JP2015142142A - 表示装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の構成を簡素化する。
【解決手段】表示装置は、第1画像を表示する第1表示面10と、前記第1画像による光の少なくとも一部を透過し、前記第1画像が表示される奥行き位置とは異なる奥行き位置に、前記第1画像に対応する第2画像を表示する第2表示面20と、入力される情報に基づいて、前記第1画像の画素の密度と前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる密度制御部532と奥行き位置算出部531とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、表示装置及びプログラムに関する。
近年、3次元画像の奥行き位置に応じて輝度比を付けた二つの画像を、奥行き位置の異なる手前の表示面と奥の表示面とに表示して両眼視差を生じさせることにより、観察者に立体感を知覚させる表示方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許第3464633号公報
しかしながら、上記のような表示方法によっては、二つの画像を重ねて表示するための表示装置の構成が複雑になることがあり、表示装置の構成を簡素化することができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、表示装置の構成を簡素化することができる表示装置及びプログラムを提供することにある。
本発明の一実施形態は、第1画像を表示する第1表示部と、前記第1画像による光の少なくとも一部を透過し、前記第1画像が表示される奥行き位置とは異なる奥行き位置に、前記第1画像に対応する第2画像を表示する第2表示部と、入力される情報に基づいて、前記第1画像の画素の密度と前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる密度制御部とを備えることを特徴とする表示装置である。
また、本発明の一実施形態は、第1画像を表示する第1表示部と、前記第1画像が表示される奥行き位置とは異なる奥行き位置に、前記第1画像に対応する第2画像を表示する第2表示部とを備える表示装置のコンピュータに、入力される情報に基づいて、前記第1画像の画素の密度と前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる密度制御ステップを実行させるためのプログラムである。
この発明によれば、表示装置の構成を簡素化することができる。
本発明の第1の実施形態における表示装置の構成の一例を示す概要図である。 本実施形態の第1表示面に表示される画像の一例を示す模式図である。 本実施形態の第2表示面に表示される画像の一例を示す模式図である。 本実施形態の第1表示面の構成の一例を示す模式図である。 本実施形態の第2表示面の構成の一例を示す模式図である。 本実施形態の第1表示面と第2表示面との奥行き位置の関係を示す模式図である。 本実施形態の立体像の奥行き位置の一例を示す模式図である。 本実施形態の制御部の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態の密度制御部が表示密度を制御した第1画像の第1の例を示す模式図である。 本実施形態の立体像が表示される奥行き位置の第1の例を示す模式図である。 本実施形態の密度制御部が表示密度を制御した第1画像の第2の例を示す模式図である。 本実施形態の立体像が表示される奥行き位置の第2の例を示す模式図である。 本実施形態の表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における表示装置の構成の一例を示す概要図である。 本実施形態の第1表示面に表示される第1画像の一例を示す模式図である。 本実施形態の明るさ制御部による明るさの補正後の第2画像の一例を示す模式図である。 本実施形態の密度制御部による明るさの補正後の第2画像の一例を示す模式図である。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における表示装置1の構成の一例を示す概要図である。本実施形態の表示装置1とは、例えば、ユーザ(以下の説明において、観察者Uともいう。)に対して立体画像を表示する装置である。この表示装置1とは、例えば、広告の画像を立体的に表示するデジタルサイネージシステムである。この一例においては、観察者Uは、奥行き位置Zvpに設定されている視点位置VPから表示装置1を見ている。
以下、各図の説明においてはXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。表示装置1が画像を表示している方向をZ軸の正の方向とし、当該Z軸方向に垂直な平面上の直交方向をそれぞれX軸方向及びY軸方向とする。ここでX軸方向は、表示装置1が備える第1表示面10の水平方向とし、Y軸方向は第1表示面10の鉛直上方向とする。
表示装置1は、第1表示面10(第1表示部)と、第2表示面20(第2表示部)と、制御部50とを備えている。第1表示面10は、奥行き位置Z1に画像P1を表示する。以下の説明において、この第1表示面10が表示する画像P1を、第1画像P1とも記載する。第2表示面20は、奥行き位置Z2に画像P2を表示する。以下の説明において、この第2表示面20が表示する画像P2を、第2画像P2とも記載する。これら画像P1および画像P2について、図2、図3を参照して説明する。
図2は、本実施形態の第1表示面10に表示される画像P1の一例を示す模式図である。また、図3は、本実施形態の第2表示面20に表示される画像P2の一例を示す模式図である。この一例において、画像P1および画像P2とは、それぞれ、人物を示す画像である。また、表示対象OBJとは、立体表示の対象になる画像である。この一例において表示対象OBJとは、この人物を示す画像である。
この第1表示面10に表示される画像P1とは、視点位置VPにいる観察者Uから、第2表示面20に表示される画像P2と重ねて観察される画像である。換言すれば、第1表示面10と、第2表示面20とは、視点位置VPにいる観察者Uに対して、画像P1と画像P2とが重なって見えるように、これら画像P1と画像P2とを表示する。この一例において、視点位置VPとは、観察者Uの眼の位置である。
視点位置VPにいる観察者Uが、画像P1と画像P2とを重ねて見た場合、第1表示面10の位置、および第2表示面20の位置から奥行き方向(Z軸方向)に離れた位置に立体像VIが生じる。ここで、立体像VIとは、画像P1および画像P2に含まれる表示対象OBJに対応する画像であり、表示対象OBJに立体感を付与する画像である。また、奥行き方向とは、観察者Uの視点位置VPから表示対象OBJに向かう方向である。
図1に戻り、表示装置1は、視点位置VPからみて第1表示面10と重なる位置に、第2表示面20を配置している。この第1表示面10、および第2表示面20は、制御部50によって制御される。制御部50には、第1画像情報D1と、第2画像情報D2との2つの画像情報が入力される。この画像情報とは、表示対象OBJを含む画像を表示するための情報である。制御部50は、入力される第1画像情報D1に基づいて第1表示面10に表示する画像信号を生成し、生成した画像信号を第1表示面10に供給する。第1表示面10は、LEDなどの表示素子11を複数備えており、供給された画像信号に基づいて表示素子11が画像を表示する。また、制御部50は、入力される第2画像情報D2に基づいて第2表示面20に表示する画像信号を生成し、生成した画像信号を第2表示面20に供給する。第2表示面20は、第1表示面10と同様に、LEDなどの表示素子21を複数備えており、供給された画像信号に基づいて表示素子21が画像を表示する。この第2表示面とは、透過型の表示面である。この第1表示面10および第2表示面20の構成について、図4、図5を参照して説明する。
図4は、本実施形態の第1表示面10の構成の一例を示す模式図である。第1表示面10は、表示素子11を保持するためのフレーム12を備えている。このフレーム12には、表示素子11がX軸およびY軸の各方向に格子状に備えられている。表示素子11は、LEDなどの自発光素子を備えており、制御部50から出力されるが画像信号に基づく画素値によって発光する。
図5は、本実施形態の第2表示面20の構成の一例を示す模式図である。第2表示面20は、表示素子21を保持するためのフレーム22を備えている。このフレーム22には、表示素子21がX軸およびY軸の各方向に格子状に備えられている。表示素子21は、LEDなどの自発光素子を備えており、制御部50から出力されるが画像信号に基づく画素値によって発光する。このフレーム22は、視点位置VPから第2表示面20を見た場合に第1表示面10の表示素子11が透過して見えるように、透過部221を有している。また、このフレーム22は、表示素子21自身や表示素子21に対する配線部分など、第1表示面10の表示素子11が射出する光が透過しない、非透過部222を有している。
すなわち、第2表示面20(第2表示部)は、第1画像P1による光の少なくとも一部を透過する透過型の表示部であって、第1画像P1が表示される奥行き位置とは異なる奥行き位置に、第1画像P1に対応する第2画像P2を表示する。換言すれば、第2表示面20は、立体視が可能となるように第2画像P2を表示する。
なお、第1表示面10、および第2表示面20は、いずれもLEDなどの自発光素子を備えている自発光型のスクリーンである場合を例に説明するが、これに限られない。例えば、第1表示面10、および第2表示面20は、いずれも液晶表示面など自発光しない表示面であってもよい。この場合には、第1表示面10、および第2表示面20は、いずれもバックライトなどの光源装置を表示素子とは別に備えている構成であってもよい。
また、本実施形態の第1表示面10および第2表示面20は、いずれも格子状に配置された自発光素子を備える場合を一例にして説明するが、これに限られない。第1表示面10および第2表示面20は、画像の表示密度を変化させることができればよく、画素が密集して配置されている液晶表示面などであってもよい。また、第2表示面20は、透過部221と非透過部222とを有している場合を一例にして説明するが、これに限られない。第2表示面20は、第1表示面10に表示されている画像が視点位置VPにおいて透過して見える表示面であればよく、透過型の液晶表示面などであってもよい。
次に、図6を参照して、表示装置1が立体像VIを表示する構成について説明する。
図6は、本実施形態の第1表示面10と第2表示面20との奥行き位置の関係を示す模式図である。同図に示すように、第1表示面10の表示素子11は、奥行き位置Z1から(+Z)方向に、すなわち視点位置VPの方向に光L1を射出する。また、第2表示面20の透過部221は、第1表示面10の表示素子11からの光L1を(+Z)方向に、すなわち視点位置VPの方向に透過させる。また、第2表示面20の表示素子21は、奥行き位置Z2から(+Z)方向に、すなわち視点位置VPの方向に光L2を射出する。これにより、視点位置VPから(−Z)方向を見た場合には、光L1による像と、光L2による像とが合成された像(合成像)が生じる。
ここで、観察者Uが視点位置VPから、光L1による像を見た場合、観察者Uの脳内において主観的輪郭が形成されることがある。例えば、観察者Uが視点位置VPから、光L1による像を見た場合、画像P1に含まれる表示対象OBJである人物の輪郭が観察者Uの脳内において形成されることがある。このように観察者Uの脳内において主観的輪郭が形成されると、観察者Uは、表示素子11が表示する画像の輪郭を認識することができる。すなわち、表示素子11どうしの間隔が比較的広い場合であっても、観察者Uは、表示素子11が表示する画像の輪郭を認識することができる。
これと同様に、観察者Uが視点位置VPから、光L2による像を見た場合、観察者Uの脳内において主観的輪郭が形成されることがある。例えば、観察者Uが視点位置VPから、光L2による像を見た場合、画像P2に含まれる表示対象OBJである人物の輪郭が観察者Uの脳内において形成されることがある。このように観察者Uの脳内において主観的輪郭が形成されると、観察者Uは、表示素子21が表示する画像の輪郭を認識することができる。すなわち、表示素子21どうしの間隔が比較的広い場合であっても、観察者Uは、表示素子21が表示する画像の輪郭を認識することができる。
すなわち、表示装置1において、画素どうしの間隔が比較的広い場合や、画像の一部が表示されない(または、非透過部222によって遮られる)場合であっても、観察者Uは、第1表示面10に表示される画像の輪郭と、第2表示面20に表示される画像の輪郭とをそれぞれ認識することができる。
図7は、本実施形態の立体像VIの奥行き位置の一例を示す模式図である。第1表示面10の奥行き位置Z1と、第2表示面20の奥行き位置Z2とには、奥行き位置の差がある。このため、観察者Uが視点位置VPから第1表示面10と第2表示面20とを重ねて見た場合、光L1による主観的輪郭と、光L2による主観的輪郭とに視差(両眼視差)が生じる。観察者Uは、この両眼視差によって、光L1と光L2とによる合成像を、立体像VIとして認識する。この立体像VIは、第1表示面10の奥行き位置Z1と、第2表示面20の奥行き位置Z2との間の奥行き位置(例えば、奥行き位置Zvi)に生じる。
この立体像VIが生じる奥行き位置は、次の式(1)に示すように、第1表示面10の表示素子11の表示面積、および第2表示面20の表示素子21の表示面積によって制御することができる。
b=第1表示面の表示面積/(第2表示面の表示面積+第1表示面の表示面積)×a…(1)
ここで、値aは、第1表示面10の奥行き位置Z1と、第2表示面20の奥行き位置Z2との距離である。値bは、第2表示面20の奥行き位置Z2と立体像VIの奥行き位置Zviとの距離である。すなわち、値bは、第2表示面20の奥行き位置Z2を基準にした場合の、立体像VIの奥行き位置を示す。この式(1)が示す値aと値bとの関係の具体例について説明する。ここで、立体像VIは、第1表示面10の奥行き位置Z1と、第2表示面20の奥行き位置Z2との間に生じる。第1表示面10の表示面積が広くなれば、値bは値aに近づく。すなわち、第1表示面10の表示面積が広くなれば、立体像VIの奥行き位置は、第1表示面10の奥行き位置Z1に近づく。また、第1表示面10の表示面積が狭くなれば、値bは0(ゼロ)に近づく。すなわち、第1表示面10の表示面積が狭くなれば、立体像VIの奥行き位置は、第2表示面20の奥行き位置Z2に近づく。また、第2表示面20の表示面積が広くなれば、値bは0(ゼロ)に近づく。すなわち、第2表示面20の表示面積が広くなれば、立体像VIの奥行き位置は、第2表示面20の奥行き位置Z2に近づく。また、第2表示面20の表示面積が狭くなれば、値bは値aに近づく。すなわち、第2表示面20の表示面積が狭くなれば、立体像VIの奥行き位置は、第1表示面10の奥行き位置Z1に近づく。このように式(1)によれば、第1表示面10の表示素子11の表示面積、および第2表示面20の表示素子21の表示面積によって、立体像VIが生じる奥行き位置を制御することができることがわかる。なお、上述の式(1)は一例であって、値aと値bとの関係を示す式はこれに限られない。式(1)において、さらに係数や関数が存在していてもよい。
すなわち、この立体像VIが生じる奥行き位置は、第1表示面10の表示素子11の表示密度、および第2表示面20の表示素子21の表示密度によって制御することができる。ここで、表示密度とは、画像の表示に寄与する表示素子の密度である。すなわち、密度制御部532は、第1画像P1が表示される面積と、第2画像P2が表示される面積とに基づいて、第1画像P1の画素の密度と、第2画像P2の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる。
ここで、例えば、第1表示面10のすべての表示素子11を発光させることによって第1画像P1を表示する場合には、表示密度が相対的に高くなる。また、第1表示面10の一部の表示素子11を発光させずに第1画像P1を表示する場合には、表示密度が相対的に低くなる。例えば、第1表示面10に格子状に配列された表示素子11を、X方向に1列おきに発光させないようにした場合には、すべての表示素子11を発光させて画像を表示した場合に比べて、表示密度が約1/2に低下する。すなわち、第1表示面10の表示素子11を間引いて発光させた場合には、間引かずに発光させた場合に比べて、表示密度が低い。この式(1)が示すように、第2表示面20の表示素子21の表示密度を高くすることにより、表示密度が低い場合に比べて立体像VIが生じる奥行き位置をより手前(+Z方向)にすることができる。
なお、第1表示面10は、表示対象OBJに対応する画像を、第2表示面20が表示する表示対象OBJの大きさよりも大きくして表示することが好ましい。これにより、表示装置1は、観察者Uに対して第1表示面10が表示する表示対象OBJの視点位置VPにおける見かけの大きさと、第2表示面20が表示する表示対象OBJの視点位置VPにおける見かけの大きさとを揃えて表示することができる。
次に、図8を参照して、制御部50の構成の一例について説明する。
図8は、本実施形態の制御部50の構成の一例を示すブロック図である。この制御部50とは例えば、CPUや記憶装置などを備えるパーソナルコンピュータである。具体的には、制御部50は、取得部51と、記憶部52と、演算部53と、出力部54とを備えている。
取得部51は、例えば、無線または有線による通信を行うための回路を備えており、供給される画像情報を取得する。この画像情報とは、上述したように、表示対象OBJに対応する画像である。例えば、表示対象OBJが人物の画像である場合には、この画像情報とは、表示対象OBJである人物の画像を表示するための情報である。この画像情報には、例えば、3次元画像のデプスマップなどの、立体像VIが生じる奥行き位置を示す情報が含まれている。また、取得部51は、取得した画像情報を演算部53に出力する。
記憶部52は、RAM(Random Access Memory)などの半導体記憶素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶装置、およびこれらの制御回路などを備えており、演算部53による演算に用いられる情報や演算結果などを記憶する。また、記憶部52は、演算部53が実行するプログラムや、プログラムの実行に用いられるデータなどを予め記憶している。このデータには、第1表示面10、第2表示面20、および視点位置VPのそれぞれの奥行き位置を示す情報が含まれる。
演算部53は、例えば、中央演算処理装置(Central Processing Unit:CPU)を備えており、種々の演算を行う。この演算部53は、その演算による機能として、奥行き位置算出部531と、密度制御部532とを備えている。
奥行き位置算出部531は、取得部51が取得した画像情報に基づいて、立体像VIが生じる奥行き位置を算出する。具体的には、奥行き位置算出部531は、画像情報に含まれるデプスマップを抽出する。また、奥行き位置算出部531は、抽出したデプスマップと、記憶部52が記憶している第1表示面10、第2表示面20、および視点位置VPのそれぞれの奥行き位置を示す情報とに基づいて、立体像VIが生じる奥行き位置を算出する。
なお、奥行き位置算出部531は、画像情報に含まれるデプスマップが示す奥行き位置を、そのまま立体像VIが生じる奥行き位置として、立体像VIが生じる奥行き位置を算出してもよい。
密度制御部532は、第1画像P1と第2画像P2とによって生じる立体像VIの奥行き位置を示す奥行き位置情報に基づいて、第1画像P1の画素の密度と、第2画像P2の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる。
この一例においては、密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した立体像VIが生じる奥行き位置に基づいて、表示素子11、および表示素子21のそれぞれの表示密度を算出する。すなわち、密度制御部532は、入力される情報に基づいて、第1画像P1の画素の密度と、第2画像P2の画素の密度とを、それぞれ変化させる。一例として、入力される情報とは、奥行き位置算出部531が算出した立体像VIが生じる奥行き位置を示す情報である。
具体的には、密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置に基づいて、取得部51が取得した画像情報を補正する。例えば、密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置が相対的に奥(−Z方向)である場合には、取得部51が取得した第1画像情報D1による表示密度を、第2画像情報D2による表示密度よりも相対的に高くするように補正する。例えば、密度制御部532は、第2画像情報D2に含まれる画素の明るさを示す情報のうち、一部の画素について明るさを0(ゼロ)にするように画素値を補正する。これにより、第2表示面20の表示素子21のうち、一部の画素が発光しなくなる。すなわち、密度制御部532は、取得部51が取得した第2画像情報D2を補正することにより、第2表示面20の表示素子21を間引き発光させる。これにより、密度制御部532は、第1表示面10の表示密度を、第2表示面20の表示密度よりも高くする補正を行うことができる。
また、密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置が相対的に手前(+Z方向)である場合には、取得部51が取得した第1画像情報D1による表示密度を、第2画像情報D2による表示密度よりも相対的に低くするように補正する。例えば、密度制御部532は、第1画像情報D1に含まれる画素の明るさを示す情報のうち、一部の画素について明るさを0(ゼロ)にするように画素値を補正する。これにより、第1表示面10の表示素子11のうち、一部の画素が発光しなくなる。すなわち、密度制御部532は、取得部51が取得した第1画像情報D1を補正することにより、第1表示面10の表示素子11を間引き発光させる。これにより、密度制御部532は、第1表示面10の表示密度を、第2表示面20の表示密度よりも低くする補正を行うことができる。
ここで、画素値には、画素の明るさ、輝度、色度、彩度、鮮鋭度などが含まれる。一例として、密度制御部532は、表示密度を補正するために、画素の明るさを補正すると説明したが、これに限られない。密度制御部532は、表示密度を補正するために、画素の輝度、色度、彩度、鮮鋭度を補正してもよい。また、密度制御部532は、表示密度を補正するために、格子状に配列された表示素子の列または行ごとに画像を表示しない表示素子を設定する、間引き表示を行ってもよい。
また、密度制御部532は、上述のようにして補正した画素値に基づいて、表示用の画像データを生成し、生成した画像データを出力部54に出力する。
出力部54は、RAM、ディスプレイコントローラなどによって構成されており、演算部53が出力する画像情報をフレームごとに一時的に記憶し、記憶したフレームごとの画像情報を複数の表示素子11に順次出力する。これにより、第1表示面10には、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置に立体像VIが表示されるようにして、表示対象OBJに対応する画像が表示される。
この密度制御部532が表示密度を制御した画像の一例について、図9〜図12を参照して説明する。
図9は、本実施形態の密度制御部532が表示密度を制御した第1画像P1の第1の例を示す模式図である。密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した立体像VIが生じる奥行き位置に基づいて、第1表示面10が表示する第1画像P1の表示密度を制御する。密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置が相対的に手前(+Z方向)である場合には、第1画像P1の表示密度が低くなるように補正する。この結果、補正前の第1画像P1は、補正後の第1画像P1’に変化する。この補正後の第1画像P1’とは、補正前の第1画像P1の表示画素が間引かれた画像である。このとき、密度制御部532は、第2表示面20が表示する第2画像P2の表示密度は補正しない。これにより、観察者Uが認識する立体像VIの奥行き位置が、手前(+Z方向)に変化する。
図10は、本実施形態の立体像VIが表示される奥行き位置の第1の例を示す模式図である。同図に示すように、第1表示面10に表示密度の補正後の第1画像P1’を表示し、第2表示面20に補正していない第2画像P2を表示することにより、立体像VIの奥行き位置が奥行き位置Zvi’になる。すなわち、表示密度の補正前において、立体像VIの奥行き位置が奥行き位置Zviである場合に比べて、立体像VIが手前(+Z方向)に変化する。
また、密度制御部532は、さらに表示密度を低下させた第1画像P1’’を表示させることもできる。
図11は、本実施形態の密度制御部532が表示密度を制御した第1画像P1の第2の例を示す模式図である。密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した立体像VIが生じる奥行き位置に基づいて、第1表示面10が表示する第1画像P1の表示密度を制御する。密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置が相対的に手前(+Z方向)である場合には、第1画像P1の表示密度が第1画像P1’に比べて、さらに低くなるように補正する。この結果、補正前の第1画像P1は、補正後の第1画像P1’’に変化する。この補正後の第1画像P1’’とは、補正前の第1画像P1の表示画素が間引かれた画像である。このとき、密度制御部532は、第2表示面20が表示する第2画像P2の表示密度は補正しない。これにより、観察者Uが認識する立体像VIの奥行き位置が、手前(+Z方向)に変化する。
図12は、本実施形態の立体像VIが表示される奥行き位置の第2の例を示す模式図である。同図に示すように、第1表示面10に表示密度の補正後の第1画像P1’’を表示し、第2表示面20に補正していない第2画像P2を表示することにより、立体像VIの奥行き位置が奥行き位置Zvi’’になる。すなわち、表示密度の補正前において、立体像VIの奥行き位置が奥行き位置Zviである場合に比べて、立体像VIが手前(+Z方向)に変化する。また、表示密度の補正前において、立体像VIの奥行き位置が奥行き位置Zvi’である場合に比べて、立体像VIがさらに手前(+Z方向)に変化する。
[表示装置の動作]
次に、図13を参照して、表示装置1の動作の一例について説明する。
図13は、本実施形態の表示装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS10において、取得部51は、供給される画像情報を取得する。この画像情報は、有線または無線により、他の装置から供給される。ここで他の装置とは、画像情報を記憶している装置であり、例えば、画像サーバである。取得部51は、取得した画像情報を演算部53に出力する。
ステップS20において、制御部50の奥行き位置算出部531は、取得部51が出力した画像情報に基づいて、立体像VIが生じる奥行き位置を算出する。上述したように、この画像情報には、この画像情報には、例えば、3次元画像のデプスマップなどの、立体像VIが生じる奥行き位置を示す情報が含まれている。この奥行き位置算出部531は、画像情報に含まれるデプスマップを抽出し、抽出したデプスマップに応じた奥行き位置に立体像VIが生じるようにして、立体像VIの奥行き位置を算出する。具体的には、奥行き位置算出部531は、抽出したデプスマップと、記憶部52が記憶している第1表示面10、第2表示面20、および視点位置VPのそれぞれの奥行き位置を示す情報とに基づいて、立体像VIが生じる奥行き位置を算出する。
ステップS30において、制御部50の密度制御部532は、ステップS20において奥行き位置算出部531が算出した立体像VIが生じる奥行き位置に基づいて、表示面の表示密度を算出する。具体的には、上述したように、密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置に基づいて、取得部51が取得した画像情報に含まれる画素値を補正する。また、密度制御部532は、算出した画素値に基づいて、表示用の画像データを生成し、生成した画像データを出力部54に出力する。
ステップS40において、出力部54は、演算部53が出力する画像情報をフレームごとに一時的に記憶し、記憶したフレームごとの画像情報を複数の表示素子11に順次出力する。これにより、第1表示面10には、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置に立体像VIが表示されるようにして、表示対象OBJに対応する画像が表示される。
以上説明したように、本実施形態の表示装置1は、密度制御部532を備えている。この密度制御部532は、第1画像P1と第2画像P2とによって生じる立体像VIの奥行き位置を示す奥行き位置情報に基づいて、第1画像P1の画素の密度と、第2画像P2の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる。これにより、表示装置1は、画素の密度を制御することにより、立体像VIの奥行き位置を変化させることができる。
ここで、密度制御部532が、第1画像P1(または、第2画像P2)の画素の密度を変化させることにより、密度が変化した領域の画像の平均的な明るさ(例えば、輝度)が変化する。具体的な一例として、密度制御部532が、第1画像P1の画素の密度を低下させることにより、密度が変化した領域の画像の平均的な明るさ(例えば、輝度)が低下する。すなわち、表示装置1は、画像の画素の密度を変化させることにより、画像の明るさ(例えば、輝度)を変化させることができる。画像の明るさ(例えば、輝度)が変化すると、立体像VIの奥行き位置が変化する。例えば、立体像VIの奥行き位置は、第1画像P1と第2画像P2とのうち、より明るく表示される画像に近づくようにして変化する場合がある。また、立体像VIの奥行き位置は、第1画像P1と第2画像P2とのうち、より暗く表示される画像に近づくようにして変化する場合がある。すなわち、表示装置1は、画像が表示される密度を変化させることにより、立体像VIの奥行き位置を変化させることができる。
また、密度制御部532が、第1画像P1(または、第2画像P2)の画素の密度を変化させることにより、観察者Uが感じる画像の主観的(または、心理的)な奥行き位置が変化する。具体的な一例として、第1画像P1の画素の密度が高い場合には、観察者Uが第1画像P1に着目しやすくなるため、第1画像P1が表示されている位置を観察者Uが正確に把握しやすくなる。また、第1画像P1の画素の密度が低い場合には、観察者Uが第1画像P1に着目しにくくなるため、第1画像P1が表示されている位置を観察者Uが正確に把握しにくくなる。ここで、第1画像P1の画素の密度が、第2画像P2の画素の密度よりも低い場合には、観察者Uが第1画像P1よりも第2画像P2に着目しやすくなる。このため、観察者Uは、第1画像P1が表示されている位置が、第2画像P2が表示されている位置に近づいたように感じることがある。これにより、画素の密度を変化させることにより、観察者Uは、第1画像P1と第2画像P2とによって生じる立体像VIの奥行き位置が変化するように感じる。すなわち、表示装置1は、画像の画素の密度を変化させることにより、画像の主観的(または、心理的)な奥行き位置を変化させることができる。これにより、表示装置1は、立体像VIの奥行き位置を変化させることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態による表示装置1aについて、図14を参照して説明する。
図14は、本発明の第2の実施形態における表示装置1aの構成の一例を示す概要図である。本実施形態の表示装置1aは、制御部50aが、明るさ制御部533をさらに備える演算部53aを備えている点において、上述した実施形態と相違する。なお、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
表示装置1aは、制御部50aを備えている。この制御部50aは、演算部53aを備えている。演算部53aは、明るさ制御部533を備えている。
明るさ制御部533は、密度制御部532が変化させた第1画像P1の画素の密度と、第2画像P2の画素の密度との少なくとも一方の密度に基づいて、第1画像P1の画素の明るさと、第2画像P2の画素の明るさとの少なくとも一方の明るさを変化させる。この明るさ制御部533が画素の明るさを制御した画像の一例について、図15、図16を参照して説明する。
図15は、本実施形態の第1表示面10に表示される第1画像P1の一例を示す模式図である。密度制御部532は、奥行き位置算出部531が算出した立体像VIが生じる奥行き位置に基づいて、第1画像P1の表示密度を補正する。例えば、密度制御部532は、図15に示すように、第1画像P1の表示密度を低下させるように画素値を補正し、補正後の第1画像P1’’’を生成する。これにより、奥行き位置算出部531が算出した奥行き位置に、立体像VIが表示される。このとき、補正後の第1画像P1’’’は、第1画像P1に比べて、表示密度が低いため、その画像の明るさが第1画像P1に比べて暗いことがある。明るさ制御部533は、補正後の第1画像P1’’’が、第1画像P1に比べて画像の明るさが暗い場合に、その明るさを補正する。具体的には、図16に示すように、画像の明るさを明るくするように補正する。
図16は、本実施形態の明るさ制御部533による明るさの補正後の第2画像P2’の一例を示す模式図である。明るさ制御部533は、補正後の第1画像P1’’’が、第1画像P1に比べて画像の明るさが暗い場合に、第2画像P2の明るさを明るく補正して、補正後の第2画像P2’を生成する。これにより、表示装置1aは、観察者Uが視点位置VPから第1画像P1’’’と第2画像P2’とを重ねて見た場合に、補正前の画像の明るさを保った状態にすることができる。
また、明るさの補正を密度制御部532によっても行うことができる。すなわち、密度制御部532は、図17に示すように、第2画像P2を補正してもよい。
図17は、本実施形態の密度制御部532による明るさの補正後の第2画像P2’’の一例を示す模式図である。同図に示すように、密度制御部532は、補正後の第1画像P1’’’が、第1画像P1に比べて画像の明るさが暗い場合に、第2画像P2の密度を補正することにより第2画像P2の明るさを明るくする。例えば、密度制御部532は、補正後の第1画像P1’’’が、第1画像P1に比べて画像の明るさが暗い場合に、第2画像P2の密度が高くなるように補正して、補正後の第2画像P2’’を生成する。このように構成しても、表示装置1aは、観察者Uが視点位置VPから第1画像P1’’’と第2画像P2’’とを重ねて見た場合に、補正前の画像の明るさを保った状態にすることができる。
また、この場合には、明るさ制御部533と、密度制御部532とは、互いに補正結果をフィードバック演算することにより、画像の補正を行ってもよい。すなわち、密度制御部532は、さらに、明るさ制御部533が変化させた画素の明るさに基づいて、第1画像P1の画素の密度と、第2画像P2の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させるように制御してもよい。これにより、表示装置1aは、画素の密度と画像の明るさとを互いに補正しながら表示することができる。
以上説明したように、本実施形態の表示装置1aは、明るさ制御部533を備えている。これにより、表示装置1aは、画像の密度の補正によって明るさが変化した画像に対して、密度の補正前の明るさになるように、画像の明るさを補正することができる。したがって、表示装置1aによれば、画像の密度の補正によって明るさが変化する場合に観察者Uが感じる違和感を低減することができる。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
なお、上述した各実施形態の表示装置(表示装置1、1a。以下、これらを総称して表示装置と記載する。)において、密度制御部532が、表示画素を間引くことによって表示密度を変化させる具体例について説明した。この密度制御部532が、表示画素を間引く方向は、画面横(X方向)や画面縦(Y方向)に限られない。例えば、密度制御部532は、表示画素を2次元の格子状(X方向、Y方向)に間引いてもよく、画面斜め方向に間引いてもよい。
また、密度制御部532は、表示対象OBJのコンテンツ(内容)に応じて、画像の密度を補正してもよい。具体的には、密度制御部532は、表示対象OBJの表示サイズが小さい場合や、表示対象OBJの精細度が高い場合には、画像の密度を相対的に高くして、画像の密度を補正してもよい。すなわち、密度制御部532は、さらに、第1画像P1または第2画像P2の内容に基づいて、第1画像P1の画素の密度と、第2画像P2の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させてもよい。
また、表示装置は、表示対象OBJの輪郭を示すエッジ画像を、第1画像P1および第2画像P2のいずれか、または両方として表示してもよい。このように構成しても、表示装置は、立体像VIを表示することができる。また、この場合には、表示対象OBJの画像全体を表示しないため、消費電力を低減することができる。
なお、表示装置が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、表示装置が備える各部は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、表示装置が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、表示装置が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、制御部が備える各部による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1、1a…表示装置、10…第1表示面、20…第2表示面、50、50a…制御部、532…密度制御部、533…明るさ制御部

Claims (9)

  1. 第1画像を表示する第1表示部と、
    前記第1画像による光の少なくとも一部を透過し、前記第1画像が表示される奥行き位置とは異なる奥行き位置に、前記第1画像に対応する第2画像を表示する第2表示部と、
    入力される情報に基づいて、前記第1画像の画素の密度と前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる密度制御部と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記密度制御部は、前記第1画像と前記第2画像とによって生じる立体像の奥行き位置を示す奥行き位置情報に基づいて、前記第1画像の画素の密度と前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記密度制御部が変化させた前記第1画像の画素の密度と、前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度に基づいて、前記第1画像の画素の明るさと、前記第2画像の画素の明るさとの少なくとも一方の明るさを変化させる明るさ制御部
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記密度制御部は、
    さらに、前記明るさ制御部が変化させた画素の明るさに基づいて、前記第1画像の画素の密度と、前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記密度制御部は、
    さらに、前記第1画像が表示される面積と、前記第2画像が表示される面積とに基づいて、前記第1画像の画素の密度と、前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記密度制御部は、
    さらに、前記第1画像または前記第2画像の内容に基づいて、前記第1画像の画素の密度と、前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記第2表示部は、
    立体視が可能となるように前記第2画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記第2表示部は、
    前記第1画像による光の少なくとも一部を透過する透過部と、前記第2画像を表示する表示素子との組を複数備え、
    前記第1表示部は、
    前記第2表示部が備える前記透過部に対応する位置に、前記第1画像を表示する表示素子を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 第1画像を表示する第1表示部と、前記第1画像が表示される奥行き位置とは異なる奥行き位置に、前記第1画像に対応する第2画像を表示する第2表示部とを備える表示装置のコンピュータに、
    入力される情報に基づいて、前記第1画像の画素の密度と前記第2画像の画素の密度との少なくとも一方の密度を変化させる密度制御ステップ
    を実行させるためのプログラム。
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