JP2015161157A - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents

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Goji Oe
剛司 大江
山本 武志
Takeshi Yamamoto
武志 山本
公英 加藤
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公英 加藤
裕基 嘉津山
Yuki Katsuyama
裕基 嘉津山
貴之 仙石
Takayuki Sengoku
貴之 仙石
大 日▲高▼
Dai Hidaka
大 日▲高▼
圭亮 春田
Keisuke Haruta
圭亮 春田
潤 塚越
Jun Tsukagoshi
潤 塚越
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Abstract

【課題】構成部材に追加及び変更をすることなく、リング部材の嵌合を中間ばめにすることにより、モータサブユニットとスピンドルとの結合部の抵抗を一時的に増加させ、バックドアを全開位置及び全開位置と全閉位置との中間の位置で確実に停止させる。【解決手段】車両ドア3の開位置を保持可能な支持部材10を備えた車両用ドア開閉装置11において、支持部材10は、第1ハウジング21と、第1ハウジング21に対し軸方向に相対移動することにより支持部材10の伸縮長さを変更可能とする第2ハウジング22と、第1ハウジング21及び第2ハウジング22に挿入されるスピンドル25と、スピンドル25を回動可能に支持するストッパ部材34と、車両ドア3の開位置を保持するための保持力を調整可能な保持力調整機構24と、を備え、保持力調整機構24は、ストッパ部材34の内周に中間ばめしたリング部材33の撓み量を変化させることで保持力を調整する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ドア開閉装置に関する。
従来、伸縮可能な軸形状を有して車両のボディとドアとの間に介在され、ドアの開位置を保持可能な支持部材を備えた車両用ドア開閉装置がある。通常、このような車両用ドア開閉装置において、支持部材は、ドア及びボディに対して、その軸方向両端が回動自在に連結される。そして、その回動連結点を中心に相対回動しつつ伸縮することによって、車両のドアを開閉動作させることが可能となっている。
車両用ドア開閉装置の中でも、モータによるパワーアシストを備えたスピンドルタイプPBD(パワー・バックドア)において、バックドアを全開位置及び全開位置と全閉位置との中間の位置で停止させるために、様々な対策が取られている。例えば、スプリングの反力またはモータ抵抗を利用する、ネジ及びナットの摩擦抵抗でバランスをとるなどが代表的な対策である。その他の方法として、抵抗体を追加する場合もある。
例えば、特許文献1に記載の車両用ドア開閉装置では、モータとバックドアとの間に設けられた車両用ドア開閉装置の支持部材に減速ギアを設けている。この減速ギアは摩擦転動部材を備えた摩擦ギアを有し、これらの摩擦力により、バックドアを全開位置及び全開位置と全閉位置との中間の位置で停止させるようになっている。
ドイツ国実用新案明細書第202010006168U1号
従来、車両のバックドアが全開した時に保持するための力を出すため、スプリングの反力、ネジ部の摩擦を利用し停止させている。しかしながら、車両のバックドアは、車種や車両タイプによって様々であり、これら全てのバックドアに対応させるには、スプリングの反力、モータ抵抗、ネジ及びナットの摩擦抵抗を変化させ車両に適合させため、仕様を変更する必要がある。
また、バックドアを全開または半開で保持するために、新たに抵抗構造部材を追加すると、コストアップと大幅な構造変更が必要となる。そのような一例として、抵抗体あるいは特許文献1に記載のような減速ギアを追加する必要がある。
しかしながら、このようにすると、車両のバックドアの重量及び形状も車両タイプにより様々であり、全てのバックドアに対応させるには、車両各々に対応するための部品の種類が増加するばかりでなく、抵抗体などの追加部材が増えることにより構造の変更・コストアップとなる。
本発明の目的は、従来の構成部材に追加及び変更をすることなく、バックドアを全開位置及び全開位置と全閉位置との中間の位置で確実に停止させることのできる車両用ドア開閉装置を提供することである。
上記問題点を解決するために、本発明は、車両ボディと車両ドアとの間に介在されることにより前記車両ドアの開位置を保持可能で伸縮自在な支持部材を備えた車両用ドア開閉装置において、
前記支持部材は、
筒状の第1ハウジングと、
筒状を呈して前記第1ハウジングと同心状に配置されるとともに、前記第1ハウジングに挿入されて前記第1ハウジングに対し軸方向に相対移動することにより前記支持部材の伸縮長さを変更可能とする第2ハウジングと、
前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングに挿入されるスピンドルと、
筒状を呈し、前記第2ハウジング内に挿着されて前記スピンドルを回動可能に支持するストッパ部材と、
前記車両ドアの開位置を保持するための保持力を調整可能な保持力調整機構と、を備え、
前記保持力調整機構は、前記ストッパ部材の内周に中間ばめしたリング部材であって前記スピンドルが挿通されるリング部材を含み、前記中間ばめ時のリング部材の撓み量を変化させることで前記保持力を調整することを特徴とする。
上記問題点を解決するために、本発明は、車両ボディと車両ドアとの間に介在されることにより前記車両ドアの開位置を保持可能で伸縮自在な支持部材を備えた車両用ドア開閉装置において、前記支持部材の保持力を設定する方法であって、
前記支持部材内に配置されたストッパ部材内にリング部材を中間ばめで取り付けるとき、前記リング部材の撓み量を調整すること、
前記調整された撓み量に応じて、前記支持部材内に配置したスピンドルとアクチュエータユニットとの結合部に設けられた前記リング部材と緩衝部との摺動抵抗値を変更することを含むことを特徴とする。
本発明によれば、従来の構成部材に追加及び変更をすることなく、リング部材の嵌合を中間ばめにすることにより、モータサブユニットとスピンドルとの結合部の抵抗を一時的に増加させ、バックドアを全開位置及び全開位置と全閉位置との中間の位置で確実に停止させることができる。
モータ駆動によるパワー作動時には保持力調整機構が抵抗とならないため、通常のパワー開閉作動が可能である。
車両用ドア開閉装置の概略側面図である。 支持部材の軸方向断面図である。 保持力調整機構の軸方向部分断面図であり、スピンドル方向から荷重がかかっている状態を示す。 保持力調整機構の軸方向部分断面図であり、アクチュエータユニット方向から荷重がかかっている状態を示す。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図面において同一部分は同一符号で示してある。
図1に示すように、車両1の後部に形成されたドア開口部2には、その上端部に設定された支点P0を回動中心として矢印Y方向に開閉動作する所謂跳ね上げ式の車両ドア、すなわちバックドア3が設けられている。また、このドア開口部2の幅方向両端には、伸縮可能な軸形状を有してバックドア3と車両ボディ4の間に介在されることによりバックドア3の全開位置(仮想線3aで示す位置)及び全開位置と全閉位置との中間の位置を保持可能な支持部材10が設けられている。そして、本実施形態では、これらの支持部材10をアクチュエータとしてバックドア3を開閉動作させるパワーバックドア装置11が形成されている。
図1に示すように、本実施形態では、上記のように構成された各支持部材10は、バッ
クドア3及び車両ボディ4に対して、その軸端部31a,31bがそれぞれ回動自在に連結される。具体的には、筒状の第1ハウジング21側の軸端部31aがバックドア3に連結され、筒状を呈して第1ハウジング21と同心状に配置されるとともに、第1ハウジング21に挿入されて第1ハウジング21に対し軸方向に相対移動可能な第2ハウジング22側の軸端部31bが車両ボディ4に連結される。尚、本実施形態では、各支持部材10の軸端部31a,31bには、それぞれ、バックドア3側及び車両ボディ4側に設けられた図示しない球状嵌合部に嵌合して各支持部材10の回動連結点P1,P2を形成するソケット32が設けられている。そして、各支持部材10は、そのバックドア3及び車両ボディ4に対する回動連結点P1,P2を中心に相対回動しつつ伸縮することにより、そのバックドア3を開閉動作させることが可能となっている。
本実施形態のパワーバックドア装置11は、各支持部材10の筒内に設けられたモータ23の駆動力に基づいて、当該各支持部材10の軸長を伸ばすことによりバックドア3を開動作させる。また、各支持部材10の軸長を縮めることによりバックドア3を閉動作させる。そして、その筒内に収容された圧縮コイルバネ30の弾性力に基づいて、各支持部材10の軸長(伸縮長さ)を維持することにより、そのバックドア3の全開位置及び中間の開位置を保持することが可能となっている。支持部材10は、バックドア3が全開位置にあるときは、最も伸張した位置にあり、この位置を仮想線10aで示している。
図2は、支持部材の軸方向断面図である。図2に示すように、本実施形態の支持部材10は、異なる直径を有して円筒状に形成された第1ハウジング21及び第2ハウジング22を備えている。第1ハウジング21及び第2ハウジング22を同心状に配置し、第1のハウジング21を第2のハウジング22に入れ子状に挿着することにより、その軸方向において伸縮可能に形成されている。
また、第2ハウジング22よりも小径に形成されることにより開口端21aが第2ハウ
ジング22内に挿入された第1ハウジング21の筒内には、駆動源となる電動モータであるモータ23が同軸に収容されている。更に、モータ23のモータ軸23aには、後述の保持力調整機構24を介して同軸に延びるスピンドル25が連結されている。尚、本実施形態では、略円筒状のストッパ部材34が第2ハウジング22内にカシメにより固着され、スピンドル25の基端部は、ストッパ部材34に支持されるボール軸受26により回動可能に支承されている。そして、第2ハウジング22側には、このスピンドル25に螺合するスピンドルナット27が設けられている。
第2ハウジング22の筒内には、円筒状のガイド管28が同軸に固定されている。また、スピンドル25は、その先端部25aがガイド管28内に挿入されており、第1ハウジング21及び第2ハウジング22に挿入される。そして、スピンドルナット27は、そのガイド管28の開口端28a(図2中、右側の端部)に固定されている。
このように、本実施形態では、各支持部材10には、モータ23を駆動源として支持部
材10を伸縮させることが可能な駆動装置Xが内蔵されている。即ち、モータ駆動により
スピンドル25が回転することによって、スピンドル25に螺合されたスピンドルナット27は、見かけ上、そのスピンドル25上を軸方向移動する。本実施形態の支持部材10は、これにより、第1ハウジング21と第2ハウジング22とが軸方向に相対移動することによって、その軸方向長さ(伸縮長さ)を変更することが可能となっている。
さらに詳述すると、本実施形態では、第2ハウジング22の筒内にはガイド管
28よりも大径の第2ガイド管29が同心状に配置されている。また、この第2ガイド管
29の外周には、弾性部材としての圧縮コイルバネ30が嵌装されている。そして、この
圧縮コイルバネ30は、その一端が第2ハウジング22の底部22bに当接され、他端が第1ハウジング21側のボール軸受26に当接されている。
図3は、保持力調整機構の軸方向部分断面図であり、スピンドル方向から荷重がかかっている状態を示している。支持部材10内に配置された保持力調整機構24は、スピンドル25の軸方向端部の外周に嵌合するとともにストッパ部材34の内周に嵌合する環状のリング部材33と、モータ23側に設けられた減速機の要素36を介してモータ23の駆動力により回動するカップリング部材35と、カップリング部材35を覆い、所定の弾性を有するクッション部材37とを含んでいる。リング部材33は、ボール軸受26及びスピンドル25のモータ23側への移動を規制する。また、リング部材33は、ストッパ部材34内を摺動して軸方向に移動可能となっている。スピンドル25とを結合させモータ23の駆動力をスピンドルに伝達する。
図3及び図4に示すように、カップリング部材35及びクッション部材37は、スピンドル25とアクチュエータユニット38(モータ23、減速機の要素36)との結合部の円周方向等配に複数組設けられている。一対のカップリング部材35及びクッション部材37は、スピンドル25の外周に固定されたリテーナ部材41とアクチュエータユニット38の結合部に固定されたリテーナ部材42との間に介装されている。
一対のカップリング部材35及びクッション部材37は、図3及び図4から明らかなように、軸方向における組方が逆になっている。図3において上に示す一組はクッション部材37の底部がスピンドル25側にあり、下に示す一組はクッション部材37の底部がアクチュエータユニット38側にある。
クッション部材37の底部とリテーナ部材42との間には間座43が、クッション部材37の底部とリテーナ部材41との間には間座44がそれぞれ介装されている。カップリング部材35は、クッション部材37の中で軸方向に摺動可能であり、それにより発生する抵抗値を変化させる。
リング部材33は、振動防止機能と抵抗力保持機能を備えている。ボール軸受26を介してスピンドル25に嵌合したストッパ部材34とスピンドル25との間に介装されている。
リング部材33の軸方向一端は、アクチュエータユニット38側の軸方向の端部の内周であってリテーナ部材42に設けられる環状の緩衝部39に当接している。リング部材33と緩衝部39とは全面で当接している。リング部材33は、樹脂などで作られているが、当接する緩衝部39は例えばゴム等の弾性体である。
バックドア3の全開または半開時、スピンドル25に図3に示す矢印Aの方向に力が働くことで、スピンドル25及びボール軸受26がリング部材33を矢印Aの方向でありモータ23側に向かって押圧する。これにより、カップリング部材35とクッション部材37との嵌合力が上がって、クッション部材37が軸方向に圧縮されるため、押圧されたリング部材33が緩衝部39をモータ23側に押圧するとともに強緩衝する。したがって、リング部材33と緩衝部39との当接力が強くなり、ボール軸受26がリング部材33を介して緩衝部39に対して回動し難くなる。すなわち、回動に対する抵抗力が大きくなったボール軸受26を介してスピンドル25も回動に対する抵抗力が大きくなる。その結果、保持力が増加し、バックドア3が所定の位置に保持できる。
以上説明したように、本実施形態では従来の構造において、スピンドル25とモータ23を含む駆動ユニットであるアクチュエータユニット38との締結をカップリング部材35とクッション部材37とを嵌合させることで行っている。嵌合状態は、アクチュエータユニット38とストッパ部材34に接触するリング部材33の撓み量を組付ける時の荷重で管理する。リング部材33の撓み量に応じて、カップリング部材35とクッション部材37の抵抗値が変化する。すなわち、リング部材3の撓み量を任意に設定することで、カップリング部材35とクッション部材37との嵌合力が増加した際のリング部材33と緩衝部39との摺動抵抗値を変更(設定)することができる。
アクチュエータユニット38の押し付け力で、カップリング部材35とクッション部材37の抵抗値(摩擦力)を変化させることができるため、現状の構造のままで抵抗値を変化させ各種の車両に適合させることができる。この結果、スプリングの反力、ネジとナットの抵抗値を変化させるようなコストのかかる設計変更が不要となり、追加部材も不要となり、各種の車両に適合させることができる。
図4は、保持力調整機構の軸方向部分断面図であり、モータを含むアクチュエータユニット方向から荷重がかかっている状態を示す。この状態では、バックドア3は、手動で開閉ができない。モータ23が駆動してパワー作動が開始すると、図4において矢印Bの方向に力が働く。図3とは逆方向に力が働くため、カラー33が矢印Bの方向に移動する。この結果、カップリング部材35とクッション部材37との嵌合が弱くなり抵抗を減少させる。従って、モータ23の駆動時のパワー作動時には保持力調整機構24が抵抗とならないため、通常のバックドアのパワー開閉動作には支障は生じない。保持力調整機構24は、ストッパ部材34の内周に中間ばめしたリング部材33であってスピンドル25が挿通されるリング部材33を含み、中間ばめ時のリング部材33の撓み量を変化させることで保持力を調整する。
(保持力設定方法)
以下、保持力調整機構24による保持力の設定方法について述べる。バックドア3を全開位置及び全開位置と全閉位置との中間の位置で確実に停止させることができるように、保持力調整機構24の保持力を調整する。
バックドア3を保持する保持力は、ストッパ部材34とリング部材33との中間ばめ時の撓み量及びカップリング部材35とクッション37部材の抵抗値によって決まる。このため、従って、撓み量と抵抗値を変更することで保持力を設定することができる。
ストッパ部材34にリング部材33を組み付ける際の撓み量を荷重で管理する。各種車両のバックドアに適合させるには、ゴムなどの弾性部材であるリング部材33の組付け時の撓み量を、バックドア3の種類に応じて変更することで対応できる。
上述のように、リング部材33の撓み量に応じて、カップリング部材35とクッション部材37の抵抗値が変化する。すなわち、リング部材33の撓み量を任意に設定することで、カップリング部材35とクッション部材37との嵌合力が増加した際のリング部材33と緩衝部39との摺動抵抗値を変更(設定)することができる。
一般に、中間ばめは、穴と軸の間に実寸法により隙間またはしめしろのどちらかができる嵌め合いである。本実施形態の場合、ストッパ部材34の内径とリング部材33との公差域が全体または部分的に重なるように構成する。これによりストッパ部材34とリング部材33との間に微小な隙間(本実施形態では0.1mm以上)ができる。隙間を設けることで、ストッパ部材34に対してリング部材33が軸方向に移動可能となる。
ストッパ部材34とリング部33とを中間ばめで嵌め合わせる嵌め合わせの設定によって、クッション部材37とカップリング部材35の抵抗を設定できる。
以上説明した本発明の実施形態では、パワーバックドア装置11について述べているが、本発明はその他のドア開閉装置に適用することも可能である。
1 車両
2 ドア開口部
3 バックドア(車両ドア)
4 車両ボディ
10 支持部材
11 パワーバックドア装置(車両用ドア開閉装置)
21 第1ハウジング
22 第2ハウジング
23 モータ
24 保持力調整機構
25 螺子スピンドル
25a 先端部
27 スピンドルナット
X 駆動装置
28 ガイド管
30 圧縮コイルバネ
33 リング部材
34 ストッパ部材
35 カップリング部材
37 クッション部材
39 緩衝部
41 リテーナ部材
42 リテーナ部材
43 間座
44 間座

Claims (5)

  1. 車両ボディと車両ドアとの間に介在されることにより前記車両ドアの開位置を保持可能で伸縮自在な支持部材を備えた車両用ドア開閉装置において、
    前記支持部材は、
    筒状の第1ハウジングと、
    筒状を呈して前記第1ハウジングと同心状に配置されるとともに、前記第1ハウジングに挿入されて前記第1ハウジングに対し軸方向に相対移動することにより前記支持部材の伸縮長さを変更可能とする第2ハウジングと、
    前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングに挿入されるスピンドルと、
    筒状を呈し、前記第2ハウジング内に挿着されて前記スピンドルを回動可能に支持するストッパ部材と、
    前記車両ドアの開位置を保持するための保持力を調整可能な保持力調整機構と、を備え、
    前記保持力調整機構は、前記ストッパ部材の内周に中間ばめしたリング部材であって前記スピンドルが挿通されるリング部材を含み、前記中間ばめ時のリング部材の撓み量を変化させることで前記保持力を調整する、車両用ドア開閉装置。
  2. 前記支持部材は、前記第2のハウジング内に配置されたアクチュエータユニットを備え、
    前記保持力調整機構は、
    前記スピンドルと前記アクチュエータユニットとの結合部に設けられたカップリング部材とクッション部材と、
    前記リング部材と前記アクチュエータユニットの間であって前記リング部材と当接する緩衝部と、を備え、
    前記リング部材の撓み量を調節することで、前記カップリング部材と前記クッション部材との嵌合力が増加した際の前記リング部材と前記緩衝部との摺動抵抗値を変更する、請求項1に記載の車両用ドア開閉装置。
  3. 前記クッション部材は前記カップリング部材を囲んでいる、請求項2に記載の車両用ドア開閉装置。
  4. 車両ボディと車両ドアとの間に介在されることにより前記車両ドアの開位置を保持可能で伸縮自在な支持部材を備えた車両用ドア開閉装置において、前記支持部材の保持力を設定する方法であって、
    前記支持部材内に配置されたストッパ部材内にリング部材を中間ばめで取り付けるとき、前記リング部材の撓み量を調整すること、
    前記調整された撓み量に応じて、前記支持部材内に配置したスピンドルとアクチュエータユニットとの結合部に設けられた前記リング部材と緩衝部との摺動抵抗値を変更すること、
    を含む、方法。
  5. 前記ストッパ部材と前記リング部材との間に隙間を形成する、請求項4に記載の方法。
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