JP2015146551A - 映像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線映像を受信した映像再生装置側の操作のみでトリックプレイを行う。
【解決手段】映像データ受信部20が受信した映像データを含むビットストリームから映像データ分離部42が映像データを分離する。そして、そのときに生成された符号データとトリックプレイ用符号データと伸長された画像データとを弁別して再生データ一時記憶部44に記憶する。トリックプレイ指示部60からトリックプレイを行う指示があったときには、再生データ一時記憶部44に記憶されたトリックプレイ用符号データに基づいて、指示された内容に応じた映像データを生成して映像表示部70に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送された映像データを受信して再生する映像再生装置に関する。
デジタルビデオレコーダ等の映像記録装置において、圧縮されてビットストリームに符号化された映像コンテンツをトリックモード再生(静止,早送り,早戻し,コマ送り,コマ戻し等)する技術が一般的によく知られている。
例えば、引用文献1には、少ない入力バッファ容量で、ビットストリームを復号化して再生することができるビットストリーム再生装置が記載されている。
しかしながら、前記従来例に開示されたビットストリーム再生装置は、ビットストリームの通常再生を行うことはできるが、入力バッファの容量が小さいため、再生装置側の操作によって、映像の静止や早送り,早戻し,コマ送り,コマ戻しなどのトリックプレイを行うことができないという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、無線映像伝送装置の受信機側に大容量メモリを追加することなく、受信した映像データのトリックプレイを行うことができる映像再生装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の映像再生装置は、大容量メモリを追加することなく、受信した映像データのトリックプレイを行うことができるものである。
本発明に係る映像再生装置は、伝送された映像データを受信して表示する映像再生装置であって、符号化されて伝送された映像データを含むビットストリームを受信する信号受信部と、前記信号受信部で受信した前記ビットストリームから映像データを分離する映像データ分離部と、前記映像データ分離部によって分離された所定量の映像データを、符号データとトリックプレイ用符号データと伸長された画像データに弁別して再生データ一時記憶部に記憶するとともに、表示用映像データを生成するビットストリーム処理部と、前記信号受信部で受信した映像データに対してトリックプレイの指示を行うトリックプレイ指示部と、前記表示用映像データを表示する映像表示部と、を有して、前記トリックプレイ指示部の指示を受けて、前記再生データ一時記憶部に記憶された情報に基づいて、前記トリックプレイ指示部によって指示された内容のトリックプレイを行うことを特徴とする。
本発明に係る映像再生装置によると、ビットストリームの伸長や映像表示を行うための小さいメモリ領域を利用して、トリックプレイ用のビットストリームを一時記憶し、この一時記憶されたトリックプレイ用のビットストリームを用いてトリックプレイを行うため、記録保存用の大容量メモリを持たない映像再生装置で、受信した映像データのトリックプレイ再生を行うことができる。
本発明の具体的な実施形態の一例である実施例1の機能構成を示すブロック図である。 実施例1におけるメモリ領域の内部構造を示す図である。 実施例1において、トリックプレイを行っていないときのデータの流れを示す図である。 実施例1において、トリックプレイを行っているときのデータの流れを示す図である。 実施例1において、符号化されたストリームデータの並び順について説明する図である。 (a)は実施例1において、トリックプレイの一例としてコマ送り再生を行っているときのトリックプレイ用符号データを取り出す順序について示す図である。(b)は実施例1において、トリックプレイの一例としてコマ戻し再生を行っているときのトリックプレイ用符号データを取り出す順序について示す図である。 実施例1で行われる処理の全体の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る映像再生装置の具体的な実施例について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である映像再生装置10の機能構成を示すブロック図である。すなわち、映像再生装置10は、図1に示すように、映像データ受信部20と、無線受信処理部30と、ビットストリーム処理部40と、トリックプレイ指示部60と、映像表示部70と、からなる。
映像データ受信部20は、例えばアンテナから構成されて、無線伝送によって送信された映像データを受信する。
無線受信処理部30は、映像データ受信部20で受信したデータの中から、映像再生装置10宛の映像データを取り出す。
ビットストリーム処理部40は、受信した映像データから再生可能な映像データを分離する。例えば、地上デジタル放送の場合、TS(トランスポートストリーム)と呼ばれるビットストリームによって伝送されるが、ビットストリーム処理部40において、この中から必要な映像データが分離される。
分離されたビットストリームは、例えば、MPEG2規格で圧縮されたMPEG2−ES(Elementary Stream),MPEG4(H264)規格で圧縮されたH264−ES(Elementary Stream)等の符号データに変換される。そして、MPEG2,H264等の映像コーデックによって伸長されて、再生可能な画像データが生成される。詳しくは後述する。
トリックプレイ指示部60は、例えば、リモコン端末で構成されて、映像再生装置10の視聴者が、静止,早送り,早戻し,コマ送り,コマ戻し等のトリックプレイ再生を行う指示を入力する。
映像表示部70は、例えば、ディスプレイモニターで構成されて、ビットストリーム処理部40において生成された再生可能な画像データを表示する。
なお、ビットストリーム処理部40は、さらに、映像データ分離部42と、再生データ一時記憶部44と、メモリ制御部46と、コーデック処理部48と、フレームメモリ制御部50と、から構成されている。
映像データ分離部42は、無線受信処理部30が受信した信号の中から映像ビットストリームを分離して、例えばMPEG2,H264等の符号化された符号データ(ビットストリーム)に変換する。
再生データ一時記憶部44は、所定量のビデオメモリによって構成される。再生データ一時記憶部44には、映像データ分離部42で符号化された符号データ、および、この符号データが復号化されて伸長された再生可能な画像データ、トリックプレイに利用する符号データがそれぞれ一時記憶される。詳しくは後述する。
メモリ制御部46は、再生データ一時記憶部44へのデータの記憶、および、再生データ一時記憶部44からのデータの読み出しを制御する。
コーデック処理部48は、符号化されたビットストリームを伸長して再生可能な映像データを生成するデコーダである。
フレームメモリ制御部50は、再生可能な画像データを映像表示部70に出力するビデオバッファである。
(再生データ一時記憶部の内部構成の説明)
次に、再生データ一時記憶部44の内部構成について、図2を用いて説明する。
図2は、再生データ一時記憶部44として、例えば、192Mbyte分のビデオメモリを用意した例を示す。
再生データ一時記憶部44は、符号データ保存領域44aと、トリックプレイ用符号データ保存領域44bと、表示データ保存領域44cとからなる。
なお、図2の例では、符号データ保存領域44aと、トリックプレイ用符号データ保存領域44bと、表示データ保存領域44cは、それぞれ64Mbyteの領域に3等分されている。
符号データ保存領域44aには、映像データ分離部42で符号化された符号データが、過去から未来に亘る所定フレーム分保存される。なお、映像ビットストリームがデータ転送レート20Mbpsで符号化されている場合、64Mbyteの領域には、約20秒分の映像データを記憶しておくことができる。なお、符号化された映像データの実容量は、映像の複雑さや動きの大きさ等によって変化するため、この試算値はあくまでもおおよその値である。
トリックプレイ用符号データ保存領域44bには、トリックプレイ用ストリームデータが保存される。具体的には、64Mbyteの領域に約20秒分のトリックプレイ用映像データを記憶しておくことができる。
表示データ保存領域44cには、映像表示部70への表示、および符号データの伸長時に参照データとして利用する画像データが保存される。なお、1画面が1920画素×1080画素×8ビットからなる場合、64Mbyteの領域には、約30フレーム分の画像データを記憶しておくことができる。
次に、ビットストリーム処理部40内における具体的なデータの流れについて、トリックプレイを行っていないときと、トリックプレイを行っているときに分けて説明する。
(トリックプレイを行っていないときのデータの流れの説明)
トリックプレイを行っていないときの、ビットストリーム処理部40におけるデータの流れについて、図3を用いて説明する。
符号データ保存領域44aとトリックプレイ用符号データ保存領域44bには、メモリ制御部46の作用によって、映像データ分離部42で分離されたMPEG2,H264等の符号化された符号データがそれぞれ保存される(図3のパスp1,p3)。
なお、符号データ保存領域44aとトリックプレイ用符号データ保存領域44bは一時的な記憶領域であり、用意された保存領域が一杯になると、過去のデータが順に消去されて、その代わりに新たなデータが保存される。
次に、符号データ保存領域44aに保存された符号データが、コーデック処理部48から読み出されて(図3のパスp2)、コーデック処理部48において伸長(デコード)される。こうして生成された再生可能な画像データは、メモリ制御部46の作用によって、表示データ保存領域44cに保存される(図3のパスp4)。
表示データ保存領域44cに保存された画像データは、映像同期信号等によって管理されたタイミングで読み出されて(図3のパスp5)、フレームメモリ制御部50の作用により、画像データとして映像表示部70(図1参照)に出力、表示される。
(トリックプレイを行っているときのデータの流れの説明)
次に、トリックプレイを行っているときの、ビットストリーム処理部40におけるデータの流れについて、図4を用いて説明する。
トリックプレイ指示部60からトリックプレイを行う指示が出されると、トリックプレイ用符号データ保存領域44bへの新たなデータの保存が停止される。そして、メモリ制御部46の作用によって、トリックプレイ用符号データ保存領域44bからコーデック処理部48に、保存されていたトリックプレイ用符号データが入力される(図4のパスp7)。
このとき、映像データ分離部42で分離されたMPEG2,H264等の符号化されたビットストリーム(符号データ)は、メモリ制御部46の作用によって、引き続き符号データ保存領域44aに保存される(図4のパスp1)。
コーデック処理部48で伸長された、再生可能な画像データは、メモリ制御部46の作用によって、表示データ保存領域44cに保存される(図4のパスp4)。
ここで、トリックプレイ指示部60から、具体的なトリックプレイの指示が出されたときの、ビットストリーム処理部40の動作例について説明する。
例えば、静止画再生が指示されたときには、メモリ制御部46の作用によって、特定の映像フレームの内容が、トリックプレイ用符号データ保存領域44bから繰り返しコーデック処理部48に読み出される(図4のパスp7)。そして、コーデック処理部48において特定の映像フレームが繰り返し伸長されて、表示データ保存領域44cに保存される(図4のパスp4)。次に、表示データ保存領域44cに保存された特定の映像フレームの内容が、映像同期信号等によって管理されたタイミングで、フレームメモリ制御部50に読み出される(図4のパスp5)。フレームメモリ制御部50に読み出された画像データは、順次、映像表示部70(図1参照)に表示される(図4のパスp6)ことによって静止画再生が実行される。
また、コマ送り再生が指示されたときには、メモリ制御部46の作用によって、映像フレームの内容がトリックプレイ用符号データ保存領域44bから指定時間間隔(例えば1秒間隔)でコーデック処理部48に読み出される(図4のパスp7)。そして、コーデック処理部48において、読み出された映像フレームの内容が順次伸長され、時間順が補正されて(後述する)、表示データ保存領域44cに保存される(図4のパスp4)。次に、表示データ保存領域44cに保存された画像データの内容が、映像同期信号等によって管理されたタイミングで、時系列順にフレームメモリ制御部50に読み出される(図4のパスp5)。フレームメモリ制御部50に読み出された画像データは、順次、映像表示部70(図1参照)に表示される(図4のパスp6)ことによってコマ送り再生が実行される。
さらに、コマ戻し再生が指示されたときには、メモリ制御部46の作用によって、映像フレームの内容がトリックプレイ用符号データ保存領域44bから指定時間間隔(例えば1秒間隔)でコーデック処理部48に読み出される(図4のパスp7)。そして、コーデック処理部48において、読み出された映像フレームの内容が順次伸長され、時間順が補正されて(後述する)、表示データ保存領域44cに保存される(図4のパスp4)。次に、表示データ保存領域44cに保存された画像データの内容が、映像同期信号等によって管理されたタイミングで、逆時系列順にフレームメモリ制御部50に読み出される(図4のパスp5)。フレームメモリ制御部50に読み出された画像データは、順次、映像表示部70(図1参照)に表示される(図4のパスp6)ことによってコマ戻し再生が実行される。
(トリックプレイ時の映像データの取り出し方の説明)
次に、トリックプレイ時のトリックプレイ用符号データの取り出し方について、図5,図6(a),図6(b)を用いて具体的に説明する。
図5は、符号化されたストリームデータの並び順について説明する図である。
MPEG2規格やH264規格では、時系列の映像データに対して、空間方向の圧縮と時間方向の圧縮を行っている。圧縮されたデータは、GOP(Group Of Picture)と呼ばれる単位で管理される。そして、GOPは、Iフレーム(イントラフレーム),Pフレーム(予測フレーム),Bフレーム(双方向補間フレーム)という3種類のフレームデータから構成されている。
Iフレームは、基準になるフレームであり、DCT(離散コサイン変換)に基づいて空間方向の圧縮がかけられたデータである。通常、Iフレームは、10ないし15フレーム毎に置かれる。
Pフレームは、以前のIフレームまたはPフレームとの差分に基づいて、時間方向の圧縮がかけられたデータである。すなわち、Pフレームは、以前のIフレームまたはPフレームに対する変化分のみを含む。
Bフレームは、過去と未来の2つのフレーム差分に基づいて、時間方向の圧縮がかけられたデータである。すなわち、Pフレームは、過去と未来のIフレームまたはPフレームに対する変化分のみを含む。
このように、Bフレームは未来のフレームを予測に用いるため、Bフレームのデータを生成するためには、予測に用いる未来のフレームを先に符号化しておく必要がある。したがって、符号化を行う際には、予めフレームの並べ替えを行う必要がある。
すなわち、3種類のフレーム(I,P,B)で構成された入力フレーム(I0,B2,B3,B4,P1)は、図5に示すように、実際の時間の並びとは異なった並び(I0,B2,B3,B4,P1)で符号化されて、ストリームデータが生成される。
そして、再生時に、メモリ制御部46(図1参照)において、時間順が正しく並び替えられて、図5に示す表示順を示すデータが生成される。
図6(a),(b)は、トリックプレイを行う指示が出されたときに、トリックプレイ用符号データ保存領域44bに保存されたトリックプレイ用符号データを取り出す順序について説明する図である。
静止画再生の指示が出されたときには、図6(a),(b)に示すように、トリックプレイ用符号データ保存領域44bから、繰り返し同一ストリームデータ(例えばI0ストリーム)が、コーデック処理部48(図4参照)に読み出される。読み出されたストリームデータは、コーデック処理部48(図4参照)において伸長されて、表示データ保存領域44c(図4参照)に保存される。保存された画像データは所定のタイミングで読み出されて、映像表示部(図1参照)に表示されることによって、静止画再生が行われる。
また、コマ送り再生の指示が出されたときには、図6(a)に示すように、トリックプレイ用符号データ保存領域44bから、ストリームデータ(I0,P1,B2,B3,B4)が、順にコーデック処理部48(図4参照)に読み出される。読み出されたストリームデータは、コーデック処理部48(図4参照)において伸長されて、さらに、前述した通りに時間順が補正されて、表示データ保存領域44c(図4参照)に保存される。保存された画像データは所定のタイミングで時系列順に読み出されて、映像表示部(図1参照)に表示されることにより、コマ送り再生が行われる。
さらに、コマ戻し再生の指示が出されたときには、図6(b)に示すように、トリックプレイ用符号データ保存領域44bから、ストリームデータ(I0,P1,B2,B3,B4)が、順にコーデック処理部48(図4参照)に読み出される。読み出されたストリームデータは、コーデック処理部48(図4参照)において伸長されて、さらに、前述した通りに時間順が補正されて、表示データ保存領域44c(図4参照)に保存される。保存された画像データは所定のタイミングで逆時系列順に読み出されて、映像表示部(図1参照)に表示されることにより、コマ送り再生が行われる。
(映像再生装置で行われる処理の流れの説明)
次に、映像再生装置10で行われる処理の流れについて、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS10)映像データ受信部20(信号受信部)で映像データを受信する。
(ステップS20)無線受信処理部30が、受信した映像データの中から映像再生装置10宛の映像データを取り出し、映像データ分離部42で映像データを分離する。
(ステップS30)メモリ制御部46は、符号データを再生データ一時記憶部44の符号データ保存領域44aに保存する。
(ステップS40)メモリ制御部46は、トリックプレイに利用する符号データを再生データ一時記憶部44のトリックプレイ用符号データ保存領域44bに保存する。
(ステップS50)メモリ制御部46は、符号データを伸長した画像データを再生データ一時記憶部44の表示データ保存領域44cに保存する。
(ステップS60)トリックプレイ指示部60からトリックプレイを行う指示が出されたか否かを判定する。トリックプレイを行う指示が出されときはステップS90に進み、それ以外のときはステップS70に進む。
(ステップS70)メモリ制御部46は、フレームメモリ制御部50が指示したタイミングで、再生データ一時記憶部44の表示データ保存領域44cに保存された画像データを読み出す。
(ステップS80)読み出された画像データを、映像表示部70に出力する。
(ステップS90)メモリ制御部46は、再生データ一時記憶部44のトリックプレイ用符号データ保存領域44bに保存されたトリックプレイ用符号データを読み出す。
(ステップS100)読み出されたトリックプレイ用符号データは、コーデック処理部48で伸長されて、再生データ一時記憶部44の表示データ保存領域44cに保存される。
(ステップS110)メモリ制御部46は、フレームメモリ制御部50が指示したタイミングで、再生データ一時記憶部44の表示データ保存領域44cに保存された画像データを、トリックプレイの内容に応じた順序で読み出す。
(ステップS120)読み出された画像データを、映像表示部70に出力する。
なお、実際は、図7のフローチャートは繰り返して実行され、随時受信された映像データが再生される。
以上説明したように、本発明の実施例1に係る映像再生装置10によると、映像データ受信部20(信号受信部)が受信した映像データを含むビットストリームから映像データ分離部42が映像データを分離する。そして、そのときに生成された符号データとトリックプレイ用符号データと伸長された画像データとを弁別して再生データ一時記憶部44に記憶する。トリックプレイ指示部60からトリックプレイを行う指示があったときには、再生データ一時記憶部44に記憶されたトリックプレイ用符号データに基づいて、指示された内容に応じた映像データを生成して映像表示部70に出力する。したがって、トリックプレイを行うための大容量メモリを追加することなく、受信した映像データのトリックプレイを行うことができる
また、本発明の実施例1に係る映像再生装置10は、トリックプレイ指示部60からトリックプレイを行う指示があったときに、再生データ一時記憶部44に記憶されたトリックプレイ用符号データを、ビットストリーム処理部40で表示用映像データに伸長する。そして、トリックプレイ指示部60から指示された内容に応じた順に映像表示部70に出力する。したがって、トリックプレイの内容に関わらず、指示されたトリックプレイを確実に実行することができる。
また、本発明の実施例1に係る映像再生装置10は、再生データ一時記憶部44におけるトリックプレイ用符号データ保存領域44bの記憶容量を可変とした。したがって、再生データ一時記憶部44として用意されたメモリ容量の範囲内で、トリックプレイを行う時間を自由に設定することができる。
また、本発明の実施例1に係る、映像再生装置10は、トリックプレイ指示部60を映像再生装置10に内蔵している。したがって、映像情報の送信側には何ら影響を与えずに、映像再生装置10単体でトリックプレイを行うことができる。
なお、実施例1では、映像データが無線通信によって配信される例について説明したが、これは、無線通信に限定されるものではない。すなわち、映像データがケーブルテレビ等の有線通信によって配信される場合であっても、本発明を同様に適用することができる。
また、実施例1では、再生データ一時記憶部44として、192Mbyte分のビデオメモリを用いた例を示したが、メモリ容量はそれに限定されるものではない。さらに、再生データ一時記憶部44の中の内訳は、実施例1に示したように3等分に限定されるものではなく、例えば、トリックプレイを行う時間に応じてトリックプレイ用符号データ保存領域44bの記憶容量を変更してもよい。
以上、本発明の実施例を、図面を用いて説明したが、この実施例は本発明の例示にしか過ぎないものである。そのため、本発明はこの実施例の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
10 映像再生装置
20 映像データ受信部
30 無線受信処理部
40 ビットストリーム処理部
42 映像データ分離部
44 再生データ一時記憶部
46 メモリ制御部
48 コーデック処理部
50 フレームメモリ制御部
60 トリックプレイ指示部
70 映像表示部
特開2008‐135133号

Claims (4)

  1. 伝送された映像データを受信して表示する映像再生装置であって、符号化されて伝送された映像データを含むビットストリームを受信する信号受信部と、
    前記信号受信部で受信した前記ビットストリームから映像データを分離する映像データ分離部と、
    前記映像データ分離部によって分離された所定量の映像データを、符号データとトリックプレイ用符号データと伸長された画像データに弁別して再生データ一時記憶部に記憶するとともに、表示用映像データを生成するビットストリーム処理部と、
    前記信号受信部で受信した映像データに対してトリックプレイの指示を行うトリックプレイ指示部と、
    前記表示用映像データを表示する映像表示部と、を有して、前記トリックプレイ指示部の指示を受けて、前記再生データ一時記憶部に記憶された情報に基づいて、前記トリックプレイ指示部によって指示された内容のトリックプレイを行うことを特徴とする映像再生装置。
  2. 前記トリックプレイ指示部からトリックプレイを行う指示があったときには、前記再生データ一時記憶部に記憶された前記トリックプレイ用符号データを伸長して、前記指示の内容に応じた順に表示することによりトリックプレイを行うことを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
  3. 前記再生データ一時記憶部における前記トリックプレイ用符号データ保存領域の記憶容量を可変とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像再生装置。
  4. 前記トリックプレイ指示部は前記映像再生装置に内蔵されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の映像再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017207750A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置およびその動作方法

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