JP2015149894A - 積層鉄心の製造方法およびそれにより製造された積層鉄心 - Google Patents

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Abstract

【課題】特性向上を図ることができる積層鉄心の製造方法を得る。
【解決手段】磁極ティース部で構成される分割された複数のコア片を直線状に配置して打ち抜き、複数のコア片のバックヨーク部の隣接する端部は、一端部側に円弧を有した略凸状部を設け、他端部側に円弧を有した略凹状部を設け、コア片の一端部側の略凸状部とコア片の他端部側の略凹状部を突き合わさるように形成し一端部側に略凸状部と他端部側に略凹状部を有するバックヨーク部を持つコア片を順次配列してなる第1のコア部材と、第1のコア部材のコア片の略凸状部の位置に相当する位置に略凹状部とし、第1のコア部材のコア片の略凹状部の位置に相当する位置に略凸状部としたバックヨーク部を持つコア片を順次配列してなる第2のコア部材とが交互に抜きかしめ積層してなる積層鉄心の製造方法であって、コア片の隣接する端部間の打ち抜き幅がコア片の板厚以上であるものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、回転電機の積層鉄心の製造方法に係り、特にコア片が連結された積層鉄心における生産性の改善、材料歩留りの向上に加え、積層鉄心の特性向上を図るものに関するものである。
従来の積層鉄心としては、バックヨーク部と、バックヨーク部から突出した磁極ティース部と、バックヨーク部端部の一端部に設けられた円弧状の凸状部と、バックヨーク部端部の他端部に設けられた円弧状の凹状部と、円弧状の凸状部に設けられた回転軸部とを備えたコア片を、隣接するコア片の円弧状の凸状部と円弧状の凹状部が嵌合当接するように順次配列してなる第1のコア部材と、コア片を第1のコア部材とは配列方向が異なるように円弧状の凸状部と円弧状の凹状部が嵌合当接して順次配列された第2のコア部材が交互に積層連結されており、コア片が積層された積層鉄心が互いに回転軸部を中心として回転可能に連結されているものが特開2000−116074号公報に開示されている。
この隣接するコア片の円弧状の凸状部と円弧状の凹状部の嵌合当接部は、特開2002−171725号公報に開示されている様に金型内で打ち抜きと切り曲げ加工によって形成されている。
特開2000−116074号公報 特開2002−171725号公報
上述した従来の積層鉄心においては、隣接するコア片の嵌合当接部を切り曲げ加工によって形成しているので、切り曲げ加工の曲げ支点に相当する部位に歪みが発生するため、積層鉄心の形状精度の悪化や積層鉄心の部分的な磁気歪により、回転電機の効率低下やトルク脈動が大きくなる等の問題があった。
また、特許文献1の図1には、コア片を直線状に配置してプレス加工することによって、積層鉄心の材料歩留まりを向上させる方法が開示されているが、特許文献1の工程Aまたは工程Bのような隣接するコア片のバックヨーク部端部を形成する隙間とその付近のバックヨーク部の内外周辺部を一体で打抜くパンチを精度良く製作するのは困難であり、また当該パンチは前記隙間と内外周辺部を打抜く箇所が不連続に連結された形状であるため、当該連結部に応力集中が生じパンチの耐久性が低下し、積層鉄心の量産が困難な金型となる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、量産性に優れかつ材料歩留りの高いプレス加工方法を提供するとともに、コア片の加工歪みを低減して効率やトルク脈動などの特性向上を図ることができる積層鉄心の製造方法を提供するものである。
この発明に係わる積層鉄心の製造方法は、バックヨーク部と前記バックヨーク部から突出した磁極ティース部で構成される分割された複数のコア片を直線状に配置して打ち抜き、前記複数のコア片のバックヨーク部の隣接する端部は、一端部側に円弧を有した略凸状部が設けられ、他端部側に円弧を有した略凹状部が設けられ、前記コア片の一端部側の略凸状部と前記コア片の他端部側の略凹状部が突き合わさるように形成され一端部側に前記略凸状部と他端部側に略凹状部を有するバックヨーク部を持つコア片を順次配列してなる第1のコア部材と、前記第1のコア部材の前記コア片の前記略凸状部の位置に相当する位置に略凹状部とし、前記第1のコア部材の前記コア片の前記略凹状部の位置に相当する位置に略凸状部としたバックヨーク部を持つコア片を順次配列してなる第2のコア部材とが交互に抜きかしめ積層してなる積層鉄心を製造する方法であって、前記コア片の隣接する端部間の打ち抜き幅が前記コア片の板厚以上であるものである。
この発明に係る積層鉄心の製造方法によれば、前記コア片の隣接する端部間の打ち抜き幅が前記コア片の板厚以上であるものとしたことにより、パンチの製作が容易であり、パンチの耐久性が向上するとともに、加工歪が低減し、効率やトルク脈動などの特性向上を図ることができる。
また、バックヨーク部の隣接する端部を打ち抜く工程を、前記コア片のバックヨーク部の隣接する端部間の反磁極ティース部側に位置する第1部位を打ち抜く第1工程と、前記コア片のバックヨーク部の隣接する端部間の前記磁極ティース部側に位置する第2部位を打ち抜く第2工程と、前記第1工程により打ち抜かれる前記第1部位と前記第2工程により打ち抜かれる前記第2部位とを連通する部位を打ち抜く第3工程とに分割しているため、パンチの製作が容易となると共に、パンチの耐久性が向上し量産性を向上できる。
さらに、コア片を金属シートに直線状に配列した状態でプレス加工が可能となるため、材料歩留まりを向上することができる。
この発明の実施の形態1に係わる回転電機を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる積層鉄心を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる積層鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる図2の部分拡大図である。 この発明の実施の形態1に係わる積層鉄心のプレス加工後の状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる図5の部分拡大図である。 この発明の実施の形態1に係わる図6の部分拡大図である。 この発明の実施の形態1に係わる積層鉄心のプレス加工工程図を示す平面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図7に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる回転電機を示す平面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる積層鉄心を示す平面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる積層鉄心を示す斜視図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる図2の部分拡大図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わる積層鉄心のプレス加工後の状態を示す平面図である。図6はこの発明の実施の形態1に係わる図5の部分拡大図である。図7はこの発明の実施の形態1に係わる図6の部分拡大図である。図8はこの発明の実施の形態1に係わる積層鉄心のプレス加工工程図を示す平面図である。
これら各図において、1は回転電機であり、積層鉄心3にインシュレータ4を介して駆動コイル5が巻回されたステータ2と、ステータ2の内周側に配置され永久磁石7を有するロータ6と、ステータ2とロータ6を保持するハウジング8を備えている。
積層鉄心3は、図2に示すように例えば9個のコアブロック12から構成されている。コアブロック12は、図4に示すように積層鉄心3の円環状の継鉄部を形成するバックヨーク部13と、バックヨーク部13から内周側に突出した駆動コイル5が巻回される磁極ティース部14と、隣接するコアブロック12を連結するバックヨーク部13の端部の一端部に設けられた回転軸部15と、外周側切り欠き部19から構成され、隣接するコアブロック12が互いに回転軸部15を中心として回転可能に連結されている。
積層鉄心3は、図5に示すように各磁極ティース部14が略平行になるように直線状に展開された状態で電磁鋼板をプレス加工して製造されるものであり、図6に示すように、バックヨーク部13の一端に略凸状部17、他端に略凹状部18、略凸状部17および略凹状部18の外周側に設けられた外周側切り欠き部19を有するコア片16を、図5(A)、図5(B)に示すように所定ピッチで略凸状部17と略凹状部18が対向するように順次配列された第1のコア部材20と、第1のコア部材20とは略凸状部17と略凹状部18の方向が逆向きとなるように所定ピッチで略凸状部17と略凹状部18が対向するように順次配列された第2のコア部材21とが、例えば図3に示すように各々3層毎に積層されて抜きカシメ22によって固定されている。
なお、回転軸部15はコア片16の略凸状部17に設けられている。ここで、外周側切り欠き部19は、回転軸部15を通り磁極ティース14に平行な直線に対して対称形状をしており、第1のコア部材20と第2のコア部材21とで磁気的なバランスがとれるためにトルク脈動を低減できるとともに、後述する当該積層鉄心のプレス加工工程において、外周側切り欠き部19を形成するパンチを1種類とすることができ、金型の簡素化や小型化を図ることができる。
コア片16は、図2、図4に示すように、回転軸部15を中心として回転させて円弧状に積層鉄心3を閉じた時に略凸状部17と略凹状部18が突き合わさるように構成されている。ここで、回転軸部15の軸心P1は図7に示すように略凸状部17の円弧部の中心P2よりも外周側に位置するように設けられているので、図5、図6に示すように各磁極ティース部14が略平行になるように直線状に積層鉄心3を展開した状態において、隣接するコア片16の略凸状部17と略凹状部18間に外周側切り欠き部19から内周側に繋がるコア片間隙間23が形成される。
また、図7の二点鎖線で示すようにコア片16を閉じて円環状の積層鉄心3としたとき、略凹状部18と略凸状部17が付き合わさってバックヨーク部13の磁気抵抗を小さくすることができ、回転電機1の効率のロスを抑制することができる。
続いて、図8の(A)〜(H)を用いて、積層鉄心3を製造するプレス加工工程を説明する。まず、プレスにセットされた帯状の電磁鋼板に対し、工程(A)において、金型との位置決めを行うパイロット穴30を打抜く。続いて、電磁鋼板が等ピッチで材料送り方向へ移動し、各工程の加工を連続的に行なう。
工程(B)は、コア片16のバックヨーク部13の隣接する端部間の反磁極ティース部側に位置する第1部位を打ち抜く第1工程であり、第1部位である外周側切り欠き部19を形成するためのスリット31を打ち抜く。
工程(C)は、コア片16のバックヨーク部13の隣接する端部間の磁極ティース部側に位置する第2部位を打ち抜く第2工程であり、図は一例として、磁極ティース部14を形成するよう打ち抜く第4工程とが一体的に動作され、第2部位と磁極ティース14を形成するスリット32を打ち抜く。
工程(D),(E)は、第1工程により打ち抜かれる第1部位と第2工程により打ち抜かれる第2部位とを連通する部位を打ち抜く第3工程であり、コア片16のバックヨーク部13の端部の略凸状部17と略凹状部18を形成するためのコア片間隙間23であるスリット33,34を打ち抜く。
これらスリット33,34を打ち抜くパンチは、図5(A)、図5(B)に示す2種の第1のコア部材20、第2のコア部材21を形成するために、プレスの動作と同期して自動的に切り替えられ、スリット33,34が重複して打ち抜かれることはない。例えば、所定の積層鉄心3の積層枚数、例えば3枚毎にスリット33とスリット34が自動的に切り替えられて打ち抜かれる。
ここで、スリット31,32,33,34はそれぞれ独立したパンチで打ち抜くため、各々のパンチの製作が容易であると共に、予めスリット31,32を打抜いた後にスリット33,34を打抜くため、パンチの剛性が比較的小さいスリット33,34のパンチに加わる負荷を軽減できる。
なお、スリット33,34のパンチの耐久性をさらに向上するためには、コア片間隙間23にあたるスリット33,34のパンチの幅をコア片16(電磁鋼板)の板厚以上に設定することが好ましい。
ここで、前述のように外周側切り欠き部19を形成するスリット31が、回転軸部15を通り磁極ティース14に平行な直線に対して対称形状、つまりスリット33,34に対して対称形状であるため、1種類のパンチで外周側切り欠き部19を形成することができ、工程(B)に集約できることから、金型の簡素化や小型化を図ることができる。
続いて、工程(F)では、抜きカシメ22が嵌りこむスリット35と、回転軸部15が嵌りこむ穴36を打ち抜き、工程(G)では、抜きカシメ22と回転軸部15のダボを成形する。これら工程(F)、工程(G)は選択的に切り替えられて形成される。例えば、工程(F)は所定の積層鉄心3の積層枚数、例えば3枚毎にスリット35と穴36が自動的に切り替えられて打ち抜かれる。このスリット35に抜きカシメ22が嵌りこみ、穴36に回転軸部15が嵌りこむように積層される。
また、第1のコア部材20と第2のコア部材21とで磁気的なバランスがとれるためにトルク脈動を低減できる。最後に、工程(H)でコア片16の外周を打ち抜き、連続的に金型内部へコア片16を積層するが、自動切り替えパンチで構成される工程(F)が所定の積層鉄心3の積層枚数に達する時点で有効となることで、複数個の積層鉄心3が抜きカシメによって連結されるのを防止している。
なお、工程(F)、工程(G)は、工程(D)が選択された第1のコア部材20を対象とした場合について述べたが、図示はしないが工程(E)を選択して同様の工程(F)、工程(G)を実施した後、工程(H)でコア片16の外周を打ち抜き、連続的に金型内部へコア片16を積層される。
この発明の実施の形態における回転電機の積層鉄心は、隣接するコア片16のバックヨーク部13の端部に略凸状部17と略凹状部18を形成する際、バックヨーク部13の隣接する端部間の反磁極ティース部側に位置する第1部位を打ち抜く第1工程と、バックヨーク部13の隣接する端部間の磁極ティース部側に位置する第2部位を打ち抜く第2工程と、第1工程により打ち抜かれる第1部位と第2工程により打ち抜かれる第2部位とを連通する部位を打ち抜く第3工程に分割しているため、パンチの製作が容易となると共に、パンチの耐久性が向上し、コア片16を直線状に配列した状態でのプレス加工の量産性を向上できる。
また、この実施の形態1で製造した積層鉄心は、加工歪を抑制でき、効率やトルク脈動などの特性向上を図ることができるとともに、材料歩留りを向上することができる。さらに、円弧状や環状の状態でプレス加工した場合に比べて電磁鋼板の磁気異方性の影響を低減でき、トルク脈動を低減することができる。
また、コア片16のバックヨーク部13の隣接する端部間の磁極ティース部側に位置する第2部位を打ち抜く第2工程と、磁極ティース部14を形成するよう打ち抜く第4工程とが一体的に動作される場合について述べたが、これに限定されるものではなく、第2部位を打ち抜く第2工程と、磁極ティース14を形成する打ち抜き工程とは分離して打ち抜くようにしてもよいことは勿論のことである。さらに、磁極ティース14を形成する打ち抜き工程とコア16片の外周を打ち抜く工程(H)とを一体的に打ち抜くようにしてもよく、工程数を縮小して金型の小型化を図ることもできる。
ところで、上述した実施の形態においては、バックヨーク部13の隣接する端部間の反磁極ティース部側に位置する第1部位を打ち抜く第1工程と、バックヨーク部13の隣接する端部間の磁極ティース部側に位置する第2部位を打ち抜く第2工程と、第1工程により打ち抜かれる第1部位と第2工程により打ち抜かれる第2部位とを連通する部位を打ち抜く第3工程に分割した場合について述べたが、第1部位を打ち抜く第1工程と、第1部位と第2部位とを連通する部位を打ち抜く第3工程と共通、すなわち、同時に打ち抜くようにしてもよく、上述した従来のものと比し、パンチの製作が容易となると共に、パンチの耐久性が向上し、コア片16を直線状に配列した状態でのプレス加工の量産性を向上できる。
また、上述した実施の形態においては、バックヨーク部13の隣接する端部間の反磁極ティース部側に位置する第1部位を打ち抜く第1工程と、バックヨーク部13の隣接する端部間の磁極ティース部側に位置する第2部位を打ち抜く第2工程と、第1工程により打ち抜かれる第1部位と第2工程により打ち抜かれる第2部位とを連通する部位を打ち抜く第3工程に分割した場合について述べたが、第2部位を打ち抜く第2工程と、第1部位と第2部位とを連通する部位を打ち抜く第3工程と共通、すなわち、同時に打ち抜くようにしてもよく、上述した従来のものと比し、パンチの製作が容易となると共に、パンチの耐久性が向上し、コア片16を直線状に配列した状態でのプレス加工の量産性を向上できる。
なお、上記実施の形態では、外周側切り欠き部19を工程(B)にて形成していたが、コア16片の外周を打ち抜く工程(H)に集約して一体的に打ち抜くことで、工程数を縮小して金型の小型化を図ることもできる。
また、上記実施の形態では、回転軸部15によって隣接するコアブロック12が連結された積層鉄心を製造する方法であるが、この回転軸部15の加工を省略し、コアブロック12が各々分割されている積層鉄心の製造方法にも適用できる。この場合、分割型積層鉄心の材料歩留りを向上するとともに、生産性を向上する効果が得られる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は、コア片の加工歪みを低減して効率やトルク脈動などの特性向上を図ることができる積層鉄心の製造方法の実現に好適である。

Claims (3)

  1. バックヨーク部と前記バックヨーク部から突出した磁極ティース部で構成される分割された複数のコア片を直線状に配置して打ち抜き、前記複数のコア片のバックヨーク部の隣接する端部は、一端部側に円弧を有した略凸状部が設けられ、他端部側に円弧を有した略凹状部が設けられ、前記コア片の一端部側の略凸状部と前記コア片の他端部側の略凹状部が突き合わさるように形成され一端部側に前記略凸状部と他端部側に略凹状部を有するバックヨーク部を持つコア片を順次配列してなる第1のコア部材と、前記第1のコア部材の前記コア片の前記略凸状部の位置に相当する位置に略凹状部とし、前記第1のコア部材の前記コア片の前記略凹状部の位置に相当する位置に略凸状部としたバックヨーク部を持つコア片を順次配列してなる第2のコア部材とが交互に抜きかしめ積層してなる積層鉄心を製造する方法であって、前記コア片の隣接する端部間の打ち抜き幅が前記コア片の板厚以上であることを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  2. 前記各コア片の積層方向に相隣なる縁部同士を連結する連結手段が前記略凸状部に設けられ、前記連結手段の回転中心は前記略凸状部の回転中心より外周側に位置するように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の積層鉄心の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の製造方法によって製造されることを特徴とする積層鉄心。
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