JP2015137508A - 排水システム - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外設備から排出される汚水および雨水が流入する排水システムであって、屋外設備から排出される雨水を中水として利用可能、または、雨水本管等に排出可能な排水システムを提供する。【解決手段】排水システム1Aは、降雨時であって雨水が排出される第1の排水状態と、汚水が排出される第2の排水状態とが生じる屋外設備5から排出される水が流入する流入管路11と、流入管路11の下流端に接続された流路切替手段40と、上流端が流路切替手段40に接続され、下流端が雨水系管路に接続された雨水流出管路12と、上流端が流路切替手段40に接続され、下流端が汚水系管路に接続された汚水流出管路13とを備えている。流路切替手段40は、流入管路11から雨水流出管路12に水を流す第1の状態と、流入管路11から汚水流出管路13に水を流す第2の状態とに切り替え可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、排水システムに関する。
従来から、雨水は、散水などの循環利用が可能な中水として利用されている。例えば、家屋の屋根に降った雨水は雨樋に集められ、雨樋から貯留タンクに送られ、貯留タンクに貯留される。雨水を中水として利用する場合、貯留タンクに貯留する前に、雨水に混在する落ち葉、砂塵などの異物を除去する。
雨水の異物を除去する排水システムが特許文献1および2に開示されている。特許文献1および2に記載された排水システムは、メッシュ状のフィルターを備えている。そして、上記フィルターに雨水を通過させることで、雨水に混在する異物がフィルターにより捕捉される。これにより、雨水に混在する異物が除去され、雨水を中水として利用することができる。
特開2005−61197号公報 特開2008−8068号公報
ところで、ガソリンスタンドまたは洗車場などの屋外設備では、降雨時には、雨水は地面の上を流れてから側溝に排出される。一方、洗車時などの設備使用時には、洗剤などの油分を含んだ汚水が地面の上を流れ、側溝に排出される。このように上記屋外設備では、同一の側溝に対して、雨水が排出される場合と汚水が排出される場合とが起こり得る。
ところが、特許文献1および2に記載されたフィルターでは、汚水に含まれる油分を除去することはできない。ガソリンスタンドまたは洗車場などの屋外設備の側溝と貯留タンクとの間に、特許文献1および2に記載されたフィルターを設けると、降雨時には貯留タンクに雨水を貯留することはできるが、洗車時などの設備使用時には貯留タンクに汚水が流入してしまう。よって、上記屋外設備から流出する雨水を中水として利用することができなかった。
ガソリンスタンドまたは洗車場などの屋外設備から排出される雨水を中水として利用せず、上記屋外設備からの排水はすべて汚水として排出することが考えられる。しかし、その場合、本来は河川に放流可能な雨水を汚水として処理することになる。集中豪雨時などにおいて、大量の雨水を下水処理場に送ることになり、下水処理場の負担が増えてしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、屋外設備から排出される汚水および雨水が流入する排水システムであって、屋外設備から排出される雨水を中水として利用可能、または、雨水本管等に排出可能な排水システムを提供することである。
本発明に係る排水システムは、降雨時であって雨水が排出される第1の排水状態と、汚水が排出される第2の排水状態とが生じる屋外設備に設けられる排水システムであって、前記屋外設備から排出される水が流入する流入管路と、前記流入管路の下流端に接続された流路切替手段と、上流端が前記流路切替手段に接続され、下流端が雨水系管路に接続された雨水流出管路と、上流端が前記流路切替手段に接続され、下流端が汚水系管路に接続された汚水流出管路と、を備えている。前記流路切替手段は、前記流入管路から前記雨水流出管路に水を流す第1の状態と、前記流入管路から前記汚水流出管路に水を流す第2の状態とに切り替え可能に構成されている。
前記排水システムによれば、屋外設備から汚水が排出される第2の排水状態では、流路切替手段を第2の状態にすることで、屋外設備から排出される汚水は汚水流出管路に流れる。そのため、雨水系管路に汚水が流れ込むことを防止することができる。一方、降雨時であって雨水が排出される第1の排水状態では、流路切替手段を第2の状態から第1の状態に切り替えることで、屋外設備から排出される雨水は雨水流出管路に流れる。よって、雨水系管路に雨水を排出することができ、この雨水を中水として利用したり、雨水本管等に排出したりすることが可能となる。また、汚水系管路に雨水が排出されることを防止することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記流路切替手段は、上方に開口する点検口と、前記流入管路の下流端が接続された流入口と、前記雨水流出管路の上流端が接続された第1流出口と、前記汚水流出管路の上流端が接続された第2流出口と、を有するます本体と、前記ます本体に設けられ、前記流入口から前記第2流出口へ水が流れないように前記流入口と前記第1流出口とを連通させる第1の切替位置と、前記流入口から前記第1流出口へ水が流れないように前記流入口と前記第2流出口とを連通させる第2の切替位置との間で位置変更が可能な切替手段と、を備えた排水ますである。
屋外設備から排出される雨水および汚水には、落ち葉、砂塵などの異物が含まれる場合があり、その異物が流路切替手段内に堆積する場合がある。そのため、異物によって、流路切替手段の流路切替機能が損なわれるおそれがある。しかし、上記態様によれば、流路切替手段は、流路切替機能を有する排水ますによって構成されている。排水ますは点検口を備えているため、メンテナンスが容易である。よって、流路切替手段内に異物が詰まった場合に、点検口から異物を容易に取り除くことができる。したがって、流路切替機能を十分に確保することができ、流路が切り替えられなくなる事態を回避し易くなる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記第2流出口は、前記流入口および前記第1流出口よりも低い位置に設けられ、かつ下方に開口している。前記切替手段は、前記第2流出口に着脱自在に設けられた蓋体である。
上記態様によれば、蓋体を第2流出口に装着すると、流入口と第1流出口とが連通し、流入口と第2流出口との連通が遮断される。よって、流入口からます本体に流入した雨水は、第1流出口から流出し、第2流出口から流出しない。したがって、流入管路に流入した雨水は、雨水流出管路に流れる。一方、蓋体を第2流出口から取り外すと、流入口と第1流出口と第2流出口とが連通する。しかし、第2流出口は、流入口および第1流出口よりも低い位置に設けられている。よって、流入口からます本体に流入した汚水は、第1流出口から流出するのではなく、第2流出口から流出する。したがって、流入管路に流入した汚水は、汚水流出管路に流れる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記屋外設備は、ガソリンスタンド、洗車場、屋外のシャワー室、駐車場、または、屋外の洗い場である。
ガソリンスタンド、洗車場、屋外のシャワー室、駐車場、または、屋外の洗い場では、同じ流入管路に、雨水の他に、洗剤などの油分が含まれた汚水が排出される。上記態様によれば、流路切替手段の状態を適宜変更することによって、雨水が流入管路に流入する場合、その雨水を雨水流出管路に流すことができ、汚水が流入管路に流入する場合、その汚水を汚水流出管路に流すことができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記雨水流出管路は、前記汚水流出管路よりも高い位置に設けられている。
雨水流出管路および汚水流出管路が破損した場合、汚水流出管路内の汚水が外部に漏れて、その汚水が雨水流出管路の破損個所から内部に流入するおそれがある。しかし、上記態様によれば、雨水流出管路は、汚水流出管路よりも高い位置に設けられている。そのため、汚水流出管路内の汚水が外部に漏れた場合であっても、汚水が雨水流出管路の破損箇所から内部に流入しにくくすることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、他の屋外設備から排出される水が流入する他の流入管路と、前記他の流入管路の下流端が接続され、前記流入管路内に設けられた他のますと、を備えている。
上記態様によれば、他のますには、他の屋外設備から排出される水が流入する。他のますは、流入管路内に設けられているため、流入管路に接続された排水ますには、屋外設備および他の屋外設備から排出された水が流入する。よって、1つの流路切替手段によって流路を切り替えることで、屋外設備または他の屋外設備から汚水が排出される場合、その汚水をまとめて汚水流出管路に流すことができ、屋外設備および他の屋外設備から雨水が排出される場合、その雨水をまとめて雨水系管路に流すことができる。
本発明によれば、屋外設備から排出される汚水および雨水が流入する排水システムであって、屋外設備から排出される雨水を中水として利用可能、または、雨水本管等に排出可能な排水システムを提供することができる。
第1実施形態に係る排水システムの平面図である。 第1実施形態に係る排水システムの正面図である。 屋外設備の例を模式的に示した図である。 屋外設備の例を模式的に示した図である。 屋外設備の例を模式的に示した図である。 屋外設備の例を模式的に示した図である。 屋外設備の例を模式的に示した図である。 排水ますの平面図である。 排水ますの正面断面図である。 排水ますの側面図である。 蓋体の平面図である。 蓋体の正面図である。 蓋体の側面図である。 第3実施形態に係る汚水システムの平面図である。 第1変形例に係る排水ますの正面断面図である。 第2変形例に係る排水ますの正面断面図である。 第3変形例に係る排水ますの正面断面図である。 第4変形例に係る排水ますの平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る排水システムの各実施形態について説明する。ここで説明される各実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
まず、第1実施形態に係る排水システム1Aについて説明する。図1は、本実施形態に係る排水システム1Aを示す平面図である。図2は、排水システム1Aを示す正面図である。図1に示すように、排水システム1Aは、屋外設備5から排出された汚水および雨水が流入するシステムである。ここで、「屋外設備」とは、屋外に配置され、降雨時であって雨水が排出される第1の排水状態と、汚水が排出される第2の排水状態とが生じる設備のことをいう。「屋外」とは、屋根がない場所、または、屋根があっても、降雨時には雨が入り込み得る場所のことをいう。
図3〜図7は、屋外設備5の例を模式的に示した図である。例えば、屋外設備5とは、図3に示すようなガソリンスタンド、図4に示すような洗車場、図5に示すような海水浴場などにある屋外のシャワー室、図6に示すような駐車場、または、図7に示すようなキャンプ場などの屋外の洗い場などをいう。なお、図3、図4および図6において、符号5aは自動車を表しており、図4、図5および図7において、矢印は水を表している。
ここで、「汚水」とは、屋外設備5から排出され、洗剤などの油分が含まれた水である。「汚水」とは、そのままでは河川に放流することができず、散水などの循環利用が可能な中水として利用することができないものである。「雨水」とは、降雨などの自然現象に起因する水である。「雨水」とは、そのまま河川に放流させることができ、中水として利用することができるものである。なお、雨水であっても、雨水に汚水が混在している場合は、「汚水」とする。例えば、雨水のうち降雨初期の雨水(以下、初期雨水ともいう。)は、屋外設備5の地面に付着した洗剤などの油分が混ざることがあるため、汚水である。ここでは、汚水と雨水とを総称して「排水」と呼ぶ。図2に示すように、屋外設備5から排出された汚水および雨水は、共に屋外設備5に設けられた側溝6に排出される。排水システム1Aは、排水管路10と、流路切替機能を有する排水ます40と、雨水槽70とを備えている。
排水管路10は、地中に埋設されている。排水管路10は、特に図示はしていないが、下流に向かって下方に傾斜している。排水管路10は、流入管路11と雨水流出管路12と汚水流出管路13とを備えている。流入管路11には、屋外設備5から排出された雨水および汚水が流入する。ここでは、流入管路11の上流端は、屋外設備5に設けられた側溝6と繋がっている。流入管路11の下流端は、排水ます40の流入口52に接続されている。雨水流出管路12の上流端は、排水ます40の第1流出口53に接続されている。雨水流出管路12の下流端は雨水系管路に接続されている。ここで、「雨水系管路」とは、雨水が流れる管路のことをいう。「雨水系管路」には、雨水を中水利用するための貯留タンクなどの雨水槽、その雨水槽に接続された管または河川(放流先)、雨水本管、雨水本管に接続された支管などが含まれる。ここでは、雨水流出管路12の下流端は、雨水槽70に接続されている。雨水流出管路12の下流端からは雨水が流出する。
汚水流出管路13の上流端は、排水ます40の第2流出口54に接続されている。汚水流出管路13の下流端は汚水系管路に接続されている。ここで、「汚水系管路」とは、汚水が流れる管路のことをいう。「汚水系管路」には、汚水を汚水処理場に導く下水本管、下水本管に接続された支管などが含まれる。ここでは、図1に示すように、汚水流出管路13の下流端には、下水本管25が接続されている。汚水流出管路13の下流端からは汚水が流出する。汚水流出管路13内には、公共ます26が設けられている。図2に示すように、汚水流出管路13は、雨水流出管路12よりも低い位置に設けられている。換言すると、雨水流出管路12は、汚水流出管路13よりも高い位置に設けられている。なお、「管路」とは、水を流通させる通路を意味する。「管路」は、一本の配管により構成されていてもよいし、複数本の配管とそれらを接続する継手によって構成されていてもよい。
排水ます40は、雨水および汚水の流路の切り替えが可能なますである。排水ます40は、流入管路11から雨水流出管路12に雨水を流す状態(第1の状態)と、流入管路11から汚水流出管路13に汚水を流す状態(第2の状態)とに切り替え可能なものである。本実施形態では、排水ます40が「流路切替手段」に対応する。
図8は、排水ます40の平面図である。図9は、排水ます40の正面断面図である。図10は、排水ます40の側面図であり、第1流出口53側から見た図である。図8に示すように、排水ます40は、ます本体41と蓋体42とを備えている。図10に示すように、ます本体41は、上部が拡径した略筒状に形成されている。図9に示すように、ます本体41の上部には、上方に開口する点検口51が形成されている。ます本体41の側部には、側方に開口する流入口52および第1流出口53が形成されている。ます本体41の下部には、下方に開口する第2流出口54が形成されている。
図2に示すように、点検口51には、点検筒56が接続されている。ここでは、点検筒56の上端が地面と略同じ高さに配置されるように、排水ます40は地中に埋設されている。作業者は、点検筒56を通じて、ます本体41の内部に破損または詰まりなどがないかを点検することができる。なお、点検筒56の上端には、蓋57が配置されている。点検筒56は、蓋57によって閉じられている。
図9に示すように、流入口52は、ます本体41の側部に設けられている。本実施形態では流入口52は、配管が挿入される受口であるが、配管に挿入される差口であってもよい。図1に示すように、前述の通り、流入口52には流入管路11が接続される。なお、本実施形態では流入口52には、流入管路11の一部をなす配管(図示せず)が直接接続されるが、流入口52に上記配管が他の部材などを介して間接的に接続されていてもよい。上記他の部材として、例えばフレキシブルジョイントまたはゴム製の継手などの伸縮自在なものを好適に用いることができる。
図9に示すように、第1流出口53は、ます本体41の側部であって、流入口52と反対側に配置されている。本実施形態では、第1流出口53は受口であるが、第1流出口53は差口であってもよい。図1に示すように、前述の通り、第1流出口53には、雨水流出管路12が接続される。第1流出口53には、雨水流出管路12の一部をなす配管が直接接続されていてもよく、上記配管が他の部材を介して間接的に接続されていてもよい。
図9に示すように、第2流出口54は、ます本体41の下部に設けられており、下向きに開口している。第2流出口54は、流入口52および第1流出口53よりも低い位置に設けられている。第2流出口54は、平面視において、流入口52と第1流出口53との間に配置されている。第2流出口54は、点検口51の下方に設けられている。図2に示すように、前述の通り、第2流出口54には、汚水流出管路13が接続されている。なお、第2流出口54には、汚水流出管路13の一部をなす配管が直接接続されていてもよく、上記配管が他の部材を介して間接的に接続されていてもよい。
図9に示すように、蓋体42は、ます本体41内の雨水および汚水の流路を切り替える部材である。本実施形態では、蓋体42が「切替手段」に対応する。蓋体42は、流入口52から第2流出口54へ雨水および汚水が流れないように、流入口52と第1流出口53とを連通させる切替位置(第1の切替位置)と、流入口52から第1流出口53へ雨水および汚水が流れないように、流入口52と第2流出口54とを連通させる切替位置(第2の切替位置)との間で位置変更が可能なものである。蓋体42は、第2流出口54に着脱自在に設けられている。蓋体42が第2流出口54に装着される(第1の切替位置に配置される)と、第2流出口54は閉塞される。一方、蓋体42が第2流出口54から取り外される(第2の切替位置に配置される)と、第2流出口54は開放される。地表から点検筒56を通じて蓋体42を容易に取り外しできるように、蓋体42は点検口51の下方に配置されている。図11は、蓋体42の平面図である。図12は、蓋体42の正面図である。図13は、蓋体42の側面図である。図12に示すように、蓋体42は、蓋本体61と、持ち手62と、嵌合凸部63とを備えている。
図11に示すように、蓋本体61は、流入口52から第1流出口53へと繋がる流路を形成する底面65を備えている。図13に示すように、底面65は、流入口52の底面および第1流出口53の底面と滑らかに連続するように、断面略Cの字状に形成されている。図11に示すように、持ち手62は、蓋本体61の上端から上方に延びるようにして蓋本体61に設けられている。図13に示すように、持ち手62は、断面Cの字状に形成されている。図9に示すように、嵌合凸部63は、第2流出口54を閉塞すべく、第2流出口54に嵌合可能な部位である。嵌合凸部63は略円筒状である。図12に示すように、本実施形態では、嵌合凸部63の外周部には、ゴム製のシール部材64が設けられている。このシール部材64によって、図9に示すように、第2流出口54と蓋体42の嵌合凸部63との間のシールが図られている。
図2に示すように、雨水槽70は、地中に埋設されている。雨水槽70は、屋外設備5から排出された雨水を貯留する貯留槽であり、内部に密封された空間を有している。ただし、雨水槽70は、雨水が浸透可能な浸透槽であってもよい。
雨水槽70の側面上部には、接続口71が形成されている。ただし、接続口71は、雨水槽70の上面に形成されていてもよい。接続口71には、雨水流出管路12の下流端が接続されており、排水ます40の第1流出口53が間接的に接続されている。第1流出口53から流出した雨水は、雨水流出管路12および接続口71を通じて雨水槽70に排出される。
雨水槽70の側面上部には、オーバーフロー管路77の上流端が接続されている。図1に示すように、オーバーフロー管路77の下流端は、例えば河川に繋がる雨水本管15に接続されている。ここでは、雨水槽70に雨水が流入した場合、雨水槽70内の雨水の水位が上昇してオーバーフロー管路77との接続部位に達した際、雨水はオーバーフロー管路77を介して雨水本管15に流れる。なお、オーバーフロー管路77は省略してもよい。
図2に示すように、雨水槽70の上面には、鉛直方向に円筒78が突設されている。円筒78は、上端が地面と略同一の高さになるようにして、雨水槽70の上面に設けられている。作業者は、円筒78を介して、雨水を吸引するための吸引ポンプ(図示せず)を挿入することができる。上記吸引ポンプによって、雨水槽70内の雨水を外部へ吸い上げることができる。そして、吸い上げた雨水は、散水などの中水として利用される。なお、上記吸引ポンプを円筒78に挿入しない場合には、円筒78の上部は蓋79によって閉塞されている。
次に、本実施形態に係る排水システム1Aの利用方法について説明する。屋外設備5では、設備使用時(第2の排水状態)に洗剤などの油分が含まれた汚水が排出され、設備を使用しない降雨時(第1の排水状態)に雨水が排出される。屋外設備5から排出される汚水および雨水は、同一の側溝6に排出される。雨水は中水として利用することができるが、屋外設備5から排出される汚水は、中水として利用することはできない。汚水には洗剤などの油分が含まれているため、汚水を雨水本管15に流すことはできない。
そこで、本実施形態では、設備使用時において、屋外設備5から排出される汚水は、下水本管25に排出される。一方、設備を使用しない降雨時において、屋外設備5から排出される雨水は、雨水槽70に排出される。以下の説明では、汚水が排出される時の利用態様を汚水モードといい、雨水が排出される時の利用態様を雨水モードということとする。
例えば、図3に示すように、屋外設備5がガソリンスタンドである場合、営業時間内では、ガソリンが含まれた汚水が排出されるため、汚水モードにして、汚水を下水本管25に排出する。一方、営業時間外では、雨水モードにして、降雨時には雨水が雨水槽70に排出される。図4に示すように、屋外設備5が洗車場である場合、営業時間内では、洗剤が含まれた汚水が排出されるため、汚水モードにして、汚水を下水本管25に排出する。一方、営業時間外では、図3のガソリンスタンドと同様に、雨水モードにして、降雨時には雨水は雨水槽70に排出される。図5に示すように、屋外設備5が海水浴場の屋外シャワー室である場合、海水浴をする夏季中では、汚水モードにする。一方、夏季以外の季節では、雨水モードにする。図6に示すように、屋外設備5が駐車場である場合、例えば、利用者は駐車場で自動車5aの洗車を行うことがあり得る。そのため、例えば、駐車場で洗車をする場合、洗剤が含まれた汚水が排出されるため、汚水モードにして、汚水を下水本管25に排出する。その他の場合には、雨水モードにする。また、図7に示すように、屋外設備5がキャンプ場などの洗い場である場合、営業時間内では汚水モードにし、営業時間外では雨水モードにする。
汚水モードでは、排水ます40の第2流出口54を塞ぐ蓋体42(図9参照)が取り外され、第2流出口54が開放された状態となる。蓋体42は、例えば以下のようにして取り外すことができる。まず、作業者は、点検筒56に被せられた蓋57を取り外す。次に、作業者は点検筒56に手を挿入し、蓋体42の持ち手62(図12参照)を持って蓋体42を引き上げる。これにより、排水ます40の第2流出口54が開放される。なお、持ち手62に手が届かないような場合は、例えば先端にフックを有する棒状体などを使用し、上記フックを持ち手62に引っ掛けて蓋体42を引き上げればよい。
屋外設備5から排出される汚水は、側溝6に排出される。側溝6に排出された汚水は、流入管路11に流入する。流入管路11に流入した汚水は、排水ます40の流入口52からます本体41に流入する。このとき、排水ます40の第2流出口54は開放されている。そのため、ます本体41に流入した汚水は、第2流出口54からます本体41の外へ流出する。図1に示すように、第2流出口54から流出した汚水は、汚水流出管路13を介して下水本管25へ排出される。
雨水モードでは、蓋体42を第2流出口54に装着することによって、第2流出口54は蓋体42によって塞がれ、閉塞される。蓋体42は、例えば以下のようにして第2流出口54に装着することができる。まず、作業者は、点検筒56に被せられた蓋57を取り外す。次に、作業者は、手に蓋体42の持ち手62を持った状態で、点検筒56に手を挿入する。そして、蓋体42の嵌合凸部63(図12参照)を第2流出口54に嵌合させることで、蓋体42を第2流出口54に装着する。
図2に示すように、屋外設備5から側溝6を通じて流入管路11に流入した雨水は、排水ます40の流入口52からます本体41に流入する。ます本体41に流入した雨水は、第2流出口54を閉塞している蓋体42の上方を通り、第1流出口53からます本体41の外へ流出する。第1流出口53から流出した雨水は、雨水流出管路12を通じて雨水槽70へ排出され、雨水槽70に貯留される。雨水槽70に貯留された雨水は、水位が雨水槽70のオーバーフロー管路77との接続箇所に達した場合、オーバーフロー管路77を介して雨水本管15(図1参照)に排出される。また、雨水槽70に排出された雨水は、吸引ポンプによって吸い上げられてもよい。この場合、例えば作業者は、雨水槽70の上面に設けられた円筒78の上部を閉塞する蓋79を取り外し、円筒78を介して雨水槽70に上記吸引ポンプを挿入する。そして、上記吸引ポンプによって、雨水槽70に貯留された雨水を外部へ吸い上げる。吸い上げられた雨水は、散水などの中水として利用される。
以上のように、本実施形態において、屋外設備5から汚水が排出される第2の排水状態では、排水ます40の蓋体42を第2流出口54から取り外すことで、屋外設備5から排出される汚水は、汚水流出管路13を通じて下水本管25に排出される。そのため、雨水槽70に汚水が流れ込むことを防止することができる。一方、降雨時であって雨水が排出される第1の排水状態では、蓋体42を第2流出口54に装着することで、屋外設備5から排出される雨水は、雨水流出管路12を通じて雨水槽70へ排出される。よって、雨水槽70に排出された雨水を中水として利用することが可能となる。また、下水本管25などの汚水系管路に雨水が排出されることを防止することができる。
屋外設備5から排出される雨水および汚水には、落ち葉、砂塵などの異物が含まれる場合があり、その異物がます本体内に堆積する場合がある。そのため、異物によって、排水ます40の流路切替機能が損なわれるおそれがある。しかし、本実施形態では、排水ます40は点検口51を備えているため、メンテナンスが容易である。よって、排水ます40内に異物が詰まった場合に、点検口51から異物を容易に取り除くことができる。したがって、流路切替機能を十分に確保することができ、流路が切り替えられなくなる事態を回避し易くなる。
また、本実施形態では、図9に示すように、排水ます40の第2流出口54は、流入口52および第1流出口53よりも低い位置に設けられ、かつ下方に開口している。蓋体42は、第2流出口54に着脱自在に設けられている。このことによって、蓋体42を第2流出口54に装着すると、流入口52と第1流出口53とが連通し、流入口52と第2流出口54との連通が遮断される。よって、図2に示すように、流入口52からます本体41に流入した雨水は、第1流出口53から流出し、第2流出口54から流出しない。したがって、流入管路11に流入した雨水は、雨水流出管路12から雨水槽70に排出される。一方、図9に示すように、蓋体42を第2流出口54から取り外すと、流入口52と第1流出口53と第2流出口54とが連通する。しかし、第2流出口54は、流入口52および第1流出口53よりも低い位置に設けられている。よって、図2に示すように、流入口52からます本体41に流入した汚水は、第1流出口53から流出するのではなく、第2流出口54から流出する。したがって、流入管路11に流入した汚水は、汚水流出管路13を通じて下水本管25(図1参照)に排出される。
本実施形態では、屋外設備5は、例えばガソリンスタンド(図3参照)、洗車場(図4参照)、海水浴場などの屋外のシャワー室(図5参照)、駐車場(図6参照)、または、キャンプ場などの屋外の洗い場(図7参照)である。これら屋外設備5では、同じ側溝6に、雨水、および、洗剤などの油分が含まれた汚水が排出される。本実施形態では、排水ます40の蓋体42によって流路を適宜変更することによって、雨水が流入管路11に流入する場合、その雨水を雨水流出管路12に流すことができ、汚水が流入管路11に流入する場合、その汚水を汚水流出管路13に流すことができる。
雨水流出管路12および汚水流出管路13が破損した場合、汚水流出管路13内の汚水が外部に漏れて、その汚水が雨水流出管路12の破損個所から内部に流入するおそれがある。しかし、本実施形態では、雨水流出管路12は、汚水流出管路13よりも高い位置に設けられている。そのため、汚水流出管路13内の汚水が外部に漏れた場合であっても、汚水が雨水流出管路12の破損箇所から内部に流入しにくくすることができる。
以上、第1実施形態に係る排水システム1Aについて説明した。しかし、本発明に係る排水システムは、第1実施形態に係る排水システム1Aに限らず、他の種々の形態で実施することができる。次に、他の実施形態について簡単に説明する。なお、以下の説明では、既に説明した構成と同様の構成は同じ符号を付し、その説明は省略することとする。
<第2実施形態>
第1実施形態では、雨水流出管路12の下流端は、雨水槽70に接続されていた。そして、屋外設備5から排出された雨水は、雨水槽70に一度貯留されていた。しかし、雨水槽70は省略することが可能である。この場合、雨水流出管路12の下流端は、雨水本管15に接続されている。なお、雨水流出管路12の下流端は、河川などに繋がる側溝(図示せず)に接続されていてもよい。なお、この場合、雨水流出管路12内には、公共ます(図示せず)が設けられていてもよい。
本実施形態では、屋外設備5が使用されない降雨時、第2流出口54を蓋体42によって塞ぐことで、屋外設備5から排出された雨水は、雨水流出管路12を通じて雨水本管15に排出される。そして、雨水本管15に排出された雨水は、河川などに放流される。屋外設備5が使用される時、蓋体42を第2流出口54から取り外すことで、屋外設備5から排出された汚水は、下水本管25に排出される。よって、屋外設備5から流出した汚水を雨水本管15に排出することなく、雨水を雨水本管15に排出することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る排水システム1Bについて説明する。図14は、第3実施形態に係る排水システム1Bの平面図である。図14に示すように、排水システム1Bは、他の流入管路11aと、他のます80とを備えている。他の流出管路11aの上流端には、他の屋外設備5Aが接続されている。屋外設備5Aは、屋外設備5と同様に、例えば、ガソリンスタンド、洗車場、屋外のシャワー室、駐車場、または、屋外の洗い場などである。他のます80は、流入管路11内に設けられている。他のます80には、流入管路11aの下流端が接続されている。
他のます80には、他の屋外設備5Aから排出される汚水および雨水が流入する。他のます80は、流入管路11内に設けられているため、流入管路11の下流端に接続された排水ます40には、屋外設備5および他の屋外設備5Aから排出された汚水および雨水が流入する。よって、1つの排水ます40によって排水の流路を切り替えることで、屋外設備5または他の屋外設備5Aから汚水が排出される場合、その汚水をまとめて汚水流出管路13に流すことができる。また、屋外設備5および他の屋外設備5Aから雨水が排出される場合、その雨水をまとめて雨水槽70に流すことができる。
<第1変形例>
図15は、第1変形例に係る排水ます40Aの正面断面図である。図15に示すように、ます本体41の内部であって、排水ます40Aにおけるます本体41の第1流出口53側の底部には、汚水が第1流出口53に流れにくくするための乗り越え防止部58が設けられていてもよい。乗り越え防止部58は、ます本体41の底部から上方に若干突出している。乗り越え防止部58は、ます本体41と一体成形されていてもよいし、ます本体41に取り付けられていてもよい。第1変形例では、蓋体42を第2流出口54から取り外して、屋外設備5から排出された汚水を第2流出口54から汚水流出管路13に流す場合、乗り越え防止部58によって、汚水が第1流出口53から雨水流出管路12に流出しにくくすることができる。
<第2変形例>
図16は、第2変形例に係る排水ます40Bの正面断面図である。図16に示すように、排水ます40Bは、ます本体41の内部に設けられたエルボ管59を備えていてもよい。エルボ管59は、一端側の管軸と他端側の管軸とが略垂直になるように湾曲している。エルボ管59の一端は、上方、すなわち、点検口51に向かって開口している。エルボ管59の他端は、第1流出口53に接続されている。第2変形例であっても、第1変形例と同様に、汚水を第2流出口54から汚水流出管路13に流す場合、エルボ管59の側面によって、汚水が第1流出口53を通じて雨水流出管路12に流れにくくすることができる。そのため、エルボ管59の側面は、第1変形例の乗り越え防止部58と同様の役割を担う。また、エルボ管59の一端は、流入口52の底部、および、第1流出口53の底部よりも高い位置に設けられている。そのため、蓋体42を第2流出口54に装着して、雨水を第1流出口53から雨水流出管路12に流す場合、雨水に含まれる異物が、ます本体41内に堆積する。よって、雨水に含まれる異物が第1流出口53から雨水流出管路12に流れることを防止することができる。
<第3変形例>
図17は、第3変形例に係る排水ます40Cの正面断面図である。図17に示すように、排水ます40Cは、ます本体41の底部に、異物を堆積するための堆積部66を備えていてもよい。堆積部66は、ます本体41の底部よりも下方に凹んでいる。堆積部66は、第2流出口54よりも幅が広く、底部に第2流出口54が形成されている。蓋体42は、堆積部66を通じて、第2流出口54に着脱自在に設けられている。第3変形例では、蓋体42を第2流出口54に装着して、屋外設備5から排出された雨水を第1流出口53から雨水流出管路12に流出させる際、仮に雨水に落ち葉または砂塵などの異物が含まれていたとしても、その異物を堆積部66に堆積させることができる。よって、雨水流出管路12により綺麗な雨水を流すことができる。
<第4変形例>
図18は、第4変形例に係る排水ます40Dの平面図である。図18に示すように、排水ます40Dの点検口51は、平面視において、流入口52から第1流出口53へ向かう流路方向の最大の長さL1が該流路方向と直交する方向の最大の長さL2よりも長い扁平形状であってもよい。ここでは、点検口51は、平面視において、惰円形状である。このことによって、流入口52から第1流出口53へ向かう流路の長さを長くすることができる。したがって、汚水を第2流出口54から汚水流出管路13に流す場合、汚水が第1流出口53へ流れにくくすることができる。
<その他の変形例>
上記各実施形態では、流路切替手段は流路切替機能を有する排水ますであった。しかし、流路切替手段は、流路を切り替えることが可能な切替弁であってもよい。
1A、1B 排水システム
5 屋外設備
11 流入管路
12 雨水流出管路
13 汚水流出管路
15 雨水本管
25 下水本管
40、40A、40B、40C、40D 排水ます(流路切替手段)
41 ます本体
42 蓋体(切替手段)
51 点検口
52 流入口
53 第1流出口
54 第2流出口
70 雨水槽
本発明に係る排水システムは、降雨時であって雨水が排出される第1の排水状態と、汚水が排出される第2の排水状態とが生じる屋外設備に設けられる排水システムであって、前記屋外設備から排出される水が流入する流入管路と、前記流入管路の下流端に接続された流路切替手段と、上流端が前記流路切替手段に接続され、下流端が雨水系管路に接続された雨水流出管路と、上流端が前記流路切替手段に接続され、下流端が汚水系管路に接続された汚水流出管路と、を備えている。前記流路切替手段は、前記流入管路から前記雨水流出管路に水を流す第1の状態と、前記流入管路から前記汚水流出管路に水を流す第2の状態とに切り替え可能に構成されている。前記流路切替手段は、前記第1の排水状態のときに前記第1の状態にされ、前記第2の排水状態のときに前記第2の状態にされる。

Claims (6)

  1. 降雨時であって雨水が排出される第1の排水状態と、汚水が排出される第2の排水状態とが生じる屋外設備に設けられる排水システムであって、
    前記屋外設備から排出される水が流入する流入管路と、
    前記流入管路の下流端に接続された流路切替手段と、
    上流端が前記流路切替手段に接続され、下流端が雨水系管路に接続された雨水流出管路と、
    上流端が前記流路切替手段に接続され、下流端が汚水系管路に接続された汚水流出管路と、
    を備え、
    前記流路切替手段は、前記流入管路から前記雨水流出管路に水を流す第1の状態と、前記流入管路から前記汚水流出管路に水を流す第2の状態とに切り替え可能に構成された、排水システム。
  2. 前記流路切替手段は、
    上方に開口する点検口と、前記流入管路の下流端が接続された流入口と、前記雨水流出管路の上流端が接続された第1流出口と、前記汚水流出管路の上流端が接続された第2流出口と、を有するます本体と、
    前記ます本体に設けられ、前記流入口から前記第2流出口へ水が流れないように前記流入口と前記第1流出口とを連通させる第1の切替位置と、前記流入口から前記第1流出口へ水が流れないように前記流入口と前記第2流出口とを連通させる第2の切替位置との間で位置変更が可能な切替手段と、を備えた排水ますである、請求項1に記載された排水システム。
  3. 前記第2流出口は、前記流入口および前記第1流出口よりも低い位置に設けられ、かつ下方に開口し、
    前記切替手段は、前記第2流出口に着脱自在に設けられた蓋体である、請求項2に記載された排水システム。
  4. 前記屋外設備は、ガソリンスタンド、洗車場、屋外のシャワー室、駐車場、または、屋外の洗い場である、請求項1から3までの何れか一つに記載された排水システム。
  5. 前記雨水流出管路は、前記汚水流出管路よりも高い位置に設けられている、請求項1から4までの何れか一つに記載された排水システム。
  6. 他の屋外設備から排出される水が流入する他の流入管路と、
    前記他の流入管路の下流端が接続され、前記流入管路内に設けられた他のますと、
    を備えている、請求項1から5までの何れか一つに記載された排水システム。
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