JP2015159379A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 被制御機器の作動状態を制御する制御手段と、
   被制御機器とデータ通信することが可能な通信手段と
   を有する複数の制御ユニットと、
   該制御ユニットとデータ通信することが可能にそれぞれ接続され、人の存在を検出する複数の人感センサと
   を備え、複数の前記制御ユニットにそれぞれ接続されている複数の前記被制御機器の作動状態を制御する制御システムにおいて、
   前記制御ユニットは、それぞれ前記被制御機器を識別する識別情報及び前記被制御機器の配置に関する情報を記憶してあり、
   一の前記被制御機器に接続された一の前記制御ユニットは、
   接続されている前記人感センサが人の存在を検出した場合、他の前記被制御機器に接続された他の前記制御ユニットへ人の存在を検出した旨を示す検出信号を送信する検出信号送信手段を備え、
   他の前記制御ユニットは、
   前記検出信号を受信する検出信号受信手段と、
   前記検出信号を受信した場合、記憶されている前記配置に関する情報に基づき、前記検出信号の発信元である一の前記制御ユニットの位置に対する位置情報を算出する位置算出手段と、
   算出された位置情報に応じて、作動状態を調整する調整信号を、接続されている前記被制御機器へ送信する調整信号送信手段と
   を備えることを特徴とする制御システム。
2. 前記被制御機器は照明器具であり、
   前記調整信号送信手段は、算出された前記位置情報に応じて、輝度を調整する調整信号を、接続されている前記照明器具へ送信することを特徴とする請求項１に記載の制御システム。
3. 前記位置算出手段は、前記位置情報として、前記検出信号の発信元である一の前記制御ユニットからの距離をそれぞれ算出し、
   前記調整信号送信手段は、算出した距離が大きいほど輝度が低くなるよう調整する調整信号を、接続されている前記照明器具へ送信することを特徴とする請求項２に記載の制御システム。
4. 前記位置算出手段は、前記位置情報として、前記検出信号の発信元である一の前記制御ユニットからの距離をそれぞれ算出し、
   前記調整信号送信手段は、算出した距離が所定値以上である場合、所定の輝度で点灯させる調整信号を、接続されている前記照明器具へ送信することを特徴とする請求項２に記載の制御システム。
5. 前記照明器具は縦横に配置されており、
   前記調整信号送信手段は、
   前記制御ユニットが、前記検出信号の発信元である場合、接続されている前記照明器具に対して、最も高い第一の輝度で点灯させる調整信号を送信し、
   前記制御ユニットが、前記検出信号の発信元に縦横方向に隣接する位置に配置されている場合、接続されている前記照明器具に対して、前記第一の輝度よりも低い第二の輝度で点灯させる調整信号を送信し、
   前記制御ユニットが、前記検出信号の発信元の斜め方向の位置又は縦横方向に隣接する位置の次の位置に配置されている場合、接続されている前記照明器具に対して、前記第二の輝度よりも低い第三の輝度で点灯させる調整信号を送信し、
   前記制御ユニットが、上記以外の位置に配置されている場合、接続されている前記照明器具に対して、前記第三の輝度よりも低い第四の輝度で点灯させる調整信号を送信することを特徴とする請求項２乃至４のいずれか一項に記載の制御システム。
6. 前記制御ユニットは、調整信号を送信してから一定時間タイマで計時した後に、接続されている前記照明器具を消灯するようにしてあり、
   一の照明器具の点灯中に、他の照明器具が接続されている制御ユニットから前記検出信号を受信した場合、点灯中の輝度より高い輝度で点灯するよう調整する調整信号を送信するときには、前記タイマによる計時をリセットして計時し直すことを特徴とする請求項２乃至５のいずれか一項に記載の制御システム。
7. 前記照明器具が複数の調整信号を受信した場合、高い輝度で点灯するよう調整する調整信号を優先することを特徴とする請求項６に記載の制御システム。
8. 前記被制御機器は空調機であり、
   前記調整信号送信手段は、算出された前記位置情報に応じて、風量を調整する調整信号を、接続されている前記空調機へ送信することを特徴とする請求項１に記載の制御システム。
9. 前記位置算出手段は、前記位置情報として、前記検出信号の発信元である一の前記制御ユニットからの距離をそれぞれ算出し、
   前記調整信号送信手段は、算出した距離が大きいほど風量が弱くなるよう調整する調整信号を、接続されている前記空調機へ送信することを特徴とする請求項８に記載の制御システム。
10. 前記位置算出手段は、前記位置情報として、前記検出信号の発信元である一の前記制御ユニットからの距離をそれぞれ算出し、
    前記調整信号送信手段は、算出した距離が所定値以上である場合、所定の風量で作動させる調整信号を、接続されている前記空調機へ送信することを特徴とする請求項８に記載の制御システム。
11. 前記空調機は縦横に配置されており、
    前記調整信号送信手段は、
    前記制御ユニットが、前記検出信号の発信元である場合、接続されている前記空調機に対して、最も強い第一の風量で作動させる調整信号を送信し、
    前記制御ユニットが、前記検出信号の発信元に縦横方向に隣接する位置に配置されている場合、接続されている前記空調機に対して、前記第一の風量よりも弱い第二の風量で作動させる調整信号を送信し、
    前記制御ユニットが、前記検出信号の発信元の斜め方向の位置又は縦横方向に隣接する位置の次の位置に配置されている場合、接続されている前記空調機に対して、前記第二の風量よりも弱い第三の風量で作動させる調整信号を送信し、
    前記制御ユニットが、上記以外の位置に配置されている場合、接続されている前記空調機に対して、前記第三の風量よりも弱い第四の風量で作動させる調整信号を送信することを特徴とする請求項８乃至１０のいずれか一項に記載の制御システム。
12. 前記制御ユニットは、調整信号を送信してから一定時間タイマで計時した後に、接続されている前記空調機を停止するようにしてあり、
    一の空調機の作動中に、他の空調機が接続されている制御ユニットから前記検出信号を受信した場合、作動中の風量より強い風量で作動するよう調整する調整信号を送信するときには、前記タイマによる計時をリセットして計時し直すことを特徴とする請求項８乃至１１のいずれか一項に記載の制御システム。
13. 前記空調機が複数の調整信号を受信した場合、強い風量で作動するよう調整する調整信号を優先することを特徴とする請求項１２に記載の制御システム。