない状況の場合に、無線信号の電波強度を抑制でき、人体への影響を低減できる。
さらに、本発明の態様2に係る通信端末(スマートフォン1)は、上記態様1において、上記通信端末に発生した動きの大きさを表す指標値である動き指標値を検出する動き指標値検出部(加速度センサ21)と、上記通信端末と人体との接触を検出する接触検出部(タッチセンサ20a、タッチセンサ20b)と、を備え、上記状態判定手段は、上記動き指標値検出部によって検出された上記動き指標値が所定の値よりも大きく、且つ、上記接触検出部によって人体との接触が検出された場合、上記携帯状態であると判定してもよい。
ユーザが通信端末を携帯している場合、上記通信端末は、移動しつつ、ユーザの身体に接触している。上記の構成によれば、動き指標値が所定の値より大きく、且つ、人体との接触が検出されたときに、携帯状態であると判定する。これにより、上記携帯状態であるか否かを精度よく判定できる。それゆえ、スリープモードに移行している場合において、電波強度を制限する必要のない状況(非携帯状態)では電波強度を制限せずに基地局との接続性を保ちつつ、電波強度を制限すべき状況(携帯状態)では電波強度を制限して人体を保護できる。つまり、人体保護を図りつつも、接続性が劣化することを抑制できるという効果を奏する。
さらに、本発明の態様3に係る通信端末(スマートフォン2)は、上記態様1において、上記通信端末に発生した動きの大きさを表す指標値である動き指標値を検出する動き指標値検出部と、上記通信端末と人体との接触を検出する接触検出部と、上記通信端末の筐体の上記接触検出部が設けられた面と異なる面に設けられ、上記通信端末と物体との近接を検出する近接物検出部(近接センサ30a、近接センサ30b)と、を備え、上記状態判定手段は、上記動き指標値検出部によって検出された上記動き指標値が所定の値よりも大きく、上記接触検出部によって人体との接触が検出され、且つ、上記近接物検出部によって物体との近接が検出された場合、上記携帯状態であると判定してもよい。
これにより、上記携帯状態であるか否かを精度よく判定できる。特に、通信端末がユーザのポケット等に挿入されている場合、接触検出部とユーザの身体とが衣服を介して接触すると、接触検出部が設けられた面に対向する面などの上記接触検出部が設けられた面とは異なる面に設けられた近接物検出部に衣服が近接するため、上記の構成によれば、上記携帯状態であることを高精度に検出できる。
さらに、上記態様2に係る通信端末の場合、携帯状態ではない状況でも携帯状態と判定されてしまうことがある。例えば、接触検出部が電界式のタッチセンサであり、当該タッチセンサが金属と接触した場合、接触検出部は当該金属との接触を人体との接触と誤検出してしまう可能性がある。ここでタッチセンサが金属との接触を検出し、さらに通信端末が移動するなどして所定の値より大きい動き指標値が検出されると、状態判定手段は通信端末が人体と接触していないにもかかわらず携帯状態と判定(誤判定)してしまう。これに対し、上記態様3の構成によれば、電界式のタッチセンサ(接触検出部)が金属と接触したことにより人体との接触を誤検出し、かつ動き指標値が所定の値より大きくなったとしても、タッチセンサが設けられた面に対向する面などの上記接触検出部が設けられた面とは異なる面に設けられた近接物検出部が通信端末と物体との近接を検出しない限り、状態判定手段は通信端末が携帯状態であると判定することはない。よって、携帯状態の誤判定を抑制することができる。
さらに、本発明の態様4に係る通信端末(スマートフォン3)は、上記態様1において、上記通信端末に発生した動きの大きさを表す指標値である動き指標値を検出する動き指標値検出部と、上記通信端末の表面温度を検出する温度検出部(温度検知部40)と、を備え、上記状態判定手段は、上記動き指標値検出部によって検出された上記動き指標値が所定の値よりも大きく、且つ、上記温度検出部によって検出された表面温度が所定温度範囲内である場合、上記携帯状態であると判定してもよい。
ユーザが通信端末を携帯している場合、通信端末は、ユーザの身体から直接、または、衣服を介して、ユーザの体温が伝達される。上記の構成によれば、動き指標値が所定の値よりも大きく、検出された表面温度が所定温度範囲内である場合に、携帯状態であると判定する。これにより、上記携帯状態であるか否かを精度よく判定できる。なお、所定温度範囲は、体温と想定される温度範囲であればよい。
本発明の態様5に係る通信端末の制御方法は、無線信号を出力する通信端末の制御方法において、上記通信端末が通常動作モードからスリープモードに移行しているか否かを判定するモード判定工程と、上記通信端末がユーザに携帯されている携帯状態であるか否かを判定する状態判定工程と、上記状態判定工程にて上記携帯状態であると判定し、且つ、上記モード判定工程にて上記スリープモードに移行していると判定した場合、上記無線信号の電波強度を抑制する強度制御工程と、を含む。
上記の構成による作用効果は、上記態様1と同様である。
本発明の各態様に係る通信端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記通信端末が備える各手段として動作させることにより上記通信端末をコンピュータにて実現させる通信端末の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、無線信号を出力する携帯可能な通信端末に利用することができる。具体的には、携帯電話機、タブレット、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤー等に好適である。
1〜3 スマートフォン(通信端末)、13a モード判定部(モード判定手段)、13b 状態判定部(状態判定手段)、14 出力制限部(強度制御手段)、20a タッチセンサ(接触検出部)、20b タッチセンサ(接触検出部)、21 加速度センサ(動き指標値検出部)、30a 近接センサ(近接物検出部)、30b 近接センサ(近接物検出部)、40 温度検知部(温度検出部)

Claims (5)

  1. 無線信号を出力する通信端末において、
    上記通信端末が通常動作モードからスリープモードに移行しているか否かを判定するモード判定手段と、
    上記通信端末がユーザに携帯されている携帯状態であるか否かを判定する状態判定手段と、
    上記状態判定手段に上記携帯状態であると判定され、且つ、上記モード判定手段に上記スリープモードに移行していると判定された場合、上記無線信号の電波強度を抑制する強度制御手段と、を備えたことを特徴とする通信端末。
  2. 上記通信端末に発生した動きの大きさを表す指標値である動き指標値を検出する動き指標値検出部と、
    上記通信端末と人体との接触を検出する接触検出部と、を備え、
    上記状態判定手段は、上記動き指標値検出部によって検出された上記動き指標値が所定の値よりも大きく、且つ、上記接触検出部によって人体との接触が検出された場合、上記携帯状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 上記通信端末に発生した動きの大きさを表す指標値である動き指標値を検出する動き指標値検出部と、
    上記通信端末と人体との接触を検出する接触検出部と、
    上記通信端末の筐体の上記接触検出部が設けられた面と異なる面に設けられ、上記通信端末と物体との近接を検出する近接物検出部と、を備え、
    上記状態判定手段は、上記動き指標値検出部によって検出された上記動き指標値が所定の値よりも大きく、上記接触検出部によって人体との接触が検出され、且つ、上記近接物検出部によって物体との近接が検出された場合、上記携帯状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  4. 上記通信端末に発生した動きの大きさを表す指標値である動き指標値を検出する動き指標値検出部と、
    上記通信端末の表面温度を検出する温度検出部と、を備え、
    上記状態判定手段は、上記動き指標値検出部によって検出された上記動き指標値が所定の値よりも大きく、且つ、上記温度検出部によって検出された表面温度が所定温度範囲内である場合、上記携帯状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  5. 無線信号を出力する通信端末の制御方法において、
    上記通信端末が通常動作モードからスリープモードに移行しているか否かを判定するモード判定工程と、
    上記通信端末がユーザに携帯されている携帯状態であるか否かを判定する状態判定工程と、
    上記状態判定工程にて上記携帯状態であると判定し、且つ、上記モード判定工程にて上記スリープモードに移行していると判定した場合、上記無線信号の電波強度を抑制する強度制御工程と、を含むことを特徴とする通信端末の制御方法。
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