JP2015154113A - 通信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の通信機能を有し、複数の通信機能のうちの1つによる通信を契機に別の通信機能を起動する通信装置において、電力消費を抑えること。【解決手段】 通信装置は、第1の通信機能と、第2の通信機能とを有し、第1の通信機能を介して他の通信装置がアクセスできる情報を記憶する。通信装置は、第1の通信機能による通信の相手装置がアクセスした情報の内容が所定の条件を満たす場合に、相手装置との通信のために第2の通信機能を起動する。【選択図】 図4

Description

本発明は複数の通信機能を有する通信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
近接無線通信技術に関して、NFC(Near Field Communication)通信規格が規定されている。非特許文献1には、NFCの通信モードとして、非接触ICカードをエミュレーションする「カードエミュレーション機能」、非接触ICカードの読み書きを行う「リーダ/ライタ機能」、装置同士で双方向通信を行う「端末間通信機能」の3つが記載されている。
ここで、無線通信装置にNFCを実装する場合、NFC以外の高速無線通信(例えば無線LANまたはBluetooth(登録商標)など)が、その無線通信装置に併せて実装される場合が多い。非特許文献2及び非特許文献3には、通信装置が、近接無線通信と高速無線通信(例えば無線LAN)の2つのインタフェースを有し、近接無線通信を用いて、高速無線通信のための通信パラメータの設定情報を送受信することが記載されている。このような、高速無線通信のための通信パラメータの設定を、NFC通信路を介して行う手法は規格化されており、「Connection Handover」として知られる。
なお、「Connection Handover」規格には、「Static Handover」方式が規定されている。この方式では、NFCの「カードエミュレーション機能」と「リーダ/ライタ機能」との組み合わせを用いて、カードエミュレーション側の装置から、リーダ/ライタ側の装置へ、高速無線通信用の通信パラメータが提供される。
カードエミュレーション側の通信装置は、リーダ/ライタ側の通信装置が「Static Handover」方式を用いて高速無線通信用の通信パラメータにアクセスしたことを契機に、高速無線通信用のインタフェースを起動する。これにより、高速無線通信を行わない場合には、そのインタフェースに起因する電力消費がなくなるため、通信装置は装置全体の電力消費を抑えることができる。
NFC Forum、NFC Digital Protocol Technical Specification (Ver.1.0) NFC Forum、 Connection Handover Technical Specification (Ver.1.2) Wi−Fi Alliance、 Wi−Fi Simple Configuration Technical Specification (Ver.2.02)
カードエミュレーション側の通信装置が高速無線通信用の通信パラメータを有していない場合、又は一部が欠けている場合など、リーダ/ライタ側の通信装置が通信パラメータの情報にアクセスした場合でも、高速無線通信ができない場合がある。しかしながら、この場合でも、従来のカードエミュレーション側の通信装置は、実際には高速無線通信を行うことができないにも関わらず、リーダ/ライタ側の通信装置による通信パラメータへのアクセスを契機に高速無線通信のインタフェースを起動してしまう。したがって、通信装置は、実際に通信を行うことができない高速無線通信のインタフェースを起動するため、不必要に電力を消費してしまうという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、複数の通信機能を有し、複数の通信機能のうちの1つによる通信を契機に別の通信機能を起動する通信装置において、電力消費を抑えるための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による通信装置は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、前記第1の通信手段を介して他の通信装置がアクセスできる情報を記憶する記憶手段と、少なくとも前記第2の通信手段の起動を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の通信手段による通信の相手装置がアクセスした情報の内容が所定の条件を満たす場合に、前記相手装置との通信のために前記第2の通信手段を起動する、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数の通信機能を有し、複数の通信機能のうちの1つによる通信を契機に別の通信機能を起動する通信装置において、電力消費を抑えることが可能となる。
実施形態に係る手法が適用されるユースケースを示す図。 実施形態に係る手法が適用される別のユースケースを示す図。 第1の通信装置の機能構成例を示すブロック図。 第2の通信装置および無線LANのアクセスポイントの機能構成例を示すブロック図。 第1の通信装置と第2の通信装置との間で実行される処理の流れを示すシーケンスチャート。 第1の通信装置における、電磁界検出時の処理を示すフローチャート。 無線LANの設定パラメータの情報要素構成を示す図。 第1の通信装置における所定条件判定の処理を示すフローチャート。 実施形態に係る手法が適用されるさらに別のユースケースを示す図。 第1の通信装置の別の機能構成例を示すブロック図。 第1の通信装置と第2の通信装置との間で実行される別の処理の流れを示すシーケンスチャート。 第1の通信装置における、電磁界検出時の別の処理を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(ユースケース)
まず、本実施形態に係る手法が用いられる状況(ユースケース)の例について、図1及び図2を用いて説明する。
本実施形態では、近接無線通信(NFC)インタフェース(I/F)と高速無線通信(無線LAN:WLAN)インタフェース(I/F)の双方を有する通信装置同士を近接させたことを契機に、NFCを介してWLAN接続用のパラメータ設定を行う。本実施形態では、第1の通信装置10がNFCカードエミュレーション機能を実行し、第2の通信装置11がNFCリーダ/ライタ機能を実行して、上述のNFC Static Handoverが実行される。すなわち、WLAN接続用のパラメータ情報が、第1の通信装置10から第2の通信装置11に引き渡される。
図1の1つ目のユースケースは、WLANの接続トポロジーが、第1の通信装置10と第2の通信装置11とが直接接続する構成となる場合である。また、図2の2つ目のユースケースは、WLANの接続トポロジーが、第1の通信装置10と第2の通信装置11とが、無線LANのアクセスポイント(AP)12を介して間接的に接続する構成となる場合である。なお、図1及び図2の例では、第1の通信装置10は、例えばDigital Still Camera(DSC)であり、接続対象装置である第2の通信装置11は、例えばスマートフォンである例を示している。しかしながら、他の通信機能を有する機器に、本実施形態の手法が適用され得ることは明らかである。
本実施形態では、省電力モード(Host CPUがSleep状態/WLAN I/F機能部が停止中等)の第1の通信装置10と、稼働状態の第2の通信装置11とを近接させる(図1及び図2のstep1)。なお、図2のユースケースでは、AP12が、第1の通信装置10が近接したことを契機に、NFC I/Fを介して、WLAN設定情報を第1の通信装置10へ付与しておく(図2のstep0)。そして、第2の通信装置11が第1の通信装置10から、所定のWLAN接続用のパラメータ情報を読み込んだ際に、第1の通信装置10は稼働モードに移り、WLAN I/Fの起動と通信パラメータの設定制御とを開始する(図1及び図2のstep2)。そして、その後、第1の通信装置10と第2の通信装置11との間で、無線LANによる高速無線通信が、直接接続または間接接続のいずれかにより実行される(図1及び図2のstep3)。
本実施形態に係る第1の通信装置10は、step2において、Host CPUやWLAN I/F部などを起動するかを、第2の通信装置11によるNFCでのアクセスが、所定の条件を満たしているかに応じて決定する。すなわち、第2の通信装置11がNFCを用いてアクセスした場合に、常にHost CPUやWLAN I/F部などを起動するのではなく、第2の通信装置11がアクセスした結果に応じて、これらの機能部の起動制御を行う。これにより、これらの機能部の不必要な起動を抑えることができ、第1の通信装置10における電力消費を低く抑えることが可能となる。以下では、このような制御を行う装置構成及び制御の流れについて、詳細に説明する。
(通信装置の構成)
続いて、第1の通信装置10及び第2の通信装置11の機能構成について説明する。図3に、第1の通信装置10の機能構成例を、図4に、第2の通信装置11又はAP12の機能構成例を、それぞれ示す。なお、上述の2つ目のユースケースにおける無線LANのアクセスポイント(AP)12は、NFC I/Fを有することとなるが、これについての機能構成は第2の通信装置11と同様であれば足りるため、ここでは具体的な説明を省略する。
[第1の通信装置]
図3のように、第1の通信装置10は、例えば、NFCアンテナ30、NFC通信制御LSI31、ホストプロセッサ32、非接触ICカードサービス用コプロセッサ33、WLANアンテナ34、及びWLAN通信制御LSI35を有する。なお、ここでは、「LSI」や「プロセッサ」等の用語が用いられているが、以下に示す各機能を実行することができる他の機能要素が用いられてもよい。
NFC通信制御LSI31は、NFCの制御のためのLSI(Large Scale Integration)であり、NFCアンテナ30を介して通信の相手装置から供給される電力(誘導起電力)で動作する。NFC通信制御LSI31は、NFCの無線制御を司るContactless Frontend(無線制御部)310、動作モードの変更を司るNFC Mode Switch(切替部)311を含む。また、NFC通信制御LSI31は、さらに、他のプロセッサとの通信を司るホスト制御部312、他のプロセッサとのインタフェースであるインタフェース部313とを含む。また、NFC通信制御LSI31は、さらに、非接触ICカードサービス用のメモリの他の装置によるメモリアクセスを監視するAccess Monitor(監視部)314を含む。監視部314は、メモリアクセスに対応して返送される情報内容が、予め定めた所定の情報内容であるかを判定する。さらに、NFC通信制御LSI31は、Wakeup pattern記憶エリア(起動条件記憶部)315を有する。起動条件記憶部315は、機能ブロックごとの起動条件の情報を記憶する記憶し、例えば、監視部314が監視するメモリへの所定のアクセスと、起動させる第1の通信装置10内の機能ブロックとを対応づける情報を記憶する。
NFC通信制御LSI31は、監視部314における監視の結果、所定のメモリアクセスがあったことを検出すると、省電力状態にあるホストプロセッサ32を起動させる。そして、その後、ホストプロセッサ32は、予め記憶された無線LAN接続用の通信パラメータを用いて、WLAN通信制御LSI35を起動させる。なお、本実施形態では、監視部314は、例えば、上述の通信パラメータを返送するメモリアクセスがあり、返送する通信パラメータが所定の条件を満たしている場合に、上述の所定のメモリアクセスがあったと検出する。
ホストプロセッサ32は、第1の通信装置10に内蔵されているバッテリ(不図示)で動作し、装置全体の制御を司るプロセッサである。ホストプロセッサ32は、不図示の制御プログラムを実行することにより、NFC通信制御LSI31を制御するNFCドライバー部320、WLAN通信制御LSI35を制御するWLANドライバー部325を有する。また、ホストプロセッサ32は、NFCの動作モードごとの制御を司るNFC制御部321、実行するサービス制御を司るNFCアプリ部322を有する。さらに、ホストプロセッサ32は、WLANの動作モード毎の制御を司るWLAN制御部324、無線パラメータ設定等を含む実サービスを実施するWLANアプリ部323を有する。
非接触ICカードサービス用コプロセッサ33は、他の通信装置から供給される電力(誘導起電力)で動作し、カードエミュレーション機能により提供されるICカードサービスを実行する。なお、カードエミュレーション機能によるICカードサービスでは、記憶された情報に対しては、他の通信装置から対象情報の論理識別子(NDEF:NFC Data Exchange Format)の指定によりアクセス(読み書き)が行われる。このため、情報は、このようなアクセスに対応する形式で記憶される。非接触ICカードサービス用コプロセッサ33は、ICカードサービスにおける各種制御を司るカードサービス制御部330と、情報の格納場所であるFlash Memory Area(情報記憶部)331とを有する。本実施形態では、WLAN接続用の通信パラメータの情報が、例えば図2のstep0のようにして、情報記憶部331に事前に格納される。
第1の通信装置10においては、ホストプロセッサ32がスリープモード(省電力動作時のモード)である場合は、NFC通信制御LSI31は、カードエミュレーション機能のみに対応することができる。すなわち、リーダ/ライタ機能又は双方向通信機能に対応するためには、ホストプロセッサ32のアシストが必須であるため、ホストプロセッサ32が起動中(アクティブモード)である必要がある。
WLAN通信制御LSI35は、他の通信装置と無線LANにより通信を行うためのLSIである。WLAN通信制御LSI35は、例えば、IEEE802.11規格シリーズに準拠した方式によるプロトコルの処理を行うことにより、WLANアンテナ34を介して、同じ規格に準拠した他の通信装置との間で高速無線通信を行うことができる。WLAN通信制御LSI35は、例えば、WLANによる無線通信の高周波部分の処理を行うWLAN RFブロック350と、媒体アクセス制御(MAC)の処理を行い、パケット通信を司るWLAN MAC351とを有する。WLAN通信制御LSI35は、さらに、他のプロセッサとのインタフェースであるインタフェース部352を有する。なお、WLAN通信制御LSI35は、ホストプロセッサ32により起動される前は、未起動な状態であり、電力を消費しない又は電力消費量が十分に低い状態である。
[第2の通信装置]
図4のように、第2の通信装置11(又はAP12)は、例えば、NFCアンテナ40、NFC通信制御LSI41、ホストプロセッサ42、WLANアンテナ43、WLAN通信制御LSI44を有する。なお、第2の通信装置11(又はAP12)においても、「LSI」や「プロセッサ」等の用語が用いられているが、以下に示す各機能を実行することができる他の機能要素が用いられてもよい。
本実施形態では、NFC通信制御LSI41は、相手装置のNFC通信機能部へ、NFCアンテナ40を介して、上述のカードエミュレーション機能を動作させるのに必要十分な電力を給電する(誘導起電力を生じさせる)。NFC通信制御LSI41は、NFCの無線制御を司るContactless Frontend(無線制御部)410と、動作モードの変更を司るNFC Mode Switch(切替部)411とを含む。また、NFC通信制御LSI41は、さらに、他のプロセッサとの通信を司るホスト制御部412と、他のプロセッサとのインタフェースである413とを含む。
WLAN通信制御LSI44は、他の通信装置と無線LANにより通信を行うためのLSIである。WLAN通信制御LSI44は、例えば、IEEE802.11規格シリーズに準拠した方式によるプロトコルの処理を行うことにより、WLANアンテナ43を介して、同じ規格に準拠した他の通信装置との間で高速無線通信を行うことができる。WLAN通信制御LSI44は、例えば、WLANによる無線通信の高周波部分の処理を行うWLAN RFブロック440と、媒体アクセス制御(MAC)の処理を行い、パケット通信を司るWLAN MAC441とを有する。WLAN通信制御LSI44は、さらに、他のプロセッサとのインタフェースであるインタフェース部442を有する。
ホストプロセッサ42は、装置全体の制御を司るプロセッサである。ホストプロセッサ42は、例えば、不図示の制御プログラムを実行することにより、NFC通信制御LSI41を制御するドライバー部420と、WLAN通信制御LSI44を制御するドライバー部425とを有する。ホストプロセッサ42は、さらに、近接無線の動作モードごとの制御を司るNFC制御部421と、実行するサービス制御を司るNFCアプリ部422とを有する。また、ホストプロセッサ42は、さらに、WLANの動作モードごとの制御を司るWLAN制御部424と、無線パラメータ設定等を含む実サービスを実施するWLANアプリ部423とを有する。
(システムの動作)
続いて、上述の各通信装置が用いられる場合の、処理の流れについて、図5から図8を用いて説明する。図5は、実施形態1に係る第1の通信装置と第2の通信装置との間で実行される処理の流れを示すシーケンスチャートであり、図6及び図8は、第1の通信装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。また、図7は、NFC Static Handoverの処理のために、Wi−Fi Allianceにおいて規定された、WLAN接続用の通信パラメータ情報の論理フォーマットである。なお、以下では、監視部314で監視する、起動条件記憶部315に記憶されている条件が、「所定の条件を満たされた際に、WLAN I/F機能部を起動する」である例について説明する。
第2の通信装置11は、相手装置へ誘導起電力の供給と、相手装置へ向けての相手装置が対応可能な通信プロトコル、利用可能な近接通信動作モード情報の問い合せメッセージを断続的に送信する(図5の501、503、505、507、509)。なお、この問い合わせメッセージの断続的な送信を、以下ではPollingと呼ぶ。また、第2の通信装置11は、Pollingに対応して返送される相手装置からの回答の返送(図5の502、504、506、508、510)を待ち受けるため、一定期間、メッセージの送信を停止し、相手装置からの回答メッセージを確認する。
本実施形態においては、まず、稼働中の第2の通信装置11と、省電力動作中の第1の通信装置10とを近接させる。なお、稼働中の第1の通信装置10を、稼働中の第2の通信装置11に近接させた場合には、下記の処理は実行されず、通常のNFC通信アプリケーションサービスに応じた処理が実行される。
例えば、ユーザが、第1の通信装置10を、第2の通信装置11が供給する誘導起電力の有効エリア内(数cm以内)になるように第2の通信装置11に近接させる。この近接により、第1の通信装置10において、この誘導起電力で動作可能なNFC通信制御LSI31が起動する。
起動したNFC通信制御LSI31は、第2の通信装置11から、Attribute(対応可能な通信プロトコル、NFC動作モードの情報)の要求メッセージを受信すると(501)、第1の通信装置10のAttributeを確認する。このとき、NFC通信制御LSI31は、ホストプロセッサ32がSleep状態にあるため、対応可能なNFC動作モードは、カードエミュレーション機能のみに対応と判定する。したがって、NFC通信制御LSI31は、カードエミュレーション機能のみに対応している旨を、第2の通信装置11にResponseメッセージにより返送する(502)。
また、起動したNFC通信制御LSI31は、非接触ICカードサービス用コプロセッサ33に対して、起動のためのWakeup信号38(図3参照)を出力する(S601)。そして、非接触ICカードサービス用コプロセッサ33は、Wakeup信号38の受信に応じて起動し、カードエミュレーション機能による動作を開始する。
第1の通信装置10は、カードエミュレーション機能による動作を開始すると、まず、情報記憶部331に、WLAN接続用の設定情報要素(Credential、図8参照)が記憶されているかを判定する(S602)。そして、第1の通信装置10は、記憶済みの設定情報要素がない場合(S602でNO)、処理を終了する。一方、第1の通信装置10は、記憶済みの設定情報要素がある場合(S602でYES)には、相手装置からのアクセスの監視を行う(S603)。例えば、第1の通信装置10は、相手装置によるWLAN接続用の設定情報要素(Credential:図8参照)の読み出し(Static Handover Access)の、参照(監視)を行う。そして、第1の通信装置10は、相手装置からの誘導起電力が消失していない間(S604でNO)は、この参照(監視)を継続し、一方で、誘導起電力の消失を検出した場合(S604でYES)は、この参照(監視)処理を終了する。
第2の通信装置11の主導でStatic Handover Access(505〜508、521)が実行されたことに応じて、第1の通信装置10は、Static Handover Accessを認識する(522)。そして、第1の通信装置10は、このStatic Handover Accessが所定のアクセスであるか否かを判定する(S605)。
第1の通信装置10が実行する、所定のアクセスの判定処理(S605)について、図8を用いて説明する。第1の通信装置10は、まず、第2の通信装置11に返送したWLAN接続用の設定情報(Credential)の情報内容を参照する(S801)。そして、第1の通信装置10は、例えば、WLAN接続用の設定情報要素のうち、有効なMACアドレスの値を第2の通信装置10が読み込んだか(MACアドレスの値の返送のメモリアクセスがあったか)を判定する(S802)。
第1の通信装置10は、アドレス値として有効でない値(情報記憶部331のメモリ初期化処理での設定値等)が返送されたと判定すると(S802でNO)、第2の通信装置11によるアクセスを所定のアクセスと認識しない(S808)。一方、第1の通信装置10は、アドレス値として有効な値を返送したと判定した場合(S802でYES)、第1の通信装置10自身のWLAN I/Fに割り付けられているMACアドレスを参照する(S803)。そして、この参照結果のMACアドレスが、返送したMACアドレスと一致するかを判定する(S804)。
第1の通信装置10は、自身のWLAN I/Fに割り付けられているMACアドレスと、返送したMACアドレスとが一致した場合(S804でYES)、第2の通信装置11によるアクセスが所定のアクセスであったと認識する(S806)。また、第1の通信装置10は、WLAN I/F起動時の動作モードが、BSS Creatorモード(WLAN接続のためのビーコンの送出側となる動作モード)であると認識する(S806)。
一方、第1の通信装置10は、自身のWLAN I/Fに割り付けられているMACアドレスと、返送したMACアドレスとが一致しない場合(S804でNO)、処理をS805へ進める。S805では、第1の通信装置10は、WLAN接続用の設定情報要素のうち、Network Key Shareableの設定の有無を確認する。
なお、Network Key Shareableの設定は、図2のような場合に、NFC I/Fを有するAP12によりNFC I/Fを介して第1の通信装置10へ付与されたWLANの設定情報が、再配布可能かの条件を示す情報要素である。WLANの設定情報の再配布が可能な場合、AP12の設定情報を、第1の通信装置10が仲介して第2の通信装置11に引き渡すことが可能となり、図2の例に示すようなAP12経由での接続も可能になる。
このため、第1の通信装置10は、Network Key Shareableの設定があることを確認した場合(S805でYES)、第2の通信装置11によるアクセスを、所定のアクセスとして認識する(S807)。そして、第1の通信装置10は、自身のWLAN I/F起動時の動作モードを、BSS Joinerモード(WLAN 接続のために指定されたSSIDのビーコン送信中の装置と接続する動作モード)と認識する(S807)。一方、第1の通信装置10は、Network Key Shareableの設定を確認できない場合(S805でNO)、第2の通信装置11によるアクセスを所定のアクセスと認識しない(S808)。
第1の通信装置10は、第2の通信装置11によるアクセスを所定のアクセスと認識した場合(S605でYES、S806、S807)、Sleep状態のホストプロセッサ32に対して、Wakeup信号36(図3参照)を出力する(S606)。そして、Sleep状態にあるホストプロセッサ32は、Wakeup信号36により起動し、続いて、WLAN通信制御LSIを起動し(35、S607)、第2の通信装置11がアクセスしたWLAN接続用の設定情報要素による設定を行う(523)。なお、このとき、WLAN通信制御LSIでは、S806又はS807で認識されたWLANの動作モード(BSS Creator又はBSS Joiner)に応じた設定が行われる。
一方、第2の通信装置11は、第1の通信装置10から読み込んだWLAN接続用の設定情報要素に従って、WLAN通信制御LSI44を設定する(523)。第1の通信装置10及び第2の通信装置11において、WLAN通信制御LSIへの設定が完了すると、無線LANによる通信路が確立される(530)。
以上、説明したように、本実施形態によれば、相手装置からの供給電力で動作可能なカードエミュレーション機能のみで動作中の通信装置は、相手装置からの情報アクセスを監視し、アクセス結果に応じて、装置内の電源が必要な機能ブロックを起動する。すなわち、相手装置から供給される電力により非接触ICカードのサービスを提供し、相手装置のアクセスに応じて相手装置へ返送された情報要素の内容に応じて、自装置内の機能ブロックの動作の要否を判定する。なお、このときの判定は、WLANの設定情報要素の妥当性等の所定の条件を用いて行うことができる。したがって、通信装置は、自装置内の供給電力が必要なホストプロセッサや、WLAN通信制御LSI等を必要な時にのみ駆動させることができるため、その消費電力を削減することができる。
(その他の構成)
上述の実施形態では、第1の通信装置10は、相手装置からNFCで供給される誘導起電力により、NFC通信制御LSI31と非接触ICカードサービス用コプロセッサ33とを動作させ、カードエミュレーション機能を実現できるものとした。しかしながら、本実施形態に係る第1の通信装置10は、必ずしも、相手装置からの誘導起電力でカードエミュレーション機能が実現できなくてもよい。すなわち、第2の通信装置11が供給する誘導起電力が不十分で、第1の通信装置10が、カードエミュレーション機能を動作させるために、自装置内の電源(電池等)からの給電を用いてもよい。この場合について、以下、説明する。
図9は、この場合のユースケースの例を示す図である。また、図10は、この場合の第1の通信装置10の機能構成例を示すブロック図である。さらに、図11は、この場合の第1の通信装置10と第2の通信装置11との間で実行される処理の流れを示すシーケンスチャートであり、図12は、第1の通信装置10が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図10に示すように、この場合の第1の通信装置10は、図3のNFC通信制御LSI31の機能の一部と、非接触ICカードサービス用コプロセッサ33の機能が、ホストプロセッサ32に含まれた構成となっている。すなわち、ホストプロセッサ102は、図3のホストプロセッサ32が有する各機能に加え、ホスト制御部1026、起動条件記憶部1027、監視部1028、カードサービス制御部1029及び情報記憶部1030を有する。一方、この構成では、第1の通信装置10は、非接触ICカードサービス用コプロセッサを有さず、また、NFC通信制御LSI101は、無線制御部1010、切替部1011、及びインタフェース部1012のみを有する。
NFC通信制御LSI101は、相手装置から供給される誘導起電力を無線制御部1010で検出すると(1101)、Wakeup信号をホストプロセッサ102に対して出力する(105、1120、S1200)。Sleep状態のホストプロセッサ102は、Wakeup信号115が入力されると、起動した後に、NFC通信制御LSI101を、カードエミュレーションモードで起動する(S1201)。このように、第1の通信装置10は、カードエミュレーションモードによる起動処理を実行することにより、誘導起電力が不十分な相手装置に対しても、カードエミュレーション機能の提供(1101〜1110)が可能となる。なお、カードエミュレーション機能の提供が可能となった後は、上述の手順を同様に用いて、第2の通信装置11から第1の通信装置10への情報アクセスが所望のアクセスであるか否かの判定(図8)を行うことができる。
そして、第1の通信装置10は、第2の通信装置11によるアクセスを所定のアクセスと認識した場合(S1205でYES、S806、S807)、WLAN通信制御LSIを起動する(104、1124、S1206)。なお、この場合は、既にホストプロセッサ102が起動しているため、図6の場合と異なり、所定のアクセスがあったと判定した後の、ホストプロセッサ102の起動処理は不要となる。また、このとき、WLAN通信制御LSIでは、S806又はS807で認識されたWLANの動作モード(BSS Creator又はBSS Joiner)に応じた設定が行われる。
一方、第2の通信装置11は、第1の通信装置10から読み込んだWLAN接続用の設定情報要素に従って、WLAN通信制御LSI44を設定する(1125)。第1の通信装置10及び第2の通信装置11において、WLAN通信制御LSIへの設定が完了すると、無線LANによる通信路が確立される(1130)。
このように、本実施形態によれば、通信装置が、相手装置からの供給電力の検出機能のみが動作中である場合に、供給電力が検出されると、装置内の電源を用いてホストプロセッサを起動して、カードエミュレーション機能を起動する。その後、カードエミュレーション機能を実行中に、相手装置からのアクセスを受けた場合、そのアクセスが所定のアクセスであるかを判定し、所定のアクセスであった場合に、WLANの通信機能を起動する。これにより、不必要にWLANの通信機能が起動されることを防ぐことができる。
なお、上述の起動制御は、未起動の機能ブロックに対してのみ有効としてもよく、通信装置は、まず、相手装置がアクセスした情報に対応する機能ブロックが起動しているかを判定してもよい。そして、通信装置は、相手装置によるアクセスが所定の条件を満たしている場合で、かつ、アクセス対象の情報に対応する機能ブロックが起動していない場合に、その機能ブロックを起動してもよい。
なお、上述の説明では、所定のアクセスの判定条件として、設定情報要素におけるMACアドレスの値と、Network Key Shareableの設定の有無とを用いる例を示したが、その他の情報要素の値が判定に用いられてもよい。例えば、Encryption Typeに所定の強度以上の暗号方式が設定されている、Any接続(不特定のWLAN装置の接続)を許容しない設定になっている、等のセキュリティ設定等が、所定のアクセスの判定条件として用いられてもよい。また、相手装置からの電力による非接触ICカードサービス提供用に半導体メモリが利用される際には、所定のアクセスの判定条件として、半導体メモリの初期値であるか否か、又は読み出したデータブロックのチェックサム値の妥当性等が用いられてもよい。すなわち、通信装置は、相手装置からアクセスされた半導体メモリについて、記憶されている値がその半導体メモリの初期値である場合に、所定のアクセスではないと判定してもよい。また、通信装置は、相手装置からアクセスされた半導体メモリについて、読み出したデータブロックのチェックサム値が正しくなかった場合に、所定のアクセスではないと判定してもよい。なお、これらの判定は、上述の所定の条件と同時に用いられてもよい。
また、通信装置は、自装置がEAP(Extensive Authentication Protocol)に対応していない場合に、EAP関連の情報要素が設定されているかを所定のメモリアクセスの判定条件として用いてもよい。また、通信装置は、所定のアクセスがあった場合に、WLAN I/Fを起動しないように制御を行ってもよい。すなわち、通信装置は、例えば、自装置がEAPに対応していないにも関わらず、EAP関連の情報要素が設定されている場合は、自装置のWLAN I/Fを起動しないようにしてもよい。また、他の条件に合致する所定のアクセスに対しても、通信装置は、自装置のWLAN I/Fを起動しないようにすることもできる。
また、所定のメモリアクセスの対象となる情報種別として、その他の無線通信媒体(Bluetooth(登録商標)等)の接続用の通信パラメータ情報を用いてもよい。また、この場合、起動対象となる機能ブロックを、その通信パラメータ情報に対応する無線通信I/F(Bluetooth(登録商標)のI/F等)機能部とすることができる。すなわち、通信装置は、相手装置にアクセスされ得る情報のそれぞれに対して起動対象となる機能ブロックを予め対応付けて記憶しておき、アクセスされた情報種別に応じて、そのアクセスが所定の条件を満たした場合に、対応する機能ブロックを起動してもよい。
また、上述の実施形態では、近接無線通信(NFC)のインタフェースとして、相手装置からの誘導起電力で動作する近接無線(ISO/IEC 18092にて規定のNear Field Communication)を用いる例について説明した。しかしながら、これに限られるものではない。例えば、選択する通信モードやプロトコルによってインタフェース部が必要とする電力に差異が生じる近接無線通信インタフェースである、Tranfer Jet、IrDA等の、P2P近接無線通信媒体が用いられてもよい。
<<その他の実施形態>>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (16)

  1. 第1の通信手段と、
    第2の通信手段と、
    前記第1の通信手段を介して他の通信装置がアクセスできる情報を記憶する記憶手段と、
    少なくとも前記第2の通信手段の起動を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記第1の通信手段による通信の相手装置がアクセスした情報の内容が所定の条件を満たす場合に、前記相手装置との通信のために前記第2の通信手段を起動する、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、さらに、前記通信装置の制御を行うプロセッサの起動を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の通信手段による通信の相手装置がアクセスした情報の内容が所定の条件を満たす場合に、前記プロセッサを起動し、当該プロセッサに前記第2の通信手段を起動させることにより、当該第2の通信手段を起動する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、さらに、前記第1の通信手段の起動を制御し、
    前記制御手段は、前記相手装置からの誘導起電力が検出された場合に、前記プロセッサを起動し、前記プロセッサに前記第1の通信手段を起動させることにより、前記第1の通信手段の起動する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記第2の通信手段は、IEEE802.11規格シリーズに準拠する無線LANによる通信を行うためのインタフェースである、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記通信の相手装置がアクセスした情報は、前記インタフェースの設定に用いられるMACアドレスを含み、
    前記制御手段は、前記通信の相手装置がアクセスした情報に含まれるMACアドレスが、前記通信装置の前記無線LANに関するMACアドレスと一致する場合に、前記通信の相手装置がアクセスした情報の内容が前記所定の条件を満たすと判定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記通信の相手装置がアクセスした情報は、前記インタフェースの設定に用いられるパラメータが再配布可能であることを示す値が設定されているか否かを示し、
    前記制御手段は、前記パラメータが再配布可能であることを前記通信の相手装置がアクセスした情報が示す場合に、前記通信の相手装置がアクセスした情報の内容が前記所定の条件を満たすと判定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  8. 前記通信の相手装置がアクセスした情報は、前記インタフェースの設定に用いられる暗号方式を含み、
    前記制御手段は、前記通信の相手装置がアクセスした情報に含まれる暗号方式が所定の強度以上の暗号方式である場合に、前記通信の相手装置がアクセスした情報の内容が前記所定の条件を満たすと判定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  9. 前記通信の相手装置がアクセスした情報は、不特定の装置からの接続が許容されるか否かを示し、
    前記制御手段は、前記通信の相手装置がアクセスした情報が不特定の装置からの接続を許容しないことを示す場合に、前記通信の相手装置がアクセスした情報の内容が前記所定の条件を満たすと判定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  10. 前記記憶手段は半導体メモリであり、
    前記制御手段は、前記通信の相手装置がアクセスした情報が前記半導体メモリの初期値に一致する場合には、前記通信の相手装置がアクセスした情報の内容が前記所定の条件を満たさないと判定する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記記憶手段は半導体メモリであり、
    前記制御手段は、前記通信の相手装置がアクセスした情報のチェックサム値が正しくない場合に、前記通信の相手装置がアクセスした情報の内容が前記所定の条件を満たさないと判定する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 前記記憶手段は、他の通信装置がアクセスできる情報を、起動されるべき機能と対応付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記相手装置がアクセスした、前記第2の通信手段に対応する情報が前記所定の条件を満たす場合に、当該第2の通信手段を起動する、
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 前記制御手段は、前記第2の通信手段が起動していない場合にのみ、当該第2の通信手段の起動を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. 前記第1の通信手段は、NFC(Near Field Communication)のインタフェースであり、
    前記記憶手段は、NDEF(NFC Data Exchange Format)の形式で、他の通信装置がアクセスできる情報を記憶する、
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の通信装置。
  15. 第1の通信手段と、第2の通信手段と、前記第1の通信手段を介して他の通信装置がアクセスできる情報を記憶する記憶手段と、を有する通信装置の制御方法であって、
    制御手段が、前記第1の通信手段による通信の相手装置がアクセスした情報の内容が所定の条件を満たす場合に、前記相手装置との通信のために前記第2の通信手段を起動する工程を有する、
    ことを特徴とする制御方法。
  16. 第1の通信手段と、第2の通信手段と、前記第1の通信手段を介して他の通信装置がアクセスできる情報を記憶する記憶手段と、を有する通信装置に備えられたコンピュータに、
    前記第1の通信手段による通信の相手装置がアクセスした情報の内容が所定の条件を満たす場合に、前記相手装置との通信のために前記第2の通信手段を起動する工程を実行させるためのプログラム。
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