JP2015129823A - ダメージ量判定装置、画像形成装置、ダメージ量判定プログラム及びダメージ量判定方法 - Google Patents

ダメージ量判定装置、画像形成装置、ダメージ量判定プログラム及びダメージ量判定方法 Download PDF

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祐 向林
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Abstract

【課題】用紙が画像形成装置の所定の構成に与えるダメージ量を判定できるダメージ量判定装置、画像形成装置、ダメージ量判定プログラム及びダメージ量判定方法を提供することである。【解決手段】用紙に画像を形成する画像形成装置に用いられるダメージ量判定装置であって、印刷に用いられる前記用紙の白色度に関する情報を取得する情報取得手段と、前記白色度に関する情報に基づいて、前記画像形成装置の所定の構成を前記用紙が通過する際に、該所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量を判定するダメージ量判定手段と、を備えていること、を特徴とするダメージ量判定装置。【選択図】図11

Description

本発明は、ダメージ量判定装置、画像形成装置、ダメージ量判定プログラム及びダメージ量判定方法に関し、より特定的には、用紙が画像形成装置の所定の構成に与えるダメージ量を判定するダメージ量判定装置、画像形成装置、ダメージ量判定プログラム及びダメージ量判定方法に関する。
画像形成装置の印刷媒体としては、一般的には、上質紙が用いられる。上質紙には、漂白されたパルプが用いられている。そのため、上質紙では、白色度を高くするための白色填料の添加量が少ない。
ところで、近年の環境問題の意識の高まりを受けて、印刷媒体として再生紙が使用されることが年々増加している。また、環境保護、古紙利用の拡大のために、古紙の再生紙への配合率アップ、紙の白色度の見直し等の動きが活発化している。
グリーン購入法対象品の基準やエコマーク認定基準においては、紙の白色度が判断基準の項目として規定されている。例えば、再生紙において、ISO白色度が通常の80%以上よりも低い70%程度に設定されている。このような70%程度のISO白色度を有する再生紙(以下、単に再生紙と呼ぶ)によれば、品質及び環境負荷の低減の両立を図ることができる。具体的には、該再生紙によれば、使用上問題のない程度でISO白色度を追求して品質を保つことができる。また、白色填料の低減により漂白工程による環境負荷の低減を図ることができると共に、古紙利用により環境負荷の低減を図ることができる。
一方、近年、海外から輸入された用紙(以下、輸入紙)が使用される機会が増加している。このような輸入紙には、白色度及び不透明度を得るために、上質紙及び再生紙に比べて多くの白色填料が添加されている。
以上のような3種類の用紙では、画像形成装置において、中間転写ベルトや定着ローラ等の消耗品を通過する際にこれらの消耗品に与えるダメージ量が異なる。より詳細には、白色填料としては、例えば、炭酸カルシウムが用いられる。炭酸カルシウムは、粒径が大きく硬く鋭く尖っている。そのため、画像形成装置の消耗品の通過の際に、用紙が該消耗品に押し付けられると、白色填料が消耗品にダメージを与えてしまう。そのため、白色填料の添加量が相対的に多い輸入紙は、上質紙や再生紙に比べて、消耗品に与えるダメージ量が大きい。
しかしながら、従来の画像形成装置は、用紙の印刷枚数によって消耗品の寿命を管理しており、印刷された用紙の種類を考慮して消耗品の寿命を管理していなかった。そのため、相対的にダメージ量の大きな用紙を基準として、消耗品の寿命が設定されていた。したがって、上質紙や再生紙のような相対的にダメージ量の小さな用紙が多く印刷された場合には、画像形成装置は、実際には消耗品の寿命が残っているにもかかわらず、該消耗品の寿命が尽きたと判定し、消耗品の交換を促してしまうおそれがあった。したがって、画像形成装置において、用紙の種類を識別して、用紙の種類に応じたダメージ量を判定し、消耗品の寿命を正確に管理することが望まれている。
なお、用紙の種類を識別する方法としては、例えば、搬送時に発生する紙粉量を調べることが挙げられる。より詳細には、上質紙及び再生紙では相対的に少ない紙粉が搬送時に発生する。一方、輸入紙では相対的に多い紙粉が搬送時に発生する。そこで、搬送時に用紙から発生する紙粉量を調べて、用紙の種類を識別することが考えられる。このように、搬送時に用紙から発生する紙粉量を調べる発明としては、例えば、特許文献1に記載の電子写真印刷装置が知られている。
特開2009−20370号公報
そこで、本発明の目的は、用紙が画像形成装置の所定の構成に与えるダメージ量を判定できる新たなダメージ量判定装置、画像形成装置、ダメージ量判定プログラム及びダメージ量判定方法を提供することである。
本発明の一形態に係るダメージ量判定装置は、用紙に画像を形成する画像形成装置に用いられるダメージ量判定装置であって、印刷に用いられる前記用紙の白色度に関する情報を取得する情報取得手段と、前記白色度に関する情報に基づいて、前記画像形成装置の所定の構成を前記用紙が通過ことによって該所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量を判定するダメージ量判定手段と、を備えていること、を特徴とする。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、前記ダメージ量判定装置を備えること、を特徴とする。
本発明の一形態に係るダメージ量判定プログラムは、用紙に画像を形成する画像形成装置に用いられるダメージ量判定装置において実行されるダメージ量判定プログラムであって、印刷に用いられる前記用紙の白色度に関する情報を取得するプログラムステップと、前記白色度に関する情報に基づいて、前記画像形成装置の所定の構成を前記用紙が通過する際に、該所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量を判定するプログラムステップと、を前記ダメージ量判定装置に実行させること、を特徴とする。
本発明の一形態に係るダメージ量判定方法は、用紙に画像を形成する画像形成装置において行われるダメージ量判定方法であって、印刷に用いられる前記用紙の白色度に関する情報を取得するステップと、前記白色度に関する情報に基づいて、前記画像形成装置の所定の構成を前記用紙が通過する際に、該所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量を判定するステップと、を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、用紙が画像形成装置の所定の構成に与えるダメージ量を判定できる。
画像形成装置1の全体構成を示した図である。 白色度検知部36の構成図である。 紙粉量検知部38の構成図である。 用紙のISO白色度と用紙中のCaの含有率との関係を示したグラフである。 用紙のISO白色度と用紙の紙粉量との関係を示したグラフである。 輸入紙の拡大写真である。 再生紙の拡大写真である。 印刷前の中間転写ベルト11の写真である。 輸入紙を150,000枚印刷した後の中間転写ベルト11の写真である。 再生紙を150,000枚印刷した後の中間転写ベルト11の写真である。 ダメージ量判定装置のブロック図である。 画像形成装置1の制御部30が実行するフローチャートを示した図である。 画像形成装置1の制御部30が実行するフローチャートを示した図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るダメージ量判定装置を備えた画像形成装置について図面を参照しながら説明する。
(画像形成装置の構成)
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置について図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成装置1の全体構成を示した図である。図1において、紙面の左右方向を単に左右方向と呼び、紙面の前後方向を単に前後方向と呼び、紙面の上下方向を単に上下方向と呼ぶ。
画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成したものである。該画像形成装置1は、スキャナにより読み取った画像データに基づいて、用紙(印刷媒体)に画像を形成する機能を有し、図1に示すように、印刷部2、本体3、給紙カセット15a,15b、タイミングローラ対19、定着部20、排紙ローラ対21、排紙トレイ23、制御部30、記憶部32、タッチパネル34、白色度検知部36及び紙粉量検知部38を備えている。
本体3は、画像形成装置1の筐体であり、印刷部2、給紙カセット15a,15b、タイミングローラ対19、定着部20、排紙ローラ対21、制御部30、記憶部32、タッチパネル34、白色度検知部36及び紙粉量検知部38を収容している。
給紙カセット15aは、用紙を1枚ずつ供給する役割を果たし、概略、用紙トレイ16a及び給紙ローラ17aを含む。用紙トレイ16aには、印刷前の状態の用紙が複数枚重ねて載置される。給紙ローラ17aは、用紙トレイ16aに載置された用紙を1枚ずつ取り出す。
給紙カセット15bは、用紙を1枚ずつ供給する役割を果たし、概略、用紙トレイ16b及び給紙ローラ17bを含む。用紙トレイ16bには、印刷前の状態の用紙が複数枚重ねて載置される。給紙ローラ17bは、用紙トレイ16bに載置された用紙を1枚ずつ取り出す。
タイミングローラ対19は、印刷部2においてトナー画像が用紙に2次転写されるように、給紙カセット15a,15bから搬送されてきた用紙をタイミングを調整しながら搬送する。
印刷部2は、給紙カセット15a,15bから供給されてくる用紙にトナー画像を形成し、作像ユニット22Y,22M,22C,22K、光走査装置6Y,6M,6C,6K、転写部8Y,8M,8C,8K、中間転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14及びクリーニング装置18を含んでいる。また、作像ユニット22Y,22M,22C,22Kは、感光体ドラム4Y,4M,4C,4K、帯電器5Y,5M,5C,5K、現像装置7Y,7M,7C,7K及びクリーナー9Y,9M,9C,9Kを含んでいる。
感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kは、本体3内に設けられ、円筒形状をなしている。感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kは、図1において時計回りに回転させられる。帯電器5Y,5M,5C,5Kは、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周面を帯電させる。光走査装置6Y,6M,6C,6Kは、制御部30の制御により、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周面に対してビームBY,BM,BC,BKを走査する。これにより、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周面には静電潜像が形成される。
現像装置7Y,7M,7C,7Kは、本体3内に設けられ、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kにトナーを付与して、静電潜像に基づくトナー画像を現像する。
中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されている。中間転写ベルト11には、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kに現像されたトナー画像が1次転写される。転写部8Y,8M,8C,8Kは、中間転写ベルト11の内周面に対向するように配置されており、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kに形成されたトナー画像を中間転写ベルト11に1次転写する役割を果たす。クリーナー9Y,9M,9C,9Kは、1次転写後に感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周面に残存しているトナーを回収する。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図1には記載せず)により回転させられることにより、中間転写ベルト11を反時計回りに駆動させる。これにより、中間転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。
2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向し、ドラム形状をなしている。そして、2次転写ローラ14は、転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト11との間を通過する用紙に対して、中間転写ベルト11が担持しているトナー画像を2次転写する。クリーニング装置18は、用紙へのトナー画像の2次転写後に、中間転写ベルト11に残存しているトナーを除去する。
トナー画像が2次転写された用紙は、定着部20に搬送される。定着部20は、用紙に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙に定着させる。
排紙ローラ対21は、定着部20を通過した用紙を排紙トレイ23上に排出する。排紙トレイ23上には、印刷済みの用紙が積載される。
制御部30は、例えば、CPUにより構成され、画像形成装置1の動作を制御する。記憶部32は、例えば、不揮発性メモリにより構成され、後述する2種類のテーブルを記憶している。タッチパネル34は、画像形成装置1の入力手段及び表示手段である。
白色度検知部36は、印刷に用いられる用紙の白色度に関する情報を取得する情報取得手段であり、タイミングローラ対19に対して用紙の搬送方向の上流側に設けられている。白色度検知部36は、タイミングローラ対19において静止した用紙のISO白色度を光学的手段により測定する。白色度検知部36は、例えば、ハンター式の白色度測定方式に準じた方法でISO白色度を測定する。ハンター式では、完全な白色を100%とし、特定の青色フィルターを通して青〜スミレ色の光(主波長457nm)を45度の入射角で用紙に入射させ、垂直方向(0度)に反射する光を受光したときの反射率をISO白色度として検知する。以下に、白色度検知部36の具体的構成について図面を参照しながら説明する。図2は、白色度検知部36の構成図である。
白色度検知部36は、図2に示すように、青色LED40、基準白板42及び光電センサ44を含んでいる。青色LED40は、用紙の搬送経路の左側に設けられ、470nmのピーク波長を有する光を右方向に向けて出射する。基準白板42は、用紙の搬送経路の右側に設けられ、用紙の搬送経路を挟んで青色LED40と対向している。青色LED40が出射した光は、用紙の表面又は基準白板42において反射する。光電センサ44は、用紙の搬送経路の左側に設けられ、用紙の搬送経路を挟んで基準白板42と対向している。光電センサ44は、用紙の表面又は基準白板42において反射した光を入射光として受光し、入射光を光電変換して、光量に応じたデジタル信号を制御部30に対して出力する。以下では、光量に応じたデジタル信号を白色度信号と呼ぶ。白色度信号は、数値が大きくなるにしたがって、ISO白色度が高くなることを示している。
紙粉量検知部38は、用紙が画像形成装置1の所定の位置を通過する際に発生する紙粉量を検出する。本実施形態では、紙粉量検知部38は、タイミングローラ対19に対して用紙の搬送方向の上流側に設けられ、用紙がタイミングローラ対19を通過する際に発生する紙粉量を検出する。以下に、紙粉量検知部38の構成について図面を参照しながら説明する。図3は、紙粉量検知部38の構成図である。
紙粉量検知部38は、図3に示すように、紙粉除去部材46、紙粉回収室47及び紙粉検出センサ48を含んでいる。紙粉除去部材46は、タイミングローラ対19の左側のローラの表面に接触しており、該表面に付着した紙粉を掻き取る。紙粉回収室47は、掻き取られた紙粉を収容する。紙粉検出センサ48は、紙粉回収室47内の紙粉量を検出し、具体的には、紙粉に向かって光を出射し、紙粉から反射してきた光を受光することにより、紙粉検出センサ48と紙粉との間の距離を測定する。紙粉検出センサ48は、距離に応じたデジタル信号を制御部30に出力する。以下では、距離に応じたデジタル信号を紙粉量信号と呼ぶ。紙粉量信号は、数値が小さくなるにしたがって、紙粉回収室47に堆積している紙粉量が多くなっていることを示している。
(用紙識別)
まず、本実施形態に係る画像形成装置1による用紙の識別について図面を参照しながら説明する。図4は、用紙のISO白色度と用紙中のCaの含有率との関係を示したグラフである。横軸はISO白色度を示し、縦軸はCa含有率を示す。Ca含有率とは、用紙を元素分析した場合に、用紙に含まれるCaの質量の割合である。図5は、用紙のISO白色度と用紙の紙粉量との関係を示したグラフである。横軸はISO白色度を示し、縦軸は紙粉量を示す。
本願発明者は、上質紙、再生紙及び輸入紙について、用紙のISO白色度と用紙中のCaの含有率との関係を調べた。図4によれば、ISO白色度が70%程度である再生紙では、Caの含有率が低いことが分かる。一方、ISO白色度が80%以上である用紙では、Caの含有率が高い用紙と低い用紙とが存在していることが分かる。ISO白色度80%以上である用紙の内、Caの含有率が低い用紙が上質紙であり、Caの含有率が高い用紙が輸入紙である。このように、図4によれば、ISO白色度に基づいて、用紙が、再生紙であるのか、上質紙又は輸入紙であるのかを判定することができる。
また、本願発明者は、上質紙、再生紙及び輸入紙について、用紙のISO白色度と用紙が発生する紙粉量との関係を調べた。図5によれば、再生紙及び上質紙では、相対的に紙粉量が少なく、輸入紙では、相対的に紙粉量が多いことが分かる。このように、図5によれば、紙粉量に基づいて、用紙が、輸入紙であるのか、上質紙又は再生紙であるのかを判定することができる。
以上より、ISO白色度及び紙粉量に基づいて、用紙が輸入紙であるのか、上質紙であるのか、再生紙であるのかを判定することができる。具体的には、ISO白色度が低い用紙は再生紙であり、ISO白色度が高く紙粉量が少ない用紙は上質紙であり、ISO白色度が高く紙粉量が多い用紙は輸入紙である。
(ダメージ量)
次に、輸入紙、再生紙、上質紙のそれぞれが消耗品に与えるダメージ量について図面を参照しながら説明する。消耗品としては、用紙が接触する中間転写ベルト11や定着部20等が挙げられるが、以下では、中間転写ベルト11として説明する。図6は、輸入紙の拡大写真である。図7は、再生紙の拡大写真である。
図6に示すように、輸入紙では、尖った形状を有する大きな粒が多数存在していることが分かる。この粒は、炭酸カルシウムからなる白色填料であり、中間転写ベルト11に対して相対的に大きなダメージを与えるおそれがある。一方、再生紙は、繊維状をなしていることが分かる。このような繊維質は、セルロースであり、中間転写ベルト11に対して相対的に小さなダメージを与える。
そこで、本願発明者は、輸入紙及び再生紙を150,000枚印刷して、中間転写ベルト11に発生したダメージを調べた。図8は、印刷前の中間転写ベルト11の写真である。図9は、輸入紙を150,000枚印刷した後の中間転写ベルト11の写真である。図10は、再生紙を150,000枚印刷した後の中間転写ベルト11の写真である。図8ないし図10において、黒くなっている部分は、中間転写ベルト11に傷がついて凹んでいることを示している。
図8によれば、印刷前では、中間転写ベルト11には殆ど傷が存在しない。図9によれば、中間転写ベルト11に相対的に多くの傷が付いていることが分かる。一方、図10によれば、中間転写ベルト11に相対的に少ない傷が付いていることが分かる。よって、炭酸カルシウムを多く含む輸入紙は、中間転写ベルト11に与えるダメージ量が相対的に大きく、セルロースを多く含む再生紙は、中間転写ベルト11に与えるダメージ量が相対的に小さいことが分かる。また、上質紙には、炭酸カルシウムが多く含まれていないので、中間転写ベルト11に与えるダメージ量が相対的に小さい。
図4ないし図10に基づけば、ダメージ量を表1に示す第1のテーブルのように定義することができる。表1のダメージ量とは、無次元の値であり、1枚の用紙が中間転写ベルト11を通過する際に、該中間転写ベルト11に与えるダメージの大きさを示している。ダメージ量の値が大きくなるにしたがって、ダメージ量が大きくなることを意味している。
(ダメージ量判定装置のブロック図)
次に、画像形成装置1に含まれるダメージ量判定装置のブロック図について図面を参照しながら説明する。図11は、ダメージ量判定装置のブロック図である。
ダメージ量判定装置は、制御部30、記憶部32、タッチパネル34、白色度検知部36及び紙粉量検知部38を備えている。また、制御部30は、ダメージ量判定部50及び寿命判定部52を含んでいる。
記憶部32は、表1に示す第1のテーブルを記憶している。更に、記憶部32は、給紙カセット15a,15bのそれぞれに対してダメージ量D1,D2が設定された第2のテーブルを記憶している。表2は、第2のテーブルである。
ダメージ量判定部50は、白色度検知部36から出力されてくる白色度信号と、紙粉量検知部38から出力されてくる紙粉量信号とに基づいて、用紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量を表1の第1のテーブルを用いて判定する。更に、ダメージ量判定部50は、用紙が給紙カセット15aから供給された用紙である場合には、表2の第2のテーブルのダメージ量D1を判定したダメージ量に設定する。一方、ダメージ量判定部50は、用紙が給紙カセット15bから供給された用紙である場合には、表2の第2のテーブルのダメージ量D2を判定したダメージ量に設定する。すなわち、ダメージ量判定部50は、給紙カセット15a,15b毎にダメージ量を判定している。
記憶部32は、中間転写ベルト11の寿命をライフ量Lとして記憶している。ライフ量Lとは、ダメージ量と同じ次元のパラメータであり、中間転写ベルト11に許容されたダメージ量の総和である。なお、新品状態の中間転写ベルト11に対しては、所定のライフ量Lが設定されている。
寿命判定部52は、ダメージ量判定部50が判定したダメージ量に基づいて、中間転写ベルト11の寿命を判定する。具体的には、寿命判定部52は、ライフ量Lから用紙の印刷の度にダメージ量を減算する。本実施形態では、寿命判定部52は、給紙カセット15aの用紙に印刷が行われた場合には、ライフ量Lからダメージ量D1を減算し、給紙カセット15bの用紙に印刷が行われた場合には、ライフ量Lからダメージ量D2を減算する。そして、寿命判定部52は、ライフ量Lが0以下になった場合には、中間転写ベルト11の寿命が尽きたと判定して、その旨をタッチパネル34に表示させる。
(画像形成装置の動作)
以下に、ダメージ量判定において画像形成装置1が行う動作について図面を参照しながら説明する。図12は、画像形成装置1の制御部30が実行するフローチャートを示した図である。なお、ダメージ量判定は、制御部30においてダメージ量判定プログラムが実行されることによって行われてもよいし、ハードウェアによって実行されてもよい。
まず、制御部30は、中間転写ベルト11が交換されたか否かを判定する(ステップS1)。中間転写ベルト11が交換された場合には、本処理はステップS2に進む。一方、中間転写ベルト11が交換されていない場合には、本処理はステップS1に戻る。この場合、中間転写ベルト11が交換されるまでステップS1が繰り返される。
中間転写ベルト11が交換された場合、寿命判定部52は、記憶部32が記憶している中間転写ベルト11のライフ量Lを初期値にセットする(ステップS2)。更に、ダメージ量判定部50は、印刷枚数nを0にセットする(ステップS3)と共に、表2の第2のテーブルのダメージ量D1,D2を1にセットする(ステップS4)。ステップS2〜S4では、制御部30は、初期化を行っている。印刷枚数nとは、中間転写ベルト11が交換されてから用紙が何枚印刷されたかを示している。この後、本処理はステップS5に進む。
制御部30は、印刷ジョブが入力されてきたか否かを判定する(ステップS5)。印刷ジョブが入力されてきた場合には、本処理はステップS6に進む。印刷ジョブが入力されてきていない場合には、本処理はステップS5に戻る。この場合、印刷ジョブが入力されてくるまでステップS5が繰り返される。
印刷ジョブが入力されてきた場合、ダメージ量判定部50は、印刷に用いる用紙が給紙カセット15aに格納されているか否かを判定する(ステップS6)。印刷に用いる用紙が給紙カセット15aに格納されている場合には、本処理はステップS7に進む。一方、印刷に用いる用紙が給紙カセット15aに格納されていない場合には、印刷に用いる用紙が給紙カセット15bに格納されているとして、本処理はステップS17に進む。
印刷に用いる用紙が給紙カセット15aに格納されている場合、ダメージ量判定部50は、前回に印刷ジョブを実行した後に、給紙カセット15aに用紙が補充されたか否かを判定する(ステップS7)。給紙カセット15aに用紙が補充されると、用紙の種類が変更されて、ダメージ量D1が変更される可能性がある。すなわち、ステップS7では、ダメージ量判定部50は、ダメージ量D1が変更された可能性があるか否かを判定している。用紙が補充されていない場合には、本処理はステップS8に進む。用紙が補充された場合には、本処理はステップS9に進む。
用紙が補充されていない場合、制御部30は、給紙カセット15aから用紙の搬送を開始する(ステップS8)。そして、この後、本処理は、ダメージ量の判定処理を経ることなくステップS15に進む。
用紙が補充された場合、制御部30は、給紙カセット15aから用紙の搬送を開始する(ステップS9)。用紙の搬送中に、白色度検知部36は、用紙のISO白色度を検知して、白色度信号をダメージ量判定部50に出力し、紙粉量検知部38は、用紙の紙粉量を検知して、紙粉量信号をダメージ量判定部50に出力する。なお、紙粉量検知部38は、用紙の通過毎に、紙粉量信号を出力している。よって、ダメージ量判定部50は、前回の紙粉量信号と今回の紙粉量信号との差分を取ることにより、用紙1枚当たりの紙粉量を演算することができる。なお、用紙1枚当たりの紙粉量の演算については、特願2013−261308号に記載されている通りであるので、詳細な説明を省略する。
次に、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブル及び白色度信号に基づいて、ISO白色度が75%以上であるか否かを判定する(ステップS10)。ISO白色度が75%より低い場合には、本処理はステップS11に進む。ISO白色度が75%以上である場合には、本処理はステップS12に進む。
ISO白色度が75%より低い場合、ダメージ量判定部50は、用紙がダメージ量の小さな再生紙であると判定する。そして、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブルに基づいて、表2の第2のテーブルのダメージ量D1を0.7に設定する(ステップS11)。この後、本処理はステップS15に進む。
ISO白色度が75%以上である場合、ダメージ量判定部50は、用紙が上質紙又は輸入紙であると判定する。そして、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブル及び紙粉量信号に基づいて、紙粉量が0.020g/枚以上であるか否かを判定する(ステップS12)。紙粉量が0.020g/枚以上である場合、本処理はステップS13に進む。紙粉量が0.020g/枚より少ない場合、本処理はステップS14に進む。
紙粉量が0.020g/枚以上である場合には、ダメージ量判定部50は、用紙がダメージ量の大きな輸入紙であると判定する。そして、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブルに基づいて、表2の第2のテーブルのダメージ量D1を1に設定する(ステップS13)。この後、本処理はステップS15に進む。
紙粉量が0.020g/枚より少ない場合には、ダメージ量判定部50は、用紙がダメージ量の小さな上質紙であると判定する。そして、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブルに基づいて、表2の第2のテーブルのダメージ量D1を0.8に設定する(ステップS14)。この後、本処理はステップS15に進む。
前記ステップS15において、ダメージ量判定部50は、印刷枚数nを1つインクリメントする(ステップS15)。更に、寿命判定部52は、ライフ量Lからダメージ量D1を減算する(ステップS16)。この後、本処理はステップS27に進む。
前記ステップS6において印刷に用いる用紙が給紙カセット15aに格納されていない場合、ダメージ量判定部50は、前回に印刷ジョブを実行した後に、給紙カセット15bに用紙が補充されたか否かを判定する(ステップS17)。給紙カセット15bに用紙が補充されると、用紙の種類が変更されて、ダメージ量D2が変更される可能性がある。すなわち、ステップS17では、ダメージ量判定部50は、ダメージ量D2が変更された可能性があるか否かを判定している。用紙が補充されていない場合には、本処理はステップS18に進む。用紙が補充された場合には、本処理はステップS19に進む。
用紙が補充されていない場合、制御部30は、給紙カセット15bから用紙の搬送を開始する(ステップS18)。そして、この後、本処理は、ダメージ量の判定処理を経ることなくステップS25に進む。
用紙が補充された場合、制御部30は、給紙カセット15bから用紙の搬送を開始する(ステップS19)。次に、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブル及び白色度信号に基づいて、ISO白色度が75%以上であるか否かを判定する(ステップS20)。ISO白色度が75%より低い場合には、本処理はステップS21に進む。ISO白色度が75%以上である場合には、本処理はステップS22に進む。
ISO白色度が75%より低い場合、ダメージ量判定部50は、用紙がダメージ量の小さな再生紙であると判定する。そして、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブルに基づいて、表2の第2のテーブルのダメージ量D2を0.7に設定する(ステップS21)。この後、本処理はステップS25に進む。
ISO白色度が75%以上である場合、ダメージ量判定部50は、用紙が上質紙又は輸入紙であると判定する。そして、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブル及び紙粉量信号に基づいて、紙粉量が0.020g/枚以上であるか否かを判定する(ステップS22)。紙粉量が0.020g/枚以上である場合、本処理はステップS23に進む。紙粉量が0.020g/枚より少ない場合、本処理はステップS24に進む。
紙粉量が0.020g/枚以上である場合には、ダメージ量判定部50は、用紙がダメージ量の大きな輸入紙であると判定する。そして、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブルに基づいて、表2の第2のテーブルのダメージ量D2を1に設定する(ステップS23)。この後、本処理はステップS25に進む。
紙粉量が0.020g/枚より少ない場合には、ダメージ量判定部50は、用紙がダメージ量の小さな上質紙であると判定する。そして、ダメージ量判定部50は、表1の第1のテーブルに基づいて、表2の第2のテーブルのダメージ量D2を0.8に設定する(ステップS24)。この後、本処理はステップS25に進む。
前記ステップS25において、ダメージ量判定部50は、印刷枚数nを1つインクリメントする(ステップS25)。更に、寿命判定部52は、ライフ量Lからダメージ量D2を減算する(ステップS26)。この後、本処理はステップS27に進む。
前記ステップS27において、寿命判定部52は、ライフ量Lが0以下であるか否かを判定する(ステップS27)。ライフ量Lが0以下である場合には、本処理はステップS28に進む。ライフ量Lが0より大きい場合には、本処理はステップS5に戻る。この場合、ライフ量Lが0以下になるまでステップS5〜ステップS27の処理が繰り返される。
Lが0以下である場合には、寿命判定部52は、中間転写ベルト11の寿命が尽きたと判定し、その旨をタッチパネル34に表示させる(ステップS28)。この後、本処理は終了する。
(効果)
本実施形態に係るダメージ量判定装置によれば、用紙が画像形成装置1の中間転写ベルト11に与えるダメージ量を判定できる。より詳細には、ISO白色度が相対的に低い再生紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に小さい。また、ISO白色度が相対的に高い上質紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に小さい。また、ISO白色度が相対的に高い輸入紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に大きい。すなわち、ISO白色度が相対的に低い場合には、用紙が中間転写ベルト11に与えるダメージが相対的に小さい。一方、ISO白色度が相対的に高い場合には、用紙が中間転写ベルト11に与えるダメージが相対的に小さい場合もあれば大きい場合もある。したがって、ダメージ量判定装置は、用紙のISO白色度が相対的に低いことを判定すれば、用紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量が小さいことを判定できる。これにより、ダメージ量判定部50は、用紙の種類に応じたダメージ量を設定することが可能となる。
また、ダメージ量判定装置によれば、以下に説明する理由によっても、用紙が画像形成装置1の中間転写ベルト11に与えるダメージ量を判定できる。より詳細には、上質紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に小さく、輸入紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に大きい。ただし、上質紙及び輸入紙のISO白色度は共に相対的に高い。そこで、ダメージ量判定部50は、紙粉量信号に基づいて、印刷される用紙が上質紙又は輸入紙であるのかを判定する。これにより、ダメージ量判定部50は、用紙の種類に応じたダメージ量をより正確に設定することが可能となる。
また、ダメージ量判定装置によれば、中間転写ベルト11の寿命を正確に管理することができる。より詳細には、従来の画像形成装置は、用紙の印刷枚数によって消耗品の寿命を管理しており、印刷された用紙の種類を考慮して消耗品の寿命を管理していなかった。そのため、相対的にダメージ量の大きな用紙を基準として、消耗品の寿命が設定されていた。したがって、上質紙や再生紙のような相対的にダメージ量の小さな用紙が多く印刷された場合には、画像形成装置は、実際には消耗品の寿命が残っているにもかかわらず、該消耗品の寿命が尽きたと判定し、消耗品の交換を促してしまうおそれがあった。
一方、ダメージ量判定装置によれば、ダメージ量判定部50が用紙の種類に応じたダメージ量を設定する。そして、寿命判定部52は、用紙の印刷の度に、中間転写ベルト11のライフ量Lからダメージ量を減算している。これにより、寿命判定部52は、中間転写ベルト11のライフ量Lを正確に管理することが可能となる。その結果、ダメージ量判定装置によれば、実際には中間転写ベルト11の寿命が残っているにもかかわらず、中間転写ベルト11の寿命が尽きたと判定することが抑制される。よって、ダメージ量判定装置によれば、中間転写ベルト11の寿命を実質的に延ばすことが可能となる。
また、ダメージ量判定装置によれば、用紙が画像形成装置1の中間転写ベルト11に与えるダメージ量を短時間で判定できる。より詳細には、再生紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に小さく、輸入紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に大きい。そこで、ダメージ量判定部50は、白色度信号に基づいて、印刷される用紙が再生紙又は輸入紙であるのかを判定する。これにより、ダメージ量判定部50は、紙粉を堆積させる時間が不要となるので、用紙の種類に応じたダメージ量を短時間で設定することが可能となる。
また、ダメージ量判定装置によれば、無駄なダメージ量判定処理を行うことが抑制される。より詳細には、ダメージ量D1,D2が変化するのは、給紙カセット15a,15b内の用紙が補充された場合である。そこで、本実施形態では、ダメージ量判定部50は、給紙カセット15a,15bへの用紙の補充に応じて、ダメージ量の判定を行っている。すなわち、ダメージ量判定部50は、給紙カセット15a,15bへの用紙の補充が行われた場合にはダメージ量の判定を行い、給紙カセット15a,15bへの用紙の補充が行われない場合にはダメージ量の判定を行わない。これにより、無駄なダメージ量判定処理を行うことが抑制される。
(変形例)
以下に、変形例に係るダメージ量判定装置及びこれを備えた画像形成装置1について図面を参照しながら説明する。なお、変形例に係るダメージ量判定装置及び画像形成装置1の構成については、前記実施形態に係るダメージ量判定装置及び画像形成装置1と同じであるので、図1ないし図3及び図11を援用する。
変形例に係るダメージ量判定装置及び画像形成装置1と前記実施形態に係るダメージ量判定装置及び画像形成装置1との相違点は、紙粉量の判定処理の有無である。すなわち、変形例に係るダメージ量判定装置及び画像形成装置1は、ISO白色度にのみ基づいて、ダメージ量を判定している。よって、記憶部32は、表3に示す第3のテーブルを記憶している。第3のテーブルでは、用紙のISO白色度が所定値(75%)よりも低い場合には、中間転写ベルト11に対して用紙が与えるダメージ量が相対的に小さくなり、用紙のISO白色度が所定値(75%)以上である場合には、中間転写ベルト11に対して用紙が与えるダメージ量が相対的に大きくなっている。
次に、ダメージ量判定において画像形成装置1が行う動作について図面を参照しながら説明する。図13は、画像形成装置1の制御部30が実行するフローチャートを示した図である。図13において、図12と同じ処理については同じステップ番号が付されている。
図13のフローチャートは、ステップS12及びステップS14が存在しない点において図12のフローチャートと相違する。図13のフローチャートのその他のステップは、図12のフローチャートと同じであるので説明を省略する。
以上のように構成された変形例に係るダメージ量判定装置によれば、前記実施形態に係るダメージ量判定装置と同様に、用紙が画像形成装置1の中間転写ベルト11に与えるダメージ量を判定できる。
変形例に係るダメージ量判定装置によれば、前記実施形態に係るダメージ量判定装置と同様に、中間転写ベルト11の寿命を正確に管理することができる。より詳細には、ISO白色度が相対的に低い再生紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に小さい。また、ISO白色度が相対的に高い上質紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に小さい。また、ISO白色度が相対的に高い輸入紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量は相対的に大きい。すなわち、ISO白色度が相対的に低い場合には、用紙が中間転写ベルト11に与えるダメージが相対的に小さい。一方、ISO白色度が相対的に高い場合には、用紙が中間転写ベルト11に与えるダメージが相対的に小さい場合もあれば大きい場合もある。
そこで、ダメージ量判定装置は、ISO白色度が相対的に低い場合には、用紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量が相対的に小さく、ISO白色度が相対的に高い場合には、用紙が中間転写ベルト11に与えるダメージ量が相対的に大きいとみなしている。これにより、色度が高い上質紙に印刷された場合には、実際のダメージ量よりも大きなダメージ量がライフ量Lから減算される。ただし、ISO白色度が低い再生紙に印刷された場合には、実際のダメージ量がライフ量Lから減算され、ISO白色度が高い輸入紙に印刷された場合にも、実際のダメージ量がライフ量Lから減算される。すなわち、ISO白色度が低い用紙に印刷された場合には、正確なダメージ量がライフ量Lから減算される。一方、ISO白色度が高い用紙に印刷された場合には、正確なダメージ量又は正確なダメージ量以上のダメージ量がライフ量Lから減算される。したがって、従来の画像形成装置であれば、全ての用紙に対して一律に大きなダメージ量が設定されていたのに対して、変形例に係るダメージ量判定装置では、少なくとも一部の用紙について、正確な小さなダメージ量を設定できる。よって、ダメージ量判定装置によれば、従来の画像形成装置に比べて、中間転写ベルト11のライフ量Lを正確に管理することが可能となる。その結果、ダメージ量判定装置によれば、実際には中間転写ベルト11の寿命が残っているにもかかわらず、中間転写ベルト11の寿命が尽きたと判定することが抑制される。よって、ダメージ量判定装置によれば、中間転写ベルト11の寿命を実質的に延ばすことが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明に係るダメージ量判定装置は、前記実施形態及び変形例に係るダメージ量判定装置に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、ダメージ量判定装置において、白色度に関する情報は、ISO白色度であるとしたが、例えば、用紙の種類であってもよい。この場合、記憶部32が、用紙の種類とダメージ量との関係を記憶している。また、ユーザは、印刷ジョブの指示の際に、タッチパネル34を用いて、用紙の種類を入力する。ダメージ量判定部50は、ユーザの入力により取得した用紙の種類の情報と記憶部32が記憶している用紙の種類とダメージ量との関係とに基づいて、ダメージ量を判定する。
なお、ダメージ量判定装置において、ダメージ量判定部50は、白色度検知部36からISO白色度を取得しているが、タッチパネル34を介するユーザの入力に基づいてISO白色度を取得してもよい。
なお、ダメージ量判定装置において、消耗品は、中間転写ベルト11に限らず、用紙が接触する消耗品であればよい。用紙が接触する消耗品としては、例えば、定着部20が挙げられる。また、感光体から用紙にトナー画像が直接に転写されるタイプの画像形成装置では、消耗品は感光体であってもよい。
なお、ダメージ量判定装置では、表1に示すように、ISO白色度が2段階で判定され、紙粉量が2段階で判定されている。しかしながら、ISO白色度が3段階以上で判定され、紙粉量が3段階以上で判定されてもよい。表4は、ISO白色度が3段階で判定され、紙粉量が3段階で判定される場合の第1のテーブルである。
なお、ダメージ量判定装置は、用紙が搬送される度に紙粉量の判定を行っているが、所定枚数の用紙が搬送される度に紙粉量の判定を行うようにしてもよい。
なお、ダメージ量判定装置は、用紙が搬送される度にライフ量Lからダメージ量D1,D2を減算しているが、所定枚数の用紙が搬送される度にライフ量Lからまとめてダメージ量D1,D2を減算してもよい。
本発明に係るダメージ量判定装置、画像形成装置、ダメージ量判定プログラム及びダメージ量判定方法に関し、用紙が画像形成装置の所定の構成に与えるダメージ量を判定できる点において優れている。
1:画像形成装置
11:中間転写ベルト
15a,15b:給紙カセット
20:定着部
30:制御部
32:記憶部
34:タッチパネル
36:白色度検知部
38:紙粉量検知部
40:青色LED
42:基準白板
44:光電センサ
46:紙粉除去部材
47:紙粉回収室
48:紙粉検出センサ
50:ダメージ量判定部
52:寿命判定部

Claims (16)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成装置に用いられるダメージ量判定装置であって、
    印刷に用いられる前記用紙の白色度に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記白色度に関する情報に基づいて、前記画像形成装置の所定の構成を前記用紙が通過することによって該所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量を判定するダメージ量判定手段と、
    を備えていること、
    を特徴とするダメージ量判定装置。
  2. 前記白色度に関する情報は、前記用紙の前記白色度であり、
    前記ダメージ量判定手段は、前記用紙の前記白色度が所定値よりも低い場合には、前記所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量が相対的に少なく、前記用紙の前記白色度が所定値以上である場合には、前記所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量が相対的に大きいと判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載のダメージ量判定装置。
  3. 前記ダメージ量判定手段が判定した前記ダメージ量に基づいて、前記所定の構成の寿命を判定する寿命判定手段を、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  4. 前記寿命判定手段は、前記所定の構成が許容する前記ダメージ量の総和であるライフ量から前記用紙の印刷の度に前記ダメージ量を減算すること、
    を特徴とする請求項3に記載のダメージ量判定装置。
  5. 前記情報取得手段は、ユーザの入力に基づいて、前記白色度に関する情報を取得すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  6. 前記白色度に関する情報は、前記用紙の種類であり、
    前記ダメージ量判定装置は、
    前記用紙の種類と前記ダメージ量との関係を記憶する記憶手段を、
    更に備えており、
    前記ダメージ量判定手段は、前記用紙の種類と前記ダメージ量との関係を用いて前記ダメージ量を判定すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  7. 前記情報取得手段は、光学的手段によって前記白色度に関する情報を取得すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  8. 前記情報取得手段は、前記画像形成装置のタイミングローラに対して前記用紙の搬送方向の上流側に設けられ、該タイミングローラにおいて静止した前記用紙の前記白色度に関する情報を光学的手段によって取得すること、
    を特徴とする請求項7に記載のダメージ量判定装置。
  9. 前記白色度に関する情報は、前記用紙のISO白色度であること、
    を特徴とする請求項5、請求項7又は請求項8のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  10. 前記ダメージ量判定装置は、
    前記用紙が前記画像形成装置の所定の位置を通過する際に発生する紙粉量を検出する紙粉量検出手段を、
    更に備えており、
    前記ダメージ量判定手段は、前記白色度に関する情報及び紙粉量に基づいて、前記所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量を判定すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  11. 前記ダメージ量判定手段は、前記画像形成装置の複数の給紙カセット毎に前記ダメージ量を判定すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  12. 前記ダメージ量判定手段は、前記画像形成装置の給紙カセットへの前記用紙の補充に応じて、前記ダメージ量を判定すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  13. 前記所定の構成は、前記画像形成装置の中間転写ベルト、定着部、又は、前記用紙が接触する感光体であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のダメージ量判定装置。
  14. 請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の前記ダメージ量判定装置を備えること、
    を特徴とする画像形成装置。
  15. 用紙に画像を形成する画像形成装置に用いられるダメージ量判定装置において実行されるダメージ量判定プログラムであって、
    印刷に用いられる前記用紙の白色度に関する情報を取得するプログラムステップと、
    前記白色度に関する情報に基づいて、前記画像形成装置の所定の構成を前記用紙が通過する際に、該所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量を判定するプログラムステップと、
    を前記ダメージ量判定装置に実行させること、
    を特徴とするダメージ量判定プログラム。
  16. 用紙に画像を形成する画像形成装置において行われるダメージ量判定方法であって、
    印刷に用いられる前記用紙の白色度に関する情報を取得するステップと、
    前記白色度に関する情報に基づいて、前記画像形成装置の所定の構成を前記用紙が通過する際に、該所定の構成に対して該用紙が与えるダメージ量を判定するステップと、
    を備えていること、
    を特徴とするダメージ量判定方法。
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