JP2015141487A - 操作支援プログラムおよび端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置を端末装置から遠隔操作する場合に、テキストの入力を行い易い操作支援プログラムおよび端末装置を提供すること。
【解決手段】本発明によれば、外部装置が有する第2表示部に表示される画面に関する画像データに基づく画像が、テキストの入力を求める画像を含むと判断させる場合には、本操作支援プログラムとは異なる第2プログラムに、当該第2プログラムが管理するソフトウェアキーを、端末装置の第1表示部に表示させる指示を出す。これにより、第2プログラムが、第2プログラムにより管理されるソフトウェアキーを、第1表示部に、外部装置に表示される画面に対応する画像とは独立して表示するので、当該ソフトウェアキーをテキスト入力のために利用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、操作支援プログラムおよび端末装置に関する。
特許文献1には、サーバを、当該サーバとLANを介して接続されるクライアントから遠隔操作できる情報処理システムが記載されている。具体的に、サーバは、当該サーバの表示部に表示されている画面の内容をクライアントへ送信し、クライアントは、サーバから送信された画面の内容を当該クライアントの表示部に表示する。そして、クライアントの表示部に表示された画面に対する操作が行われた場合、クライアントは、当該操作の内容をサーバに送信する。特許文献1には、サーバの表示部に仮想キーボードが表示された場合には、クライアントの表示部にも、サーバの表示部に表示された仮想キーボードが表示されることが記載されている。
特開2012−203535号公報
しかしながら、特許文献1によれば、クライアントの表示部には、サーバの表示部に表示されている画面の内容が表示されるので、クライアントの表示部に表示される仮想キーボードが、クライアント側で当該仮想キーボードのキー操作を行うには適さないサイズで表示され、テキストの入力が行い難くなる虞がある。
上記問題に対し、クライアントの表示部に表示された仮想キーボードを拡大して使用することが考えられる。しかし、サーバおよびクライアントの各表示部のアスペクト比が異なる場合、クライアントの表示部に表示される、サーバの表示部に表示されている画面に相当する画像を拡大したとしても、仮想キーボードを十分な大きさに拡大できない状況が生じ得る。
例えば、図5(a)に示すように、サーバの表示部301のアスペクト比に比べ、クライアントの表示部401のアスペクト比が小さい場合に、表示部401に表示される、表示部301に表示されている画面に相当する画像402を拡大したとしても、図5(b)に示すように、画像402における仮想キーボード部分402aが依然として小さく、キー操作を行うには不便な場合が生じ得る。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、外部装置を端末装置から遠隔操作する場合に、テキストの入力を行い易い操作支援プログラムおよび端末装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の操作支援プログラムは、第1表示部と、前記第1表示部に対する入力操作を検出する入力部と、外部装置と通信する通信部と、制御部と、を備えた端末装置の、前記制御部が実行可能であり、かつ、前記入力部が検出した入力操作に基づいて外部装置を操作するためのプログラムであって、外部装置が有する第2表示部に表示される画面に関する画像データを、前記通信部を介して外部装置から取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得した画像データに基づく画像を前記第1表示部に表示する画像表示手段と、前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像に対する入力操作を前記入力部が検出した場合、検出された前記入力操作の位置に応じた操作情報を、前記通信部を介して、前記画像取得手段による画像データの取得元の外部装置に出力する第1情報出力手段と、前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像が、テキストの入力を求める画像を含むかを判断する第1判断手段と、前記第1判断手段により、前記画像がテキストの入力を求める画像を含むと判断される場合、本操作支援プログラムとは異なる第2プログラムに対し、当該第2プログラムが管理するソフトウェアキーを前記第1表示部に表示させる指示を出す表示指示手段と、前記表示指示手段による指示に応じてソフトウェアキーが前記画像とは独立して表示された場合、当該ソフトウェアキーに対する入力操作を前記入力部が検出したことに基づいて、当該入力操作に応じたテキスト情報を、前記通信部を介して、前記画像取得手段による画像データの取得元の外部装置に出力する第2情報出力手段として、前記制御部を機能させる。
なお、本発明の操作支援プログラムは、端末装置、端末装置を制御する制御装置、操作支援システム、操作支援方法、操作支援プログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で構成することができる。
請求項1記載の操作支援プログラムによれば、外部装置が有する第2表示部に表示される画面に関する画像データに基づく画像が、テキストの入力を求める画像を含むと判断させる場合には、本操作支援プログラムとは異なる第2プログラムに、当該第2プログラムが管理するソフトウェアキーを、端末装置の第1表示部に表示させる指示を出す。これにより、第2プログラムが、第2プログラムにより管理されるソフトウェアキーを、第1表示部に、外部装置に表示される画面に対応する画像とは独立して表示する。通常、ソフトウェアキーは、当該ソフトウェアキーを管理するプログラムを搭載する端末装置にて入力操作を行うのに適したサイズで表示される。よって、かかるソフトウェアキーをテキスト入力のために利用できるので、テキスト入力を行い易い。なお、請求項1において「第2表示部に表示される画面に関する画像データ」は、ビットマップデータなどの画面に対応する画像データに限らず、画面を特定する情報を含む。また、特許請求の範囲および明細書において、用語「テキスト」は、文字、数字または数値、および記号を含む。
請求項2記載の操作支援プログラムによれば、請求項1が奏する効果に加え、次の効果を奏する。外部装置から取得される画像データが、外部装置の第2表示部に表示される画面の画像データであるので、端末装置の第1表示部に表示される、テキストの入力を求める画像が、入力操作を行うには適さないサイズになることがあっても、第2プログラムにより管理されるソフトウェアキーを用いてテキスト入力を行うことができるので、テキスト入力を行い易い。
請求項3記載の操作支援プログラムによれば、請求項1または2が奏する効果に加え、次の効果を奏する。ソフトウェアキーに対する入力操作に応じたテキスト情報であって、外部装置への出力が未出力であるテキスト情報は、所定のタイミング毎に、記憶部に記憶される。当該記憶部に記憶されるテキスト情報は、第1表示部における所定の位置に対する入力操作が検出されたことを条件として、外部装置に出力される。よって、テキスト情報が、外部装置へ出力するための入力操作が行われるまで記憶部に蓄積されるので、テキストを1つ入力する毎に、当該入力されたテキストが外部装置に出力されることを防止でき、端末装置と外部装置との通信頻度を抑制できる。
請求項4記載の操作支援プログラムによれば、請求項3が奏する効果に加え、次の効果を奏する。記憶部にテキスト情報を記憶するタイミングは、入力操作に応じたテキスト情報を第2プログラムに対して確定する入力操作を検出したタイミングである。よって、例えば、語句や文などの1まとまりの単位でテキスト情報を記憶部に記憶できる。
請求項5記載の操作支援プログラムによれば、請求項3または4が奏する効果に加え、次の効果を奏する。記憶部に記憶されるテキスト情報を外部装置へ出力するための入力操作が割り当てられた位置は、第1表示部に表示される、外部装置に表示される画面に対応する画像の内部に設けられる。よって、第2プログラムにより管理されるソフトウェアキーを用いたテキスト入力を、第1表示部に表示される、外部装置に表示される画面に対する操作に基づき入力したかのような印象を与えることができる。
請求項6記載の操作支援プログラムによれば、請求項3から5のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。記憶部に記憶されるテキスト情報に従うテキストが第1表示部に表示されるので、ソフトウェアキーを用いて入力したテキストの内容を報せることができる。
請求項7記載の操作支援プログラムによれば、請求項6が奏する効果に加え、次の効果を奏する。第1表示部に表示される、外部装置に表示される画面に対応する画像が、テキストの入力フィールドを含む場合には、ソフトウェアキーを用いて入力したテキストの内容が当該入力フィールドに表示される。よって、第2プログラムにより管理されるソフトウェアキーを用いたテキスト入力を、第1表示部に表示される、外部装置に表示される画面に対する操作に基づき入力したかのような操作感を与えることができる。
請求項8記載の操作支援プログラムによれば、請求項6または7が奏する効果に加え、次の効果を奏する。第1表示部に表示される、外部装置に表示される画面に対応する画像が、テキストの入力フィールドを含む場合であっても、ソフトウェアキーを用いて入力したテキストの内容が当該入力フィールド内に収まらない場合には、当該テキストが、第1表示部における、外部装置に表示される画面に対応する画像の非表示領域に表示される。よって、入力したテキストの全内容の確認を容易に行わせ得る。
請求項9記載の操作支援プログラムによれば、請求項1から8のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。外部装置が有する第2表示部に表示される画面に関する画像データに基づく画像がテキストの入力を求める画像を含むか否かの判断は、外部装置から取得した当該画像データに含まれる情報に基づいて行われる。よって、本操作支援プログラムを搭載する端末装置が上記判断を行うことができる。
請求項10記載の操作支援プログラムによれば、請求項1から9のいずれかが奏する効果に加え、外部装置が有する第2表示部に表示される画面に適した種類のソフトウェアキーを表示できる。
請求項11記載の操作支援プログラムによれば、請求項1から10のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。第2プログラムに対し、ソフトウェアキーの表示を指示した後は、当該第2プログラムに対し、ソフトウェアキーの種類の切り替えを禁止する指示が出力される。よって、第2プログラムが表示したソフトウェアキーが別の種類のソフトウェアキーに切り替えられることを防止でき、これにより、入力不可な種類のテキストが入力されることを防止できる。
請求項12記載の操作支援プログラムによれば、請求項1から11のいずれかが奏する効果に加え、端末装置に搭載されるオペレーティングシステムを利用して、テキスト入力を行う上で端末装置に適切なサイズのソフトキーボードを容易に表示できる。
請求項13記載の操作支援プログラムによれば、請求項1から12のいずれかが奏する効果に加え、入力操作をタッチパネルに対して行う場合において、テキスト入力を行い易い。
請求項14記載の端末装置によれば、請求項1記載の操作支援プログラムと同様の効果を奏する。
多機能周辺装置および携帯端末の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の概略を模式的に説明する図である。 遠隔操作処理を示すフローチャートである。 タッチ処理を示すフローチャートである。 従来技術に対する課題を説明する図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、多機能周辺装置(以下「MFP」と称す)10、および、MFP10と通信可能な端末200の電気的構成を示すブロック図である。なお、図1に示す端末200は、本発明の端末装置の一実施形態である。
MFP10は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能などの各種機能を有している。MFP10は、操作支援アプリケーション(以下「操作支援アプリ」と称す)212bを搭載する端末200からの遠隔操作により各種機能に関わる処理を実行可能に構成される。
MFP10には、CPU11、フラッシュメモリ12、RAM13、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、スキャナ部18、プリンタ部19、NCU20、モデム21、無線通信部23が主に設けられている。これらの各部は、入出力ポート24を介して互いに接続されている。CPU11は、フラッシュメモリ12に記憶される固定値やプログラム、RAM13に記憶されているデータ、或いは、NCU20を介して送受信される各種信号に従って、MFP10が有している各機能の制御や、入出力ポート24と接続された各部を制御する。
フラッシュメモリ12は、不揮発性のメモリであり、MFP10の動作を制御する制御プログラム12aなどが格納される。また、フラッシュメモリ12には、LCD16に表示する各画面の画像(以下「画面画像」と称す)の画像データが、表示可能な全画面分、準備されている。RAM13は、CPU11が制御プログラム12aを実行するにあたり、各種データを一時的に記憶するためのテンポラリエリアを有する書換可能な揮発性のメモリである。
操作キー15は、MFP10の筐体に設けられるメカニカルキーであり、各種の設定値や指示などをユーザから受け付ける。LCD16は、液晶表示装置であり、各種画面を表示する。LCD16の画面には、タッチパネル17がLCD16に重ねて設けられる。タッチパネル17は、例えば、指や棒などの指示体がLCD16の画面に対してタッチ又は近づいた場合に、タッチ又は近づいた位置を検知し、検知した位置をMFP10に入力する。スキャナ部18は、原稿を読み取って画像データに変換する。プリンタ部19は、画像データに基づく画像を記録用紙に印刷する。モデム21は、FAX送信時には送信すべき画像データを、電話回線網(図示せず)に伝送可能な信号に変調してNCU20を介して送信し、または、電話回線網からNCU20を介して入力された信号を画像データに復調する。NCU20は、図示されない電話回線網とMFP10との間を接続するものであり、モデム21からの指示に従って、回線を閉結または切断することにより、電話回線網との間の接続状態を制御する。
無線通信部23は、無線LANによる無線通信を行うためのインタフェースである。本実施形態では、無線通信部23が行う通信は、IEEE802.11b/g/nの規格に準拠した無線LANによる無線通信である。本実施形態において、無線通信部23は、中継装置であるアクセスポイント(以下「AP」と称す)50を介するインフラストラクチャーモードによって、端末200との間でWi−Fi(登録商標)規格に基づいた無線通信(以下「Wi−Fi通信」と称す)により接続される。
本実施形態の端末200は、タブレット端末である。端末200には、CPU211、フラッシュメモリ212、RAM213、操作キー215、LCD216、タッチパネル217、メモリカードインタフェース(メモリカードI/F)218、無線通信部223が主に設けられる。これらの各部は、入出力ポート224を介して互いに接続されている。CPU211は、ROM212等に記憶される固定値やプログラム等に従って入出力ポート224と接続された各部を制御する。
フラッシュメモリ212は、書換可能な不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ212には、オペレーティングシステム212a、操作支援アプリ212bが格納される。なお、以下では「オペレーティングシステム」を「OS」と称することがある。また、以下では、アプリケーションやオペレーティングシステムなどのプログラムを実行するCPU211のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「アプリケーション」という記載が「アプリケーションを実行するCPU211」を意味する場合もある。OS212aは、端末200の標準機能を実現するための基本ソフトウェアである。本実施形態では、OS212aの一例として、アンドロイド(登録商標)OSを採用する。
操作支援アプリ212bは、MFP10などのデバイスを遠隔操作するためのアプリケーションプログラムである。操作支援アプリ212bは、ユーザによって端末200にインストールされ、端末200から、対応するデバイスの遠隔操作を可能にする。なお、後述する図3および図4のフローチャートに示す各処理は、CPU211が操作支援アプリ212bに従い実行する処理である。
操作キー215は、端末200の筐体に設けられるメカニカルキーであり、各種の設定値や指示などをユーザから受け付ける。LCD216、タッチパネル217、メモリカードI/F218、および無線通信部223は、それぞれ、上述したLCD16、タッチパネル17、メモリカードI/F18、および無線通信部23と同様のものである。
図2を参照して、本発明の概略を説明する。操作支援アプリ212bは、MFP10から受信した画像データに基づく画像、すなわち、MFP10のLCD16に表示中の画面画像に相当する画像を、LCD216に表示させる。よって、図2(a)に示すように、LCD16に表示中の画面画像に相当する画像Gaが、端末200のLCD216に表示される。そして、ユーザが、タッチパネル217を介して、LCD216に表示された画像Gaに対するタッチ操作(所謂「タップ操作」)を行った場合、操作支援アプリ212bは、操作された位置に応じた座標をMFP10に送信し、MFP10は、端末200から受信した座標に応じた処理を実行する。これにより、MFP10を端末200から遠隔操作することができる。
特に、本実施形態の操作支援アプリ212bは、LCD16に表示中の画面に、アルファベット入力用のキーボードなど、テキストの入力を求める画像(以下「テキスト入力画像」と称す)が表示されている場合、OS212aに、OS212aが管理するソフトウェアキーボード(以下「ソフトキーボード」と称す)KをLCD216に表示させる。なお、ソフトキーボードは、LCD216などの画面に表示される仮想的なキーボードであり、テキストを入力するための複数の仮想的なソフトウェアキーを含む。
よって、MFP10のLCD16に、テキスト入力画像を含む画面、すなわち、テキスト入力を求める画面が表示されている場合には、端末200のLCD216にはソフトキーボードKが表示されるので、MFP10に入力するためのテキストを、ソフトキーボードKを用いて入力できる。通常、ソフトキーボードKは、端末200にてタッチ操作による入力操作を行うのに適したサイズで表示されるので、テキストの入力を行い易い。
本実施形態の操作支援アプリ212bは、LCD16に表示中の画面に、キーボードなど、テキスト入力画像が表示されている場合、当該テキスト入力画像を用いて入力可能な文字種に応じたソフトキーボードKをLCD216に表示する。そして、操作支援アプリ212bは、入力可能な文字種に制限がある場合、OS212aに文字種の切り替えを禁止するよう指示する。
図2(a)に示す例では、LCD216に表示される画像Gaには、文字種を切り替えるための切替キーPを含むキーボードが含まれている。つまり、LCD216には、アルファベットと数字の両方を入力可能なキーボードを含む画面画像に相当する画像Gaが表示されている。本実施形態では、かかる場合に、入力可能な文字種に制限がないとし、操作支援アプリ212bは、OS212aに対し、文字種の切り替えを禁止する指示を行わない。よって、かかる場合、OS212aは、文字種を切り替えるための切替キーKaがタッチ操作された場合に、ソフトキーボードKの文字種を当該操作に応じた文字種に切り替える。
これに対し、LCD16にて表示されているキーボードにて入力可能な文字種が、数字のみやアルファベットのみなどに制限されている場合、操作支援アプリ212bは、OS212aに対し、文字種の切り替えを禁止する指示を行う。よって、かかる場合、OS212aは、切替キーKaが操作されたとしても、ソフトキーボードKの文字種の切り替えを行わない。これにより、例えば、LCD16に表示されているキーボードが数字のみを入力可能である場合に、アルファベットなど、LCD16に表示されているキーボードに対し入力不可の文字種が入力されることを防止できる。
図2(a)に示す画像Gaには、入力されたテキストを表示するためのフィールドである入力フィールドFが表示されている。つまり、LCD216に表示される画像Gaは、MFP10のLCD16に表示される、入力フィールドを含むテキスト入力画像に相当する画像である。かかる場合、本実施形態の操作支援アプリ212bは、図2(a)に示すように、ソフトキーボードKを用いて入力されたテキストTを入力フィールドFの内部に重ねて表示する。よって、ソフトキーボードKを用いて入力したテキストTを、画像Gaに対するタッチ操作に基づき入力したかのように見せることができる。これにより、ソフトキーボードKを用いたテキスト入力を、MFP10の遠隔操作と関連付けた操作として印象付けることができる。
ただし、図2(b)に示すように、操作支援アプリ212bは、テキストTの長さが、入力フィールドFに収まらない長さである場合には、テキストTを、LCD216における画像Gaが表示されていない領域Aに表示する。入力フィールドFに収まらないテキストTを、入力フィールドFの内部に重ねて表示させた場合、テキストT全体の内容を把握し難い。これに対し、テキストTの長さが、入力フィールドFに収まらない長さである場合、テキストTを領域Aに表示することにより、テキストTを見易い状態で提示できる。
また、本実施形態の操作支援アプリ212bは、ソフトキーボードKを用いてテキストを入力する場合に、確定キーKbが操作されたことを条件として、確定キーKbが操作されるまでに入力されたテキストであって、MFP10に未送信のテキストを、RAM216に記憶する。よって、確定キーKbの操作がされる毎の、語句や文などの1まとまりの単位で確定されたテキストが、RAM216に蓄積される。
そして、操作支援アプリ212bは、画像Gaに対するタッチ操作が行われたことを条件として、RAM216に記憶されているテキスト、すなわち、確定キーKbにより確定された未送信のテキストを、MFP10に送信する。よって、操作支援アプリ212bによれば、入力されたテキストが1文字ずつ送信されないので、その分、端末200とMFP10との通信頻度を抑制できる。
なお、本実施形態において、確定キーKbは、ソフトキーボードKに対して入力されたテキストの確定をOS212aに指示するキーであり、リターンキーやOKキーなど、別の名称で呼ばれることもある。
図3は、端末200のCPU211が実行する、遠隔操作処理を示すフローチャートである。本処理は、MFP10を遠隔操作するための処理である。操作支援アプリ212bが起動されたことに伴って開始される。なお、当該遠隔操作処理に先立ち、遠隔操作の対象となるMFP10を、遠隔操作が有効になるよう設定しておく。CPU211は、遠隔操作が有効に設定されたMFP10を検索させ、検索されたMFP10に対し、接続要求を、無線通信部223を介するWi−Fi通信で送信する(S301)。CPU211は、遠隔操作の対象となるMFP10との接続中であることを示す表示を、LCD216に表示する(S302)。CPU211は、MFP10から、LCD16に表示中の画面画像に対応する画面情報を受信することを待機する(S303:No)。
「画面情報」は、LCD16に表示中の画面画像の画像データと、当該画像データに関する付属データとから構成される。本実施形態では、画面画像の画像データは、画面画像そのもののビットマップデータである。付属データは、例えば、画面画像が、テキスト入力画像を含むことを示す情報(以下「入力画面情報」と称す)などである。なお、画面画像のビットマップデータは、LCD16に表示中の画面を構成する部品単位であってもよく、かかる場合には、付属データとして、各部品のビットマップデータを配置する配置座標を含む。また、画像データは、ビットマップデータに限らず、JPEGデータなどの他のデータ形式の画像データや、HTMLデータであってもよい。なお、画像データが、HTMLデータから構成される場合、付属データは、HTMLデータに含まれるタグ情報を採用できる。
端末200とMFP10との接続が完了し、CPU211は、MFP10から画面情報を受信した場合(S303:Yes)、CPU211は、受信した画面情報を解析し、当該画面情報に含まれる画像データおよび付属データをRAM213の所定領域に記憶する(S304)。CPU211は、受信した画像情報に含まれる画像データに基づき、LCD16に表示されていた画面画像に相当する画像を、LCD216の上部に表示する(S305)。S305および後述するS310の処理によってLCD216に表示された画像は、所定の操作に応じて適宜拡大または縮小できる。
CPU211は、入力フラグをオフに設定する(S306)。「入力フラグ」は、ソフトキーボード、つまり、OS212aが管理するソフトキーボードを用いたテキストの入力中であることを示すフラグであり、RAM213に設けられる。入力フラグがオンに設定されている場合、ソフトキーボードを用いたテキストの入力中であることを示す。
次に、CPU211は、イベントの取得を待機する(S307:No)。CPU211がイベントを取得した場合(S307:Yes)、当該イベントが、MFP10から画像情報を取得したことを示すイベントである場合(S308:Yes)、CPU211は、S304およびS305の処理と同様に、受信した画面画像の解析および記憶と、画面画像の表示とを実行する(S309,S310)。
CPU211は、MFP10のLCD16に表示中の画面が、テキスト入力を求める画面であるかを判断する(S311)。CPU211は、S311の判断を、受信した画像情報に含まれる付属データに基づいて行う。具体的に、受信した画像情報に、付属データとして、入力画面情報が含まれている場合、CPU211は、S311の判断を肯定する。一方、受信した画像情報に入力画面情報が含まれていない場合、CPU211は、S311の判断を否定する。CPU211が、S311の判断を否定した場合(S311:No)、CPU211は、処理をS307に移行する。
CPU211が、S311の判断を肯定した場合、すなわち、LCD16に表示中の画面が、テキスト入力を求める画面である場合(S311:Yes)、CPU211は、入力可能な文字種に制限があるかを判断する(S312)。CPU211は、S312の判断を、受信した画像情報に含まれる付属データに基づいて行う。具体的に、受信した画像情報に、付属データとして、テキスト入力を求める画面において入力可能な文字種に制限があることを示す情報(以下「制限情報」と称す)が含まれている場合、CPU211は、S312の判断を肯定する。一方、受信した画像情報に制限情報が含まれていない場合、CPU211は、S312の判断を否定する。
CPU211が、S312の判断を否定した場合、すなわち、テキスト入力を求める画面において入力可能な文字種に制限がない場合(S312:No)、CPU211は、OS212aに対し、全てのキーを入力可能なソフトキーボードを表示するよう指示する(S321)。S321の処理の結果、OS212aは、全てのキー、すなわち、アルファベットおよび数字の両方を入力可能なソフトキーボードをLCD216に表示する。全てのキーを入力可能なソフトキーボードとしては、例えば、図2(a)に示す、切替キーKaによる文字種を切り替え可能なソフトキーボードKが例示される。あるいは、全てのキーを入力可能なソフトキーボードは、アルファベット入力用のソフトキーと、数字入力用のソフトキーが同時にLCD216に表示されるタイプのものであってもよい。CPU211は、S321の処理後、入力フラグをオンに設定し(S316)、処理をS307に移行する。
一方で、CPU211が、S312の判断を肯定した場合、すなわち、テキスト入力を求める画面において入力可能な文字種に制限がある場合(S312:Yes)、CPU211は、入力可能な文字種に関する判断を行う(S313)。本実施形態では、画像情報に制限情報が含まれる場合、当該画像情報には、入力可能な文字種を示す情報、すなわち、表示対象とするソフトウェアキーの種類を特定する情報(以下「特定情報」と称す)を、付属データとして含む。よって、CPU211は、当該特定情報に基づいて、S313の判断を行う。
CPU211が、特定情報に基づき、入力可能な文字種が数字のみであると判断した場合(S313:数字)、CPU211は、OS212aに対し、数字入力用のソフトキーボードを表示するよう指示する(S314)。数字入力用のソフトキーボードとしては、例えば、切替キーによる文字種を切り替え可能なソフトキーボードのうち、数字入力用のソフトキーボードが例示される。数字入力専用のソフトキーボードであってもよい。S314の処理の結果、OS212aは、数字入力用のソフトキーボードをLCD216に表示する。
本実施形態では、LCD16に表示される画面が、例えば、コピー枚数の増減を指定する+(プラス)ボタンまたは−(マイナス)ボタンを含む場合、当該画面を、テキスト入力を求める画面とみなす。従って、+ボタンまたは−ボタンを含む画面がLCD16に表示されている場合、MFP10は、制限情報および特定情報を付属データとして端末200に送信する。より詳細には、MFP10は、特定情報として、入力可能な文字種が数字のみであることを示す情報を送信する。よって、本実施形態では、+ボタンまたは−ボタンを含む画面がLCD16に表示されている場合、CPU211は、S314の処理を実行し、その結果、数字入力用のソフトキーボードがLCD216に表示される。
S313において、CPU211が、特定情報に基づき、入力可能な文字種がアルファベットのみであると判断した場合(S313:アルファベット)、CPU211は、OS212aに対し、アルファベット入力用のソフトキーボードを表示するよう指示する(S320)。アルファベット入力用のソフトキーボードとしては、例えば、切替キーによる文字種を切り替え可能なソフトキーボードのうち、アルファベット入力用のソフトキーボードが例示される。アルファベット入力専用のソフトキーボードであってもよい。S320の処理の結果、OS212aは、アルファベット入力用のソフトキーボードをLCD216に表示する。
S312〜S314,S320,S321の処理によれば、MFP10から受信した付属データとして含まれる、制限情報および特定情報に応じた文字種のソフトキーボードが表示される。つまり、MFP10のLCD16に表示されている画面に適した文字種のソフトキーボードが表示される。よって、LCD16に表示されている画面に適した文字種のテキストを、LCD216に表示されたソフトキーボードを用いて入力できる。
なお、S312の判断は、CPU211が、特定情報の有無によって行われる構成としてもよい。すなわち、CPU211は、受信した画像情報に、特定情報を付属データとして含む場合に、S312の判断を肯定する一方で、特定情報を含まない場合に、S312の判断を否定する構成としてもよい。
CPU211は、S314またはS320の処理後、OS212aに対し、ソフトキーボードの文字種の切り替えを禁止するよう指示し(S315)、処理をS316に移行する。S315の処理の結果、例えば、図2(a)に示す切替キーKaに対する操作が行われたとしても、OS212aは、文字種の切り替えを行わない。これにより、表示中のソフトキーボードが維持され、LCD16に表示中の画面に対し入力不可の文字種が入力されることを防止できる。
CPU211が取得したイベントが、タッチイベント、すなわち、指などの指示体が移動を伴わずタッチパネル217に接触したことを示すイベントである場合(S308:No,S317:Yes)、CPU211は、タッチされた位置に応じた処理を実行するタッチ処理を実行し(S318)、処理をS307に移行する。タッチ処理(S318)の詳細な処理については、図4を参照して後述する。
CPU211が取得したイベントが、タッチイベント以外のイベント、例えば、取得したイベントが、接触イベントの1つであるドラッグイベント、すなわち、指示体がタッチパネル17に接触したまま移動したことを示すドラッグイベントや、タッチパネル17に接触していた指示体が離上したことを示すリリースイベントなどである場合(S317:No)、CPU211は、その他の処理として、取得したイベントに応じた処理を実行し(S319)、処理をS307に移行する。S319の処理は、周知の処理であり、本発明に関係しない処理であるので、詳細な処理の説明は省略する。
図4は、上述したタッチ処理(S318)を示すフローチャートである。CPU211は、LCD216上にてタッチされた位置が、MFP10のLCD16に表示中の画面画像に相当する画像(以下、この画像を「MFP10の画面画像」と称することがある)上であるかを判断する(S401)。LCD216上にてタッチされた位置がMFP10の画面画像でないと、CPU211が判断した場合(S401:No)、CPU211は、入力フラグがオンに設定されているかを判断する(S408)。入力フラグがオフに設定されているとCPU211が判断した場合(S408:No)、CPU211は、本処理を終了する。
一方、入力フラグがオンに設定されているとCPU211が判断した場合(S408:Yes)、CPU211は、ソフトキーボードがタッチされたかを判断する(S409)。具体的に、CPU211が、タッチイベントに続いて、ソフトキーボードのキーが操作されたことを示すイベントを取得した場合、CPU211は、S409の判断を肯定する。その一方で、CPU211が、タッチイベントに続き、ソフトキーボードのキーが操作されたことを示すイベントを取得しない場合、CPU211は、S409の判断を否定する。CPU211がS409の判断を否定した場合(S409:No)、CPU211は、本処理を終了する。
CPU211が、S409の判断を肯定した場合(S409:Yes)、CPU211は、ソフトキーボードにおいて操作されたキーが確定キーであるかを判断する(S410)。当該判断は、ソフトキーボードのキーが操作されたことを示すイベントが、どのキーを操作したことを示すものかに応じて判断する。なお、S410における「確定キー」は、例えば、図2(a)に示す確定キーKbである。
ソフトキーボードにおいて操作されたキーが確定キーでなく、それ以外のキーであると、CPU211が判断した場合(S410:No)、CPU211は、本処理を終了する。なお、ソフトキーボードが操作された場合、OS212aは、その都度、当該操作によって入力されたテキストを、所定の記憶部(例えば、RAM213)に記憶することによって更新する。
一方、ソフトキーボードにおいて操作されたキーが確定キーであると、CPU211が判断した場合(S410:Yes)、CPU211は、確定キーが操作されるまで入力されたテキストを、確定されたテキストとして、RAM213に記憶する(S411)。つまり、ソフトキーボードが操作される毎にOS212aが記憶したテキストを、確定されたテキストとして、RAM213に記憶する。
なお、確定されたテキストであり、かつ、MFP10に未だ送信されていないテキストがRAM213に既に記憶されている場合には、今回確定キーにより確定されたテキストを、先に記憶されているテキストにおける当該確定されたテキストを挿入すべき位置に追加する。S411において、確定されたテキストの記憶先は、フラッシュメモリ212などであってもよい。
CPU211は、MFP10の画面画像が入力フィールドを含むかを判断する(S412)。CPU211は、S412の判断を、LCD216に表示されているMFP10の画面画像に対応する画像情報に含まれていた付属データに、入力フィールドを含むことを示す情報(以下「入力フィールド情報」と称す)があるか否かに応じて行う。つまり、S310にてRAM213に記憶された解析結果の中に、入力フィールド情報が記憶されている場合、CPU211は、S412の判断を肯定する。一方で、入力フィールド情報がRAM213に記憶されていない場合。CPU211は、S412の判断を否定する。
CPU211がS412の判断を肯定した場合、すなわち、MFP10の画面画像が入力フィールドを含む場合(S412:Yes)、CPU211は、入力されたテキスト、すなわち、確定キーにより確定されたテキストが、MFP10の画面画像に含まれる入力フィールドに収まるかを判断する(S413)。LCD216に表示されているMFP10の画面画像に対応する画像情報に含まれていた付属データ、より詳細には、入力フィールドのサイズを示す情報(以下「サイズ情報」と称す)と、確定キーにより確定されたテキストの文字数とに基づいて行う。
具体的に、CPU211は、サイズ情報に基づき、入力フィールドに収まり得る文字数を決定し、決定された文字数と、確定キーにより確定されたテキストの文字数を比較する。そして、確定キーにより確定されたテキストの文字数が、入力フィールドに収まり得る文字数以下であれば、CPU211は、S413の判断を肯定する。一方、確定キーにより確定されたテキストの文字数が、入力フィールドに収まり得る文字数を超える場合、CPU211は、S413の判断を否定する。
CPU211がS413の判断を肯定した場合、すなわち、確定キーにより確定されたテキストが入力フィールドに収まる場合(S413:Yes)、CPU211は、確定キーにより確定されたテキスト、すなわち、RAM213に記憶されているテキストを、入力フィールドに重ねて表示し(S414)、本処理を終了する。S414の処理の結果、図2(a)の例に示すように、テキストTが、入力フィールドFの内部に表示される。
CPU211がS413の判断を否定した場合、すなわち、確定キーにより確定されたテキストが入力フィールドに収まらない場合(S413:No)、CPU211は、確定されたテキストを、LCD216における、MFP10の画面画像が表示されていない領域に表示し(S415)、本処理を終了する。S415の処理の結果、例えば、図2(b)に示すように、テキストTがLCD216の領域Aに表示される。CPU211がS412の判断を否定した場合、すなわち、MFP10の画面画像が入力フィールドを含まない場合もまた(S412:No)、CPU211は、S415の処理を実行する。
S414,S415の処理によれば、確定キーにより確定されたテキストがLCD216に表示されるので、ソフトキーボードを用いて入力されたテキストの内容を報せることができる。特に、S414の処理によれば、MFP10の画面画像が入力フィールドを含み、かつ、確定キーにより確定されたテキストが、当該入力フィールドに収まる場合には、確定されたテキストが、入力フィールドの内部に重ねて表示される。よって、OS212aが管理するソフトキーボードを用いて入力したテキストを、MFP10の画面画像に対する操作に基づき入力したかのように見せることができる。
その一方で、S415の処理によれば、確定されたテキストが入力フィールドに収まらない場合には、当該テキストが、LCD216上の、MFP10の画面画像が表示されていない領域に表示されるので、入力したテキストの全てを確認し易い状態で提示できる。
また、S415の処理によれば、MFP10の画面画像が入力フィールドを含まない場合であっても、入力したテキストがLCD216に表示されるので、入力したテキストの内容を確認させることができる。なお、入力フィールドFを含まない例としては、LCD16に表示される画面が、入力フィールドを含まないキーボードの画面である場合や、+ボタンまたは−ボタンによりコピー枚数などの数値の増減を行う画面である場合、などが例示される。
S401において、LCD216上にてタッチされた位置がMFP10の画面画像であると、CPU211が判断した場合(S401:Yes)、CPU211は、タッチされた位置の座標を、LCD16の画面における座標(以下「MFP画面座標」と称す)に変換する(S402)。
S402の変換は、LCD216に表示されるMFP10の画面画像の、等倍画像に対する拡縮倍率Zを用いて行う。拡縮倍率Zは、等倍画像に対する現在の画像のサイズ比であり、拡縮倍率Zが1である場合、LCD216に表示されているMFP10の画面画像が等倍画像であることを示す。本実施形態では、S303またはS308においてMFP10から受信した画像情報に含まれる画像データに基づく画像を、等倍画像とする。MFP10の画面画像が、等倍画像に対して縮小されている場合、拡縮倍率Zは1より小さい値となり、等倍画像に対して拡大されている場合、拡縮倍率は1より大きい値となる。拡縮倍率Zは、RAM216に記憶される。LCD216に表示される画像が拡大または縮小される毎に算出され、その都度、RAM216に記憶される値が更新される。
S402において、CPU211は、タッチされた位置の座標を拡縮倍率Zで割ることにより、MFP画面座標を算出する。つまり、タッチされた位置の座標(X1,Y1)である場合、S402にて変換された後の座標、すなわち、MFP画面座標は(X1/Z,Y1/Z)である。
CPU211は、S402の処理後、入力フラグがオンに設定されているかを判断する(S403)。入力フラグがオフに設定されているとCPU211が判断した場合(S403:No)、CPU211は、S402にて変換された後の座標(以下「変換後の座標」と称す)を、WI−Fi通信によりMFP10に送信する(S416)。S416の処理の結果、MFP10のCPU11は、端末200から受信した座標に応じた処理を実行する。次に、CPU211は、S302と同様、遠隔操作の対象となるMFP10との接続中であることを示す表示を、LCD216に表示し(S407)、本処理を終了する。
一方、入力フラグがオンに設定されているとCPU211が判断した場合、すなわち、ソフトキーボードを用いたテキストの入力中である場合(S403:Yes)、CPU211は、RAM213に記憶されているテキスト、すなわち、確定されたテキストと、変換後の座標とを、WI−Fi通信によりMFP10に送信する(S404)。S404の処理の結果、MFP10のCPU11は、端末200から受信した座標に応じた処理を実行するとともに、LCD216に表示されるソフトキーボードを用いて入力したテキストを受け付ける。
S404の処理によれば、ソフトキーボードを用いてテキストが入力された場合、LCD216に表示されたMFP10の画面画像がタッチされたことを条件として、入力されたテキストが、MFP10に送信される。よって、OS212aが管理するソフトキーボードを用いて入力したテキストを、MFP10の画面画像に対する操作に基づき入力したかのような操作感を与えることができる。これにより、ソフトキーボードを用いたテキスト入力を、MFP10の遠隔操作と関連付けた操作として印象付けることができる。また、テキストが1つ入力される毎に、端末200とMFP10との通信が行われないので、端末200とMFP10との通信が完了するまで待機する必要がなく、効率よくテキスト入力を行い得る。
CPU211は、RAM213に記憶されているテキスト、すなわち、S404にてMFP10に送信したテキストを消去する(S405)。CPU211は、入力中フラグをオフに設定し(S406)、処理をS407に移行する。
本実施形態の操作支援アプリ212bによれば、MFP10を遠隔操作する場合に、テキスト入力を、LCD216に表示されたMFP10の画面画像でなく、OS212aが管理するソフトキーボードを用いて行うことができる。よって、当該ソフトキーボードを用いてテキストの入力を行うことができるので、端末200からMFP10の遠隔操作を行う場合に、テキストの入力を行い易い。
上記実施形態において、操作支援アプリ212bが、操作支援プログラムの一例である。端末200が、端末装置の一例である。MFP10が、外部装置の一例である。CPU211が、制御部の一例である。LCD216が、第1表示部の一例である。タッチパネル217が、入力部の一例である。無線通信部223が、通信部の一例である。RAM216が、記憶部の一例である。LCD16が、第2表示部の一例である。OS212aが、第2プログラムの一例である。ソフトキーボードKが、ソフトウェアキーの一例である。入力フィールドFが、入力フィールドの一例である。制限情報または特定情報が、テキストの入力を求める画像を含む情報の一例である。特定情報が、特定情報の一例である。
S308の処理を実行するCPU211が、画像取得手段の一例である。S310の処理を実行するCPU211が、画像表示手段の一例である。S416の処理を実行するCPU211が、第1情報出力手段の一例である。S311の処理を実行するCPU211が、第1判断手段の一例である。S314、S320,S321の処理を実行するCPU211が、表示指示手段の一例である。S404の処理を実行するCPU211が、第2情報表示手段の一例である。S411の処理を実行するCPU211が、記憶手段の一例である。S415,S416の処理を実行するCPU211が、テキスト表示手段の一例である。S413の処理を実行するCPU211が、第2判断手段の一例である。S315の処理を実行するCPU211が、禁止指示手段の一例である。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、本発明の端末装置として、タブレット端末である端末200を例示したが、パーソナルコンピュータや、スマートフォンや、携帯電話や、デジタルカメラや、携帯音楽再生装置などであっても、本発明の端末装置の一例となり得る。上記実施形態では、OS12aとして、アンドロイドOSを例示したが、他のOSを採用してもよい。上記実施形態では、遠隔操作用の画像に対するタッチ操作をタッチパネル217が検出する構成としたが、マウスなどのポインティングデバイスを用いて、遠隔操作用の画像に対する操作を行う構成であっても、本発明を適用できる。
上記実施形態では、MFP10と端末200との間の通信を、AP50を介するインフラストラクチャーモードでのWi−Fi通信を例示したが、直接接続であるアドホックモードでのWi−Fi通信であっても、本発明を適用できる。あるいは、Bluetooth(登録商標)などの他の通信方法であっても、本発明を適用できる。上記実施形態では、本発明の端末装置による遠隔操作の対象となる外部装置として、多機能周辺装置であるMFP10を例示したが、スキャナ装置や、プリンタ装置などの単機能を有する装置や、画像や音楽を再生するための装置などであってもよい。
上記実施形態では、MFP10は、LCD16に表示中の画面画像の画像データとして、当該画面画像のビットマップデータを送信し、端末200は、当該ビットマップデータに基づき、LCD16に表示中の画面画像をLCD216に表示する構成とした。これに代えて、MFP10は、LCD16に表示中の画面画像を特定する情報、例えば、画面IDを送信し、端末200は、受信した画面IDに応じた画面画像をLCD216に表示する構成としてもよい。本変形例では、端末200には、MFP10のLCD16に表示可能な全ての画面に対応するビットマップデータなどの画像データが記憶されるとともに、操作支援アプリ212bが、MFP10から受信可能な画面IDの各々に対し、記憶されている画像データを関連付けるテーブルを有している。本変形例では、画面IDが、特許請求の範囲における「第2表示部に表示される画面に関する画像データ」に対応する。
上記実施形態では、LCD216に表示されたMFP10の画面画像がタッチされた場合、CPU211は、S404またはS416において、当該タッチされた位置に応じた座標、より詳細には、S402においてタッチされた位置の座標から変換されたMFP画面座標を、MFP10に送信する構成とした。上記実施形態では、MFP画面座標が、特許請求の範囲の「操作情報」に対応する。
これに代えて、CPU211は、タッチされた位置に応じた指示コマンドを、操作情報として、MFP10に送信する構成としてもよい。具体的に、本変形例では、操作支援アプリ212bが、MFP画面座標と、指示コマンドとを関連付けるテーブルを有し、S402においてタッチされた位置の座標から変換されたMFP画面座標に対応する指示コマンドを、MFP10に送信する。本変形例では、指示コマンドが、特許請求の範囲の「操作情報」に対応する。
上記実施形態では、MFP10のLCD16に表示される画面にテキスト入力画像が表示されている場合に、CPU211は、OS212aに対し、ソフトキーボードを表示させるよう指示する構成とした。これに代えて、CPU211は、ソフトキーボードを表示可能なアプリケーションを起動し、当該起動されたアプリケーションにソフトキーボードをLCD216に表示させる構成としてよい。本変形例では、ソフトキーボードを表示可能なアプリケーションが、特許請求の範囲の「第2プログラム」に対応する。
上記実施形態では、CPU211は、MFP10から受信した画像情報に、付属データとして入力画面情報が含まれる場合に、MFP10のLCD16に表示される画面が、テキスト入力を求める画面であると判断する構成とした。これに代えて、画像情報に含まれるビットマップデータなどの画像データに対する画像解析に基づいて、MFP10のLCD16に表示される画面が、テキスト入力を求める画面であるか否かを判断する構成としてもよい。また、入力可能な文字種の判断や、入力フィールドの有無の判断や、入力フィールドのサイズの取得などもまた、画像データに対する画像解析に基づいて行う構成としてもよい。
上記実施形態では、図2として、画像GaとソフトキーボードKとが重なることなく表示された場合を例示したが、これらが重なって表示されてもよい。また、スマートフォンなど、タブレット端末ほど大きくはないLCDを有する端末を、本発明の端末装置として採用した場合には、MFP10の画面画像をバックグランドに表示し、ソフトキーボードをフォアグランドに表示する構成としてもよい。上記実施形態では、入力可能な文字種として、かな文字を考慮していないが、入力可能な文字種にかな文字が含まれる場合には、かな文字入力用のソフトキーボードをLCD216に表示させてもよい。
上記実施形態では、確定キーがタッチされた場合に、当該確定キーの操作によって確定されたテキストをRAM213に記憶する構成としたが、入力されたテキストを、RAM213に記憶するタイミングとしては、確定キーを操作したタイミングに限定されない。例えば、スペースキーなどの特定のキーが操作されたタイミングを利用してもよい。あるいは、ソフトキーボードを用いてテキストが入力される毎に、1文字ずつ、RAM213に記憶してもよい。また、上記実施形態では、入力されたテキストを、LCD216に表示するタイミングについても、確定キーがタッチされたタイミング以外に、1文字ずつなど、適宜のタイミングを採用できる。上記実施形態では、テキストをRAM213に記憶するタイミングと、テキストをLCD216に表示するタイミングとを同じタイミングとしたが、テキストの記憶と表示とで各々異なるタイミングとしてもよい。
上記実施形態では、LCD216に表示されたMFP10の画面画像がタッチされたことを条件として、ソフトキーボードを用いて入力されたテキストをMFP10に送信する構成としたが、入力されたテキストをMFP10に送信するタイミングとしては、上記画面画像がタッチされたタイミングに限定されない。例えば、ソフトキーボードにおける確定キーなどがタッチされたタイミングや、MFP10の画面画像以外の領域がタッチされたタイミングなど、適宜のタイミングを採用できる。上記実施形態では、S404にて、確定されたテキストとともに、S402にて変換後の座標の座標をMFP10に送信する構成としたが、確定されたテキストだけをMFP10に送信する構成としてもよい。
上記実施形態では、LCD216に表示されたMFP10の画面画像がタッチされたことを条件として、ソフトキーボードを用いて入力されたテキストをMFP10に送信する構成としたが、LCD216に表示されたMFP10の画面画像内の特定の領域、具体的には、入力したテキストを確定するOKボタンが表示される領域がタッチされたことを条件として、入力されたテキストをMFP10に送信する構成としてもよい。かかる場合、この条件判断をS404で行い、肯定判断された場合にS405に処理を移行し、否定判断された場合、S416に処理を移行するとよい。
上記実施形態では、LCD16にて表示されているテキスト入力画面に対して入力可能な文字種が制限されている場合には、OS212aに対し、ソフトキーボードの文字種の切り替えを禁止する指示する構成とした。これに代えて、OS212aに対し、制限されている文字種、すなわち、テキスト入力画面に対して入力できない文字種の入力を受け付けないよう指示する構成としてもよい。かかる場合、OS212aは、切替キーに対する操作が行われた場合に、文字種を切り替える。しかし、切り替え後の文字種が制限された文字種である場合、OS212aは、ソフトキーボードからの入力を受け付けない。あるいは、制限されている文字種が、OS212aから、操作支援アプリ212b(RAM213)に入力された場合に、そのテキストの入力を無効にする構成としてもよい。
上記実施形態および変形例では、CPU211が、図3および図4に記載される各処理を実行する構成として説明したが、これら各図に記載される各処理を、複数のCPUが協同的に実行する構成としてもよい。また、ASICなどのICが、単独で、または、複数によって協働的に、上記各図に記載される各処理を実行する構成してもよい。また、CPU11とASICなどのICとが協同して、上記各図に記載される各処理を実行する構成してもよい。また、図3および図4に示す各処理のうち、一部の処理を、特許請求の範囲における独立請求項から逸脱しない範囲で、省略または変更してもよい。例えば、図4において、S412またはS413のいずれかを省略する構成としてもよい。また、S414またはS415のうち、いずれか一方の処理のみが行われる構成としてもよい。
10:MFP.200:端末,212b:操作支援アプリ

Claims (14)

  1. 第1表示部と、前記第1表示部に対する入力操作を検出する入力部と、外部装置と通信する通信部と、制御部と、を備えた端末装置の、前記制御部が実行可能であり、かつ、前記入力部が検出した入力操作に基づいて外部装置を操作するための操作支援プログラムであって、
    外部装置が有する第2表示部に表示される画面に関する画像データを、前記通信部を介して外部装置から取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した画像データに基づく画像を前記第1表示部に表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像に対する入力操作を前記入力部が検出した場合、検出された前記入力操作の位置に応じた操作情報を、前記通信部を介して、前記画像取得手段による画像データの取得元の外部装置に出力する第1情報出力手段と、
    前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像が、テキストの入力を求める画像を含むかを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段により、前記画像がテキストの入力を求める画像を含むと判断される場合、本操作支援プログラムとは異なる第2プログラムに対し、当該第2プログラムが管理するソフトウェアキーを前記第1表示部に表示させる指示を出す表示指示手段と、
    前記表示指示手段による指示に応じてソフトウェアキーが前記画像とは独立して表示された場合、当該ソフトウェアキーに対する入力操作を前記入力部が検出したことに基づいて、当該入力操作に応じたテキスト情報を、前記通信部を介して、前記画像取得手段による画像データの取得元の外部装置に出力する第2情報出力手段として、
    前記制御部を機能させることを特徴とする操作支援プログラム。
  2. 前記画像取得手段により取得される画像データは、前記第2表示部に表示される画面の画像データであることを特徴とする請求項1記載の操作支援プログラム。
  3. 前記端末装置は、記憶部を備え、
    前記ソフトウェアキーに対する入力操作に応じたテキスト情報であって、前記第2情報出力手段による前記外部装置への出力が未出力であるテキスト情報を、所定のタイミング毎に、前記記憶部に記憶する記憶手段として、
    前記制御部を機能させ、
    前記第2情報出力手段は、前記第1表示部における所定の位置に対する入力操作を前記入力部が検出したことを条件として、前記記憶部に記憶されている前記テキスト情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の操作支援プログラム。
  4. 前記所定のタイミングは、前記入力操作に応じたテキスト情報を前記第2プログラムに対して確定する入力操作を、前記入力部が検出したタイミングであることを特徴とする請求項3記載の操作支援プログラム。
  5. 前記所定の位置は、前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像内に位置することを特徴とする請求項3または4に記載の操作支援プログラム。
  6. 前記記憶部に記憶されるテキスト情報に従うテキストを、前記第1表示部に表示するテキスト表示手段として、
    前記制御部を機能させることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の操作支援プログラム。
  7. 前記テキスト表示手段は、
    前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像が、テキストの入力フィールドを含む場合、前記入力操作に応じたテキストを前記入力フィールドに表示する一方で、
    前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像が、テキストの入力フィールドを含まない場合、前記入力操作に応じたテキストを、前記第1表示部における前記画像の非表示領域に表示することを特徴とする請求項6記載の操作支援プログラム。
  8. 前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像が、テキストの入力フィールドを含む場合、前記入力操作に応じたテキストが前記入力フィールド内に収まるかを判断する第2判断手段として、
    前記制御部を機能させ、
    前記テキスト表示手段は、
    前記第2判断手段により前記入力操作に応じたテキストが前記入力フィールド内に収まると判断された場合、当該テキストを前記入力フィールドに表示する一方で、
    前記第2判断手段により前記入力操作に応じたテキストが前記入力フィールド内に収まらないと判断された場合、当該テキストを、前記第1表示部における画像の非表示領域に表示すること特徴とする請求項6または7に記載の操作支援プログラム。
  9. 前記第1判断手段は、前記画像取得手段により取得された画像データが、テキストの入力を求める画像を含むことを示す情報を含む場合に、前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像が、テキストの入力を求める画像を含むと判断することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の操作支援プログラム。
  10. 前記表示指示手段は、前記画像取得手段により取得された画像データに含まれる、ソフトウェアキーの種類を特定する特定情報に基づいて、前記第2プログラムに対し、前記特定情報に応じたソフトウェアキーを前記第1表示部に表示させる指示を出すことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の操作支援プログラム。
  11. 前記表示指示手段により前記指示が出された後、当該第2プログラムに対し、ソフトウェアキーの種類の切り替えを禁止する指示を出す禁止指示手段として、
    前記制御部を機能させることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の操作支援プログラム。
  12. 前記第2プログラムは、前記端末装置に搭載されるオペレーティングシステムであることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の操作支援プログラム。
  13. 前記入力部は、前記第1表示部に重ねて設けられているタッチパネルであることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の操作支援プログラム。
  14. 第1表示部と、
    前記第1表示部に対する入力操作を検出する入力部と、
    外部装置と通信する通信部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    外部装置が有する第2表示部に表示される画面に関する画像データを、前記通信部を介して外部装置から取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した画像データに基づく画像を前記第1表示部に表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像に対する入力操作を前記入力部が検出した場合、検出された前記入力操作の位置に応じた操作情報を、前記通信部を介して、前記画像取得手段による画像データの取得元の外部装置に出力する第1情報出力手段と、
    前記画像表示手段により前記第1表示部に表示される画像が、テキストの入力を求める画像を含む場合、本操作支援プログラムとは異なる第2プログラムに対し、当該第2プログラムが管理するソフトウェアキーを前記第1表示部に表示させる指示を出す表示指示手段と、
    前記表示指示手段による指示に応じてソフトウェアキーが前記画像とは独立して表示された場合、当該ソフトウェアキーに対する入力操作を前記入力部が検出したことに基づいて、当該入力操作に応じたテキスト情報を、前記通信部を介して、前記画像取得手段による画像データの取得元の外部装置に出力する第2情報出力手段と、
    を備えていることを特徴とする端末装置。


JP2014012989A 2014-01-28 2014-01-28 操作支援プログラムおよび端末装置 Active JP6314499B2 (ja)

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