JP2015155293A - 調整可能な揚力修正翼端 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な飛行状態における航空機の効率および性能を高めるために航空機の翼上で使用され得る揚力調整可能な揚力修正翼端を提供する。【解決手段】調整可能な揚力修正翼端500は、航空機のベースライン翼に取り付けられ、制御面506を含む水平部分502と、この水平部分に連結される垂直部分504とを備える。垂直部分は、水平部分に実質的に垂直であり得る軸を中心に移動する。制御面および垂直部分は、ともに調整されて、ある飛行状態で翼効率を高める。【選択図】図5

Description

航空産業には、航空機の効率を高め、かつ消費される化石燃料の量を減少させる止むことのない必要性が存在する。ウイングレットは、効率、性能、および美観を高めるために大型の多人数乗りの航空機を含む多くの航空機上に設計され、導入されている。このようなウイングレットは通常、翼の端部に取り付け得る水平な本体部、水平な本体部から垂直に上方に延在し得る角度を成した部分からなる。例えば、ウイングレットは、飛行効率、航空機の性能を高め、またはさらに航空機の美観を改善するために航空機の既存の翼に取り付けられる場合がある。
しかしながら、ウイングレットは、ある特定の飛行状態のために設計されなければならず、性能と重量の不利益との間のトレードオフとなり得る。例えば、より高い性能構成の荷重を処理するために必要とされ得るこの付加構造が、航空機の全重量に加わる場合があり、まず第一にウイングレットの追加によって得られるあらゆる効率を損なう。加えて、ウイングレットおよび結果として生じる翼にわたる揚力分布は、例えば、名目巡航状態などの1つの飛行状態に対してしか最適化することができない。1つの飛行状態に対する最適化は、航空機が任意の他の飛行状態にある間に別の方法で得られ得る効率を損なうか、またはさらには排除し得る。加えて、改善された航空機ウイングレットおよび翼端デバイスに対する当該技術分野における必要性がある。
本発明の概要は、発明を実施するための形態にさらに後述される単純化した形態の精選された概念を導入するために提供される。本発明の概要は、特許請求される主題の重要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求される主題の範囲を限定するために使用されることを意図するものでもない。
本開示は、調整可能な揚力修正翼端およびその翼端を使用するための方法を説明する。例えば、調整可能な揚力修正翼端は、航空機のベースライン翼に取り付けられ得る。調整可能な揚力修正翼端は、制御面を含む水平部分と、この水平部分に連結される垂直部分とを備えることができる。垂直部分は、水平部分に実質的に垂直であり得る軸を中心に移動することができる。
制御面および垂直部分は、ある飛行状態で翼効率を高めるように調整され得る。調整可能な揚力修正翼端は、飛行状態データに少なくとも一部基づいて制御面および垂直部分の動作を制御するための制御システムを含むことができる。ある特定の飛行状態では、調整可能な揚力修正翼端は、制御面を下方に偏向させ、垂直部分の前縁を内側に回転させて、第1の飛行状態で揚力を増加させ、制御面を上方に偏向させ、垂直部分の前縁を外側に回転させて、第2の飛行状態で揚力を減少させることができる。
加えてまたはあるいは、調整可能な揚力修正翼端は、ベースライン翼上の既存の制御面、例えば、フラッペロンを使用することができ、水平部分を省略することができる。
加えてまたはあるいは、垂直部分は、航空機の垂直軸に実質的に平行な角度を成した軸を中心に回転させることができ、角度を成した軸は、角度を成した部分のスパン方向部分に実質的に平行、ベースライン翼と面外であり得る角度を成した軸、またはこれらの組み合わせであり得る。
発明を実施するための形態は、添付の図面を参照しながら記載される。図面において、参照番号の最左の桁(複数可)は、参照番号が最初に現れる図面を識別する。異なる図面における同じ参照番号の使用は、類似または同一品目を示す。
航空機の翼に取り付けられた例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。 航空機の翼に取り付けられた調整可能な揚力修正翼端の別の例示的な実施形態を示す。 取り付けられた例示的な調整可能な揚力修正翼端を有する航空機を示す。 ある動作環境における取り付けられた例示的な調整可能な揚力修正翼端を有する航空機を示す。 航空機の翼に取り付け可能な例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。 様々な構成における図5に示される例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。 様々な構成における図5に示される例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。 様々な構成における図5に示される例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。 様々な構成における調整可能な揚力修正翼端の別の例示的な実施形態を示す。 様々な構成における調整可能な揚力修正翼端の別の例示的な実施形態を示す。 様々な構成における調整可能な揚力修正翼端の別の例示的な実施形態を示す。 様々な構成における図5に示される例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。 様々な構成における図5に示される例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。 様々な構成における図5に示される例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。 揚力分布特性を示す例示的な図表を示す。 揚力修正効率特性を示す例示的な図表を示す。 調整可能な揚力修正翼端の動作を図解するフローチャートを示す。
概要
本出願は、様々な飛行状態における航空機の効率および性能を高めるために航空機の翼上で使用され得る揚力調整可能な揚力修正翼端を説明する。翼上の制御面を偏向させるともにウイングレットのトー角を調整することは、翼にわたる揚力をより効率的な分布に再分布させることができる。
航空機はしばしば、これまで空気力学的妥協策であり、特定の飛行状態に調整することができない固定したウイングレットを備えて設計される。それらは、加えられた曲げモーメントおよび巡航性能の平衡を保つ。例えば、巡航性能を高める構成は、付加質量を航空機に加える付加構造を必要とする曲げモーメントおよび他の荷重係数を通常増加させ、それにより任意の効率の向上を減少させる。今日、市販の調整可能なウイングレット/翼端はない。
本出願は、異なる飛行の段階および飛行状態における効率を得るために航空機の構成を修正することに対処する。例えば、高い迎え角(AOA)を必要とする飛行段階中に、積極的なトーイン角でウイングレットを有することが空気力学的により有益であり得るが、高速巡航および降下中に、誘導抗力の影響を減少させ、したがってより高い巡航性能をより高く得るウイングレットのトー角(トーアウト角)の減少を有することがより有益であり得る。
多くの場合、誘導抗力は、気流およびスパン方向分布を変化することによって減少させてもよい。例えば、翼端気流は、航空機が経験しているリアルタイムの飛行状態のためにより高い効率を有するように最適化およびカスタマイズされ得る。トー角および水平な制御面の偏向が飛行状態に応じてともに使用されると、全効率は、これらの部分の総和を超える。例えば、飛行試験および分析作業は、単独でのウイングレットのトー角の調整が有益であることを示し、水平な制御面の偏向とリアルタイムで組み合わせて、より大きな便益が達成され得る。様々な飛行状態では、利点は、この組み合わせが個々の部分よりも少なくとも5〜8%良いことである。
調整可能な揚力修正翼端は、例えば、揚力係数および迎え角を含む飛行状態が変化するにつれて、ウイングレットのトー角および水平な制御面の偏向を調整することができる。多くの場合、清浄、離陸、上昇、降下など、いくつかの翼構成がある。多くの場合、各々に対して、高い揚力デバイスは、特定の位置に構成される(フラップ、スラットなど)。これらの異なる翼構成は、調整可能な揚力修正翼端にウイングレットのトー角および水平な制御面の内側への偏向を調整させ、これらの飛行構成の効率を高めることができる。
多くの場合、揚力係数(CL)が高いと、ウイングレットは、正の値またはトーイン角を有してもよく、および水平な制御面の偏向は高くてもよい。低いCLでは、トー角は低くてもよく、水平な制御面の偏向は、翼端を取り外すために低く、0に近く、またはさらに負の値であってもよい。
例示的な調整可能な揚力修正翼端
図1は、例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。例えば、調整可能な揚力修正翼端100は、水平部分102と、垂直部分104とを備えることができる。水平部分102は、制御面106を備えることができる。調整可能な揚力修正翼端100は、航空機(図示せず)の翼108に固定して取り付け可能であり得る。様々な実施形態は、翼108が、補助翼110、フラップ112、フラッペロン、スポイラー、スポイロン、スピードブレーキ、前縁デバイス、ワープ可能な部分、タブ、昇降舵、エレボン、制御可能な気流修正デバイス、またはこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない、制御面を備えることを企図する。制御可能な気流修正デバイスの例は、米国特許第900,877,7号および米国特許出願公開第US20120187251号に見出され得る。さらに、補助翼116およびフラップ118は、航空機の飛行制御に使用されてもよく、いくつかの例では、航空機の1人以上のパイロットによって制御され得る。
様々な実施形態は、翼108が航空機のベースライン翼であり得ることを企図する。ベースライン翼は、調整可能な揚力修正翼端100によって交換され得る翼端および/または翼端デバイスを含んでもよく、または含まなくてもよい。加えて、調整可能な揚力修正翼端100は、ベースライン翼の構造に連結するように構成されてもよく、例えば、調整可能な揚力修正翼端100は、ベースライン翼内の1つ以上のスパーに連結する1つ以上のスパー延長部(図示せず)を有することができる。
様々な実施形態は、水平部分102が航空機に対して実質的に水平であってもよく、翼108と実質的に一直線であり得ることを企図する。例えば、図1は、水平部分102が翼延長部を備え、ベースライン翼の平面形を実質的に維持および延在する翼108を実質的に延在することができる一例を示す。しかしながら、様々な実施形態は、水平部分102が翼108と実質的にずれてもよく、翼108の平面形を変化させてもよく、下反角、上反角、前方曲線、後方曲線、またはこれらの組み合わせを含み得ることを企図する。
様々な実施形態は、垂直部分104が水平部分102に実質的に垂直であり得る軸を中心に移動するように構成され得る水平部分102に垂直部分104が連結され得ることを企図する。例えば、垂直部分104は、航空機の垂直軸に実質的に平行な軸を中心に回転することができる。加えてまたはあるいは、垂直部分104は、上面、下面、前縁から後縁までの翼弦線によって画定された平面、翼の平均チャンバ曲線によって画定された平面、またはこれらの組み合わせの一部分に実質的に垂直な軸を中心に回転することができる。垂直部分104は、角度を成した部分104のスパン方向部分に実質的に平行な軸を中心に回転することができる。例えば、軸は、単に例として、垂直部分104のスパー構造の一部分に沿うなど、垂直部分104を通って延在する軸に実質的に平行であり得る。図1はまた、単に一例として、垂直部分104の例示的な断面114を示す。断面114は、垂直部分104が航空機の自由流出方向と整列される角度を垂直部分104が調整し得る一例を図解する。
様々な実施形態は、垂直部分104が翼108の端部または水平部分102から直接延在し得ることを企図する。加えてまたはあるいは、垂直部分104は、水平部分102から離れて曲げ得る角度を成した部分を備えることができる。加えてまたはあるいは、垂直部分104は、ある特定の構成で実質的に垂直であり得る複数の垂直または移動可能な表面を有することができる。加えてまたはあるいは、実質的に垂直な部分104は、翼108の上、翼108の下、またはこれらの組み合わせで延在することができる。加えてまたはあるいは、実質的に垂直な部分104は、翼108の端部から、例えば、スピロイド翼端デバイスの外側部分の一部としてオフセットされ得る。加えてまたはあるいは、水平部分102および垂直部分104は、単独または組み合わせて、ウイングレット、翼端板、スピロイド、分割したウイングレット、フェンス、レーキ、スワローテール、またはこれらの組み合わせのうちの少なくとも一部分を含むことができる。
加えてまたはあるいは、調整可能な揚力修正翼端100は、フェアリング118を備えることができる。フェアリング118は、水平部分102に対して垂直部分104の連結構造および/または回転から生じ得る水平部分102と垂直部分104との間の空間に覆いを提供することができる。フェアリング118は、例えば、形状抗力および/または干渉抗力等の抗力を減少させることによって効率を改善することに役立ち得る。
様々な実施形態は、制御面106および垂直部分104が、航空機の翼108に取り付けられると、ある飛行状態で翼効率を高め得ることを企図する。例えば、制御面106および垂直部分104は、スパン方向揚力分布を翼108上に再分布させるように調整され得る。制御面106および垂直部分104の調整は、所定の飛行状態で航空機の効率を高めるように協調して調整され得る。
図1はまた、調整可能な揚力修正翼端100に連結された例示的な翼108を含み得る例示的な修正された翼118を示す。修正された翼118は、新しい航空機のために(例えば、その正規の製造中に航空機に組み込まれる能動型の翼延長部で)設計および作成されてもよく、または調整可能な揚力修正翼端100は、製造後、既存の翼108に取り付けられてもよい。修正された翼118の調整可能な揚力修正翼端100は、既存の翼108と同様の形状で構成されてもよい。加えて、単に一例として、調整可能な揚力修正翼端100は、既存の翼108の端部の一部分が調整可能な揚力修正翼端100の取り付け可能な部分内に存在するように、既存の翼108の一部分上に適合することができる。その場合、取り付け可能な部分は、既存の翼108の端部の少なくとも一部分上に適合するスリーブまたはカラーを含むことができる。加えてまたはあるいは、他の実施形態では、調整可能な揚力修正翼端100は、隣接面および/または内部構造的支持体を介して既存の翼108の端部を取り付け可能な部分に締結することによって既存の翼108に取り付けられてもよい。さらに、調整可能な揚力修正翼端100は、既存の翼108と同じまたは類似の材料で製造されてもよい。
例示的な調整可能な揚力修正翼端
図2は、例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。例えば、調整可能な揚力修正翼端200は、垂直部分104を備えることができる。調整可能な揚力修正翼端200はまた、翼204の制御面202の使用を含むことができる。様々な実施形態は、制御面202がフラッペロンを備え得ることを企図する。
様々な実施形態は、制御面202および垂直部分104が、航空機(図示せず)の翼204に取り付けられると、ある飛行状態で翼効率を高め得ることを企図する。例えば、制御面202および垂直部分104は、スパン方向揚力分布を翼204上に再分布させるように調整されてもよい。制御面202および垂直部分104の調整は、所定の飛行状態で航空機の効率を高めるように協調して調整され得る。
調整可能な揚力修正翼端を有する例示的な航空機
図3は、例示的な調整可能な揚力修正翼端を示す。例えば、調整可能な揚力修正翼端300は、水平部分302と、垂直部分304とを備えることができる。水平部分302は、制御面306を備えることができる。調整可能な揚力修正翼端300は、航空機310の翼308に固定して取り付け可能であり得る。様々な実施形態は、翼308が航空機のベースライン翼であり得ることを企図する。様々な実施形態は、翼308が補助翼312、フラップ314、フラッペロン、スポイラー、スポイロン、スピードブレーキ、前縁デバイス、ワープ可能な部分、タブ、昇降舵、エレボン、制御可能な気流修正デバイス、またはこれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない、制御面を備え得ることを企図する。
様々な実施形態は、垂直部分304が軸、例えば、水平部分302に実質的に垂直であり得る軸を中心に移動するように構成され得る水平部分302に垂直部分304が連結され得ることを企図する。加えてまたはあるいは、垂直部分304は、例えば、垂直な制御面316の偏向が軸を中心に垂直部分304の回転と同様の効果を引き起こし得る垂直な制御面316を備えることができる。加えてまたはあるいは、垂直部分304の回転および垂直な制御面316の偏向のうちの1つまたは両方が使用され得る。
様々な実施形態は、制御面306および垂直部分304が、航空機310の翼308に取り付けられると、ある飛行状態で翼効率を高め得ることを企図する。例えば、制御面306および垂直部分304は、スパン方向揚力分布を翼308上に再分布させるように調整され得る。制御面306および垂直部分304の調整は、所定の飛行状態で航空機の効率を高めるように協調して調整され得る。
調整可能な揚力修正翼端300の構成要素は、センサ316と、水平部分(複数可)302と、垂直部分(複数可)304と、制御システム318と、制御面(複数可)306とを含むことができる。限定ではなく、単に例として、図3は、航空機310の各翼308上の調整可能な揚力修正翼端300を図解する。しかしながら、調整可能な揚力修正翼端(複数可)300はまた、航空機302の他の表面上に配置され得る。例えば、調整可能な揚力修正翼端(複数可)300は、図示されるように、翼上に位置してもよく、あるいは、それらは、尾翼、または胴体を含む航空機310の任意の他の水平もしくは垂直面上に位置してもよい。
上述されるように、調整可能な揚力修正翼端300は、制御システム320を備えることができる。制御システム320は、航空機310の制御面(複数可)306および垂直部分(複数可)304を制御するように構成され得る。制御システム320は、各翼端を対称的および/または非対称的に制御することができる。限定ではなく、単に例として、制御システム320は、飛行状態データを含むがこれに限定されないシステムデータを受信および処理するための1つ以上のプロセッサ(複数可)322を含むことができる。一実施形態では、プロセッサ(複数可)322は、センサ318から飛行中のデータを受信することができる。センサ318は、翼、胴体、翼延長部、および/または翼端デバイスを含む航空機上のどこかに位置してもよい。制御システム320はさらに、飛行状態データの記憶のためのメモリ324からなり得る。メモリ324内に記憶されたデータは、予め受信した飛行状態データ、現在記録した(すなわち、現在の飛行中の)飛行状態データ、または現在の飛行中のデータおよび/もしくは予め記録した飛行中のデータのコンパイルを含むことができる。単に例として、制御システム320のメモリ324は、オペレーティングシステム326と、制御論理328とを含むことができる。
オペレーティングシステム324は、データをプロセッサ(複数可)322とインターフェースで接続し、かつ航空機310の1人以上のパイロットとの相互作用のためのユーザインターフェース(図示せず)を提供することによって、制御システム320を動作することに関与し得る。加えてまたはあるいは、オペレーティングシステム326は、ユーザインターフェースを提供することなく、データをプロセッサ(複数可)322とインターフェースで接続することによって、制御システム320を動作することに関与してもよく、ユーザ、例えば、パイロットには効果的に見えなくてもよい。制御システム320の制御論理328は、制御面(複数可)306、垂直部分(複数可)304、および/または垂直な制御面(複数可)316を動作するように構成されてもよい。一実施形態では、制御論理328は、センサ(複数可)318から受信された飛行状態データに基づいて制御面(複数可)306、垂直部分(複数可)304、および/または垂直な制御面(複数可)316を制御することができる。加えて、パラメータ330は、メモリ324内に記憶され得る。パラメータ330は、所定のパラメータであってもよく、制御面(複数可)306、垂直部分(複数可)304、および/または垂直な制御面(複数可)316の動作を決定するために制御論理328によって使用されてもよい。いくつかの実施形態では、制御システム320は、同時にまたは独立して制御面(複数可)306、垂直部分(複数可)304、および/または垂直な制御面(複数可)316を動作することができる。
単に例として、図3の制御システム320は、航空機310の胴体および/または船体内に図解される。しかしながら、制御システム320は、操縦室、尾部、翼、翼延長部、翼端デバイスなどを含むがこれらに限定されない、航空機310上のどこかに位置し得る。加えてまたはあるいは、制御システム320は、航空機から遠隔に位置し、通信システムを用いて航空機と通信することができる。
調整可能な揚力修正翼端を有する航空機の周囲の例示的な流出
図4は、航空機406の翼404に取り付けられた翼端デバイス402で実装される例示的な調整可能な揚力修正翼端400を示す。限定ではなく、単に例として、図4は、航空機406の各翼404上の調整可能な揚力修正翼端400を図解する。しかしながら、調整可能な揚力修正翼端400はまた、航空機406の他の表面上に配置され得る。
図4はまた、様々な飛行状態における航空機の態様を表す矢印を示す。例えば、矢印408は、航空機406の軸を表す。様々な実施形態では、矢印408は、航空機406の主軸、例えば、長手方向軸を表すことができる。この長手方向軸はまた、航空機406によって作り出された推力を表し得る力ベクトルと実質的に同一平面上にあり得る。
図4はまた、航空機406が様々な飛行状態で遭遇し得る様々な流出を表す矢印410を示す。例えば、航空機は、流体、例として空気を通過することができる。限定ではなく、例として、矢印410は、自由流出のベクトルを表すことができる。例えば、自由流出は、航空機が正常な飛行から遭遇し得る正常な対向流を含むことができる。加えてまたはあるいは、矢印410は、矢印408における航空機軸との線から実質的に外れた流出のベクトルを表すことができる。加えて、図面に示される矢印は、絶対または相対振幅で拡大縮小するように描写されてもよく、または描写されなくてもよい。
図4はまた、航空機406の調整可能な揚力修正翼端400の部分が様々な飛行状態で接近し得る様々な角度を表すように矢印416、418、および420を示す。限定ではなく、例として、矢印416は、0のトー角を表すことができ、矢印418は、トーイン角422を表すことができ、矢印420は、トーアウト角424を表すことができる。
例示的な調整可能な揚力修正翼端
図5は、例示的な調整可能な揚力修正翼端の上からの平面図を示す。例えば、調整可能な揚力修正翼端500は、水平部分502と、垂直部分504とを備えることができる。水平部分502は、制御面506を備えることができる。調整可能な揚力修正翼端500は、航空機の翼(図示せず)に固定して取り付け可能であり得る。
様々な実施形態は、垂直部分504が水平部分502に実質的に垂直であり得る軸を中心に移動するように構成され得る水平部分502に垂直部分504が連結され得ることを企図する。例えば、水平部分502は、ヒンジ508およびリンク機構510によって垂直部分に連結されてもよい。様々な実施形態は、ヒンジ508がヒンジ508を形成するために重なるいくつかのナックルを備え得ることを企図する。限定ではなく、単に例として、様々な実施形態は、ヒンジ508のいくつかのナックルが水平部分502の端部に連結してもよく、ヒンジ508のいくつかのナックルが垂直部分504の端部に連結してもよいことを企図する。様々な実施形態は、ヒンジ508がヒンジ508の枢動と一致しない曲げ荷重およびねじり荷重に耐えるように構成され得ることを企図する。例えば、このような曲げ荷重およびねじり荷重は、水平部分502および/または垂直部分504上の空気力学的荷重の結果であり得る。加えてまたはあるいは、様々な実施形態は、ヒンジ508が水平部分502および/もしくは垂直部分504の構造的スパー、空力中心、ならびに/または弾性中心に、またはその近くに位置し得ることを企図する。
加えてまたはあるいは、リンク機構510は、水平部分502と垂直部分504との間に連結され得る。様々な実施形態は、リンク機構510が水平部分502と垂直部分504との間で並進運動連結を提供することができる。様々な実施形態は、リンク機構510がリンク機構510の枢動と一致しない曲げ荷重およびねじり荷重に耐えるように構成され得ることを企図する。例えば、このような曲げ荷重およびねじり荷重は、水平部分502および/または垂直部分504上の空気力学的荷重の結果であり得る。加えてまたはあるいは、様々な実施形態は、リンク機構510がヒンジ508の前部または後部に位置し得ることを企図する。
図5はまた、垂直部分504に連結されたリンク機構514を移動するように制御システム(図示せず)によって制御され得、かつヒンジ508によって画定された軸を中心に水平部分504に対して垂直部分504を移動し得る作動システム512を示す。例えば、図5はまた、リンク機構514が移動し得る方向を示す矢印516を示す。リンク機構514のこの運動は、矢印518および522によって示されるように水平部分502に対して垂直部分504を枢動させることができる。様々な実施形態は、矢印518がトーアウトまたは負のトー角の構成に向かう運動を示し得るが、矢印520がトーインまたは正のトー角の構成に向かう運動を示し得ることを企図する。
図5はまた、点線でフェアリング522を示す。フェアリング522は、水平部分502に固定して連結され、水平部分502と垂直部分504との間の間隙に延在することができる。これは、ヒンジ508、リンク機構510、およびリンク機構514に被覆および保護を提供することができる。加えてまたはあるいは、図1に関して上述されるように、様々な実施形態は、フェアリング522が空気力学的便益も提供し得ることを企図する。
図5はまた、水平部分502の制御面506を移動するように制御システム(図示せず)によって制御され得、かつ水平部分504に対して制御面506を移動し得る作動システム524を示す。
図6A〜Cは、図5に示されるような例示的な調整可能な揚力修正翼端の上からの平面図を示す。例えば、図6Aは、水平部分502と、垂直部分504とを備える調整可能な揚力修正翼端500を示す。図6Aはまた、調整可能な揚力修正翼端500が飛行中に経験し得る自由流出方向を表す破線600を示す。図6Aはまた、垂直部分504が破線600によって示されるような自由流出に遭遇し得るトー角を表す矢印602を示す。図6Aは、0度に近い水平部分502に対する垂直部分504のトー角を示す。
図6Bは、調整可能な揚力修正翼端500ならびに破線600によって示されるような自由流出を示す。図6Bは、水平部分502に対して回転した垂直部分504を示す。例えば、垂直部分504の方向を表す矢印602は、水平部分502に対するトー角604を示す。様々な実施形態は、トー角604がトーアウトまたは負のトー角を表し得ることを企図する。
図6Cは、調整可能な揚力修正翼端500ならびに破線600によって示されるような自由流出を示す。図6Cは、水平部分502に対して回転した垂直部分504を示す。例えば、垂直部分504の方向を表す矢印602は、水平部分502に対するトー角606を示す。様々な実施形態は、トー角606がトーインまたは正のトー角を表し得ることを企図する。
例えば、様々な実施形態は、調整可能な揚力修正翼端が−10度〜10度の範囲からトー角604および606を変化させ得ることを企図する。加えてまたはあるいは、様々な実施形態は、様々なトー角の範囲を企図する。例えば、様々な実施形態は、−10度〜10度、−8〜8度、−6〜6度、−4〜4度、−2〜2度、−1〜1度、またはこれらの組み合わせのトー角の範囲を企図する。
図7A〜Cは、例示的な調整可能な揚力修正翼端の上からの平面図を示す。例えば、図7Aは、水平部分702と、垂直部分704とを備える調整可能な揚力修正翼端700を示す。水平部分702は、制御面706を備えることができる。調整可能な揚力修正翼端700は、航空機の翼(図示せず)に固定して取り付け可能であり得る。
様々な実施形態は、垂直部分704が航空機の翼と面外および/または水平部分702と面外の角度を成した軸708であり得る軸を中心に移動するように構成され得る水平部分702に垂直部分704が連結され得ることを企図する。様々な実施形態は、角度を成した回転軸708が垂直部分704の一部分に実質的に平行であり得ることを企図する。例えば、角度を成した軸708は、垂直部分704のスパン方向部分に実質的に平行であり得る。
図7Aはまた、調整可能な揚力修正翼端700が飛行中に経験し得る自由流出方向を表す破線710を示す。図7Aはまた、垂直部分704が破線710によって示されるような自由流出に遭遇し得るトー角を表す矢印712を示す。図7Aは、0度に近い水平部分702に対する垂直部分704のトー角を示す。
図7Bは、調整可能な揚力修正翼端700ならびに破線710によって示されるような自由流出を示す。図7Bは、水平部分702に対して回転した垂直部分704を示す。例えば、垂直部分704の方向を表す矢印712は、水平部分702に対するトー角714を示す。様々な実施形態は、これが矢印716によって示されるような方向に角度を成した軸708を中心に垂直部分704を回転させることによって達成され得ることを企図する。様々な実施形態は、トー角714がトーアウトまたは負のトー角を表し得ることを企図する。
図7Cは、調整可能な揚力修正翼端700ならびに破線710によって示されるような自由流出を示す。図7Cは、水平部分702に対して回転した垂直部分704を示す。例えば、垂直部分704の方向を表す矢印712は、水平部分702に対するトー角718を示す。様々な実施形態は、これが矢印720によって示されるような方向に角度を成した軸708を中心に垂直部分704を回転させることによって達成され得ることを企図する。様々な実施形態は、トー角718がトーインまたは正のトー角を表し得ることを企図する。
例えば、様々な実施形態は、調整可能な揚力修正翼端が−10度〜10度の範囲からトー角714および718を変化させ得ることを企図する。加えてまたはあるいは、様々な実施形態は、様々なトー角の範囲を企図する。例えば、様々な実施形態は、−10〜10度、−8〜8度、−6〜6度、−4〜4度、−2〜2度、−1〜1度、またはこれらの組み合わせのトー角の範囲を企図する。
図8A〜Cは、航空機の翼(図示せず)に取り付けられた例示的な調整可能な揚力修正翼端800の例示的な水平部分の断面図を示す。例えば、図6A〜Cは、制御面806に連結された作動システム804を備える例示的な水平部分802を示す。図8Aは、水平部分802の後縁から制御面806の枢支点までの正中線を表す破線808を示す。図8Aはまた、制御面806の後縁から制御面806の枢支点までの正中線を表す破線810を示す。様々な実施形態は、図8Aが0度の偏向または垂下角度を示すことを企図する。
図8Bは、調整可能な揚力修正翼端800を示す。図8Bは、水平部分802に対して偏向した制御面806を示す。例えば、破線810は、破線808によって表される水平部分802から制御面806の偏向を表す偏向角812を示す。様々な実施形態は、偏向角812が負の偏向角および/または上向き偏向を表し得ることを企図する。
図8Cは、調整可能な揚力修正翼端800を示す。図8Cは、水平部分802に対して偏向した制御面806を示す。例えば、破線810は、破線808によって表される水平部分802から制御面806の偏向を表す偏向角814を示す。様々な実施形態は、偏向角814が正の偏向角、下向き偏向、および/または垂下角度を表し得ることを企図する。
様々な実施形態は、制御面806および垂直部分604が、航空機(図示せず)の翼に取り付けられると、ある飛行状態で翼効率を高め得ることを企図する。例えば、制御面806および垂直部分604は、スパン方向揚力分布を翼上に再分布させるように調整され得る。制御面806および垂直部分604の調整は、所定の飛行状態で航空機の効率を高めるように協調して調整され得る。様々な実施形態は、制御面806が要求に達するように調整され得ることを企図する。
しかしながら、様々な実施形態は、調整可能な揚力修正翼端が−15度〜15度の範囲から偏向角814および814を変化させ得ることを企図する。加えてまたはあるいは、様々な実施形態は、様々な偏向角の範囲を企図する。例えば、様々な実施形態は、−15〜15度、−10〜10度、−8〜8度、−6〜6度、−4〜4度、−4〜8度、−4〜6度、−2〜8度、−2〜6度、−2〜4度、−2〜2度、またはこれらの組み合わせの偏向角の範囲を企図する。
例示的な比較グラフ
図9は、航空機の翼上の位置との関連で航空機の翼上の局所正規化揚力係数または揚力分布を比較するグラフ900を図解する。図9の翼は、翼の一般的な表現であり、航空機の翼の特定の型またはモデルを表すようにしていない。グラフのX軸は、翼上の位置を例証する。それは、翼のセミスパンのパーセンテージ(%)で表される。翼の長さは、1つの表現にすぎず、調整可能な揚力修正翼端100が取り付けられ得る翼の大きさを限定していない。Y軸は、翼上の揚力分布を表す。荷重がより高いと、航空機の中心により近い。グラフ900は、例示的な目的のみであり、航空機が経験し得る荷重分布の一例を図解する。グラフ900は、分布荷重がグラフ上の任意の点でおおよそであり得るかどうかを制限しない。グラフ900は、翼が遭遇し得る分布荷重の基本形状を表す。
グラフ900は、従来製造された翼上の揚力分布を図解し、これは、二点鎖でグラフ900上の線によって表される。グラフ900はまた、負のトー角を有する従来のウイングレットが取り付けられる際の、翼上の揚力分布を図解し、これは、破線によって表される。加えて、グラフ900は、調整可能な揚力修正翼端100が翼上に組み込まれる際の翼上の揚力分布を図解する。
この比較は、翼端デバイス、例えばウイングレットを有する従来の翼によって引き起こされる揚力分布が翼付け根でより大きい場合があることを図解する。これは、翼の全体効率を減少させ得る翼の揚力の中心を船内に移動させ得る。しかしながら、翼が制御システム320を利用する調整可能な揚力修正翼端100を有すると、翼端における揚力分布は、従来のウイングレットの分布より著しく高く増加し得る。揚力のこの再分布は、ある飛行状態で翼の全体効率の上昇を引き起こし得る。
加えてまたはあるいは、図9に表示されるグラフは、ベースライン翼および標準ウイングレットがほぼ最適化される飛行状態を図解する。様々な実施形態は、揚力を翼上へ船外に移す図解された能力により、ベースライン翼および標準ウイングレットが設計される最適な飛行状態からさらに離れている飛行状態でのより大きい効率が可能になることを企図する。
制御面106と、垂直部分104とを含む調整可能な揚力修正翼端が配置されない(それぞれゼロ偏向角および負のトー角で)場合、調整可能な揚力修正翼端100は、受動型または固定ウイングレットの同じ効率便益をもたらす。受動型または固定ウイングレットがもはや最適化されないように飛行状態が変更すると、制御面106および垂直部分104は、所定の飛行状態で翼の全体効率を高めるために配置され得る。
図10は、翼の揚力対抗力比(L/D)を比較するグラフ1000を図解し、これは、翼の効率の代わりとして機能を果たし得る。例えば、翼の揚力対抗力比が別のものより高い場合、他のすべてが同じならば、より高い揚力対抗力比を有する翼は、より低い揚力対抗力比を有する翼より効率的である。
グラフのX軸は、例えば、制御面106等の水平な制御面偏向を例証する。それは、偏向度で表される。Y軸は、翼の揚力対抗力比(L/D)を表す。グラフ1000は、例示的目的のみであり、航空機が異なる構成で経験し得る揚力対抗力比の分布の一例を図解する。グラフ1000は、分布荷重がグラフ上の任意の点でおおよそであり得るかどうかを制限しない。
グラフに示されるデータは、予期せぬ結果を図解する。例えば、制御面偏向とトー角調整との組み合わせは、他から独立した各々の総和より大幅な効率の増加の相乗的結果をもたらす。例えば、トー角が0度であり、偏向が0度である所定の飛行状態では、L/Dは、約13.183である。0で偏向を維持しながらトー角を2度まで増加させることは、L/Dを約0.0033増加させる。0でトーを維持しながら偏向を5度まで増加させることは、L/Dを約0.0329増加させる。理論的には、トー角が0から2度まで増加し、かつ偏向が0から5度まで増加する場合、L/Dの増加は、個々の部分の総和であるべきである:0.0033+0.0329=0.0363。しかしながら、トー角が0から2度まで増加し、かつ偏向が0から5度まで増加する場合、L/Dの増加は、約0.0379である。これは、予想よりも約4.6%のL/Dの増加をもたらす。
多くの場合、民間航空機は、ウイングレットのトー角を固定の−2度に設定している。これは、0度でウイングレットの設計荷重を処理するのに必要とされる構造を減少させるために行われることが多い。しかしながら、これは、効率の向上を犠牲にして行われることが多い。
しかしながら、様々な実施形態は、調整可能な揚力修正翼端が−2度〜2度の範囲からトー角を変化させ得ることを企図する。加えてまたはあるいは、様々な実施形態は、様々なトー角の範囲を企図する。例えば、様々な実施形態は、−10〜10度、−8〜8度、−6〜6度、−4〜4度、−2〜2度、−1〜1度、またはこれらの組み合わせのトー角の範囲を企図する。
加えてまたはあるいは、様々な実施形態は、調整可能な揚力修正翼端が−15度〜15度の範囲から偏向角を変化させ得ることを企図する。加えてまたはあるいは、様々な実施形態は、様々な偏向角の範囲を企図する。例えば、様々な実施形態は、−15〜15度、−10〜10度、−8〜8度、−6〜6度、−4〜4度、−4〜8度、−4〜6度、−2〜8度、−2〜6度、−2〜4度、−2〜2度、またはこれらの組み合わせの偏向角の範囲を企図する。
予期せぬ結果の別の例として、トー角が−2度であり、偏向が0度である所定の飛行状態では、L/Dは、約13.173である。0で偏向を維持しながらトー角を2度まで増加させることは、L/Dを約0.0142増加させる。0でトーを維持しながら偏向を5度まで増加させることは、L/Dを約0.0313増加させる。理論的には、トー角が−2から2度まで増加し、かつ偏向が0から5度まで増加する場合、L/Dの増加は、個々の部分の総和であるべきである:0.0142+0.0313=0.0454。しかしながら、トー角が−2から2度まで増加し、かつ偏向が0から5度まで増加する場合、L/Dの増加は、約0.049である。これは、予想よりも約7.3%のL/Dの増加をもたらす。
さらなる例がグラフから容易に特定可能である。例えば、トー角が−2から0まで増加し、偏向が0から6まで増加する場合には、予想よりも約8.2%のL/Dの予期せぬ増加をもたらす。
航空機が短距離から長距離に至るまで飛ばされる航空機産業では、約数%の効率の漸増増加は、結果的に航空機の耐用年数にわたる非常に大きい燃料節約になり得る。例えば、民間ジェット機の効率の数%の増加は、何百万ドルもの節約ならびに航空機の範囲の増加をもたらす。
例示的な方法
図11は、調整可能な揚力修正翼端を動作する1つの例示的な方法1100のフローチャートである。理解を容易にするために、方法1100は、図1、3、5、6A〜C、および8A〜Cに示される構成において記載される。しかしながら、方法1100は、係る構成を用いる性能に限定されず、他の航空機および他のタイプの翼端デバイスに適用可能であり得る。
この特定の実装形態では、方法1100は、制御システム320等の制御システムが航空機310内またはその上に位置するセンサ318等の1つ以上のセンサからデータを受信するブロック1102から開始する。センサから受信されたデータは、高度データ、迎え角データ、対気速度データ、姿勢データ、航空機の重量データ、温度データ、湿度データ、高度データ圧力データ、および/または乱流データを含み得るがこれらに限定されない飛行状態データを含むことができる。
ブロック1404では、調整可能な揚力修正翼端が調整され得る。調整可能な揚力修正翼端300の調整は、ブロック1102で受信されたデータに一部基づいてもよい。例えば、飛行状態データは、信号として受信され、パラメータ330を用いて制御論理328によって解釈される。制御論理328は、制御面(複数可)306および垂直部分304を配置するために1つの位置または複数の位置を決定することなど、制御面(複数可)306および垂直部分304の動作を決定することができる。例えば、制御論理328は、制御面806が図8Cに示されるような角度814に配置されるべきであり、かつ垂直部分504が図6Cに示されるような角度606に配置されるべきであると決定することができる。制御論理328は、制御面および垂直部分を移動させる信号を生成することができる。
ブロック1106では、制御論理328からの信号は、アクチュエータまたはコントローラ、例えば、図6Cに示されるようなアクチュエータ512によって受信される。次に、アクチュエータは、制御面および垂直部分を作動させ、および/または配置させることができる。
様々な実施形態では、方法1100は、航空機の飛行状態の変化を考慮して飛行にわたって調整可能な揚力修正翼端の調整を提供するために繰り返される。
結論
実施形態は、構造的特徴および/または方法論的行為に特有の文言で記載されるが、本開示および添付の特許請求の範囲は、記載される特定の特徴または行為に必ずしも限定されないことが理解されるべきである。それよりむしろ、特定の特徴および行為は、実施形態を実装する例示的な形態として開示される。例えば、方法論的行為は、本明細書に記載される順序または組み合わせで実施される必要はなく、1つ以上の行為の任意の組み合わせで実施されてもよい。

Claims (20)

  1. 航空機のベースライン翼に固定して取り付け可能なウイングレットであって、
    制御面を備える水平部分と、
    前記水平部分に連結される垂直部分であって、前記垂直部分は前記水平部分に実質的に垂直な軸を中心に移動するように構成され、前記制御面および前記垂直部分は、前記航空機の前記ベースライン翼に取り付けられるとある飛行状態で翼効率を高める、垂直部分と、を備える、ウイングレット。
  2. 飛行中の飛行状態データに少なくとも一部基づいて前記制御面および前記垂直部分の動作を制御するための制御システムをさらに備える、請求項1に記載のウイングレット。
  3. 前記制御システムは、前記航空機上に位置するセンサに通信可能に結合され、前記航空機上に位置する前記センサから信号を受信するように構成される、請求項2に記載のウイングレット。
  4. 前記制御システムは、
    前記制御面を下方に偏向させ、前記垂直部分の前縁を内側に回転させて、第1の飛行状態で揚力を増加させ、
    前記制御面を上方に偏向させ、前記垂直部分の前記前縁を外側に回転させて、第2の飛行状態で揚力を減少させるように構成される、請求項2に記載のウイングレット。
  5. 前記制御面は、上方に15度〜下方に15度偏向するように構成され、前記垂直部分は、内側に4度〜外側に4度偏向するように構成される、請求項4に記載のウイングレット。
  6. 前記制御システムは、前記航空機の自動操縦またはフライバイワイヤシステムのうちの少なくとも1つから独立して前記制御面および垂直部分を制御するように構成される、請求項2に記載のウイングレット。
  7. 前記制御システムは、前記航空機の自動操縦またはフライバイワイヤシステムのうちの少なくとも1つとともに前記制御面および垂直部分を制御するように構成される、請求項2に記載のウイングレット。
  8. 前記センサは、迎え角、対気速度、密度、大気条件、圧力、またはこれらの組み合わせのうちの1つ以上を含む、請求項1に記載のウイングレット。
  9. 航空機のベースライン翼に固定して取り付け可能な翼端デバイスであって、
    前記ベースライン翼の船外部分に連結可能な角度を成した部分であって、前記角度を成した部分が前記ベースライン翼から上向き角度で突出するように、前記ベースライン翼の船外部分に固定して取り付けるように構成され、前記ベースライン翼と面外の角度を成した軸を中心に移動するように構成され、前記航空機の前記ベースライン翼に取り付けられると、前記ベースライン翼の制御面とともにある飛行状態で翼効率を高める、角度を成した部分を備える、翼端デバイス。
  10. 前記角度を成した軸は、前記航空機の垂直軸に実質的に平行である、請求項9に記載の翼端デバイス。
  11. 前記角度を成した軸は、前記角度を成した部分のスパン方向部分に実質的に平行である、請求項9に記載の翼端デバイス。
  12. 前記ベースライン翼の前記制御面は、前記翼端デバイスに近接して位置する、請求項9に記載の翼端デバイス。
  13. 前記制御面は、少なくとも1つの、補助翼、フラッペロン、フラップ、スポイラー、スポイロン、制御可能な気流修正デバイス、またはこれらの組み合わせを備える、請求項9に記載の翼端デバイス。
  14. 飛行中の飛行状態データに少なくとも一部基づいて前記制御面および垂直部分の動作を制御するための制御システムをさらに備える、請求項9に記載の翼端デバイス。
  15. 前記制御システムは、前記航空機上に位置するセンサに通信可能に結合され、前記航空機上に位置する前記センサから信号を受信するように構成される、請求項14に記載の翼端デバイス。
  16. 前記制御システムは、
    前記制御面を下方に偏向させ、前記角度を成した部分の前縁を内側に回転させて、第1の飛行状態で揚力を増加させ、
    前記制御面を上方に偏向させ、前記角度を成した部分の前記前縁を外側に回転させて、第2の飛行状態で揚力を減少させるように構成される、請求項14に記載の翼端デバイス。
  17. 前記翼端デバイスは、少なくとも1つの、ウイングレット、翼端板、スピロイド、分割したウイングレット、フェンス、レーキ、スワローテール、またはこれらの組み合わせを含む、請求項9に記載の翼端デバイス。
  18. 航空機上に位置するセンサから飛行中の飛行状態データを受信することと、
    前記受信された飛行中の飛行状態データに少なくとも一部基づいて、前記航空機のベースライン翼の船外部分に取り付けられた翼端デバイスの制御面および垂直部分を調整することであって、前記制御面が、前記航空機の前記ベースライン翼の水平部分上に位置し、前記垂直部分が、前記ベースライン翼に連結され、かつそれから上向き角度で突出し、前記垂直部分が、前記航空機の垂直軸に実質的に平行な軸を中心に調整可能である、調整することと、を含む、方法。
  19. 前記制御面および垂直部分の前記調整は、前記制御面の縁部が前記ベースライン翼に対し上方または下方に移動するように、水平軸に沿って前記制御面を回転させることと、前記垂直部分の縁部が前記ベースライン翼との関連で内側または外側に移動するように、前記航空機の垂直軸に実質的に平行な軸を中心に前記垂直部分を回転させることと、を含む、請求項22に記載の方法。
  20. 航空機であって、
    胴体と、
    ベースライン翼であって、前記ベースライン翼の第1の端部で前記胴体に連結される、ベースライン翼と、
    翼延長部であって、
    水平部分が前記ベースライン翼の船外に存在するように、前記ベースライン翼の第2の端部に連結される水平部分であって、制御面を備える、水平部分と、
    前記水平部分に連結される垂直部分であって、前記垂直部分が、前記水平部分に実質的に垂直な軸を中心に移動するように構成され、前記制御面および前記垂直部分が、ある飛行状態で翼効率を高めるように飛行中に調整可能である、垂直部分と、を備える、翼延長部と、を備える、航空機。
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