JP2015152209A - 熱交換器 - Google Patents

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雅也 本間
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【課題】凝縮水の排水性を向上させ、かつ、熱交換効率を向上させることができる熱交換器を提供すること。
【解決手段】熱交換器10は、ヘッダ集合管11a、11bと、ヘッダ集合管11a、11bのそれぞれに両端が接続された複数の扁平管12と、複数の扁平管12のうち隣り合う扁平管12のそれぞれと接するフィン13と、を備える。ヘッダ集合管11a、11bのそれぞれには少なくとも1つの凹部15が対向するように形成される。対向する凹部15間には複数の扁平管12のうち少なくとも1つが接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒と流体との熱交換を行う熱交換器に関する。
冷媒と流体との熱交換を行う熱交換器は、凝縮器または蒸発器として作用する。熱交換器が凝縮器として作用する場合、冷媒配管内を流れる高温の冷媒と冷媒配管外を流れる流体(例えば、空気)とで熱交換が行われ、その流体は高温の冷媒により加熱される。また、熱交換器が蒸発器として作用する場合、冷媒配管内を流れる低温の冷媒と冷媒配管外を流れる流体(例えば、空気)とで熱交換が行われ、その流体は低温の冷媒により冷却される。冷却された流体からは、その湿り具合にもよるが、通常、冷却温度における飽和水蒸気圧を超える分の水が凝縮水として発生し、蒸発器の表面に結露する。この凝縮水は、蒸発器の熱交換性能の低下または通風抵抗の増加を招くため、効率良く排出されることが望まれる。例えば特許文献1には、凝縮水の排水性の向上させる蒸発器が開示されている。
特許文献1の蒸発器では、凝縮水の滞留位置付近におけるフィンピッチが疎に形成されている。これにより、凝縮水の滞留を抑制でき、その結果、熱交換効率を向上させることができるとしている。
特開2004−150710号公報
しかしながら、特許文献1の蒸発器では、フィンピッチが疎に形成された部分において、空気の流速低下による熱伝達率の低下、フィンの枚数減少による伝熱面積の低下、および前縁効果の低下等が生じる。そのため、滞留した凝縮水を排水できるものの、熱交換効率を大きく向上させることができないという課題がある。
本発明の目的は、凝縮水の排水性を向上させ、かつ、熱交換効率を向上させることである。
本発明の一態様に係る熱交換器は、冷媒と流体との熱交換を行う熱交換器であって、2つのヘッダ集合管と、前記2つのヘッダ集合管のそれぞれに両端が接続された複数の扁平管と、前記複数の扁平管のうち隣り合う扁平管のそれぞれと接するフィンと、を備え、前記2つのヘッダ集合管のそれぞれには少なくとも1つの凹部が対向するように形成され、前記対向する凹部間には前記複数の扁平管のうち少なくとも1つが接続される構成を採る。
本発明は、凝縮水の排水性を向上させ、かつ、熱交換効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る熱交換器の構成の一例を示す正面図 本発明の実施の形態2に係る熱交換器の構成の一例を示す正面図 本発明の実施の形態3に係る熱交換器の構成の一例を示す正面図 本発明の実施の形態4に係る熱交換器の構成の一例を示す正面図 本発明の実施の形態5に係る扁平管と凹部との接続部近傍の一例を示す斜視図 本発明の実施の形態5に係る扁平管と凹部との接続部近傍の一例を示す断面図 本発明の実施の形態6に係る扁平管と凹部との接続部近傍の一例を示す斜視図 本発明の実施の形態6に係る扁平管と凹部との接続部近傍の一例を示す断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は一例であり、本発明はその実施の形態により限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る熱交換器10について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器10の構成の一例を示す正面図である。この熱交換器10は、凝縮器または蒸発器として作用する。なお、以下では、熱交換器10は、ヒートポンプ装置に用いられるものとして説明するが、これに限定されない。
例えば、熱交換器10が凝縮器として作用する場合、熱交換器10には、ヒートポンプ装置の圧縮機(図示せず)により高温高圧に圧縮された冷媒が流入し、その冷媒と流体との間で熱交換が行われる。これによって、冷媒が凝縮し、流体が加熱される。冷媒としては、例えば、フロン系冷媒(R22等)、代替フロン(R134a、R410A、R32等)、自然冷媒(二酸化炭素、炭化水素等)などが用いられる。流体としては、例えば、空気または水が挙げられるが、以下では流体が空気である場合を例に説明する。
また、例えば、熱交換器10が蒸発器として作用する場合、熱交換器10には、冷凍・空調サイクル装置の減圧装置(図示せず)により減圧されて低温低圧となった冷媒が流入し、その冷媒と空気との間で熱交換が行われる。これによって、冷媒が蒸発し、空気が冷却される。
熱交換器10は、ヘッダ集合管11a、11b、扁平管12、フィン13を備える。
図1の例では、ヘッダ集合管11aとヘッダ集合管11bは、平行に配置される。なお、ヘッダ集合管11aとヘッダ集合管11bとは、平行な配置に限定されない。
また、ヘッダ集合管11a、11bには、それぞれ、凸部14と凹部15が交互に形成されている。ヘッダ集合管11a側の凸部14とヘッダ集合管11b側の凸部14の間には、扁平管12が接続されている。同様に、ヘッダ集合管11a側の凹部15とヘッダ集合管11b側の凹部15の間にも、扁平管12が接続されている。
ヘッダ集合管11aが冷媒の入口であり、ヘッダ集合管11bが冷媒の出口である場合、冷媒の流れは次のようになる。すなわち、冷媒は、ヒートポンプ装置の冷媒管からヘッダ集合管11aへ流入し、各扁平管12に分流し、ヘッダ集合管11bにて集合し、ヘッダ集合管11bからヒートポンプ装置の冷媒管へ流出する。
また、ヘッダ集合管11aが冷媒の出口であり、ヘッダ集合管11bが冷媒の入口である場合、冷媒の流れは次のようになる。すなわち、冷媒は、ヒートポンプ装置の冷媒管からヘッダ集合管11bへ流入し、各扁平管11に分流し、ヘッダ集合管11aにて集合し、ヘッダ集合管11aからヒートポンプ装置の冷媒管へ流出する。
図1の例では、複数の扁平管12は、ヘッダ集合管11a、11bに対して垂直に接続される。なお、複数の扁平管12は、ヘッダ集合管11a、11bに対して垂直な配置に限定されない。
また、図1の例では、複数の扁平管12は、一定間隔をおいて互いに平行に配置される。なお、複数の扁平管12は、一定間隔をおいた互いに平行な配置に限定されない。
また、図1の例では、各扁平管12の長さは全て同じである。また、対向する2つの凸部14間に接続された扁平管12は、両端がそれぞれヘッダ集合管11a、11bの内部に挿入されている(図中の点線部分参照)。一方、対向する2つの凹部15間に接続された扁平管12も、両端がそれぞれヘッダ集合管11a、11bの内部に挿入されている(図示略)。ただし、凹部15間の扁平管12は、凸部14間の扁平管12に比べて、管のほぼ全体(管の長手方向における表面の大部分)が外部に露出している。なお、複数の扁平管12の長さは全て同じでなくてもよい。
また、各扁平管12の内部には、冷媒が流れる複数の孔(図示せず)が設けられ、管の厚みが略一定となるよう形成されている。孔の断面形状は、例えば、四角形の4つの角に丸みを持たせた形、四角形、楕円形などが挙げられる。また、孔は、例えば、3mm以下の水力直径となるように形成されている。
フィン13は、隣り合う扁平管12のそれぞれに接するように設けられる板状の部材である。フィン13は、例えば、金属などの熱伝導性の材料により形成される。フィン13を設けることにより、空気側の伝熱面積を拡大することができ、熱交換効率を向上させることができる。
通常、蒸発器として作用する熱交換器を湿り空気が通過する際、扁平管またはフィンの表面に、冷却温度における飽和水蒸気量を超える水分が凝縮水として発生する。そこで、本実施の形態の熱交換器10では、ヘッダ集合管11a、11bに凹部15を形成し、対向する2つの凹部15の間に扁平管12を接続することを特徴とする。
これにより、熱交換器10の最下部(端部)にあるフィン13と、凹部15において扁平管12が接続されている面との間の距離d1は、従来の構成における距離d2よりも長くなる。距離d2とは、ヘッダ集合管11a、11bに凸部14および凹部15が形成されていない従来の構成において、熱交換器10の最下部にあるフィン13と、ヘッダ集合管11bの凸部14において扁平管12が接続されている面との間の距離である。よって、熱交換器10が蒸発器として作用する場合、熱交換器10の最下部にあるフィン13と、凹部15において扁平管12が接続されている面との間に凝縮水が架橋しなくなる。すなわち、凝縮水の滞留を防止でき、排水性が向上する。
また、凝縮水の滞留の防止により、本実施の形態では、フィンピッチまたはフィン面積を変更せずに、熱交換器10の最下部にあるフィン13の面と、凹部15において扁平管12が接続されている面との間の風路閉塞を防止することができる。したがって、本実施の形態では、凝縮水の排水性の向上を実現しつつ、熱交換器10の基本的な伝熱性能を低下させることなく、熱交換器10が蒸発器として作用する場合の熱交換効率を向上させることができる。
また、熱交換効率が向上することにより、本実施の形態では、熱交換器10の小型化および低コスト化、ランニングコストの低減を実現することができる。
また、本実施の形態では、ヘッダ集合管11aとヘッダ集合管11bとの間隔を広げることなく、熱交換器10の最下部にあるフィン13と、凹部15において扁平管12が接続されている面との間の距離d1を確保できる。よって、熱交換器10の小型化を実現することができる。
なお、図1において、熱交換器10を正面から見たときの凸部14および凹部15の形状は、四角形、三角形、それらの形状の角に丸みを持たせた形状、または、略半円形状などでもよい(後述の各実施の形態も同様)。
また、熱交換器10の製造には、材料として例えばアルミニウムが用いられ、各部は炉中ロウ付けにより一体成形される。これにより、軽量・小容積の熱交換器10を低コストで製造することができる(後述の各実施の形態も同様)。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る熱交換器10について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態2に係る熱交換器10の構成の一例を示す正面図である。なお、図2において、図1と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図2における図1との違いは、凸部14において扁平管12が接続されている面の幅が、扁平管12の厚みとほぼ同じである点である。
これにより、熱交換器10が蒸発器として作用する場合、凸部14において扁平管12が接続されている面には、凝縮水が滞留する場所がほぼ無くなる。そのため、熱交換器10の最下部にあるフィン13の面と、凸部14において扁平管12が接続されている面との間に凝縮水が架橋しなくなる。また、凝縮水が凸部14付近の扁平管12を覆うことがなくなる。すなわち、凝縮水の滞留を防止でき、排水性が向上する。
また、本実施の形態では、上述した実施の形態1の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。すなわち、本実施の形態では、凝縮水の滞留の防止により、フィンピッチまたはフィン面積を変更せずに、熱交換器10の最下部にあるフィン13の面と、凸部14において扁平管12が接続されている面との間の風路閉塞を防止することができる。したがって、本実施の形態では、熱交換器10の基本的な伝熱性能を低下させることなく、熱交換器10が蒸発器として作用する場合の熱交換効率をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態では、凸部14よりも凹部15の幅が広く形成されている。これにより、気流が凹部15へ流入する際の抵抗が小さくなるため、凹部15へ気流が流れやすくなる。したがって、本実施の形態では、凝縮水の排水性の向上を実現しつつ、熱交換器10が蒸発器として作用する場合の熱交換効率をさらに向上させることができる。
また、熱交換効率が向上することにより、本実施の形態では、熱交換器10の小型化および低コスト化、ランニングコストの低減を実現することができる。
なお、凸部14において扁平管12が接続されている面の幅は、図2に示す幅(凸部14の頂部から底部に向かって広くなる構成)に限定されない。例えば、凸部14の頂部から底部に向かって幅が狭くなってもよいし、凸部14の頂部から底部に向かって幅が一定であってもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る熱交換器10について図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態3に係る熱交換器10の構成の一例を示す正面図である。なお、図3において、図1と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図3における図1、2との違いは、各扁平管12が凹部15にのみ接続されている点である。
ヘッダ集合部11a、11bに凸部14および凹部15が形成されていない従来の構成では、扁平管12は、ヘッダ集合部11a、11bのそれぞれに所定の長さ挿入されて接続される。
これに対し、図3に示す本実施の形態の熱交換器10では、全ての扁平管12が、対向する2つの凹部15間にのみ接続されているため、ヘッダ集合管11a、11bの内部に挿入されている部分が存在しない。すなわち、全ての扁平管12は、管全体が露出した状態となっている。よって、本実施の形態では、各扁平管12の全ての部分がヘッダ集合管11a、11bの外側を流れる空気と熱交換できる。これにより、扁平管12の伝熱面を有効に利用できる。
よって、本実施の形態では、上述した実施の形態1、2の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。すなわち、本実施の形態では、従来の構成においてヘッダ集合管11a、11bの外側を流れる空気と熱交換できなかった扁平管12の一部が、ヘッダ集合管11a、11bの外側を流れる空気と熱交換することができる。したがって、本実施の形態では、熱交換に寄与する有効な伝熱面積が増加し、熱交換効率をさらに向上させることができる。
また、熱交換効率が向上することにより、本実施の形態では、熱交換器10の小型化および低コスト化、ランニングコストの低減を実現することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る熱交換器10について図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態4に係る熱交換器10の構成の一例を示す正面図である。なお、図4において、図1と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4における図1〜3との違いは、ヘッダ集合管11a、11bのそれぞれに1つの凹部15が形成され、その対向する2つの凹部15間に複数の扁平管12が接続されている点である。
これにより、本実施の形態では、上述した実施の形態1〜3の効果を得ることができる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について図5および図6を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態5に係る扁平管12と凹部15との接続部近傍の一例を示す斜視図である。図6は、図5に示す接続部近傍の一例を示す断面図(図1中のA−A断面を示す図)である。なお、図5および図6において、図1と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施の形態では、図5および図6に示すように、扁平管12と凹部15とが接続された面(以下、接続面という)を所定の角度θ(30°<θ<60°)だけ扁平管12の幅方向(換言すれば、気流方向B)から傾斜させる。これにより、凹部15に滞留する凝縮水が傾斜面を流れて排水される。
よって、本実施の形態では、熱抵抗になっていた扁平管12周りの凝縮水の量をさらに減らすことができるため、熱交換効率をさらに向上させることができる。
また、熱交換効率が向上することにより、本実施の形態では、熱交換器10の小型化および低コスト化、ランニングコストの低減を実現することができる。
また、凝縮水の排水性がさらに向上することにより、本実施の形態では、材料の信頼性および耐久性が向上するとともに、暖房運転時に着霜しにくくなり、暖房性能を向上させることができる。
なお、上述した接続面を傾斜させる構成は、上記実施の形態1〜4における熱交換器10に適用できる。また、上記説明では、凹部15における接続面の傾斜について説明したが、凸部14と扁平管12との接続面も上記同様に傾斜させてもよい。
また、接続面は、気流方向Bに対して所定角度θ傾斜してもよいし(図5、図6に示す傾斜)、または、気流方向Bと逆方向に対して所定角度θ傾斜してもよいが、排水性をより向上させるためには、気流方向Bに対して所定角度θ傾斜する方が好ましい。あるいは、接続面は、気流方向Bに対する所定角度θの傾斜と、気流方向Bと逆方向に対する所定角度θの傾斜との両方を備えた形状であってもよい。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6について図7および図8を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態6に係る扁平管12と凹部15との接続部近傍の一例を示す斜視図である。図8は、図7に示す接続部近傍の一例を示す断面図(図1中のA−A断面を示す図)である。なお、図7および図8において、図1と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施の形態では、図7および図8に示すように、扁平管12と凹部15とが接続された面、すなわち接続面を、所定の曲率を有する形状にする。これにより、気流は、湾曲した接続面に沿って流れる。
よって、本実施の形態では、凹部15を流れる気流の剥離を抑制できるため、気流の通風抵抗を低減させることができる。
また、通風抵抗の増加を抑制できることにより、本実施の形態では、ファン入力が低下するため、経済性の向上または低環境負荷を実現できる。
また、通風抵抗の増加を抑制できることにより、本実施の形態では、低騒音化を実現することができる。
なお、上述した接続面を湾曲させる構成は、上記実施の形態1〜4における熱交換器10に適用できる。また、上記説明では、凹部15における接続面の湾曲について説明したが、凸部14と扁平管12との接続面も上記同様に湾曲させてもよい。
また、接続面の形状は、風下側が風上側より曲率半径が小さくなるような翼形状が好適であるが、その形状に限定されない。
本発明に係る熱交換器は、ヒートポンプ装置の熱交換器の他に、例えば、排熱または未利用熱を利用した発電装置の蒸発器、冷水を循環させて冷房等を行うシステムの熱交換器等に適用できる。
10 熱交換器
11a、11b ヘッダ集合管
12 扁平管
13 フィン
14 凸部
15 凹部

Claims (8)

  1. 冷媒と流体との熱交換を行う熱交換器であって、
    2つのヘッダ集合管と、
    前記2つのヘッダ集合管のそれぞれに両端が接続された複数の扁平管と、
    前記複数の扁平管のうち隣り合う扁平管のそれぞれと接するフィンと、を備え、
    前記2つのヘッダ集合管のそれぞれには少なくとも1つの凹部が対向するように形成され、
    前記対向する凹部間には前記複数の扁平管のうち少なくとも1つが接続される、
    熱交換器。
  2. 前記凹部間に接続された扁平管の略全体が外部に露出する、
    請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記凹部において前記扁平管が接続された面は、前記扁平管の幅方向に対して所定の角度傾斜している、
    請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 前記凹部において前記扁平管が接続された面は、所定の曲率を有する、
    請求項1または2に記載の熱交換器。
  5. 前記2つのヘッダ集合管のそれぞれには前記凹部に隣接する少なくとも1つの凸部が対向するように形成される、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. 前記対向する凸部間には前記複数の扁平管のうち少なくとも1つが接続される、
    請求項5に記載の熱交換器。
  7. 前記凸部において前記扁平管が接続された面は、前記扁平管の幅方向に所定の角度傾斜している、
    請求項5または6に記載の熱交換器。
  8. 前記凸部において前記扁平管が接続された面は、所定の曲率を有する、
    請求項5または6に記載の熱交換器。
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