JP2015154126A - 課金情報処理装置、情報処理装置、課金情報処理プログラム及び情報処理プログラム - Google Patents

課金情報処理装置、情報処理装置、課金情報処理プログラム及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作者の操作に応じた処理を行うに際して、その処理を行う前に過去に行われた処理における課金額を算出し、課金するようにした課金情報処理装置を提供する。【解決手段】課金情報処理装置の受信手段は、操作者を特定する操作者情報を情報処理装置から受信し、判断手段は、前記操作者情報の操作者又は該操作者に関する者の指示によって行われた過去の処理における課金情報を記憶する記憶手段を用いて、該操作者に課金が必要か否かを判断し、算出手段は、前記課金が必要と判断された場合は、前記操作者に対する課金額を算出し、送信手段は、前記課金額を前記情報処理装置に送信し、更新手段は、前記課金額が課金されたことを前記情報処理装置から受信した場合は、前記記憶手段に記憶されている課金情報を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、課金情報処理装置、情報処理装置、課金情報処理プログラム及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、利用したサービスの種別や内容に応じて適正な利用額を課金することを課題とし、複合機は、スキャン画像をファイル保存したり、ファイル変換したり、メール配信したり、PCに転送したり、データベース化したり、所定のサーバ上にアップロードしてWWW情報空間上で検索サービスの利用可能にするなど付加価値の高いサービスを提供し、この種の付加価値サービスは、プリント・ボリュームでは適正なサービス利用料をできないが、実行したジョブをベースにして公平な利用料を課金し、2以上のサービスを合成して利用した場合、各サービスの組み合わせに応じた適正な料金体系を用いて課金処理することが開示されている。
特許文献2には、画像処理装置においてジョブの詳細な内容に応じて精確に課金を行うことを課題とし、画像処理装置の課金システム、課金方法及び課金装置は、ジョブ構成に基づいた課金処理を行い、この課金処理では、ジョブ構成データから取得した詳細ジョブパラメータに基づいてジョブの費用を算出することが開示されている。
特開2002−330253号公報 特開2007−041594号公報
本発明は、操作者の操作に応じた処理を行うに際して、その処理を行う前に過去に行われた処理における課金額を算出し、課金するようにした課金情報処理装置、情報処理装置、課金情報処理プログラム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、操作者を特定する操作者情報を情報処理装置から受信する受信手段と、前記操作者情報の操作者又は該操作者に関する者の指示によって行われた過去の処理における課金情報を記憶する記憶手段を用いて、該操作者に課金が必要か否かを判断する判断手段と、前記課金が必要と判断された場合は、前記操作者に対する課金額を算出する算出手段と、前記課金額を前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記課金額が課金されたことを前記情報処理装置から受信した場合は、前記記憶手段に記憶されている課金情報を更新する更新手段を具備することを特徴とする課金情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記算出手段は、前記操作者又は該操作者に関する者に応じて予め定められた課金方法にしたがって課金額を算出することを特徴とする請求項1に記載の課金情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記算出手段は、前記情報処理装置における課金制限に応じて課金額を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の課金情報処理装置である。
請求項4の発明は、操作者を特定する操作者情報を、請求項1から3のいずれか1項に記載の課金情報処理装置に送信する第1の送信手段と、前記課金情報処理装置から課金額を受信する受信手段と、前記課金額を前記操作者に課金する課金手段と、前記課金手段による課金結果に応じて、前記操作者の操作に応じた処理を制御する制御手段と、前記課金手段による課金結果を、前記課金情報処理装置に送信する第2の送信手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項5の発明は、コンピュータを、操作者を特定する操作者情報を情報処理装置から受信する受信手段と、前記操作者情報の操作者又は該操作者に関する者の指示によって行われた過去の処理における課金情報を記憶する記憶手段を用いて、該操作者に課金が必要か否かを判断する判断手段と、前記課金が必要と判断された場合は、前記操作者に対する課金額を算出する算出手段と、前記課金額を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
前記課金額が課金されたことを前記情報処理装置から受信した場合は、前記記憶手段に記憶されている課金情報を更新する更新手段として機能させるための課金情報処理プログラムである。
請求項6の発明は、コンピュータを、操作者を特定する操作者情報を、請求項1から3のいずれか1項に記載の課金情報処理装置に送信する第1の送信手段と、前記課金情報処理装置から課金額を受信する受信手段と、前記課金額を前記操作者に課金する課金手段と、前記課金手段による課金結果に応じて、前記操作者の操作に応じた処理を制御する制御手段と、前記課金手段による課金結果を、前記課金情報処理装置に送信する第2の送信手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の課金情報処理装置によれば、操作者の操作に応じた処理を行うに際して、その処理を行う前に行われた処理における課金額を算出し、課金することができる。
請求項2の課金情報処理装置によれば、予め定められた課金方法にしたがって課金額を算出することができる。
請求項3の課金情報処理装置によれば、情報処理装置における課金制限に応じて課金額を算出することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、操作者の操作に応じた処理を行うに際して、その処理を行う前に行われた処理における課金額の課金をすることができる。
請求項5の課金情報処理プログラムによれば、操作者の操作に応じた処理を行うに際して、その処理を行う前に行われた処理における課金額を算出し、課金することができる。
請求項6の情報処理プログラムによれば、操作者の操作に応じた処理を行うに際して、その処理を行う前に行われた処理における課金額の課金をすることができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を実現するシステム構成例を示す説明図である。 コンテンツ情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 利用実績詳細テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 課金額算出用テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である課金情報処理システムは、操作者の操作に応じた処理に対して課金額を算出するものであって、図1の例に示すように、課金情報処理装置100は、データベース105、認証モジュール110、サービス判定モジュール115、利用実績判定モジュール120、課金額算出モジュール125、コンテンツデータ取得モジュール130、情報転送モジュール135を有しており、その課金情報処理装置100と通信回線190を介して接続されている画像処理装置150は、サービス選択モジュール155、認証情報取得モジュール160、出力モジュール165、読取モジュール170、課金モジュール175、読取制御モジュール180、情報転送モジュール185を有している。通信回線190は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、インターネット等であってもよい。
本実施の形態は、現在の操作者の操作に応じた処理自体には課金しないが、過去に行われた処理における課金額を算出し、課金するものである。ここでの処理としては、例えば、スキャンサービスにおけるスキャン処理等がある。スキャンサービスとは、原稿の読取データをサーバ側に送付し、画像処理等の処理を行った後にコンテンツとして保存する機能を指す。例えば、スキャン画像をJPEG画像として保存する、又は文字認識処理を行ってワードプロセッサ用文書に変換して保存すること等がある。スキャンサービスの生成物とは、スキャンサービスにおけるデータ処理の結果で、スキャンサービスのコンテンツと同義である。
このようなスキャンサービスにおいて、例えば、文書(紙)をスキャンし、WEBサーバにアップロードするような場合、そのアップロード処理が成功したか否かの確認ができないため、その場で料金を払うのに抵抗がある場合がある。一方、スキャン処理した文書等のコンテンツに対して行われた処理(例えば、そのコンテンツのプリントアウト、その操作者の情報処理装置(PC等)にダウンロード等)に対して料金を支払うことには抵抗は少ない。そこで、本実施の形態では、この例の場合、現在の操作者の操作に応じたスキャン処理自体には課金しないが、それ以前の処理(以前のスキャン処理、以前スキャン処理したコンテンツのプリントアウト等)に対して、課金しようとするものである。
画像処理装置150は、画像を読み取る(スキャン)する等の画像処理を行う複合機(スキャナ、プリンター、複写機、ファクシミリ等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)を例として挙げるが、図1の例に示すモジュール構成と同等のものを有していれば、後述する図2における情報処理端末210、モバイル端末220、プリンター230、ファクシミリ240等であってもよい。
課金情報処理装置100のデータベース105は、認証モジュール110、サービス判定モジュール115、利用実績判定モジュール120、課金額算出モジュール125、コンテンツデータ取得モジュール130と接続されている。データベース105は、例えば、コンテンツ情報テーブル300、利用実績詳細テーブル400、課金額算出用テーブル500を記憶している。この他に、文書、写真等のデータであるコンテンツを記憶していてもよい。図3は、コンテンツ情報テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。コンテンツ情報テーブル300は、コンテンツ名欄310、登録日欄320、有効期限欄330、スキャン属性欄340、利用実績欄350、スキャン課金実績欄360を有している。コンテンツ名欄310は、コンテンツ名を記憶している。コンテンツ名として、そのコンテンツを本実施の形態において一意に識別し得る情報(ID:IDentification)であってもよい。登録日欄320は、そのコンテンツの登録日を記憶している。有効期限欄330は、そのコンテンツの有効期限を記憶している。スキャン属性欄340は、そのコンテンツのスキャン属性を記憶している。スキャン属性としては、例えば、そのスキャンした用紙のサイズ(A4等)、カラー又は白黒、解像度等がある。利用実績欄350は、そのコンテンツの利用実績を記憶している。利用実績としては、そのコンテンツ毎に、例えば、利用実績詳細テーブル400がある。スキャン課金実績欄360は、そのコンテンツにおけるスキャン課金実績を記憶している。スキャン課金実績とは、そのコンテンツに対して課金対象となる処理が行われ、その後の操作者の操作によるスキャンの際に課金が行われたか否かを示す情報を記憶している。なお、課金処理が行われるスキャン処理の対象は、もちろんのことながら、その課金対象のコンテンツではなく、他のコンテンツである。なお、コンテンツ情報テーブル300は、操作者毎又は操作者に関する者毎にある。つまり、操作者を特定することができた場合は、その操作者に対応するコンテンツ情報テーブル300を参照することによって、その操作者について課金すべき過去の処理があるか否かを判断することができる。なお、「操作者に関する者」とは、その操作者以外の者であって、その操作者と同じ課金処理が行われる者である。例えば、その操作者が属している組織における他の者(メンバー等)である。複数人の組織に対して課金が行われる場合に対応したものである。つまり、その組織のメンバーが、スキャン処理を行う場合に、他のメンバーが行った過去の処理に対する料金を支払わなければならない場合が生じることになる。
図4は、利用実績詳細テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。利用実績詳細テーブル400は、日時欄410、操作内容欄420、判定フラグ欄430を有している。利用実績詳細テーブル400は、コンテンツ毎にある。したがって、コンテンツが判明した場合は、そのコンテンツに対して行われた過去の処理を抽出することができる。日時欄410は、操作内容欄420の操作が行われた日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。操作内容欄420は、そのコンテンツに対する操作内容(処理)を記憶している。判定フラグ欄430は、その操作によって課金するか否かを示す判定フラグを記憶している。例えば、そのコンテンツのWEB参照のように閲覧するだけの処理の場合は、課金不要(False)であり、そのコンテンツをプリントアウト、ダウンロード等した場合は、課金要(True)とする。つまり、コンテンツ情報テーブル300の利用実績欄350は、そのコンテンツにおける利用実績詳細テーブル400の判定フラグ欄430を参照して課金要(True)がある場合に、「利用実績あり」となり、そのコンテンツに対応する利用実績詳細テーブル400がない場合、又は利用実績詳細テーブル400の判定フラグ欄430を参照して課金不要(False)がある場合に、「利用実績なし」となる。
図5は、課金額算出用テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。課金額算出用テーブル500は、金額欄510、用紙サイズ欄520、色欄530、オプション欄540を有している。課金額算出用テーブル500は、課金額を算出するためのもととなるデータを記憶している。金額欄510は、用紙サイズ欄520、色欄530、オプション欄540等による対象のコンテンツの種類、処理に対する課金額を記憶している。用紙サイズ欄520は、その課金額が適用される対象のコンテンツの用紙サイズを記憶している。色欄530は、その課金額が適用される対象のコンテンツのデータ種別の色(カラー、白黒等)を記憶している。オプション欄540は、その課金額が適用される対象のコンテンツに対するオプション(処理内容)を記憶している。例えば、テキスト・画像分離等の画像処理、文字認識処理等がある。例えば、A4サイズの文書を白黒でスキャンした場合は5円であり、B5サイズのカラー文書をスキャンしてテキスト・画像分離した場合は10円であり、A3サイズのカラー文書をスキャンして文字認識処理した場合は20円である。
課金額を算出する場合、操作者に対応するコンテンツ情報テーブル300のスキャン課金実績欄360から未課金(図3のスキャン課金実績欄360で「未」)であって、利用実績欄350が「あり」のコンテンツを抽出する。そして、そのコンテンツに対応する利用実績詳細テーブル400の判定フラグ欄430を参照して、課金要(True)があれば、その操作内容欄420の処理内容に対応する課金額算出用テーブル500の課金額を抽出すればよい。なお、課金額算出用テーブル500を参照するのに、コンテンツ情報テーブル300のスキャン属性欄340等を用いて参照してもよい。
課金情報処理装置100の認証モジュール110は、データベース105、情報転送モジュール135と接続されている。認証モジュール110は、操作者を特定する操作者情報を画像処理装置150から受信する。そして、画像処理装置150の操作者を特定する。操作者情報として、本実施の形態において、操作者を一意に識別する情報(ユーザーID等)であってもよいし、また、その操作者の認証情報であってもよい。例えば、画像を読み取る(スキャンする)ために操作者を認証する認証情報を画像処理装置150から受信し、その認証情報に基づいて認証するようにしてもよい。その認証情報は、例えば、操作者が所有しているICカード内に記憶されているユーザーID、指紋等の生体情報等であってもよい。
課金情報処理装置100のサービス判定モジュール115は、データベース105、情報転送モジュール135と接続されている。サービス判定モジュール115は、利用するサービスを特定する。そのサービスが特定されれば、具体的な処理も特定されることになり、サービスの特定は処理の特定と同義である。
課金情報処理装置100の利用実績判定モジュール120は、データベース105と接続されている。利用実績判定モジュール120は、例えば、認証モジュール110で特定された操作者の所有するコンテンツ(以前読取モジュール170経由で生成されたコンテンツ)について、実際に利用されたか否かを判断する。また、出力・ダウンロード・WEB上の編集等の処理において、そのコンテンツを対象とする際に、そのコンテンツの利用実績を更新する。課金額が課金されたことを画像処理装置150から受信した場合は、データベース105に記憶されている課金情報を更新する。具体的には、前述のコンテンツ情報テーブル300のスキャン課金実績欄360を「未」から「済」に変更する。なお、ここでの更新とは、その更新が行われた後に課金が必要か否かの判断が行われる場合にあって、その課金された額に対応する処理は課金が不要である(課金済みである)と判断されるように、データベース105内のデータを変更することである。例えば、処理後に課金済みか否かを示すフラグ(具体的には、コンテンツ情報テーブル300のスキャン課金実績欄360)を、課金済みであることを示す内容に変更すること、その課金された額に対応する過去の処理をデータベース105から削除すること等が含まれる。
課金情報処理装置100の課金額算出モジュール125は、データベース105、情報転送モジュール135と接続されている。課金額算出モジュール125は、認証モジュール110で特定された操作者(操作者情報の操作者)又はその操作者に関する者の指示によって行われた過去の処理における課金情報を記憶するデータベース105を用いて、その操作者に課金が必要か否かを判断する。そして、課金が必要と判断された場合は、操作者に対する課金額を算出する。その課金額を情報転送モジュール135を介して画像処理装置150に送信する。課金額の算出に際して、過去の処理は、過去に読み取られた画像(コンテンツ)に対して処理が行われたものに限定してもよい。つまり、過去に読み取りの処理が行われ、その読み取られた画像が実際に利用(プリントアウト、文字認識処理等の処理)された場合に、今回の読み取り処理における課金額として発生させるようにしてもよい。
また、課金額算出モジュール125は、操作者又はその操作者に関する者に応じて予め定められた課金方法にしたがって課金額を算出するようにしてもよい。具体的には、ユーザー所属区分(個人一般、法人、個人無料など)、未課金コンテンツの累積金額、スキャン履歴等の情報をもとに、課金すべき金額を算出する。また、予め定められた課金方法として、課金の属性を参照するようにしてもよい。課金の属性として「一括支払」の場合、未課金累積額を今回の課金額として算出し、画像処理装置150に転送するようにしてもよい。また、課金の属性が「分割」の場合、未課金累積額を予め定められた分割回数で割った金額を今回の課金額として算出し、画像処理装置150に転送するようにしてもよい。
また、課金額算出モジュール125は、画像処理装置150における課金制限に応じて課金額を算出するようにしてもよい。具体的には、画像処理装置150の課金機能の制限情報に基づいて、前述の算出金額をさらにカスタマイズ(課金を行う画像処理装置150に合わせた算出)し、画像処理装置150に転送するようにしてもよい。カスタマイズとして、画像処理装置150から、その画像処理装置150が有している課金システム(コインベンダーともいわれる)の性能(対応貨幣等)を受信し、その課金システムの性能に合わせて、課金額を調整するようにしてもよい。例えば、過去の合計の算出金額は3000円であるが、画像処理装置150の課金システムはコインのみ対応の場合、今回の課金額を1000円と算出し、画像処理装置150に転送する。また、画像処理装置150の課金システムが10円刻みの料金設定である場合、過去の合計の算出金額の10円未満の額は今回の課金額としない(10円未満の切り捨て)算出を行い、画像処理装置150に転送する。また、電子マネーを使用できる画像処理装置150である場合は、そのようなカスタマイズは不要であると判断する。
課金情報処理装置100のコンテンツデータ取得モジュール130は、データベース105、情報転送モジュール135と接続されている。コンテンツデータ取得モジュール130は、画像処理装置150でプリントアウト等の処理を行うために、対象となっているコンテンツをデータベース105から取得して、情報転送モジュール135を介して画像処理装置150へ送信する。
課金情報処理装置100の情報転送モジュール135は、認証モジュール110、サービス判定モジュール115、課金額算出モジュール125、コンテンツデータ取得モジュール130と接続されており、また、通信回線190を介して画像処理装置150の情報転送モジュール185と接続されている。情報転送モジュール135は、通信回線190を介して、画像処理装置150との処理に必要な情報を送受信する。例えば、画像処理装置150から認証用情報、課金情報を受信し、課金額情報、コンテンツの送信等を行う。
画像処理装置150のサービス選択モジュール155は、認証情報取得モジュール160と接続されている。サービス選択モジュール155は、画像処理装置150が用意している複数の既存サービスから、操作者の操作に応じてサービスを選択する。サービスとして、例えば、画像の読み取りサービス(画像を読み取ってUSBメモリ等に記憶させる等)、プリントアウトサービス、住民票の写しの出力サービス等がある。
画像処理装置150の認証情報取得モジュール160は、サービス選択モジュール155、情報転送モジュール185と接続されている。認証情報取得モジュール160は、操作者を特定する操作者情報を、情報転送モジュール185を介して課金情報処理装置100に送信する。例えば、画像処理装置150を利用する際に認証が必要なサービスが選択される場合、認証情報を読み取るようにしてもよい。前述したように、操作者が所有しているICカード内に記憶されているユーザーID、指紋等の生体情報等を読み取るようにしてもよい。また、画像の読み取り操作があった場合に限定して、その操作を行う操作者の操作者情報を、課金情報処理装置100に送信するようにしてもよい。
画像処理装置150の課金モジュール175は、情報転送モジュール185と接続されている。課金モジュール175は情報転送モジュール185を介して、課金情報処理装置100から課金額を受信する。そして、その課金額を画像処理装置150の操作者に課金する。具体的には、画像処理装置150のパネル等の液晶ディスプレイに課金額を表示し、課金システムに入金するよう促す表示を行う。そして、課金システムからの課金結果(支払があったこと、支払がないこと、又は料金が不足していること等)を、情報転送モジュール185を介して課金情報処理装置100に送信する。
画像処理装置150の読取制御モジュール180は、読取モジュール170、情報転送モジュール185と接続されている。読取制御モジュール180は、課金モジュール175による課金結果に応じて、操作者の操作に応じた処理を制御する。例えば、課金額の支払いが行われた場合は、操作者の操作に応じた処理を行うように制御する。課金額の支払いが行われなかった場合又は不足している場合は、操作者の操作に応じた処理はできない旨をパネル等に表示し、その処理は行わないように制御する。操作者の操作に応じた処理が読み取り処理である場合は、課金モジュール175の実施結果に応じて、読取モジュール170の利用可否を制御することになる。
画像処理装置150の出力モジュール165は、情報転送モジュール185と接続されている。出力モジュール165は、課金情報処理装置100から送信され、情報転送モジュール185で受信したコンテンツデータをプリントアウトする。
画像処理装置150の読取モジュール170は、読取制御モジュール180、情報転送モジュール185と接続されている。読取モジュール170は、原稿から画像を読み取る。
画像処理装置150の情報転送モジュール185は、認証情報取得モジュール160、出力モジュール165、読取モジュール170、課金モジュール175、読取制御モジュール180と接続されており、また、通信回線190を介して課金情報処理装置100の情報転送モジュール135と接続されている。情報転送モジュール185は、通信回線190を介して、課金情報処理装置100との処理に必要な情報を送受信する。例えば、課金情報処理装置100へ認証用情報、課金情報を送信し、課金額情報、コンテンツの受信等を行う。
図2は、本実施の形態を実現するシステム構成例を示す説明図である。画像処理装置150は、例えば、コンビニエンスストア等の小売店250内に設置されており、いわゆるアーケードサービスを提供する複合機である。課金情報処理装置100,小売店250aの画像処理装置150a、小売店250bの画像処理装置150b、小売店250cの画像処理装置150c、情報処理端末210、モバイル端末220、プリンター230、ファクシミリ240は、それぞれ通信回線190を介して接続されている。例えば、画像処理装置150aで読み取り操作が行われた場合に、過去に情報処理端末210、モバイル端末220、プリンター230、ファクシミリ240、画像処理装置150b等によって行われた処理の課金額が課金情報処理装置100によって算出され、画像処理装置150aで課金され、その支払が行われたならば、読み取り処理が実行される。また、画像処理装置150aでの操作に限らず、情報処理端末210、モバイル端末220、プリンター230、ファクシミリ240で操作が行われた場合に、課金情報処理装置100、図1の例に示した画像処理装置150の処理を情報処理端末210等で行うようにしてもよい。その場合の課金システムとして、クレジットカードによる支払システム(ソフトウェア)等を用いるようにしてもよい。
図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ステップS608〜S620、S632、S636は、課金情報処理装置100側で行われる処理であり、それ以外のステップは、画像処理装置150側で行われる処理である。
ステップS602では、画像処理装置150のサービス選択モジュール155が、操作者の操作に応じてスキャンサービスを選択する。
ステップS604では、認証情報取得モジュール160が、その操作者の認証情報を取得する。
ステップS606では、認証情報取得モジュール160が情報転送モジュール185を介して、認証情報のデータを課金情報処理装置100に転送する。
ステップS608では、課金情報処理装置100の認証モジュール110が、ユーザー認証を行う。
ステップS610では、サービス判定モジュール115が、サービス判定を行う。
ステップS612では、課金額算出モジュール125が、ユーザー属性を参照する。
ステップS614では、課金額算出モジュール125が、課金ユーザーであるか否かを判断し、課金ユーザーである場合はステップS616へ進み、それ以外の場合はステップS620へ進む。例えば、前記ユーザーが非課金ユーザー又は法人ユーザーの場合、課金額としてゼロを画像処理装置150に転送するようにしてもよい。
ステップS616では、課金額算出モジュール125が、未課金累積額を算出する。例えば、そのユーザーの所有するスキャン生成物(コンテンツ)について、利用実績判定モジュール120の判定結果を取得し、未課金対象の累積額を算出する。コンテンツ情報テーブル300、利用実績詳細テーブル400、課金額算出用テーブル500の情報をもとにして、今回の課金額を算出する。
ステップS618では、課金額算出モジュール125が、課金額を算出する。
ステップS620では、課金額算出モジュール125が情報転送モジュール135を介して、課金額を画像処理装置150に転送する。
ステップS622では、画像処理装置150の課金モジュール175が、課金が必要であるか否かを判断し、必要である場合はステップS624へ進み、それ以外の場合はステップS630へ進む。つまり、課金額がゼロの場合、読取モジュール170の利用制限を解除し、サービス利用に必要な原稿読取を開始する。課金額がゼロでない場合、ユーザーに対し受信額の課金を行い、その結果を課金情報処理装置100に転送するとともに、読取モジュール170の利用制限を解除し、サービス利用に必要な原稿読取を開始する。
ステップS624では、課金モジュール175が、課金する。
ステップS626では、課金モジュール175が情報転送モジュール185を介して、課金情報を課金情報処理装置100に送信する。
ステップS628では、課金モジュール175が、課金済であるか否かを判断し、課金済である場合はステップS630とステップS632へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS699)。また、要求課金額に対し、ユーザーが予め定められた割合を課金した場合、読取モジュール170の利用制限を解除し、原稿読取の開始を可能とするようにしてもよい。
ステップS630では、読取制御モジュール180が、読取モジュール170における読取装置利用制限を解除する。
ステップS632では、課金情報処理装置100の利用実績判定モジュール120が、課金情報を更新する。つまり、課金結果をもとに、該当ユーザーの所有する未課金コンテンツに対し、課金済情報を付与する。
ステップS634では、画像処理装置150の読取モジュール170が、画像読取を行う。
ステップS636では、課金情報処理装置100のコンテンツデータ取得モジュール130が、読み取られた画像に対して、指定されたデータ処理(文字認識処理等)を行い、データベース105に格納する。なお、この処理(読み取り処理、文字認識処理等)に対しての課金は、今回の課金では行われていない。同じ操作者によって、次の読み取り操作が行われた場合に、過去の処理の課金として算出されて課金されることになる。
なお、課金額算出モジュール125が課金額を算出する場合、課金対象のコンテンツを選択してもよい。例えば、予め定められた金額以下になるように、処理日時の古い順番に課金対象を選択するようにしてもよい。そして、画像処理装置150から課金済情報を取得したら、その対象のコンテンツに対し、課金済情報を付与するようにしてもよい。以降、課金済情報が付与されたコンテンツは課金額算出対象から除外される。
また、支払額が算出額に満たない場合であっても、その支払額に応じて、課金対象のコンテンツを選択してもよい。例えば、支払額以下で、処理日時の古い順番に課金対象を選択するようにしてもよい。
図7は、本実施の形態による処理例(利用実績を更新する処理例)を示すフローチャートである。画像処理装置150で課金処理を行い、その課金結果をもとに、実際にプリント出力かファイルダウンロードを開始する。また課金結果を課金情報処理装置100に転送する。課金情報処理装置100で受信する課金結果をもとに、該当コンテンツの利用実績(具体的には、図4の例に示した利用実績詳細テーブル400)を更新する。ステップS710〜S714、S724は、課金情報処理装置100側で行われる処理であり、それ以外のステップは、画像処理装置150側で行われる処理である。
ステップS702では、画像処理装置150のサービス選択モジュール155が、操作者の操作に応じて出力サービスを選択する。
ステップS704では、認証情報取得モジュール160が、認証が必要であるか否かを判断し、必要である場合はステップS706へ進み、それ以外の場合はステップS712へ進む。
ステップS706では、認証情報取得モジュール160が、認証情報を取得する。
ステップS708では、認証情報取得モジュール160が情報転送モジュール185を介して、認証情報のデータを課金情報処理装置100に転送する。
ステップS710では、課金情報処理装置100の認証モジュール110が、ユーザー認証を行う。
ステップS712では、コンテンツデータ取得モジュール130が、出力サービスの対象であるコンテンツデータをデータベース105から取得する。
ステップS714では、コンテンツデータ取得モジュール130が情報転送モジュール135を介して、データを画像処理装置150に転送する。
ステップS716では、課金モジュール175が、課金する。
ステップS718では、課金モジュール175が情報転送モジュール185を介して、課金情報を課金情報処理装置100に送信する。
ステップS720では、課金モジュール175が、課金済であるか否かを判断し、課金済である場合はステップS722とステップS724へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS799)。
ステップS722では、出力モジュール165が、出力する。
ステップS724では、課金情報処理装置100の利用実績判定モジュール120が、利用実績情報を更新する。
なお、ユーザーが画像処理装置150にてコンテンツのプリントサービスを選択したら、課金情報処理装置100で認証処理を不要として、ユーザーの指定するコンテンツデータを取得し、画像処理装置150に転送するようにしてもよい。つまり、本実施の形態における課金の算出は、スキャン処理のみ、又は画像処理装置150で行われるデータ処理による付加価値の付与に対する課金で、プリント出力時の課金を含まないようにしてもよい。この場合、利用実績判定モジュール120は、スキャンサービスの生成物について、実際に利用されているコンテンツを特定し、課金額算出モジュール125は、そのコンテンツに対する処理に対する課金額を算出することになる。
また、ユーザーが情報処理端末210を用いてコンテンツのダウンロードを選択したら、認証用情報を画像処理装置150に転送する。画像処理装置150でユーザー認証とサービス特定を行って、該当コンテンツデータを取得し、情報処理端末210に転送するようにしてもよい。
また、画像処理装置150は、画像読み取りが終了した時点で、処理の終了を表示するようにしてもよい。作業時間の短縮を図るために行う処理であって、今回の画像読み取りの処理には、課金を行う必要がないためである。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータ(課金情報処理装置100、情報処理端末210、モバイル端末220)のハードウェア構成は、図8に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU801を用い、記憶装置としてRAM802、ROM803、HD804を用いている。HD804として、例えばハードディスクを用いてもよい。認証モジュール110、サービス判定モジュール115、利用実績判定モジュール120、課金額算出モジュール125、コンテンツデータ取得モジュール130、情報転送モジュール135等のプログラムを実行するCPU801と、そのプログラムやデータを記憶するRAM802と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM803と、補助記憶装置(フラッシュメモリ等であってもよい)であるHD804と、キーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置806と、液晶ディスプレイ等の出力装置805と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース807、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス808により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
図9を参照して、本実施の形態の画像処理装置150、プリンター230、ファクシミリ240のハードウェア構成例について説明する。図9に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部917と、プリンターなどのデータ出力部918を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)901は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、サービス選択モジュール155、認証情報取得モジュール160、出力モジュール165、読取モジュール170、課金モジュール175、読取制御モジュール180、情報転送モジュール185等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス906に接続されている。
キーボード908、マウス等のポインティングデバイス909は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ910は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)911は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU901によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、コンテンツ情報テーブル300、利用実績詳細テーブル400、課金額算出用テーブル500、コンテンツなどが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ912は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体913に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース907、外部バス906、ブリッジ905、及びホストバス904を介して接続されているRAM903に供給する。リムーバブル記録媒体913も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート914は、外部接続機器915を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート914は、インタフェース907、及び外部バス906、ブリッジ905、ホストバス904等を介してCPU901等に接続されている。通信部916は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部917は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部918は、例えばプリンターであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図8、図9に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図8、図9に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図8、図9に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファクシミリ、スキャナ、プリンター、複合機などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…課金情報処理装置
105…データベース
110…認証モジュール
115…サービス判定モジュール
120…利用実績判定モジュール
125…課金額算出モジュール
130…コンテンツデータ取得モジュール
135…情報転送モジュール
150…画像処理装置
155…サービス選択モジュール
160…認証情報取得モジュール
165…出力モジュール
170…読取モジュール
175…課金モジュール
180…読取制御モジュール
185…情報転送モジュール
190…通信回線

Claims (6)

  1. 操作者を特定する操作者情報を情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記操作者情報の操作者又は該操作者に関する者の指示によって行われた過去の処理における課金情報を記憶する記憶手段を用いて、該操作者に課金が必要か否かを判断する判断手段と、
    前記課金が必要と判断された場合は、前記操作者に対する課金額を算出する算出手段と、
    前記課金額を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記課金額が課金されたことを前記情報処理装置から受信した場合は、前記記憶手段に記憶されている課金情報を更新する更新手段
    を具備することを特徴とする課金情報処理装置。
  2. 前記算出手段は、前記操作者又は該操作者に関する者に応じて予め定められた課金方法にしたがって課金額を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の課金情報処理装置。
  3. 前記算出手段は、前記情報処理装置における課金制限に応じて課金額を算出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の課金情報処理装置。
  4. 操作者を特定する操作者情報を、請求項1から3のいずれか1項に記載の課金情報処理装置に送信する第1の送信手段と、
    前記課金情報処理装置から課金額を受信する受信手段と、
    前記課金額を前記操作者に課金する課金手段と、
    前記課金手段による課金結果に応じて、前記操作者の操作に応じた処理を制御する制御手段と、
    前記課金手段による課金結果を、前記課金情報処理装置に送信する第2の送信手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    操作者を特定する操作者情報を情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記操作者情報の操作者又は該操作者に関する者の指示によって行われた過去の処理における課金情報を記憶する記憶手段を用いて、該操作者に課金が必要か否かを判断する判断手段と、
    前記課金が必要と判断された場合は、前記操作者に対する課金額を算出する算出手段と、
    前記課金額を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記課金額が課金されたことを前記情報処理装置から受信した場合は、前記記憶手段に記憶されている課金情報を更新する更新手段
    として機能させるための課金情報処理プログラム。
  6. コンピュータを、
    操作者を特定する操作者情報を、請求項1から3のいずれか1項に記載の課金情報処理装置に送信する第1の送信手段と、
    前記課金情報処理装置から課金額を受信する受信手段と、
    前記課金額を前記操作者に課金する課金手段と、
    前記課金手段による課金結果に応じて、前記操作者の操作に応じた処理を制御する制御手段と、
    前記課金手段による課金結果を、前記課金情報処理装置に送信する第2の送信手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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