JP2015153280A - レプリケーション制御システム、レプリケーション制御方法、及び、レプリケーション制御プログラム - Google Patents

レプリケーション制御システム、レプリケーション制御方法、及び、レプリケーション制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メインサイトが被災した場合におけるデータロスト、及び、性能低下を回避したリモートサイトへのデータのバックアップ処理を、低コストで行うことを可能とする。
【解決手段】レプリケーション制御システム2は、マスタデータ41に関する更新データを、更新順番が識別可能に記憶する更新データ記憶部42と、更新データに更新順番を付与したジャーナルデータを、オンラインストレージ装置に格納するジャーナル転送部43と、を有するマスタストレージ装置42と、オンラインストレージ装置から、未取得のジャーナルデータを取得するジャーナル取得部52と、取得したジャーナルデータの更新順番よりも順番が先である全ての更新データが、バックアップデータ61に反映済の場合に、当該ジャーナルデータの更新データを、バックアップデータ61に反映するジャーナル反映部53乃至63と、を有するリモートストレージ装置50乃至60と、を備える。
【選択図】 図11

Description

本願発明は、メインサイトからリモートサイトへのデータのバックアップ処理を制御するレプリケーション制御システム等に関する。
近年における高度情報化社会の進展に伴い、災害が発生した場合であっても、コンピュータシステムが提供するサービスを継続することが可能なディザスタリカバリシステムの重要性が、益々高まってきている。係るディザスタリカバリシステムでは、メインサイトと同様なシステム構成を有するリモートサイトを、メインサイトとは別の場所に設置する。そして、ディザスタリカバリシステムは、メインサイトにおけるストレージ装置が記憶する更新データを、通信ネットワーク(以降、単にネットワークと称する)を経由してリモートサイトに随時バックアップあるいはミラーリングを行う。
このようなディザスタリカバリシステムでは、メインサイトが被災した場合のデータロスト(データ喪失)を最小限に抑えるために、マスタデータの更新に可能な限り同期して、係る更新データをリモートサイトにバックアップする必要がある。この場合、ネットワークにおける遅延が発生することにより、ホスト計算機の応答性能が低下する可能性があるため、更新データに関するリモートサイトへのバックアップを、完全には同期させない準同期バックアップ方法がある。係る準同期バックアップ方法では、更新順序通りに更新データを記録するジャーナル領域を設け、バックグランド処理により、順序通りにバックアップ処理を行う。これにより、ネットワークにおける遅延の影響を受けず、かつ、精度が高いバックアップ処理を行うことが可能となる。
このような順同期バックアップ方法を用いたバックアップ処理に関連する技術として、特許文献1には、メインサイトとリモートサイトとの間にジャーナルストレージを設置したシステムが開示されている。このシステムは、マスタデータに対する更新データを、係るジャーナルストレージに同期して格納し、さらにジャーナルストレージからリモートサイトに対して、更新データを順同期して転送する。したがって、係るシステムは、メインサイトとリモートサイト間におけるネットワーク障害が発生した場合であっても、ジャーナルストレージに直近の更新データを保持しているため、メインサイトが被災した場合のデータロストを回避する。
また、特許文献2には、メインサイトとリモートサイトとの間に中間サイトを設置し、バックアップ処理を制御するマネージャ、及び、更新データを記憶ずるメモリを備えたシステムが開示されている。このシステムは、マスタデータに対する更新データを、メインサイトから中間サイトへは同期コピーし、中間サイトからリモートサイトへは非同期コピーする。したがって、係るシステムは、ホスト計算機の応答性能が低下することを回避するとともに、メインサイトが被災した場合のデータロストを回避する。
特開2010-182154号公報 特許第4236049号公報
特許文献1が開示した技術は、ジャーナルストレージとして、マスタデータと同期して更新データを記憶し、準同期してリモートサイトに更新データを転送する機能を有する専用のストレージを備えることを前提としている。また、特許文献2が開示した技術は、更新データを保持する専用のメモリと、リモートサイトにデータを転送する機能を有する中間サイトを備えることを前提としている。すなわち、特許文献1乃至2が開示した技術は、メインサイトが被災した場合におけるデータロストを回避したバックアップ処理を行ための専用のハードウェアを備えるため、コストが上昇するという問題がある。
本願発明の主たる目的は、この問題を解決した、レプリケーション制御システム、レプリケーション制御方法、及び、レプリケーションプログラムを提供することである。
本願発明に係るレプリケーション制御システムは、マスタデータについて、特定のアドレスに位置するデータブロックに関する更新内容を示す更新データを、更新が発生した順番が識別可能に記憶する更新データ記憶手段と、前記更新データに対して前記順番を識別可能な第一の識別子を付与し、前記更新データと前記識別子とを関連付けし、関連付けたジャーナルデータを、1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納するジャーナル転送手段と、を有するマスタストレージ装置と、前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、未取得である前記ジャーナルデータを取得するジャーナル取得手段と、前記ジャーナル取得手段が取得した前記ジャーナルデータが包含する前記第一の識別子が示す値よりも、前記順番が先であることを示す前記第一の識別子に関連付けられた第一の前記更新データが、既に前記マスタデータの複製であるバックアップデータに反映されている場合に、当該ジャーナルデータが包含する第二の前記更新データを、前記バックアップデータに反映するジャーナル反映手段と、を有する1以上のリモートストレージ装置と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する他の見地において、本願発明のレプリケーション制御方法は、マスタストレージ装置によって、マスタデータについて、特定のアドレスに位置するデータブロックに関する更新内容を示す更新データを、更新が発生した順番が識別可能に更新データ記憶手段に記憶し、前記更新データに対して前記順番を識別可能な第一の識別子を付与し、前記更新データと前記識別子とを関連付けし、関連付けたジャーナルデータを、1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納し、1以上のリモートストレージ装置によって、前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、未取得である前記ジャーナルデータを取得し、取得した前記ジャーナルデータが包含する前記第一の識別子が示す値よりも、前記順番が先であることを示す前記第一の識別子に関連付けられた第一の前記更新データが、既に前記マスタデータの複製であるバックアップデータに反映されている場合に、当該ジャーナルデータが包含する第二の前記更新データを、前記バックアップデータに反映することを特徴とする。
また、上記目的を達成する更なる見地において、本願発明に係るレプリケーション制御プログラムは、マスタデータについて、特定のアドレスに位置するデータブロックに関する更新内容を示す更新データを、更新が発生した順番が識別可能に更新データ記憶手段記憶する更新データ記憶処理と、前記更新データに対して前記順番を識別可能な第一の識別子を付与し、前記更新データと前記識別子とを関連付けし、関連付けたジャーナルデータを、1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納するジャーナル転送処理と、をマスタストレージ装置に実行させ、前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、未取得である前記ジャーナルデータを取得するジャーナル取得処理と、前記ジャーナル取得処理が取得した前記ジャーナルデータが包含する前記第一の識別子が示す値よりも、前記順番が先であることを示す前記第一の識別子に関連付けられた第一の前記更新データが、既に前記マスタデータの複製であるバックアップデータに反映されている場合に、当該ジャーナルデータが包含する第二の前記更新データを、前記バックアップデータに反映するジャーナル反映処理と、を1以上のリモートストレージ装置に実行させることを特徴とする。
更に、本発明は、係るレプリケーション制御プログラム(コンピュータプログラム)が格納された、コンピュータ読み取り可能な、不揮発性の記憶媒体によっても実現可能である。
本願発明は、メインサイトが被災した場合におけるデータロスト、及び、ホスト計算機に関する応答性能低下を回避したリモートサイトへのデータのバックアップ処理を、低コストで行うことを可能とする。
本願発明の第1の実施形態に係るレプリケーション制御システムの構成を示すブロック図である。 本願発明の第1の実施形態に係るレプリケーション制御システムがマスタストレージ装置からオンラインストレージ装置へ、ジャーナルデータを格納する動作を示すフローチャートである。 本願発明の第1の実施形態に係るレプリケーション制御システムがオンラインストレージ装置から取得したジャーナルデータをリモートストレージ装置におけるバックアップデータに反映する動作を示すフローチャート(1/2)である。 本願発明の第1の実施形態に係るレプリケーション制御システムがオンラインストレージ装置から取得したジャーナルデータをリモートストレージ装置におけるバックアップデータに反映する動作を示すフローチャート(2/2)である。 本願発明の第1の実施形態に係るレプリケーション制御システムがリモート ストレージ装置からマスタストレージ装置へ、リストアデータを格納する動作を示すフローチャートである。 本願発明の第1の実施形態に係るジャーナルデータの構成例を示す図である。 本願発明の第1の実施形態に係るリストアデータの構成例を示す図である。 本願発明の第1の実施形態に係るジャーナルデータ取得状況情報の構成例を示す図である。 本願発明の第1の実施形態に係るマスタジャーナル管理テーブルの構成例を示す図である。 本願発明の第1の実施形態に係るリモートジャーナル管理テーブルの構成例を示す図である。 本願発明の第1の実施形態に係るデータ管理情報の構成例を示す図である。 本願発明の第2の実施形態に係るレプリケーション制御システムの構成を示すブロック図である。 本願発明の各実施形態のマスタストレージ装置及びリモートストレージ装置を実行可能な情報処理装置の構成を示すブロック図である。
以下、本願発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るレプリケーション制御システム1の構成を概念的に示すブロック図である。本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、マスタストレージ装置10、リモートストレージ装置20、オンラインストレージ装置30乃至31、及び、ホスト計算機100乃至200を有する。
マスタストレージ装置10、及び、ホスト計算機100は、メインサイトに設置されている。リモートストレージ装置20、及び、ホスト計算機200は、メインサイトとは別の場所に存在する、災害発生時等にメインサイトをバックアップするリモートサイトに設置されている。すなわち、レプリケーション制御システム1は、ディザスタリカバリシステムを構築している。
マスタストレージ装置10は、ホスト計算機100が処理するデータを記憶可能である。リモートストレージ装置20は、ホスト計算機200が処理するデータを記憶可能である。
オンラインストレージ装置30乃至31は、例えば、クラウドコンピュータシステムにおけるクラウドストレージ等の、データを記憶する領域として一般ユーザに提供されるサービスを実現する汎用のストレージ装置である。したがって、レプリケーション制御システム1は、オンラインストレージ装置30乃至31を、他のシステムと共用する場合もある。オンラインストレージ装置30乃至31は、データを読み書きするための標準インタフェースを備えており、特殊なインタフェースは備えていないものとする。
尚、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、説明の便宜上、リモートストレージ装置、及び、ホスト計算機200を1つ備えた、リモートサイトが1つという構成のディザスタリカバリシステムとしている。しかしながら、本実施形態を例に説明する本発明は係る構成には限定されない。例えば、リモートサイトは、を2つ以上備えられてもよい。また、レプリケーション制御システム1は、オンラインストレージ装置を1つのみ備えてもよいし、3つ以上備えてもよい。
マスタストレージ装置10は、更新データ記憶部12、ジャーナル転送部13、リストアデータ取得部14、リストアデータ反映部15、差分データ変換部16、及び、差分データ記憶部17を備えている。マスタストレージ装置10は、また、マスタデータ11、及び、マスタジャーナル管理テーブル18を、所定の記憶領域に記憶している。ジャーナル転送部13、リストアデータ取得部14、リストアデータ反映部15、及び、差分データ変換部16は、電子回路の場合もあれば、コンピュータプログラムとそのコンピュータプログラムに従って動作するプロセッサによって実現される場合もある。更新データ記憶部12、及び、差分データ記憶部17は、電子回路あるいはコンピュータプログラムとそのコンピュータプログラムに従って動作するプロセッサによってアクセス制御が行われる磁気ディスク等の記憶装置である。
マスタデータ11は、ホスト計算機100が処理するデータである。更新データ記憶部10は、例えばFIFO(First In First Out)等のバッファであり、マスタデータ11の内容を更新する更新データ120を、更新が発生した時系列を識別可能に記憶している。更新データ120は、マスタデータ11における更新部分を示すアドレス及びデータを包含している。マスタストレージ装置10は、更新データ120が示す更新内容をマスタデータ11に反映することにより、マスタデータ11を最新の状態に更新する。
ジャーナル転送部13は、更新データ記憶部12から、更新データ120を、更新が発生した時系列の順番に取得する。ジャーナル転送部13は、取得した更新データ120を基に、ジャーナルデータ300あるいは310を生成する。
ジャーナルデータ300の構成例を図5に示す。尚、ジャーナルデータ310の構成も、ジャーナルデータ300と同様である。図5に示す通り、ジャーナルデータ300は、マスタストレージ識別情報3000、更新順序情報3001、アドレス3002−1乃至m、及び、データ3003−1乃至mを包含している。ジャーナル転送部120は、更新データ120が示す更新内容を基に、アドレス3002−1乃至m及びデータ3003−1乃至mを1つのパッケージとしてまとめた後、当該パッケージに、マスタストレージ識別情報3000及び更新順序情報3001を付与する。マスタストレージ識別情報3000は、マスタストレージ装置10を識別可能な識別子である。更新順序情報3001は、ジャーナルデータ300に関する更新が発生した時系列を識別可能な情報である。ジャーナル転送部13は、更新順序情報3001を付与する際に、マスタジャーナル管理テーブル18を参照する。
マスタジャーナル管理テーブル18の構成例を図8に示す。マスタジャーナル管理テーブル18は、ジャーナル転送部13によって生成されたジャーナルデータ300及び310を管理する情報であり、更新順序情報180と、格納先オンラインストレージ識別情報181とを関連付けたレコードを包含している。格納先オンラインストレージ識別情報181は、オンラインストレージ装置30及び31を識別可能な識別子である。更新順序情報180は、ジャーナルデータ300における更新順序情報3001に対応する。図8に示すマスタジャーナル管理テーブル18は、更新順序情報が示す値が“1000”及び“1002”であるジャーナルデータ300がオンラインストレージ装置30に格納され、更新順序情報が示す値が“1001である” ジャーナルデータ310がオンラインストレージ装置31に格納されていることを示している。
ジャーナル転送部13は、マスタジャーナル管理テーブル18が図8に示す状態である場合、生成したジャーナルデータに対して、更新順序情報として“1003”を付与する。ジャーナル転送部13は、生成したジャーナルデータを、オンラインストレージ装置30乃至31の少なくとも何れかに格納する。ジャーナル転送部13が、係るジャーナルデータを格納するオンラインストレージを選択する基準としては、格納先が均等に分散されるように、例えばラウンドロビンにより選択してもよい。この場合、例えば、マスタジャーナル管理テーブル18が図8に示す状態では、ジャーナル転送部13は、更新順序情報が示す値が“1003”であるジャーナルデータを、ジャーナルデータ310として、オンラインストレージ装置31に格納する。
ジャーナル転送部13は、係るジャーナルデータを、オンラインストレージ装置30あるいは31に格納したことを、マスタジャーナル管理テーブル18に反映する。そして、ジャーナル転送部13は、係るジャーナルデータを格納したオンラインストレージ装置が記憶するデータ管理情報を更新する。
オンラインストレージ装置30が記憶するデータ管理情報303の構成例を図10に示す。尚、オンラインストレージ装置31が記憶するデータ管理情報313も、データ管理情報303と同様である。データ管理情報303は、種別情報3030と、データ識別情報3031とを関連付けたレコードを包含している。データ識別情報3031は、オンラインストレージ装置30が記憶する個々のデータを識別可能な識別子であり、例えば、係るデータのファイル名等である。種別情報3030は、データ識別情報3031により識別されるデータに関する種別を示す情報である。図10に示す例の場合、オンラインストレージ装置30が記憶するデータは、“ジャーナルデータ”、リストアデータ“、及び、” ジャーナルデータ取得状況情報“等の種別に分類されることを示している。
ジャーナル転送部13は、ジャーナルデータを、オンラインストレージ装置30あるいは31に格納した際に、係るジャーナルデータを識別可能な識別情報と、“ジャーナルデータ”であることを示す種別情報とを関連付けたレコードを、データ管理情報303あるいは313に追加する。
ジャーナル転送部13は、更新データ120を包含するジャーナルデータをオンラインストレージ装置30あるいは31に格納したのち、更新データ記憶部12から更新データ120を削除する。
リストアデータ取得部14は、ホスト計算機100がリモートストレージ装置20が記憶しているバックアップデータ21における少なくとも一部のデータについてマスタデータ11にリストアすることを指示した際に、オンラインストレージ装置30及び31の少なくとも何れかに格納されたリストアデータ301乃至311を取得する。リストアデータ301乃至311は、ホスト計算機100からの指示を受けて、リモートストレージ装置20により、オンラインストレージ装置30及び31に格納されている。
リストアデータ301の構成例を図6に示す。尚、リストアデータ311の構成も、リストアデータ301と同様である。図6に示す通り、リストアデータ301は、マスタストレージ識別情報3010、アドレス3011、及び、データ3012−1乃至nを包含している。マスタストレージ識別情報3010は、マスタストレージ装置10を識別可能な識別子である。
リストアデータ取得部14は、リストアデータ301乃至311を取得するにあたり、オンラインストレージ装置30及び31が記憶しているデータ管理情報303及び313を参照する。リストアデータ取得部14は、データ管理情報303及び313における種別情報が示す値が“リストアデータ”であるレコードにおけるデータ識別情報により識別されるリストアデータを取得する。
リストアデータ取得部14は、リストアデータを取得したのち、係るリストアデータを、オンラインストレージ装置30及び31から削除する。リストアデータ取得部14は、係るリストアデータを、リストアデータ反映部15へ入力する。
リストアデータ反映部15は、マスタデータ11における係るリストアデータが示すアドレスに、係るリストアデータが包含するデータを書き込むことにより、当該リストアデータの内容を、マスタデータ11に反映する。
差分データ変換部16は、更新データ記憶部12に記憶された更新データ120に関するデータ量を監視する。そして、差分データ変換部16は、係るデータ量が所定の閾値に達した場合に、更新データ120の少なくとも一部である所定のデータ量のデータを、更新データ記憶部12から、差分データ記憶部17へ移動する。この際、差分データ変換部16は、更新データ記憶部12から移動する更新データを、差分データ170に変換して、差分データ記憶部17に格納する。尚、差分データ変換部16は、係るデータ量が所定の閾値に達していなくとも、一定時間間隔で上述の処理を実行するようにしてもよい。
差分データ170は、アドレスごとに最新の更新データを示したデータである。すなわち、差分データ変換部16は、更新データ記憶部12から移動する更新データが、同一アドレスについて更新が発生した時間が異なる2以上のデータを包含している場合は、当該アドレスに関する最新の更新データを差分データ170として、差分データ記憶部17に格納する。差分データ170は、更新データ120と同様に、ジャーナル転送部13により、ジャーナルデータ300あるいは310として、オンラインストレージ装置30あるいは31に格納される。
リモートストレージ装置20は、ジャーナル取得部22、ジャーナル反映部23、及び、リストアデータ転送部24を備えている。リモートストレージ装置20は、また、バックアップデータ21、及び、リモートジャーナル管理テーブル25を、所定の記憶領域に記憶している。ジャーナル取得部22、ジャーナル反映部23、及び、リストアデータ転送部24は、電子回路の場合もあれば、コンピュータプログラムとそのコンピュータプログラムに従って動作するプロセッサによって実現される場合もある。
ジャーナル取得部22は、所定の時間に、オンラインストレージ装置30及び31が記憶しているデータ管理情報303及び313を参照する。ジャーナル取得部22は、係る参照動作を定期的に行ってもよいし、システム管理者からの指示を契機に行ってもよい。ジャーナル取得部22は、データ管理情報303及び313における種別情報が示す値が“ジャーナルデータ”であるレコードにおけるデータ識別情報により識別されるジャーナルデータを検出する。
ジャーナル取得部22は、検出されたジャーナルデータ300及び310が、未取得のジャーナルデータであるか否かを確認する。未取得であるか否かを判定する方法の一つとして、ジャーナル取得部22は、検出されたジャーナルデータ300及び310に関するデータ識別情報の一覧情報を、データ管理情報303及び313を参照するたびに記憶しておく。そして、ジャーナル取得部22は、前回の一覧情報にはないデータ識別情報により識別されるジャーナルデータ300及び310を、新たにオンラインストレージ装置30及び31に格納された未取得のジャーナルデータであると判定する。
ジャーナル取得部22は、未取得であるジャーナルデータ300及び310を、オンラインストレージ装置30及び31から取得する。ジャーナル取得部22は、当該ジャーナルデータを取得したことを、当該ジャーナルデータに関する取得元であるオンラインストレージ装置におけるジャーナルデータ取得状況情報に反映する。
オンラインストレージ装置30が記憶するジャーナルデータ取得状況情報302の構成例を図7に示す。尚、オンラインストレージ装置31が記憶するジャーナルデータ取得状況情報312も、ジャーナルデータ取得状況情報302と同様である。ジャーナルデータ取得状況情報302は、マスタストレージ識別情報3020と、更新順序情報3021と、リモートストレージ識別情報3022と、を関連付けた情報である。
マスタストレージ識別情報3020は、マスタストレージ装置10を識別可能な識別子である。更新順序情報3021は、ジャーナルデータ300における更新順序情報3001に対応する。リモートストレージ識別情報3022は、更新順序情報3021により識別されるジャーナルデータ300を取得したリモートストレージ装置を識別可能な識別子である。すなわち、ジャーナルデータ取得状況情報302は、特定のジャーナルデータ300について、いずれのリモートストレージ装置が取得済みであるかを管理する情報である。したがって、リモートストレージ装置が1つしかないレプリケーション制御システムについては、ジャーナルデータ取得状況情報302を必要としない。本実施形態に係るレプリケーション制御システム1について、図1において、1つのリモートストレージ装置20しか示していないが、ここでは、レプリケーション制御システム1が複数のリモートストレージ装置を有するものとする。
ジャーナル取得部22は、例えば、オンラインストレージ装置30から未取得であるジャーナルデータ300を取得した場合、ジャーナルデータ取得状況情報302における、当該ジャーナルデータに関するリモートストレージ識別情報3022に、リモートストレージ装置20を識別可能な識別子を登録する。
そして、ジャーナル取得部22は、当該ジャーナルデータに関するリモートストレージ識別情報3022を参照し、当該ジャーナルデータが、全てのリモートストレージ装置において取得済みであるか否かを確認する。ジャーナル取得部22は、当該ジャーナルデータが、全てのリモートストレージ装置において取得済みである場合、当該ジャーナルデータを、オンラインストレージ装置から削除する。ジャーナル取得部22は、当該ジャーナルデータを、ジャーナル反映部23へ入力する。
ジャーナル反映部23は、ジャーナル取得部22から当該ジャーナルデータを入手したのち、当該ジャーナルデータを入手したことを、リモートジャーナル管理テーブル25に反映する。リモートジャーナル管理テーブル25の構成例を図9に示す。
リモートジャーナル管理テーブル25は、ジャーナル取得部22によって取得したジャーナルデータ300及び310を管理する情報であり、更新順序情報250と、取得元オンラインストレージ識別情報251とを関連付けたレコードを包含している。取得元オンラインストレージ識別情報251は、オンラインストレージ装置30及び31を識別可能な識別子である。更新順序情報250は、ジャーナルデータ300における更新順序情報3001に対応する。図9に示すリモートジャーナル管理テーブル25は、リモートストレージ装置20が、更新順序情報が示す値が“1000”及び“1002”であるジャーナルデータ300を、オンラインストレージ装置30から取得済みであることを示している。また、この場合、リモートジャーナル管理テーブル25は、更新順序情報が示す値が“1001”であるジャーナルデータ310を取得できていないため、取得済みである、更新順序情報が示す値が“1002”であるジャーナルデータ300を、バックアップデータ21に反映させることができないことを示している。
ジャーナル反映部23は、リモートジャーナル管理テーブル25が示す情報を基に、ジャーナル取得部22から入手した当該ジャーナルデータが包含する更新順序情報が示す値よりも順番が先(前)であるジャーナルデータの内容が、全てバックアップデータ21に反映されているか否かを確認する。リモートジャーナル管理テーブル25において、当該ジャーナルデータが包含する更新順序情報が示す値よりも順番が先であるジャーナルデータが全て取得できている場合、ジャーナル反映部23は、当該ジャーナルデータの内容を、バックアップデータ21に反映する。リモートジャーナル管理テーブル25において、当該ジャーナルデータが包含する更新順序情報が示す値よりも順番が先であるジャーナルデータの少なくとも一部が取得できていない場合、ジャーナル反映部23は、当該ジャーナルデータの内容に関するバックアップデータ21への反映を保留する。
リストアデータ転送部24は、ホスト計算機100がバックアップデータ21における少なくとも一部のデータについてマスタデータ11にリストアすることを指示した際に、バックアップデータ21から、マスタデータ11に対してリストアする部分のデータを取得する。リストアデータ転送部24は、当該部分のアドレス及びデータに対してマスタストレージ識別情報を付与したリストアデータ301及び311を生成し、オンラインストレージ装置30乃至31の少なくとも何れかに格納する。
リストアデータ転送部24は、リストアデータを、オンラインストレージ装置30及び31に格納した際に、係るリストアデータを識別可能な識別情報と、“リストアデータ”であることを示す種別情報とを関連付けたレコードを、データ管理情報303及び313に追加する。
次に図2のフローチャートを参照して、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1がマスタストレージ装置10からオンラインストレージ装置30乃至31へ、ジャーナルデータを格納する動作(処理)について詳細に説明する。
ジャーナル転送部13は、更新データ記憶部12から、更新データ120を取得する(ステップS101)。ジャーナル転送部13は、更新データ120に対して、マスタストレージ情報及び更新順序情報を付与したジャーナルデータを生成し、当該ジャーナルデータを、オンラインストレージ装置30乃至31の少なくともいずれかに格納する(ステップS102)。
ジャーナル転送部13は、マスタジャーナル管理テーブル18を更新する(ステップS103)。ジャーナル転送部13は、ジャーナルデータを格納したオンラインストレージ装置におけるデータ管理情報を更新する(ステップS104)。ジャーナル転送部13は、更新データ記憶部12から、オンラインストレージ装置への格納が完了した更新データ120を削除し(ステップS105)、全体の処理は終了する。
次に図3A乃至3Bのフローチャートを参照して、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1がオンラインストレージ装置30乃至31から取得したジャーナルデータをリモートストレージ装置20におけるバックアップデータ21に反映する動作(処理)について詳細に説明する。
ジャーナル取得部22は、オンラインストレージ装置30乃至31の少なくともいずれかに格納されたジャーナルデータにおいて、未取得であるジャーナルデータがあるか否かを確認する(ステップS201)。未取得であるジャーナルデータが存在しない場合(ステップS202でNo)、全体の処理は終了する。未取得であるジャーナルデータが存在する場合(ステップS202でYes)、ジャーナル取得部22は、未取得であるジャーナルデータを、オンラインストレージ装置30乃至31の少なくともいずれかから取得する(ステップS203)。
ジャーナル取得部22は、当該ジャーナルデータに関する取得元であるオンラインストレージ装置におけるジャーナルデータ取得状況情報を更新したのち、当該ジャーナルデータが、全てのリモートストレージ装置において取得済であるか否かを確認する(ステップS204)。全てのリモートストレージ装置が当該ジャーナルデータを取得済みである場合(ステップS205でYes)、ジャーナル取得部22は、当該ジャーナルデータを、オンラインストレージ装置から削除する(ステップS206)。全てのリモートストレージ装置が当該ジャーナルデータを取得済みではない場合(ステップS205でNo)、処理はステップS207へ進む。
ジャーナル取得部22は、当該ジャーナルデータをジャーナル反映部23へ入力する(ステップS207)。ジャーナル反映部23は、リモートジャーナル管理テーブル25を更新する(ステップS208)。ジャーナル反映部23は、リモートジャーナル管理テーブル25を参照し、当該ジャーナルデータが包含する更新順序情報が示す値よりも順番が先であるジャーナルデータの内容が、全てバックアップデータ21に反映されているか否かを確認する(ステップS209)。
全てバックアップデータ21に反映されている場合(ステップS210でYes)、ジャーナル反映部23は、当該ジャーナルデータの内容を、バックアップデータ21に反映し(ステップS211)、全体の処理は終了する。全てバックアップデータ21に反映されてはいない場合(ステップS210でNo)、全体の処理は終了する。
次に図4のフローチャートを参照して、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1がリモートストレージ装置20からマスタストレージ装置10へ、リストアデータを格納する動作(処理)について詳細に説明する。
リストアデータ転送部24は、バックアップデータ21から、マスタデータ11に対してリストアする部分のデータを取得し、当該部分のアドレス及びデータに対してマスタストレージ識別情報を付与したリストアデータを生成し、オンラインストレージ装置30乃至31の少なくとも何れかに格納する(ステップS301)。リストアデータ転送部24は、リストアデータを格納したオンラインストレージ装置におけるデータ管理情報を更新する(ステップS302)。
リストアデータ取得部14は、データ管理情報303乃至313を参照したのち、オンラインストレージ装置30乃至31の少なくとも何れかに格納された当該リストアデータを取得する(ステップS303)。リストアデータ取得部14は、当該リストアデータを、オンラインストレージ装置から削除する(ステップS304)。リストアデータ取得部14は、当該リストアデータをリストアデータ反映部15へ入力する(ステップS305)。リストアデータ反映部15は、当該リストアデータの内容を、マスタデータ11に反映し(ステップS306)、全体の処理は終了する(ステップS307)。
本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、メインサイトが被災した場合におけるデータロスト、及び、ホスト計算機に関する応答性能低下を回避したリモートサイトへのデータのバックアップ処理を、低コストで行うことができる。その理由は、マスタストレージ装置10が、マスタデータ11に関する更新データ120に更新順番を付与したジャーナルデータ300乃至310をオンラインストレージ装置30乃至31に格納し、リモートストレージ装置20が、オンラインストレージ装置30乃至31からジャーナルデータ300乃至310を取得して、係る更新順番にしたがって、更新データ120をバックアップデータ21に反映するからである。
ディザスタリカバリシステム等のシステムにおいては、マスタデータをバックアップデータにバックアップする処理を行う際に、データロスト、及び、ホスト計算機に関する応答性能低下が発生しないことが求められる。マスタサイトからリモートサイトに対して、マスタデータに関する更新データを、直接リモートサイトに送信した場合、ネットワークにおける遅延あるいは障害の発生により、データロスト、及び、ホスト計算機に関する応答性能低下が発生する虞がある。
このような問題を解決するための技術として、マスタサイトとリモートサイトとの間に、更新データを一時的に格納するための中間サイトを設置する技術がある。しかしながら、この技術において、特殊な機能を有する専用のストレージ装置等を中間サイトにおいて使用した場合、システム構築に必要なコストが増加することになる。
これに対して、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、マスタストレージ装置10(マスタサイト側)からリモートストレージ装置20(リモートサイト側)へ更新データを送信する際の中間サイトとして、クラウドストレージのような汎用のオンラインストレージ装置30乃至31を使用する。そして、マスタストレージ装置10におけるジャーナル転送部13と、リモートストレージ装置20におけるジャーナル取得部22及びジャーナル反映部23とが、上述した処理を行うことにより、このようなオンラインストレージ装置30乃至31を介した、マスタデータに関するバックアップ処理を行うことができる。これにより、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、上記問題を解決したバックアップ処理を、低コストで行うことができる。
また、本実施形態に係るマスタストレージ装置10は、リストアデータ取得部14及びリストアデータ反映部15を備え、リモートストレージ装置20は、リストアデータ転送部24を備えている。そして、レプリケーション制御システム1は、バックアップデータ21からマスタデータ11へリストア処理を行う際にも、バックアップ処理を行うときと同様に、オンラインストレージ装置を使用する。したがって、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、上記問題を解決したリストア処理を、低コストで行うことができる。
また、本実施形態に係るジャーナル取得部22は、ジャーナルデータ取得状況情報302乃至312を生成して更新する。そして、ジャーナル取得部22は、オンラインストレージ装置30乃至31に格納されたジャーナルデータ300乃至310が、リモートストレージ装置20等の全てのリモートストレージ装置に取得されたことを確認したのちに、ジャーナルデータ300乃至310を、オンラインストレージ装置30乃至31から削除する。したがって、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、不必要になったジャーナルデータをオンラインストレージ装置から速やかに削除することにより、オンラインストレージ装置を有効活用することができる。
また、本実施形態に係るマスタストレージ装置10は、差分データ変換部16、及び、差分データ記憶部17を備えている。そして、差分データ変換部16は、更新データ記憶部12に記憶された更新データ120のデータ量が所定の閾値に達した場合、更新データ120を差分データ170に変換して、差分データ記憶部17に移動する。尚、差分データ170は、同一アドレスに関する更新データについては、最新のデータに上書きしたデータであるため、更新データ120よりもデータサイズが小さくなる。したがって、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、ネットワークにおける障害等により、更新データ120が更新データ記憶部12に滞留するようなことが発生した場合であっても、更新データ120が更新データ記憶部12から溢れることを回避することができる。
さらに、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1は、オンラインストレージ装置30乃至31に格納する、ジャーナルデータ、及び、リストアデータ等を、データ管理情報303乃至313を使用して管理する。オンラインストレージ装置30乃至31は、汎用のストレージ装置であるため、レプリケーション制御システム1以外のシステムに使用される場合もあり、レプリケーション制御システム1には関係のない多くのデータを格納している場合もある。このような場合、ジャーナル取得部22がジャーナルデータ300乃至310をサーチすること、及び、リストアデータ取得部14がリストアデータ301乃至311をサーチすることに時間を要する虞がある。しかしながら、本実施形態に係るレプリケーション制御システム1においては、ジャーナル取得部22、及び、リストアデータ取得部14は、データをサーチする際にデータ管理情報303乃至313を参照するため、目的のデータを速やかにサーチすることができる。
<第2の実施形態>
図11は第2の実施形態のレプリケーション制御システム2の構成を概念的に示すブロック図である。
本実施形態のレプリケーション制御システム2は、マスタストレージ装置40、及び、1以上、例えば2個のリモートストレージ装置50乃至60を備えている。オンラインストレージ装置70乃至71は、例えばクラウドサービス等により一般ユーザに提供される汎用のストレージ装置である。
マスタストレージ装置40は、更新データ記憶部42、及び、ジャーナル転送部43を備えている。更新データ記憶部42は、マスタデータ41について、特定のアドレスに位置するデータブロックに関する更新内容を示す更新データ420を、更新が発生した順番が識別可能に記憶する。ジャーナル転送部43は、更新データ420に対して係る順番を識別可能な識別子を付与し、更新データ420と係る識別子とを関連付けし、関連付けたジャーナルデータ700及び710を、オンラインストレージ装置70及び71の少なくとも何れかに格納する。
リモートストレージ装置50乃至60は、それぞれ、ジャーナル取得部52乃至62、及び、ジャーナル反映部53乃至63を備えている。ジャーナル取得部52乃至62は、オンラインストレージ装置70及び71の少なくとも何れかから、未取得であるジャーナルデータ700及び710を取得する。ジャーナル反映部53乃至63は、それぞれ、ジャーナル取得部52乃至62が取得したジャーナルデータ70及び71が包含する係る識別子が示す値を確認する。そして、ジャーナル反映部53乃至63は、確認したその値よりも順番が先であることを示す識別子に関連付けられた第一の更新データが、既にマスタデータ41の複製であるバックアップデータ51乃至61に反映されている場合に、当該ジャーナルデータが包含する第二の更新データを、バックアップデータ51乃至61に反映する。
本実施形態に係るレプリケーション制御システム2は、メインサイトが被災した場合におけるデータロスト、及び、ホスト計算機に関する応答性能低下を回避したリモートサイトへのデータのバックアップ処理を、低コストで行うことができる。その理由は、マスタストレージ装置40が、マスタデータ41に関する更新データ420に更新順番を付与したジャーナルデータ700乃至710をオンラインストレージ装置70乃至71に格納し、リモートストレージ装置50乃至60が、オンラインストレージ装置70乃至71からジャーナルデータ700乃至710を取得して、係る更新順番にしたがって、更新データ420をバックアップデータ51乃至61に反映するからである。
<ハードウェア構成例>
上述した各実施形態において図1、及び、図11に示した各部は、専用のHW(電子回路)によって実現することができる。また、少なくとも更新データ記憶部12及び42における記憶制御機能、ジャーナル転送部13及び43、ジャーナル取得部22、52及び62、及び、ジャーナル反映部23、53及び63は、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。この場合のハードウェア環境の一例を、図12を参照して説明する。
図12は、本発明の模範的な実施形態に係るマスタストレージ装置及びリモートストレージ装置を実行可能な情報処理装置900(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図12は、図1、及び、図11に示したマスタストレージ装置及びリモートストレージ装置を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図12に示した情報処理装置900は、CPU(Central_Processing_Unit)901、ROM(Read_Only_Memory)902、RAM(Random_Access_Memory)903、ハードディスク904(記憶装置)、外部装置との通信インタフェース905(Interface:以降、「I/F」と称する)、CD−ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記憶媒体907に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ908、及び、入出力インタフェース909を備え、これらの構成がバス906(通信線)を介して接続された一般的なコンピュータである。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、図12に示した情報処理装置900に対して、その実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1、及び、図11)における更新データ記憶部12及び42における記憶制御機能、ジャーナル転送部13及び43、ジャーナル取得部22、52及び62、及び、ジャーナル反映部23、53及び63、或いはフローチャート(図2、図3A乃至3B、及び、図4)の機能を実現可能なコンピュータプログラムを供給した後、そのコンピュータプログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して解釈し実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータプログラムは、読み書き可能な揮発性の記憶メモリ(RAM903)またはハードディスク904等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータプログラムの供給方法は、CD−ROM等の各種記憶媒体907を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータプログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記憶媒体907によって構成されると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
1 レプリケーション制御システム
10 マスタストレージ装置
11 マスタデータ
12 更新データ記憶部
120 更新データ
13 ジャーナル転送部
14 リストアデータ取得部
15 リストアデータ反映部
16 差分データ変換部
17 差分データ記憶部
170 差分データ
18 マスタジャーナル管理テーブル
180 更新順序情報
181 格納先オンラインストレージ識別情報
20 リモートストレージ装置
21 バックアップデータ
22 ジャーナル取得部
23 ジャーナル反映部
24 リストアデータ転送部
25 リモートジャーナル管理テーブル
250 更新順序情報
251 取得元オンラインストレージ識別情報
30乃至31 オンラインストレージ装置
300乃至310 ジャーナルデータ
3000 マスタストレージ識別情報
3001 更新順序情報
3002−1乃至m アドレス
3003−1乃至m データ
301乃至311 リストアデータ
3010 マスタストレージ識別情報
3011 アドレス
3012−1乃至n データ
302乃至312 ジャーナルデータ取得状況情報
3020 マスタストレージ識別情報
3021 更新順序情報
3022 リモートストレージ識別情報
303乃至313 データ管理情報
3030 種別情報
3031 データ識別情報
100乃至200 ホスト計算機
2 レプリケーション制御システム
40 マスタストレージ装置
41 マスタデータ
42 更新データ記憶部
420 更新データ
43 ジャーナル転送部
50乃至60 リモートストレージ装置
51乃至61 バックアップデータ
52乃至62 ジャーナル取得部
53乃至63 ジャーナル反映部
70乃至71 オンラインストレージ装置
700乃至710 ジャーナルデータ
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 ハードディスク
905 通信インタフェース
906 バス
907 記憶媒体
908 リーダライタ
909 入出力インタフェース

Claims (10)

  1. マスタデータについて、特定のアドレスに位置するデータブロックに関する更新内容を示す更新データを、更新が発生した順番が識別可能に記憶する更新データ記憶手段と、
    前記更新データに対して前記順番を識別可能な第一の識別子を付与し、前記更新データと前記識別子とを関連付けし、関連付けたジャーナルデータを、1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納するジャーナル転送手段と、
    を有するマスタストレージ装置と、
    前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、未取得である前記ジャーナルデータを取得するジャーナル取得手段と、
    前記ジャーナル取得手段が取得した前記ジャーナルデータが包含する前記第一の識別子が示す値よりも、前記順番が先であることを示す前記第一の識別子に関連付けられた第一の前記更新データが、既に前記マスタデータの複製であるバックアップデータに反映されている場合に、当該ジャーナルデータが包含する第二の前記更新データを、前記バックアップデータに反映するジャーナル反映手段と、
    を有する1以上のリモートストレージ装置と、
    を備えるレプリケーション制御システム。
  2. 前記リモートストレージ装置は、
    前記バックアップデータにおける特定のアドレスに位置するデータブロックに関する前記マスタデータへのリストア内容を示すリストアデータを、1以上の前記オンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納するリストアデータ転送手段
    をさらに備え、
    前記マスタストレージ装置は、
    前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、前記リストアデータを取得するリストアデータ取得手段と、
    前記リストアデータ取得手段が取得した前記リストアデータを、前記マスタデータに反映するリストアデータ反映手段と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載のレプリケーション制御システム。
  3. 前記ジャーナル取得手段は、前記第一の識別子と、前記第一の識別子により識別される前記ジャーナルデータを取得した前記リモートストレージ装置を識別可能な第二の識別子と、を関連付けたジャーナルデータ取得状況情報を生成し、
    前記ジャーナルデータ取得状況情報が、前記ジャーナルデータのうち、特定のジャーナルデータについて、全ての前記リモートストレージ装置が取得済みであることを示している場合に、前記特定のジャーナルデータを、前記オンラインストレージ装置から削除する、
    請求項1または2に記載のレプリケーション制御システム。
  4. 前記マスタストレージ装置は、
    同一アドレスに関する前記更新データについては、最新の前記更新データのみを格納する差分データ記憶手段と、
    前記更新データ記憶手段に記憶された前記更新データに関するデータ量が、所定の閾値に達した場合に、前記更新データの少なくとも一部である所定のデータ量のデータを、アドレスごとに最新の前記更新データが格納されるように、前記更新データ記憶手段から前記差分データ記憶手段に移動する差分データ変換手段と、
    をさらに備える、
    請求項1乃至3のいずれかに記載のレプリケーション制御システム。
  5. 前記ジャーナル転送手段は、1以上の前記オンラインストレージ装置の少なくとも何れかに前記ジャーナルデータを格納する際に、当該オンラインストレージ装置に、データ管理情報として、データの種別を識別可能な第三の識別子と、前記ジャーナルデータを識別可能な第四の識別子を関連付けて登録し、
    前記ジャーナル取得手段は、前記データ管理情報において、前記第三の識別子がジャーナルデータであることを示しているレコードにおける前記第四の識別子により識別される前記ジャーナルデータを取得する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のレプリケーション制御システム。
  6. 前記リストアデータ転送手段は、1以上の前記オンラインストレージ装置の少なくとも何れかに前記リストアデータを格納する際に、当該オンラインストレージ装置に、前記データ管理情報として、前記第三の識別子と、前記リストアデータを識別可能な第五の識別子を関連付けて登録し、
    前記リストアデータ取得手段は、前記データ管理情報において、前記第三の識別子がリストアデータであることを示しているレコードにおける前記第五の識別子により識別される前記リストアデータを取得する、
    請求項2乃至5のいずれかに記載のレプリケーション制御システム。
  7. マスタストレージ装置によって、
    マスタデータについて、特定のアドレスに位置するデータブロックに関する更新内容を示す更新データを、更新が発生した順番が識別可能に更新データ記憶手段に記憶し、
    前記更新データに対して前記順番を識別可能な第一の識別子を付与し、前記更新データと前記識別子とを関連付けし、関連付けたジャーナルデータを、1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納し、
    1以上のリモートストレージ装置によって、
    前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、未取得である前記ジャーナルデータを取得し、
    取得した前記ジャーナルデータが包含する前記第一の識別子が示す値よりも、前記順番が先であることを示す前記第一の識別子に関連付けられた第一の前記更新データが、既に前記マスタデータの複製であるバックアップデータに反映されている場合に、当該ジャーナルデータが包含する第二の前記更新データを、前記バックアップデータに反映する、
    レプリケーション制御方法。
  8. 前記リモートストレージ装置によって、
    前記バックアップデータにおける特定のアドレスに位置するデータブロックに関する前記マスタデータへのリストア内容を示すリストアデータを、1以上の前記オンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納し、
    前記マスタストレージ装置によって、
    前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、前記リストアデータを取得し、
    取得した前記リストアデータを、前記マスタデータに反映する、
    請求項7に記載のレプリケーション制御方法。
  9. マスタデータについて、特定のアドレスに位置するデータブロックに関する更新内容を示す更新データを、更新が発生した順番が識別可能に更新データ記憶手段記憶する更新データ記憶処理と、
    前記更新データに対して前記順番を識別可能な第一の識別子を付与し、前記更新データと前記識別子とを関連付けし、関連付けたジャーナルデータを、1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納するジャーナル転送処理と、
    をマスタストレージ装置に実行させ、
    前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、未取得である前記ジャーナルデータを取得するジャーナル取得処理と、
    前記ジャーナル取得処理が取得した前記ジャーナルデータが包含する前記第一の識別子が示す値よりも、前記順番が先であることを示す前記第一の識別子に関連付けられた第一の前記更新データが、既に前記マスタデータの複製であるバックアップデータに反映されている場合に、当該ジャーナルデータが包含する第二の前記更新データを、前記バックアップデータに反映するジャーナル反映処理と、
    を1以上のリモートストレージ装置に実行させる、
    レプリケーション制御プログラム。
  10. 前記バックアップデータにおける特定のアドレスに位置するデータブロックに関する前記マスタデータへのリストア内容を示すリストアデータを、1以上の前記オンラインストレージ装置の少なくとも何れかに格納するリストアデータ転送処理
    を1以上の前記リモートストレージ装置に実行させ、
    前記1以上のオンラインストレージ装置の少なくとも何れかから、前記リストアデータを取得するリストアデータ取得処理と、
    前記リストアデータ取得処理が取得した前記リストアデータを、前記マスタデータに反映するリストアデータ反映処理と、
    を前記マスタストレージ装置に実行させる、
    請求項9に記載のレプリケーション制御プログラム。
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