JP2015154156A - 情報端末機器およびそれを用いたエネルギーマネジメントシステム - Google Patents

情報端末機器およびそれを用いたエネルギーマネジメントシステム Download PDF

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Abstract

【課題】使用者がソフトウエアの更新を行うことなしに、情報端末機器を所定の仕様に変更することが可能な情報端末機器およびそれを用いたエネルギーマネジメントシステムを提供する。【解決手段】情報端末機器4は、負荷機器5の電力使用量を表示するウェブコンテンツをエネルギーマネジメント装置3から受信する第1通信部4aと、記憶部4bに記憶された仕様に基づいてウェブコンテンツを再生する制御部4cとを備え、第1通信部4aは、サーバ11より配信された情報をネットワーク10abを介して接続されたエネルギーマネジメント装置3から受信し、制御部4cは、記憶部4bに予め記憶している仕様の内容を、情報に含まれる構成データに基づいて変更する機能を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、住宅において生成や消費されるエネルギー量を把握するための情報端末機器およびそれを用いたエネルギーマネジメントシステムに関する。
近年、電力供給の悪化などに鑑み、産業界のみならず、一般家庭においても省エネルギー化が求められている。そして、住宅における省エネルギー化を促進するため、消費されるエネルギーを情報端末機器で可視化して、エネルギーを管理するエネルギーマネジメントシステムが有効と考えられている。エネルギーマネジメントシステムは、住宅の使用者に対して宅内における電力の使用状況を可視化することにより、不必要に点灯している電灯を消灯するといった省エネルギーを図る行動を使用者がとるように促すことが期待できる。
この種のエネルギーマネジメントシステムとしては、計測した電気使用量のウェブコンテンツを配信するエネルギーマネジメント装置と、配信されたウェブコンテンツを表示するネット端末とを備えたものが知られている(たとえば、特許文献1を参照。)。
特許文献1では、電気使用量の管理ができ省エネルギーの喚起が容易となるとしている。
特開2008−92680号公報
ところで、エネルギーマネジメントシステムでは、情報端末機器たるネット端末で表示されるウェブコンテンツを、適宜に所定の仕様に変更できることが好ましい。
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は使用者がソフトウエアの更新を行うことなしに、情報端末機器を所定の仕様に変更することが可能な情報端末機器およびそれを用いたエネルギーマネジメントシステムを提供することにある。
本発明の情報端末機器は、負荷機器の電力使用量を表示するウェブコンテンツをエネルギーマネジメント装置から受信する第1通信部と、記憶部に記憶された仕様に基づいて上記ウェブコンテンツを再生させる制御部とを備え、上記第1通信部は、サーバより配信された情報をネットワークを介して接続された上記エネルギーマネジメント装置から受信し、上記制御部は、上記記憶部に予め記憶している上記仕様の内容を、上記情報に含まれる構成データに基づいて変更する機能を有することを特徴とする。
本発明のエネルギーマネジメントシステムは、上述の上記情報端末機器と、当該情報端末機器と通信を行うエネルギーマネジメント装置と、当該エネルギーマネジメント装置とネットワークを介して接続されるサーバとを有し、上記エネルギーマネジメント装置は、計測装置が計測した負荷機器の電力使用量に基づいて所定のウェブコンテンツを作成し、上記サーバは、上記エネルギーマネジメント装置に紐付した個体識別情報を管理しており、所定の条件に基づいて選択された上記個体識別情報に紐付される上記エネルギーマネジメント装置に対して上記情報を配信することを特徴とする。
このエネルギーマネジメントシステムにおいて、上記エネルギーマネジメント装置は、上記情報端末機器から上記情報を要求するリクエスト信号を受信した場合、上記サーバから配信された上記情報を上記情報端末機器に適合する上記ウェブコンテンツに加工して上記情報端末機器に送信することが好ましい。
このエネルギーマネジメントシステムにおいて、上記情報端末機器は、上記ウェブコンテンツを表示する表示部と、当該表示部を制御する制御部とを備えており、上記エネルギーマネジメント装置は、上記情報の内容を上記表示部に優先的に表示させる優先度を上記制御部に設定することが好ましい。
本発明の情報端末機器は、記憶部に予め記憶している仕様の内容を、サーバからの情報に含まれる構成データに基づいて変更する機能を有することで、使用者がソフトウエアの更新を行うことなしに、情報端末機器を所定の仕様に変更することが可能になる。
本発明のエネルギーマネジメントシステムは、所定の条件に基づいて選択された個体識別情報に紐付されるエネルギーマネジメント装置に対して情報を配信することで、情報端末機器を所定の仕様に変更することが可能になる。
図1は、実施形態1のエネルギーマネジメントシステムを示す略構成図である。 図2は、実施形態1のエネルギーマネジメントシステムの動作を説明する説明図である。 図3は、実施形態1のエネルギーマネジメントシステムの要部における動作を説明する説明図である。 図4は、実施形態4のエネルギーマネジメントシステムの動作を説明する説明図である。 図5は、実施形態5のエネルギーマネジメントシステムの要部における動作を説明する説明図である。
(実施形態1)
以下では、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10について、図1ないし図3を用いて説明する。なお、各図においては、同じ構成要素に対し、同じ番号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、図1および図2に示すように、エネルギーマネジメント装置3と、情報端末機器4と、サーバ11とを有している。
情報端末機器4は、負荷機器5の電力使用量を表示するウェブコンテンツをエネルギーマネジメント装置3から受信する第1通信部4aと、記憶部4bに記憶された仕様に基づいてウェブコンテンツを再生する制御部4cとを備えている。
第1通信部4aは、サーバ11より配信された情報をネットワーク10abを介して接続されたエネルギーマネジメント装置3から受信する。制御部4cは、記憶部4bに予め記憶している仕様の内容を、上記情報に含まれる構成データに基づいて変更する機能を有する。
情報端末機器4は、記憶部4bに予め記憶している仕様の内容を、サーバ11からの上記情報に含まれる構成データに基づいて変更する機能を有することで、使用者がソフトウエアの更新を行うことなしに、情報端末機器4を所定の仕様に変更できる。
エネルギーマネジメント装置3は、計測装置2が計測した負荷機器5の電力使用量に基づいて所定のウェブコンテンツを作成している。サーバ11は、エネルギーマネジメント装置3に紐付した個体識別情報を管理している。サーバ11は、所定の条件に基づいて選択された上記個体識別情報に紐付されるエネルギーマネジメント装置3に対して、情報を配信することが好ましい。
これより本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、所定の条件に基づいて選択された上記個体識別情報に紐付されるエネルギーマネジメント装置3に対して上記情報を配信することで、情報端末機器4を所定の仕様に変更することが可能になる。
以下では、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10について、より詳細に説明する。本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、戸建て住宅に用いられる場合を例として説明する。エネルギーマネジメントシステム10は、戸建て住宅に用いられる場合だけに限らず、たとえば、集合住宅の各住戸、事務所、店舗や各部屋なども適用することができる。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、図1に示すように、インターネットや移動体通信網などのネットワーク10abを介して、戸建て住宅に設置される宅内設備と宅外のサーバ11とを接続している。エネルギーマネジメントシステム10は、ネットワーク10abを介して、携帯端末6と、エネルギーマネジメント装置3やサーバ11とを接続できるように構成している。宅内設備は、たとえば、分電盤1と、計測装置2と、エネルギーマネジメント装置3と、情報端末機器4と、負荷機器5とを挙げることができる。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、エネルギーマネジメント装置3とサーバ11との間でネットワーク10abを介したデータ通信を行う。これにより、エネルギーマネジメントシステム10は、たとえば、サーバ11を使って宅内設備のメンテナンスを行うことができる。また、エネルギーマネジメントシステム10は、エネルギーマネジメント装置3と携帯端末6との間でネットワーク10abを介したデータ通信を行う。これにより、エネルギーマネジメントシステム10は、たとえば、携帯端末6を使って外出先から宅内の負荷機器5の制御や監視を行うこともできる。
エネルギーマネジメントシステム10では、分電盤1の分岐回路ごとに負荷機器5が接続される。エネルギーマネジメントシステム10は、分電盤1を介して、商用交流電源などの電源部13から供給される交流電力を宅内の負荷機器5に給電できるように構成している。分電盤1は、商用交流電源だけでなく、直流発電設備である太陽電池や家庭用燃料電池システムからの直流電力を、所定の交流電力に変換する電力変換器と電気的に接続させてもよい(図示していない)。
分電盤1は、電源部13から供給される交流電力を一次側に受ける主幹ブレーカ1aと、主幹ブレーカ1aの二次側から分岐した複数(ここでは、3つ)の分岐ブレーカ1bとを備えている。分電盤1では、分岐ブレーカ1bで分岐された分岐回路が負荷機器5と電気的に接続される。分電盤1には、負荷機器5が使用する電力使用量を測定する計測装置2が接続されている。
計測装置2は、計測した電力使用量のデータをエネルギーマネジメント装置3に送信することが可能なものである。計測装置2は、主幹電力測定部2aと、複数(ここでは、3つ)の分岐電流計測部2bと、制御機能部2cと、計測値記憶部2dと、送信部2eとを主として備えている。
主幹電力測定部2aは、主幹ブレーカ1aを介して供給されている電力量を定期的に計測して、制御機能部2cに出力する。主幹電力測定部2aは、主幹ブレーカ1aを流れる電流を定期的に計測する主幹電流測定部2a1と、主幹ブレーカ1aに流れる電流の計測値に基づいて電力使用量を演算する電力演算部2a2とを備えている。主幹電力測定部2aは、主幹電流測定部2a1で計測した計測値を電力演算部2a2で演算して、主幹ブレーカ1aを介して供給される電力使用量のデータを制御機能部2cに出力する。
分岐電流計測部2bは、分岐ブレーカ1bごとに対応して設けている。分岐電流計測部2bは、対応する分岐ブレーカ1bに流れる電流の値を定期的に計測する。分岐電流計測部2bは、図示していないが、電流を検出する電流センサを備えている。分岐電流計測部2bは、電流センサで検出した電流を変調して制御機能部2cに出力する。
制御機能部2cは、主幹ブレーカ1aにおける電力および分岐ブレーカ1bごとの電流を計測したデータを取得する。計測装置2は、分電盤1に設けた分岐電流計測部2bから電流を計測したデータを取得し、瞬時電力である消費電力および積算電力量としての電力使用量を演算することができる。制御機能部2cは、分岐電流計測部2bで計測した電流のデータに基づいて、分岐ブレーカ1bごとの消費電力および電力使用量をエネルギーマネジメント装置3に出力する。制御機能部2cは、たとえば、マイクロコンピュータで構成することができる。制御機能部2cは、計測したデータを計測値記憶部2dに記憶させる。
計測値記憶部2dは、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性半導体メモリを用いて構成することができる。
送信部2eは、計測装置2とエネルギーマネジメント装置3との間のデータ通信が可能なものである。送信部2eは、計測装置2と情報端末機器4とを無線を利用して接続するものだけでなく、有線で接続するものでもよい。送信部2eは、たとえば、RS-232CやRS-485などの汎用のシリアル通信プロトコルに準拠したシリアル通信を行うことができる。
なお、計測装置2では、たとえば、図示していない太陽電池や家庭用燃料電池システムの発電電力量を測定することもできる。また、計測装置2は、太陽電池の発電電力量だけでなく、系統連系により電力会社に売電する売電電力量を測定することもできる。さらに、計測装置2は、電力の計測だけでなく、適宜のインタフェースを介して、住宅のガスメータで計測されるガス使用量や水道メータで計測される水道使用量の計測値を取得する構成としてもよい。
エネルギーマネジメント装置3は、第2通信部3aと、データ記憶部3bと、マネジメント制御部3cとを備えている。マネジメント制御部3cは、コンテンツ生成部3dを備えている。
第2通信部3aは、計測装置2で計測したデータを受信する。また、第2通信部3aは、情報端末機器4と通信を行うことができる。さらに、第2通信部3aは、ネットワーク10abを介して、計測装置2で計測した計測したデータを第2通信部3aから特定の携帯端末6やサーバ11に送信することもできる。
データ記憶部3bは、第2通信部3aを介して取得した電力使用量を逐次に時系列で記憶することが可能なものである。データ記憶部3bは、たとえば、フラッシュメモリやEEPROMなどの不揮発性半導体メモリにより構成することができる。
マネジメント制御部3cは、電力使用量を表すウェブコンテンツをコンテンツ生成部3dで生成する。
コンテンツ生成部3dは、データ記憶部3bに保存された電力使用量のデータに基づいたウェブコンテンツを生成する。マネジメント制御部3cは、コンテンツ生成部3dで生成したウェブコンテンツをデータ記憶部3bに記憶する。コンテンツ生成部3dは、たとえば、ウェブコンテンツの内容として、電力使用量の使用実績値を示す実績レポート、電力使用量の使用実績値に基づいて作成された省電力のためのアドバイスや電力会社からの電力情報などを生成することができる。電力情報は、電力会社から供給される電力に含まれるFIT(Feed-in Tariff)電力の割合と、時刻との対応関係を示す情報とを含めることができる。なお、FIT電力とは、固定価格買い取り制度の対象となる再生可能エネルギーを利用した発電設備で発電された電力のことである。マネジメント制御部3cは、第2通信部3aを介して、所望のウェブコンテンツを情報端末機器4へ配信するウェブサーバ能を有している。
エネルギーマネジメント装置3は、情報端末機器4から制御信号を受け取ると、計測装置2を介して負荷機器5の動作を個別に制御する制御機能を備えてもよい。エネルギーマネジメント装置3は、ネットワーク10abを介して、携帯電話機などの携帯端末6やサーバ11と接続することができる。エネルギーマネジメント装置3は、ネットワーク10abに接続するため、電話回線、CATV回線や光ファイバ回線などの回線の種類に応じたインターネット接続機能を有している。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、計測装置2により測定された電力使用量のデータを、エネルギーマネジメント装置3を介して情報端末機器4の表示部4dで表示することができる。
情報端末機器4は、エネルギーマネジメント装置3との間で通信を行う第1通信部4aと、ウェブコンテンツを記憶する記憶部4bとを備えている。情報端末機器4は、第1通信部4aを制御する制御部4cと、ウェブコンテンツを表示する表示部4dとを備えている。情報端末機器4は、負荷機器5の電力使用量を表示するウェブコンテンツを表示部4dに表示することが可能に構成している。情報端末機器4は、有線により外部と通信が行えるように、コネクタ部4eを備えていることが好ましい。情報端末機器4は、コネクタ部4eを介して受信した通信信号を制御する通信制御部4hを備えていることが好ましい。情報端末機器4は、表示部4dに表示されるウェブコンテンツを操作によって切り替える操作入力部4fと、音声入出力部4gとを備えていることが好ましい(図2を参照)。音声入出力部4gは、マイクロホン部4g1と、スピーカ部4g2とを備えた構成とすることができる。情報端末機器4は、表示部4dに表示されるウェブコンテンツを操作入力部4fの操作によって切り替え可能であり、瞬時電力と積算電力とを切り替えて表示することができる。
情報端末機器4は、エネルギーマネジメント装置3とネットワーク10abを介して接続されたサーバ11から配信されたメッセージのパケットに含まれる情報を記憶部4bに記憶する。情報端末機器4は、配信されたメッセージに含まれる上記情報が画像構成ファイルの場合、記憶部4bに記憶させている既存の仕様の内容である画像構成ファイルを、上記情報に含まれる構成データに基づいて上書きや変更して、記憶部4bに記憶させる。
画像構成ファイルは、たとえば、ウェブコンテンツにおける文書構造を表現するHTML(Hyper Text Markup Language)やHTMLの要素をどのように修飾するかを指示するCSS(Cascading Style Sheets)のファイルを含めることができる。また、画像構成ファイルは、ウェブコンテンツに動きをつけるためのJavaScript(登録商標)のファイルを含めることができる。さらに、画像構成ファイルは、ウェブコンテンツの背景に用いられる画像ファイルと、複数のデータの中から目的のデータを抽出するために画像ファイルなどを管理する管理ファイルとを備えた構成とすることができる。
情報端末機器4は、たとえば、HTML、CSS、JavaScript(登録商標)のファイルや画像ファイルの上書きと、管理ファイルの変更を行うことで、ソフトウエアのアップデートを行うことなく、既存のウェブコンテンツの画面を変更することができる。
第1通信部4aは、エネルギーマネジメント装置3の第2通信部3aと、所定のウェブコンテンツの受信や表示部4dに表示された内容に基づいた操作情報などの通信信号の授受を行うことが可能なものである。第1通信部4aは、表示部4dに表示された内容に基づいた操作が操作入力部4fで行われれば、操作信号をエネルギーマネジメント装置3に送信することができる。第1通信部4aは、たとえば、特定小電力無線機器により構成することができる。第1通信部4aは、第2通信部3aとの通信に特定小電力無線を利用することができる。
第1通信部4aは、特定小電力無線として、たとえば、ECHONET(登録商標)などの通信プロトコルを用いて通信信号を送信することができる。ECHONET(登録商標)は、屋内の電灯線や無線を利用したホームネットワークの規格であり、通信回線とつながったゲートウェイを介して屋外からも接続できる。第1通信部4aは、たとえば、小電力無線通信用LSIなどを用いて構成することができる。
第1通信部4aは、エネルギーマネジメント装置3と直接通信する構成だけに限らず、図示しない中継器を介して、エネルギーマネジメント装置3と情報端末機器4との通信を行う構成としてもよい。また、第1通信部4aは、特定小電力無線を行うものだけに限られない。情報端末機器4は、たとえば、アメリカ合衆国の連邦通信委員会で規格化されたRJ(Registered jack)45規格に沿った通信用のコネクタ部4eを備え、第1通信部4aが有線により通信を行う構成としてもよい。RJ45規格に沿ったコネクタ部4eでは、LAN(Local Area Network)ケーブルやISDN(Integrated Services Digital Network)のケーブルを接続することができる。
記憶部4bは、画像構成ファイルなどのウェブコンテンツを再生する仕様の内容を記憶するほか、制御部4cの動作を規定するプログラムを記憶させていてもよい。また、記憶部4bは、エネルギーマネジメント装置3との通信信号のログを記憶するものでもよい。記憶部4bは、電気的に書き換え可能な半導体メモリを用いて構成してもよいし、メモリカードなどの外部記録媒体を利用してもよい。記憶部4bは、半導体メモリとして、たとえば、EEPROMなど不揮発性メモリにより構成することができる。
制御部4cは、第1通信部4aや表示部4dを制御することが可能なものである。制御部4cは、ウェブコンテンツを表示部4dに表示させることができる。制御部4cは、エネルギーマネジメント装置3からの電力使用量の情報と、記憶部4bに記憶された画像構成ファイルとを統合して所定の仕様のウェブコンテンツに再生して表示することができる。制御部4cは、第1通信部4aが受信したウェブコンテンツに基づいて、ウェブコンテンツに含まれる電力使用量を記憶部4bに記憶する構成としてもよい。制御部4cは、随時に時刻を監視できるように計時機能部を備えていることが好ましい。制御部4cは、マイクロコンピュータなどにより構成することができる。制御部4cは、マイクロコンピュータで構成するものだけでなく、ロジック回路で構成するものでもよい。
表示部4dは、ウェブコンテンツを表示することが可能なものである。表示部4dは、たとえば、液晶表示装置や有機EL表示装置などの表示装置により構成することができる。表示部4dは、タッチセンサ機能を有する液晶表示装置で構成することができる。すなわち、表示部4dは、ウェブコンテンツなどを表示させる表示機能と、表示部4dへの表示内容の選択や各種の設定を行うための操作入力部4fの操作入力機能とを合わせ持たせることができる。表示部4dは、操作入力部4fを操作することにより、エネルギーマネジメント装置3を遠隔操作することができる。
表示部4dは、たとえば、図示していない矩形板状の導光部材と、導光部材の背面側の反射層と、導光部材の前面側の液晶装置とを備えて構成することができる。表示部4dは、液晶装置を駆動して映像を表示させる駆動回路を有している。導光部材は、導光部材の一端側に発光ダイオードを設けてバックライトとして機能するように構成することができる。液晶装置には、多数の画素を縦横にマトリクス状に配列したマトリクス表示型のものを用い画素の組み合わせによって文字や図形などを表示する。これにより、液晶装置は、エネルギーマネジメント装置3から送信された電力使用量や必要な情報を表示することができる。操作入力部4fは、液晶装置の前面に配置することができる。操作入力部4fは、透明なシート状部材に透明電極からなる接点部を多数個配列し、シート状部材に指などが触れた際にどの部位に触れたのかを出力する抵抗感圧方式のタッチスイッチで構成することができる。なお、操作入力部4fは、タッチセンサ機能を有する液晶表示装置で構成するだけではなく、押釦により構成してもよい。
情報端末機器4は、図2に示す薄型の直方体状に形成された合成樹脂製の箱体40a内に、第1通信部4aと、表示部4dと、制御部4cと、操作入力部4fとを収納していることが好ましい。なお、情報端末機器4は、たとえば、卓上に置かれるかリビングの壁に掛けられるなど、使用者の視界に入りやすい宅内の適宜な位置に配置することができる。情報端末機器4は、箱体40aの前面に、タッチセンサ機能を有する液晶表示装置で構成する表示部4dを備えている。情報端末機器4は、液晶表示装置のタッチスイッチが操作入力部4fとして機能する。また、箱体40aの前面には、表示部4dの側方に、情報端末機器4の駆動を開始するための開始スイッチ40bを設けている。箱体40aの前面には、表示部4dへの表示を強制的に終了させるための終了スイッチ40cを設けている。情報端末機器4は、設定項目の変更や表示部4dの表示内の切り替えなどを、液晶表示装置のタッチセンサでも行えるようにしている。
情報端末機器4は、箱体40aの側面にアンテナ4baを備えている。アンテナ4baは、第1通信部4aと電気的に接続している。情報端末機器4のアンテナ4baは、箱体40aの側面に沿って回転させることで箱体40aの側面側から上方に立設させたり、側面側に当接させたりすることができるように回転自在に構成している。情報端末機器4は、図示していない電池を内蔵するように構成している。情報端末機器4は、内蔵した電池の電力により駆動する構造だけでなく、外部から供給される電力により駆動する構造としてもよい。
情報端末機器4は、第3通信部を備えた負荷機器5とも通信可能としもよい。情報端末機器4は、操作入力部4fが押操作された際、操作信号に応じて負荷機器5の動作を制御するように構成することができる。
情報端末機器4は、インターホンの親機や家庭内の電力使用量を計測して表示する電力量表示装置などと兼用して構成することもできる。また、情報端末機器4は、音声入出力部4gを用いて、図示していないインターホンの子機と通話できるように構成してもよい。音声入出力部4gは、マイクロホン部4g1で集音される音声信号をアナログの音声信号からデジタルの音声信号に変換するA/D変換器を備えていることが好ましい。音声入出力部4gは、デジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換してスピーカ部4g2に出力するD/A変換器を備えていることが好ましい。これにより、情報端末機器4は、インターホンの親機として利用することができる。情報端末機器4は、住宅の外玄関に設置されるインターホンの子機との通話機能だけでなく、玄関扉に設置される電気錠の施解錠機能、防犯・防災センサの監視や報知機能などを有していることが好ましい。また、情報端末機器4は、子機にテレビカメラが搭載されている場合、テレビカメラで撮像された映像を表示部4dに表示させながら通話できるように構成してもよい。さらに、情報端末機器4は、セキュリティを高めるために、窓の開閉を検知する開閉検知センサや窓ガラスの衝撃を検知する衝撃センサを検知する人体検知センサなどと電気的に接続させていてもよい。また、情報端末機器4は、火災を検出して警報音を鳴動する火災警報器と電気的に接続させてもよい。
情報端末機器4は、エネルギーマネジメント装置3、負荷機器5や携帯端末6との間で通信を行う専用機器として構成してもよいし、たとえば、ウェブブラウザ機能を有するテレビ受像機41やパーソナル・コンピュータ42で構成することもできる。
負荷機器5は、住宅で使用される各種の家電機器や設備機器などが挙げられる。負荷機器5は、たとえば、エアコンディショナなどの空調装置51、照明器具52や電磁調理器53などが挙げられる。負荷機器5は、図示していない第3通信部を備えた構成とすることができる。第3通信部は、エネルギーマネジメント装置3の第2通信部3aなどと通信が行えればよい。第3通信部は、たとえば、特定小電力無線局となる無線機器を利用することができる。
携帯端末6は、ネットワーク10abを介して、エネルギーマネジメント装置3から送信されるメッセージを電子メールなどにより受信可能なものである。携帯端末6は、たとえば、スマートフォンなどの携帯電話機を用いることができる。携帯端末6は、必ずしも携帯電話機だけに限られるものではない。したがって、携帯端末6は、ネットワーク10abに接続可能でウェブブラウザ機能を有するノート型のパーソナル・コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)などを用いてもよい。
携帯端末6は、サーバ11と所定の時間間隔で通信を行う。携帯端末6は、サーバ11との間の通信により、携帯端末6宛に送信された電子メールを受信する電子メール機能を備えた構成とすることができる。携帯端末6は、エネルギーマネジメント装置3からの電子メールがサーバ11に届くと、端末表示部6bに電子メールが届いた旨の通知を行う。その後、携帯端末6の使用者は、携帯端末6を操作することで、電子メールの内容を端末表示部6bに表示させることができる。すなわち、エネルギーマネジメントシステム10では、電力使用量を電子メールで携帯端末6に通知することができる。
サーバ11は、ネットワーク機能を有する汎用のコンピュータ装置で構成することができる。サーバ11は、携帯端末6からネットワーク10abを介して送信されるエネルギーマネジメント装置3宛てのメッセージや、エネルギーマネジメント装置3から宅内ネットワークに属さない携帯端末6に送信されるメッセージを中継する機能を備えることができる。サーバ11は、図示していない情報データベースを備えた構成とすることができる。情報データベースは、電力会社からの電力情報を保存することができる。電力情報は、電力会社によって、1日に1回の24時間ごとの頻度で更新される。サーバ11は、情報データベースに保存した電力情報が更新されると、ネットワーク10abを介して、更新後の電力情報をエネルギーマネジメント装置3に配信することができる。サーバ11は、情報端末機器4の仕様の内容を変更する情報をメッセージに含ませて、エネルギーマネジメント装置3にメッセージを配信することができるように構成している。
以下では、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10の動作について図2ないし図3に基づいて説明する。なお、図2においては、サーバ11とエネルギーマネジメント装置3との通信を実線の矢印で例示し、エネルギーマネジメント装置3と情報端末機器4との通信を破線の矢印で例示している。
エネルギーマネジメントシステム10は、エネルギーマネジメント装置3を設置した所在地の情報と、エネルギーマネジメント装置3を購入した住宅建築会社などの情報と、エネルギーマネジメント装置3の識別情報とを関連付けしてサーバ11に登録している。サーバ11は、たとえば、ネットワーク10abを介して、住宅建築会社であるZ社が大阪府門真市で設置したエネルギーマネジメント装置3の識別情報を取得し、第1エネルギーマネジメント装置31として登録する。また、サーバ11は、たとえば、ネットワーク10abを介して、住宅建築会社であるY社が三重県津市で設置したエネルギーマネジメント装置3の識別情報を取得し、第2エネルギーマネジメント装置32として登録する。同様に、サーバ11は、たとえば、ネットワーク10abを介して、住宅建築会社であるX社が神奈川県横浜市で設置したエネルギーマネジメント装置3の識別情報を取得し、第3エネルギーマネジメント装置33として登録する。すなわち、エネルギーマネジメントシステム10は、所在地の情報、住宅建築会社などの情報およびエネルギーマネジメント装置3の識別情報を個体識別情報として、エネルギーマネジメント装置3に紐付してサーバ11で管理することができるように構成している。
エネルギーマネジメントシステム10では、サーバ11は、予め登録して管理する複数のエネルギーマネジメント装置3のうち、所定の条件で組分けしたエネルギーマネジメント装置3に対してだけメッセージを配信することができる。エネルギーマネジメントシステム10は、個体識別情報に基づいて、たとえば、サーバ11から第1エネルギーマネジメント装置31だけに、メッセージを配信することができる。また、エネルギーマネジメントシステム10は、個体識別情報に基づいて、たとえば、サーバ11から大阪府門真市で登録している複数のエネルギーマネジメント装置3に対して一斉にメッセージを配信することができる。さらに、エネルギーマネジメントシステム10は、個体識別情報に基づいて、たとえば、サーバ11からZ社が設置した複数のエネルギーマネジメント装置3全てに一斉にメッセージを配信することができる。
エネルギーマネジメントシステム10は、サーバ11が管理する複数のエネルギーマネジメント装置3に対して、図3に示すように、メッセージをポーリングにより配信することができる。エネルギーマネジメントシステム10は、エネルギーマネジメント装置3からメッセージの配信を請求する請求信号をサーバ11が受信した場合、サーバ11がエネルギーマネジメント装置3に応答信号を送信する。サーバ11は、複数のエネルギーマネジメント装置3に対してメッセージを配信するにあたり、ポーリングにより複数のエネルギーマネジメント装置3との間で順番に問い合わせを自動で行い所定の条件を満たした場合にメッセージの送信や受信を行う。エネルギーマネジメントシステム10は、複数のエネルギーマネジメント装置3との競合を回避し、送受信の準備状況の判断、送受信処理の同期を行うことが可能となる。すなわち、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、サーバ11で管理したエネルギーマネジメント装置3に紐付した個体識別情報から所定の条件に基づいて選択された特定のエネルギーマネジメント装置3のみ、上記情報を配信することができる。これにより、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、所定の条件でエネルギーマネジメント装置3を絞り込み、絞り込んだエネルギーマネジメント装置3から情報端末機器4に適した上記情報の配信を行うことが可能となる。
なお、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、サーバ11からエネルギーマネジメント装置3へ配信するメッセージ中にメッセージを表示する情報端末機器4を指定する指令を含ませておいてもよい。エネルギーマネジメントシステム10は、メッセージ中に情報端末機器4を指定する指令を含む場合、サーバ11からエネルギーマネジメント装置3を経由して指定する複数の情報端末機器4のうち、特定の情報端末機器4のみにメッセージを配信することもできる。
(実施形態2)
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、図1に示す実施形態1と同様の構成であって、情報端末機器4の仕様の内容として、画像構成データの代わりに音声データを変更する機能を有する点が主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を用いて説明する。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、情報端末機器4の第1通信部4aは、エネルギーマネジメント装置3とネットワーク10abを介して接続されたサーバ11から配信された上記情報を受信する。情報端末機器4の制御部4cは、記憶部4bに予め記憶している仕様の音声データの内容を上記情報に含まれる構成データに基づいて変更する機能を有している。情報端末機器4は、エネルギーマネジメント装置3を介して、サーバ11から配信されたメッセージのパケットに乗せられた音声データのファイルを書き替えて上書きし、管理ファイルを変更して記憶部4bに記憶する。音声構成ファイルは、たとえば、配信されたメッセージの内容を読み上げる音声ファイルと、複数のデータの中から目的のデータを抽出するために音声ファイルなどを管理する管理ファイルとを備えた構成とすることができる。
情報端末機器4は、たとえば、配信されたメッセージの内容を読み上げる音声ファイルの上書きと、音声ファイルを管理する管理ファイルの変更を行うことで、ソフトウエアのアップデートを行うことなく、既存のウェブコンテンツの音声を変更することができる。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、たとえば、情報端末機器4の設置後においてもソフトウエアを使用者がソフトウエアの更新を行うことなしに、情報端末機器4の音声データの変更を行うことが可能となる。また、エネルギーマネジメントシステム10は、サーバ11からのメッセージの配信時にメッセージの内容を読み上げる音声データを同時に配信することもできる。
なお、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、仕様の内容として音声データだけに限られず、実施形態1の画像構成データと同時に変更する機能を有する構成としてもよい。
(実施形態3)
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、図1に示す実施形態1と同様の構成であって、情報端末機器4の仕様の内容として、画像構成データの代わりに音量レベルを変更する機能を有する点が主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を用いて説明する。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、情報端末機器4の第1通信部4aは、エネルギーマネジメント装置3とネットワーク10abを介して接続されたサーバ11から配信された上記情報を受信する。制御部4cは、記憶部4bに予め記憶している仕様の内容として音量レベルを、上記情報に含まれる構成データに基づいて変更する機能を有している。
情報端末機器4は、サーバ11から配信されるメッセージのパケットに音量レベルを指定する構成データを含めることで、情報端末機器4から出力する音量レベルを変更する。
これにより、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、たとえば、使用者が予め音量レベルを低レベルにしている場合でも、災害など緊急時において、サーバ11からメッセージの配信時に音量レベルの変更を行うことが可能となる。
なお、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、情報端末機器4の仕様の内容として、実施形態1の画像構成データや実施形態2の音声データとともに音量レベルを変更する機能を有する構成としてもよい。
(実施形態4)
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、図1に示す実施形態1と同様の構成であって、サーバ11から配信された上記情報をエネルギーマネジメント装置3が情報端末機器4に適合するウェブコンテンツに加工して送信する点が主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して適宜に説明を省略している。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、図4に示すように、情報端末機器4と、エネルギーマネジメント装置3と、サーバ11とを有している。エネルギーマネジメント装置3は、情報端末機器4から上記情報を要求するリクエスト信号を受信した場合、サーバ11から配信された上記情報を情報端末機器4に適合するウェブコンテンツに加工して情報端末機器4に送信する。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、情報端末機器4として、負荷機器5の電力使用量を表示する専用端末としての情報端末機器44のほかに、テレビ受像機41やパーソナル・コンピュータ42などにメッセージを表示させてもよい。また、エネルギーマネジメント装置3は、携帯端末6を負荷機器5の電力使用量を表示する情報端末機器44として利用することもできる。テレビ受像機41、パーソナル・コンピュータ42、専用端末としての情報端末機器43、情報端末機器44としての携帯端末6は、いずれも第1通信部4a、記憶部4bや制御部4cを備えていればよい。なお、携帯端末6は、無線により、移動体通信網を構成する基地局との間で通信を行う端末通信部6aと、液晶パネルなどの端末表示部6bとを備えている。
エネルギーマネジメント装置3は、情報端末機器4がエネルギーマネジメント装置3にアクセスした場合、アクセスした情報端末機器4を特定するユーザエージェント機能を備えている。エネルギーマネジメント装置3は、情報端末機器4への指示フラグを生成するウェブコンテンツのユーザエージェント機能を利用して、複数(ここでは、4つ)の情報端末機器4のうち、特定の情報端末機器4を選択することができる。
エネルギーマネジメント装置3は、たとえば、複数種の情報端末機器4のうち、テレビ受像機41から上記情報を要求するリクエスト信号を受信した場合、サーバ11から配信された情報をテレビ受像機41に適合するウェブコンテンツに加工する。エネルギーマネジメント装置3は、加工したウェブコンテンツを送信し、テレビ受像機41がテレビ受像機41に適合したウェブコンテンツを表示することができる。
これにより本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、専用端末となる情報端末機器43だけでなく、テレビ受像機41、パーソナル・コンピュータ42や携帯端末6を、情報端末機器4として利用することが可能となる。なお、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、実施形態1ないし実施形態3の構成を適宜に採用してもよい。
(実施形態5)
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、図1および図2に示す実施形態1と同様の構成であって、サーバ11からのメッセージの優先度を任意に設定可能とする点が主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明する。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、図2に示すように、情報端末機器4は、ウェブコンテンツを表示する表示部4dと、表示部4dを制御する制御部4cとを備えている。エネルギーマネジメント装置3は、上記情報の内容を表示部4dに優先的に表示させる優先度を制御部4cに設定する。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10では、エネルギーマネジメント装置3は、情報端末機器4に表示するメッセージの優先度を任意に設定することが可能としている。エネルギーマネジメント装置3は、情報端末機器4がウェブコンテンツを表示する既存機能と、配信されたメッセージとの優先順を選択することができるように構成している。情報端末機器4は、たとえば、図5に示すように、既存のウェブコンテンツを表示する通常画面、通常画面よりも優先度が高い軽微な通知画面、より優先度の高い重要な通知画面、さらに優先度の高い警報画面を表示する既存機能を備えている。エネルギーマネジメント装置3は、通常画面、通知画面や警報画面と比較して、優先度の高いメッセージを情報端末機器4に表示させることができる。なお、図5では、エネルギーマネジメント装置3から送信されるメッセージ(図5の白抜きの丸印を参照)が優先度に応じて表示できることを例示している。
これにより、エネルギーマネジメントシステム10では、サーバ11から配信された上記情報に基づいて、エネルギーマネジメント装置3ごとに優先度の高いメッセージを情報端末機器4で表示することが可能となる。
本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、たとえば、災害の発生を示す警報画面のデータを所定の地域の情報端末機器4それぞれにもっとも優先度の高い情報として配信することができる。また、エネルギーマネジメントシステム10は、たとえば、予め登録した所定の住宅建築会社が設置した情報端末機器4それぞれに警報画面より優先度が低い通知画面のデータを配信することができる。したがって、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、情報端末機器4が既存機能に基づいて表示している画像をサーバ11から配信されるメッセージの優先度に応じて、画像を変えることが可能となる。なお、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム10は、実施形態1ないし実施形態4の構成を適宜に採用してもよい。
2 計測装置
3 エネルギーマネジメント装置
4 情報端末機器
4a 第1通信部
4b 記憶部
4c 制御部
4d 表示部
5 負荷機器
10 エネルギーマネジメントシステム
10ab ネットワーク
11 サーバ

Claims (4)

  1. 負荷機器の電力使用量を表示するウェブコンテンツをエネルギーマネジメント装置から受信する第1通信部と、記憶部に記憶された仕様に基づいて前記ウェブコンテンツを再生させる制御部とを備え、
    前記第1通信部は、サーバより配信された情報をネットワークを介して接続された前記エネルギーマネジメント装置から受信し、
    前記制御部は、前記記憶部に予め記憶している前記仕様の内容を、前記情報に含まれる構成データに基づいて変更する機能を有することを特徴とする情報端末機器。
  2. 請求項1の前記情報端末機器と、該情報端末機器と通信を行うエネルギーマネジメント装置と、該エネルギーマネジメント装置とネットワークを介して接続されるサーバとを有し、
    前記エネルギーマネジメント装置は、計測装置が計測した負荷機器の電力使用量に基づいて所定のウェブコンテンツを作成し、
    前記サーバは、前記エネルギーマネジメント装置に紐付した個体識別情報を管理しており、所定の条件に基づいて選択された前記個体識別情報に紐付される前記エネルギーマネジメント装置に対して前記情報を配信することを特徴とするエネルギーマネジメントシステム。
  3. 前記エネルギーマネジメント装置は、前記情報端末機器から前記情報を要求するリクエスト信号を受信した場合、前記サーバから配信された前記情報を前記情報端末機器に適合する前記ウェブコンテンツに加工して前記情報端末機器に送信することを特徴とする請求項2に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  4. 前記情報端末機器は、前記ウェブコンテンツを表示する表示部と、該表示部を制御する制御部とを備えており、
    前記エネルギーマネジメント装置は、前記情報の内容を前記表示部に優先的に表示させる優先度を前記制御部に設定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のエネルギーマネジメントシステム。
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