JP2015161364A - shock absorber - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ショックアブソーバに関する。 The present invention relates to a shock absorber.
従来から、たとえば自動車のサスペンション装置に用いられるショックアブソーバが知られている(特許文献1参照)。従来のショックアブソーバは、シリンダと、ピストンロッドと、オイルシールリップと、ダストシールリップと、を備える。シリンダにはオイルが充填されている。ピストンロッドは、シリンダに挿入されており、ピストンを軸方向に往復動させる。オイルシールリップおよびダストシールリップには、ピストンロッドが挿通されている。オイルシールリップは、シリンダ内のオイルがシリンダ外に流出することを防止している。一方、ダストシールリップは、オイルシールリップに対してシリンダとは反対側に位置している。ダストシールリップは、ショックアブソーバ外のダストが、オイルシールリップとピストンロッドとの間や、シリンダ内に侵入することを防止している。 2. Description of the Related Art Conventionally, a shock absorber used in, for example, an automobile suspension device is known (see Patent Document 1). A conventional shock absorber includes a cylinder, a piston rod, an oil seal lip, and a dust seal lip. The cylinder is filled with oil. The piston rod is inserted into the cylinder and reciprocates the piston in the axial direction. A piston rod is inserted through the oil seal lip and the dust seal lip. The oil seal lip prevents oil in the cylinder from flowing out of the cylinder. On the other hand, the dust seal lip is located on the opposite side of the cylinder with respect to the oil seal lip. The dust seal lip prevents dust outside the shock absorber from entering between the oil seal lip and the piston rod or into the cylinder.
このようなショックアブソーバにおいて、様々な要因により、ダストシールがダストの侵入を十分に防止できないことがある。この場合、ショックアブソーバ外のダストが、オイルシールリップとピストンロッドとの間や、シリンダ内に侵入することとなる。オイルシールリップとピストンロッドとの間にダストが侵入し、オイルシールにダストが付着すると、オイルシールがオイルの流出を十分に防止できず、オイル漏れを招きかねない。また、オイルシールにダストが付着した場合、当該ダストを除去することは面倒な作業である。このことはメンテナンス性の悪化を招く。 In such a shock absorber, the dust seal may not be able to sufficiently prevent dust from entering due to various factors. In this case, dust outside the shock absorber enters between the oil seal lip and the piston rod or into the cylinder. If dust enters between the oil seal lip and the piston rod, and dust adheres to the oil seal, the oil seal cannot sufficiently prevent the oil from flowing out, which may lead to oil leakage. Further, when dust adheres to the oil seal, it is a troublesome work to remove the dust. This leads to deterioration of maintainability.
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、オイルシールリップにダストが付着することを防止できるショックアブソーバを提供することをその主たる課題とする。 The present invention has been conceived under the circumstances described above, and its main object is to provide a shock absorber that can prevent dust from adhering to an oil seal lip.
本発明の第1の側面によると、第1方向に開放する開口が形成されたシリンダと、前記開口から前記第1方向に突出しているピストンロッドと、前記ピストンロッドが挿通されたオイルシールリップと、を備え、前記オイルシールリップよりも前記第1方向側に位置し、且つ、前記ピストンロッドの外周面に接する液体保持空間が形成されている、ショックアブソーバが提供される。 According to the first aspect of the present invention, a cylinder having an opening that opens in a first direction, a piston rod that protrudes in the first direction from the opening, and an oil seal lip into which the piston rod is inserted The shock absorber is provided with a liquid holding space located on the first direction side of the oil seal lip and in contact with the outer peripheral surface of the piston rod.
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。 Other features and advantages of the present invention will become more apparent from the detailed description given below with reference to the accompanying drawings.
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
<第1実施形態>
図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
<First Embodiment>
1st Embodiment of this invention is described using FIGS. 1-3.
図1は、本発明の第1実施形態にかかるショックアブソーバの断面図である。図2は、図1に示したショックアブソーバの部分拡大図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。 FIG. 1 is a cross-sectional view of a shock absorber according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a partially enlarged view of the shock absorber shown in FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
ショックアブソーバ800は、たとえば、自動車のサスペンション装置に用いられる。ショックアブソーバ800は、外筒12と、シリンダ14と、ピストンロッド16と、ピストン17と、ベースバルブ18と、ロッドガイド21と、環状部材23と、シール部材25と、を備える。
The
外筒12は円筒形状である。外筒12は、筒状部121およびかしめ部123を含む。筒状部121は、内周側に挿通されるピストンロッド16と平行に延びている。かしめ部123は、筒状部121の端部からピストンロッド16側に延びている。
The
シリンダ14は円筒形状である。シリンダ14は外筒12の内部に配置されている。シリンダ14には所定の粘性を有するオイル881が充填されている。シリンダ14には、第1開口14Aおよび第2開口14Bが形成されている。第1開口14Aはピストンロッド16の延びる方向のうちの一方向(第1方向X1)に開放している。第2開口14Bは、ピストンロッド16の延びる方向のうちの他方向(第2方向X2)に開放している。
The
ピストンロッド16は、X1−X2方向に延びる円柱状である。ピストンロッド16は、シリンダ14に挿入されている。そしてピストンロッド16は、第1開口14Aから第1方向X1に突出している。
The
ピストン17は、ピストンロッド16の端部に、シリンダ14の軸方向に摺動自在に連結されている。ピストンロッド16が外部からの力を受けてX1−X2方向に摺動し、これにともなってピストン17がシリンダ14内を摺動する。
The
ピストン17の外壁には図示しない凹部が形成されており、この凹部内には図示しない環状のシール部材が配設されている。シール部材はシリンダ14の内壁に摺動可能に当接してシリンダ14内のオイル881を封止する構成となっている。したがって、シリンダ14内は、ピストン17によって第1シリンダ室∨1と第2シリンダ室∨2とに区画されている。シリンダ14の外径は外筒12の内径よりも小さい。そのため外筒12とシリンダ14との間には、環状の空間であるリザーバ室∨3が形成されている。ショックアブソーバ800を直立させた状態で、リザーバ室∨3の約下半分にはオイル881が充填されている。また、ショックアブソーバ800を直立させた状態で、リザーバ室∨3の約上半分には、所定圧力のガスG1(たとえば窒素ガス)が封入されている。
A recess (not shown) is formed on the outer wall of the
ピストン17にはポート17Aが形成されている。ポート17Aは、第1シリンダ室∨1と第2シリンダ室∨2とを連通させている。ポート17Aにはバルブ構造(図示略)が設けられている。当該バルブ構造は、第1シリンダ室∨1と第2シリンダ室∨2との間のオイル881の流れを制御して減衰力を発生させる機能を果たす。したがって、ピストン17は、ピストンバルブとなっている。また、シリンダ14の第2開口14Bには、ベースバルブ18が圧入されている。ベースバルブ18にはポート18Aが形成されている。ポート18Aは、第2シリンダ室∨2とリザーバ室∨3とを連通させている。ベースバルブ18にはバルブ構造(図示略)が設けられている。当該バルブ構造は、第2シリンダ室∨2とリザーバ室∨3との間のオイル881の流れを制御して、減衰力を発生させる機能を果たす。
The
ショックアブソーバ800の伸び工程(伸び側)では、主にピストンバルブ(ピストン17)によって減衰力が発生する。一方、ショックアブソーバ800の縮み工程(圧側)では、主にベースバルブ18によって減衰力が発生する。なお、伸び工程とは、ピストンロッド16がシリンダ14外部へ退出する方向(第1方向X1)に変位する工程をいう。縮み工程とは、ピストンロッド16がシリンダ14内部へ進入する方向(第2方向X2)に変位する工程をいう。
In the extension process (extension side) of the shock absorber 800, a damping force is generated mainly by the piston valve (piston 17). On the other hand, in the contraction process (pressure side) of the shock absorber 800, a damping force is mainly generated by the
ロッドガイド21は、シリンダ14の第1開口14Aに配置されている。ロッドガイド21にはガイド貫通孔21Aおよび流路21Bが形成されている。ガイド貫通孔21Aは、ロッドガイド21の中央に形成されている。ガイド貫通孔21Aにはピストンロッド16がシリンダ14のX1−X2方向に摺動自在に挿通されている。流路21Bは、ロッドガイド21を貫通している。流路21Bは、リザーバ室∨3と、ロッドガイド21よりも第1方向X1側の空間とを連通させている。
The
環状部材23は、たとえば金属よりなり、平ワッシャ状に形成されたものである。環状部材23の上端部が、ロッドガイド21の外側に、かしめ部123によってかしめ固定される。
The
シール部材25は、ピストンロッド16の軸周をシールするものである。シール部材25は、NBR等のゴム状弾性体により成形されている。シール部材25にはシール部材貫通孔259が形成されている。シール部材貫通孔259には、ピストンロッド16が挿入されている。
The
シール部材25は、オイルシールリップ251と、ダストシールリップ252と、補助シールリップ253と、外周シールリップ254と、を含む。
The
オイルシールリップ251は、環状部材23の内周側端部に加硫接着されている。オイルシールリップ251は、ピストンロッド16の外周面161に付着したオイル881が、第1方向X1側に漏れることを防止するためのものである。なお、オイルシールリップ251は、完全にオイル881の漏れを防止するわけではない。あえて少しずつオイル881を漏らすことにより、ピストンロッド16の動作をより円滑にする。オイルシールリップ251にはピストンロッド16が挿通されている。オイルシールリップ251は、ピストンロッド16の外周面161に摺接している。オイルシールリップ251の外周面には、ピストンロッド16に対する緊迫力及び径方向追随性を補償するための環状のスプリング(図示略)が装着されていてもよい。
The
ダストシールリップ252は、オイルシールリップ251よりも第1方向X1側に位置している。ダストシールリップ252は、環状部材23の内周側端部に加硫接着されている。ダストシールリップ252は、ショックアブソーバ800外のダストが、シリンダ14の内部へ侵入することを防止するためのものである。ダストシールリップ252にはピストンロッド16が挿通されている。ダストシールリップ252は、ピストンロッド16の外周面161に摺接している。ダストシールリップ252の外周面には、ピストンロッド16に対する緊迫力及び径方向追随性を補償するための環状のスプリング(図示略)が装着されていてもよい。
The
外周シールリップ254は、環状部材23の外周側端部に加硫接着されている。外周シールリップ254は、第2方向X2へ向けて延びる。外周シールリップ254は、ロッドガイド21と外筒12の内周面との間に圧縮状態で介在されることによって、ロッドガイド21と外筒12の内周面との間をシールするものである。
The outer
補助シールリップ253は、オイルシールリップ251と外周シールリップ254の間の位置にて、環状部材23に加硫接着されている。補助シールリップ253は、ロッドガイド21の上端面に密接される。補助シールリップ253は、第1シリンダ室∨1からロッドガイド21とピストンロッド16との隙間を通って、オイルシールリップ251の内側へ達したオイル881が、流路21Bを通ってリザーバ室∨3へ流れることを許容する。また、リザーバ室∨3のガスG1が、流路21B側からオイルシールリップ251側へ逆流するのを阻止する逆止弁のように機能する。
The
なお、シール部材25は以下のとおり製造される。まず、金型(図示略)内に、予め加硫接着剤を塗布した環状部材23を位置決めセットする。次に、型閉じ状態において環状部材23と金型内面との間に画成された環状のキャビティ内に、成形用未加硫ゴム材料を充填して加熱・加圧する。これにより、オイルシールリップ251、ダストシールリップ252、外周シールリップ254、および補助シールリップ253を、加硫成形と同時に環状部材23と加硫接着する。以上のように、シール部材25が製造される。
The
ショックアブソーバ800には液体保持部材4が設けられている。液体保持部材4は、液体882を保持するためのものである。液体保持部材4には液体882を保持するための液体保持空間S1が形成されている。本実施形態では、液体保持部材4は、外筒12に嵌めこまれている。
The
図2、図3に示すように、液体保持部材4は、筒体41と、第1部分421と、第2部分422と、第1シールリップ43と、第2シールリップ44と、第1キャップ481と、第2キャップ482と、を含む。筒体41と、第1部分421と、第2部分422と、第1シールリップ43と、第2シールリップ44とによって、液体保持空間S1が規定されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
筒体41はピストンロッド16と平行に延びており、たとえば円筒状である。筒体41は、外筒12に嵌めこまれている。筒体41には、第1液体通過孔411および第2液体通過孔412が形成されている。第1液体通過孔411および第2液体通過孔412はいずれも、液体保持部材4の外部と液体保持空間S1に通じている。第1液体通過孔411および第2液体通過孔412は、液体保持空間S1内に充填された液体882を交換する際に、液体882を注入あるいは排出するための部位である。第1液体通過孔411および第2液体通過孔412は、ピストンロッド16を挟んで互いに反対側に配置されている。
The
第1部分421は筒体41につながっている。第1部分421は、筒体41からピストンロッド16に向かって延びる形状である。第2部分422は筒体41につながっている。第2部分422は筒体41からピストンロッド16に向かって延びる形状である。第2部分422は、第1部分421よりも第1方向X1側に位置している。
The
本実施形態では、筒体41と第1部分421と第2部分422とは、一体となっていてもよい。筒体41と第1部分421と第2部分422は、樹脂あるいは金属よりなる。
In the present embodiment, the
第1シールリップ43は、NBR等のゴム状弾性体により成形されている。第1シールリップ43は、オイルシールリップ251よりも第1方向X1側に位置している。第1シールリップ43は第1部分421に接合されている。第1シールリップ43には円形の孔が形成され、ピストンロッド16が挿通されている。第1シールリップ43は、ピストンロッド16の外周面161に、摺接している。第1シールリップ43は、液体保持空間S1を規定するための第1規定面431を有している。第1規定面431は、ピストンロッド16に近づくにつれて第1方向X1側に向かうように、X1−X2方向に対して傾斜している。
The
第2シールリップ44は、NBR等のゴム状弾性体により成形されている。第2シールリップ44は、第1シールリップ43よりも第1方向X1側に位置している。第2シールリップ44は第2部分422に接合されている。第2シールリップ44には円形の孔が形成され、ピストンロッド16が挿通されている。第2シールリップ44は、ピストンロッド16の外周面161に、摺接している。第2シールリップ44は、液体保持空間S1を規定するための第2規定面441を有している。第2規定面441は、ピストンロッド16に近づくにつれて第1方向X1側に向かうように、X1−X2方向に対して傾斜している。
The
液体保持空間S1は、オイルシールリップ251よりも第1方向X1側に位置し、且つ、ピストンロッド16の外周面161に接している。液体保持空間S1には液体882が保持される。この液体882は、外周面161(あるいは外周面161に付着したオイル881)に接触している。液体保持空間S1に液体882が完全に充填されていてもよいし、あるいは、ピストンロッド16の外周面161に接触可能な程度に、液体保持空間S1に液体882が充填されていてもよい。液体882は、オイル881と同一であることが好ましいが、オイル881とは異なるものであってもよい。液体保持空間S1は、第1保持室S11および第2保持室S12を有する。第1保持室S11は、第1シールリップ43および第2シールリップ44に規定されている。第2保持室S12は、筒体41と第1部分421と第2部分422とによって規定されている。本実施形態では、第1保持室S11の体積よりも、第2保持室S12の体積は大きい。
The liquid holding space S1 is located on the first direction X1 side with respect to the
第1キャップ481および第2キャップ482は、筒体41に着脱可能に取り付けられている。第1キャップ481および第2キャップ482は、液体保持空間S1を封止するためのものである。具体的には、第1キャップ481は第1液体通過孔411を封止している。一方、第2キャップ482は第2液体通過孔412を封止している。
The
次に、本実施形態の作用効果について説明する。 Next, the function and effect of this embodiment will be described.
本実施形態においては、ショックアブソーバ800には液体保持空間S1が形成されている。液体保持空間S1は、オイルシールリップ251よりも第1方向X1側に位置し、且つ、ピストンロッド16の外周面161に接する。このような構成によると、ショックアブソーバ800外のダストが、外周面161に付着したオイル881とともに液体保持空間S1に侵入したとしても、液体保持空間S1に保持された液体882によって、当該ダストは外周面161から除去される。これにより、オイルシールリップ251と外周面161との間にダストが侵入する不具合を回避できる。その結果、オイルシールリップ251にダストが付着することを防止できる。
In the present embodiment, the
オイルシールリップ251にダストが付着することを防止できると、オイル漏れを防止できる。また、オイルシールリップ251に付着したダストを除去する面倒な作業をほとんど行わなくてよいため、メンテナンス性の向上を図ることができる。
If dust can be prevented from adhering to the
本実施形態においては、第1シールリップ43は、液体保持空間S1を規定するための第1規定面431を有している。第1規定面431は、ピストンロッド16に近づくにつれて第1方向X1側に向かうように、X1−X2方向に対して傾斜している。このような構成によると、液体882内にて漂うダストを、第1規定面431に沿って、第2保持室S12に向かわせることが可能となる。これにより、液体882内のダストが、外周面161に付着しオイルシールリップ251と外周面161との間に侵入する不都合を、より効果的に回避できる。
In the present embodiment, the
本実施形態においては、第1保持室S11の体積よりも、第2保持室S12の体積は大きい。このような構成によると、第2保持室S12に至ったダストを好適に留まらせることができ、第2保持室S12内のダストが第1保持室S11に向かうことを防止できる。 In the present embodiment, the volume of the second holding chamber S12 is larger than the volume of the first holding chamber S11. According to such a configuration, dust reaching the second holding chamber S12 can be suitably retained, and dust in the second holding chamber S12 can be prevented from moving toward the first holding chamber S11.
本実施形態においては、液体保持空間S1には、複数の液体通過孔(第1液体通過孔411および第2液体通過孔412)が通じている。このような構成によると、液体保持空間S1内の液体882を交換したり、液体保持空間S1内を洗浄する際、たとえば、第1液体通過孔411を介して液体保持空間S1内の液体882に圧力を付加することにより、第2液体通過孔412を介して、液体保持空間S1内の液体882を液体保持空間S1外に排出することができる。このことにより、液体保持空間S1内の液体882の交換や、液体保持空間S1内の洗浄を、容易に行うことができる。
In the present embodiment, a plurality of liquid passage holes (first
本実施形態においては、第1キャップ481および第2キャップ482は、筒体41に着脱可能に取り付けられている。このような構成によると、第1キャップ481および第2キャップ482を取り外すことにより、液体保持空間S1内の液体882の交換や、液体保持空間S1内の洗浄を、容易に行うことができる。
In the present embodiment, the
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。 The present invention is not limited to the embodiment described above. The specific configuration of each part of the present invention can be changed in various ways.
上述の実施形態とは異なり、液体保持空間S1は、ダストシールリップ(ダストシールリップ252と同様のもの)と、オイルシールリップ(オイルシールリップ251と同様のもの)との間に配置されていてもよい。また、ショックアブソーバ800において、ダストシールリップ252が設けられている必要は必ずしもなく、ダストシールリップ252が設けられていなくてもよい。
Unlike the above-described embodiment, the liquid holding space S1 may be disposed between a dust seal lip (similar to the dust seal lip 252) and an oil seal lip (similar to the oil seal lip 251). . In the
12 外筒
121 筒状部
123 かしめ部
14 シリンダ
14A 第1開口
14B 第2開口
16 ピストンロッド
161 外周面
17 ピストン
17A ポート
18 ベースバルブ
18A ポート
21 ロッドガイド
21A ガイド貫通孔
21B 流路
23 環状部材
25 シール部材
251 オイルシールリップ
252 ダストシールリップ
253 補助シールリップ
254 外周シールリップ
259 シール部材貫通孔
4 液体保持部材
41 筒体
411 第1液体通過孔
412 第2液体通過孔
421 第1部分
422 第2部分
43 第1シールリップ
431 第1規定面
44 第2シールリップ
441 第2規定面
481 第1キャップ
482 第2キャップ
800 ショックアブソーバ
881 オイル
882 液体
G1 ガス
S1 液体保持空間
S11 第1保持室
S12 第2保持室
∨1 第1シリンダ室
∨2 第2シリンダ室
∨3 リザーバ室
X1 第1方向
X2 第2方向
12
Claims (1)
前記開口から前記第1方向に突出しているピストンロッドと、
前記ピストンロッドが挿通されたオイルシールリップと、を備え、
前記オイルシールリップよりも前記第1方向側に位置し、且つ、前記ピストンロッドの外周面に接する液体保持空間が形成されている、ショックアブソーバ。 A cylinder formed with an opening that opens in a first direction;
A piston rod protruding in the first direction from the opening;
An oil seal lip through which the piston rod is inserted,
A shock absorber, wherein a liquid holding space that is located on the first direction side of the oil seal lip and is in contact with the outer peripheral surface of the piston rod is formed.
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