JP2015163933A - 加圧装置、転写装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような濃淡パターンの発生を抑制することができる構成として、中間転写ベルトに弾性層を備えた弾性ベルトを使用し、表面凹凸に富んだ記録紙に転写するときに、平滑な記録紙に転写するときよりも二次転写ニップでのニップ圧を高くする構成が挙げられる。ニップ圧を高くすることで、弾性層を有する中間転写ベルトの表面が記録紙の表面の凹凸に追従するように変形し、記録紙の表面上の凹部への転写性が向上する。
そこで本発明者らは、図22及び図23に示す転写加圧装置40を作成した。転写加圧装置40は、加圧構造体である加圧台42と、付勢部材である引張バネ44及び圧縮バネ45とを備える。加圧台42は、二次転写ローラであるニップ形成ローラ36の軸方向両端部をそれぞれ支持する二つの側板(421、422)と、二つの側板のそれぞれに連結され、二つの側板の軸方向の相対的な移動を規制する二つのステー部材(423、424)とを有する。二つの側板及び二つのステー部材は樹脂材料よりも高強度の鉄によって作成し、二つのステー部材と二つの側板との連結部は、ネジによる締結や溶着によって固定されている。
また、上述の説明では、転写ニップにおけるニップ圧のバラツキが生じる問題について説明したが同様の問題は、定着装置の定着ニップ等、転写ニップに限らず生じ得る問題である。さらに、転写ニップや定着ニップなどのニップを形成する装置に限らるものではない。ニップ形成部材等の加圧部材を被加圧部材に突き当てて加圧し、加圧部材が被加圧部材に突き当たる突き当て部に作用させる力を大きく設定する加圧装置であれば同様の問題は生じ得る。
まず、プリンタ500の基本的な構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタ500を示す概略構成図である。図1において、プリンタ500は、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナー像を形成するための四つの画像形成ユニット1(Y,M,C,K)を備える。さらに、プリンタ500は、転写装置としての転写ユニット30と、光書込ユニット80と、定着装置90と、給紙カセット100と、レジストローラ対101とを備えている。
図2は、四つの画像形成ユニット1(Y,M,C,K)のうちの一つの拡大概略構成図である。四つの画像形成ユニット1(Y,M,C,K)は、使用するトナーの色が異なる点以外は、同様の構成を備えているため、使用するトナーの色を示す添え字(Y,M,C,K)は適宜省略して説明する。
画像形成ユニット1潜像担持体たるドラム状の感光体2、ドラムクリーニング装置3、除電装置(不図示)、帯電装置6、現像装置8等を備えている。これらの装置が共通の保持体に保持されてプリンタ500本体に対して一体的に脱着することで、それらを同時に交換できるようになっている。
本実施形態における中間転写ベルト31は、少なくとも、基層、弾性層、表面コート層を有する無端ベルト状の部材で構成されている。
弾性部材としてバネ部材である引張バネを用いてニップ形成ローラ36の両軸端部をそれぞれ加圧する転写加圧装置を用いる従来構成において、転写加圧力を60[N]と240[N]との間で切り替えようとした場合、次のような問題がある。すなわち、ニップ形成ローラ36の一端部に設けられる引張バネで、当該一端部を加圧する加圧力を30[N]と120[N]との間で切り替える必要がある。この場合、例えば、一つの引張バネでニップ形成ローラ36の各端部をそれぞれ加圧する場合、一つの引張バネで最大で120[N]の加圧力を得る必要がある。そのため、仮にバネ定数が1[N/mm]である場合、120[mm]という広い伸び縮み範囲でも、塑性変形せずに弾性変形を維持できるような引張バネが必要となる。
この転写加圧装置40は、ニップ形成ローラ36を中間転写ベルト31の二次転写裏面ローラ33に巻き付いているベルト部分へ当接させるための加圧力をニップ形成ローラ36に付与するものである。転写加圧装置40は、ニップ形成ローラ36の回転軸両端部を回転自在に支持する二次転写ユニット41を保持する加圧台42を備えている。この加圧台42は、ニップ形成ローラ36の回転軸に平行な加圧台回動軸43を中心にして回動可能に構成されている。
本実施形態の引張バネ44としては、例えば、1.3[N/mm]のバネ定数をもつバネ部材を用いることができる。また、本実施形態の圧縮バネ45としては、例えば、2.6[N/mm]のバネ定数をもつバネ部材を用いることができる。
まず、ユーザーが図示しない操作パネルを操作して画像出力指示を行う(S1)。この画像出力指示でユーザーが凹部濃度再現性を優先する旨の指示を行うと(S2で「Yes」)、転写加圧装置40の加圧アーム246の回動角度位置を図3に示す第一回動角度にするように加圧アーム246の回動駆動源248が制御される(S3)。これにより、ニップ形成ローラ36は240[N]の転写加圧力で中間転写ベルト31へ当接し、高い二次転写ニップ圧が得られる。その後、画像形成動作が開始され(S5)、レザック紙のような表面凹凸の大きな記録紙Pに対して、表面凹凸にならった濃淡パターンの少ない良好な画像を形成することができる。
転写加圧装置40により付与する加圧力を調整する場合、引張バネ44及び圧縮バネ45のバネ定数や引張量または圧縮量のほか、距離L1またはL2を調整することによっても、行うことができる。そして、本実施形態のように、引張バネ44及び圧縮バネ45における加圧台回動軸43との距離L1及び距離L2が互いに異なる構成では、これらの距離が同じ構成と比較して、引張バネ44の加圧力と圧縮バネ45の加圧力とを個別に調整することが可能となる。よって、L1とL2との長さを異なるように設定している本実施形態によれば、加圧力調整の自由度が高まる。
次に、転写加圧装置40を構成する加圧台42の一つ目の実施例(以下、実施例1という)について説明する。
図7は、実施例1の転写加圧装置40の斜視説明図である。図8は、実施例1転写加圧装置40について、図3で模式的に示した状態の詳細を示す正面図であり、図9は、実施例1の転写加圧装置40について図5で模式的に示した状態の詳細を示す正面図である。
なお、図10及び図11は、前側板421及び後側板422に設けられた、手前バネカバー板421b及び奥バネカバー板422bを取り外した状態である。
前側板421及び後側板422の加圧側上ステー部材423との連結部は、ニップ形成ローラ36の軸方向(Y軸方向)について、ニップ形成ローラ36の端部を支持する部分よりも軸方向内側に折り曲げた形状を備える。以下、この折り曲げた内側に位置する部分を前側板ステー連結部421a及び後側板ステー連結部422aともいう。
実施例1では、回動駆動源248を駆動することで、駆動伝達軸248a、駆動出力ギア248b、タイミングベルト250、駆動入力ギア247aを介して、加圧アーム回動軸247に駆動が伝達され、加圧アーム246が回動する。
前側板421及び後側板422における加圧側上ステー部材423との連結部には、加圧方向に長い長孔451が設けられており、加圧側上ステー部材423に固定された段付ネジ450が長孔451に係合している。段付ネジ450は長孔451に係合することで、図中X軸方向の移動が規制され、図中Z軸方向は長孔451の長手方向の範囲で移動可能となる。
このような段付ネジ450と長孔451とからなる連結部によって加圧側上ステー部材423は前側板421及び後側板422に対してX軸方向の移動が規制され、Z軸方向及びY軸方向には一定の範囲で移動可能となっている。
引張バネ44及び圧縮バネ45の付勢力が作用する付勢方向は鉛直上方であり、この付勢力によって加圧台42がニップ形成ローラ36を中間転写ベルト31に向けて加圧する加圧方向も鉛直上方、すなわち、Z軸に平行な方向である。よって、Z軸方向に一定の範囲内で変化可能な加圧側上ステー部材423の前側板421側の連結部と後側板422側の連結部との相対的な位置は、加圧方向に一定の範囲で変化可能となっている。
一方、ニップ形成ローラ36を支持し、バネ部材による付勢力がかかる加圧台42が剛性の高い金属製である本実施形態の構成であれば、付勢力をニップ形成ローラ36に伝達する部材である加圧台42が部分的に大きく変形することを防止できる。よって金属製の部材からなる加圧台42では、変形によって付勢手段による付勢力が吸収されることを防止でき、転写加圧力として所望の加圧力を作用させることができる。
また、図22及び図23では、図示を省略しているが、比較例の加圧台42も実施例1の加圧台42と同様に、結合孔423a、結合突起249a及び結合ナット423bによって加圧ステー249と加圧側上ステー部材423とは連結している。
ニップ圧にバラツキが生じると、ニップ圧の高いところと低いところとで転写率に差が生じ、画像濃度にバラツキが生じてしまう。
本発明者らが、実施例1の加圧台42を用いて、引張バネ44及び圧縮バネ45の付勢力を加えてニップ形成ローラ36による加圧を行ったところ、ニップ形成ローラ36の軸方向(図中Y軸方向)の位置によるニップ圧のバラツキがほとんど生じなかった。これは、以下の理由によるものと考えられる。
図13は、前側板421と後側板422との上下方向の位置が一致していない加圧台42に、圧縮バネ45による加圧力を作用させるときの加圧側上ステー部材423と段付ネジ450と長孔451との位置関係の変化を模式的に示す説明図である。図13中の中央の図面が加圧台42のY−Z平面の模式図であり、左側の図面が前側板421のZ−X平面の模式図、右側の図面が後側板422のZ−X平面の模式図である。図13(a)は加圧開始前の説明図、図13(b)は加圧初期の説明図、図13(c)は加圧途中の説明図である。なお、図13に示す例では、二本の加圧アーム246の先端を結んだ仮想直線は水平面に平行な状態を保っており、二つの圧縮バネ45の付勢力にバラツキは無いものとする。
加圧側上ステー部材423が水平な状態で上昇すると、前側板421と後側板422とのうち下方に位置する後側板422側のみの長孔451の上端に段付ネジ450が突き当たる。このとき、前側板421側の長孔451の上端には段付ネジ450が突き当たらず、図13(b)の状態となる。
加圧側上ステー部材423が傾斜した状態で上昇すると、前側板421と後側板422とのうち加圧側上ステー部材423が上方に位置する側の前側板421のみの長孔451の上端に段付ネジ450が突き当たり、図14(b)の状態となる。図14(b)の状態では、後側板422の長孔451の上端には段付ネジ450が突き当たらない状態である。
図14を用いた上述の説明では、二本の加圧アーム246の先端を結んだ仮想直線が傾いている場合について説明したが、二つの圧縮バネ45の付勢力にバラツキがある場合も上述した説明と同様に二次転写ニップにおける転写ニップ圧を均等にすることができる。
実施例1の加圧台42では、前側板421における加圧側上ステー部材423の連結部と、後側板422における加圧側上ステー部材423の連結部との相対的な位置関係がずれることを許容する構造となっている。そして、この相対的な位置関係がずれることを許容する範囲は、段付ネジ450が一方の側板の長孔の上端に突き当たってから、両方の側板の長孔の上端に段付ネジ450が突き当たるまでの範囲である。
次に、転写加圧装置40の二つ目の実施例(以下、実施例2という)について説明する。
実施例2の転写加圧装置40は、加圧台42の加圧側上ステー部材423の構成が異なる点以外は、実施例1の転写加圧装置40と共通する。よって、共通する点についての説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
図15に示すように、実施例2の転写加圧装置40が備える加圧台42は、実施例1で一体物だった加圧側上ステー部材423をY軸方向で二つとなるように分割した構成である。
実施例2の加圧台42は、実施例1と同様に加圧側上ステー部材423は前側板421及び後側板422に対してY軸方向には段付ネジ450の段部の範囲で移動可能となっており、この移動可能な範囲を超える移動は規制されている。このため、前側板421及び後側板422の面倒れ方向の変形のし難さは実施例1と同様である。よって、内倒れが生じるように前側板421及び後側板422の位置が変化しようとすると、前側板421及び後側板422の内側の面が加圧側上ステー部材423に突き当たり、内倒れとなることが防止できる。
また、実施例2では、分割された加圧側上ステー部材423が、段付ネジ450と長孔451とによって二つの側板に連結されている。しかし、分割された加圧側上ステー部材423同士のZ軸方向の相対的な位置が変化可能な構成であれば、二つの加圧側上ステー部材423の二つの側板に対する連結部は固定としてもよい。分割された加圧側上ステー部材423同士のZ軸方向の相対的な位置が変化可能であるため、前側板421における加圧側上ステー部材423の連結部と後側板422における加圧側上ステー部材423の連結部とのZ軸方向の相対的な位置は変化可能となる。よって、二つの加圧側上ステー部材423の二つの側板に対する連結部が固定であっても、転写ニップ圧の偏差を低減できるような加圧台42の変形を生じさせることができ、転写ニップ圧の偏差を低減できる。
次に、転写加圧装置40の三つ目の実施例(以下、実施例3という)について説明する。
実施例3の転写加圧装置40は、加圧台42の加圧側上ステー部材423の構成が異なる点以外は、実施例1の転写加圧装置40と共通する。よって、共通する点についての説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
図16及び図17に示すように、実施例3の転写加圧装置40が備える加圧台42は、実施例1で一体物だった加圧側上ステー部材423をY軸方向で二つとなるように分割し、分割した二つの加圧側上ステー部材423を板バネ550で連結した構成である。また、実施例3の加圧台42の加圧側上ステー部材423と前側板421や後側板422との連結部は、ネジによる締結や溶着によって固定されている。
なお、図16及び図17では、図示を省略しているが、実施例3の加圧台42も実施例1の加圧台42と同様に、結合孔423a、結合突起249a及び結合ナット423bによって加圧ステー249と加圧側上ステー部材423とは連結している。
次に、転写加圧装置40の四つ目の実施例(以下、実施例4という)について説明する。
実施例4の転写加圧装置40が備える加圧台42は、分割された加圧側上ステー部材423を連結する部材の構成が異なる点以外は、実施例3の転写加圧装置40が備える加圧台42と共通する。よって、共通する点についての説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
実施例4の加圧台42は、分割した二つの加圧側上ステー部材423を連結板56で連結し、二つの加圧側上ステー部材423と連結板56との連結部は、上下方向に自由度のある上下方向段付ネジ565によって連結した構成である。また、実施例4の加圧台42の加圧側上ステー部材423と前側板421や後側板422との連結部は、ネジによる締結や溶着によって固定されている。
なお、図19では、図示を省略しているが、実施例4の加圧台42も実施例1の加圧台42と同様に、結合孔423a、結合突起249a及び結合ナット423bによって加圧ステー249と加圧側上ステー部材423とは連結している。
次に、転写加圧装置40の五つ目の実施例(以下、実施例5という)について説明する。
実施例5の転写加圧装置40は、回転軸側の構成が異なる点以外は、実施例1の転写加圧装置40と共通する。よって、共通する点についての説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
前側板421と後側板422に回転軸431が貫通しており、側板421,422は、Eリング432により回転軸431に対して回転自在に支持される。具体的には、Eリング432は、回転軸431の軸方向両端に付近に形成された不図示の環状の溝と、各側版421,422の回転軸431が貫通する貫通孔とにそれぞれはめ込めれる。これにより、各側板421,422は、回転軸431に回転自在に支持されるとともに、回転軸431を介してEリング432によって長手方向への移動が規制される。この実施例5では、一対のEリング432が、規制手段として機能する。
次に、転写加圧装置40の六つ目の実施例(以下、実施例6という)について説明する。
実施例6の転写加圧装置40は、対向部材たるを面倒れ防止板461を設けた以外は、実施例5の転写加圧装置40と共通する。よって、共通する点についての説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
各Eリング432の外周面にそれぞれ面倒れ防止板461が嵌合しており、それぞれ側板421,422の内面と接触している。側板の面倒れ防止板461との対向する部分が、面倒れ防止板461により長手方向への移動が規制される。これにより、側板の回転軸側が、広範囲で長手方向への移動が規制され、実施例5に比べて、回転軸側の内倒れをより一層防止することができる。
(態様A)
中間転写ベルト31等の被加圧部材に突き当たるニップ形成ローラ36等の加圧部材を備える転写加圧装置40等の加圧装置において、加圧部材の長手方向両端部をそれぞれ支持する前側板421及び後側板422等の二つの側板と、二つの側板のそれぞれに連結され、二つの側板同士の長手方向の相対的な移動を規制する複数の規制手段(回動軸側ステー部材424及び加圧側上ステー部材423等)と、該二つの側板、または、該複数の規制手段の少なくともひとつに付勢力を作用させて加圧部材を被加圧部材に向けて加圧する引張バネ44及び圧縮バネ45等の付勢手段とを備え、複数の規制手段の少なくとも一つは、該二つの側板のうちの一方の側板との連結部が、他方の側板との連結部に対して加圧方向の相対的な位置が変化可能となるように二つの側板を繋ぐ加圧側上ステー部材423等の変位可能規制手段である。
これによれば、上記各実施例について説明したように、複数の規制手段が、二つの側板の長手方向の相対的な移動を規制するため、二つの側板が長手方向の内側に倒れ込む内倒れが生じることを防止できる。内倒れが生じることを防止できるため、転写加圧力等の突き当て部に作用させる力を大きく設定することが可能となる。また、二つの側板のうちの一方の側板の変位可能規制手段との連結部(前側板421の長孔451の上端)が、他方の側板の変位可能規制手段との連結部(後側板422の長孔451の上端)に対して加圧方向の相対的な位置が変化可能である。このため、二つの側板の加圧方向の相対的な位置が変化するように加圧構造体を変形させることができる。加圧構造体の部品誤差等により、加圧部材が被加圧部材に対して傾いた状態で当接すると、加圧部材の長手方向における一方のみが先に当接し始める片当たりが生じる。片当たりが生じると、先に当接し始めた側は被加圧部材側からの反力を受ける。このとき、先に当接し始めた側の側板が、被加圧部材側からの反力によって他方の側板との加圧方向の相対的な位置が被加圧部材から離れるように加圧構造体が変形することが出来るため加圧部材の被加圧部材に対する傾きが軽減される。このように傾きが軽減されることにより、転写ニップ等の突き当て部におけるニップ圧等の圧力のバラツキを抑制することができる。よって、本態様Aにおいては、加圧部材が被加圧部材に突き当たる突き当て部に作用させる力を大きく設定することが可能で、突き当て部における圧力のバラツキを抑制できる。
態様Aにおいて、上記複数の規制手段の少なくとも一つは、上記二つの側板を補強する補強部(加圧側上ステー部材423および回動軸側ステー部材424の軸方向両端部の側板421,422と対向する面)を有する。
これによれば、補強部で各側板を補強することにより、内倒れが生じるのをより一層防止することができる。
態様AまたはBにおいて、上記二つの側板を回転可能に支持する回転軸431を備え、上記変位可能規制手段を除く規制手段の一つは、該二つの側板を該回転軸431に上記長手方向に移動不能に連結する。
これによれば、実施例5および実施例6を用いて説明したように、回転軸431を利用して、各側板の長手方向の移動を規制することができる。
(態様C)において、上記二つの側板を上記回転軸に上記長手方向に移動不能に連結するEリング432などの規制手段は、側板と対向する面倒れ防止板461などの対向部材を有する。
これによれば、実施例6で説明したように、対向部材により、側板の広い面積の長手方向の移動を規制でき、内倒れが生じるのをより一層防止することができる。
態様A乃至Dの何れかの態様において、加圧側上ステー部材423等の変位可能規制手段は複数の部材を有し、変位可能規制手段を構成する複数の部材同士の上記加圧方向の相対的な位置が変化可能となるように構成する。
これによれば、上記実施例2乃至4について説明したように、変位可能規制手段を構成する複数の部材の加圧方向の相対的な位置が変化可能であることで、それぞれ変位可能規制手段と連結する側板における連結部同士も加圧方向の相対的な位置が変化可能となる。これにより、前側板421及び後側板422等の二つの側板のうちの一方の側板の変位可能規制手段との連結部が、他方の側板の変位可能規制手段との連結部に対して加圧方向の相対的な位置が変化可能となる構成を実現できる。
態様Eにおいて、上記変位可能規制手段は、上記一方の側板に連結される第一部材と、上記他方の側板に連結される第二部材と、これら部材同士を連結する板バネ550や連結板56等の部材間連結部材とを備え、第一部材の該部材間連結部材との連結部が、第二部材の該部材間連結部材との連結部に対して上記加圧方向の相対的な位置が変化可能となるように構成する。
これによれば、上記実施例3及び4について説明したように、変位可能規制手段を構成する複数の部材同士の上記加圧方向の相対的な位置の加圧方向の相対的な位置が変化可能となる構成を実現できる。
態様Eにおいて、上記部材間連結部材は、加圧方向には撓み易く、軸方向等の長手方向には撓みが生じ難い板バネ550等の板バネである。
これによれば、上記実施例3について説明したように、板バネが加圧方向に撓むことで、板バネが変位可能規制手段を構成する複数の部材のそれぞれと連結する連結部同士の加圧方向の相対的な位置が変化する。このため、第一部材の該部材間連結部材との連結部が、第二部材の該部材間連結部材との連結部に対して上記加圧方向の相対的な位置が変化可能となる構成を実現できる。
態様Eにおいて、上記部材間連結部材は撓みが生じ難い連結板56等の板部材であり、少なくとも該部材間連結部材と上記第一部材との連結部を上下方向段付ネジ565等の段付ネジで連結することで、該第一部材の該部材間連結部材との連結部が、該第二部材の該部材間連結部材との連結部に対して上記加圧方向の相対的な位置が変化可能とした。
これによれば、上記実施例4について説明したように、段付ネジによる連結部で板部材と第一部材との加圧方向の相対的な位置が変化すると、板部材が第二部材と連結する連結部同士の加圧方向の相対的な位置が変化する。このため、該第一部材の該部材間連結部材との連結部が、該第二部材の該部材間連結部材との連結部に対して上記加圧方向の相対的な位置が変化可能となる構成を実現できる。
態様A乃至Hの何れかの態様において、加圧側上ステー部材423等の変位可能規規制手段は前側板421及び後側板422等の二つの側板に設けられた加圧方向に長尺な長孔451等の長孔に対して段付ネジ450等の段付ネジを係合させることで、二つの側板にそれぞれ連結されている。
これによれば、上記実施例1について説明したように、段付ネジが長孔内を加圧方向に移動可能であるため、変位可能規規制手段の二つの側板に対する加圧方向の相対的な位置が変化可能となる。変位可能規規制手段の二つの側板に対する加圧方向の相対的な位置がそれぞれ変化可能であることで、二つの側板における変位可能規規制手段との連結部同士も加圧方向の相対的な位置が変化可能となる。これにより、二つの側板のうちの一方の側板の第一ステー部材との連結部が、他方の側板の第一ステー部材との連結部に対して加圧方向の相対的な位置が変化可能となる構成を実現できる。
態様A乃至Iの何れかの態様において、回動軸側ステー部材424及び加圧側上ステー部材423等の複数の規規制手段の少なくとも一つに圧縮バネ45等の付勢手段による付勢力を作用させる。
これによれば、上記実施例1について説明したように、加圧台42等の加圧構造体に付勢力を作用させてニップ形成ローラ36等の加圧部材を中間転写ベルト31等の被加圧部材に向けて加圧する構成を実現することができる。
態様Jにおいて、加圧側上ステー部材423等の変位可能規規制手段の少なくとも一つに、上記付勢手段による付勢力を作用させる
これによれば、上記実施形態について説明したように、加圧台回動軸43等の別部材が前側板421及び後側板422等の二つの側板におけるそれぞれの変位可能規規制手段との連結部同士の位置の相対的な変化を妨げることがない。これにより、加圧台42等の加圧構造体の変形が生じ易くなり、転写ニップ圧等の突き当て部における圧力のバラツキを低減し易くなる。
態様Jにおいて、加圧側上ステー部材423等の変位可能規制手段を除く規制手段の少なくとも一つに上記付勢手段による付勢力を作用させる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、二つの側板に対する連結部が固定された規制手段に付勢力が作用しない構成よりも、二つの側板の相対的な位置が変化し易くなる。これにより、転写ニップ圧等の突き当て部における圧力の偏差を低減できるような加圧台42等の加圧構造体の変形が生じ易くなり、突き当て部における圧力のバラツキを低減し易くなる。
表面移動する中間転写ベルト31等のトナー像担持体の表面における表面移動方向と直交する幅方向の全域でトナー像担持体に当接して転写ニップを形成するニップ形成ローラ36等のニップ形成部材を、加圧手段によってトナー像担持体に向けて加圧する転写ユニット30等の転写装置において、加圧手段として、被加圧部材としてのトナー像担持体に、加圧部材としてのニップ形成部材を突き当てて加圧する態様A乃至Lの何れかの態様に係る加圧装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、突き当て部である転写ニップにおける圧力である転写ニップ圧のバラツキを抑制することができる。
態様Mにおいて、ニップ形成ローラ36等のニップ形成部材は、無端移動する二次転写ベルト360等の転写搬送ベルトの内側に配置され、転写搬送ベルトを介して、中間転写ベルト31等のトナー像担持体に当接する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、転写搬送ベルトをトナー像担持体に接触させる構成においても転写ニップ圧のバラツキを低減できる。
中間転写ベルト31等のトナー像担持体の表面に形成した画像を、転写ユニット30等の転写手段を用いて、最終的に転写紙等の記録材へ転写することにより記録材上に画像を形成するプリンタ500等の画像形成装置において、転写手段として、態様MまたはNの何れかの態様に係る転写装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、転写ニップ圧のバラツキに起因する画像濃度のバラツキを抑制できる。
態様Oにおいて、トナー像担持体は、中間転写ベルト31等の中間転写体である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、二次転写ニップにおけるニップ圧のバラツキに起因する画像濃度のバラツキを抑制できる。
(その他の態様1)
中間転写ベルト31等の像担持体と、ニップ形成ローラ36等の転写部材と、上記転写部材の両端をそれぞれ支持する前側板421等の第一フレームおよび後側板422等の第二フレームと、上記転写部材を上記像担持体へ加圧する引張バネ44及び圧縮バネ45等のバネと、上記バネの加圧方向に延びる長孔451と該長孔451に係合する段付ネジ450などのピンとを介して、前記第一フレームと前記第二フレームとを繋ぐ加圧側上ステー部材423等のステーと、を備える画像形成装置。
中間転写ベルト31等の像担持体と、ニップ形成ローラ36等の転写部材と、上記転写部材の両端をそれぞれ支持する前側板421等の第一フレームおよび後側板422等の第二フレームと、前記転写部材を前記像担持体へ加圧する引張バネ44及び圧縮バネ45等のバネと、前記バネの加圧方向に変形可能な板バネ550を介して、前記第一フレームと前記第二フレームとを繋ぐ加圧側上ステー部材423等のステーと、を備える画像形成装置。
中間転写ベルト31等の像担持体と、ニップ形成ローラ36等の転写部材と、上記転写部材の両端をそれぞれ支持する前側板421等の第一フレームおよび後側板422等の第二フレームと、前記転写部材を前記像担持体へ加圧する引張バネ44及び圧縮バネ45等のバネと、上下方向段付ネジ565等の段ネジと該段ネジに対して前記バネの加圧方向に移動可能な連結板56とを介して、前記第一のフレームと前記第二のフレームとを繋ぐ加圧側上ステー部材423等のステーと、を備える画像形成装置。
その他の態様1から3のいずれかに記載の画像形成装置において、前側板421等の第一のフレームと後側板422等の第二のフレームとを繋ぐ回動軸側ステー部材424等の第二ステーを備えることを特徴とする画像形成装置。
その他の態様1から4のいずれかに記載の画像形成装置において、前側板421等の第一のフレームと後側板422等の第二のフレームとを回転可能に支持する加圧台回動軸等の回転軸を備えることを特徴とする画像形成装置。
その他の態様1から5のいずれかに記載の画像形成装置において、引張バネ44等のバネは、前側板421等の第一フレームおよび前記後側板422等の第二フレームに突き当たることによりニップ形成ローラ36等の転写部材を中間転写ベルト31等の像担持体へ加圧することを特徴とする画像形成装置。
その他の態様1から5のいずれかに記載の画像形成装置において、圧縮バネ45等のバネは、加圧側上ステー部材423等のステーに突き当たることによりニップ形成ローラ36等の転写部材を中間転写ベルト31等の像担持体へ加圧することを特徴とする画像形成装置。
1K ブラック用画像形成ユニット
2 感光体
2Y イエロー用感光体
2K ブラック用感光体
3 ドラムクリーニング装置
4 クリーニングブラシローラ
5 クリーニングブレード
6 帯電装置
7 帯電ローラ
8 現像装置
9 現像ローラ
10 第一スクリュー部材
11 第二スクリュー部材
12 現像部
13 現像剤搬送部
30 転写ユニット
31 中間転写ベルト
32 駆動ローラ
33 二次転写裏面ローラ
34 クリーニングバックアップローラ
35 一次転写ローラ
36 ニップ形成ローラ
36a 前側板軸受部
36b 後側板軸受部
37 ベルトクリーニング装置
38 電位センサ
39 二次転写バイアス電源
40 転写加圧装置
41 二次転写ユニット
42 加圧台
43 加圧台回動軸
43a 加圧台回動軸受部
44 引張バネ
44a 引張作用部
45 圧縮バネ
56 連結板
80 光書込ユニット
90 定着装置
91 定着ローラ
92 加圧ローラ
100 給紙カセット
100a 給紙ローラ
101 レジストローラ対
246 加圧アーム
247 加圧アーム回動軸
247a 駆動入力ギア
248 回動駆動源
248a 駆動伝達軸
248b 駆動出力ギア
249 加圧ステー
249a 結合突起
250 タイミングベルト
251 離間アーム
252 離間アーム回動軸
360 二次転写ベルト
361 二次転写第一張架ローラ
362 二次転写第二張架ローラ
363 二次転写第三張架ローラ
421 前側板
421a 前側板ステー連結部
421b 手前バネカバー板
422 後側板
422a 後側板ステー連結部
422b 奥バネカバー板
423 加圧側上ステー部材
423a 結合孔
423b 結合ナット
424 回動軸側ステー部材
431 回転軸
432 Eリング
461 面倒れ防止板
450 段付ネジ
451 長孔
500 プリンタ
550 板バネ
565 上下方向段付ネジ
P 記録紙
Claims (16)
- 被加圧部材に突き当たる加圧部材を備えた加圧装置において、
上記加圧部材の長手方向両端部をそれぞれ支持する二つの側板と、該二つの側板のそれぞれに連結され、該二つの側板同士の該長手方向の相対的な移動を規制する複数の規制手段と、
該二つの側板、または、該複数の規制手段の少なくともひとつに付勢力を作用させて該加圧部材を上記被加圧部材に向けて加圧する付勢手段とを備え、
複数の規制手段の少なくとも一つは、該二つの側板のうちの一方の側板との連結部が、他方の側板との連結部に対して加圧方向の相対的な位置が変化可能となるように該二つの側板に繋がれた変位可能規制手段であることを特徴とする加圧装置。 - 請求項1に記載の加圧装置において、
上記複数の規制手段の少なくとも一つは、上記二つの側板を補強する補強部を有することを特徴とする加圧装置。 - 請求項1または2に記載の加圧装置において、
上記二つの側板を回転可能に支持する回転軸を備え、
上記規制手段の一つは、該二つの側板を該回転軸に上記長手方向に移動不能に連結することを特徴とする加圧装置。 - 請求項3に記載の加圧装置において、
上記二つの側板を上記回転軸に上記長手方向に移動不能に連結する規制手段は、側板と対向する対向部材を有することを特徴とする加圧装置。 - 請求項1乃至4何れかに記載の加圧装置において、
上記変位可能規制手段は複数の部材を有し、
該変位可能規制手段を構成する複数の部材同士の上記加圧方向の相対的な位置が変化可能となるように構成することを特徴とする加圧装置。 - 請求項5に記載の加圧装置において、
上記変位可能規制手段は、上記一方の側板に連結される第一部材と、上記他方の側板に連結される第二部材と、これら部材同士を連結する部材間連結部材とを備え、
該第一部材の該部材間連結部材との連結部が、該第二部材の該部材間連結部材との連結部に対して上記加圧方向の相対的な位置が変化可能となるように構成することを特徴とする加圧装置。 - 請求項6に記載の加圧装置において、
上記部材間連結部材は、上記加圧方向には撓み易く、上記長手方向には撓みが生じ難い板バネであることを特徴とする加圧装置。 - 請求項6に記載の加圧装置において、
上記部材間連結部材は撓みが生じ難い板部材であり、少なくとも該部材間連結部材と上記第一部材との連結部を段付ネジで連結することで、該第一部材の該部材間連結部材との連結部が、該第二部材の該部材間連結部材との連結部に対して上記加圧方向の相対的な位置が変化可能としたことを特徴とする加圧装置。 - 請求項1乃至8の何れかに記載の加圧装置において、
上記変位可能規規制手段は、上記二つの側板に設けられた該加圧方向に長尺な長孔に対して段付ネジを係合させることで、該二つの側板にそれぞれ連結されていることを特徴とする加圧装置。 - 請求項1乃至9の何れかに記載の加圧装置において、
上記複数の規制手段の少なくとも一つに上記付勢手段による付勢力を作用させることを特徴とする加圧装置。 - 請求項10に記載の加圧装置において、
上記変位可能規規制手段の少なくとも一つに、上記付勢手段による付勢力を作用させることを特徴とする加圧装置。 - 請求項10に記載の加圧装置において、
上記変位可能規制手段を除く規制手段の少なくとも一つに、上記付勢手段による付勢力を作用させることを特徴とする加圧装置。 - 表面移動するトナー像担持体の表面における表面移動方向と直交する幅方向の全域で該トナー像担持体に当接して転写ニップを形成するニップ形成部材を、加圧手段によって該トナー像担持体に向けて加圧する転写装置において、
上記加圧手段として、上記被加圧部材としての上記トナー像担持体に、上記加圧部材としての上記ニップ形成部材を突き当てて加圧する請求項1乃至12の何れかに記載の加圧装置を用いることを特徴とする転写装置。 - 請求項13に記載の転写装置において、
上記ニップ形成部材は、無端移動する転写搬送ベルトの内側に配置され、該転写搬送ベルトを介して、上記トナー像担持体に当接することを特徴とする転写装置。 - トナー像担持体の表面に形成した画像を、転写手段を用いて、最終的に記録材へ転写することにより記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
上記転写手段として、請求項13または14に記載の転写装置を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項15に記載の画像形成装置において、
上記トナー像担持体は、中間転写体であることを特徴とする画像形成装置。
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